人狼議事


10 冷たい校舎村9

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【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一はわかりやすく楽しそうだっただろう。

 だって、慎一が今まで遠目から見て、
 いいなあって思ってた学校生活って、
 まさにこういう感じだったんだもの。

 でも、慎一は知らない。
 誰かの嘘で保たれるはずだった平坦。>>152

 そのときどちらか片方でも、
 都合の悪い事実を正直に伝えてれば、
 なんてことはない話だったんだろうけど。]
 

(188) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ まあでも慎一の高校生活って、
 ずっとそんな感じだったかもしれない。

 楽しい、愉快な高校生活だったけど、
 きれいで浅いところ、上澄みだけ掬って、
 沈殿したものは知らないまま、みたいな。

 でも慎一のそれはきっと、
 自分の深いところに触れられるのが怖い以前に、
 普通に気にならなかったり、億劫なせいだ。

 だから慎一は、
 みんなの家の話も、癖の話も、夢の話も。
 奥底に抱えるむなしさそのものの話も。
 ちゃんと聞いたことがなかったかもね。]
 

(189) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一は黒沢の目指すものを知らないし、
 暮石の親が昨年死んだことも知らない。
 鳩羽の家に最近起こった事件のことも、
 番代の過去に何があったのかも、全部。]
 

(190) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ だから、今も。]
 

(191) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・昇降口 ──

[ 躊躇なく番代がドアノブを掴む。>>184
 慎一はちょっとそわそわしながら見てる。

 カチンコチンというカジュアルな言葉は、
 あの扉の違和感にやや相応しくないような。]


  凍っちゃった……んじゃないような……


[ とはいえ慎一もうまく表現できないから、
 ううんと首をかしげているばかり。

 暴力的なこと。慎一はしてない。
 良識的に扉を押し引きしただけだった。
 暴動とか言ってたくせ、その発想はなかったな。]
 

(192) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……そっかあ。


[ 今すぐ帰りたかった慎一は、
 番代の返事にあいまいな相槌を打つ。>>186

 なんだろう。女子にこう言われると、
 俺は今すぐ帰りたいようとは言いづらい。

 どうしたらいいんだろうって慎一は思って、
 でも、「外の空気が吸いたい」って、
 番代のその言葉なら叶えられるかもって思った。

 ドアが開かなくても、窓を開ければいいじゃん。
 というか、慎一はそこから帰ればいいし。]
 

(193) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ どうしたってドアが開かないこと、
 あれだけ奇妙に確信したばかりなのに、
 慎一はなぜか窓は開くって思いこんだ。
 逆に今までなんで思いつかなかったんだろう。

 名案! くらいの気持ちを持って、
 番代の隣をひょいと通って、
 ドアの傍らの大きな窓の錠を外す。

 番代は「閉じ込められた」とか、>>186
 物騒な可能性を口にしていたけれど、
 慎一はその瞬間だけは妙に楽観的だった。]
 

(194) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ でも、]


  あ?
  …………窓も開かない。


[ ついでに言っておくと、
 さっきのドアと似た感触でした。

 慎一がめいっぱい力を込めているのは、
 きっと見ていてくれたらわかるだろう。
 番代の目の前で少しの間窓と格闘して、
 慎一はなんだかまた落ち着かなくなってくる。

 でも、今度はひとりじゃないから、
 いったん振り返って、共有してみよう。]
 

(195) 2021/06/06(Sun) 18時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  閉じ込められてるのかもしんない。
  …………なんで?


[ わかんない。
 慎一はたぶん、途方に暮れた顔をしている。

 指先でクレセント錠をカタカタ揺らす。
 つまり、落ち着いていたいけど、無理そう。

 当たり前っていうとなんだけど、
 当然気を回して言葉を選ぶ余裕はなかった。

 ……というかそもそも、気を回そうにも、
 慎一は番代の過去なんて知らないんだけど。*]
 

(196) 2021/06/06(Sun) 18時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/06(Sun) 18時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・昇降口 ──

[ 開かないって慎一ははっきり言ったのに、
 返ってきた言葉には疑問符がついてた。>>224

 開かないんです。
 何度聞いてくれてもいいけど、
 慎一は毎回きっちり同じ返事をするだろう。

 ついでに、慎一の「なんで?」にも、
 答えらしい答えが返ってくることはない。>>225

 鸚鵡返しは慎一の心を落ち着けてはくれない。
 あまつさえ疑問符は増えているので、
 このままいくとふたりとも、
 頭の中が「?」でいっぱいになっちゃいそう。

 慎一は番代の指がいじいじ、いじいじ、
 単調な動きを繰り返すのを目で追っている。]
 

(232) 2021/06/06(Sun) 20時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 答えの返ってこない問いなどごまんとあって、
 けど、慎一はいつまでもそれに順応できない。

 あきれた顔されることはあっても、
 引っ叩かれることなんてなかったからかも。

 まだ可能性はある。まだ大丈夫。
 とでも言いたげな番代の顔は、
 慎一でもわかりそうなくらい変だった。

 そのことが余計に慎一を不安にさせる。
 だから言葉を詰まらせながら慎一は言う。]
 

(233) 2021/06/06(Sun) 20時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  わ、わ……割ろう、窓。
  割ったら出れるじゃん。外。


[ どこか開いてる? 誰か隠れてる?>>227
 そんなの探してらんないって慎一は思う。
 慎一は、今、今すぐにここから出たいの。

 震える声でそう言ったきり、
 慎一は口をぎゅっと結んで、
 また頬の内側を噛みしめる。

 壁に立てかけられていたモップを一本取って、
 そのまんま大きく振りかぶって、下ろす。]
 

(234) 2021/06/06(Sun) 20時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ かぁんって、乾いた変な音が響いた。
 モップの柄だか掌だかがびりびりして、
 握ってたモップは手汗で滑って落っことした。

 今度はからんって軽い音がする。
 モップの柄が床にぶつかった音だ。

 それが床を打って少し跳ねる様子が、
 慎一にはスローモーションのように見えた。

 普通、モップで窓が割れるものなのか、
 慎一は試したこともないから知らないけど、
 少なくともこの窓は割れないんだなって。

 扉や窓が開かないのと同じ、気づいちゃった。]
 

(235) 2021/06/06(Sun) 20時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  …………。


[ 今度はなんでって言わなかった。
 言ったらまた泣いちゃいそうだったし。

 次の動作をとれないまんまで、
 慎一は呆然と床に落ちたモップを見て、

 ……どうしよう。
 どうしようもなくべたついた掌を、
 行儀悪く制服のズボンで拭きながら、

 慎一はまた「昼飯買い忘れたな」って、
 気を紛らわせるように考えていた。*]
 

(236) 2021/06/06(Sun) 20時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/06(Sun) 20時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・昇降口 ──

[ あまりかけられたことのない類の声援。
 高い女の子の声が飛んでくる。>>237

 男の子にもがんばれないことは多々あるけど、
 というか慎一には頻繁にあるんだけど、
 その瞬間だけは男の子らしく暴力的に頑張った。

 結果、惨敗。間に流れるのは沈黙。

 少しの間立ち尽くしていたすえに、
 番代が出した結論はたぶん正しい。>>238

 「ダメだったわ」とか「へへ」とか、
 ありそうなセリフの一言も吐かずに、
 番代がモップをもとに戻すのを見た。]
 

(251) 2021/06/06(Sun) 21時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 励ましの言葉。慰めの言葉。>>238
 もし思い浮かんでいたとして──、
 たぶん返事に困るだろうから、いいかな。

 どことなく微妙な空気の中で、
 番代の言葉に慎一も言葉少なに答える。]


  ああ、うん……。


[ 慎一は、慎一はとりあえず靴を履き替えるよ。
 去ってく番代を見送りながら、左の靴を脱いだ。*]
 

(252) 2021/06/06(Sun) 21時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/06(Sun) 21時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・購買 ──

[ 番代と別れて。

 慎一はさっき履き替えたばかりの靴を、
 また上履きへと履き替えなおした。

 頭の中が真っ白、というほどではなく、
 でもひどく頭が重くて、ぐらぐらして、
 ずいぶん気が滅入っている感じがする。

 もぐもぐと空っぽの口を動かしながら、
 慎一はポケットの中に手を突っ込む。

 財布とスマホは入れっぱなしだった。
 だから慎一はこれ幸いと購買に向かう。]
 

(274) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ その道中。はあ。って、
 慎一は一瞬、自分が言ったのかと思った。]
 

(275) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……とんだ勘違い。

 どこからともなく聞こえた音は、
 慎一を挙動不審にするには十分で、
 バッと振り返って周囲を見回したりする。

 ……誰もいないんだけどね。
 視界にはどこまでも楽し気な校舎と、
 点々とカッターナイフがあるばかり。

 慎一もため息つかれることはあったからね。
 結果、余計に落ち着かない気分で、
 シャツの袖の縁をしきりに指で撫でたりする。]
 

(276) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一は帰りたい。

 それは間違いないんだけれど、
 気を抜くとずずっていいそうな鼻とか、
 味のないものを食み続ける口とか、
 そういうのをどうにかしたくて、
 ふらりふらりと購買に入り込んだ。

 まっすぐにいつもの棚の前まで行って、
 いつも当たり前にある商品を予定通り取る。

 いつものおばさんがいないことには、
 なんだかもう驚かなくなっていた。]
 

(277) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 鼻をぐずぐず言わせながら、
 暗記している合計額をきっちりレジに置く。

 ついでにレジにあったメモとペンを借りて、

 『あんドーナツ/おかかおにぎり/ミルクティー
              3年9組 向井慎一』

 念のため、几帳面な字で書き残しておいた。

 抱えた食べ物と飲み物は、
 ……うん。間違いなくいつもと同じ。
 それでようやく、慎一は一息つける気がする。]
 

(278) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 満足したかといえば、少しは。
 落ち着いたかというのも、まあ少し。

 今度はパンの袋の淵のギザギザを、
 なんとはなしに指先でなぞってみる。

 でも、なんでだろうなあ。
 そしたら今度はじんわり悲しくなってくる。
 別に、わあわあ泣くほどじゃないけどさ。

 少し重たい足取りでのろのろと、
 教室までの道のりをゆっくり歩いてく。
 さっきは走ってきた道を逆向きに。

 ……出口を探せって?
 だって慎一は疲れた。そんな余力ない。]
 

(279) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・3年9組教室 ──

[ かくして、しばらくの離脱ののちに、
 慎一はパンとおにぎりとミルクティーを抱え、
 黙って自分たちの教室に帰ってくる。

 そのときまだ、黒沢とか、
 ほかの誰かは教室に残っていたかな。

 ちらりと黒板を一瞥して──、ラピュタ。>>163
 なんだそれ。そう思ったけど、外は見ない。
 意味わからなさすぎて怖いんだもの。
 あと、今の慎一にはその元気はない。

 だから、黒沢の疑問にまずはひとり。
 窓の外を見ないやつ、ここにいるよ。>>247]
 

(280) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 自分の席に食料を置いたら、
 慎一はそのまんままっすぐ黒板に向かう。

 なんかテンション低いね。とかは、
 今から書く文字を見て納得してほしい。

 『 昇降口の扉 開かない
    〃  窓 開かない 割れない 』

 黒板に文字をまっすぐ書くのって難しいよね。
 斜めになるのがヤで何度か書き直しながら、
 これがラクってんだから樫樹はすごいなあとか、
 慎一は現実逃避めいたことを考えていた。]
 

(281) 2021/06/06(Sun) 22時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ それで、自分の書いた文字と、
 それからほかの人の書置きも、
 もう一度全部に目を通して──、]


  外、出れねえかもしんない……


[ 息を吐き、残っていた面々に一言。

 まだ何が起きてるのかちっともわからない。
 ただ、不可解な断片だけが集まってく。
 そのことが無性に居心地悪くて、
 昇降口についての報告としてはひどく手短になった。*]
 

(282) 2021/06/06(Sun) 22時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/06(Sun) 22時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・教室 ──

[ 「おかえり」って言われた。>>305
 帰ってくるはずじゃなかったんだけどなあ。

 ちょっと捻くれたこと書いてみたけど、
 黒沢の声に慎一はふっと顔を上げて、
 もごもごと「ただいま」って言う。

 定型文的な挨拶くらいしか、
 返す言葉として思い浮かばなくって。]
 

(330) 2021/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一の書き記した文字に、
 黒沢は不思議そうな声を上げる。>>306

 そりゃそうだ。
 慎一と番代だって呆然とした。
 意味が分かんなくて、間を埋める言葉もなく、
 なんとなくあやふやに解散してきたのだ。]


  ……開かない。
  押しても引いてもビクともしない。
  鍵かかってないし、凍ってるんでもなさそ。


[ 並べ立ててみると、改めて理解不能だ。
 不思議そうな顔してるとこゴメンだけど、
 慎一にもそれ以上は本当にわからない。]
 

(331) 2021/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  窓も割ろうとしたけど、
  傷もつかない……、


[ ちょっと声が沈んでても、
 さすがに許されたいこの状況。

 お察しのとおり、試したの慎一だからね。
 非力じゃない元運動部の男の子。
 たぶん今いるメンバーの中じゃ、
 1番か2番くらいに適した人員じゃない?

 あと、公立高校の窓ガラスに、
 超強化ガラスを使うのはもったいないと思う。]
 

(332) 2021/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ そうやって状況を整理していくと、
 どうしたってそこに行き着くらしい。>>307

 閉じ込められた。
 黒沢が発した言葉に、慎一は眉をひそめる。]


  ……番代もそう言ってたけど。
  状況的には、そんな感じだけど、
  でも、なんで? なんで俺たちなの?
  っていうか、現実的にむりじゃん?


[ だって、やっぱり、なんで?
 なんで慎一たちが閉じ込められることがある?
 どんな技術を使えば廊下が一瞬で様変わりする?
 疑問は尽きなくて、慎一はうまく笑えない。]
 

(333) 2021/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  俺、チャイム鳴るギリギリに来たけど、
  チャイム鳴るまで、廊下普通だったし。

  しかも、なんで文化祭……


[ 悪いね。慎一オカルトには明るくなくて。

 この状況に理由がつけられるような仮説、
 ひとつだって思い浮かびそうにないから、

 そうだなあ。
 場合によっては図書館で情報収集とか、
 あ。九重とかに聞いてみるべきかもしれない。*]
 

(334) 2021/06/06(Sun) 23時半頃

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