人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点:


【見】 公安部 カガ

[顧問副顧問の顔ぶれは変わっていないこと、
 他にも、個性豊かな新入生の話などもその場でした。
 座って話せば良いものを、なんとなくタイミングを逸し
 そのまま立ち話のように身の回りの近況を交換する。

                  ……そうして]



[“報告”に、瞬いた。]

(@90) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

[単刀直入な言葉に、
 努めて平静を装おうとするも、ほんの僅か
 その場に走った緊張に気付かれただろうか。

 一呼吸、言葉の続きを待つ。
 その先の真意を確かめたなら
 気付かれないよう、小さく息を吐く。
 嘆息でも諦観でもなく、己にほんの僅か過ぎった
 情けない心の動きによるものだった。]


 ………本郷。


[己を見上げる彼女の瞳は、
 かつての印象よりもずっと柔らかい。
 名を呼ぶ以外の言葉を口に出来ないまま、
 引き込まれるように見詰めていた。
 取られる手も勿論厭いはしない、好きなようにさせて。]

(@91) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

 


 ――― … うん

        降参。

 

[一途で真っ直ぐな “正面突破” へ
    今度こそ本当に、白旗を上げた。]

(@92) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ



 いいよ。 もう、十分。

 ていうか……俺もこれ以上放っておけない。


 さっきだって、気付いたかも知れないが
 少しだけ、ほんのちょっとだが、動揺したんだ。
 大学に入ったら、そりゃなあ、とか。
 他の出会いも大事にしろなんて余裕ぶっこいて
 いい年して何なんだか。


 ……正直、結構自惚れてたくせにな。

 

(@93) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

 
 最初に本郷からここで告白受けてから
 一年、半……くらい経つんだったか。
 先生と生徒の枠は外れていたけれども
 その間、ゆっくり関わり続けてきてさ。
 本郷がどんどん大人に、綺麗になって行くのを見て来た。
 見た目の意味だけじゃないぜ。中身も全部。
 きっと、この先も、驚くほど変わって行くんだろう。


 ……見逃したくないと思ってしまうのは、
 ……逃したくないとも、思ってしまうのは。

    そういうことなんだろうな、って、思って。
    ……って、この言い方はズルいか。


[軽く呻いて、一瞬空を睨み。
 取られた手を、今度は己から包むよう握り返して。
 叶うなら少し、引き寄せよう]

(@94) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ



 俺で良ければ。
 ちゃんと、隣で名前、呼んで。


 ………俺も、好きだよ。



[今度こそ――
 正面から、彼女の想いを受け容れる心算で。*]

(@95) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃

【見】 公安部 カガ

―― いつか ――

[あれから。
 実家のある新潟の某都市に帰り、
 学習塾の講師として勤め始めていた。
 生きて還れるかも分からないからと
 殆どのものを手放してきてしまったから、
 実家の至近にマンションを借りた。

 両親や姉たちには、一緒に暮らせばと言われたが、
 姉夫婦が切り盛りしている家に
 いい年の弟が転がり込むのも気が引けたのだ。
 娘はお泊り感覚で己の家と実家とを行き来している。
 本人は実家のほうが自分の家という感覚だが
 それは仕方がないので、少しずつ同居に向けて
 環境を整えて行けたら良いと思って。]

(@96) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[四歳になった娘は、最近は星が気に入りらしい。
 天文部の元顧問だからといって
 知識を吹き込んだこともなければ
 プラネタリウムに連れて行ったこともなかったのだが。

 せがまれて誕生日に買ってやった
 点を結んで星を作る知育玩具で遊び、
 オリジナルの星座を作っては喜んで見せに来る。
 まだまだ簡単な字しか読めないのに、読めないなりに
 真剣な顔をして星座図鑑と向き合っていることもある。
 二、三年もすれば父よりもよほど詳しく
 星の知識を語るのではないだろうか。

 彼女は、膝の上で、今日も星を数えている。]

(@97) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[亡くなった人がお星さまになるのだと
 娘に語って教えたのは誰だろう。
 姉貴にしては古めかしい気がするから、父か母か。


 ――あのおほしさまは ひいおばあちゃん。
 ――あかいのは おとなりのおじちゃん。 
 
 ――ぱぱは あれ!


 そっかー、あれかぁ。と返しつつ、
 またさりげなく娘の手でパパが
 亡き者にされている気がするのは気のせいか。
 可愛いので気にしないことにしてはいるが。]

(@98) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

― X年後 ―

[私の母方の実家のある、星がとても綺麗な、田舎の村。
少し小高い丘の上にある展望台に、天体観測の道具を持って、足を運ぶ。

この場所に初めて2人で来たのは、
私達の地球に戻って最初の長期休み、冬休みの時だったかな。
その時は、真弓ちゃんが子供の頃に遊んでいた、
こちらの地球の駄菓子屋>>0:368にも行ってみたりして。

それから、何回もこの場所を訪れていたけれど。
今、夕陽に照らされて伸びる影は、4つ。

永と縁士君と一緒に、別の地球へ行った時、私はサポート役の姿だったけど。
今は天文部の顧問になった縁士君と、4人で、夜空を見上げる。]

(@99) doubt2 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[星々の泳ぐ海に探すのは、
 無論、亡くした者たちの顔だ。
 
 あの戦いで命を散らして逝った生徒達。
 一人一人の顔を思い浮かべては、宙を探る。
 
 分かっている。見つけることは出来ないと。
 彼らの魂は、きっと其々に
 そこと定めた場所に眠っているのだろうから。]

(@100) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ


 お、おねむだな? そろそろ寝るか。
 ってもう寝てんのか。はええな。
 風邪ひくぞ〜〜。
 

[子供は寝付くのが早すぎる。
 だっこで布団に運び、軽い掛布団をかけてやる。
 その間も、星々は何も知らぬ顔で瞬き続ける。]

(@101) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

[祈る。

 せめて何処に居ても同じ空の元に在るように。
 逝った者、生き延びた者。
 皆の魂が永劫安らかであるように。


 きっと、幾たび季節が巡っても
 己は、あの夏の夜を思い出すだろう。 **]
 

(@102) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 春の日:公園 ――

 〜〜〜… こっちの方が
 学生の頃に戻ったみたいな気にさせられてる。


[何だか表情が定まらない。
 余裕を持った大人の顔をして居られる筈が
 徐々にペースに飲まれているのを感じた。]


 たい、ど  って…… 
 言ったらキリがないような気がするんだが。


[引き寄せて、一歩近づかれて。
 至近にまで本郷を収めながら、見下ろす。
 叶うなら彼女の頭上に唇を落としつつ、
 彼女ののぞみを反芻した。]

(@103) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃

【見】 公安部 カガ


 ……そりゃ、願われるなら
 いくらでも叶えてやりたいけど、さ。

 何処までのこと言ってんの?
 先走ったら恥ずかしいから聞かせてよ。


[背を屈め、覗き込む。
 キスで良いならこの場所で、今すぐ。*]

(@104) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時頃

【見】 公安部 カガ


 いや、十代の頃みたいな
 余裕ない対応してる自覚があって。
 ……昔の話は、話すのは構わないけど
 聞いても面白いかな? 図書館篭りの陰キャだぞ。


[軽口の応酬は、落ち着かない心を
 落ち着かせるのに効果的だった。少し笑みが出る。]

 
 ……ん?


[触れるか触れないかのところに
 軽く唇を寄せただけなのに、目に見えて動揺する本郷。
 形勢逆転の兆しかと、口端を上げた。]

(@105) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ


 そりゃあ、あるよ?
 際限があるかっていわれたら、
 人によっちゃあどこまでも行けるだろうな。


[子供、とはもう思ってはいないけれど。
 先刻は予想外に動揺させられた意趣返しに
 予測を越えて純真だったらしい彼女を
 揶揄いたくなってしまったのだった。
 もし余計に困惑させたなら、すまん、と微笑む。]
 

 ……別に急ぐようなことはないから。
    ひとつひとつ覚えていって。


[キスを、と言われたのには
 短く諾を返すように、髪に指を差し入れた。]

(@106) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ



  うん。 
  顔、上げて―――…?


[数センチの所まで、確りと視線を絡ませる。
 それから、怖がらせないよう、ゆっくりと唇を重ねた。*]

(@107) azure_blue 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 七星拳 ナツミ

[あの戦いを仕組んだ存在とか、本当のところは、私にも分からないけど。]

[見上げる星空は、あの戦いの地球のものではないから、あの煌めきの中にみんなは居ないのだろうけど。
あの戦いの記憶は、色褪せる事無く、ずっと私の胸の内に在り続けるだろう。]

[子供達2人を間に挟み、
その後ろで、縁士君の手をそっと握ると、幸せそうに目を細めて笑んだ。**]

(@108) doubt2 2023/08/30(Wed) 23時半頃

【見】 公安部 カガ

―― 春の日:公園 ――


[彼女は学生だし、己は教師ではあるが、
 己の生徒ではなく、彼女の先生でもない。
 まだまだ職業柄が混ざりそうになってしまうけれど
 生徒と教師というその感覚も、
 ふたりでいるうちに消えて行くのだろう。]
 
 
 ……ふ   


[よろしく、が可愛くて。合間、少し息を零して。]

(@109) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃

【見】 公安部 カガ



 ん、こちらこそ。
 ………  おかわり。


[もう一度、と、離れてしまった唇を繋ぎ直した。
 先の未来への願いを重ねるように。**]

(@110) azure_blue 2023/08/31(Thu) 00時頃

【見】 七星拳 ナツミ

― 余談? ―

[頬をつんつん突かれて>>323目を覚ますと、寝ぼけ眼の目を擦りながら身体を起こす。
せっかく遊びに来たのに、また眠ってしまったみたいで、もう帰る時間になってしまっていた事が悲しくなったので、ぎゅうって抱き着いておいた。]

[外に出ると、夕闇の空に星が瞬き始めていて。
すっかり星に詳しくなった縁士君の話を聞きながら、コートのポケットの中で手を繋いで歩く。]

[駅前が近付いてくると、自然と足取りが遅くなって。
縁士君が立ち止まったので、振り向いたら、後ろ髪を撫でられて、引き寄せられて。
軽く唇が重ねられた。]

 ……私も、大好きだよ。

[赤い頬で、ふにゃっと笑んで。
頭を撫でて貰う手に、嬉しそうに目を細めて。
うん、また明日ね、って、駅に向かった。**]

(@111) doubt2 2023/08/31(Thu) 00時頃

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