人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 超心理学会 ヒイラギ

[逃げるって言ったって、
どこもかしこも文化祭で賑わっていて、
碌に行く当てがあるわけじゃなかった。

縋る様に音楽室に足を向けたのは無意識だった。
春からずっと、定期的に顔を見せる場所。
センチメンタルになっていた時、
あの音に少し落ち着いたのを思い出したから。

…けどあの時みたいに静かな音楽室に
ピアノの音が聞こえるなんてことはなくて
吹奏楽部が出し物をやっているそこは
普通に賑やかな人混みだった。]

(593) 2021/06/07(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ああ、うん、そりゃそうだよね。

頭では理解したけど
感情が上手くついてきてくれない。
騒がしい校舎の中でひとり、
迷子になってしまったみたいだった。

あ、あれクレープ屋の人じゃない?SNSで見た。
へー、実物見るとやっぱかっこいいね。
俺を指さして誰かが囁く。

せっかく黒沢が頑張って作ってくれたクリップを
思わずむしり取って乱暴にポケットに入れ、
その場からまた走り出した。]

(594) 2021/06/07(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ 

    柊くんなんて大っ嫌い。
    もう話しかけないで。顔も見たくないよ。


                  …声がこだまする]

(595) 2021/06/07(Mon) 22時頃

泥炭採り ユンカーは、メモを貼った。

2021/06/07(Mon) 22時頃


【人】 夜笑国 メイ

— 少し前:炭蔵くんと —

[じゃ、素顔が思ったより表情豊かだった現象>>566
 もう現象じゃなくなっちゃった。

 そんな名称は正直何でもよくて、
 大事なのはわたしが炭蔵くんに親しみを持ったってこと。
 相手>>571が全く違う印象を抱いているなんて知らずに。

 炭蔵くん>>566は見られるの苦手なのかな。
 でもその眸がなきゃ、
 わたしは炭蔵くんの気持ち>>565を察せなさそう。]

(596) 2021/06/07(Mon) 22時頃

【人】 夜笑国 メイ


  全然分かんないままだけど、
  何か、しようね。

[実際返答>>572は芳しくなくて、
 わたしの視界が通る機会は厳しそうかな、なんて。
 そう思いながら、3階へ向かうという炭蔵くんに、
 道中話していた言葉>>568を告げる。

 わたし、目より耳の方がいいんだよ。
 炭蔵くんがはっきり言えなかった分、重ねるみたいに。
 それは、炭蔵くんの後悔>>569を知らなかったから
 できたことかもしれないけど。]

(597) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[去り際、炭蔵くん>>574がカッターナイフを取り出した。
 わたしは両手を後ろに組んで一歩下がる。]

  わたしは、いい。
  必要な時は足元から借りるよ。

[緩く首を横に振った。
 メールの文面がまた脳裏に浮かんだせいもある。
 楽しい光景にぽつぽつと死≠ェ落ちている感覚がした。

 2人はどうしただろう。
 わたしは断ったから、今も手ぶら>>582のままだ。]*

(598) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[行くあてのない俺は、来た道をそのまま逆走する。

三段飛ばしで階段を降りれば、
ちょうど調理室に向かう綿見とかち会ったか。>>429

相変わらず混乱真っただ中の俺は
そろそろ走るのにも疲れてきていて
多分あっさりと捕まっただろうし
怒られれば大人しく強制連行されるつもりだ。

その間も俯いて、心なしか縮こまる様にしながら。*]

(599) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:2階廊下 ――

[ 本当に、何から何まで文化祭だった。
 お化け屋敷を通り過ぎた少し先、>>150
 窓が開いていて、雪が吹き込んでる。>>440
 カッターナイフは踏まないようにしながら、
 私は窓に近づいた。
 もちろん、閉めるつもりだった。
 床が濡れたら滑るかもしれないし、
 なにより、寒いでしょう。
 大雪の日に窓を開けっぱなしなんて考えられない ]

 ……つめた、

[ だけど、窓にたどり着いて、
 閉めようと手をかけたところで、私は止まってしまう。
 雪の粒が顔を叩くし、
 冷たい風は顔が切れそうなほど鋭い。
 だけど ]

(600) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 眼鏡が落ちないように気をつけながら、
 私は少し身を乗り出した。
 その下がどうなってるかなんて、知ってる。
 さっき教室で実際に見た。
 鳩羽君が言うところの、ラピュタ ]

 ……はあっ、無理。

[ 二回目でも、やっぱり怖かった。
 息を荒げて、私は体をすぐに引っ込めた。
 体が震えてる ]

(601) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 やっぱり、できない。

[ 私には、死ぬ勇気なんてない。
 窓から下を見ただけで足が竦むし体が震える。
 やっぱり、私はメールの送り主の勇気が羨ましい。
 私はそっと窓を閉めて、冷たいガラスに額を当てた* ]

(602) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・教室 ──

[ 黒沢がちょっとだけ笑った。>>575
 笑ってくれて、慎一はうれしい。

 ちょっとほっとするから、
 へらへらで表現したくない感じに笑う。
 ……しかしニコニコってのも柄じゃないな。]


  別に、正しい答えをくれるから、
  えらいって言ってるんじゃないしね。


[ ほとんど地面に引っ付いてるようなハードルでも、
 跨げてえらいなあくらいの気持ちで生きてたいよ。
 というか、そうじゃないとしんどくない?
 ただでさえ変な状況なんだから、
 慎一を見習ってハードルを下げればいいと思う。]
 

(603) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……見習われていたのは鳩羽でした。>>576

 黒沢がちょっと落ち着いた様子なので、
 わたわたしていた慎一もちょっと落ち着く。

 出てくるという黒沢に、慎一は「そっか」と言う。
 さっきほど空元気ってふうでもないから、
 慎一は引き止めたりはしない。
 黒沢が黒板に文字を書くのを見守ってる。>>577

 それで、黒沢が出ていく間際。
 慎一は少しだけ迷って、その背中に声をかける。]
 

(604) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……あのさあ、
  別に答えなくてもいいし、
  そっか、としか言う気ないんだけど、
  ……それ、手、痛くない?


[ ぎゅうって手首を握る癖のことだよ。

 結局メールの送り主の件、
 「ご自身にお心当たりは?」って聞けないまま、
 慎一が最後に投げかけた問いはそれだった。*]
 

(605) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/07(Mon) 22時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

― 現在・屋台前 ―

[炭蔵から伝えられた内容にも然程目新しい情報はない。
強いて言うならどこからも外に出られないってことが補強されたくらいだ。>>573

ポケットからカッターを取り出されれば>>574
ええ、とやや眉を下げて見せる。]

委員長それ持ち歩いてんの……
護身が必要になるような場面あんま想像したくねーなあ………

[この不思議空間で今後何かしら化け物なりなんなり出てくるとして、物理攻撃が通用すんのかな?
人間は今の所俺達以外いないみたいだし、]

いーや。
もしなんかあったら自分で拾うし。

[そう首を横に振って申し出は辞退した。
どっちかと言うと番代に向けて言ってるような気もしたし。
なんか、なんてないことを祈るばかりだが。]

(606) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2021/06/07(Mon) 22時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・教室 ──

[ 黒沢の返事があっても、なくても。

 慎一はそれから教室に残って、
 さっき買ってきた食べ物を食べる。

 どこかでクレープの会をやってるなんて、
 慎一の耳には入ってこなかったし、
 知っていたとしても、ここに残った。

 気が付いたらもういい時間で、
 昼食をとるべきだったので、慎一はそうする。]
 

(607) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 誰かが帰ってくるまでは、
 慎一は教室にひとりぼっちだ。

 もそもそと自分の席でパンを食べて、
 おにぎりを食べて、ミルクティーを飲んで、

 ラピュタが怖くて窓は開けられないけど、
 自席から外をぼんやり見ているだけなら、

 静かな教室も、くるくる舞う白色も、
 慎一には結構落ち着くなあって思う。]
 

(608) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 朝からいろんなことがうまくいかなくて、
 帰りたいと思ったのに帰れなくて、
 ちょっと泣いたけど、ちゃんと持ち直して、
 他人と会話もできたから、慎一はえらい。

 昇降口が開かなくて落ち込んで、
 メールの送り主はわからないままだし、
 この世界についても仮説のまんまだ。

 あんまり何の役にも立ってないし、
 頼りにならなかったのは明白だけど、
 慎一は慎一なりにがんばってて、えらい。]
 

(609) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ そうやって生きてきたはずなんだけどなあ。

 「全然頼りにならないな」って、>>575
 黒沢のやたらと高いハードルが、
 頭の中にちらついて離れないのはなぜだろう。]
 

(610) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 実は慎一にも立派な腕が2本生えてるんだけど、
 どうにもそれらは自分を抱きしめるのに忙しい。]
 

(611) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 回想・文化祭当日 ──

[ 慎一は屋台のレジにいた。
 一番お客さんに近い場所。

 だから、屋台の目の前の出来事なら、
 そりゃあ慎一だって気づくよ。>>304

 お釣りの計算をしてるとこだった。

 がやがやとした空気の中で、
 慎一はお客さんが言う商品名とか、
 クレープを包む紙のカサカサって音、
 体育館でやってるらしいバンドの演奏。

 そういういろんな音と一緒くたに、
 柊がすぐそこで呼び込みしてるなって、
 うっすらと声は認識していた。]
 

(612) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ それが、声のトーンが変わって、
 なんだか空気がざわっとする。

 「崩してもいいですかー」って、
 差し出されたお札を受け取って、
 代わりに小銭を拾ってた指を止める。

 なんだろうって慎一も思って、
 隣にいるはずの暮石を見た。目が合う。>>543]
 

(613) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……トイレとか?


[ 奇しくも誰かと同じことを言ったらしい。
 慎一のは柊を庇うんでもなんでもなく、
 とりあえず適当言っただけだったけど。>>464

 ひとりになりたいんじゃない? とか、
 そういう思考さえなく、当てずっぽうに。

 数度瞬きをして──、そうだ。お釣り。
 えっと、いくら渡すんだっけ。
 きちっと種類をそろえて小銭を重ねて。

 …………お、お。あ、そうだった。]
 

(614) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  お待たせしてすみませーん!


[ 少し怪訝そうなお客さんに笑いかけるころには、
 慎一は頭の中の片隅に柊の件を追いやって、
 たぶん、思い出さない。明日には忘れる。
 後日「大丈夫だった?」って聞くこともない。

 だって接客が忙しかった。
 直接自分と何かあったわけでもない。
 この後には10円の謎だって出てきちゃう。

 人のことを気にするには余裕がいるんだよ。
 慎一にはいつもそれがない。ずっとない。
 そろそろできてもいい頃だと思ってたんだけど。*]
 

(615) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 少し前:教室 ――

[ 正しい答えをくれるから、
 えらいって言ってるんじゃない。>>603
 向井君の返事は私にとって意外過ぎて、
 それまで笑っていた私の顔は、
 ぽかん、としか言いようのない
 間の抜けた表情になったと思う ]

 ……そうなの?

[ だったら、何がえらいんだろう。
 頼りにならない、正しい答えも言えない、
 それなのに、えらい?
 一体何がえらいんだろう ]

(616) 2021/06/07(Mon) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ ほとんど地面に引っ付いてるようなハードルを、
 跨げてえらいなんて発想は私にはなかった。
 それは、できて当然のことで、
 全く誇れることじゃない ]

(617) 2021/06/07(Mon) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 黒板にメッセージを残して、
 教室を出ようとして、あ、と私は立ち止まる。
 振り返って、行ってきますって言おうとしたけど、
 その前に向井君から声がかかった>>605 ]

 ……もう、慣れちゃった。

[ 慣れちゃって、もうあまり痛くないの。
 痛くないと困るのに。
 そんな返事は胸の奥。もちろん口に出したりはしない。
 ちょっと困ったように笑ってそう返事して、
 そのまま教室を出たから、
 ああ、行ってきますって結局言いそびれちゃった* ]

(618) 2021/06/07(Mon) 23時頃

【人】 店番 ソフィア

[>>550あの日の冗談には、ふざけた調子で笑って返した。]

 やっぱそういうのが理想かあ。
 ねー。めんどくさいの、やだよね。

[>>551軽く同意だけを返し、笑う。
柊くんもそんな感じの恋愛感なんだなあって思って、
なんか、男女が2人でこんな話するのもどうなんだろうなって我に返る。
お互いにそういう気の置けない間柄だとは思っていたけど。

こんな感じで女の子の気を引いて弄ぶのが手口だったのかな?
と、後日、彼の噂を耳にした私は思い返すことになる。]

(619) 2021/06/07(Mon) 23時頃

【人】 店番 ソフィア

[そして現在。彼ははぐらかすように笑う。>>552
どういう事情があったのかなんて私には知りようも無かったけど。]

 遺書ねー。
 たしかに、うん……。

[現実世界で死のうとした誰かが、
最後にこの世界を作り上げて巻き込もうとしている、という。
そんな話、普段なら信じられない御伽話だと思っただろうけど、
この状況だし、そもそも私は自分にしか見えない友人のことを知っていたから、
有り得ないと否定することもできず、受け入れる気持ちでいる。]

(620) 2021/06/07(Mon) 23時頃

【人】 綿津見教会 マナ



―― 現在/鳩羽君と ――


[ いつも通りのふわっと軽いやり取り。
 そこだけ切り取ったならば、普段と何ら変わらない。
  それに、心に余裕があるならば
  幾らでも隠し通すことが出来るのだ、本心など。

  嘘の本当もあって、本音と建前があって。
  だからこそ人の心ってやつは難しい。]


   誰だってさ。
   他人に見られたくない自分、ってあるでしょ。


[ でもいきなり頭を爆発はさせないで欲しい。
  びっくりするからね。]

(621) 2021/06/07(Mon) 23時頃

【人】 店番 ソフィア

[>>540芽衣ちゃんがこちらに声をかけてくるので、
さっきよりもいくらかマシな心持ちで頷く。]

 ちょっといろいろ動揺してるけど、なんとか。

[校舎に閉じ込められたらしいことと、
誰かが遺書のようなメールを残したこと。
考えて気が滅入ったのが表情に出ていても無理はない。]

(622) 2021/06/07(Mon) 23時頃

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