14 冷たい校舎村10
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驚かせないでよー
もー、こんなことなら、 先に商品を準備してくるんだった! じきにお客さんが押し寄せてきちゃうよー
っていうかその耳どうしたのー、ずるい。
[ それとも今はわたしたちがお客さん? あるいは、大急ぎで商品を準備しましょうか。
どちらにせよわたしは笑い、 ぐるりとその空間を見回したのだ。*]
(216) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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文化祭でやりたいことをやればいい、みたいなこと、 墨鳥くん、言ってたし。 ――いや絶対そういう意味で言ったんじゃないと思うけどさあ。 でも石頭くんに、他にやりたいことがないなら。 それも選択のひとつ……というか……
[待て待て。 これは、うん、「河合和歌奈ならこう言うだろう」とは明らかに逆だ。 石頭くんの投げやりが移っちゃったんだろうか。 今から全部ナシにする。どうしよう?
呆然としてマネキンを持つ腕から力が抜けかけたけど、 そこはどうにかこらえた。 気がつけば屋上へ向かう扉に視線が吸い寄せられていた。 むしろこの世界をつくった誰かさんと心中したいのはこっちだよ。 なんという身勝手]
(217) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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はあ……なんか、ごめん、語っちゃって。
[マネキンは運ぶけど、ちゃんと。 一仕事終えるまでの間、石頭くんとまともに目を合わせられる気がしなかった*]
(218) 2021/11/12(Fri) 22時半頃
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死ぬっていうか、 ここを作り上げた奴と、ずっと一緒にいてやってもいいって。 そうすれば現実では死ぬんだろ。
[>>212心中っていう言葉のチョイスが物騒だったか? 俺としては、こんな場所に俺たちを呼んだ奴の気持ちを汲んだつもり。]
……いや、そもそもここの主が俺たちをここに呼んだ理由、 心中してほしいってわけじゃないのかもしれないけど。
[そのあたりは依然として不明なので。 俺の想像を述べただけに過ぎない。]
(219) 2021/11/12(Fri) 23時頃
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……?? おっととと。
[>>217河合さんが何かを語ると同時に、 マネキンのバランスが崩れかけて、夏見さんの頭が一瞬床に近付いた。 俺も戸惑いながら、辛うじて落とさないようにバランスを立て直す。]
いや、やりたいことっていうか……? なんだろう……な……?
[驚かせたらしいけど、その後の反応は心中を止めるでもなく、 選択肢のひとつだとまで言う。
別に俺は止めてほしくて言ったわけではないけど、 何か違和感がある。]
(220) 2021/11/12(Fri) 23時頃
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ここで死ぬこと、否定しないんだ。 河合さんは、帰りたいと思ってる?
[確認するように聞いてみる。 >>218目は逸らされているけど、俺は細目で見つめていた。
エレベーターが到着すれば、マネキンを抱えたまま乗り込み、 そのままマネキンを安置している場所まで向かうつもりだけど、 その間に返事はもらえただろうか。*]
(221) 2021/11/12(Fri) 23時頃
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[この世界に残るという意味での心中。>>219 そっちはそっちで心穏やかじゃない。 もしかすると正体を隠したままの、 恥ずかしがり屋の誰かさんのことでも考えてるのだろうか]
……心中してほしい。 私は違うと思うな。なんとなくだけど。
[そういえば墨鳥雄火には言ってなかったが、>>2:349 現代文は和歌奈も得意ではない。 古文で、古き時代の言葉の意味を暗記する方がまだできる。 これが英語になるとちょっと頭が痛くなる。 ……話が逸れた。 とにかく誰かさんの考えていることなどピンとこない。 世界の仕組みだって、そう]
(222) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[自分で言ったことに挙動をおかしくして、>>220 夏見ちゃんのマネキンは落としかけたけど無事。セーフ。 そのまま無事にエレベーターにも乗り込めた。 閉ざされた箱の中で、ちらっと視線を流す。 相手に問われたからには、なるべく目を合わせて答えないとね>>221]
……そりゃああるよ。 仮にこの世界をつくった誰かさんの目的が、 ずっと一緒にいてもらうことだったら、そんなのゴメンだし。
[じゃあ、そうじゃなかったら? 天邪鬼じみてずっとここにいてもいい、って思うんだろうか。 誰かさんの目的を壊すために?]
(223) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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でもまあ、私は私のやりたいことをやってからかなあ。 単に調理係っぽいことを。
[彼がそんなにヘンに思っていない様子なのは、 とりあえず落ち着いて受け答えするのに役立った。 それでもまともに顔が見れないって気分は継続中。
やがてエレベーターは1Fについて、 せっせと2組の教室へ運んだ夏見ちゃんのマネキンを、そっと横たえる*]
(224) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[エレベーターの猫ボタンの謎を 解明しに行くのだろう雄火を見送って教室に戻り。 黒板を一通り見た後で、ふと、開かない窓の外を見る。
どうも、昨日から時間の感覚は曖昧で。 チャイムが朝と夜に鳴ることで、 辛うじて日付の変わったことを認識してる感じがする。 たぶん、あれは何かの区切りなのかもしれない。
そして、次にチャイムが鳴った時は── ]
(225) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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げ。
[足の下で何かが潰れた感触に視線を下げれば、 カラフルな卵の残骸があった。 余所見していて踏んづけてしまったらしい。]
(226) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[校内の卵と言えば、昨日のこともあり 敢えて近づかないよう避けていたが。 よく見ると、今日は中身がある。]
……猫耳?
[それも、片方だけ。 結局俺は最後までつけなかったけど、 クラスメイトが男女問わず全員装着だった記憶が蘇り。 やけに猫好きなチビがきてたことを、思い出した。*]
(227) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[夏見さんのマネキンを運び終えたら、 河合さんと別れて、一人廊下を歩いていた。
気付けば夜も遅くなっていた時間。]
(228) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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── 回想・文化祭当日 ──
[委員長から受け取った本日の飴、もとい おしゃぶり昆布を着ぐるみ頭の下で噛みしめながら。 俺は突然飛びついてきたチビに、固まっていた。
もしかして、あれ予言だったのか?>>1:325]
…………に、に゙ゃあ?
[野太い声で威嚇したら泣かれるんじゃ。 ぐるぐる一周考えた結果、困惑の猫語を絞り出せば 笑う気配が近付いてきた。>>2:288]
(229) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[ひらり、ひらり。
目の前に忽然と、1枚の紙片が現れたので、 無意識にそれを掴んでいた。]
(230) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[それは結婚式の招待状だった。
俺はこれを知っている。 我が家に届いた、ユイとあの男の挙式を告げる報せ。 俺にとっては突きつけられた敗者の宣告。
そうだ、結婚式が始まる。 俺は出席しなければならない。
記された場所は——『3F 音楽室』。]
(231) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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いもうと……って、副委員長の?
[ああ、確かに。>>2:289 放っとくとハチャメチャなクラスメイトらを支え いつも見守ってる感じは姉っぽい気がする。
副委員長とひっついて離れないチビとを、も一度見て。 とりあえず泣かれても宥められそうな存在が 近くにいることに体の力が抜けた。]
(232) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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べつに写真はいいけどな…… はいはい、ちょい屈んでやるからちょっと離せ。
[河合の妹は小学生くらいだろうか。 さすがに身長差がありすぎて画面に収まらないだろうと チビの頭をぽんぽん撫でて、しゃがんでやり。 黙って、カメラがあるだろう方を向く。
しかし、妖精でもプロでもない俺に ポーズなんてできるわけもない。 怖がらせないようにじっと小さな嵐がすぎるのを待つ間、 テーマパークのスタッフの気持ちがちょっとわかった。]
(233) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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— 3F・音楽室 —
[急ぎ足でエレベーターに飛び乗り、目的の階へ。 音楽室の分厚い扉が見えてきた。
開始時間はもう過ぎているらしい。 急がなければならない。 フォーマルなスーツは持ってきていないから、生憎の制服姿で失礼。 扉に手をかけ、一息で開く。
そこは結婚式が執り行われるチャペルだった。]
(234) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[既に参列している人々で席は埋め尽くされており、 俺の姿はひどく場違いで。
真っ直ぐ伸びたバージンロードの向こう、 祭壇の上には、純白のドレスを纏ったユイと、 新郎の若社長が、揃って向き合っていた。]
「それでは、誓いのキスを」
[神父が宣言すると、2人は見つめ合って頷き合い、 そしてゆっくりと顔を近づける。
——間に合った。]
(235) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[そうして、ひとしきり自由に触らせてやり。 他に注意が変わったらしくチビが離れて行けば ぐったりしながら手を振る。
河合がまだ笑っているようなら、 着ぐるみ頭の中からジトリと睨み。]
あー……なんかどっとつかれた。 妹っていくつなんだ? つか、あまり似てないな。
[年が離れた、仲良い姉妹。 それが、河合の家族の印象だった。**]
(236) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[握り締めていた招待状はいつの間にか、 鋭利なナイフに変わっていた。]
(237) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[一歩、二歩、三歩、踏み出して、 チャペルのど真ん中に、 番いの契りを結ぶ場所の中心に、 明らかに邪魔な制服姿の異物が立ち、ナイフを喉元に当てる。 鋭い切っ先が薄皮に食い込む感触を覚えた。
何度も思い描いたんだ。 俺の命を使って、ユイに呪いをかける方法。
惨めな悪役の散り際。
花嫁の人生を表すバージンロードを、 お前たちが蹴落とした敗者の血で汚してやろう。]
(238) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[ナイフを突き立てた箇所から、一筋の血が流れ出る。
そして、痛みを感じながら俺はようやく気付く。]
(239) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[ユイも。 その旦那になる男も。 席に着く参列者も。
誰一人として、俺のことを見ていない。]
(240) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[………………俺は。何をしてるんだろうな。]
(241) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[ユイ。 お前には少しでもいいから、俺を見て欲しかった。 俺に面と向かって、嫌いだと一言でも言って欲しかった。 愚かな俺に、正直な気持ちをぶつけてほしかった。 どうしても難しいことだったかもしれないけど。
お前は俺に長い夢を見せてくれた。 お前は、俺の心の大半を持って行ってしまった。
そしてお前は、それに気付かぬまま俺の元から去っていく。]
(242) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[お前をひどい裏切り者だと罵ることができれば良かったのに。 お前を恨んで、お前に消えない傷跡を刻んで、 忘れられないように縛り付けてやろうとも思ったのに。
違うよな、それは。 だって、お前のことを考えて思い浮かぶのは、 お前のことを何も知れないまま見ないフリしていた後悔と、 お前に何もしてやれなかった反省ばかりで。
お前を傷付けたいわけじゃなかった。 今も。これから先も。]
(243) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[手の力が抜けて、ナイフが零れ落ちる。]
(244) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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[やっぱりお前が好きだったよ、ユイ。]
(245) 2021/11/12(Fri) 23時半頃
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