人狼議事


10 冷たい校舎村9

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[ 夜のお菓子パーティー。女の子の秘密。
 あの状況下で開かれていたと知ったら、
 女子って強いなあって思っただろうが、
 男の子の慎一がそれを知ることはない。

 とにかく、慎一はもう現実にいて、
 いつもどおりではない悲しい出来事が、
 動くこともなく目の前に横たわっている。

 だから、ベンチには腰掛けないままも、
 その隣に立ってぼんやりと、
 上着のファスナーを指先でなぞってた。*]
 


メモを貼った。


[すごいことなってたという報告に、
あはは、と苦々しく笑って見せようとしたけど、
上手くできたかはわからない。

利美ちゃんがすごいことになっていたのは直視したから、
残された私のマネキンも、言葉の通りすごいことになってたのだろう。]



 そうだね。
 ヒントは出してくれていたから、
 私たち、答えなきゃいけなかったのかなって。

 答えられなかったから落第して、
 現実に帰された、とか。

[あのカッターナイフの大盛りだったり、
遺書のメールだったり、それらはヒントと言えばヒントだった。
そこから答えに辿り着こうとする心の余裕すら無かったから、
おそらくそれがダメだったのかもしれない。

答案用紙を白紙で戻した罰として、
私たちは校舎の出来事のその先を見ることを叶わず、
追い出されてしまったのかもしれない、なんて想像をする。]



 そうだなあ。
 炭蔵くんなら合格してくれるかな。

[誰か合格してくれる人がいるとしたら、
乃絵ちゃんを除けば炭蔵くんがそのイメージに相応しいだろうか。
私は委員長の内面に触れるような話をすることは無かったので、
彼の印象は今でも変わらず、クラスの支持を一身に受ける無敵の委員長だ。

……それと、これは言わないけど、
私があの世界でお守りのボタンを託した芽衣ちゃんも。
彼女は、私がずっと抱えていた話を聞いてくれた時のように、
もしかしたら、と心の隅で願っている。]


[夜のお菓子パーティーは女の子たちだけの秘密です。
男子には教えてあげません。
それに、もし乃絵ちゃんが戻ってこなかったら、
楽しい話では無くなってしまうのだし。]

 あ、それズルい。
 私も欲しい。

[向井くんがファスナーをいじっている。
あの校舎の中でも、昇降口が開かなかったあの時、
彼はクレセント錠をいじっていたっけ。

あの時は言葉にしなかったけど、
今は外の空気を吸えて肩の力が落ちていたせいか、咄嗟に口に出した。
私のコートに付いているのはファスナーではなく、
黒くて平べったいボタンだったので、しっくり来ないけど、それを指先で掴んでみた。*]


 ── 現在・病院 ──


  ……あ、でも、
  本当にすごいことになってそうなとこは、
  俺、見てねえから! 布団被ってたし!


[ 少なくともあっけらかんとした感じじゃなかった。
 そのときの番代の笑い方の話。

 それをどう取ればいいのか。
 慎一がとっさにしたのはそんな弁明。

 ほら、おなかの部分とかね。
 被せられていたのが布団というのもあって、
 慎一がめくるのってどうなんだろって思ってさ。]
 



[ 不要かもしれない弁解をしながら、
 あのときのことを思い出して、ひとつ気づく。]


  ……そういえば、あれ。
  黒沢の字だったなあ、張り紙してあったの。

  キツかったはずなのにな。
  こんなことになっちゃうくらい。
  限界だったとか書いてたくせに。


[ そんなときに気を回さなくてもいいのに。
 残されてた張り紙を思い出して、
 「えらいなあ」より先にそう思ってた。]
 



[ 落第生ばかり肩を並べて、
 おしゃべりしながら試験官の帰りを待つ。]


  ……うん、ヒントか。
  答えがわからなかった、というより、
  見ないフリしてた気がする、俺。


[ ぽつぽつとそんな言葉をこぼす。
 落第生同士なんだから、
 少しだけ反省点を述べさせてほしい。

 慎一や番代に答えられなかった答え。
 それに誰かがたどり着いてくれることを祈って。]
 




  ユーガか。確かに。


[ 誰か、と言ったって、
 あの場所には顔も名前も知っている、
 クラスの友人らしかいないのだから、
 名前を挙げてみることだってできる。

 真っ先に、当たり前に炭蔵の名前が出て、
 なぜか慎一は少しばかりうれしい。
 やっぱり隠し事が上手だなあ。
 くやしさは特にない。でも、どうだろう。

 ふと、慎一は一歩二歩とベンチから離れて、
 番代のほうを見ながら大きく手を広げてみる。]
 




  ……案外近いなあ。


[ その手の届く範囲の話。

 両腕を広げた長さは身長と近いと聞いたから、
 たぶん、これより5cmくらい狭い範囲。

 黒沢がその中にいてくれればいいけど、
 でも、もしも今、あのなめらかな両腕が、
 炭蔵自身をぎゅっとするので忙しくても、
 慎一は失望なんかしないんだけど……、
 はて、あのかんぺき人間はわかってるかな。

 それとも、そんなことになったら、
 自分で自分を許せなくなっちゃうんだろうか。]
 



[ 何事もなかったかのように元の位置に戻り、
 慎一はほかの名前を挙げてみたりもする。]


  レンがさ、すげえ考えてた。
  何をしてほしいんだろう、
  なんなら教えてほしい、って。

  ……今思うと、アイツ、
  自分が張本人の気、全然なかったな。


[ 伝えれば、きっと助けになってくれる。
 寄り添ってくれる。力を貸してくれる。

 鳩羽だけじゃなくて、あの場にいたみんな。
 それ以上アレコレ名を挙げることはないけど。]
 



[ ふいに、「ズルい」と言われて、
 慎一は少し驚いて自分の手元を見た。

 ファスナーの表面は、
 凹凸がざらざらとして触り心地がいい。

 あまり意識もしていなかった行為を指摘され、
 ボタンを摘まむ番代を見て慎一は笑った。]


  ヤだよ。あげない。


[ ……ダサいウィンドブレーカーだしね。
 今度は意識的に。自分を落ち着かせるために。
 その感触を繰り返し指先でたどりながら。]
 



[ しゃべってて気づいたんだけど、
 自転車を飛ばしてきたせいか喉が渇いた。
 あとで外の自販機を見てこようかなんて考えて。*]
 


メモを貼った。


[自分のマネキンがどうなっていたかは聞かないことにする。
私の最後の記憶と、反応でなんとなく伺えるような気はするけどね。
張り紙の話とか。やっぱり手間をかけさせたんだなあと思い至る。

乃絵ちゃんはあの世界でもいつも通りのしっかりした子で、
その印象が崩れることは無かったのは私も同じ。]


[ここはさながら落第生たちの反省部屋。
テレビ番組で、脱落した人たちが集まって談笑するようなああいう感じ。
……さすがにその想像は呑気すぎるか。やめよう。

ふと、向井くんが手を大きく広げている。]

 ??

[その意味が分からなかったので、
言葉にならない訝しげな声だけを上げて、首を傾げて見せる。
何かの距離を測っているようだった。]


[続けて鳩羽くんの名前が挙がったり、
とにかく、あの校舎に今も残っているであろう人たちを信じるしかない。
それしかないみたいだ、ということは共有できたと思う。
もう私たちは答えを、乃絵ちゃんが張本人ということを、知った身なので。]



 えー。ズルい。

[ファスナーを占有する向井くんに、口を尖らせる。
いや冗談だけどね。私は自分のコートのボタンで我慢します。]

 なんか、触ってると気持ちが落ち着くねー。
 今まで自覚してなかったけど。

[あの校舎での向井くんを見て気付けたことだ。
私の場合は、無意識に何かを握り締める癖。
それが自分の心を救ってくれていたことに繋がっていた。]


[向井くんが飲み物を買いに行くようなら、
それを見送って、私は冷える廊下で待ち続けているだろう。*]


メモを貼った。




  「 前の日まで普通だった 」とか
  「 いつもと変わらなかった 」って、
  その人物が死んだ後に
  周りの人が言っていたりすることって
  割とままあるんじゃないかな。




  "突然"自ら死を選ぶ、なんて
  そうそう起こるものではないと思う。



  今回の私のは、あーー…………。
  なんだろう、そんな気分だったから?

  不思議な状況に巻き込まれて、
  今まで考えてこなかったことの
  新しい部分を見て。

  そうしなきゃいけないと思ったからそうした。
  自分にとって必要だったから。

  きっと他人には理解されないだろうけど。
 




 あの場所を作った誰かも、
 何かをずっと募らせ募らせて、
 それが必要になってしまったから、
 こんな行いに及んでしまったのかなあ。

 これはただの門外漢の予測に過ぎないけれど。
 随分と溜め込んだ結果の爆発だな、とは思うかな。
 




  死にたいって思うことも、
  生きて欲しいって願うことも、
  どっちも身勝手なお話だ。

 




[ ―――― そうして、目が覚めた。]

 



[ 起き抜けのぼんやりした頭で
  いつもの見慣れた自室を見回す。
  それから何の夢見てたっけ、なんて
  のそのそと身体を起こして、]


  ――痛った、


[ 腹部に鈍い痛みが走って、
  ついそこを抑える。
  何かに刺されたような、傷跡が薄っすらと
  臍を横切るように腹の真ん中に残されていて。]
 




  …………。
  ああ、そっか。


[ ゆっくりと自分の身体を抱きしめながら、
  あれら全てがただの夢じゃなかったんだな、と。]

 




[ 変化はもう一つ。
  …………ひどく、静かだった。]

 



[ そこまでして、携帯の通知に気付く、
  利美からのメッセージ
  黒沢ちゃんの現状を示される文には、
  ああ、成る程ねと。一応の納得をして。]


  ……やっぱり、図太い人の仕業だったね。


[ 彼女の言っていた形容を思い出しつつ、
  小さくため息を吐いた。
 
  両親はもう仕事に行っていた。
  綿見家がこんなに静かであることを、初めて知った。
  身支度を済ませれば、ゆっくりと病院へ向かおう。]
 



―― 病院/待合室 ――

[ 集中治療室付近とか、初めて行くんだけど。
  そもそも滅多に病院にも罹らないし。

  若干まごつきながら、病院の待合室に
  なんとなく座っていることにした。

  いや、だって、こう。
  もしかしたら彼女の悩みの一端に
  私がなってたりもするかも知れないじゃん?
  流石にちょっと気まずさはある。]**
 


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