18 星間回遊オテル・デカダン
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[こちらへ来る少女(>>54)と、店員(>>55)の姿を見て。ゆっくりと首を振る。]
やれやれ。皆とっくにロビーに行っておるものだと思っていたわ。それがどうして……
[女の言葉は、ミームに胸ぐらをつかまれて(>>56)途切れる。]
サラ殿。別に我は、あやつの願いを叶えたつもりはない。ただ我にとって都合が良かっただけの話よ。 奴の魔法は我らにとって邪魔であったからの。
(58) 2022/05/13(Fri) 00時半頃
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[デリクソンによってミームと引きはがされても、全く気にするそぶりを見せず。]
そうじゃ、我らが皆を殺すつもりであった。ロバート殿もジェルマン殿も、殺したのは他ならぬ我じゃ。 馬鹿にしていたつもりはない。"この女"ならそう言うだろうと思い、人間として振舞っていただけのことよ。
[女は、人間たちに理解を求めてなどいない。ただ淡々と、投げつけられる問いかけに答えるだけだ。]
(60) 2022/05/13(Fri) 00時半頃
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[ミームの手の内で、『萎れない花』が咲き続けている。
栄養も水も必要としないそれは、生きているのか、死んでいるのか。
涙にも、血にも汚れず。ただ咲き続ける。
その花弁のように、記憶は鮮やかに残り続けるだろうか]
[ミームの荷物の中で、『視界情報記録眼鏡』が時を待っている。
封じたものにいれたメッセージ入りのものではなく、ただ。
サイドテーブルから、惨撃を。懇願を。願いを。命の最後を。
記録し続けたそれが、真実を告げる時を待っている。]
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[女は何を言われても、ただじっとそこに立っていた。 サラから呪詛めいた言葉を向けられた時だけ、目線を下げてぎゅっと唇を噛みしめたが。それも一瞬のことだ。]
[一行が去っていって見えなくなると、長く息を吐いて。]
人らしく振る舞うのも悪くないと思うておったが…… 人間など、碌なものではないな。
(70) 2022/05/13(Fri) 09時頃
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──昨日/自室──
……こいつら勝手に増えてねぇか?
[物の多さにうんざりしかけていた頃、ガラクタの山からある物が姿を現した]
これは……チョウチンってやつか?
[以前の仕事で うちの種族の特産品です ともらったものだったか?自室に飾るには合わないので放置していたが……]
イザカヤにこんなのがあった気がするな……。
[ふと、何かが降ってきた。
整理の手を止め、デスクから紙を一枚取ってくると蹲り、ガリガリと紙に降ってきたものを描き殴る]
ここを、こう……壁にメニューがあって……、カウンターは……。照明は……薄暗く……、チョウチンで光量を……。
[ラフをあらかた描き終えたところで我に返る]
こんなことしてる時間ねぇっつたっろ!!!
馬鹿か俺は!!!
[馬鹿だと思う]
[ともあれ、片づけの邪魔になると、ラフと提灯を提灯をデスクの引き出しにしまい込む]
[もし、誰かがこれを見つけてくれたら。
そんな淡い期待を胸に……。]
― ジェルマンの部屋 ―
[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。
真っ赤に染まった床は洗い流され。
保証に入っていた分の荷物は運び出され。
肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。
少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。
回収されることもないだろう。
部屋はすっかり綺麗になっていく。
そこに男が存在していた痕跡が消えていく。
懇願を、聞き届けられていたら、
そもそも部屋には誰も来なかっただろう。
話し合いを、するつもりがあるのなら。
血は流れなかっただろう。
選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]
[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。
理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。
最後に男が選んだのは自己犠牲だった。
あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。
あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。
もっと良い取引を持ちかけたのなら?
結果は変わっていたかもしれない。
それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。
選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。
ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。
そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。
男には出来なかった。
後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。
しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]
[時間が足りなかったのだ。
他の選択肢を模索するには。
団結を促すには。
信頼を築くには。
そして、互いを理解し合うには。]
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― 廊下 ―
おお。……なんじゃ、居たのか。
[もう誰も居なくなったと思ったものだから、小型生物が現れたのに驚いた。(>>73) ハロの方に向き直り、頷く。]
反撃したところで、何にもならぬであろう。ぬしらの反感を買うだけじゃ。それに、あの程度痛くもなんともないわ。
人の感情に引っ張られた、そうかもしれぬ。 ……それに、アルクビエレ殿もエフ殿も人の心を持った者じゃったから。それに影響されたのかものう。
(85) 2022/05/13(Fri) 18時頃
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うむ。あやつらは、我から見ても人と何ら変わりなかったよ。
[女はそう語るが、しかし決して人にはなり得ぬ存在だ。人を喰らうという決定的な違いがあるのだから。]
お褒めにいただき光栄じゃ。最後には人でないと気づかれてしまったがの。
いや、特に行くあてもなかったのじゃが。最後にこの船をよく見て回ろうと思っておってな。 勿論、あの少女らとは顔を合わせぬよう気をつけるよ。
[擬態を褒められたことには礼を言って(>>88)、また適当に歩き出した。今度こそ他の人々と会わぬよう注意しなければ、と思いながら。]
(90) 2022/05/13(Fri) 20時半頃
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― 3日目以降のいつか/ロバートの部屋 ―
[かつてのロバートが住んでいた部屋は、きれいに掃除されていた。豪華回遊客船『オテル・デカダン』が今後も運行されるのならば、別の誰かが使うこともあるだろう。
ロバートの遺品に、引き取り手はいない。
『星喰いアメーバ』の危機が去り、無事に補給港へ辿り着いたとしても、ロバートの死を伝えるべき相手は誰もいなかった。
彼の主人は、犬をこの船に預けてすぐに、原因不明の宇宙船事故で死亡していた。そのことをロバートは知らされてはいなかった。いくらか予感めいたものはあったにしろ。
「ここで待っていてくれ。必ず帰ってくるから」
主人との約束は、ロバートの生死に関わらず、ずっと前に果たされないことが決まっていた。]
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