23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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[瞼を伏せ、祈る様に手を組み合わせると。
私の背に、光の翼が現れて。 傍にあった聖書が光り、風もなく、ぱらぱらとページがめくれる。]
『神のまことは大盾、小盾。夜、脅かすものをも、 昼、飛んでくる矢も恐れることはない』
『主よ、わたしと争う者と争い、わたしと戦う者と戦ってください。 大盾と盾を取り、立ち上がってわたしを助けてください』
[玲へ向けて両手を広げると、大きな光の盾が現れて]
(139) 2023/04/26(Wed) 19時半頃
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どうか、私が愛する人を、守ってください。
彼の、私達の、みんなの行く末を照らし、 光の道へ、導いてください。
[私の背の翼と、光の盾が霧散して、無数の光の翅が降り注いだ。]
[――……それは神様と、私からの祝福]
【配布能力:光のディフェンス】
(140) 2023/04/26(Wed) 19時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2023/04/26(Wed) 20時頃
オッサン、
まともな仕事ってだけですごいじゃん。
前科とかないっしょ?
それだけでも羨ましいと思う。
[変わらず、カプセル内を観察。
腰のベルトなど、身体を、固定している器具は、外せるようだ。
だが、この中から外に出るスイッチは、
表向きはない]
でも。中に酸素は来ているから、
全くの密閉ではない、と。**
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ふふ。あの時、言ったでしょ。 『お姫様だって、守りたい人を守れるのよ』
私の方こそ、 私の事、沢山、護ってくれてありがとう。
[そう言って、きゅって抱き締めた。>>158]
(162) 2023/04/26(Wed) 21時頃
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キャンプファイヤー?
うん。
[音楽室とキーボード、と聞いて。 立ち上がると。]
……ふぁっ!?
[上手く立てなくて、ぺたりとしゃがみこんだ。
真っ赤な顔で、震え。]
玲、先に、行っててくれる? 私、もう少し休んでから、行くわ。
[そう言いながら、死ぬほど、顔が赤い。]
(171) 2023/04/26(Wed) 21時半頃
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――……うん。
[微かな声に、小さく頷いて。 その背に身を預けた。>>177]
(179) 2023/04/26(Wed) 22時頃
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― グラウンド ―
[バーチャルの、揺らめく、大きな炎。 瞼の裏も、赤く照らされる様で。]
[鮫島>>190が近くにきたら、やっぱり恥ずかしくて。]
もう、大丈夫。
[そう言って、その背をおりる。]
(195) 2023/04/26(Wed) 22時頃
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だいじょうぶ……。
[赤い顔で、大和>>194に頷いて。 椅子におろしてもらい。>>196]
[桐野が、キーボードの用意をして。 大和が、歌って>>198というのには。]
分かりました!
(202) 2023/04/26(Wed) 22時半頃
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[綺麗な澄んだ声に>>205、ソプラノの声を重ねる。
私は、歌詞があまり分からないので、 少しだけ遅れてしまっているかもしれないけれど。>>205>>209]
(212) 2023/04/26(Wed) 22時半頃
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[私は林間学校も、学園祭の後夜祭も出られなくて。 ここでまた一つ、願いが叶った。
この虚構の世界で、できたこと。 作れた思い出が沢山あって。思った。
『この春の廃校だけが、私の学校だった』と。]
[野々花と柊が、その場に居ないのは寂しいけど。 会いたいけど。
二人もどこかで、この炎を、見ているだろうか。]
(222) 2023/04/26(Wed) 23時頃
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[一番を歌い終わって。 いつぶりか分からない位、久しぶりに歌った緊張もあったからか、少し息があがる。>>216]
[少し長めにアレンジされた後奏を、最後まで聴いて。]
ありがとう。
玲の演奏も、とっても素敵だったわ。 すき。
[そう言ったけれど。続く曲>>219には、僅か目を見張り。]
――……ありがとう。
[手を組んで、俯きがちにぽつり。]
(229) 2023/04/26(Wed) 23時頃
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[話がついたのか>>220と、鮫島が桐野へ声をかける。
返る言葉は、今日と明日の話。>>223 まだ話していなかった、という言葉>>224に、視線を向けたら重なった。
怖くて。 顔が少し強張って。手が震えてしまう。]
(235) 2023/04/26(Wed) 23時頃
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[桐野の願い>>230。大和の願い>>233を聞いて。]
私も、願いはありません。
元々は、自分の病気を治したかった。 でも、それはもう、いいんです。
……諦めたわけじゃなくて。 私、みんなと話して、沢山楽しくて、嬉しかった。 だから……。
生きるための力、思い出、みたいな。 病は気から、とも、言うし。 願いを叶えてもらわなくても、 案外、自分で、持ち直せるんじゃないかって。
……楽観的かも、しれないですけど。 そう、思いたかっただけかも、しれないですけど。
(239) 2023/04/26(Wed) 23時半頃
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きゃあああ!!
[思わず、平手でぺしーん!
俯いていたら、妙な顔があって、びっくりした。>>237]
(242) 2023/04/26(Wed) 23時半頃
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[鮫島さんの方を見て、服をつんつん、って引いてみる。]
……火浦さんに、すきって、告白されました。
[などと、報告してみる。>>245 勿論そういう意味じゃないのは分かってて、わざと。]
(252) 2023/04/26(Wed) 23時半頃
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[大和の言葉>>238には、消費されたい>>244と。聞こえてしまった。]
[桐野>>251には。]
消費しても構わないものって、なに? そんなもの、何も、ないわ。
[少なくとも私には、思い浮かばない。]
私は何も代償にしたくないし。 ……頑張って、生きるから。
私の事は、もう、やめましょう?
(257) 2023/04/26(Wed) 23時半頃
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けふっ。(吐血)
[思ってもいない言葉>>254が返され、返り討ちにあった。]
(259) 2023/04/26(Wed) 23時半頃
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みんな何よりだな。
もし、誰も犠牲にならないなら、
それに越したことはない。
サラは、泣いた。
2023/04/27(Thu) 00時頃
ワカナさん、
これ、モニタってオフオン自由なん?
それとも、必ず観る感じ?
あ。見えるよ。
場所ごとか。
ちょっとだけ、真っ暗にしたかったんだけど。
ま、そのほうが寝やすいしな。
[なんとなく、誤魔化すようにそう言った]**
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― グラウンド ―
[図書室に帰ろう、と言われて、頷き。>>303]
えっと、もう大丈夫。
歩けるから……。
[赤い顔でそう言って。 玲の隣を歩き、グラウンドを後にした。**]
(308) 2023/04/27(Thu) 01時半頃
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