人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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──昨日──

[部屋の整理を手が止まった]

 さて、これをどうするか。だ。

[手にしたのは上等な蒸留酒。なんでも、一本でここのカジノの一日分の売り上げのお値段だとか。
コンペの副賞で貰ったのだが、いかんせん一人で飲むのは気が引けた。そこで飲もうと誘っていたのがギョウブだ。

 「今やってるデカいヤマ終わったら飲むか」

そう約束していた相手は既にこの船にいない]

 捨てるのも勿体ねぇしな……。

[どのみち無駄になるかもしれない。だが、わずかでも可能性が残っているのならそれに賭けたい。
エフは端末を手に取った]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

― 廊下 ―

>>40 適当に歩き出すその姿を見つけるのは、
部屋を目指した沙羅が早かったか、>>39
あの派手で胡散臭い帽子を抱えて幽霊のように当て所無く歩いていたミームが早かったか。

立ち止まる。]

 ミツボシ。

[引き攣った声を掛ける。]

(41) 2022/05/12(Thu) 22時半頃

[冷凍ポッドは肉体の保全を目的としたコールドスリープとは違う手法を用いて肉体を凍結させる。
つまり、蘇生を目的としていない凍結方法をする。そのため、蘇生率はコールドスリープに比べて著しく低い]

[だが、もし何らかの凍結に対する耐性を持っていたら?冷凍により破壊される細胞を守るための手段を持っていたら?]

[ないとは言い切れない。現に、恒星から遥か彼方にある、凍てついた星に住む生物には、体を凍傷から守る仕組みを持っている]

[何かしらの船に回収されるだけの悪運を持ち、何かしらの凍結に対する手段を持っていたら。
可能性は0ではないのだ]


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時半頃


 『俺の部屋に例の酒を置いてある』
 『俺はいねぇが勝手に持って行ってくれ』

[あのクソ狸ならそう簡単にくたばらねぇだろう、そう信じてギョウブの部屋の端末にメッセージを送った]

[規定通りなら次の港に着くまで、部屋はそのままで、部屋の住人の名義もギョウブのままだ。
もし、ギョウブが再びこの船に搭乗することがあればこのメッセージを見ることができるはずだ]

[次に停泊するのは補給基地だから、部屋は片づけられることはない。だから、そこでギョウブがこの船に帰ると信じて]

 飲むときに俺に感謝することだな、酒の提供者によ。

[部屋の目立つところにボトルを置き、部屋の整理を再開した]


メモを貼った。


メモを貼った。


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/12(Thu) 22時半頃


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム


[それに答えず、>>46 つかつかと歩み寄る。
乾いた血の張り付いた手を振り上げる。

頬を張るつもりで振り上げた。

戦闘経験のあるあなたなら、
その動きはほとんど止まって見えるだろう。

あなたが避けないのなら、強かに、その頬を打つ。]

(47) 2022/05/12(Thu) 23時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 どうして。
 ……どうして!?

 いっ……言った、言ったじゃない、わたし、
 殺さないで、って、ジェルマンを、
 殺さないでって、襲わないでって、……!

[唇をぶるぶると震わせながら、金切り声で怒鳴る。
泣き喚いて腫れ上がった喉が切れて、血の味がしている。
ヒステリックに叫ぶそれはきっと、
あなたは知ることのなかったメッセージの内容だ。]

 なんで、なんでよッ!!!
 答え、なさいよッ!!

(48) 2022/05/12(Thu) 23時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 うそつき。

[頬を打てば自分の手が痛かった。
>>49 都合がよかった、という言葉が耳に届くや
咄嗟に、その身体を突き飛ばす。

かつて多少の貧しい暮らしをしていたといえ、
親に愛され育った、ただの娘だ。

ほんとうの喧嘩のやり方など知らない。
ほんとうの怒りの表し方など知らない。
ほんとうの悲しみの表し方など、]

 ……うそつき。うそつき。
 うそつき、うそつき!!!!!!

[声の限りに叫ぶ。
その”嘘”がいったい何を指しているのか、
自分でもよくわかってはいない。
そう間を置かず、客間トラブルを聞きつけたアンドロイドたちが群がってくるだろう。]

(51) 2022/05/13(Fri) 00時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 なんとかっ、言いなさいよ、
 いまさらっ……なにを、しらばっくれて、
 黙ってんのよ!
 
 都合がよかったって、なにが?!誰に!?

 サラを守るつもりなんかなかったのに、
 守れるなんて言って、あなたがっ……
 あなたたちが、殺すつもりだったんじゃない!
 私を馬鹿にしてたの!?

[眉をひそめるあなたの>>53 胸ぐらを掴む。
――けれど、力など入っていないに等しい。
ただ、彼女自身ではもう止まらない。止められない。
あとからあとから、激しい言葉が溢れ出る。] 

(56) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 離して!

 ほっといて、なんで庇うの!?
 こいつ、こいつがっ、
 ジェルマンをっ、ころっ……殺し、……!

>>55 制止の手が伸びる。振り払わない。
赤く怒りに燃えるふたつの瞳はミツボシだけを見ている。
その力で引き剥がそうとするなら容易だろう。

ただ、その制止を受けて。
癇癪を起こした子供のように叫ぶ少女の瞳から、
ぼろぼろと涙が溢れた。]
 

(57) 2022/05/13(Fri) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

 
 …… ……〜〜ッ!!

[わかりきっていた答えのはずだった。>>60
これまで何度も目にした情報の通り。
星喰いアメーバとは、たぶんそういう生き物だった。
高度な知性を持ち、犠牲者の模倣をし、
いくつもの星を喰い荒らす、それは。]

 ジェルマンを、かえしてっ……
 ばけものぉっ……!

[弱々しい拳と、断絶の言葉が、その胸を叩いた。]

(63) 2022/05/13(Fri) 01時頃

ミームは、啜り泣いている。もうなにも、言葉にはならない。

2022/05/13(Fri) 01時半頃


記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 01時半頃


[ミームの手の内で、『萎れない花』が咲き続けている。
 栄養も水も必要としないそれは、生きているのか、死んでいるのか。

 涙にも、血にも汚れず。ただ咲き続ける。

 その花弁のように、記憶は鮮やかに残り続けるだろうか]


[ミームの荷物の中で、『視界情報記録眼鏡』が時を待っている。
 封じたものにいれたメッセージ入りのものではなく、ただ。

 サイドテーブルから、惨撃を。懇願を。願いを。命の最後を。
 記録し続けたそれが、真実を告げる時を待っている。]


【人】 記号の妖精 ミーム

 
……っ…… っ。

[息が上がっている。引きつるように喉を鳴らす。

あなたはどうして泣かないの>>65、とは問わなかった。
問うほどの思考力がもう残っていなかったのかもしれない。
あるいはそこにもう、涙を見ていたのかもしれない。

肩へ触れた手を縋り付くように引き寄せて、
その胸に顔を埋めてしばし。

ぐしゃぐしゃの顔を拭いもせず、ちいさく頷いて。

ミツボシを突き飛ばしたときに落とした帽子を拾って、
抱きしめて。ごめんね、と呟いて。

友人が移動するのなら大人しくついて行くだろう。**]

(67) 2022/05/13(Fri) 01時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

— ロビー —

…… …… …………

[友人に寄り添われ、>>69
同じ歩幅でロビーに着く。

まさに燃え上がる火に水を被せたように、
その表情は怒りとも悲しみとも言い難い。
消沈という言葉が相応しかった。
……もっとも、ミーム自身は火なんて危険なもの、
授業中の映像でしか見たことがなかったのだけれど。

ロビーは清掃用アンドロイドたちによって、
空気も含めて清潔に掃除されていた。

昨晩ここを満たしたバターの香りも、
溢れたアップルパイの欠片も、
なんにも残っていなかった。*]

(71) 2022/05/13(Fri) 09時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/13(Fri) 09時半頃


──昨日/自室──

 ……こいつら勝手に増えてねぇか? 

[物の多さにうんざりしかけていた頃、ガラクタの山からある物が姿を現した]

 これは……チョウチンってやつか?

[以前の仕事で うちの種族の特産品です ともらったものだったか?自室に飾るには合わないので放置していたが……]

 イザカヤにこんなのがあった気がするな……。

[ふと、何かが降ってきた。
整理の手を止め、デスクから紙を一枚取ってくると蹲り、ガリガリと紙に降ってきたものを描き殴る]

 ここを、こう……壁にメニューがあって……、カウンターは……。照明は……薄暗く……、チョウチンで光量を……。


[ラフをあらかた描き終えたところで我に返る]

 こんなことしてる時間ねぇっつたっろ!!!
 馬鹿か俺は!!!

[馬鹿だと思う]

[ともあれ、片づけの邪魔になると、ラフと提灯を提灯をデスクの引き出しにしまい込む]

[もし、誰かがこれを見つけてくれたら。
そんな淡い期待を胸に……。]


メモを貼った。


― ジェルマンの部屋 ―

[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。
 真っ赤に染まった床は洗い流され。
 保証に入っていた分の荷物は運び出され。
 肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。
 少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。
 回収されることもないだろう。

 部屋はすっかり綺麗になっていく。
 そこに男が存在していた痕跡が消えていく。

 懇願を、聞き届けられていたら、
 そもそも部屋には誰も来なかっただろう。

 話し合いを、するつもりがあるのなら。
 血は流れなかっただろう。

 選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]


[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。
 理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。
 最後に男が選んだのは自己犠牲だった。

 あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。
 あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。
 もっと良い取引を持ちかけたのなら?
 結果は変わっていたかもしれない。

 それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。
 選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。

 ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。

 そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。
 男には出来なかった。

 後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。
 しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]


[時間が足りなかったのだ。

 他の選択肢を模索するには。
 団結を促すには。
 信頼を築くには。

 そして、互いを理解し合うには。]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

— ロビー —

[問いかけられると、>>74微かにうなずく。
曖昧な視線が、派手な装飾を載せた帽子の輪郭を辿る。]

…… ……朝、持って、きちゃったの。
……怒られるかな。

[それだけで、ミームが今朝、彼の部屋へ行ってきたということが伝わるだろう。両手が汚れていることや、髪から漂う微かな鉄錆のにおいからも。
故人とはいえ、人のものを持ってきてしまった。
それを一体誰が怒るのかは、わからない。]

(75) 2022/05/13(Fri) 11時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

− ロビー −

そう……
私も、……ぜんぜん、わからない……
……わからないことだらけね。

>>76 謝られると、困ったように眉尻を下げて。
ぽつり、ぽつりと口にする。
幼い頃に、母が病で死んだときも、
同じくらい何もわかっていなかったように思う。]

でも、そうね。多分……
ジェルマンは、怒らないわね。……笑うかも。
お嬢様〜、もう寂しくなっちゃったんですか〜?
とか、なんとか言って。

[力無く真似てみる。全然似なかった。
何気なく帽子をひっくり返して中を見る。
変わった色の髪が数本残っていて、ため息を吐いた。]

(79) 2022/05/13(Fri) 15時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

……見に行っても、もう、
彼処にジェルマンは、いなかったわ。

……………… …… いなかったの。

[行かなくても変わらない。>>78 そういう口振りで。
再び込み上げる涙を呑むように喉を鳴らす。
ロビーにふたり並んで座っていても、
お嬢さんがた、と声をかける者はない。

ふたりで無言でいる時間が長くなればなるほど、
その空虚は深くなる。重くなる。
図々しくも真実として、そこに居座ろうとする。]

(80) 2022/05/13(Fri) 15時頃

メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム

− ロビー −

[ひとつ、ひとつ、言葉を追うように振り返る。

カジノのバルコニー。
医務室。応接室。ロビー。
気障なパフォーマンス。胡散臭い話し方。
御使いを頼まれた荷物。
すこし、年寄りじみたまなざし。

頭を撫でてくれた手。]

っ、ぅく、ッう、うぅ……っ

[頬に一筋光る雫を見れば、>>87呼び水となる。
今度は呑み込めずに溢れ出す。
喉をつかえさせて、隣の沙羅に抱きついて。]

(91) 2022/05/13(Fri) 20時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


さみ、し、ぃ……ッ会いたい、会いたいよ、……!
やだよぉ、やだ……やだ、ジェルマンっ……

[もはや叶わない。もはや届かない。
もう二度とは会えないのだということを、
心が、身体が、ようやく理解した。
理解してしまった。

失えば、もう戻らないということを。]

(92) 2022/05/13(Fri) 20時半頃

― 3日目以降のいつか/ロバートの部屋 ―

[かつてのロバートが住んでいた部屋は、きれいに掃除されていた。豪華回遊客船『オテル・デカダン』が今後も運行されるのならば、別の誰かが使うこともあるだろう。

 ロバートの遺品に、引き取り手はいない。
『星喰いアメーバ』の危機が去り、無事に補給港へ辿り着いたとしても、ロバートの死を伝えるべき相手は誰もいなかった。
 彼の主人は、犬をこの船に預けてすぐに、原因不明の宇宙船事故で死亡していた。そのことをロバートは知らされてはいなかった。いくらか予感めいたものはあったにしろ。

「ここで待っていてくれ。必ず帰ってくるから」
主人との約束は、ロバートの生死に関わらず、ずっと前に果たされないことが決まっていた。]


メモを貼った。


【人】 記号の妖精 ミーム


[抱き合っては泣いて、
泣いては抱き合った。

お互いの涙がもう混ざってしまって、
髪も、頬も、服の襟も、
濡れて、濡らして。

ふたり、こんなにも子供みたいに泣いて。
彼が見たら笑いながら困った顔をしたことだろう。
そんなことを思って、また泣いた。

――けれど、そう。底はある。
やがてどちらともなく静かになっていくのを、
止められないのは、すこし、口惜しかった。]

(98) 2022/05/13(Fri) 22時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[濡れた頬に張り付いた髪をよける。
泣き腫らした目で、沙羅の顔を見つめる。>>97
その決意の気配を受けて、唇を引き結ぶ。]

 ……うん。 

[うなずいた。
他に、支払われた彼の命に対価とできるものはない。
自分たちが生きて、生き延びて、先へ歩むこと以外には。]

 ……うん、……サラ。
 一緒に、生きましょう。

[手を繋ぐ。軽く、熱持つ額を合わせる。
困難が伴うとしても、行かなくてはならない。
彼に報いるため以上に――自分でそれを、望んでいる。]

(99) 2022/05/13(Fri) 23時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― ロビー ―

……サラったら。
気障が少しうつっちゃったんじゃない?

[微笑む少女の頬を撫でて、>>106 軽口を叩く。
ようやく、少しだけ笑った。

けれど、涙と一緒に怒りや悲しみが何処かへ流れ出て行ってしまったわけでは、決してなかった。
一度ついた傷はいま、涙の膜で薄く覆われただけで。
きっと何かの拍子にまた、いつだって開いて血を流すだろう。

それでも。前を向いた。”ともだち”の手を引いて。
ゆっくりとした歩みであっても、一緒に。]

(109) 2022/05/14(Sat) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


 ……サラって、意外と食べるわよねえ。

[そうして。ともだちに対して、新しい発見をしたりするのだった。]

(110) 2022/05/14(Sat) 00時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

2022/05/14(Sat) 01時頃


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