人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 夜笑国 メイ


  ん。

[わたしより低いところにある頭。
 タオルじゃなくて、わたしの手のひらを押し当てる。
 鳩羽くんが嫌がらない限り、
 わたしは鳩羽くんの頭をこれでもかと撫でた。

 タオルと袖でクッションは豊富だったから、
 やや強めでも痛みはなかったと信じたい。]

  頭冷たくなって来ちゃった。
  わたし、そろそろ行くね。

  ……鳩羽くんは、どうする?

[タオルの向こうを覗き込むようなことはせず、
 わたしは声だけで鳩羽くんに尋ねた。
 鳩羽くんはどう答えただろう。
 どの答えでも、わたしは向井くんの側を離れるつもり。]*

(146) 2021/06/12(Sat) 16時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 涙の落ちる廊下で —

[わたしと鳩羽くんの時間はいつもちょっぴり賑やかで、
 けれど今日のわたしたちはちょっぴり静かだ。

 途中会話が途切れたとしても、もう気まずく思わない。
 あの朝>>0:665とは全然違うってわたしは笑った。
 つい昨日のことなのに、ずっと遠くに来たみたい。]

(153) 2021/06/12(Sat) 18時頃

【人】 夜笑国 メイ

[向井くんの話をして、いなくなることを想像して。
 わたしが立ち上がっても鳩羽くん>>149は動かない。
 力いっぱい撫でたってされるがまま、なのかな。

 昨日はぐしゃぐしゃに撫でられた>>3:132
 わたしの言葉に意味があったみたいで、嬉しかったの。
 今日はぐしゃぐしゃに撫でてやった。
 嬉しかったこと、お返し。]

  うん、分かった。
  身体冷やさないようにね。風邪引いちゃう。

[鳩羽くんはまだ残るみたい。わたしは止めなかった。
 コート借りちゃったからひとつだけ注意をして、
 おあいこに満足したわたしはその場を離れようとした。]

(159) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  なぁに。

[鳩羽くん>>150に呼び止められて、わたしは振り返った。
 鳩羽くんの頭からタオルがなくなって、
 泣いてる顔、見えちゃった。

 でもわたしは目を逸らすことなく、
 鳩羽くんがいつもみたいに深呼吸するのを見ている。
 一回、二回。癖なのかな。落ち着くのかも。
 待つ間、向井くんみたいだなぁってわたしは思った。]

  ……。

[鳩羽くん>>151が笑ったからわたしはちょっぴり驚いて、
 さっきまでの笑顔が一瞬なくなっちゃう。
 細めがちな目を開いて、瞬きをひとつ、ふたつ。]

(163) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  うん。

[わたしはわたしがやりたいことやっただけだから、
 お礼にどう返していいのか分からなくて、
 明日の約束だけに返事をした。

 鳩羽くんの足元を見る。
 廊下は寒いから移動した方がいいかなとか考えたけど、
 今はもう少し、鳩羽くんの側にいてあげてね。
 タオルはたっぷりあるし、
 鳩羽くんが毛布も持って来てくれたみたいだから。

 わたしは心の中で向井くんにお願いした。]

(164) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[歩き出す前にタオルの端と端をどうにか引っ張って、
 わたしも顔を隠すタオルを取り払う。
 お互いを覆いがなくなって、鳩羽くんがよく見えた。]

  泣いてる顔も、悪くなかったよ。

[やっぱりわたし、寄り添うの得意じゃない。

 鳩羽くんが悩んでること、何も力になれてないし、
 笑わないと落ち着かないって言ってた人に
 伝えることじゃないかも。

 でも、わたしがそう思ったから。
 善悪じゃない「悪くない」をわたしは鳩羽くんに贈る。]

(165) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  これ、ちょっとだけ借りるね。
  ありがとう。すごくあったかい。

[驚きに外れた笑顔も戻して、これって袖を振って見せて。
 今度こそわたしは歩き出す。]

  また明日。

[この笑顔は嘘じゃないよ。
 だってわたしは、鳩羽くんと会える明日を信じてる。
 信じたいと、心から思っている。]*

(166) 2021/06/12(Sat) 18時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/12(Sat) 18時半頃


 ── 現在・病院 ──


  ……ただいま。
  いろいろ……うん、いろいろ。
  外の空気、やっと吸えたな。


[ 最後の一文に関しては「よかったね」って、
 そういうニュアンスだったんだけれど、
 隣の九重にはなんのこっちゃわからないだろう。
 まあいい。九重もそんなことは言わない。

 そこまで口数の多いタイプではないし、
 口を開けばよくわからないオカルト話の、
 ちょっと不思議な女子……と思ってたけど、
 精神世界について教えてくれたのも、
 さっきのメールも、意外と面倒見いいんだなって、
 慎一は静かに印象をアップデートしたところ。]
 




  ……九重も、番代も、
  すごいことなってたから、焦った。


[ いろいろの断片を持ち出しながら、
 慎一はあの校舎でのことを振り返る。

 どちらも先に見つけた誰かが、
 親切に張り紙をしてくれていたから、
 「焦った」くらいで済んだ。感謝してる。

 それで……世界の持ち主についての件、
 「わかんなかった」って番代は言う。]
 




  ……うん。
  でも、誰かに、
  気づいてほしかったのかなって。
  あの、いろいろさ。


[ 校舎に散らばったカッターナイフ。
 誰かにとってはため息さえも、
 手がかりになっていたとは知らないけど。

 さすがに、後になって結び付けた点と点を、
 勝手に人前で繋げてみせることはしないが、

 でも、そういうことだったのかもしれない。
 あの校舎が純粋に文化祭じゃなかった意味。]
 




  で、問2。
  それが誰かを答えなさい。って?

  そんな問題が出たら、俺、
  白紙で出して落ちたんだろうなあ。

  ……誰か合格してくれればいいんだけど。


[ 番代から出てきたたとえ話。

 慎一は現代文も苦手だし、
 200文字書いてる間に気が滅入る。

 冗談めいた形で語ってみたって、
 目の前の現実は何ひとつ変わらない。]
 



[ 夜のお菓子パーティー。女の子の秘密。
 あの状況下で開かれていたと知ったら、
 女子って強いなあって思っただろうが、
 男の子の慎一がそれを知ることはない。

 とにかく、慎一はもう現実にいて、
 いつもどおりではない悲しい出来事が、
 動くこともなく目の前に横たわっている。

 だから、ベンチには腰掛けないままも、
 その隣に立ってぼんやりと、
 上着のファスナーを指先でなぞってた。*]
 


メモを貼った。


【人】 夜笑国 メイ

— 校舎内 —

[炭蔵くん>>181が出てくるより先に離れたわたしは、
 サイズの合わないダッフルコート姿で廊下を歩く。
 やっぱり顔よく見えなかったな>>176、なんて
 思いながら、歩いても歩いても途切れない写真を眺めた。

 屋台やメニューの写真から
 客引きたちのスイーツモチーフの衣装。
 変顔している男子たちや、調理の様子も写ってたかな。
 集合写真は打ち上げの時>>0:353
 屋台の前でも結構な人数が集まっていたみたい。

 こうして並べてみると、わたしもだけど
 乃絵ちゃんや炭蔵くん>>178の写真も
 少ないんだなって気づけた。

 当日参加ハプニングでほとんど参加できなかった
 樫樹くんもその関係で多くないけど、
 乃絵ちゃんと一緒の写真>>2:541は見つけられたかな。]

(191) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  並べてみない分からないこともあるんだなぁ……。

[広報アカウントやグループチャット>>1:168に掲載された
 写真は全部見ていたと思ったんだけどな。
 わたしは本当にただ、
 既読を1増やしただけだったのかもしれない。]

(192) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[分からないことばかりのわたしの歩みに迷いはない。
 奥の階段を上がって踊り場を三回通る。]

  ……。

[ひとみちゃんが追いかけてきてくれた時は
 わたし、手ぶらで何も持ってなかったから、
 扉に縋りつくのが精一杯だった。

 でも今のわたしには大切な薄青色のぼたんも
 たった1枚残された10円玉もある。
 わたしは長い袖から手を出して、ある鍵を持ち上げた。]

  ……失礼します。

[柊くんと以前探索した時>>2:37に見つけたもの。
 頭上には、『音楽室』の文字が掲げられている。]*

(193) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

— 音楽室 —

[ここを訪れるのは授業と月曜の放課後だけ。
 夜の音楽室はまた違った雰囲気があった。
 曜日はどうだっただろう。
 日付が昨日と同じ以上、何の意味も持たないけれど。]

  ……。

[部屋の電気をつけると、外がより一層暗く見えた。
 わたしは扉を閉めて、グランドピアノの椅子を引く。
 悲鳴のような音の後、間に身体を滑り込ませた。
 ダッフルコートは椅子の背に。
 脱いだ途端冷気が肌を撫でて、わたしは身を震わせた。]

(197) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ


  ずっと、
  もう弾かない方がいいって分かってるのにね。

[黒い蓋を持ち上げて、深紅の布を畳んでどかす。
 椅子に浅く腰掛けてから、凍える手を擦り合わせた。

 わたしの爪はいつまで経っても短くて、
 あぁ、そういえば、向井くんの爪も短かったな、なんて。
 首についた傷が浅かったのはきっとそのせいだろう。
 わたしたちの手は、
 噛むようにも傷つけるようにもできていない。]

(198) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[指を一本立てて鍵盤に落とすと、聞き慣れた音がした。
 それを何度か繰り返す。ぽん、ぽん、ぽーん。
 押し続けた分だけ音が伸び、弦の余韻が空気を震わせる。
 わたしは恍惚に似た吐息をこぼした。]

  ——。

[そこからはもう、わたしの声はいらない。
 奏でるのは、習いたての子どもが引くような曲。
 左手が決まったテンポの和音で右手がメロディー。
 放課後に弾いていたものよりずっと簡単だ。

 すぐに終わるもの、途中までしか思い出せないもの。
 わたしの音楽は拙く、慌ただしく、
 曲の途中で終わっては次々と表情を変えた。]

(199) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ


[それから暫くの間、音楽室に近い場所では
 微かなピアノの音が聞こえたかもしれない。]*
 

(200) 2021/06/12(Sat) 20時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/12(Sat) 21時頃


[すごいことなってたという報告に、
あはは、と苦々しく笑って見せようとしたけど、
上手くできたかはわからない。

利美ちゃんがすごいことになっていたのは直視したから、
残された私のマネキンも、言葉の通りすごいことになってたのだろう。]



 そうだね。
 ヒントは出してくれていたから、
 私たち、答えなきゃいけなかったのかなって。

 答えられなかったから落第して、
 現実に帰された、とか。

[あのカッターナイフの大盛りだったり、
遺書のメールだったり、それらはヒントと言えばヒントだった。
そこから答えに辿り着こうとする心の余裕すら無かったから、
おそらくそれがダメだったのかもしれない。

答案用紙を白紙で戻した罰として、
私たちは校舎の出来事のその先を見ることを叶わず、
追い出されてしまったのかもしれない、なんて想像をする。]



 そうだなあ。
 炭蔵くんなら合格してくれるかな。

[誰か合格してくれる人がいるとしたら、
乃絵ちゃんを除けば炭蔵くんがそのイメージに相応しいだろうか。
私は委員長の内面に触れるような話をすることは無かったので、
彼の印象は今でも変わらず、クラスの支持を一身に受ける無敵の委員長だ。

……それと、これは言わないけど、
私があの世界でお守りのボタンを託した芽衣ちゃんも。
彼女は、私がずっと抱えていた話を聞いてくれた時のように、
もしかしたら、と心の隅で願っている。]


[夜のお菓子パーティーは女の子たちだけの秘密です。
男子には教えてあげません。
それに、もし乃絵ちゃんが戻ってこなかったら、
楽しい話では無くなってしまうのだし。]

 あ、それズルい。
 私も欲しい。

[向井くんがファスナーをいじっている。
あの校舎の中でも、昇降口が開かなかったあの時、
彼はクレセント錠をいじっていたっけ。

あの時は言葉にしなかったけど、
今は外の空気を吸えて肩の力が落ちていたせいか、咄嗟に口に出した。
私のコートに付いているのはファスナーではなく、
黒くて平べったいボタンだったので、しっくり来ないけど、それを指先で掴んでみた。*]


 ── 現在・病院 ──


  ……あ、でも、
  本当にすごいことになってそうなとこは、
  俺、見てねえから! 布団被ってたし!


[ 少なくともあっけらかんとした感じじゃなかった。
 そのときの番代の笑い方の話。

 それをどう取ればいいのか。
 慎一がとっさにしたのはそんな弁明。

 ほら、おなかの部分とかね。
 被せられていたのが布団というのもあって、
 慎一がめくるのってどうなんだろって思ってさ。]
 



[ 不要かもしれない弁解をしながら、
 あのときのことを思い出して、ひとつ気づく。]


  ……そういえば、あれ。
  黒沢の字だったなあ、張り紙してあったの。

  キツかったはずなのにな。
  こんなことになっちゃうくらい。
  限界だったとか書いてたくせに。


[ そんなときに気を回さなくてもいいのに。
 残されてた張り紙を思い出して、
 「えらいなあ」より先にそう思ってた。]
 



[ 落第生ばかり肩を並べて、
 おしゃべりしながら試験官の帰りを待つ。]


  ……うん、ヒントか。
  答えがわからなかった、というより、
  見ないフリしてた気がする、俺。


[ ぽつぽつとそんな言葉をこぼす。
 落第生同士なんだから、
 少しだけ反省点を述べさせてほしい。

 慎一や番代に答えられなかった答え。
 それに誰かがたどり着いてくれることを祈って。]
 




  ユーガか。確かに。


[ 誰か、と言ったって、
 あの場所には顔も名前も知っている、
 クラスの友人らしかいないのだから、
 名前を挙げてみることだってできる。

 真っ先に、当たり前に炭蔵の名前が出て、
 なぜか慎一は少しばかりうれしい。
 やっぱり隠し事が上手だなあ。
 くやしさは特にない。でも、どうだろう。

 ふと、慎一は一歩二歩とベンチから離れて、
 番代のほうを見ながら大きく手を広げてみる。]
 




  ……案外近いなあ。


[ その手の届く範囲の話。

 両腕を広げた長さは身長と近いと聞いたから、
 たぶん、これより5cmくらい狭い範囲。

 黒沢がその中にいてくれればいいけど、
 でも、もしも今、あのなめらかな両腕が、
 炭蔵自身をぎゅっとするので忙しくても、
 慎一は失望なんかしないんだけど……、
 はて、あのかんぺき人間はわかってるかな。

 それとも、そんなことになったら、
 自分で自分を許せなくなっちゃうんだろうか。]
 



[ 何事もなかったかのように元の位置に戻り、
 慎一はほかの名前を挙げてみたりもする。]


  レンがさ、すげえ考えてた。
  何をしてほしいんだろう、
  なんなら教えてほしい、って。

  ……今思うと、アイツ、
  自分が張本人の気、全然なかったな。


[ 伝えれば、きっと助けになってくれる。
 寄り添ってくれる。力を貸してくれる。

 鳩羽だけじゃなくて、あの場にいたみんな。
 それ以上アレコレ名を挙げることはないけど。]
 


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