10 冷たい校舎村9
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[ 特に今日は朝から何ひとつうまくいかない。
右足を宙ぶらりんにしたまま、 慎一はかろうじて黒沢に言葉を投げた。>>444]
うん。俺、あとで行く。
[ ふつうの声で言えたはず。 なんせ慎一はもう18歳なんだから。
どうしよっかなって足元を見降ろして、 今更どうしようもないから靴下を脱いで、 右足から上履きを突っかけた。気持ち悪い。 濡れた感触も、右足が先だったことも。
ずるずる、足を引きずるみたいに教室へ向かう。*]
(523) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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[「暮石さんって、都合のいい時だけ友だちだよね」 と、言われたことがある。 あれは中学生2年の頃だっけ。それとも小学5年生?
よく覚えていないのは、 わたしの毎日がそれだけ変わり映えしなかったから。 それとも、都合よく忘れようとしたのかも。
誰が言ったかも思い出せないのに、 言葉だけが今もわたしの中に残っている。]
(524) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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— 回想:高校1年の頃・昇降口で —
[豊高に入学してからもわたしの毎日に変化はなく、 最初は遊びに誘ってくれたクラスメイトも もうわたしに声をかけなくなっていた。
だって返事はいつも「ピアノの練習があるから」。 わたしがピアノを弾いているという情報と引き換えに、 みんなはわたしに諦めや苛立ちをくれる。
最近はHRが終わってわたしが席を立つより先に、 「暮石さんまたね」って言われるくらい。 「頑張ってね」とか「大変だね」とかもある。 意地悪な言葉も混じるけど、大抵は優しさからのもの。 その度にわたしはどうしていいか分からなくなって よくへらへらと笑っていた。]
(525) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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わっ、と。こっちこそごめんなさい。 大丈夫? 怪我してない?
[そんなある日、昇降口を曲がった所で 女の子>>366とぶつかってしまったことがあった。 わたしと同じくらいの大きさの子。 同じ学年って言葉から同級生らしいと分かる。 人との関わりが少ないわたしは、 その子のことをよく知らなかった。]
本当にごめんね。
[そう言って、わたしはその場を離れようとした。 早く帰って鍵盤に触らなくちゃ。 わたしの頭の中にはそればかりがあって、 その子>>367が声をかけてくれなかったら 振り向くことすらなかったと思う。]
(526) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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……わたし、と?
[わたしはちょっと驚いた顔をしてその子を見る。 それから、いいよって頷いた。]
……うん、一緒に帰ろう。 帰り道、どっち?
(527) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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[——名前を聞いたのはその後だ。 わたしはそれが何だか不意に面白くなる時があって、 ひとみちゃんと帰る時、今でもたまにその話をする。
約束はしない。会えたら一緒に帰る。 ひとみちゃんの家はどこにあっただろう。 わたしの家は歩いて帰れるくらい近い距離だから 一緒に帰る時間はそこまで長くなかったけれど、 短い間にいろんな話をしたと思う。
購買に入った美味しいパンのこと。 ヨーコ先生が授業で言ってた面白い話。 わたしは習い事があるから帰宅部なんだって話もした。 ひとみちゃんが帰宅部な理由は聞けたかな。
わたしが5歳の頃、見ていたのは絵本でも テレビでもなく、お母さんが買ってくれた楽譜だった。 だからわたしはひとみちゃんの昔話を知らない。]
(528) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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[ある日、昇降口にひとみちゃんの姿を見つけて 声をかけようとした時、ひとみちゃんが 誰もいない場所を見ていたのを目にしたことがある。
どうしてとは聞かなかった。 でもその日の帰り道、 わたしはどうしたのってひとみちゃんに尋ねたと思う。]
(529) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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[約束はしない。会えたら、一緒に帰る。 だからわたしがお母さんを亡くして、 3日間絶対会えなかった時も ひとみちゃんに連絡はしなかった。
これまでだって3日会えないことはあったはず。 ひとみちゃんがわたしがいなかった理由を 知っていたかは分からないけれど、 次に会えた時、わたしは普段通りのわたしだった。
唯一、わたしの話題からピアノが消えただけで。 それからも月曜日を除いて、 わたしは昇降口でひとみちゃんの姿を探す。 わたしが先にひとみちゃんを見つけた時、 かける言葉は最初の時から変わっていない。 「一緒に帰ろう」って。]*
(530) 2021/06/04(Fri) 19時頃
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ハハ、もしそうだったら いつ財布忘れても平気だな。
[ 当然だろ、と>>307
当たり前のように言い切る炭蔵にとっては それが当然の事なのだろう、ととぼんやり思う
実際うちのクラスの奴らは良い奴だと思ってるし 頼めば貸してくれるだろ、なんて打算もあったけど。
微妙に認めきれない回答になったのは 自分がそれを当然のように出来るか分からない …なんて自信の無さの裏返しだった]
(531) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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ヨーコ先生、もっと頑張れよな。
生徒の自主性に任せすぎだぞー。 来年には俺ら居ないんだからなー。
[ 影も形もないヨーコ先生の幻影に向かって 無責任な言葉を放る。
ヨーコ先生の事は好きでも嫌いでもない。 炭蔵はじめ、生徒に仕事を任せて楽してるのは ちゃかりしてるなぁ、なんて、それだけ。
当然ヨーコ先生から返る言葉なんて無くて。
…そっか、来年には居ないんだ、なんて。 少し切なくなったのは、静けさと雪のせいだろう ]
(532) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ ココアは嫌いではなかったようで>>309 少し安堵した表情を浮かべつつ ]
いや。 なーんか色々上手くいかないな、って。
[ 表情の変化に聡い炭蔵に苦笑を一つ。 実際上手くいかない、と思う事は多くあるが それだけが原因ではない。
ただ"敵わねえな"とそれだけを思って それ以上は言うことは無かった ]
(533) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 学校に着いた頃、ふ、と所属していた 書道部に置きっぱなしになっていた道具を思い出した。
書記に立候補したのだって偶然書道部に入ってて 偶然字を書くのが苦じゃなかったからだ、と。 そんな理由]
俺、書道部に忘れ物取り行ってくるな。 …もう遅刻してる、なんてこと無いよな?
[ 学校に着いても、相変わらず人影は無い もしかしたら気付かなかっただけで クラスメイトの誰かは居たかもしれないけれど。
少しばかり不安になって思わず確認するように言ったが とりあえず、まだ予鈴の鳴る時刻では無いようだ
炭蔵が別の場所に行くなら その場で分かれたのだろう * ]
(534) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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── 回想:綿見と ──
[ 目玉商品ならぬ、目玉に見えたのは、 炭蔵自身のセンスのなさゆえも あったのかもしれない。おそらく。>>494
確かに買い出しのメモには、>>496 フルーツだとかチョコだとか、 一般的な記載がされていた気がする。 ]
目玉ならぬ目玉かと思ったんだが、 俺の勘違いだったならすまない。
[ 至って真面目なトーンで謝罪。 ]
(535) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ ちなみに、炭蔵の描いた三角形の並びは、 一応苺を載せているつもりだったらしい。 確かにインパクトには欠ける。
しかし、恐らく調理部の経験を生かして 綿見がどうにかしてくれるだろう という淡い期待を炭蔵は抱いていた。 ]
(536) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ さて、問題はそれからだ。 綿見の笑顔が凍りついたように見えた。>>498
言葉ひとつひとつが、 何でもないわけではないと物語っている。 ]
単に俺が知りたいだけだ クラスの水面下で起きていることは全部
……この間、変だったろ?
[ 矢継ぎ早に話す彼女の合間を縫って、 そう伝えてみるが、─── ]
(537) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ その声はとても冷めていた。>>500 綿見の秘めた一面を知れたことは 炭蔵にとって喜ばしいことだった。
しかし、やはり女子の気持ちに寄り添えていない 自分の経験不足を思い知る。 ]
そうか、それは困ったな 残念ながら、俺は放っておけないんだが ─── どうしたらいいだろう?
[ 責めているように感じさせてしまっただろうか? こういう時は女心の分かる誰かに相談した方が、 ( ── 例えば、柊とか得意そうだな ) と、思い浮かべながらも、綿見を見ていた。 ]
(538) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 確かに、気安い部類の人間ではない。 共に居て、息が詰まると過去に言われたこともある。 しかし、いくら綿見が苦手意識を持とうとも、 簡単に炭蔵の行動原理を変えられない。
まあ、キライだと目の前で泣き喚かれたら 向井にやられる以上に堪えはするだろうな。 *]
(539) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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── 回想:ユキ ──
[珍しくユキと真面目な話。 どうやらユキと俺の恋ができない理由は真逆らしく ユキの話を聞いて今度は俺がまばたきする番。>>465
レンが羨ましい、って言われて 曖昧に首傾げて、肩を竦めた。]
そう? 俺なんて、 永遠に彼女できそうにねーけどな
[恋愛になる前に、友達になってしまう。 距離の詰め方がきっと、恋愛であれ友情であれ きっと俺にとっては一緒だから、なんだろうな。]
(540) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[……それに、もうひとつ。 何もかも、恋愛感情に結びつけるのを もしかしたら心のどこかで避けているのかもしれない
恋が家庭を壊した例を、 ずうーっと、体現中、だからさあ。俺。
なんて、ユキには言えなかったけれど。 ………いつか、話せる日が来るのかね。]
(541) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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……そ。
[恋愛、できたらいい、 そんな言葉をユキから聞いた。>>467 それからついでに男子高校生らしい台詞も。]
だよなー めんどくさそうだよなー恋愛! エロいことはしてみてーけど!
[あははと笑って、うーんとひと伸び。]
(542) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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でも、ま。 恋愛であれ、なんであれ うーん… なんつーかさ
ユキが、心許せる相手っつーか “イケメンだけじゃないユキ”をさ 見てくれる相手が、いるといーよな
[なーーーーーんて。くっさ。
予鈴が鳴って、やっべ授業!って俺は ユキに行くぞ!って声かけて教室に走りだす 今?廊下とかに居たんだよ!きっと!!!!]*
(543) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/04(Fri) 19時半頃
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── 回想・買い出し ──
[ 鳩羽に暮石。>>362 夏休みもずっと見てた顔。
ほぼ皆勤賞仲間のよしみで、 チャリ漕いでくれてもよかったのに!
でも、女子に無理はいえない。 なんかよくわかんないけど、 そういうものなんだって慎一は学んできた。
だから、「大丈夫そう?」って言葉に、 ビミョ〜〜〜な笑顔を向けておこうね。]
(544) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ あんまりだいじょばないけど、 引き受けたからには男向井、やります。
しっかり巻き込んだ鳩羽の疑問に、>>379 「なんでだろうな」って感じの、 俺は悪くないぞ顔で首をかしげながら。]
マジでふたりで行く量じゃねえ! チャリに乗らなかったら担ぐしかねーよ。
[ それとも、もう1往復のコースをお望み?
もしこれが会計の仕事のお手伝いなら、 慎一は当然なんか奢ってしんぜただろうけど、 なんせこれはもともと調理班の仕事だ。 俺とお前、立場同じ。くらいのつもりでいる。]
(545) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 気合いれっぞ元運動部! じゃないけど。 頑張ろうや同志よってのも変な話だけど。
ちょっと遠くのスーパーまで、 ひいひい笑いながらかっ飛ばそう。 帰りはもう少しゆっくり帰ってこよう。
途方もない荷物の量にも、>>382 清々しく叫んでくれる同行者がいるので、 慎一もケラケラ笑っていられる。
何かを奢る気はあんまりなかったけど、 屋台メニューの試食会に参加する権利くらい、 二人そろってもらったっていいんじゃないかな。]
(546) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 慎一が鳩羽に奢ったのはアイス。>>381 夏休みも終わりのころのことだった。
だってそういう勝負だったからね。 クラス委員は関係ないけど、 慎一が勝負に負けたので約束は守ります。]
だーーっ、もう、 好きなの選べばいいじゃん!
[ やたらとハイテンションな鳩羽に、 慎一は投げやりにもそんなことを言った。]
(547) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 次は負けねえなんて、 悔しまぎれの捨て台詞も吐いたけど、]
レンもこっちメインでやればよかったのに。 実行委員、当日忙しいんだろ。
[ なんて言ったことがあるくらいには、 気づけば親しみを抱くようになっていた。]
(548) 2021/06/04(Fri) 19時半頃
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[ 余談。
やたらとうるさいスマホの通知に、>>380 『夏風邪』とだけ返した慎一だけど、
飲み物を持ってきてくれた妹が、 よく鳴く慎一のスマホに気づいて、 「友達いたんだ」って本気で驚いてた。
「いるよ。普通に」って言ったって、 日頃の行いが悪いせいか訝し気だったけど、 一応「よかったね」って信じてくれたから、 慎一はふふんと得意げに笑ったりもした。**]
(549) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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── 現在:学校へ ──
その前に、おっちょこちょいな樫樹が 忘れない工夫を共に考えてやるよ
[ なんて。 表情の機微には気付けても、 エスパーなわけではないので、 樫樹の考えていることまでは読み取れない。>>531
自信の無さそうな様子は気になったが、 また忘れたらどうしようの程度だと思っていた。 ]
(550) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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俺たちの自主性を育む上では 悪くない先生だと思うぞ
[ 炭蔵も樫樹と同じで、 ヨーコ先生に対して好きも嫌いもなかった。 そもそも、ヨーコ先生に限らず 他人に対して好き嫌いを抱かないのもある。 ]
来年、といってももう残すところ数ヶ月で 高校生活も終わりだもんな
[ 来年には居ない。 そんな言葉に切なくなるほど、 感性豊かな男ではないので、事実を淡々と語る。 ]
(551) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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[ ぬるいココアの缶をポケットの中で弄びながら 苦々しい表情を浮かべる樫樹に首を傾げる。 ]
どうした?勉強で詰まってるところでもあるのか?
[ この時期の上手くいかない、は、 大抵受験に関することではないか? という推測の元問いかけてはみるが、 恐らく的外れなのだろう。
そんなことを炭蔵が気づくはずもない。 ]
(552) 2021/06/04(Fri) 20時頃
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