14 冷たい校舎村10
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[ きみは、ふつうの男の子。 わたしもふつうの女の子。 こんなにもありふれた顛末で、 これほどにこころをかき乱されるなんて、 人間とは、なんと不自由な生き物なのだろう。]
(24) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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[ これ以上の痛みなんて想像がつかない。 これから先を生きていける気がしない。 またなにかを失うくらいなら、 わたし、その前に死んじゃいたかった。]
(25) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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── 現在・朝 ──
[ ──保健室に立っている。
学校があるなら間違いなく遅刻だった。 動きたくないなあという気持ちに従ったせいだ。
もしもこれが現実なら、走って走って、 1階に教室があるのをいいことに、 ローファーのまま窓から乗り込むところだ。
けど、スタート地点は保健室だし、 昨日のことを鮮明に思い出せる程度には、 わたしの目はもうぱっちり冴えている。]
(26) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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なっちん? りのきちー? ……みんな、早起きだねえ。
[ とぼけた声を上げて室内を見回しながら、 わたし、その瞬間を恐れていたのかもしれない。]
(27) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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[ ……チャイムが鳴った。**]
(28) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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[そうして今の和歌奈の中には、 明日同じようなことが起こるのを気にする縮こまった気持ちと、 それでも明日が楽しみという気持ちが同居していた]
『委員長のごはん楽しみだなー。>>2:370 私は明日のお夕飯でも作ってみようかな!』
[そんなことを黒板に書きのこしたあたりでどっと疲れが出てきた、けど、 どうにかすっきりした状態で寝たくて、疲れた身体を引きずって動いた。 シャワーを浴びるまではちょっともたなかった。明日にしよう。 あ、ちゃんと保健室のベッドひとつ拝借しましたとも**]
(29) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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── 朝・食堂 ──
……あれ。平塚いねぇのか。
[起きたら目に入った黒板の文字が、 平塚ぽかったから。>>2:438 食堂に行けば会えるだろうときてみたけれど 夜に引き続きすれ違ってしまったらしい。]
(30) 2021/11/11(Thu) 01時半頃
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[欠伸を噛み殺し、冬眠明けの熊のようにのそのそと。 床で寝たせいで少し痛い首をさすりながら テーブルの上を見れば用意されていた朝ごはん。 美味そうな匂いの誘惑に抗えず、座って手を合わせた。]
……いただきます。
[トーストを口に放り込んで咀嚼するうち、 だんだん脳も起きて頭がはっきりしてきた気がする。 こんなちゃんとした朝食を摂ったのはいつぶりだろう。 なんて、呑気に手を伸ばした先には春雨スープ。]
うま……こんだけ料理作れるのすげぇな。
[会ったら礼を言わないと。 冷たい校舎の中、新たな人形にはまだ気づかないまま。]
(31) 2021/11/11(Thu) 01時半頃
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[そして程無く、 午前8時50分を告げるチャイムが鳴った。>>#0 **]
(32) 2021/11/11(Thu) 01時半頃
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ひもじいかぁ? 俺、高級グルメばっかり食うわけじゃないのよ。
[>>0反論してみたが、まあ、言わんとすることはわかる。 金持ちである自覚はあるが、食生活は特に変哲もないものだ。
料理についての話が切り出されるなら、 俺は軽口を返してやって、潰えた古香さんのバレンタインのプランを知ることになる。]
(33) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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それは喜んでくれただろうな。 誠に残念なことで。
[笑みが返ってきたのなら、 こちらも社交辞令的に笑って受け取る。 実現しない未来の話。
好きな人がくれるものならなんだって嬉しい。 いつかの相談でそう言われたからというわけではないけど、 関係が続いていればきっと喜んでくれたのだろうと。]
(34) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[そうして、夜も更けていく校舎。 春満の集めてくれた暗幕をひとつ、 ありがたく借りて、教室の隅のほうを借りれば、 暖房のぬくもりを享受できるうちに眠りに落ちることになる。]
(35) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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— 朝・1F廊下 —
[朝の目覚めは若干早かった。 どう頑張ってもスッキリしない気持ちを少しでも整えようと、 購買でタオルや歯ブラシを買って、身支度を整える。
相変わらず校舎の外には出れそうにない。 出れる時を待つほかなく、やれることもない。
ああ、そういや、 料理ができる奴らが朝食や昼食を作ってくれるという話だっけ。 それはとてもありがたい。
そんなことを思って廊下をほっつき歩っていたところで、 8:50、チャイムの音が鳴った。*]
(36) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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— 回想:敗者の後日談 —
[季節が冬になる。 ユイとは会えていない。
いつも2人で歩いていた通学路を1人で歩きながら、 いろいろなことを思い返す。 どんな気持ちでずっと俺の隣にいたのだろうと。
考える時間だけはたっぷりある。 答え合わせは永遠にできない自己復習。
何度も繰り返し、同じことを考える——]
(37) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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あ、
[視線の端、道路を挟んで向かい側、 疎らな人影の中に、その姿を見た気がした。
ふとそちらを見て、回り込んで道路を渡る。 追いかけて、そして——いた。
ユイがいた。 婚約解消してからずっと、俺と会うのを拒否していたユイが、 私服姿で、どこかへ向かって歩いていくのが見えた。]
(38) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[追いかける。大きく距離を開けて、見つからないようにしながら。 どうしてかは自分でもよくわからなかった。 呼び止めたいのなら、そうすればよかったはずなのに、 ユイがどこに向かっているのかを知りたかった。
これはストーキングだろうか。 やめたほうがいい、と脳の奥で警鐘が鳴る。
それでも俺は追いかける。 先をゆくユイを追いかけて、バスに乗ったのを確認し、 躊躇ったけど、顔を隠しながら俺もバスに乗る。]
(39) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[そのまましばらく座席で揺られていた。 バスは進む。
いつかの日、2人で出かけた美術館を通り過ぎ、 遊園地前に来たところで、ユイはバスを降りた。
俺もそれに続くように降りる。 ユイにはまだ気付かれていない。
心臓が破裂しそうだった。]
(40) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[遊園地。 少し考えれば分かったのだ。 ここへ1人で来る用事なんて、ユイが持っているはずがないと。
遊園地の入り口、待ち合わせスポットのマスコット像へ向かって、 ユイが駆け出していくのを見た。
俺は、人混みに紛れて、 その様子をずっと見ていた。
これ以上、見てはいけないと。 本能がそう訴えかけてくるのを無視して。]
(41) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[ユイは、笑顔を浮かべた。]
(42) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[ユイと待ち合わせていたのは、 婚約の解消を伝えに来た、あのライバル会社の若き社長で。
あの男を前にしてユイは、笑っていた。
そして。 その2人は一目見て分かるほど、仲睦まじい様子で、 手を組んで遊園地のゲートの奥に消えていった。]
(43) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[……俺が見たことのないユイの表情は、あの男に向けられていた。
それも、そうか。 あの男は、ユイを解放するために尽力してくれたヒーロー。 俺という悪者を退けた、彼女にとっての救世主。
ああ、そういうことか。 ユイにとって、俺は邪魔なだけの悪役で。
そして、もう決着が着いた後。 忘れ去られるだけの、ただの情けない敗者でしかないのだ。]
(44) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[>>1:188——こいつ、あんまり笑わないんだけどさ。 気にしないでくれよな。こういう奴だから。]
(45) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[何が「こういう奴だから」だよ。死ね。]
(46) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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[冬の夕方、 遊園地に向かうカップルたちの流れに逆らって、 ひとり、敗者は歩き去るのみで。**]
(47) 2021/11/11(Thu) 04時半頃
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─ 回想:1日目夜/莉希 ──
君から見た私が、 強く見えているのなら嬉しい。
そうだな。 私は周囲の人間に恵まれているし。 莉希の事も、そのうちの一人だと思っている。
(48) 2021/11/11(Thu) 09時半頃
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バリアフリー。 提案してくれてありがとう。
[ 笑顔で頭を撫でようとしたけれど。>>2:431 片手が繋がっているので叶わない。 む。と表情を一転、不服そうに呻いてから。 ]
(49) 2021/11/11(Thu) 09時半頃
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私の事? ふふ。莉希は頼りになるぞ。 しかし聞いても面白い事はないと思うが。 うん。そうだな …… 気が向いたら。
[ まるでいつかを彷彿させるような、 会話の運びだった。>>1:101 君の引っ掛かりを知れば、驚いたかも知れない。
そうだな。私はメールは苦手だが。 命を断つ理由ならば常に隣に置いていたから。 犯人である可能性は否定しきれない。 ]
(50) 2021/11/11(Thu) 09時半頃
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[ 私はこの世界に不必要な人間だと思うんだ。
─── きっと優しい人達は否定するだろうから。 いつだって、言葉を噤む事しか選べないまま。 ]
(51) 2021/11/11(Thu) 09時半頃
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[ 二人で知恵を合わせた脱出ゲーム。 結果は1]
1,成功 2,失敗
射的や輪投げはどうだっただろう。 莉希の欲しい景品を教えてもらえれば、 任せてほしい。 実際に飛ぶ方向はさておいて、 真梛は張り切って狙いをつける。 プラネタリウムの星々は、 空を模した群青によく映えて。 素晴らしいなと、意図せずとも感嘆の声が零れた。 ]
(52) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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[ 回り始めたのが遅い時刻だった事もあり。 2階の端に辿り着いたあたりで時間切れ。 1階に戻ろうという話になれば、 その帰りのエレベーターで。 ]
その、莉希。君が良ければ何だが …… まだ明日もこの時間が続いていたのなら、 3階の催しも一緒に回ってくれないだろうか?
[ 得体の知れない状況下。 流石に呑気が過ぎるかもしれない。 見上げながら問う声は、少々不安そうに揺れて。
最も。君が頷いてくれてもくれなくても。 そんな時間は訪れないのだけど。 私も、おそらく君も、それを知らないから。 ]
(53) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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