14 冷たい校舎村10
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[ それが思考を殊更ややこしくしている。]
(48) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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── 現在 ──
[ そのときわたしは教室にいた。
みんなが籠城の準備をしていたころ、 だらりと教卓に上体を投げ出して、 ぐるぐると思考を巡らせていたわけだ。
教室に残っている人がいたなら? わたしの問答に付き合ってもらおうか。
けれど、じきにそうしていられなくなる。 轟いた音>>#3に目を覚ますみたいに、 わたしは体を起こし、教室の外へと出る。]
(49) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ ──ひとつめ。 途中でかわいらしい卵をひとつ拾った。 それはどうやら言葉を発している。>>3 何も小難しい話をしているわけではない。 助けを求めているようにも思える。
わたしはまじまじと見つめたあと、 それをブレザーのポケットに忍ばせる。]
(50) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ けれど、それはどうやら、 先ほどの咆哮じみた声ではない。
さらに歩き出そうとしたわたしの耳に、 重量のあるものが打ち付けられる音が響く。>>16 人の声も。わたしは迷いなくそちらへ向かう。
それで、ふたつめ。 床に座り込んでいるなっちんと、>>37 それに駆け寄るヘータローがいる。>>16
その向こう側にあるのが、 わたしの見つけたふたつめの異変。]
(51) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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──虎次郎?
[ 漏れ聞こえた名を、わたしも呼ぶ。>>36
腰は抜かさなかった。 赤く濡れた床を踏みつけ、 その真ん中にいるなにかに、 躊躇なく歩み寄っていく。
すぐ近くに膝をつき、 それ≠フ様子をよくよく見ようと。**]
(52) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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— 回想:何もなくなった日 —
[白紙になってしまったユイの誕生日に、 食べる者のいないチョコレートケーキが届けられる。
ケーキに罪は無いのだ。誰かに食べて貰うのがいい。 俺自身も、一人でいると心がどうにかなってしまいそうだったから、 男子だけでバカ騒ぎするのは望むところだった。
ありがたいことに、虎次郎と、 >>1:229雄火と、>>1:407春満を含め他男子の一団体が来てくれて、 広々とした我が家はそいつらを全員すっぽり収納した。]
(53) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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雄火、そういやバスケなかったのか。 勢いで声かけたけど、良かったのか? バスケの天才だから練習しなくても余裕? なんつって。来てくれて嬉しいわ。マジで。
[>>1:229俺の中でヤケになっていたので、部活の予定は知る由もなく。 それでも雄火がたまたま空いていたというなら、それは幸運だっただろう。 彼がいれば賑やかさも増すのでとてもありがたかった。]
(54) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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―― 天地がひっくり返った日 ――
[ 文化祭が終わって、あたしは覚悟を決めた。 長いこと両親の優しさに甘えて、 目をそらし続けていたことに、向き合わなきゃと思った。 両親の前に座って、あたしは、 ひめちゃんのご家族に会いたいって言った ]
(55) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ だって、あんまりでしょ。 あたしが罪悪感に押しつぶされないように、 ひめちゃんのあとを追いかけたりしないように、 あたしはひめちゃんのご家族と、 一切接触しないようにされてたんだ。 あたしを守るためだったってわかる。 でも、ひめちゃんのご家族は? 娘の死の原因になった人間が、 謝りもせずにのうのうと生きてるんだよ? そんなの、許されるわけがない ]
(56) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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家がでかいだけが取り柄だからな〜 いや、これ嫌味か? なはは。
[>>1:407春満のリアクションに気が強くなって過剰に返したり、 気の置けない男子同士の距離感というのもあったけど、 その日の俺は嫌なことを忘れるように高いテンションを維持していた。
持ち寄って大画面のテレビに繋ぎ、大迫力のゲームで遊んでもらい、 満足してもらえば下世話なトークに花を咲かせ、 虎次郎がジュースをこぼしてはそれの後始末に追われ、 けっこうなバカ騒ぎになったと思うけど、それを望んでいたので良かった。]
(57) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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あたしも、もう19だよ。大丈夫。 ちゃんと、自分のやっちゃったことに、 もう責任を持たなきゃいけないと思う。
[ いくらあたしがそう言っても、 両親はなかなか頷いてくれなかった。 あたし、信用ないなあ。 それだけのことしちゃったってことだよなあ。 だけど、あたしも諦めなかった。 長期戦は覚悟の上だ ]
(58) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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いいよ、食っちゃって。 今日中に食わないとダメになるんだ、それ。
[>>408春満が食べるのに抵抗を見せたケーキを、 むしろ食えと煽るように後押しする。
美女の誕生日祝いになり損ねた哀れなケーキ。 それがここにある理由なんて、俺からは絶対に正直に説明しない。
チョコレートの薔薇がフォークで砕けていく音を聞いて、 少しだけ心地よく思った。]
(59) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ 連絡先を知らないって両親は言った。 そういう約束だって。 あの事件の後、あたしたち家族も、 ひめちゃんのご家族も、 お互い行き先は知らせずに遠方に引っ越す。 そういう約束になったんだって。 そう言われても、あたしは諦めなかった。 昔住んでた住所に行って、 いじめっ子たち全員を当たれば、 なにか、情報のひとかけらくらいあるかもしれない ]
(60) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ あたしがそう言うと、両親はうなだれた。 諦めたように顔を見合わせる。 そして、ようやく話してくれた ]
(61) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ あたしは何も知らなかった。 あたしの知らなかったこと、全部 ]
(62) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ [ あたしへのいじめの首謀者は、ひめちゃんだった ]
(63) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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いやー、ほんと今日はありがとう。 退屈だったからさ、楽しかった。 お前らが誰も来てくれなきゃ、俺、 今頃世界滅ぼしてたかもしれない。
[宴もたけなわ、遊び尽くした最後に、 ふとそんなことを口走ってしまったけれど、 ただの冗談に聞こえてくれたらいい。 ってか、冗談に決まってんだろ。
何もなくなった日を埋めてくれる奴らがいる。 やっぱ、恵まれてるんだよな、俺は。]
(64) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ いじめっ子たちは、ひめちゃんに脅されてたんだって。 あたしをいじめないと酷い目に遭わせるって。 実際、飼ってたペットを傷つけられた子もいたらしい。 そうやって、陰でいじめを主導して、 あたしをひめちゃんに依存させてたんだって。 そうやって、あたしのことを独占したかったんだって ]
(65) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ 全部、ひめちゃんの遺書に書いてあったらしい。 生き残ったあたしのことを、 ひめちゃんのご家族が責めないように。 あたしに後追い自殺をされたら困るから。
そう、あたしが死ねなかったのも、 ひめちゃんが仕組んだことだったんだって。 ひめちゃんが用意した2本のひも。 あたしが使う方には、切れ込みが入れてあったんだって。 あたしの体重を支え切れないように。
一緒に死ぬのも素敵だと思ったけど、 ひとり生き残ったあたしが ずうっとひめちゃんを想い続けて生きる。 そっちの方がもっと素敵だと思ったんだって。 そう、遺書に、書いてあったんだって ]
(66) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ ひめちゃんは、異常だった。 その異常性に気づけなくて申し訳なかった。 ひめちゃんのご家族はそう言って、 今後は一切連絡を取らないことを、 あたしの家族と約束したんだって ]
(67) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ なに、それ。 なんだ、それ。 ひめちゃんはあたしのたった一人の親友で、 あたしは、そんな親友を死なせてしまって、 あたしは、ひめちゃんの分まで生きなきゃいけなくて、 ……ずっとそう、自分に言い聞かせて生きてきたのに。
あたしをいじめてたのは、ひめちゃんだった? ひめちゃんは最初から、一人で死ぬつもりだった? あたしに罪悪感を抱かせて、ひめちゃんに縛り付けてた?
あたしの、生きる指針?土台みたいなもの? それが、根底からひっくり返ったみたいだった。 何を信じればいいのかわからない。 何も信じられない ]
(68) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ ねえ、あたしは何を信じればいいのかな? ]**
(69) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[間違いなく恵まれている人間が、 この手から逃してしまった唯一の感情のことを、忘れることができない。
雑に言えば、「フラれました」という話。 こんな情けない話、正直に話せれば笑い話にはなっただろうか。]
(70) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[やだよ。情けなさすぎて死にたい。**]
(71) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/09(Tue) 02時頃
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[ 屋上に憧れていた。 しかし私の身体では一人では辿り着けないし。 誰かの手を借りるわけにもいかない。
そうして私がいなくなった後。 その誰かに、迷惑がかかるから。 ]
(72) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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[ だから憧れは憧れのまま。
もしもの想像の海に、思考だけを漂わせ。
このまま何事もなく、卒業を迎えるはずだった。 ]
(73) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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莉希か。
[ 一言、名を呼んで。 車椅子を彼女の方向に走らせた。
皆無事か。大事はないか。 状況に変化はあっただろうか。 自分がチョコバナナを食べたことは、 少々恥ずかしいので黙秘権。 口の端にチョコでもついていない限りは、 露見しないはず。 真梛の疑問の数々に、 莉希は過不足なく答えてくれて。>>20 ]
(74) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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なるほど。 誰かの頭の中に閉じ込められるのは 初めての経験だ。
[ 真梛からは生まれない発想に。 思わずおおっと両目を瞬かせた。 ならばここはその誰かの精神世界なのか。
周囲を見渡す。文化祭。 学生なら思い出深いだろう光景に。 特定の意思を見出すことはできなくて。
そんな状況が変わったのは、 時間外のチャイムが響いてから。 ]
(75) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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そうだな。 これを現実だと言う方が、非現実だ。
[ 瞬く時間すら与えなかったはずなのに。
音の流れと共に、周囲に訪れた変化に対し、 驚きを伴った息を吐いて。 腕を伸ばし、装飾された卵をひとつ手に取る。
可愛らしい。 何か喋っている。 君は何を言っているんだ? 教えて欲しい。
そして、もう一つ。 ]
(76) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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莉希。 君があの日提案してくれたバリアフリーは。
流石にあの規模のものではなかっただろう?
[ 卵を手にしたまま顔を上げ、視線で指し示す。
本来階段があるはずの踊り場には、 学校には不釣り合いの まるでデパートのような立派な箱が鎮座していた。 ]
(77) 2021/11/09(Tue) 07時頃
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