人狼議事


10 冷たい校舎村9

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 ああ、うん。
 ユキも、これからもよろしく。

[あらたまった挨拶、ひとつ
悪友であり、類友であり、戦友であり、級友であり。
なあもしよかったら、親友も名乗らせてもらっていいかな]
 


 
[ちなみに電話を切る前にさ]

 とりあえず病院行く、でいいよな
 それとも先、ノエんち殴り込みにいく?

[って言って「嘘だよ」ってすぐに撤回したのは
まあ6割くらいは冗談だったかな。 ]**
 


メモを貼った。


【人】 泥炭採り ユンカー


[ 同じ人間で良かった。>>52
 一緒に頑張りたい。>>53
 暮石のくれる言葉は、心の中に滲むように広がる。

 今この瞬間に至るまでこの世界で誰かと過ごしてきて
 沢山の言葉を交わして、何人もの姿を見送ってきた。
 もうこの世界に残されたのは俺たちだけだとしても、
 ココにあるのは、俺たちの気持ちだけじゃない。

 真っ直ぐに同じ方向を向いている。
 これも多分、俺たちだけじゃないと良いな。 ]
 

(64) 2021/06/14(Mon) 16時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ 心当たりの件については、>>54>>55
 詳細は語られなくとも時折聴こえていた
 ため息≠フ理由に繋がりそうだった。

 あのはじまりの日のカッターナイフ。
 まだたった2日前のことなのに、
 何故だか遠い昔のように感じるよな。
 俺たちは多分、あの時から気付いてたのかもな。

 それから、手首のこと。
 頬を抓られても然程痛くはなかっただろう。 ]


  これは向井が悪い


[ と、罪を擦り付けてもおこう。 *]
 

(65) 2021/06/14(Mon) 16時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ そうして、教室に入る時、
 盗み見た暮石の顔は泣きそうで、>>56
 帰った≠ニ信じていても、
 悲惨な状態のマネキンがあるのは確かに
 なるべく見たくはないものだろうと思う。 ]


  無理はしなくていいからな


[ それでもきっと、暮石は見ると言うだろうが。
 あやすようにぽん、と小さな頭をひとつ叩いて
 教室の中へ踏み込んでいた。 ]
 

(66) 2021/06/14(Mon) 16時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー



  リハーサルにしても、
  まだ少し早いよなあ


[ 正しく卒業アルバムのように並ぶ、
 整列された写真たちと寄せ書きの黒板。

 ヘアピンを受け取り、>>58
 その黒板に文字が書き足されるのを見ていた。 ]


  どのくらい頭の中、って……
  さあな、それは俺にも分からない


[ 量の多い前髪を上に掻き上げて、
 てっぺんに集めてヘアピンで固定しながら、
 暮石の不思議な質問に答えて。 ]

(67) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ 刻まれた文字に、眸を薄める。>>60 ]


  伝わると思う、
  いや思うじゃなくて、絶対伝えよう


[ チョークの粉が少し舞う。
 精神世界なんだ、問いの答えはわからない。
 分からないけど、まだ気持ちは伝えられると思う。

 だから、俺は黒板に新たな書き込みはしなかった。
 ちゃんと一緒に帰ってから、
 卒業アルバムの裏表紙にサインしよう。
 それまでは、お預けだ。 ]
 

(68) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー



  どうだ、似合うか?


[ ヘアピンをつけ終えたなら、
 検討した結果を見せつけるよう>>42
 暮石にファッションチェックも依頼していた。* ]
 

(69) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ そして、思い出を教室に残して向かった先。
 三階に辿り着くと、寒さが増す。
 暮石の視線の先を追えば、
 ひとつだけ窓が空いているのが見えた。>>4:520

 俺の腕も二本しかないし、身体も一つしかない。
 暮石と同じで、手近な教室に足を伸ばす。>>61 ]
 

(70) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ 後ろから、中に倒れている鳩羽を見た。>>4:496
 顔をコートに埋める暮石の隣にしゃがみ込み、
 背中を擦るように手のひらを添えた。

 そして、もう一本の手はカッターナイフを拾う。 ]


  まだ俺たちに明日≠ヘ来てない
  この校舎の中は、
  永遠に同じ日付を繰り返してる
  俺は鳩羽と約束したんだよ、

  俺たちが目指すべき明日は、もう少し先にある


[ そう、俺も約束したんだ。
 この校舎が動き出す明日へ。>>4:366 ]
 

(71) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー



  だから、鳩羽はきっと、
  一足先に明日≠ナ待ってるだろ
  こんな作り物の笑顔じゃない、
  本当の笑顔を浮かべてな


[ 話しながら、
 暮石が途中で顔を上げないことを願っていた。
 だって、俺も泣きそうになってたから。
 もし見てしまったのなら?
 ……他のみんなには内緒にしてくれ。

 特に、綿見には言わないように。 ]
 

(72) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ 衣装部屋の中にあるもので、
 可能な限り文化祭の日に近くなるよう
 ごちゃごちゃとした装飾をつけてやろう。
 どうだ、満足のいく出来栄えになっただろうか?

 それから、暮石が落ち着いた頃に、
 開けっ放しの窓の方へと向かうだろう。* ]
 

(73) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ 近づけば、窓の外ではなく、
 窓のすぐ近くに、
 降り積もる雪に覆われたマネキンがひとつ。

 吹き込む風が、雪が、冷たくて。
 窓枠に、手をかける。

 なあ、暮石覚えているか?
 はじまりのあの日、一緒になって覗いたこと。
 あまりにも深い闇が広がっていて、
 言葉を失っていたっけ?>>1:297
 その気持ちを覚えているから、
 下を見ないようにそっと窓を閉めた。 ]
 

(74) 2021/06/14(Mon) 17時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


[ そうして、マネキンの傍にしゃがみ込み
 上に積もる雪を、素手で払い除けていた。

 顔があるべき場所になくったって、
 これは柊だと分かっていた。 ]


  こんなところに一人で、寒かっただろうな
  ……暮石、鳩羽の傍に運んでやらないか?


[ そういえば、柊の下の名前はユキだったか。
 誰かを下の名前で呼んだことはない俺は、
 ふと頭の中で、連想ゲームをしていた。

 それと、寂しがりな柊のことだ、
 ひとりで廊下に残されるより良いだろ? *]
 

(75) 2021/06/14(Mon) 17時頃

泥炭採り ユンカーは、メモを貼った。

2021/06/14(Mon) 17時頃


[黒沢から聞いた、優しくない人の話。
自分勝手で、他罰的で、思い通りにならないと気がすまない人。

それが誰を指しているのか、
具体的には聞かなかったけれど、]


……俺もはっきりとは聞いてないけど、
たぶん親とか、家族……… じゃないかな。


[見放されたら生きていけない

俺はそれを聞いて、咄嗟に親だと思った。
ってのは今まで俺がそう生きて来たからなんだけど
直感はそんなに間違ってないと思う。]


[俺達未成年の行動範囲なんてたかが知れてる。

あんな空間を作り上げる黒沢が、
学校で嫌な思いしてるとは思えないし
恋愛絡みとかでもないと思う。ないよね。

黒沢を支配して根本的な価値観に影響を与えた大人。
親か、兄弟か、それに類する保護者の誰か。]


[黒沢からその話を聞いた時、
感じたのはシンパシーだった。
でも、彼女の現実を改めて理解した今、俺は憤ってる。

子どもは親に嫌われたら生きていけないんだよ。
苦しくても認められたくて必死になるものなんだ。

それをいいことに支配して、搾取して、追い詰めて
挙句の果てに死に追いやってしまうなんて、
心の底から胸糞悪いと思った。

だって俺だって多分、
もし何かが少しだけ違ってたらそうなってた。

だからこれは黒沢の為というより
自分の為の怒りなのかもしれないけど、
今はそれでもいいよね。]


[静かな呟きには即答が返って来て
俺はその反応に安堵した。

怒りを抑えた静かな声が今は心地いい。
独白めいた思いの丈に相槌を打って。]

…………うん。

でも、副会長は自分のそーゆー部分も
あんまり人に知られたくなかった気がするからさ。

変にレンが責任感じることはないと思うよ。
何も知らない奴の明るい言葉に
却って救われてたりすることもあるしね。


[鳩羽だしは、そのまんまの意味。

感情豊かで他人に寄り添って痛みを気遣える
お前がそう言う奴だから、話してもいいかなって思ったの。
きっと黒沢も許してくれるんじゃないかなって。

これを信頼って呼ぶならそうなんだろうね。
…言わせんなよ恥ずかしい。]


[そんな悪友兼類友兼戦友兼…長えよ。
いいんじゃないもう親友で。

とにかく共に盃(紅茶●伝)を交わしたマイフレンドは
あながち冗談じゃなさそうな口振りで言うものだから、
俺は呆れたように苦笑する。]

殴りこみて。
行くなら加勢するけどさあ、
俺、副会長んち知らないもん。

[まあ気持ち的には俺もそうしたいくらいだったけど
きわめて現実的な問題が阻んだ。

それにもし知ってたとしても、
ひとまずは黒沢の容体が気にかかる。
なので電話を切った後は病院に向かうつもりだ。**]


メモを貼った。


[責任感じるな、みたいな言葉
俺の知らないところで、言われてたこと
俺は、自分で聞いてないから知らないしさ。

それでもごめんな、って思っちまうんだよ
優等生じゃないけど
案外さ、責任感は人一倍強いのが俺だから

だからさあ。
今はユキの怒りが俺と同じ方向向いてるって
俺は信じて話してっけどさ。

実は 自分のための怒りだったとかさ
そもそもユキの境遇だとかさ
先にそーゆーこと聞いてたら

   あーたぶんユキんち殴り込みにいくわ。
   これは、10割本気で。 ]
 


 
[俺はさ、多分ユキやノエの、苦しみを、
たぶん根本のところで判ってあげられない。

生まれてきた境遇、環境は人それぞれだし
18年もの長い間に感じた想いと、
そこから生まれた感情っていうのは、
きっと、「似てる」からこそ判るものもある。

寄り添ってるつもりでもさ、
わかんねーことが多いんだよ。俺

だけど、似てない俺がさ、
それでも少しでも寄り添えてたらいいなって思うし ]
 


 

[ 誰かと軽く交わした「今度」が
  ちゃんと訪れたらいいな、って、思うよ。 ]

 


 
[共に盃(森永)を交わしたマイフレンドは
至極現実的な問題を口にするから。
あーーーーーーーーー、確かに、って言って。

ま。冗談だからな。半分は…

じゃあ、とりあえず病院で、って
俺もきっと、電話を切ったはず。かな。 ]*
 


メモを貼った。


 
── 自宅→ ──

[俺は玄関で靴の紐を結ぶ。
あの世界で貸したはずのダッフルコートは
きちんと手元に戻ってきている。

 まさか最終的には
 ユキの身体を温めてたなんてこと
 俺は、知らなかったけどさ。

 知らなくてよかったと思うぜ。
 だって知ってたら
 確実に恩を着せてたと思うから!(それな) ]
 


 
[出かけるの?ってアイちゃんが聞く。
友達が危篤、ってマジなテンションで言ったら
マジなほうでちゃんと捉えてくれたから、
これは家族であることに、感謝感謝。

  こんな馬鹿やってる俺だけど
  そーゆー洒落にならねー冗談は
  絶対つかないのをアイちゃんは知ってる

送ってくぞ、って父親が言う。
最初は無視してやろうかと思ったんだ。
でもさ、少し考えてから

   
    『 うん。病院まで頼む。 』 ]
 


 
   『 なあ親父
     俺、ちゃんと、考えたよ


 駐車場から車は発進する


   『 俺さ、高校卒業したら
     この家、出ることにしたよ。だけど 』


 オーディオからは
 聞き慣れた、親父の好きな洋楽が流れてる


   『 俺も、やっぱ嫌なんだ。
     この家に、たとえ血縁だって
     知らないやつが我が物顔で住むの。 』
 


 
 乗り慣れた助手席
 乗り慣れた車の匂い


   『 想像したら、怖かったよ。
     俺らの居場所はなくなる。
     俺らの家族は、壊れちまうって 』


 ウインカーの音
 タイヤが道路に擦れる僅かな音


   『 親父が、誰を好きになろうと
     それは。構わないよ。
     俺も、アイちゃんも家を出たらさ
     親父、もう自由に生きられんだろ。 』
 


 
 暗闇に浮かぶ赤信号
 人通りの無い深夜の住宅街
 それでも親父は規則をちゃんと守る男だ

 
   『 家には、誰も入れないで。 』


 それが俺の結論。
 できれば籍も抜いて欲しい。こっちは願望。

 
   『 あの家は。
     俺と、アイちゃんと、親父の家だ。
     俺が外に出てしまっても。
     アイちゃんが外に出てしまっても。
     帰りたい家のままに、しておいてほしい 』
 


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