人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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ワカナさん、
これ、モニタってオフオン自由なん?

それとも、必ず観る感じ?


あ。見えるよ。


場所ごとか。
ちょっとだけ、真っ暗にしたかったんだけど。


ま、そのほうが寝やすいしな。

[なんとなく、誤魔化すようにそう言った]**


見守ってるさ。


まあ、俺が不甲斐ないから、
結局仕事は全部蜜柑に任せたもんな。

ごめんな。


[膝を抱えて蹲り、涙が流れ尽くすまでただじっと待った。まだ、皮膚の下をツキツキと嘖む幻痛を堪えながら、泣き晴らした瞳はぼうっとモニタに向けられている。

 野々花のLINEは勿論届かない。
 椿の袂に佇む少年の言葉が、耳を滑り抜けていく。
 モニタの中であかあかと燃え盛る炎。
 聞こえてくる伴奏と、歌声。
 声が枯れて、一緒に合わせることもできない。
 
 『あの春の学校だけが僕らの学校だった』

 青春を謳歌し燃やし尽くすかのような、あの空気の中に、
 焦がれて飛び込んでみたけれど、
 結局またこうして独り、羨ましそうに外から見ている。
 モニタへとのばした手を、炎の熱に炙られたようにすぐ引っ込めた。**]


メモを貼った。


[何もかもが、遠くて遠い。VRの負荷か、未だマシンの支配下にあるせいか、身体を動かすのも億劫で現実感に乏しく、ただ存在を蝕むような痛みだけが残り続けている。

 モニタに映るのは、当初思っていた、願いを叶えるために身勝手に殺し合う高校生たちの即興劇、ではなくなっていた。]

 ――――。

[知らず命を賭けさせられた彼らが、誰を踏み躙るも善しとしない優しい彼らが、最善を模索する様子を、今は見守るだけ。]


メモを貼った。


しっかし、
改めて、典型的なバカだってことだけは、わかったな。

[ヤマトと鮫島のやりとりを見つつ]**


―― 回想 ――

[狂いそうな痛みが遠のくのを待ちながら、虚ろに過ぎる時の中で不意に身体がギクリと強張った。
 ――接触事故。

 その言葉に、彼女の顔が脳裏を過った。
 スケートができなくなったら、と鮫島に問われた時と、同じフラッシュバック。
 具体的なことは誰にも明かさなかった、怪我の原因。




 ――リンクに立てないのは、
   自分が氷上で人を殺しかけたからだ。]


[彼女は同じコーチに師事する、期待の新星だった。

 鷹羽虹乃が、『椿姫』のプログラムで自己ベストを更新し、二位に食い込んだ関東大会で、あっさり優勝を掻っ攫っていった二才年下の後輩。
 正確無比なエッジワーク、次々と習得する高難度のジャンプ。華やかなオーラの中にも、どこか未成熟な危うさがあって、それすら人の心を惹きつける彼女の魅力だった。
 銀盤で、ギラギラ輝く太陽のような圧倒的な存在感。悔しさや妬ましさを通り越して、嗚呼、これが才能なのだと打ちのめされた。灼熱が、イカロスの翼を焼き熔かすように。]


[翌シーズン成績不振に喘ぐ虹乃のことなど歯牙にもかけず、世界に飛び出していく逸材だと、誰もが認めていた。
 けれど彼女は、あの試合の後から虹乃に絡み、ありがちな嫌がらせや嫌味を浴びせるようになっていった。スケーターが望む技術も美貌も表現力も、全て兼ね備えた彼女が、選手としては凡庸の域を出ない虹乃にマウントを取る必要など、どこにもないはずなのに。
 練習中に、近付き過ぎてヒヤリとする回数が増えていく。

 最初は、掠める程度だった。

 二度目は、肘がぶつかった。

 三度目は、虹乃が着氷に失敗していなければ、直後に接触していただろう。

 彼女の異常な執念に危機を感じて、コーチと練習拠点を変えることも検討し始めた矢先に、]


[――四度目。
 その日も転倒を繰り返し、次第に集中力を欠いていって。
 ジャンプの練習には注意を払っていたが、スピンの入りだったから油断した。
 カーブの最後で踏み切り、ブレードが土星の環のような軌跡を描いた先で、



 猛スピードで突っ込んできた彼女の、
       頭部を切り裂いた。]


[髪と、氷の粒と、血飛沫が舞う。
 衝撃は一瞬で、二人縺れてリンクに叩き伏せられた。
 折り重なる身体に挟まれ、歪に折れ曲がった左脚の軋む音。
 混乱と、激痛と、酩酊と、消失。
 ――すぐに、冷たいはずの氷の温度が感じられなくなって、周囲の悲鳴も怒号も救急車を呼ぶ声も、耳鳴りとともに遠のいていく。

 次に意識が戻ったのは、病室の寝台の上、
 ――左脚はギプスで固定されていた。**]


メモを貼った。


うむ。ホーリーは天才だ。


あ、蜜柑は、鮫島ね。首の石の色から。
ホーリーは柊ね。



俺は、そのまんまです。キル


俺も可愛いのをつけてもらったほうがよかったか!!


いや、もう、それでいいじゃない。


って、速攻決められた。


見てるよ。
全然頑張ってる。


ごめんな。先にのうのうとして。


[でも、カプセル脱出は探っている]*


[痛みはどこから来るのだろう。
 外傷もなければ、内臓の損傷もない。
 命が消費される、というのもピンとこない。
 けれど、変わらず脳は痛みを訴えてくる。
 ――心の傷は、鎮痛剤では抑えられない。
 一度死ぬ、という極限を越えた苦痛と恐怖を、忘れられる日など来ない。]

 ――――、

[外部からの干渉は何もできない。
 震える肩を抱いて背を丸め、見ているだけ。]

 ……イヤ、だ。

[痛みは止まない。多分一生。何故自分が、と理不尽な怒りもある。軽率に参加を決めてしまった、数時間前の自分を恨みたい。ゲームが終わったとて、自分はどうなってしまうのだろう? 最終日に残った者たちは?
 ――彼らはもう、TVの向こうの遠い人ではない、言葉を交わし短い時を供に過ごした友人たちだ。
 誰かが、同じ"死ぬほどの苦痛"を味合わされる時が、刻々と近付いている。]


メモを貼った。


ワカナの声が聞こえて、小さな声で「ただいま」と零した。


確かにガチみたいになってる。



――まだ、痛い。痛いけれど、

[苦みすら感じる息を深く深く吸って、吐いて。
 濡れた頬と腫れた目蓋を手で拭う。
 ここからでは、化粧道具もスマホも、手が届かない。]

 少しだけ、落ち着いた。嗚呼、酷い顔……、

[此方のモニタの画像だけでもオフにしたい。]


 心配かけて、ごめ……っ、

[時折、堪えるように眉を蹙めて、頭を抑えながら、]

 ほんっっっっと、何コレ、聞いてなかったんだけど
    クルーエル社クソだな!

[VRの中で何度罵ったか知れない。
 少しだけ、普段の憎まれ口が戻ってきた。]


 断固訴訟も辞さない。
 ……って未成年はできなかったっけ。

[その前に誰かが殴り込みしそう。]

 命を代償に願いが叶うのもだけど、
 襲撃だけこんな痛い必要ある!?
 VRなんだから、わざわざ痛覚まで
 再現する必要ないでしょ……、ああもーーーー
        っだだだだ、いた、

[髪を掻き毟る。]



 ……キルロイ、ピンピンしてる。

[別モニタに映る姿を、恨みがましい目で睨んだり。]


メモを貼った。


 ああ、そういえば私も共鳴のLINEは、…………。

[ふと、何処かのモニタに目を移し、そっと瞑目。]

 ありがとう、大和。
 これでもう、終わりにする。

[最初から決めていたことだった。
 愛おしそうに画面を一撫でしてから、オフにする。]


 口説かれ告られ6時間でフられた私の話する……?

 私の10倍くらい送りつけてきてたよ。
 9割鮫島との惚気だったし。

 なんでこんなことになった……。


 今日は柊が襲撃されるの、か。

[渋面になる。する方も、される方も、本意ではないだろうに。]




 ……やっぱりクルーエル社クソだな。



 ワカナさん、こっちで大和と会ったら、
 首締めといて。私が赦す。というか、私の分。


 私はもう、会う気はないから。二度と。





   ✌️




そっか。ホーリー


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