18 星間回遊オテル・デカダン
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[ラフをあらかた描き終えたところで我に返る]
こんなことしてる時間ねぇっつたっろ!!!
馬鹿か俺は!!!
[馬鹿だと思う]
[ともあれ、片づけの邪魔になると、ラフと提灯を提灯をデスクの引き出しにしまい込む]
[もし、誰かがこれを見つけてくれたら。
そんな淡い期待を胸に……。]
― ジェルマンの部屋 ―
[寝具や、もう使えないと判断された生活用品は取り外され。
真っ赤に染まった床は洗い流され。
保証に入っていた分の荷物は運び出され。
肉片は加熱、消毒の上廃棄されて。
少女が持ち出したものは、『無いもの』と判断された。
回収されることもないだろう。
部屋はすっかり綺麗になっていく。
そこに男が存在していた痕跡が消えていく。
懇願を、聞き届けられていたら、
そもそも部屋には誰も来なかっただろう。
話し合いを、するつもりがあるのなら。
血は流れなかっただろう。
選択権はいつだって、力の強いものに存在する。]
[それを理不尽だと言うのなら、世界には理不尽しかない。
理不尽だらけの生の中で、それでも、取れる選択肢はひとつではない。
最後に男が選んだのは自己犠牲だった。
あの時、PJを守ったのが自分だと申し出なければ。
あの時、誰かを代わりにと申し出ていれば。
もっと良い取引を持ちかけたのなら?
結果は変わっていたかもしれない。
それでも、男は選べるカードのなかから、それをとった。
選べる中ではもっとも確実に、『自分以外』を守れる手を。
ミーム、サラ、PJ、デリクソン、ハロ。
そのうちの誰も、身代わりにと差し出すことは。
男には出来なかった。
後に、誰かはそれを優しさだと、勇気だと呼ぶかもしれない。
しかし、男はそれを、弱さだと思っていた。]
[時間が足りなかったのだ。
他の選択肢を模索するには。
団結を促すには。
信頼を築くには。
そして、互いを理解し合うには。]
― 3日目以降のいつか/ロバートの部屋 ―
[かつてのロバートが住んでいた部屋は、きれいに掃除されていた。豪華回遊客船『オテル・デカダン』が今後も運行されるのならば、別の誰かが使うこともあるだろう。
ロバートの遺品に、引き取り手はいない。
『星喰いアメーバ』の危機が去り、無事に補給港へ辿り着いたとしても、ロバートの死を伝えるべき相手は誰もいなかった。
彼の主人は、犬をこの船に預けてすぐに、原因不明の宇宙船事故で死亡していた。そのことをロバートは知らされてはいなかった。いくらか予感めいたものはあったにしろ。
「ここで待っていてくれ。必ず帰ってくるから」
主人との約束は、ロバートの生死に関わらず、ずっと前に果たされないことが決まっていた。]
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