人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 泣く奴なんて、いないよ。

[もしも俺が失踪していたとしても、の話。
小さい声で、少しだけ自嘲しながら呟いた。

そう、どちらにせよユイは泣かない。
婚約を解消された今も。
婚約で繋がっていた昔も。

恋話で夜を明かすのは、俺は勘弁願いたかった。
話の種がどこにもないから。

だから俺は保健室へ向かう古香さんを見送り、
教室の隅ですごすごと蹲る。*]

(91) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 朝 —

[朝の身支度を手洗い場の鏡で済ませていたら、
その最中に雄火がやってきた。>>65

朝食を作ってくれた人がいることを教えてもらいつつ、
昨日の情報交換をする。]

 俺、何個か踏んで壊しちゃったんだよな、その卵。
 中身は何も入ってなかったけど。

[昨日はそうだった。
何かを言おうとしていた卵を、気付かぬうちに踏み砕き。
少し気にかかっていたことではある。]

(95) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[>>66雄火が卵を拾い上げてきたと思ったら、
少し間を置いて、ものすごい絶叫が轟いた。]

 う、うるせっ……!

[ぼんやりしていた頭が起床する。
朝の目覚まし代わりになってしまった。]

 ああ、落としたのか。
 何も入ってなかったろ?

[卵を落としただけか、大袈裟だな、と、
鏡に向き直ろうと思ったら、雄火が卵から何かが出てきたと言う。>>67]

(96) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 猫耳……。

[の、片方。

文化祭の時、全員分作りたいと主張した平塚さんと激論を繰り広げて、
結局作らせてしまったのが懐かしい。
我らの予算が存分に注ぎ込まれて作られた、貴重な品である。]

 なんだよ、すごいロマンチックなこと言うね。
 ……誰かが卵に閉じ込めたのか? あの時の思い出を。

[>>68卵の中にあの日の教室が入っていたと、
そう表現されれば、そう思えてくるから不思議だ。
合っているのかどうかは、この校舎を作り上げた主のみが知るのだろうか。]

(97) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[そうして雄火と別れて手洗い場を後にした時、
俺はチャイムの音を聞く。

チャイムの音で思い出すのは、
虎次郎が消えて、マネキンが増えた昨夜のこと。
まさか、と思うには十分だった。

心なしか早足で、廊下を進んでいく。*]

(98) 2021/11/11(Thu) 22時半頃

 ―― 望月病院 ――

[ お父さんは、車を病院の正面入口の前じゃなくて、
 夜間入口の近くに停めてくれた。
 あたしはありがとうってお礼を言って、
 トートバッグを持って車を降りる。
 お財布とかハンカチとか、
 ラップに包んだ焼きおにぎりとか
 お味噌汁の入ったスープポットとかが入ってる。
 スマホはすぐに気づけるようにコートのポケットの中だ。
 帰る時は迎えに来るから連絡しなさいって言う父に、
 あたしはもう一回ありがとうを言った ]

 日食君。

[ 夜間入口を入ってすぐ、
 自販機コーナーに日食君がいた。
 思わずあたし、大きな声を出しそうになって、
 慌てて口をふさぐ。
 いけないいけない。ここは夜の病院だ ]


[ メッセージは届いてたんだからさ、
 無事なのはわかってた。
 あたしだって、あの世界で死んだけど、
 こうやって生きてるんだし。
 だけどやっぱり無事な姿を見ると安心するね。
 おかえりって言ってくれる日食君に、
 あたしはうんって頷いた ]

 日食君も。無事でよかった。
 日食君、マネキンになってたんだよ。
 あたしと路子ちゃんで運んであげたんだから。
 感謝しろよな!

[ 血まみれになって云々はさすがに言わないけど、
 恩はしっかり売る!
 両手に花だったんだんだから!
 意識はなかっただろうけど!
 そしたら、ジュース奢ればいい?なんて
 自販機の方を向こうとするから慌てた ]



 なんでそーなるっ!
 ……そーだなあ。日食君といえば猫じゃん。
 
 和歌奈ちゃんさ、きっとすぐ退院ってわけには
 いかないよね。
 きっと退屈するだろうからさ、
 選りすぐりの猫写真、グルチャに流してよ。
 あたしも見るし。

[ 小6のあの日、飛び降りようかって言ったあたしを
 ひめちゃんは止めた。
 飛び降りだと、あたしの生死を
 コントロールできなかったからだ。
 飛び降りだと死ぬってひめちゃんは考えたんだろう。

 和歌奈ちゃんは、望高の屋上から飛び降りた ]


[ ……そーゆーことは今は考えない!!
 和歌奈ちゃんは、ひとりじゃない。
 ひとりじゃないから、大丈夫のはず。
 みんなが一緒に連れて帰ってきてくれるはず。
 なにしろあそこには、
 「持ってる」路子ちゃんだっているんだし ]


[ あたしはあの世界を夢だったとは思ってないし、
 日食君もそうみたいだった。
 こうやって話が通じるのが何よりの証拠 ]

 ……さて。先生来てるんだよね?
 和歌奈ちゃんのご家族とか。
 挨拶してくるよ。
 日食君はまだしばらくここにいるの?
 なら、誰か来るかもしれないし、出迎えよろしく!

[ あたしはそう言って、病院の奥へと足を進めた ]*


メモを貼った。


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


[平塚さんのマネキンが体育館に。
夏見さんのマネキンが屋上の扉の前に。

——という情報を、不知火さんから聞いた。>>76]
 

(102) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 そっか、わかった。

[廊下でばったり出会って、一通り必要なことを聞いた後、
少し動揺しながらも、事態を飲み込んで返事を返す。

やはり彼女は行動力が高い。
文化祭準備期間の失踪事件を思い出す。
足が不自由だから歯痒いのだろう、なんて、
勝手な思い込みを押し付けてた自分の甘さを改めて実感する。

今回は、帰れなくなっていなくて良かった。
突如現れたエレベーターのおかげでもあるのだろうか。]

(103) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 屋上まで行ってくれたんだな。
 ……なんというか、

[どうしてエレベーターが設置されたのだろう。
その理由を探すとやはり、不知火さんのためではないかという考えがよぎり、
もしかして彼女が——と、思ってしまえば、
言葉がどことなく濁ってしまう。]

 探してくれて、ありがとう。

[感謝の言葉と、かつて勝手に心配したことへの罪悪感。
それらが混じったまま、教えられた場所に向かう。]

(104) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[>>100雄火と話して確信を深めたけれど、
この世界の主がこの中にいるのなら、
それは不知火さんかもしれなくて。

そうじゃないとしたら、おそらく、
不知火さんにも自由に校舎を動き回って欲しかったと、
そう思う誰かが、いる……?]

(105) 2021/11/11(Thu) 23時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[手近なエレベーターに乗った。
俺は、学校の校舎を移動するなら階段で駆け上がったほうが早いと思っている。
両足が満足な者の、当たり前の思い上がり。

だから、待っている間はもどかしかった。
ランプを見上げれば、よくわからない猫のマークがついている。
ああ、俺たちの思い出にはどうにも猫の気配が濃い。

>>16エレベーターに乗れば、猫のようなボタンは気になるものの、
まず目指すのは不知火さんに教えてもらった屋上の場所。

やがて、音を立ててエレベーターは到着するだろう。
>>89そこに先客がいたかどうかは、扉が開くまでわからない。*]

(106) 2021/11/11(Thu) 23時頃

頭蓋骨と骨 ヘイタロウは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 23時半頃



     わたし
[そう、平塚莉希が死んでも
 ママは悲しまない。

    天野莉希の死を、悲しむだけ。
    だってそういう人なのだから。]
 



   わたし
[ 平塚莉希は 貴女の どこにいますか? ]
 


[文化祭が終わって春が近づくにつれ、
 どんどん憂鬱になっていった。
 進学するにしたって、ママが納得するところに
 しか行かせてくれない。
 レッスンやオーディションだって再開する心算
 だろう。

 ……また雁字搦めの生活に戻る?

 ううん、この三年間だって、
 糸は絡まったままだったよ。]



[ まるで操り人形のように ]
 


―― 帰還 ――


 ―――――っ!


[何かに弾かれるようにばちりと目が覚めた。

 鼓動が早い。
 呼吸が浅い。
 嫌な汗だって流れている。
 まるで悪夢を見た時のように。

 息を落ち着かせながら沈んでいたベッドから身体を
 起こした。

 えぇと、私何してたんだっけ?
 ……そうだ。ママと電話して一方的に色々言われて、
 しんどくなってベッドに身を投げたんだ。]


[窓の外はとっぷりとした闇に染まっていて、
 冬の空気が星の光をより綺麗に瞬かせている。
 思わず窓を開けた。
 窓はすんなりと開いた。
 雪は積もってはいなかった。]


 ……夢、だったのかな?


[夜空を見上げれば綺麗だなぁと思ったけど、
 身体が冷えればママに怒られる、とやっぱり
 すぐにからりと閉めた。]


[やることやらなきゃと思って時間を確認しようと
 ベッドに投げ出されたままだったスマホを手に取る。
 そこでいくつか通知が入っているのに気づいた。
 それは日食君、それから飯尾先生、和歌奈さんの
 順に表示されていて。
 どうしたのかなって、一番上の日食君から目を
 通した。


 病院? どこか怪我したのかな?


[もしかして送信先間違えた?なんて思ったけど、
 次に飯尾先生のメールを開けば、その意味はすぐに
 知れることとなる。]




 ……夢、じゃ、なかった?
 あの世界は。
 ホストは、和歌奈さんだったってこと?


[あの世界で見た同じ文面が、一言一句違わず
 確かにここにある。
 その画面を凝視していると、もう一件、通知が
 入った。


 ……行かなきゃ。


[七星さんも帰って来た?って思ったけど、
 今はそんなこと気にしてる場合じゃない。]




『平塚莉希も帰還
 病院、私も向かいます!』


[私もグルチャに返信を打って、部屋を飛び出した。]


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 回想:敗者の参列 —

[高校を卒業した後の、春に。
ユイと例の若社長が式を挙げるという報せが、我が家に届いた。

随分準備が早いなと思ったけど、
俺の知らない水面下で何もかもが進んでいたのだから、
何もおかしなことじゃない。

卒業後にすぐに結婚する予定だった、俺とユイの、
俺の部分が他人に入れ替わっただけ。]

(118) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[わざわざ俺の家に招待状を送ってくるとは、何の当て付けかと思った。
これも会社の付き合いの事情が全てであり、他の意味合いはないのだけど。

「ご出席」と「ご欠席」の欄があって、
欠席に印をつけたくてたまらなかったけど、
俺は個人として呼ばれたのではなく、会社の関係者なのだから、
面子のため、どう足掻いても出席せざるを得ないらしい。

俺は、この目でまざまざと見なくてはならない。
ユイが他の男と契りを交わす瞬間を。

こんなの、あまりにも残酷じゃないか。]

(119) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[泣き喚くこともできない。怒り狂うこともできない。
悔しさと情けなさに身を焦がしながら、
ただただ、俺は耐えるしかない。

でも。
それって、俺と婚約させられていたユイが、
長い長い間ずっとやってきたことだろう。

立場が逆になっただけだ。
甘えるなよ幣太郎。

彼女がずっと辛い気持ちを抱えていたことを、見向きもしなかったくせに。]

(120) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[俺はユイのことを何も知らなかった。
趣味も、特技も、好きなものも、嫌いなものも、
何も知らないまま、疑問に思うのをやめていた。

自分から「好きだ」と言ったのはいつだったか、覚えていない。
何も言わなくとも、向こうも同じ気持ちなのだと思い込んでいた。

幼い頃から勘違いを積み重ねていたことに気付かされ、
今となってはもう遅い。

惨めだな。惨めだ。
死にたくなるほど、惨めだよ。]

(121) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

[失恋の傷と呼ぶには、あまりにも深く抉られていて、
今もなお血を溢し続けている気がする。

自分は、普通に人を好きになれる人間だと思っていた。
でもそうじゃなかったよ。
俺に人を好きになる資格などないと突きつけられた。

人を好きになっていたつもりが、
人を傷付けて、それに気付けない愚か者。

死ねよ、なあ、幣太郎。]

(122) 2021/11/12(Fri) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ




[——ああ、そうだ。]


 

(123) 2021/11/12(Fri) 00時頃

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