人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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「もー、命くん凄く褒めてくれるよね。
 それなら命くんは星の神かな。
 命くんのおかげで私もキラキラできるの。
 命くんがいるから、元気でいられるの。」


確かに私の体は手拭いじゃ隠しきれない。
前面の大事なところは隠れてるけど、薄くて濡れてる手拭いじゃよく見ればツンと尖ったところとかも見えただろうし、昼間にプールで遊んだから薄っすらと日焼け痕も見えたかも。
胸の外側や腰のラインも仕方がないけど…。
元気になられると私も視線を泳がせる。
嬉しいけど恥ずかしい。頬を染めて、見ないことにしちゃった。
最近は命くんの体格がますます良くなって、ギリシャ彫刻みたいだなって思うことあるよ。
私には真似できないかっこよさ。


「ん…。」


洗い終わって隣に来てくれた命くんとキスをする。
ちゃぷりとお湯が揺れた音がして、私はそのまま入ろうとしたけど。


「えっ?あ、でも、ここは使用後にお湯を抜く仕様だし
 個人のところだからセーフ…じゃない?」


手拭いを入れちゃいけないのはそんな理由で大浴場だけでは?
なんて思ったけど、にっこり微笑まれながら断言されちゃうと…もう、断れないよね。
ううー、と小さくうめいてから目を逸らして、そっと手拭いを外しながら湯船に浸かる。
本当は隣に並んでまったりしたかったけどお膝においでされるから…大人しく、後ろから抱きしめられる体制を選んだ。
う、ちょっと浮力で胸が浮いてる。やっぱり大っきくなったかも…としみじみ。


「星綺麗だね…。今日本当楽しかった。
 一緒に来てくれてありがとう、命くん。
 これでまた頑張れるよ。」


まあ、本当はこの後にもショックなことは起きるのだけどね。
でもこの時は本当にそう思ってた。
また頑張ろう。病院でもみんな助け合ってる。
学校もそのうち再開するだろうし受験に向けてだって頑張らなくちゃ。


今日は、そのための先取りご褒美?
もしくは心のお疲れ様会。


「温泉もあったかいし、体もほぐれて
 もうサイコーだよね…。」


お湯の温かさで肌が桃色に染まっていく。
裸ではあるけれど、背中を向けているのもあって私はほんにゃり気が抜けて、命くんに背を委ねた。**


ーー君と繋がる/康生ーー

[もしも眼を閉じても、胸に触れたら人は感じるんだ。

鼓動を、脈動を。

血を全身に循環させる、身体のすべてに行き渡らせる心臓は生きる中心だ。

規則正しく刻むリズムは、人を生かす音だ。

聴かせる事で、聴く事で。
存在を知らしめる。

共に在る、見守っている、
独りの身体じゃない。

そして想いが集約する場でもある。好きな人に触れられたら、ドキドキしてーー速まる。

伝わる?


[君は独りじゃない。
そして僕も、独りじゃーーない。]


[彼は少しぽかんとしたような、記憶を探るような顔をしたんだ。

薄紅の花弁が咲いて。
僕は蝶が導かれるよう。
その蜜を求めた。

ーーもし、いつか何処かにあった可能性のように。

僕自身が寂しくて。
独りぼっちが嫌で求めたら、それは彼の今までの恋人と同じだったかも。

今の僕は、彼の寂しさや苦しさ、孤独を埋めようとした。

僕の唇で。]


[重なりあった運命は。
ゆっくりまた歯車となりーー
僕らの刻が動き出す。

ほんの刹那の触れ合いだったにも関わらず。
初めての、しかも恋しい彼との口づけに酔いしれて、僕は頬を熱くした。

そ、と離れ強めに掴んでしまった肩を離す。
瞳をゆらゆらとさせ。]

 ーーあのッ、これは。
 君が、辛そうでッ

 ……僕の大切な君が。
 それだけじゃ、ない。
 好き、だから。

 僕は君をーー好きなんだ。


[見開いた後に彼を捉える。心臓は早鐘みたい。汗もかいて、ただ、ただ彼を見つめ。

愛しさに溢れ。]

 聞いて、くれる?
 ーー僕の気持ちを。

[ザーン、と一際高く白波が砂を拐う。

僕は静かに話し出した。]

 ーー君が好きだ、コウ。

 入学当時君に出逢った瞬間、電撃に打たれたみたいになって。

 でも君は男だし、この気持ちは何?とパニックに陥った。

 一目惚れ。そう言ってしまえばそう。だけど、それは結局君の容姿が見目麗しく惹かれたに過ぎないよね。

 評価、に近いかな。


 君は綺麗だ、と。

 でも僕はーー同じクラス、部活になり。

 みんなに囲まれて朗らかに笑う君。
 教室の掃除だろうが体力的に苦手な運動だろうが精一杯楽しもうとする君。
 成績が良いだけでなく、物事の判断も速い君。
 困っているクラスメートがいたら手を差し伸べる面倒見がいい君。
 たまに大胆で羽目を外しおっちょこちょいな君。

 全てが輝いていた。
 君の内面から光が溢れていた。

 君は人を惹き付ける。
 魅力があり価値がある。

 ーー君は素敵。
 僕の心を引き寄せ、狂おしく締め付ける。


 君の傍にいるとドキドキする。
 嬉しくて愉しくて仕方ない。
 君に触れると身体が熱くなる。

 君を想うとーー想うだけで、胸がいっぱいになるんだ。

 これは恋だと想う。
 僕は君に、恋をしてるんだーー。


[最初の一滴は小さな。
でも、僕の心をじわじわと侵食して。

やがて自覚に至る。

本当に好きなら、その相手が男か女かなんて、相手が自分を好いてくれるかくれないかなんて、些細なんだよ。

ーーつまり。
僕は柊木康生に恋をしている。

『よく、恋は落ちるものっていうよね。
 いつの間にか好きになってるの。』

 彼と初めて会った瞬間から僕は目が離せなくなり、いつの間にか今までの、他の友達に感じる友情とは異なる好きの感情を持っていた。


『友情は信用と信頼で成り立つけど』

そう、友達としても僕は彼を好きだ。

『性的な欲求とも、違うと思う。』

彼に恋を自覚してから、キスしたいとか身体に触れたいという気持ちが、彼にだけ芽生えはした。

そういう欲求が先で、誰でも良ければ恋ではない。

『友情だったら"いいって事よ!"で済むのが
 恋愛だったら"もっとしてあげたい"と
 "察して欲しい""自分にも返して欲しい"になる?』

彼に僕の気持ちを察してほしいと思った。
彼が僕を恋愛的な意味で好きになり、気持ちを返してくれたらと願った。
勿論、彼が嫌がるなら話しは別だが。


『もっと笑顔が見たいとか、
 何かしてもらえると他の人より嬉しい』

勿論だ。笑顔が見たいし、彼に褒められたり触れられると誰より嬉しい。

『自分より優先したい相手なら』

言わずもがな。もし僕が死ねば世界と彼が生きるなら、僕は喜んで死ぬ。

『狂おしいほど相手が欲しい。奪いたいくらい。』

彼が珊瑚と幼馴染みで仲良しなのを付き合っていると誤解し、僕は明確に嫉妬した。

『隣にいるだけでドキドキするとか。
 ほんのちょっとしたことが嬉しい、とか。』

手の甲が触れるだけでドキドキした。
彼が僕の顔を見たいと言っただけで、嬉しかった。

ーー珊瑚に、僕はこう答えたんだ。]


[僕は恋をしている。
まるで坂道を転がるように、抗いようなく、恋に堕ちた。

たった一滴が花開く。
たった一滴を僕は、噛み締める。

珊瑚は言った。

『同性でも異性でも恋は恋、愛は愛。
 男同士だから嬉しく無いかもしれないと思うなら
 同じことを柊木くんに言われたりされたりしたら
 どう思うかな、って想像して見たら?』

 とても悲しい。そんなこと気にしないで欲しいと思う。
 気持ちが嬉しいから。]


[『柊木くんが男だから好きなんじゃ無いでしょう?』

 うん。彼だから、好きなだけ。

『愛も恋も自由だよ、きっとね。』

 ありがとう、珊瑚。
 
 想いを伝えた後息を吐く。

 何処までも澄んだ青空が僕らの頭上に広がっている。]*


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


――旅行の日――

あの日は一日中くっついていたからどこに行くでもあれは持ち運んでいた気がする。
それまでにもたくさんしていたから珊瑚が疲れ果てさせてしまったのでそれからは少し自重するようにしている。
確信犯と言えば確信犯だった。
トイレ以外片時も離すつもりがなかった。

 珊瑚を褒めるのは大和にとっては平常運転で、逆に褒められると慣れてないものだから、おうふ、って顔を赤くして目元を手で覆ってしまう]


  僕は珊瑚さんがいるから……。
  珊瑚さんの傍が居場所だって思えてるんだ。
  キラキラで元気でいてくれるなら嬉しいんだよ。


[星の神と夜の女神ならお似合いかなって頬を掻きながら苦笑い。
嬉しいけれど恥ずかしい、そんな気持ちを抱きつつも珊瑚の肌を見るのは別の意味で嬉しい。
お胸の尖ったところとか日焼け痕にはどうしても視線が向いてしまうからきっと永続的に魅了されているのだろう。
大和の元気なところを見て顔を逸らしてしまうのを見ると余計に元気になってしまう。
頬も染まってとても可愛い]


[もっと見たいからってお風呂ルールを急遽適用したらうめきながらも外してくれた。
後ろから抱きしめながらお空を見上げて、時折珊瑚の首筋や肩にキスをしていく]


  僕も楽しかった。ありがとう。
  初めての二人旅行だものね。
  でもね、無理しすぎないでね。
  頑張って倒れそうなときは僕が支えるから。


[こうやって、ってぎゅっと身体を抱きしめる。
襲撃は後何回続くのか、ずっと僕らの街なのかもわからないけれど――預けられた身体を自身の身体で支えて桜色に染まる肌にキスを落とし続けていく]


  ほわああってするし、珊瑚さんも可愛いし。
  たくさんのんびり過ごせていいよね。


[スキンシップを続けていき、湯に浮かぶおっぱいを水中から手のひらで持ち上げては重みを感じたりしているとお疲れ様会にはならないかもしれないけれど――おっぱいから手を離して珊瑚の手に触れると握る]


  今日はもうこのまま休む?
  それとも――。


[と耳元で囁いて、ぱくりと耳朶を唇で甘く食んだ*]


―― LINE:甘い味 ――


 『えへへ…お別れ会、ありがとうございます』
 『でも、学校もお店も皆さんも大変ですし、
  だからせめて天体観測会が
  上手くいったらな、て思ってます!』
 『たくさん盛り上げましょう〜!』
 『(ハチワレねこが拳を突き上げてるポーズ)』


[こちらが勝手に巻き込んだ企画ですが、
 ここはもう元気に協力を仰いでしまおう!と。]


 『えっ、お土産ですか…!?』
 『わ、わ、ありがとうございますっ!』
 『ちゃ、着払いでお願いします〜!』

 



[そんなやり取りを重ねつつ、最後は
 「では、天体観測会で!」なんて言葉で
 先輩とのLINEは終わりました。


 その後届いたのは…甘いあまいお菓子。
 手描きの街並みと魔女の女の子のキャラが
 可愛くて、包装ごとに少しずつ味が違っていて
 どれも美味しくって…。

 お母さんにも、…お兄ちゃんにも分けてあげて、
 家族みんなで美味しくいただきました!と
 うさぎのスタンプを付けながら
 後日先輩へとLINEでお礼を伝えました。

 ありがとうございます、乾先輩!
 先輩にも甘くて良い事が起こりますように。**]
 


メモを貼った。


メモを貼った。


─復興の兆し─

政府から、もうロボットによる襲撃の危険性はないと発表されて世間はまた騒がしくなった。
どうしてそれを政府が把握しているのか。
もしかしたら発表元は軍の関係だったかもしれないけど、それによって私たちの学校が関係しているかもしれないと言う噂は少しずつ消えていった。
完全には消えていない。けれど、少数派意見というヤツ。
そして日本の復興力は凄かった。
前にも震災後とか道路陥没後とかの動画を見たことがあったけど、街はどんどん綺麗になっていく。
マンションも病院も補修工事はするけれどなんとか持ち直して行けそうとのこと。
良かったね、と命くんと話しながら狸さんの前を通りつつお買い物をしていく。
学校も復活するらしいけど──そちらは後手になってしまっている。1番被害が大きいあたりだからかもしれないし、生活に絶対的に必要、では無いからかも。
今年度はオンライン講義がメインらしいけど、来年度は他の学校への転校も視野に入れられてるらしい。


「そう言えば、命くんはどうするの?
 学校とか…家、とか。」


だから、街を歩く中でそんな話題も自然と出た。
私はちょっと悩んでることがある。


「専門には行こうと思ってるんだけどね。
 わざわざこの街を離れて別の高校…もあれだから。
 今の学校に残るか、いっそ
 高卒認定試験でも受けてから専門かなって。
 高卒認定試験って中学から高1が範囲らしいし
 マークシートだから希望持てるなって!」


マークシートは勉強苦手な私にとって希望です!
答えが全くわからなくても何分の一かで正解できるんだから!
あと、16から受けられるらしいし出題範囲も狭いなんて嬉しい事ばっかり!
まあ、それに…。


「専門や大学に進学したら、
 絶対離れてる時間ができるのに
 学校に行って別のクラスだったらやだな。

 …なんて、ワガママすぎる?」**


─海辺にて 恵一と─

[俺にとって恋愛は、よくわからないもんってのが正直なとこだ。なんかうまく行かねーし、伝わんねーし、何かが違う。そんな感想を持ってた。他に楽しいこといっぱいあるから、別にそれをしなくてもいいよなって。 ……そう、思ってた。]

[けど、この時の俺は、どうしようもなく傷ついてたし、凹んでたし、参ってた。父さんも母さんも居てくれてるのに、迷惑掛けてばっかな気がしてて。そんなことないはずなのに、なんでか世界中に嫌われてるみたいな感覚があった。酷く独りぼっちのような気がしてて。俺が死んだらいいのかな、って。そんな気持ちもちょっとあったんだ。]

[でも、ケイから伝わって来る少し早い鼓動も、温もりも「そうじゃない」って言ってくれてるような気がした。それが俺の勘違いじゃないってことは、この後続く言葉で証明された。]

好き……? 俺のことを?

[辛かったのは、とっくに見抜かれてた。「聞いてくれる?」って言われたから頷いて、ケイの言葉を待った。 ……や、正確にはちょい違う。言葉を待ったわけじゃない。こんなこと言うと怒るかガッカリさせるかさせそうだけど、言葉は別に要らなかったんだ。]


[なんか俺の顔がいいらしいってのは、今まで告白して来た子達も言ってたし、そうなんだと思う。だから、ケイに言われても「男でもそう思うんだな」って感想だった。]

[俺が感じてたのは、もっと奥。ケイの────恵一の心臓だった。繋いで貰ってから、ずっと手を置いてた場所。そこが言葉の通りにドキドキして、体温を上げるのを感じてた。俺と居るから、俺を想ってるからそうなるんだって。当たり前だけど、女子の胸に手を置いた状態で告白を受けたことなんてないから、こういう体験は初めてだった。]

──……そっか。
ケイは俺に恋してて、俺が居ると嬉しいんだな?

[微笑んで、確かめるように手を少し動かす。ケイの胸元を撫でるような動作。言葉よりも明確な返事が返って来て、嬉しさが顔に出た。 ──ああ、俺はここに居ていいんだなって。久し振りにそう思えたって言うか、息を吹き返したみたいな気分だった。]

サンキュ、ケイ。すげー嬉しい。
俺も、ケイが居てくれて嬉しいんだ。
だから、えっと……どう言ったらいいんだろうな? これ。


[ケイがくれたのと同じものを返せるかはわかんなくて、返したい気持ちはあって。俺がケイをどう想ってるかなんて難しいこと、今考えたってよくわからない。俺が好きってのはわかったけど、だからケイはどうしたいのかってのも、よくわかんねーし。結論が出たところで、うまく説明できるかもわからない。]

[だから俺は、息を吐いた後のケイに顔を近付けて、同じように触れるだけのキスをした。同じくらいの刹那、重ねて離れて。]

…………説明、下手なんだよ。俺。

[知ってるだろ、ってはにかんだ。*]


メモを貼った。


─旅行の日─

ふふふ、照れてる命くんはレアだよね!
それが見られて私も嬉しい。私も恥ずかしくはなってるんだけど。


「うん、ありがとう…いつも支えてもらってるよ。
 本当に、ありがとう…。」


キスを落とされ、抱きしめられる。
それだけでとても心が落ち着くし、また一つ思い出が増えていくのを感じていた。
やっぱりこの体勢だと胸を触りやすいよね。ふよふよ、ふわふわ、むにむにと触られると時々甘い声が漏れちゃうけど、私はその手を跳ね除けたりしないんだ。
そうなることも込みでの一緒のお風呂だもの。
その手が離れて、私の手が握られる。
ちゅぷっ、と耳元に湿った感覚と音が伝わって、びくぅと肩を跳ねさせた。


「んんっ! ん、…休ま、ない…。」


握られた手を私も握り返す。
そして、多分お尻あたりにあるんだろう、命くんの元気になった部分にお尻を押し付けてゆるく上下に動いてみる。少しお尻に力を入れて、谷間に挟み込む感じ?


「い、いつも、私ばっかり気持ちよくなってるから
 きょ、今日は、私が気持ちよくして…あげたいな?
 ほ、ほら、私いつもしてもらってばっかりで
 だからそのぅ、…今日くらい、ね?」


とは言っても大事なアレはお風呂場に持ち込んでない。
肩越しに振り返りながら、上下に動けばちゃぷちゃぷ湯船に波が立つ。
とは言ってもやり方をそんなに知ってるわけじゃ無いから、聞きかじりの知識でやるしか無いんだけど…。


「だから、どんなふうにしてほしいか
 私に…教えてほしいな?」**


メモを貼った。


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