人狼議事


13 【身内RP村】ヒュプノスの白昼夢

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【人】 師範棋士 千早

[ 今となっては、全てどーでもいい話だが。

あの夢には『姉』がいた。
それは伯母のことなのか、『存在しない俺の姉』なのかわからない。姉がいれば俺が女装しなくて済んだかもなーと思った時期がなかったでもないし。

それでも深層心理、俺は伯母の代わりは嫌だったんかね? ]

 夢の中でも、姿形が現実と変わらなかったのはおもしれーな。
 どーせなら、夢でくらい男の格好をすりゃーよかったワ

[ 母にとっては伯母の代わりだとしても、俺にとっては俺だから。何を着てても、何を話しても。
自分の姿を認めてほしかった………なんてな。 ]

(24) ainsel00 2021/10/17(Sun) 15時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン


[ありきたりなドアの開く音。>>18
お客さんが来たなら起きなきゃ と身を捩る。遠いさっきに聞いたばかりのような、「ちょっと起きてる!?」なんて彼女の声が被って聞こえる。蝶番を開ける「パパただいま」なんて言葉だって、現実じゃただの1度だって 聞いた事なかったのに。次の春が来る頃には———……]

………………いらっしゃい。

[カウンターから気だるげに頭を起こして、見知った金髪が目に入ったのなら 結局はすんなりと現実に引き戻される。
彼が好きなのはどれだったかな、僕は最低限のパンしか焼いてないから、奥さんの方が詳しいかも。]

もうお昼だよユンカーくん、起きてない訳ないじゃん。
……ほしいの、無かったら焼くけど。

(25) gyaku 2021/10/17(Sun) 15時頃

天のお告げ (村建て人)

/*取り急ぎ。
数名の延長希望確認しましたので、とりあえず24時間延長しますね!
個人的にも延長したかったので嬉しいです。

(#3) 2021/10/17(Sun) 15時半頃


村の更新日が延長されました。


ヤンは、/*あー鹿神様ありがとう!わあい延長だドコドコドコ

gyaku 2021/10/17(Sun) 15時半頃


【人】 泥炭採り ユンカー

[夢の中、彼の自室で見た写真立ては。>>25
なんとなく。なんとなくだけど、今は伏せられているんじゃあないかと思った。

見えなければ良いのに、それ以上苦しくなんてならないかもしれないのに。
見えるからこそ胸を締め上げる追懐はあるから。]

そだよね、……えっと。
チョコレートのやつがいいなあ……。

[期間限定のパンを買った記憶はあったっけ。
照明を照り返してきらきら光る小麦色ばかり、鮮やかに蘇る。]

あのさ、ヤンさん。
……………………ええと。

あ、夢を見てさ、それでね、
夢の中でも僕、ヤンさんちのパン買ってた。

[それだけなんだけど。
愉快げに装飾しきれなかった世間話は空滑りする。]

(26) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


…………食パンに。
たまご焼いたの乗せたやつが食べたい……。

[絶対ラインナップにない。
だけど自分で焼くのは諦めたんだ、なんなら友人にも怒られた。夢の中でだけど。
夢の中で失敗したものが、現実でできるはずないのだ。

もろもろもろもろ、言いたいことはあったんだけど。
どれも言葉にならないで、まるで卵トーストが食べたくて途方に暮れている風になった。]

(27) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃

ユンカーは、/*わーーーい延長ありがとうありがとうありがとう!!!

g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃


ユンカーは、パルックに鹿せんべいを捧げた。

g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

……チョコ好きなんだっけ。
チョココロネなら焼けてるけど…ちょっと待ってて、焼きたてをあげる。
そこの椅子出して座ってていーよ。

[常ならば待てるか先に聞くのが当然だけど。
なんとなく彼は待っててくれる気がして、のたのた厨房とカウンターを行ったり来たり。>>26
1人になってから期間限定パンも、新しいレシピもすっかりお蔵入りのまま、スケッチブックも本棚の奥に仕舞いっぱなし。]

えぇ〜、すごい好きじゃんうちのパン。うちの……僕の………奥さんの、味。変わってたら、ごめんね。

[分量も火加減も同じはずで、謝られたって困るだろうに。]

(28) gyaku 2021/10/17(Sun) 17時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[さて、ユンカーくんの口から突如放たれた言葉には、さすがに一瞬手を止めた。>>27
それ多分うちの商品になかったよ。]

食パンに 卵のせたやつ……ね。
ぷっ……ふふ。ぐちゃぐちゃにする?目玉焼きがいい?

[売り物の食パンの袋を手に取って、慣れた手つきで包丁を入れる。ご家庭で作るのは難しいふわっふわサクサクの厚切りにしてやろう。ついでにベーコンも乗せて。]

(29) gyaku 2021/10/17(Sun) 17時頃

【人】 山師 グスタフ

[>>10こういう神様の見ている場所って、なんで静謐で穏やかな気持ちになるんだろうか。
心のすさんだ毛羽立ちさえ撫でつけられ幾らかマシになる気がする。]

───………、過去を忘れたいって。
おかしいかなァ。

[自身にすれば初めての対話だけれど、>>0:21彼女にとっては既視のある内容だったか。それも知る由は無くとも。]

では、お隣を失礼して。

[彼女の隣へと踏み込んだなら、眩いステンドグラスの元でまるで神の祝福を受ける。皮肉だろうか。

祈りの作法も曖昧に両手指を絡ませ噛み合わせてから額の前に寄せて項垂れた。]

君は何を祈っている?

[参考に、なんて。
眼を閉じ項垂れる祈りの格好そのままで、祈りの沈黙を破り問う。
多分、黙祷したって、こんなに空っぽじゃあ、神様に伝えたい言葉も選べない。]

(30) shika-san 2021/10/17(Sun) 17時頃

【人】 山師 グスタフ

[>>16そもそも、そもそもだ。
こんな純情ひとつ乱されることが悲しいと、苦しいと、不幸だと。誰かに身を委ねなければ救う事の出来ない、そんな悲願なんだろうか。

記憶の中の"彼女"は眩く鮮明で、白に酩酊する。
唯一抱えるそれだけが宝じゃあないか。]

(31) shika-san 2021/10/17(Sun) 18時頃

【人】 山師 グスタフ


大層慈悲深いこと。

[ヒトを夢から引きずり出しておいて>>17"大層なものじゃない"のか?
………なあんてな。

彼が全うしようとするお節介な"正義"を、誰かが待ち望んで夢に見ている。そう、思えるならそれでいいだろう。そう思えるならな。]

心配御無用。そこまで繊細に出来ていないんでね。

[もうあの夢へ戻れないのなら、この場所じゃあない選択肢なんて神様に訊ねに行くしかない。

───嗚呼、只の夢さ。理解っている。
あの映画みたいな原風景に歌を歌っている"彼女"は手に入らないからこんな夢を見ただけだ。
あんな煌びやかな真白を、彼だって誰だって目にしたことが無いなんて、もう目にすることが無いなんて、この瞳に映る色彩は"大層な"もんじゃあない。*]

(32) shika-san 2021/10/17(Sun) 18時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

>>30

私の願いは、歌でみんなを笑顔にすることだよ

[そういえば人前で歌うことなんて久しくやってないなぁ
あれ、1度もないっけ]

そう望むなら、神様は…あなたの過去を―――

[私は何度も祈ってきた
夢の中だけでも叶えてさせてほしかったな、かみさま]

忘れさせてくださいますよ

(33) らぎゅ 2021/10/17(Sun) 18時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー

[示された椅子にはお利口に座って、緩やかな足音が近付いたり離れたりするのを、静かに聴いて待った。>>28
店頭に並ぶパンだって十分に美味しいのに、掛けられる手間も優しさも、夢だろうと現実だろうと変わらない。
こんなに優しいひとが報われないなんてひどい話だ。]

……いっしょだよ。夢の中でも、今も、昔も。
なんにも変わってない。いつも美味しい。

[分量も火加減も、専門的なパンの工程なんて何も知らないけど。
匂いも味も変わらない。きっと見た目だって。
彼の妻を知る彼の手が作ったんだから。]

(34) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


…………、ぐちゃぐちゃのがいいな。
自分でやったらうまく作れなかったから。

目玉焼きも好きだけど、今日はそっちの気分。

[なんて、まるで次もねだるための仕込みみたいだ。
なめらかなパンにナイフが入る音をかすかに聴いて、
解き混ぜられる黄色に朝の空気がとろけて、
きっと次第にバターの香りまで届く。>>29]

…………ヤンさん。
もしかしてベーコンも乗っちゃう?

[焦げる脂の匂いを聡く嗅ぎ付けては、椅子を立ち上がってカウンターまで近付いた。
豪華だ、なんて現金な感想だ。]

(35) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

[日常となんらかわらない平坦な夢。
ただひとつ違うのは、ルリが透き通る優しい声を持っていたこと。
何度となく繰り返し見た夢の世界だけれど、今回はどっぷりと浸かっていたようだ。

その世界のルリはよく話をした。
声を出すことに迷いがなかった。
夢の中の彼は、無敵だった。

見た目の通用しない声だけのやりとりー1番苦手な手段ーを提案するくらいだもの。]

(36) kotoringo 2021/10/17(Sun) 19時頃

【人】 山師 グスタフ


なら、神様。

[>>33彼女の隣で、彼女に言うように、語り出す。
並び項垂れ、向く方向こそは神を象る十字架に向かってだから、形こそはまさしく祈りだけれど。
自身にとっては抽象的な神より、並ぶ彼女の言葉の方が救いめいた。]

忘れたままでいさせて

[この場がまるで懺悔室かと錯覚させるように深く項垂れ落ちた。]

(37) shika-san 2021/10/17(Sun) 19時頃

【人】 山師 グスタフ


歌を聞かせてくれる?

[そうすれば"彼女"の歌を忘れ、笑顔になって。
>>33彼女の願いも叶う事になるなんて打算は。

きっと"彼女"の事を忘れられないから、神様は嘘だ。]

(38) shika-san 2021/10/17(Sun) 19時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


……思ってないだろ。慈悲深いなんて。

[よくやった、ありがとう、おまえのおかげだ、そんな風に褒めて欲しかったわけじゃあない。>>32
誰もが待ち望んでいるだなんて、愚直に信じられたらどんなによかっただろう。
凭れた窓枠を掴む両手に力が篭って白んだ。]

…………僕、僕だって。
僕だって、────ずっとあそこに居たかった。

[愚直に信じられるはずがない。
他ならぬ自身が待ち望めやしなかったんだから。
光彩に満ち満ちた世界を中途半端に知らされて、その上で常闇の世界でまた生きていかなきゃいけないなんて酷だ。酷じゃあないか。
酷だろう。自身もあなたも彼も彼女も、みんな。

俯いた視界は水気を含めど滲みすらしない。]

(39) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー

[あなたが何を失い何を願い何を夢見たかなんて、そのひとかけらも知らない。
知らなければ、たとえ知っていようと、言及する権利は自身にない。]

だけど、眠ったままでどうなるかわからないし、
気付いたのに知らんふりなんてできないし、
みんな戻ってきてくれないと、…………、
グスタフさんにだって、……いなくなってほしくないし。

なのになんで、………………、

[だからこれは癇癪だ。
大人になれないそのまんま、小手先の決意への責任も取りきれずに喚き立てるだけの。
だけどさ、憤って怒鳴りつけるならまだしも。
物分かり良いふりして白々と突き放すことないじゃあないか、なんて我儘めく、 ……結果。]

(40) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー

なんでそんなこと言うのーーーーーー……!?

[泣き出しちゃったよ。子供なのでね。
彼のせいじゃあない。張り詰めていた糸が叩き付けられるように切れて、紡ぎ時を見失っただけだ。
言葉は得意じゃない、のも相まって、その場にずるずるしゃがみ込んではべそべそ泣いた。]

(41) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

>>38

[聖歌隊員なんて名ばかり
こんな私にでも求めてくれるなら、と]

お聞き苦しい拙い声ですが、聴いてください

………――――――

[歌は"綺麗"とは言えない
こんな歪んだ音程であなたを笑顔にできるだろうか]

……―

[神様、もう一度だけ夢を見せてくれませんか?
温かく心地のいい時間を、この声が響き続ける限り]

(42) らぎゅ 2021/10/17(Sun) 20時頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[あー今自分、年下に慰められちゃったなぁなんて。>>34
己よりいくらも小さい子に気を遣わせたお詫びがベーコンをカリカリに焼くことぐらいだなんて笑わせる。
ぽふんとベーコンに卵を敷いたら、カウンターに向かっ]

……もう乗っちゃった。

[>>35振り向いた先、お利口に着席してたと思っていた彼はすぐそばまで来ていて。
ちょっと行儀が悪いがそのままカウンターに乗せ、彼の分の椅子を持ってきてしまう。]

はい。こちらご注文の品、ぐちゃぐちゃたまごのベーコンエッグトーストです。なぁんて……食べてくでしょぉ?

ナイフとフォークはいる?

[向かい合わせに頬杖ついて。
僕の顔おぼえてる?なんて呟いたのは、なんかの気まぐれだったかな。]

(43) gyaku 2021/10/17(Sun) 20時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー


えーーー……、ふふ、乗っちゃった?

[ベーコンをカリカリに焼いて厚切り食パンに卵と一緒に乗せることのどこが悪いんだろう。>>43
すごいことだぞ。笑顔にはなるけどさ。
椅子くらいは自分で運べるよ、……そう言いたかったけど。
パンの陳列された店内で無闇に運搬作業に手を出すのは無謀に近い。そのまま甘えた。]

た、食べてく。
手で食べたら、……行儀が悪いって言う?

[この暴力的なまでの匂いを前にして、テイクアウトを選べる人間がいるなら、その顔を見てみたい。見えないけど。
彼が優しく首を横に振る様子は、記憶を伴って再生されるから。
問いを向け終わる頃には、トーストに手を添えて持ち上げていた。]

(44) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 21時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー


────────……んむ …、

[大きく口を開けたあたりで、彼の小さな問い掛けは耳に届いたのだけど。
厚切りパンの端へかぶりついて咀嚼する時間がそのまま、思考時間として横たわった。
ごくん、鳴る喉の音が大きく響く。]

…………、覚えてる。
あの、ううん、……僕の都合の良い想像かもしれないけど。

ヤンさんの目は、……優しいね。
笑うと目尻に小さい皺ができる。
それが好きだ、って思った。

[濡羽色の瞳は、見慣れた世界に似るようで違う。
落ち着いた虹彩に自分の姿が映るのが、ふたり一緒に時間を過ごす証明に見えた。
そうして、今もきっと。
目の前にあるのは同じ景色だ。]

(45) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 21時半頃

ユンカーは、ちょっと連投させてください

g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 23時頃


【人】 諸葛八卦村 ヤン

[夢の中となんら変わりなくパンを手に取る姿は、パッと見ではどこが違うか分からない。
起き抜けよりかは幾らか落ち着いた気分に、もし同情で気を持ち直したとしたら最悪だなぁとか、思わないでもないけれど。

数拍遅れて返答を。>>44]

ん〜ん!僕も手掴みが一番旨いと思う!

[なんの気ないように笑って、なるだけ深くゆっくり息を吐く。目の見えない彼が、ため息をつかれたと思ってしまってはさすがに申し訳が立たないし。]

(46) gyaku 2021/10/18(Mon) 01時半頃

【人】 諸葛八卦村 ヤン

[食事の邪魔をしてしまったかもしれない。>>45

彼の返答があまりにも見てきた風だったのなら、やっぱりあの夢はただの夢じゃなかったのかも。仕込みがダメになっていたし、……行方不明が、なんだっけ。夢の記憶はどうしたって遠ざかってゆくもので。
間近で詰め寄った視線だけが新しく、珍しい。]

え〜、褒められると思わなかった。
そんなこと言われたらさぁ、僕ってちょろいから、またいつでもトースト食べに来ていいからね〜って言いたくなっちゃう。…っていうか、

…………食べに、来て。ね。

[ぐずるような声はどうにか喉の奥で噛み殺した。ほんとも〜〜年取ると涙脆くなっていけねぇや。
誤魔化したくって目前の頭に手を伸ばしてしまえば、長い前髪をくしゃりと撫でることは許されただろうか。]

(47) gyaku 2021/10/18(Mon) 01時半頃

【人】 泥炭採り ユンカー

[邪魔じゃあない、どころか、何のためにここに来たんだなんて叱られたって良いくらいだ。>>47
それを忘れたわけじゃないし。
そもそも同情ってわけでもないんだけど。>>46

バターと小麦の優しい匂いを閉じ込めた卵トーストへは、一口ごとにおいしいと賛辞や肯定を添えて。
どこか詰まりかけた彼の声が聞こえたのは、最後の一切れを口に入れたあたり。]

…………、来ていいの?
あのさ、……目玉焼きも乗せ、たかった。

[とってつけたような理由付けは、彼の作った不恰好な口実への補強だ。
目玉焼きもスクランブルエッグも、
そもそもトーストすらなくっても、
首を横に振る理由はないから。]

(48) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


────────……、

[前髪へ触れる手のひらにかこつけて、口実をもう一つ。

混ぜる温度は記憶にあるものと変わりない。
拒絶の素振りは見せず、いっそ慣れた風に享受するつもりだけど。
十分なくらい混ぜさせた後で、彼の手のひらが離れる寸時に。
こちらから掴み取る、つもりだ。

拒まれなかったなら、掴んだ手のひらを起点に。
椅子の上に膝立ちになってリーチを伸ばせば、カウンターを越して。
記憶の形を沿うように、彼の目尻に親指を当てる。

ほんの僅か、ほんの少しの空気の揺れに、
泣いてるんじゃないかなんて思った、のと。]

(49) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃

【人】 泥炭採り ユンカー


…………目も、鼻の形も、覚えてるけど。
夢の中のことって、どんどん忘れちゃうから。

忘れたくないから、……また、来たいよ。

[その鼻筋まで指を伸ばしたかっただけだ。
記憶の映像を繰り返し辿れば、無色の世界に色が着くと、そう願った だけだ。

だいぶ無遠慮な接触だから、厭う素振りが僅かでも見えれば、指がどこにあろうと中断する。もちろん。]

(50) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃

【人】 執事 ハワード

[………目が覚めると、私はいつも寝ているベッドの上にいた。
長年愛用しているせいか、少し端の方がよれている。長い夢を見ていたせいであろうか、たくさんの水溜りが出来ていた。

重い身体を無理やり起こし、毛並みを整えた。
一つ、動作をするたびに白銀の長毛が揺れた。
もう陽が高くのぼり、焼けるような暑さだ。

ーーー窓に反射する自分の姿を見つめた。

…そう、俺は犬なのだ。しかもかなりデカい。
ボルゾイといった犬種?らしい。

(51) Na 2021/10/18(Mon) 13時頃

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