人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  迷惑とか、今更なんだよ。
  何を反省してるのか知らないけど、
  それ反省する方向を間違ってるんじゃね。


[あの時、教室の喧騒に紛れてしまい>>1:32
聞きとることが出来なかったから。
俺はその真梛の態度に眉を顰めて、再び背を向けた。]

(109) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  平塚は、虎次郎んとこ連れてくつもり。
  みんなに知らせんのは……頼んだ。


[任せた、と言いかけて。
少しだけ言い方を変えてから。
校舎へ引き返す車椅子と別れようか。*]

(110) 2021/11/11(Thu) 23時半頃


     わたし
[そう、平塚莉希が死んでも
 ママは悲しまない。

    天野莉希の死を、悲しむだけ。
    だってそういう人なのだから。]
 



   わたし
[ 平塚莉希は 貴女の どこにいますか? ]
 


[文化祭が終わって春が近づくにつれ、
 どんどん憂鬱になっていった。
 進学するにしたって、ママが納得するところに
 しか行かせてくれない。
 レッスンやオーディションだって再開する心算
 だろう。

 ……また雁字搦めの生活に戻る?

 ううん、この三年間だって、
 糸は絡まったままだったよ。]



[ まるで操り人形のように ]
 


―― 帰還 ――


 ―――――っ!


[何かに弾かれるようにばちりと目が覚めた。

 鼓動が早い。
 呼吸が浅い。
 嫌な汗だって流れている。
 まるで悪夢を見た時のように。

 息を落ち着かせながら沈んでいたベッドから身体を
 起こした。

 えぇと、私何してたんだっけ?
 ……そうだ。ママと電話して一方的に色々言われて、
 しんどくなってベッドに身を投げたんだ。]


[窓の外はとっぷりとした闇に染まっていて、
 冬の空気が星の光をより綺麗に瞬かせている。
 思わず窓を開けた。
 窓はすんなりと開いた。
 雪は積もってはいなかった。]


 ……夢、だったのかな?


[夜空を見上げれば綺麗だなぁと思ったけど、
 身体が冷えればママに怒られる、とやっぱり
 すぐにからりと閉めた。]


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館 ──

[舞台の上に並べられた、見覚えのある大道具。
そういやあの時、劇の宣伝もされたっけ。>>0:350
なんだかんだ着ぐるみで絡まれまくったせいで、
観に行くタイミングは逃してしまったけど。

運搬のお駄賃にもらった茶と菓子を食べながら、
どんな内容か聞いたりしたことを。
今更のように思い出しながら。

舞台の中央に吊るされた、黒髪の人形に眉を顰めた。
降ろしてほしいそれが平塚だと聞いていなかったら
きっと俺はそれが誰だかすぐにわからなかっただろう。

舞台にあがって人形に手を伸ばす。>>2:451
ぽたり、と滴り落ちた錆くさい赤は、
それがまだ新しいことを示していた。]

(116) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[ああやっぱり。
そんな、どこか納得してる俺がいるのを自覚しながら。]


  …………無事、帰れてるといいな。


[古香と夏見から仮説を聞いていなかったら、
実際血まみれの人形に出くわして
こんな平静でいられなかっただろう。
糸を外していけば、がくん、と人形が傾いだ拍子に
黒髪だけが床に落ちて、いつもの髪色が現れて。

やっと見覚えのある平塚の面影を人形に見て
何故か少しホッとした。]

(117) 2021/11/12(Fri) 00時頃

[やることやらなきゃと思って時間を確認しようと
 ベッドに投げ出されたままだったスマホを手に取る。
 そこでいくつか通知が入っているのに気づいた。
 それは日食君、それから飯尾先生、和歌奈さんの
 順に表示されていて。
 どうしたのかなって、一番上の日食君から目を
 通した。


 病院? どこか怪我したのかな?


[もしかして送信先間違えた?なんて思ったけど、
 次に飯尾先生のメールを開けば、その意味はすぐに
 知れることとなる。]




 ……夢、じゃ、なかった?
 あの世界は。
 ホストは、和歌奈さんだったってこと?


[あの世界で見た同じ文面が、一言一句違わず
 確かにここにある。
 その画面を凝視していると、もう一件、通知が
 入った。


 ……行かなきゃ。


[七星さんも帰って来た?って思ったけど、
 今はそんなこと気にしてる場合じゃない。]




『平塚莉希も帰還
 病院、私も向かいます!』


[私もグルチャに返信を打って、部屋を飛び出した。]


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[さて、どうやって運ぼう。
ひとまず布でくるんだ方が床が汚れないだろうと、
適当に舞台に使われてた暗幕をひっぺがしていたら。

雄火も体育館にきたらしい。>>99
バスケ部だもんな、朝練が癖になってんのか。
ただし、もうチャイム鳴ったけど。]


  ああ、これで包んで運ぼうと思ってたとこ。
  二人で運んだ方が早そうだし、
  じゃあ雄火は頭の方持ってくれ。


[暗幕を広げて、人形を包み。
運ぶ先で考えたのが同じだとわかれば、
少しだけ口元が緩んだ。]

(126) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして、平塚の人形を3-2教室へ移動する間。]


  ……こうやってマネキンになると、
  この校舎から外に出れるらしいって話だけど。
  雄火は、ここから出て帰りたいか?


[身長差がある分、多少身を屈めながら。
そんなことを聞いてみようか。**]

(127) 2021/11/12(Fri) 00時頃

[ 手術室に、人影が見えた。
 手術中の赤いランプが灯ってるのも、見えた。
 あたしはゆっくりと近づいて、頭を下げる ]

 こんばんは。

[ 来たのか、と声を掛けてきたのは飯尾先生。
 和歌奈ちゃんのお父さんは、
 わざわざありがとうございます、って
 子供のあたしに敬語で挨拶して、
 頭まで下げられてしまって、あたしはちょっと慌てた。
 和歌奈ちゃんのご家族には文化祭の日に会った。
 覚えてる。

 和歌奈ちゃんのご家族は他に誰か来てたかな。
 皆さんお揃いだったかもしれないし、
 もう夜も遅いから、お母さんと妹ちゃんは
 お留守番だったかも ]


[ 和歌奈ちゃん、来たよ。って、
 あたしは手術室の扉を見つめた。
 この向こうに和歌奈ちゃんがいる ]


[ しばらくそうしてたけど、
 先生が、ちょっと一服してきます、って
 席を外そうとするのに、
 あたしはついていくことにした。
 先生にはちょっと話したいことがあったから ]

 あ、あたし夜食持ってきてて。
 ちょっと食べてきます。

[ ご家族にそう言って、あたしは先生を追いかけた ]


[ 病院って屋内には喫煙所作れないんだって。
 あたしは煙草吸わないし吸う予定もないから
 どうでもいいけど。
 病院の外の特定屋外喫煙場所とやらで
 そう言って嘆く先生の横で、
 あたしはラップをめくっておにぎりを食べた ]

 先生さー、教育者の端くれってやつでしょ、
 だったらさあ、集団失踪事件の話、知ってる?
 誰かの頭の中にいた、みたいな話。

[ レンチンの焼きおにぎりは冷めても美味しい。
 もぐもぐしながら聞いたら、
 端くれ言うな、って小突かれた。
 一応知識としては知ってる、とも ]



 先生、あたしねー。
 さっきまで、和歌奈ちゃんの世界にいた。
 ……って言ったら、信じてくれるー?

[ あたしがそう言ったら、先生は怪訝そうな顔をした。
 大人を揶揄うもんじゃない、ですとな? ]

 先生、こんな状況でそんな冗談言うほど、
 あたし不謹慎なやつじゃないよー。

[ そりゃ夏見七星、お調子者ですけどね?
 ハチャメチャガールズとか一部で言われてる
 らしいですけどね?
 言っていいことと悪いことの区別くらいは
 ついてるつもりです! ]



 和歌奈ちゃんの世界って、望高文化祭だった。
 それでさ、あたしとか日食君は帰ってきちゃったけど、
 その世界にまだ残ってる人がいるはずなの。

[ 路子ちゃんに、真梛ちゃんに、荒木君に……って
 あたしは指を折って数える。
 莉希ちゃんからのグルチャは
 車の中で読んだ。
 莉希ちゃんももうじき来る。
 先生が信じてくれないなら、
 莉希ちゃんからも言ってもらおう。
 あたしたちは、和歌奈ちゃんの世界にいたって ]

 だからさ、先生。
 みんなが連れて帰ってくれるはずだからさ、
 ……和歌奈ちゃん、助かるよね。

[ おにぎり包んでたラップを小さく丸めて握りしめる。
 俯いたあたしの頭に、先生の手がポンって乗った ]**


卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/12(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。




 あの!私ちょっと望月病院に行ってくる!


[下にいた祖父母にそんな声をかけて慌ただしく
 バタバタしていれば、驚いた二人から一体
 どうしたのと声がかかった。]


 あ、えっと、その、
 友達が、運ばれたって…!


[祖父母は昔里帰りした時は気難しくて厳しい人たち
 って印象だったけれど、今は孫として普通に接して
 くれている、と思う。
 たどたどしく説明をすれば、二人は顔を見合わせた。]


[望月病院は自転車で行けばそんなにかからない。
 コートを羽織ってマフラーを巻いて、迷いなく
 飛び出そうとしていれば待ての声が響いた。
 こんな夜中に外出は関心しないと。]


 で、でも……!


[確かに関心できないかもしれない。
 でも私だって子どもじゃない。
 どことなくママに似た面影に、雰囲気に、
 反論の声はそれ以上出てこない。]


「夜道は危ないから送っていく。」

            ――――え?


[下を向きかけたら、降ってきた声に素っ頓狂な
 声が出た。

 私を、心配してくれた?
 それともやっぱり世間体?
 なんて考えてしまうのは失礼だっただろうか。

 でも断る理由はない。
 だって私は病院に行きたいから。]


 ……お願いします!


[そうして車に乗り込んで、病院を目指した。]


[私食堂に食料があるって書き込みだけ見たわけ
 じゃないよ。
 ちゃんと日食君についての書き込み
 見たら、マネキンもちらっと確認した。
 保健室のベッドは四つで、女子は五人。
 路子さんはどこでも寝れるからとベンチで寝て
 しまって
 遠慮して空けるのも勿体無いなぁって思ったから
 使わしてもらったけど、マネキンを見てしまった
 せいかなかなか眠れなくて。
 だから。]


 首大丈夫?


[自販機の所にその姿を見つけたら、
 開口一番にその細い首を確認した。
 まぁ大丈夫じゃなかったら日食君も私もこんな
 ところにいるわけないんだけど。]




 本当に苦しかったな、あれ。
 死ぬのって、あんなに苦しいんだね。


[日食君の身にどんな現象が起こったのかは
 知らないけど、そんな言葉をぽつりと零す。
 和歌奈さんも苦しかったかな、痛かったかな。
 少なくともその胸の内は、苦しかったのだろう。

 七星さんももうついていると教えてもらえば、
 私はその姿を探したんだ。]


[ドラマとかでよくあるよね。
 暗い病院に赤いランプが灯ってさ。
 その前に家族が神妙な面持ちで待ってるの。
 まさかリアルで体験することになるとは
 思わなかったよ。

 ご家族にぺこりと頭を下げた。
 この扉の向こうに、和歌奈さんがいるんだ。
 ランプはまだ、消える気配はない。]


 七星さん、に飯尾先生。
 こんばんは。


[二人がどこにいったかを教えてもらえば
 そちらへと足を向ける。


[会いたかったのは飯尾先生じゃなくて七星さんだ。
 脇目も振らず傍によればぎゅって抱きついた。
 そんなこと今までしたことなかったけど、
 しょうがないよね。
 ちょっといろいろ情緒崩壊してるんだ。
 だから許してね。]


 ……七星さんも帰って来たんだよね。
 みんな、帰ってくるよね。


[二人が何を話していたのかなんて知らなかったけど、
 その言葉を聞いたら先生も、信じてくれたかな。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  こんなの、そうそうあってたまるかよ。
  勿体ないって、そんなにこの場所がいいか?


[帰りたいは、まあわからなくもない。>>147
けど勿体ないは、ちょっと意外だった。
まるで雄火はここを満喫したいと思ってるような
文化祭でやり残したことでもあったんだろうか。

そんな、他愛もない話を言葉少なに交わしつつ。
平塚似の人形を、雄火と共に運びながら
エレベーター付近に来たところで。]

(185) 2021/11/12(Fri) 21時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  ボタン?


[足を止め、エレベーターの表示を見た。>>148
猫だ。なんで猫?]


  ……なんなのか気にはなるのわかるけど、
  平塚運んだ後にしようぜ。


[めちゃくちゃ押したそうな雄火を、宥めて止める。
二人きりだったなら自由にすればいいが、
今は人形になった平塚まで巻き込むことになるので。
怪しいボタンは大いに気になるものの、
ひとまず運搬を優先しようと。]

(186) 2021/11/12(Fri) 21時頃

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