10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[鳩羽くん>>157が自分のことで黙ったと思うわたしと わたしがわたしのお母さんを気にしたと考えた鳩羽くん。
わたしたちはすれ違ったまま別れて、8:50に迷い込んだ。
お日様だと思っていた人の曇り空。 その触れ方に、わたしはまだ戸惑ったままだから。
鳩羽くん>>160が何を思うかなんて考えもつかない。]*
(284) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
|
|
— 現在:2F廊下のどこか —
[学校に来たら、一部のクラスメイト以外の姿がなくて、 チャイムが鳴ったと思ったら廊下の外が文化祭になって。
原因が分からないことは確かに不安だけど、 わたしはそれでも割と楽観していた方だと思う。
だって窓もあるし、扉もある。 潜ってきたばかりだ。曽我くんだってさっき帰ってた。
むしろ町から人がいなくなっていたらどうしようって、 出た先のありもしない心配をしていたくらいだ。]
——。
[見当違いも甚だしい。]
(296) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
|
|
[別に2階から飛び降りるつもりはなかったけど、 飛び降りろと言われれば不可能じゃなかったと思う。 わざわざやりたいとは思わないけど。
わたしが開いた廊下の窓、底はどこまでも遠くて、 身を乗り出してしまえば自然と足がすくむ。 人間が持つ、根源的な恐怖ってやつかな。 わたしは少しの間、言葉を失っていた。]
……?
[そんな時、ため息が聞こえたような気がした>>153。 炭蔵くんかな。わたしの近くにいるのは彼だけだ。 確かめようにも、衝撃に固まった身体が動かない。 だからわたしの頭の中だけがぐるぐる回る。]
(297) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
|
|
[浮かんだのはため息が苦手なわたしの友だちのこと。
明確な悩みを聞いたのは最初だけで、 それからは極々小さなガス抜きみたいな言葉だけを 降らせていた乃絵ちゃんのこと。
わたしがいくらいいよって言ったって、 乃絵ちゃん>>239はそれ以上を口にしなかった。
だからわたしは降ってきたものだけを受け止める。 乃絵ちゃんとわたしは一歩離れた場所で向き合っていた。
もし今わたしに届いたため息が炭蔵くんじゃなかったら、 乃絵ちゃんにもこの音が聞こえちゃうのかな。 こんな不思議な場所だもん。 それくらいあってもおかしくない。]
(298) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
|
|
[それは、嫌だなぁって思った。 乃絵ちゃんが受け止めなくていいんだよって。
だってこれは、誰に向けられたものでもないでしょう。 わたしの足を縛るのは、 2階から見下ろした遠い遠い場所にある底だけだ。]*
(299) 2021/06/06(Sun) 22時半頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 23時頃
|
— 回想:ひとみちゃんの嘘 —
[予想通り、というほど考えて喋った訳じゃないけれど、 ひとみちゃん>>240はわたしの話に黙りこんだ。]
……うん。
[普段の明るい声とは違う、ひとみちゃんの 絞り出したような声>>241にわたしは本当を見る。
でも、話題はすぐに逸らされた。 これまでの何よりも明らかな嘘だ。 わたしはひとみちゃんを見つめる。]
(341) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
[ひとみちゃんには忘れたい”人”がいる。 それが虚空を見つめて喋る行為とどう繋がるのかは 分からなかったけれど、その日わたしはようやく 会ったことのない誰かの存在を認識したんだと思う。]
仕方ないなぁ。 また今度答え教えてね。
[わたしの視線にひとみちゃんがどういう反応をしても、 わたしはそのままひとみちゃんの嘘に乗った。
だってわたしみたいな人間が何を言えるんだろう。 忘れようとするのに忘れられない”ひとみちゃん”に、 XXXしかXせないわたしが。何も知らないわたしが。]
(342) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
[それから、わたしがひとみちゃんに 「どうしたの」って聞くことはほとんどなくなった。 答えを教えてもらうまた今度も、訪れてないと思う。]*
(343) 2021/06/06(Sun) 23時半頃
|
|
— 現在:2F廊下 —
[鳩羽くん>>163が黒板に文字を書いたのは わたしたちが教室を出た後で、 窓の外に何かあるという情報だけを持ったわたしの手が 止まる理由はどこにもなかった。
当然向井くん>>281が付け加えた文字も、 黒板が事実の寄せ書きみたいになっていることすら、 わたしたちは知らない。]
(366) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
[窓の外を覗くまで、わたしと炭蔵くんの道中は 至って平穏なものだったと思う。
炭蔵くん>>323の判断に頷き、わたしは教室を離れた。 饒舌だなんて言われた時>>324は、 「それは饒舌のハードルが低すぎ」なんて笑ってみたり。
でも実際、炭蔵くんにとってはそんなものだろう。 わたしの声を炭蔵くんが聞く機会は授業くらいのものだ。
カッターを装備した炭蔵くん>>325と手ぶらのわたし。 何かあったらなんて言う割には、 炭蔵くん>>327はわたしの質問へ丁寧に答えてくれた。 心理テストと言われると部活の子>>341が浮かぶけど、 ここにひとみちゃんの姿はない。
わたしたちは落ち着いて、あるいは淡々と廊下を歩き、 教室が全部、今年の文化祭と同じになっていることと、 中に誰もいないことを確かめた。]
(367) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
……っ!
[炭蔵くん>>329の声と肩を揺さぶられる感触。 足が竦んで硬直していたわたしは、軽い衝撃だったにも 関わらず、一歩後ろに身体をよろけさせた。
止めるより前に炭蔵くんが下を覗きこむ。 わたしより高い位置にある後頭部が見えて、 不自然に言葉が途切れたような気がした。]
あぶないよ。
[今度はわたしが炭蔵くんの肩を揺さぶろうとする。 さっきまでより声が小さくなってしまったけれど、 手に上手く力が入らなかったけれど、それでも。 階下から音>>235がしても上手く反応できずに。]
(368) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
状況を把握すること、でしょ。
[様々なことに疎いわたしは、これが何なのか分からない。 頭を緩く振って深呼吸。 またため息が聞こえた。音の主は炭蔵くんじゃない。]
次、どこに行ったらいいと思う? 下かな……それとも、屋台がある渡り廊下とか。
[あぁ、財布を持ってくれば良かったなって。 わたしは少しだけ後悔する。
もし10円>>0:1187がなかったら、また足そうと思って。 一度吐いた嘘なら、何度だって吐けるよ。
でも総額なんてさすがに覚えてない。 だったら触らない方がいいのかな……なんて、 今必要ない考えごと。]
(369) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
|
……大丈夫?
[炭蔵くんはどうしていただろう。 驚いたかな。動揺してるかな。 それともいつもみたいに落ち着いてるかな。 たとえば、ロボットみたいに。
わたしは炭蔵くんを見上げ、行き先の答えを待つ。]*
(371) 2021/06/07(Mon) 00時頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 00時頃
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 01時半頃
|
— 現在:2F廊下 —
[炭蔵くん>>396とこうして二人で話したのは 初めてじゃないかな。
こんなことがなければきっと絶対なかった機会。 わたしが一方的に黙っていたせいなんだけど。 わたしは不思議な気持ちで隣を歩く炭蔵くんを見ていた。
落ち着いた雰囲気>>397は元のイメージのまま。 でも、思ったより人間らしい人なんだなと思った。 真面目ではあるけど、無機質という程ではない。 普通の高校生>>0:74に収まっている印象を覚える。
それは教室を確かめる間も、 窓の下を見る姿>>398からも感じられたことだ。]
(435) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
[だから、深呼吸の後の表情>>399に わたしは少しだけ目を見開いた。
確かに元々表情の乏しい方だとは思うけれど、 こうも温度が見えないものなんだろうか。
箱みたいだな、とわたしは思った。 中身は確かにあるのに、何にも見えない。
わたしは炭蔵くんの顔から目を逸らすようにしゃがむ。 足元には点々とカッターナイフが落ちていた。]
(436) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
ここまで来ると、 現実的な意見の方が非現実的になりそうだよね。
実は仕掛け人のいる壮大なドッキリだとか、 気づかない内にわたしたち全員が誘拐されたとか。 [わたしがひとみちゃんについて知っているのは、 ご両親が心配して早く帰らなくちゃいけないこと、 忘れたい誰かが存在していること、くらい。 他にも他愛ないことは3年間たくさん話したけど、 それはわたしたちだけの秘密だ。
わたしはひとみちゃんの昔話を知らない。 だから平然と誘拐なんて考えを口にできる。]
(437) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
[カッターに手を伸ばして、そこまで。 あと1cmで届くかというところでわたしは手を止めた。]
あの人、死ぬのかな。
[文化祭に彩られた校舎に落ちるカッターナイフ。 それだけなら準備期間の落とし物でしかないのに、 足跡みたいな異常な数とあのメール>>1が 嫌が応にも別のものを連想させる。]
死んじゃったの、かなぁ。
[わたしたちに宛てられた一通のメール。 炭蔵くんのスマホを覗き込んだ訳じゃないけれど、 同じ文面が全員に届いたであろうことは分かる。]
(438) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
[しゃがんで見上げたら顔がずっと遠くて、 スカートを払って立ち上がる。 結局、わたしはカッターを拾わなかった。]
……死んだら、もう自分のこと守れないのにね。
[わたしは終始へらへら笑っていた。 ともすれば軽薄とも取れる笑み、 でもこの一言の間だけ、 わたしの目はあんまり笑っていなかったと思う。。]
誰だろうね。 その人が、何かしたのかな。
[チャイムと同時に変わった校舎。 チャイムと同時に届いたメール。 これをただの偶然とする方が不自然だ。]
(439) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
[わたしは非現実的な話をしながら歩き出す。 状況を把握する目的で教室を離れたんだから、 いつまでも窓の前で時間を浪費する訳にはいかない。
わたしは窓を閉めることはなかった。 だから炭蔵くん次第で、 廊下には少しだけ冷風が残ることになるかも。]*
(440) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
— →渡り廊下 —
[わたしが気になるんでしょって言い方をされると、 嘘を確かめたいだけのわたしは何も言えなくなる。 間違っていないんだけど。何だか後ろめたい。 炭蔵くん>>400の提案に大人しく従ったわたしは、 1階に降りてきていた。
2階から見下ろした遠くにある底。 階段を降りたくらいで変化しないと思っていたけれど、 なぜか1階の外の景色は至って普通の高さだった。]
屋台、あったね。
[わたしは炭蔵くん>>402に頷いた。 ホラー×クレープの屋台。コワカワ!>>301だっけ。 こんなの、わたしたちの店以外で見たことない。]
(441) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
|
[他に誰か>>372>>388いたかな。 もう去った後だったかも。
もし誰かがいたなら手を振って、 情報交換くらいはするつもりだけど、 わたしは屋台より先に渡り廊下の外側を見つめる。
ここから出たら帰れるんじゃないの。 そう思うけど、阻まれるのか近づけないのか、 ひとつ確かなことは、外に出られないってことだけ。]
……。
[わたしは空っぽの手を握りしめた。 指を強く手のひらに食い込ませるくらい。 それでもわたしの爪がわたしを傷つけることはない。]*
(442) 2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/07(Mon) 08時半頃
|
— 少し前:2F廊下 —
[しゃがみこんだ後、 わたしはカッターナイフを見ていたから 炭蔵くんの話をラジオみたいに聞いていた。]
教室に来たみんなを眠らせるとかして、 学校の中を全部文化祭みたいに整えて。
それならわたしたち、1日以上眠ってたことになるね。 だって時間そのままだったもん。
……ありえない。
[わたしの耳は、炭蔵くんの後悔>>484を 少しでも拾うことができただろうか。 普段の彼と変わらない淡々としたものだったなら、 立ち止まることなく会話は続く。]
(523) 2021/06/07(Mon) 17時半頃
|
|
[たぶん、だけど。わたしに届いた声がどうであれ、 結果は変わらなかったのかもしれない。
だって見上げた炭蔵くんの顔、前髪の奥にある眸には、 しっかりと感情が映りこんでいた>>486から。]
遺書みたいだった……いや、遺書だねぇ。あれ。 [どうやら、外箱の蓋は案外薄かったらしい。 それとも今この状況があまりにも突飛だからかな。 わたしは炭蔵くんの考えに同意しながら、 初めて見る炭蔵くんの中身を興味深く見ていた。
なんて言うのかな。 不良が犬に傘をさしている現象?
何も知らないくせに勝手に距離を取っていたからか、 わたしは炭蔵くんの人間らしい顔に親しみを覚えた。]
(524) 2021/06/07(Mon) 17時半頃
|
|
[だからちょっと、いつもより機嫌が良かったんだと思う。 普段からピリピリしている訳じゃないけどね。 カッターナイフとメール、二つから連想した死を わたしは素直に炭蔵くんへ伝えた。
炭蔵くんならわたしのお母さんが亡くなったことくらいは 知ってるだろう。だって炭蔵くんだし。 でもヨーコ先生がわたしのお願い>>323を漏らしたのは 予想できないけど、今はあまり関係のないことだ。
炭蔵くん>>487>>488からの問いに口を開く。]
(525) 2021/06/07(Mon) 17時半頃
|
|
[抱きしめられたら、防虫剤と微かな香水の匂いがした。 ——「大変だったね」って言われる。
会ったことすらない男の人がわたしの頭を撫でた。 ——「もう無理しなくていいんだよ」って言われた。
お父さんは、少し離れたところで悲しそうな目をしている。]
(526) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
|
死んでも記憶の中では生きてるって言うでしょ。 でもそれって、生きた人間が作った命だもん。
本人の本当はあっという間に塗りつぶされて、 都合のいい存在ができあがる。
死人に口なし。死んだらそれで終わりだよ。
[生≠ヘ善≠ナ死≠ェ悪≠ネら、 誰かが生み出す死人≠フ生≠ヘどっちかな。 それに口出しできる当人は、とっくにお墓の下だけど。]
(527) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
|
わたしはヤだな、勝手に決めつけられるの。
分かりにくい方が悪いんだろうけどさ。 だから伝えなきゃ、死んでるのと同じなのかも。
[わたしの生≠ヘわたしがわたしでいられること≠ナ わたしの死≠ヘわたしがわたしでなくなること=B
わたしの善悪とは違う感覚を炭蔵くんはどう思ったかな。 確かめようとしたけれど、立ったせいで 炭蔵くんの中身、見えなくなっちゃった。 わたしはそれを残念そうにしながら歩き始める。]
(528) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
|
だから……人による、と思う。
もしこんなわたしと話してくれる人なら、 わたしが気づけなかったってことでしょ。 それはたぶん……ちょっとだけ、悔しい、かな。
[どんな相手のことも知ろうとしなかったくせに、 わたしの口からはそんな言葉が出てくる。]
行動しなかったせいでダメだったみたいじゃん。 わたしが殺したみたい。それは、嫌だよ。
[わたしの自分本位な感情が廊下に尾を引いていた。 階段を降りて渡り廊下へ至るまで、 わたしたちは道中と変わらない探索>>489を続ける。]
(529) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
|
そうじゃないなら、わたしが気づく機会もないなら、 ……どう思ったらいんだろう。
[わたしはこっそり炭蔵くんを見上げた。 例えば、炭蔵くんが死にたいなんて思っていたら、 わたしはちゃんと悔しいと思えるんだろうか。
わたしの手はそれなりに大きいけれど、 埋もれる民衆であるわたしが掴める数はそう多くない。
カッターを拾わなかった手を見下ろした。 爪は短いままだ。傷も見当たらない。]*
(530) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
|
— 現在:渡り廊下 —
[透明な壁があったりしないよね。 ベニヤ板でも打ちつけてあったりする? わたしは上履きのまま廊下の外に出ようとして、 そこから動けなくなっていた。
後ろにはコワカワの屋台>>490。 隣に炭蔵くん>>491がやって来て、 わたしと同じように立ち止まった。]
なん、で。
[あぁ、また言っちゃった。嫌だな。子どもみたい。 2階から見下ろした底とは違うはずなのに、 根源的な恐怖がわたしの頭の中を満たす。
少し粘っても、外に出られない事実は揺るがなかった。 わたしは数歩後ずさる。先に戻っていた炭蔵くんを見た。 表情は半分隠れているけど、空気が少し硬い気がする。]
(531) 2021/06/07(Mon) 18時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る