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![]() | 【人】 季節巡回 こころ
(30) 2023/08/04(Fri) 11時半頃 |
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(31) 2023/08/04(Fri) 11時半頃 |
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(32) 2023/08/04(Fri) 11時半頃 |
―― 病院・病室209号室 ――
失礼します。
[ 迎え入れる声がして、
俺は病室のドアをゆっくりと開いた。 ]
はは、それだけ酷い姿を想像してたんですか。
[ もし、座っても良さそうなら、
俺はきっと先輩のベッドの側にあった椅子に
腰かけながらも、
先輩の声音と対照的に、俺は苦笑を浮かべた。
頭に包帯を巻いた俺が言えることじゃないかもだけど、
先輩の腕にも首にも包帯が巻かれていて、
明らかに痛々しい。 ]
先輩はアリババさんの最後の宣告を聞きましたか?
誰と誰が生きていたのかっていう……
[ まだ聞いていない可能性を考えて、
誰が亡くなったのかは明言することなく
俺の声は尻すぼみになるけど、
これで、先輩にもあの夢の世界と繋がる方法があると
気付いてもらえたかもしれない。
今、この言葉を言うのは、
きっとあのときと重みが違いますが、
それでも俺は思います。
――高祈先輩が生きていて嬉しいって。
[ 夢の世界での別れ際と違って、
回谷先輩が亡くなったことが決まった場面で、
この言葉を口にするのはあまりに罪深い気もする。 ]
[ 回谷先輩の死を軽んじているわけではないけど、
回谷先輩本人や親しい人が聞いたら、
きっといい気はしないと思われる言葉。
それでも、俺にとっての高祈先輩は、
恩人であって、別れがたい大切な人だったから、
それを口に出すことに躊躇はなかった。 ]*
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それはもう。
実物の君を見るまで色んな可能性があったさ
[具体的には未だ覚醒めてないだろう二人を想い、語らずにおく。
表面的には感情を見せなかっただけ。
深刻な様子が無いか巡った視線の奥に、穏やかではない心地はあった。
その頭に包帯を巻く姿が痛ましくないと言えば嘘になる。
ただ、こうして自らの身体と意志で歩いてやって来て
変わりなく話す彼に脳に問題が残ったようには見えなかったから。
今生の別れを覚悟していた身には、「良かった」と思えてしまった。
……先輩としてはもっと違う反応をするべきだったのかもしれない。]
……ぼんやりしていた時に、聞いた気がした。
俺の同期が二人共帰ってくるって
あれはやはり、本物だったんだね
[未だ自分達とあの世界の繋がりは途切れていない。
はっと大きくはない目を見張った後、理解して頷く。
明言しない福原の意図とは違うかもしれないが
聞いたものの心を本当に揺るがしただろう事実は、
口にするには未だ重かった。
まだ成海は一度しかあちらを覗いていない。
故に、もしかして自分のことも?と過ぎった可能性は
それよりも胸を占める事柄もある為に、一度しまわれる。]
……福原君
[思わず名を呼び、栗色の目を見つめる。
重なる記憶、二人で絵画の前で語らい別れた時間。
思っていたとおりに彼は同じ気持ちでいてくれた。
そして、今口にする意味を正しく理解した上で口にしたのだ。
躊躇うこともなく、成海に告げたのだ。]
君がそう言ってくれるなら
……俺にも生きていた意味が、あるんだと思う
[ならばこちらも同じように返そう。
彼に嘘をつきたくないと感じるのは、今も変わりがないから。
いつかのように言葉を暈さずに、続きを隠して誤魔化さずに。
もしそこから気づかれてしまうものがあったとしても。]
俺も、また君に会えて嬉しいよ
……もっと近くで、顔を見せて
[もう既にベッド脇の椅子に腰を掛ける相手を更に呼ぶ。
そう詰められる距離も無い状態で、彼なりに応じてくれたら
包帯まみれながら骨折も無い手を伸ばし、頬を撫でよう。
白く覆われていない指で、
確かな生きている人間の感触と温度を感じられたら、微笑もう。
いつもよりずっと感情を乗せて、心から再会を喜んでいる顔で。]
……抱き締めまでして生きていたのだから、
ちゃんと、福原君をずっと見守れるように頑張らないとね
[伸ばしたものと反対の手で、白いシーツを握った。]
[心と記憶の中に確かに巡る、少女との記憶。
成海と彼女は、そこまで皆と比べて親しいとは言えなかった。
けれど、確かに二人は同じゼミの一員で。
兄と婚約者に並んで“三回目”にカウントされる程の繋がりが存在した。
──だが、側にいる者を大切に感じる想いは
人間である限り捨てられないものだ。
どんな人でなしにも、胸に大穴を持ち合わせている者にも。
誰の中にも心が存在している。
本当に分かり合えたとは言えない状態でも
似たものを持ちながら違う存在の彼に呪いめく執着を渡しても
その行く先に幸あれと、
鳩を飛ばすみたいに、光の世界に送り出したつもりでいた。
そんな相手と、再び同じ世界で隣にいられることに
処刑の通過儀礼を越えた成海は、胸に温かいものを覚えていた。
目前に吊るされていたまやかしの餌よりも、生を見ていた。*]
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(72) 2023/08/04(Fri) 19時半頃 |
―微睡の中で―
[大藤先輩とこころ先輩の姿を最後に視界は白に染まり、別の白――おそらくは天井の白が見える。
目覚める間際に死神さんの声
――……。
[天井や寝具、カーテンや医療機器を見れば病院であることがわかる。
ついさっきまでペンを持っていた右手を上げる。
難なく上がったことと、手のひらや腕を見て、握って開いて問題はないとわかる。
ぼぅ、と天井を見つめながら、少しずつ、現実を実感した。
筋肉の動きとシーツの肌触り、温度が現実のそれだ。
同時に、先ほどまで見ていた"夢"が、自分の夢かどうかを考えていた。
自分ひとりがこのベッドで見ていた夢なら、こころ先輩が死んだわけではないかもしれない。
そう、思いたい。
逆に、他の人が無事である保証もなくなるのだが。]
[寝返りを打ちたくて動こうとして、左腕の痛みに顔を顰める。]
……った、
[左腕にガッツリと包帯が巻かれている。
ヒリヒリとした痛みの筋は範囲が広くてしばし不安にもなるが、今はまだナースコールを押したくなかった。
夢が、誰の夢だったのかを 知るのが怖い。
・・・後で看護師さんから聞いた話によると左の手首から肘までをざっくりと切っていたらしい。
傷は長いが浅かったこともあり、神経に問題はないけれど、痛みは広範囲だ。
ただ、今はそれを知ることもなく、右を向いて体を丸めた。
瞼を閉じればまだ夢の世界が其処にあるような心地がして、夢と現実の狭間を暫し彷徨う**]
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―― 病院・病室209号室 ――
まあ、可能性として色々あるのは分かりますけど。
俺のこと考えてくれるのは嬉しいですが、
たまには先輩自身のことも労わってくださいよ。
[ さも、先輩の怪我は当然酷くないとでもいうように
言葉にも出さないものだから、
俺は苦笑を崩せずにいた。 ]
はい。大藤先輩と田端先輩が生きているみたいです。
[ 先輩の頷きに合わせるように俺もこくりと頷く。
イコールとして繋がる回谷先輩のことは
俺は直接は口には出さないけれど。 ]
はい。先輩が生きていたことに
ちゃんと意味はありますよ。
俺はずっと変わらずに、
先輩のことを大切だって思っていますから。
[ あのとき聞けなかった先輩の言葉を、
今はちゃんと話してくれたようで、
俺はそれがただ嬉しかった。
はい。どうぞ。
[ ぐっと顔を近づければ、頬を撫でられる。
包帯の感触はざらついて、こそばゆかったけど、
触れられるがまま、俺は特に動かずに。 ]
――心配しなくても、俺はちゃんと生きてますよ。
幻でもなんでもなく、先輩と同じ世界で。
[ そこに実体があるかを確かめるような先輩のしぐさが
何だかいつもより幼く見えて、俺はつられて微笑んだ。 ]
頑張ってもらえるのは嬉しいですが、
あまり無理して倒れないでくださいね。
俺にできることがあるなら何でも協力しますから。
[ まだお互いに話せていないことの多い関係だけど、
力にならせてほしいという
俺の気持ちを信じてほしくて、
俺は先輩を見つめながら、頬に添えられた先輩の手に、
自分の手のひらをそっと重ねたのだった。 ]*
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(95) 2023/08/04(Fri) 22時頃 |
[両親といっても、元は伯父伯母夫婦だ。
彼らには子どもが居なかった。
事件で実の両親が殺害された後、父親の姉夫婦に引き取られて養子縁組をした。
名前を変えて素性も上書きして、他者からの好奇の目に晒されないように、周囲から守ってくれたと思う。
誠実で優しくて、本当にいい人たちだから、俺も殻に閉じこもらず、ひねくれずに真っ直ぐに成長できたんだよな。今となっては本当に、感謝してもしきれない、大切な家族だ]
──病室:208号室──
[両親に直接電話をして連絡
家は遠方なのにすぐに来た理由を問えば、事故の連絡を受けて病院に駆けつけ、その後近くの宿泊施設に滞在しているらしい。
二人とも俺に会うなり、無事を喜んで泣き出してしまった]
……ごめんなさい、心配かけて。
[実の子でない俺に対しても、これほどまでに泣いてくれるなら、生還できて良かったと感じてしまう。後ろめたさを伴いながら。
俺は既に、夢の中の出来事が現実とリンクしている事を知っている。同じ大学で同じバスで美術館へ向かったまでは条件は一緒なのに、今回の事故で亡くなるのは、この中のたった一人だという事も。その人の名を聞く前に、目を覚ましてしまったわけだが、]
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