人狼議事


33 桜森高校同窓会

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【人】 校庭番長 ヤマト

そうそう。朝は流石に夜ほどボリュームないと思……ん?

[差し出された小さな箱に視線をおとして瞬き。彼女と箱を交互に見つめる。もしかして?

可愛らしいピンクにドキッとした所に降り注ぐのは天使の囁きか。

流暢な英語が少年の脳内に鳴り響く。]

……温泉とか同窓会とかが嬉しすぎて忘れてた。
え、手作り?マジ?
もしかして家庭科室の幽霊退治って。あーッ!

[漸く真相にたどり着くヘボ探偵。成る程、そういう事情なら少年に覗かれたくない訳だ。]

(132) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

開けていいか?

[駄目な理由はないだろう。いそいそと包みを開く。添えられたメッセージカードもお洒落で、指でつまむとへーっなんて声を上げ。

そしてついにーー

彼女が数々の失敗を重ね、死屍累々を乗り越えて(?)少年の為に作ってくれたフォンダンーー

フォンダンほにゃららと対峙した。]

……?

(133) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[なんだろう、変わった形だ。でも形より不思議なのは、チョコレート色の物体から黄色い液が洩れ出ていることだ。

……バナナ?

黄色でお菓子に使うものならバナナしか思い浮かばない。
バナナより色がくっきり鮮やかな気がするが……

そっと崩さぬように手にし、すん、と嗅いでみる。

焼いたのは昨日だから温かくはないし、匂いも強くはない。
ちょっと刺激的な香りが混じるのはきっと気のせいだ。]

……ありがとうな!
じゃあ、イタダキマス!!

(134) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[この黄色の正体を考えてはいけない。それがなんであろうと今ここで食べることには変わりないからだ。

愛する彼女が作ったものなのだから!

男には、負けるとわかっていても闘わねばならない時があるとキャプテンハーロックも言ってたからな!

ごくり、喉仏を上下させ。

意を決した少年は笑顔のままフォンダンナニカを口へーー。

1 辛い!悶絶……み、水!
2 ん?うまいぞ
3 激ウマ!ほっぺが落ちる!
4 白目を剥いて倒れる

3

運命はいかに。]

(135) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

ヤマトは、いや虫の息じゃないぞ!←

2024/02/18(Sun) 14時半頃


ヤマトは、⁉️⁉️⁉️

2024/02/18(Sun) 14時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[少年はフォンダンショコラを口に運んだ。
口の中いっぱいに広がる甘さ。心配したような可笑しな味はせず……ほっぺが落ちそうだ!]

うま……!うまい!
めちゃくちゃうまいぞ!

[ガツガツと一気に一個を完食。間髪入れず二個目を食べ始めたが、彼女も食べたかったかな?味見はしたのかな。]

あ、わり。うまくて一気に食っちまった。
甘いけど甘すぎなくて、なんかちょっと独特の風味がきいてて最高だったよ!

ありがとな、ニジノ!

(137) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[お世辞ではなく心からの賛辞を送る。虫の息どころか元気溌剌だ!
これも愛の力。

手紙に関しては少年の説明不足で(※通常運行)最初誤解を生んだが、いつものように彼女の素早い理解とフォローに事なきを得る。]

うん、みんなにも伝えたよ。

そだな……十年後。
子供連れてくるか!!
俺達の子供!!キリノや柊の子供もその頃はいるかもしんねえんだな……!

[十年は長いようで。しかし彼女と過ごしたらあっという間な気もする。

夢に想いを馳せるのではなく、現実のーー手の届く未来に。

お互い何を綴ったろうか。ちらちら彼女が筆を走らせるのを気にしたが、当然見せては貰えなかったろう。

少年も一生懸命書いたはず。]

(138) 2024/02/18(Sun) 14時半頃

ヤマトは、じゃ、バイキングいこうぜー!それから温泉プールな!**

2024/02/18(Sun) 14時半頃


ヤマトは、あん肝チョコ……?(震え)

2024/02/18(Sun) 16時頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[チョコ製作中に魑魅魍魎と出くわした……?彼女の話しは要領を得ないが、今は無事なので良しとする。

サラはキリノに、野々花は柊にプレゼントするチョコを作ったって訳か……なんて背景が見えると
女子たちの交流が微笑ましく、自然笑みが浮かんだ。]

……不味くても我慢したんじゃね、て?

ばぁか、大丈夫だよ。
マジうまかった。……あんがとな。

[失敗作の方でもきっと愛の力で乗り越えたに違いない。
不安げに何度も聞く彼女の頭をくしゃり、撫でておこうか。]

(141) 2024/02/18(Sun) 16時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

ーー朝食バイキングーー

[寝坊は少年のせい……?昨晩の激しい行為が原因と言われたら否定は出来ないか。

フラワーちゃんTとジーンズに着替えて(※昨日エプロンが廃棄された事を少年は知らない)食堂へGOGO!

お粥や焼き魚などの和食、焼き立てパンやオムレツにサラダなどの洋食。どちらもうまそうだが、彼女の話を聞いていたら少年も鮮やかな発色のつやつやした卵料理に惹かれ……。]

え、随分凝ってるな。
別に泡立てるとふわふわが増すのか?

トリュフってキノコなんだっけ?

(142) 2024/02/18(Sun) 16時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[普段から庶民の生活をしている少年は高級食材には疎い。多分彼女は説明をくれたろう。

彼女がパンを怨めしそうに眺めている。大丈夫、一口あげるからね!発酵バターが薫るクロワッサンを[[1d10個]]皿に乗せた。
オムレツはチーズとコーンのトリプルイエローセット。

飲み物はコーンスープと牛乳をチョイスし、席に着く。
向かいに座る彼女はサラダやスムージーといった健康的なメニューである。]

スムージーってシェイクみたいなもんか。うまそ!一口くれ。

[こんなに御馳走を食べて昼御飯もがっつり食べたらバーベキューは入るのだろうか。

いつも「スタバなう」と言いながらラーメン写真を送り付けてくるキリノは何を食べたかな……。

みんなも食堂にいて見掛けたら挨拶をしたかもしれない。

食後は温泉!と少年は息巻いているが、水着ないぞコイツ。
フル○ンダイヴは恋人によって阻止されると信じたい……。]*

(143) 2024/02/18(Sun) 16時半頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2024/02/18(Sun) 16時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[食い意地の張る少年だが蘊蓄に関してはさっぱりだから、彼女の言葉になるほどなぁと頷くばかり。

クロワッサンやスムージーを分けあいっこした事で心もお腹も満たされたわけだがーー。]

え?売店?の、呪い?!

(165) 2024/02/18(Sun) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[想い出の品じゃないのか?確かにちょっと(物凄く)ダサいけど?!

引き摺られるまま売店へ移動、彼女がパッパと着替えを吟味する様を見守った。

そうか、彼氏がダサいと嫌なんだな……彼氏が!!

か・れ・し。

にへらと笑ったのは見られたか、見られないか。
言われるがままに体操服を身につける。童顔である少年は一気に学生風味が増した。]

懐かしいなあ、うちのガッコの体操服とはちょっとデザイン違うけど。

なんならブルマーが履きたいわ〜!

[隙あらば釜になるのは何故なの?殴ってヨシ!大和子はお呼びじゃない?こりゃまた失礼。]

(166) 2024/02/18(Sun) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

え!!温泉プールって裸で泳げねえの?まーじーかー!!

[張り紙にがくんと肩を落とす。しかし売店に来た意味はあった。実家の妹と御曹司のお土産として”桜森まんじゅう(6個入り)を買えたからね。

少年が土産物を選ぶ間彼女はLINEをしていたみたい>>163]

寒い方があったけー温泉が気持ちいいんじゃね?

[ニジノが選んでくれた水着8を手に更衣室前にて別れる。さて、どんな水着かと包みから取り出すと……。]

(167) 2024/02/18(Sun) 21時半頃

ヤマトは、アヒル校長(゚∀゚ 三 ゚∀゚)

2024/02/18(Sun) 21時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

[黄色のベースにアヒルちゃんが隙間なく乱舞する柄の派手派手しい水着である。

この旅館のアイドルであるアヒル校長をデザインするとクルーエルよ、やってくれたな!(可愛いです)

嬉しそうに着替える。鏡を覗くと彼女がつけたキスマークが胸元に咲いていた。ニッと笑って指で撫でたらタオルを手に更衣室の外へ。

LINEで着替えて外で待つ旨を伝え合流したい。

さあ、彼女の水着はーー(詳細に!詳細に!)]*

(171) 2024/02/18(Sun) 21時半頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2024/02/18(Sun) 22時頃


校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2024/02/18(Sun) 23時半頃


【人】 校庭番長 ヤマト

ーー温泉プール→想い出の場所ーー

[一目で誰もがわかり納得することなら繰り返し強調する必要がないともいえるが、敢えて言おう。

彼女はモデル並の抜群のプロポーションの持ち主である。
鍛え上げられた筋肉の引き締まりと、女性らしい丸み帯びた肉を兼ね備え、男女関わらず見る者を魅了し止まない。

更衣室から現れる彼女に少年が期待を寄せたのも当然の事だろう。

セクシーな水着にそのはち切れんばかりの魅惑を詰め込み、美しく背筋を伸ばし現れると思っていたからだ。

ところが……。

バタバタと目の前を疾風の如く走り抜ける影。少年の愛するぼんきゅっぼんは何やらピッチリした布に包まれ肌が全く見えないではないか!]

ちょッ……おいニジノッ!?

(209) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[詐欺だ!!露天で裸ではないと知っただけでも落胆したのにこれ以上の肩透かしがあるのか?

ラッシュガード?
そんなん水着じゃねええー!
(※エロ可愛い以外ものは認めない)

とはいえ、走り抜ける彼女も転がるお握りも止める術はない。
少年も一拍遅れて走り出して後を追う。廊下を走るな!!]

待てよおい!転ぶからッ……

[運動神経抜群の彼女にそんな心配は無用だろうが、必死に背を追い掛ける。

二人はあっという間に屋外へと。
ひゅう、と吹きすさぶ風はひんやり少年の素肌を撫でる。]

ええ〜?だってそりゃ。

(210) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[彼女は覚えているだろうか。VR内で初めて身体を重ねた時、唇で愛を刻まれる事を強く望んだのを。

今は元気に走る事が出来る、彼女のしなやかな脚。
でも、あの時は……。

以来少年は彼女の全身に吸い痕を残す習慣がついている。

それが少しでも安堵に繋がるなら。ただですら二人は遠距離恋愛という難しい立場なのだから。

とはいえ、貸切風呂にてつけまくったキスマークに朝おかわりを足したのはやり過ぎたか?

眉尻下げる少年を尻目に、彼女は一段高い飛び込み台の上に起立する。は、と息を呑んだ次の瞬間にはーー]

(211) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[彼女の身体が宙を舞う。

伸びやかに、しなやかに。
爪先にて残した円上を少年が目で一周する間に、躍動感溢れる入水を果たす。

さながらイルカがジャンプするように。]

カッコよ……!

[見惚れて口を開いた少年であったが、誘われたならすぐさま続いて飛び込んだろう。
ジャンプ台からではなくお尻から。ざっぱーん!]

ひゅう、あったけ。
気持ちいいな!

[彼女と水面にて屈託ない笑みを交わす。するとーー。

肩の上にひや、としたものが触れ、消えた。
頭上を見上げれば曇天、その灰色から降り注ぐのはーー粉雪。]

(212) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

うわ、マジかよ。
天気予報雪だったけ?
さむッ……

[ブルッと犬みたいに震える。彼女の唇も心なしか青紫じみて。コイツはやばい。

というか、雪が降ると困るのは寒いだけではないのだ。
バーベキューやキャンプファイヤーは出来るのか?
企画倒れのピンチ!

それに、少年は個人的にやりたいと思っていたこともありーー。]

ニジノ、予定変更だ。
ちょっと早く上がろう。
風邪ひいちまうし。

[折角プールに来たわけだが仕方ない。彼女の水着は部屋で拝ませて貰う手もある。

温泉が水に変わらぬうちに退散を決め込んだ。]

(213) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[もう一度更衣室にて着替えを済ませると、少年は彼女に断りを入れる。]

なあ、すまねえがちょっと待っててくんねえか?
準備したいものがあんだ。

[雪が酷くなるのか、止むのか。止んでくれるなら構わないが、酷くなるかもと心配した少年は、ある場所にてやりたいことを考えている。積もる前に。

彼女が頷いてくれたなら、一度部屋に戻ってある物を取ってきてから、売店に寄り傘を購入する。

再び合流が叶ったら傘を見せて。]

相合い傘でいーよな。
行くのは近くだから。

[何処へとは言わない。雪がちらつく元校庭を小さな傘に入るよう身を寄せあい歩こう。

もしかしたら道すがら、彼女は少年が向かう目的地を悟ったかもしれない。

それは二人の想い出の場所だから。]

(214) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

……あった。

[紅色の花弁が鮮やかに。桜は時期ではないが、この花は冬の寒空の中開花する。

ーー寒椿。

VRならいつでも咲いているかもしれないが、時期としては12月から2月。まるで少年たちを待っていたかのよう。

3メートルほどの低木の前に立ち、真っ赤な花弁が白い雪にはた、はたと化粧されていくのを見守った。]

……渡したいもんがあるんだ。

[傘を持たぬ左手はワークジャケットのポッケに。取り出した物は]*

(215) 2024/02/19(Mon) 08時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[子供は風の子、ニジノは雪の子!
舞い降りては湯に溶ける淡雪をものともせず泳ぎ出す。

壁を蹴り勢いのあるスタート、みるみる姿が対岸のプール端まで遠ざかる。はえ!て驚いてる間に戻って来た。忙しない人魚だ。

実のところ少年は寒さには割りと強いのだが、彼女が風邪を引いたら大変である。
何故ならスポーツマンは身体が資本なのだから。今はお休みの時期とはいえど。

サウナで待っているとの提案はナイスアイデアであった。
少年が傘を持ってきたのは確かに移動用ではあったが、彼女が少しでも濡れないようとの気遣いには変わりない。]

(228) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[しんしんと音もなく降りしきる雪の中。やや霙と化した土の上を歩く足音だけがさくさくと響く。

やがて、眩しい紅色の椿がぼんやりと浮かび上がって二人を迎えた。

その鮮やかを見つめる少年は、あの時の気持ちを思い出す。

この花の前に誓った。
二人の未来を。

そして彼女を初めて抱き、心を重ねた。

それなのにーー少年は挫け。
結果彼女を独りぼっちにしてしまう。

どんなに苦しかったろうか。
辛かったろうか。

少年が踏みにじってしまった花。
それを再び拾い上げ胸に飾りたいなど、どれだけ烏滸がましいと悩んだか。]

(229) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[それでもーー。

過ちを悔い、もう一度掴もうとしたのは、この木の前で交わした想いが本物であったから。

あれから月日が経った。

彼女は少年の隣にいる。
居てくれる。

きっと「また大和は居なくなるのでは」なんて不安もあったはずなのに。

隣にーー……。]

(230) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[名を呼ばれて。少年はポケットこら小さな箱を取り出す。

少年と彼女が付き合い始めた年のクリスマスイヴ。

教会で二人で礼拝に参加した後、少年の友達がバイトするイタリアンレストランにて食事し、そして。

少年はこのプレゼントを渡そうとした。

彼女に箱を見せた時、開ける前から中身を当てられて。
まだスケートを頑張りたい自分はそれを貰えない、と断られた。

でも、このまま付き合い続けて気持ちがお互い変わらないのなら、その時にプレゼントして欲しいと。

少年はその際に「じゃあ五年後に渡す」と約束したのである。

彼女はまだ卒業していないし、渡すには早いかもしれない。
あの時だって「普段使いの身に付けられる品がいい」と言われたのだ。

だけど……。]

(231) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

開けてくれ。

[リボンがかかっち小さな包みを渡す。あの時は中に指輪が入っていた。しかしーー

彼女は見るだろう。えんじ色のクッションの中央にある深い紫色の宝石を。

2月の誕生石、アメシストだ。
一見指輪のようだ。しかし、よく見ればそれは宝石だけしかないのがわかるはず。]

……お前がさ。スケート満足するまで、やりきるまでは……俺は待つ。

だけどやりきったら。これ持ってジュエリーショップに行って、お前が好きなデザインの指輪、作ろう。

あん時は先走って指輪用意して。
俺はいつも……いつもそうだから。

お前と一緒に決めたい、選びたいんだ。人生を寄り添って歩むみたいに。

(232) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[口から溢れる息は白く、淡く。寒さが身体の芯まで染み入るのにーー彼女を想うとこんなにも。

胸が熱い。
愛しさに満ちる。]

持っててくんねえかな、その日まで。

ーーて、言い忘れた。誕生日、おめでとう。ちょっと早いけどさ、今年のプレゼントだよ。

[それから少年はもう一つアイテムをポケットから。どこぞの銀行の通帳だ。ぴら、と開くと月々に増えていく貯金額が記載されている。]

(233) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

これは見せるだけだぞ!
金を今渡す訳じゃない……が。

……働いた金、貯めてる。
お前との結婚資金だ。

指輪買ったり新婚旅行行ったり結婚式挙げたり。

ぜーんぶ出来るぐらいにゃ貯めてるから……

お前の心が決まったら、
安心していつでも。

[コツコツ貯金していたから額は相当なものだ。エログッズやゲームは我慢せず買っているが、その他はかなり節約している。

ロマンチックは似合わないと怒られたいつぞや。なら現実味のある路線でいこうじゃないか。]

……嫁に来てくれ。*

(234) 2024/02/19(Mon) 13時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

ーー数ヶ月前ーー

『誕生日プレゼント?ニジノ御姉様ならなんでも喜んでくれると思うけど。』

[あっけらかんとした言葉を吐くのは妹の詩織だ。

ここは火浦家の一室。少年の召集により妹と御曹司、羽柴が集められている。輝くような金髪の持ち主である妹の婚約者が卓袱台に肘をつく様はなんだか不釣り合いだ。]

『宇宙旅行とかはどうです?
ロケットを貸し切って二人で乗るんです。

ロマンチックですよ。』

[経済感覚がまるで違う金持ちボンボンの意見はまるで役に立たない。

そんな金どこにあるんだ!]

(250) 2024/02/19(Mon) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

『指輪でいいじゃない。まだ指輪はあげてないんでしょ?』

[まだ妹の意見の方がましだ。しかしそれにも少年は渋面を作る。]

……前にあげようとしたら、スケート滑る時は指輪つけらんねえって突っ返されたんだよ。

『そうなの?』

[きょとんとする妹。これは少年の解釈であり正確ではない。

彼女は”付き合い初めてすぐ指輪のプレゼントなんて重たい”という意味で駄目だと言ったのだ。

しかし少年は上記のように解釈した。スケートのことは詳しくないから、きっと彼女がそう言うならそうなのだと。

指輪はスケートの天敵。やまとおぼえた。

そこで石だけのプレゼントを提案したのは羽柴であった。

石や箱だけをプレゼントするという方法が流行っているのだそうな。
理由は、女性に好きなデザインを選んで貰えるからなんだとか。]

(251) 2024/02/19(Mon) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

『僕はダイヤモンド鉱山ごと彼女にプレゼントしました。

まず好きな石を掘るところからーー』

[御曹司の戯言は無視して、少年は妹から二月の誕生石を聞き出した。

以前に用意した指輪は、まだ少年が貧乏な頃のものだし、クリスマス用だったから今回はあげずに取っておこう。

何しろスケートをしていたら指輪はつけられないのだ(思い込み)。

石だけならそもそもつけられないから問題なかろう!(ずれた解釈)

こうして今年の誕生日プレゼントが決定しーー今、まさに。

彼女が箱を開いて石を目にしている。]

(252) 2024/02/19(Mon) 17時頃

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