10 冷たい校舎村9
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[ 少なくとも小学校のころの慎一は、 夢どころか現実で手いっぱいで、 うんと先のことなんか聞かれたって、 そんなの知るかって喚きたいくらいだった。]
(731) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ 一番前の席から順番に問題に答える。 順番に当てられていたはずなのに、 先生ってやつはふいに気まぐれを起こして、 「今日は5日だから出席番号5番」とか言う。
たったそれだけのことも慎一は許せなかった。 自分が当てられたんでも飛ばされたんでもなくて、 ただ、目の前で法則が変わったのに驚いて、 頭がぐちゃぐちゃになって、気づいたら泣いてた。]
(732) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ 小学校のころの記憶はそんなのばかりで、 作文に書いた夢なんて忘れたし、 楽しい記憶もほとんどありはしない。 どちらかというと思い出したくない類。 蓋をしてるせいか、記憶はもうあやふや。
だけど、その中で、 腐れ縁でずっと顔を合わせてるからかな。 「ユーガは昔からあんな感じ」って、 あっさり言えるくらいには鮮明な記憶。
きっと教室の中で慎一が「浮いてた」ように、 炭蔵だって異質な存在だったって慎一は思う。
だけど、ニュアンスはきっと真逆だ。 騒いで悪さをしては叱られの子どもたち。 そんなことにすらたどり着かない慎一と、 気づいたときにはその先にいたユーガくん。]
(733) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ うまく言葉にできないんだけど、 慎一の記憶にある限り、 炭蔵祐駕はずっと、完成された子どもだった。]
(734) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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── 回想・クラス委員 ──
[ ま、なんの話かっていうと。
その付き合いの長い委員長が、 樫樹に期待の目を向けながら、 さも当然って感じの声色で、 まさに「当たり前だろ」って言った、 その瞬間の話なんだけれど。>>611
「まーーた王様発言かよ!」とか、 「この野郎!」とか冗談ぽい言葉たち。
そういうのも慎一の頭に浮かんだけどね。 口にしかけて、慎一はそれをパクっと飲み込んだ。]
(735) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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……うん、 そりゃそーだわ。
[ 代わりに投げたのはそんな言葉。
そうだね。炭蔵は絶対的な存在だよ。 少なくとも、慎一にとっては。
10年前と違って、教室の端っこからじゃなく、 机ひとつで隔てた距離から話せるんだとしても。
もしあの日、番代の挙手によって、 委員長を多数決で決めることになってても、 慎一は迷うこともなく炭蔵に投票しただろう。]
(736) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ 劣等感なんてそこにはない。 そんなもの抱くような相手じゃなかった。
もしそのスイッチひとつついてない腕が、 慎一に引っ掴める距離にあるんだとしても。
……やっぱりそんなことはない。 って慎一は思う。ないはずだよね? そうだろ。
ごく近くで、珍しく声を上げて笑う姿を、 なんだか不思議な気持ちで見ている。>>611*]
(737) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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── 現在:職員室 ──
[ 圏外のスマホ画面に視線を落としていると、 ふいに後ろから声をかけられる。>>699 ]
あー…鳩羽、おはよう どうやら蛻の殻だったらしい
俺は誤情報を流していたみたいだ
[ お手上げ、といったポーズをして見せる。 ]
(738) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ 鳩羽は、誰に対しても気安く 炭蔵の持ち合わせていない物腰の柔らかさを 持っているような男だった。
彼の持ち味のおかげだろう。 炭蔵も少し肩の荷を落として、 彼と話すことができると思っていた。
ああ、上履きを履き潰すのは頂けないが これでいて、皆勤賞な奴なんだから憎めない。 ]
(739) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[ さて、残念ながら、鳩羽の求める答えを 今の炭蔵は持ってはいない。
しかし、推測することはできた。 ]
ヨーコ先生の職務怠慢の可能性あり、ってとこだな ……ただ、電気がついてるから、 宿直の先生辺りはいそうだけどな
[ 職員会議するなら、会議室だろう。 しかし、こんなに静かなことはあるか?
─── それよりも、 ]
(740) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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鳩羽、お前スマホどこの会社の使ってる? 俺のは回線落ちしてるのか、圏外なんだ 他のクラスの友人にでも、 一度連絡を取ってもらいたいんだが
[ 自分のスマホを示しながら、 電波が立っていないことを伝える。 *]
(741) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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[無人のレジにしがみついて途方に暮れていたら、 >>720乃絵ちゃんがやって来たのでそちらを向いた。]
おはよ。 すごい雪だったねー。
[私はしっかり着込んでいたので制服やタイツへの被害は少ないが、 あちらさんはそうでもないらしかった。 手をふりふりしながら、ひたひた続く足跡を目で追いかける。]
さっきから待ってるのに誰もいないの。 ねえ! 万引きしていいかな!
[COLDの烏龍茶のボトルを置いて、レジ台をぱんぱん叩く。 怒っているというより困惑している感情のリズムを奏でてみた。]
(742) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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お金だけ置いていくのも不用心だよね?
[誰も来ないなら万引きよりはそうするのが適切なのだろうけど、 レジに入れられる前に誰かに盗られる可能性はあるわけで。 どちらにしろ、うちの委員長や会計さんがダッシュで飛んできて是正してきそうなレベルである。
片手に取り出した財布の中身をじゃりじゃりさせながら、 困ったように元生徒会副会長の顔を見つめた。*]
(743) 2021/06/05(Sat) 01時頃
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―― 回想:文化祭準備 ――
[ サボるという発想は私にはないので、 夏休みの文化祭準備も、私はほぼ皆勤だったはず。 ほぼ、というのは生徒会の活動もあったから。 予定がぶつかってしまって、 生徒会の方を優先せざるを得ない日もあった ]
(744) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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こんな感じでどうかな。
[ その日はそんなこともなく、 教室で広報活動に勤しんでいた。 カラダで労働させられた。>>642 柊君のその説明を、 美術の石膏の袋でも運ばされたのかなと 至って平和な解釈をして、 そうだったんだ、お疲れ様なんて労った私は、 2人の労働の尊い対価である画材で、 ポスター制作に励む。 労いの言葉が軽い? だって、実情を知らなかったんだもの! ]
(745) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 鉛筆で下書きをして、レイアウトは決めた。 3-9の絵心担当は、 責任をもってクレープを描きましょう。 さて、3-9の目玉メニューは、 可愛らしいデカ盛りスペシャルクレープになったのか、 おどろおどろしいハロウィン目玉(物理)クレープに なったのか。 宣伝で嘘をついてはいけないので、 そこのところは90点の画力で 精一杯リアリティを追求させていただきました ]
柊君、文字の部分はお願いしていい?
[ イラスト部分はっていうの、忘れてない。>>198 なので、一緒に頑張る広報活動、 ちゃんとポスターにも関わっていただきました* ]
(746) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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―― 現在:購買 ――
天気予報ってあんまり信用してないけど、 ここまで大外しするとは思わなかったね。
[ すごい雪だったっていう番代さんに、>>742 私はやれやれってちょっと首をすくめてみせる。 さっさと買うものを選んで並ぼうとしたら、 聞き捨てならないことを言われた ]
いや万引きはダメでしょ!
[ いいって言うと思ったのかな!?いいわけないよね!? ぱんぱんと番代さんがレジを叩くリズムで 私は番代さんの肩を揺らして 問い詰めたい気持ちになった。 やらないけど ]
(747) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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……って、誰もいないの?
[ そっちも聞き捨てならなかった。 万引きのインパクトが大きすぎて、 うっかりスルーしそうになった ]
お金置いていくのも不用心かもしれないけど、 万引きよりは断然いいと思う。
[ お金を置いていくのはよろしくないって良識は働くのに、 万引きしていいかなって発想が出てくるのは なんでかな!? 番代さんの発想は摩訶不思議だ。 これが今時の女の子っていうものなの? 多分違うと思う。思いたい ]
(748) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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レジに入れられたらいいんだけど、 あれって鍵がいるんだっけ。
[ 触ったことがないからよくわからないけど、 鍵を差さないと動かないとか、 そういう仕組みがあったような気がする ]
……自販機で買う?
[ 購買のほど近くに自販機コーナーがあった。 飲み物ならそっちでも買える。 そっちで買う?って提案してみた。 根本的な解決にはなってないけど。 あと、タオルは諦めなきゃいけなくなるけど* ]
(749) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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── 回想・綿見と ──
[ いいのか。そんなことを言って。>>667 慎一は結構な偏食なので、 優先権を与えたらどうなっても知らない。
……なあんて、 ここじゃちょっとふざけてみたけど、 実際の慎一は当たり障りのないことを言う。]
……ちゃんと具がいっぱいあるやつ。 売るのはもっとしょぼくていいけど!
[ 試作ってなんだろうね。 あくまで会計としての自分の首を、 絞めないように、息ができるように。]
(750) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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— 回想:販売係 —
[向井くんの手には自信作のチャート>>700があって、 わたし机には完成したプラケース>>702が乗っている。
平穏で平坦はつまり順調ってことでもあって、 たとえわたしの両手がごねごねサボっても 誰にも咎められないくらいには余裕があった。]
どうだろう。考えたことなかったんだよね。 ……ラクじゃなくてもいいって思ってたから。
[自然と開いた口はまだ閉じていなかったから、 向井くんの質問>>703に不意の本音が喉から飛び出した。 わたしはそれに驚いて、合わせた両手、 短い爪の弧を親指でなぞる。]
(751) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 慎一は甘いものイケるクチだけど、 ダッツより氷菓だった鳩羽はどうだろう。
特盛って言葉を綿見から引き出して、>>668 慎一はそのへんで折り合いをつけようと、 仕方ないなあって引き受けるポーズをとる。
タイミングとしては悪くないはず。 当たり障りのない高校生の日常会話。 それで終わらせたかった。慎一は。 怖い話も、難しい話もしたくなかった。]
(752) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 仕方ないよ。別にいいよ。>>670
いくらすいすい泳ぐふりをしても、 うまく水底に沈んだふりをしても、 どうせ息は長く続かないんだから。
──って、言えたらよかったんだけど。
そこまでうまく割り切れないから、 そもそも慎一はいきづらいんだな。]
(753) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ラリーというには遅いスピードで交互に言葉を発する。 こういうのなんて言うんだっけ。問答? 違うか。
今は向井くん>>704の番。 わたしの爪が彼の言葉で短くなったところだ。]
噛まないよ。邪魔なだけ。 噛んじゃうの?
[向井くんの手元に目を落とすと、 わたしと同じくらい短い爪があった。
続くわたしの声は質問の形をしていたけれど、 わたし自身は確信に近い気持ちで向井くんの爪を見る。
噛んじゃうんだって言っても良かったけど、 ただ、リズムを崩したくなかっただけ。]
(754) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 綿見茉奈はよくわかんない。 というのは慎一から見ての話で、
なんとなくの経験則で生きてる慎一の、 その経験の中にうまく嵌め込めないタイプ。
けど、普段は普通っぽい顔をして見えるし、 今まで普通に、当たり障りなく、 クラスメートとして会話ができてたから、 それでいっかって慎一は思っていたりもした。
綿見のこと、嫌いって思ったことなかったけど、 そのとき急に、変な目でこちらを見るから。 視線を逸らしもしないで慎一を見てきたから、 ヤだなって慎一は思う。結構本気で。ヤだな。
「なにが?」って慎一が聞いたのに、 ちっとも答えてくれないのも、ヤだった。]
(755) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 何を考えているのかはわかんなかった。 ただ、楽しいって顔には見えなかった。>>670
でもじゃあどんな表情なのって言われても、 慎一にはちっともわかりそうにはない。
別に今は夜でもなんでもなくて、 慎一たちがいるのは安心安全な学校で、
なのにその瞳の暗い黒色が、 慎一のほうまで浸食してくるみたいで、 慎一は何を尋ねられてるかもわかんなくなる。]
(756) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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……だから、何が。
[ かろうじて18歳の体裁を保って、 慎一はもう一度綿見に問い返す。]
何が言いたいワケ。 つか、何がしたいんだよ。 ……意味わかんねえ。 買い出しなら行くって言ってんじゃん。
[ 「どう?」って聞かれたって、困る。 慎一はちゃんと楽しい。普通に楽しい。 これは慎一が送りたかった高校生活だし、 ラクに楽しくやってく方法だって見つけた。]
(757) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[息がしやすい人が爪を噛むのかな。 わたしは少し勘違いをしているのかもしれない。
でも自分の敷いたレールの上ならラクなんじゃないの、 ってわたしは思ったから、 印象を語ることも羨望を乗せることもやめなかった。]
……。
[息をやめたのはここ。 向井くん>>706の言葉は質問の形をなくしていた。 わたしはリズムが狂って、ひゅ、と喉を鳴らす。 指に力が入ったけど、わたしの爪は跡をつけられない。]
……。
[普通ってなんだろう。なんでもってなんだろう。 わたしは向井>>706くんの評価に価値を見出せない。 でも今口を開いたらまた話が続いてしまうから、 わたしはへらへら笑って何も言わなかった。]
(758) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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[ 息が長くは続かなくたって、 楽しく泳げてるうちは放っといてほしかった。 そのあとのことは、ちゃんと自分で考えるから。]
(759) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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……虚しいってなに。 俺、ちゃんとしてるじゃん。
[ 綿見、これはさ、 なかなかどころじゃなく意地が悪いよ。>>671
想定外もいいところだし、 経験則なんてアテになるはずもない。 突破口が見つかんないから、慎一は泣きたい。
最悪だ。って目の前で呟いてもいいくらいだけど、 それだけは我慢したので、慎一は今日もえらかった。**]
(760) 2021/06/05(Sat) 01時半頃
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