人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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視点:


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 先輩たちへの個別メッセージ ――

[  俺が現実世界に戻るまで、
  たぶんあともう少しなのかな、という時間。

  結局お話しできなかった先輩たちには、
  個別でメッセージを送ろうかなと、
  俺はスマホに手を伸ばす。 ]

(220) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  まずは、田端先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  俺の我儘から始まったのに、
  いつもお米パーティを開いてくれて嬉しかったです。

  でも、お米に飽きたなら、>>2:122
  今度はサンドイッチパーティを開くのも
  いいかもしれませんね。
  色々な具材を詰めてホットサンドにするのも
  楽しいかもしれません。

  いつか開催できたらなと楽しみです。』 ]

(221) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  続いて、回谷先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  いつか、家事は適度に手を抜くべし!と
  話したことが懐かしく思います。

  俺は赤の女王仮説を勝手に改変して、
  人間は現状を維持するために、
  全力で走ってるんだって思ってて。

  だから、たまにサボろうが挫折しようが>>0:153
  生きているだけで全力で走ってて偉い!って
  たまに自分を褒めているんですよ。

  先輩の一人暮らしの様子がその後どうなったかは
  聞きそびれてましたが、先輩もたまには
  自分のこと褒めているなら嬉しいなと思います。』 ]

(222) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  最後に、大藤先輩に個別メッセージを。

  『この世界でお話しできる時間は
  もう少ないかもしれないので、
  個別でメッセージを送ります。

  いつか大学食堂で先輩と一緒に食べた日のことを
  思い出します。

  先輩がくれた、体力が尽きる前に休むように
  という言葉を肝に銘じて
  これから過ごしていこうと思います。

  あと、俺は誰が亡くなっていても嫌です。>>2:268>>2:298
  嫌だから、結果が分かったら、
  たとえ誰が亡くなっていたとしても、
  ちゃんと悲しもうって思います。』 ]

(223) 2023/08/01(Tue) 22時頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 さてと、こんなものかな。

[  と言いつつ、俺はLINEの画面を閉じて、
  俺は館内をゆっくりと歩き回ることにする。 ]**

(224) 2023/08/01(Tue) 22時頃

複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 22時頃


――病室207号室――

[夢見が浅く、あちらの世界から
拒絶されているかのようだ。

幾つかの場所を、場面を、人を、
垣間見ることはできるのにはっきりと、
これは"オレの夢"ではないと感じる。

だからもう、あの冷蔵庫から
ご馳走を取り出すことも、
誰かに話しかけることも、
オレと認識して貰うこともできない。]

…………駄目やな。

[無理矢理寝ようとしても、
睡魔すら訪れなくなってしまった。
仕方無しにベッドから起き上がり、
ナースコールのボタンを押す。]


[すぐに回診の医者がやって来て、
点滴の針からは解放して貰えた。
もとより、軽い貧血と脱水症状で
栄養を送っていただけらしい。]

こんなんでも、腹は減るんやなぁ。

[トサカ先輩ほど旺盛ではないけれど、
夢で食べたにぎり飯で現実の胃は満たされず、
第一声も肉じゃがだった。
今も、夢の中のハンバーグを想うと
腹の虫とヨダレが止まらない。

『もしよかったら』と看護士さんが
差し入れてくれたのは、
綺麗に皮を剥かれ串切りに揃った林檎だった。]

……………………っ、


すみませ……、
今はちょっと林檎は、

[食べたくない。
真っ二つに割れた美術館の入口、
ぐしゃりと無残に潰れた果実が一つ。

看護士さんには、単に林檎が苦手なのだと
受け取られたようで、オレは肩を竦めて謝った。]


[一通りの軽い検査を終えて、
帰宅用の書類も書かされた。
念の為、二日後にもう一度検査がある旨も。
何なら一番酷い外傷は、彼女に撲たれた頬だった。]

多分、連絡したら親が迎えに来るんで、
保険証はその時に、ハイ。
しばらくは待機ですね、分かりました。

あ、西門先生のところに、報告に行っても?

[ついでに、同じタイミングでシロマちゃんも
目覚めているはずだ。
他は、アリババ氏は語ってくれなかった。
ただ、夢の中なのに、生者の宣告だけは
はっきりと脳裏に刻まれていた。]


ツブツブいちご教は存続か。

お袋の味ならぬ、ノっくんの味が
失われんくて良かった。
今度ちゃんと教わらな。
味噌汁も、肉じゃがも、
そん時に食べたらええよな。

[気の抜けた西訛りでぼやく。
我が家の台所は、兼業主婦の母と
同居の母方の祖母が占拠していて、
オレも親父も殆ど入れて貰えないのだ。

そんな家風はもう時代錯誤、
今回の夢で、料理できる男もいいなと、
ひしひし実感したから、本気で取り組んでみよう。

自作の器に、相応しい手作り料理を盛って
お茶を淹れたら、次の彼女には少しは
オレの趣味も受け入れて貰えるかも、なんて。]


メモを貼った。


【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 回谷先輩のメッセージ ――

 はは、バレてる。

[  回谷先輩の返信を見ながら、
  「底がある」という言葉に>>230
  俺は苦笑を零した。

  自分で自分を褒めることは、
  これからやろうと思っていることだから、
  厳密にいえば嘘なんだけど、>>229

  一人暮らしの話をしているとき、
  何となく回谷先輩はうまくできなかったときに
  気負いそうな印象があったから、>>0:28>>0:153
  そういうとき元気出してほしいなって
  思いを込めて送ったというのもある。 ]

(232) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 そうですね。また会えたら
 そういうこと話せたらいいですね。

[  炊き込みご飯だと、
  手軽に栄養も取れていいですよねっと思いつつ、>>231

  俺は口に出すだけで返信はしなかったけど、
  また回谷先輩と話したいなと思ったんだ。 ]**

(233) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

―― 現在:薔薇と男女の絵画の前>>0:301 ――

[  館内を歩いて辿り着いたのは、
  美術館に来てすぐくらいに見てから、
  気持ちがムカムカして落ち着かなかった場所。
  絵の中の男の顔はもちろん父さんのものではない。>>2:64>>2:65 ]

 本当は父さんに言うべきなんだろうけど、
 本人に言うとまた怒ってしまいそうだから。
 悪いけど、代わりに聞いて。

[  今ではもうこの絵を見ても
  全く心がざわつかないなと思いつつも。

  父さんの絵の前では、
  きっと素直になれないだろうから、>>2:356
  苦笑を零しつつ、俺は絵画に語り掛ける。 ]

(234) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 遺書の内容は聞いたから、
 父さんが傷ついていたのは知ってる。
 お爺ちゃんの会社から出て行っても、
 身寄りがないから頼る先がなかったってことも。

[  父さんの境遇には、
  多少なりとも同情すべき点があったのは事実で、>>1:24>>1:26 ]

 父さん、頑張り過ぎたんじゃない?
 我慢して我慢して、限界まで心すり減らしてたから、
 ろくに頭が働かなくなって、
 あんな馬鹿なことやっちゃったんだよ、きっと。

[  きっと俺の家族が理想とする姿に近づこうと
  無理をし過ぎたんだろう。
  今なら何となく分かる。
  ――だって、俺と父さんは親子なんだから。 ]

(235) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

 俺は一生、父さんのこと許さないけど。
 父さんの次の人生は、
 身近な人を傷つけずに済むものならいいと思うよ。

[  言い終わると、気が抜けて顔が緩んだ。 ]

(236) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

【人】 複眼レフ パラチーノ

[  もうすぐ俺はこの世界から消える。

  ここでやり残したことはたくさんあって、
  もっとうまく立ち振る舞うことも
  きっとできたんだとは思うけど。

  とりあえず俺は頑張ったから、
  早速自分で自分を褒めようか。

  この場に立ったまま俺は瞳を閉じて、
  現実世界に戻るその瞬間を待つことにした。 ]**

(237) 2023/08/01(Tue) 23時半頃

[そして漸く、離れ離れになっていた
相棒の黒のザックが返ってきた。
勿論最初に取り出すのはスケッチブック。]

…………なるほど?

[バス内での走り描きは残っているけれど、
それ以外は綺麗サッパリだ。
吊り橋の向こうがない、とLINEにあったから、
トンネルか吊り橋が夢の世界との架け橋なのかと
思案したこともあるけれど、
記憶が曖昧になってアリババ氏を見た辺りから、
現世ではなかったようだ。]


複眼レフ パラチーノは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 23時半頃


あの美術館、どうなったんやろう。
しばらくは休館かなあ。

[シロマちゃんに御薦めされた絵画も
まだ見ていなかった。感想も求められていたのに。
或いは夢の世界ならまだ、
展示されているかも知れない。
オレは一度、未練がましく少しシーツの乱れた
白い寝台を見やる。]

……せや、連絡っと、

[手元にはもう一つの貴重品であるスマホ。
真っ先に確認するも、研究室のグループLINEは
課外授業の日程と集合時間等、
事務的にスケジュールが綴られているのを最後に、
美術館での変事は何一つ表示されない。
ただ、別れたはずのアカリんからの
百件に届きそうな不在着信と、
LINEの嵐がオレの心を少し重くした。]


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