人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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ーー夢と現実の狭間でーー

[ーー長い、永い夢を見ていた。]


[意識がさ迷う。まるで、何もない空間を漂っているような。

ーー真っ暗で光のない虚ろ。無限の広がり。

僕は生まれたままの姿で膝を抱え、毬のように小さくなり慣性に任せた緩い回転をしつつ闇の大海を漂う。

ーー声が、聴こえた。]


[ーー愛してる。


 君を。君だけを永遠に。


 何度生まれ変わろうと、
       僕は君を愛すると誓う。]


[それは僕の声だった。でも、僕はそんな言葉を発した記憶はない。

ーーそして僕は回転を速める。ぐるぐる回りながら、闇を突き進み、遠くーー遥か彼方に浮かぶ光点を目指す。]


[ーー○○。君の、元へ。

また、僕の声だ。
一体僕は何処を目指しているのか。
誰の元へーー目指しているのか。

そして僕は、ニューヨークのとある病院の一室で目覚めた。]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―戦闘後 外―

[部長の行く末>>5:193は、ハロにお任せした。
その遺体が行き着く先がどういうものか、私の理解はもう超えてしまっていたのだけれど。
そして、ハロはいつの間にかいなくなっていて、彼女>>@2が現れていた。]

 あなたが… 七星ナツミ、さん。
 そっか。七星君の双子の妹とは聞いてたけど。
 一旦、お疲れさま。今までありがとう。
 …って言えばいいのかな。

(7) 2023/08/23(Wed) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[思ってたより随分かわいいな、なんて思いながら、加賀先生>>@0>>@3との話を聞いていた。先生は、確かについてきてくれる。喫茶店の話で理解していたけれど、本当にそうだって、理解できた。]

 ナツミさんも、天道君も…来てくれるんだね。ありがとう。

[二人は思っていたより仲良さそうで、>>2こんな時でもほっこりした。それから、一番大事な人に向き直る。]

(8) 2023/08/23(Wed) 01時頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 ……加賀先生。
 
 よろしくお願いします。

[そこではもう多くを語る必要はなかったから、お礼の礼を一つ。
もうあの時みたいに泣いたりはしなかった。
4人で連絡を取る事を決めて、その場は解散した。]

(9) 2023/08/23(Wed) 01時頃

ーーニューヨークの病院ーー

[病室にて目覚めた僕は、看護婦さんが呼んだ両親と兄に抱き締められた。

何が起きたのか全くわからない。

ーーああ、そうだ。合宿最後の日に巨大ロボットが日本に現れて。

僕は両親と共にすぐ飛行機にてニューヨークに向かったのだ。

兄の元へ。

しかし、現地の空港に着いた途端、激しい頭痛と吐き気がし、僕は意識を失った。

その後は記憶がなく、両親から聞いた話になる。]


【人】 白銀∴秘星 マユミ



   ――――――― みんな、いなくなった。
 
 

(10) 2023/08/23(Wed) 01時半頃

[まず僕はすぐ病院に搬送された。しかし意識は戻らず、医者の懸命な措置も空しく寝たきり状態。

このまま植物人間になるか、目覚めるか。原因もわからないし、見通しもないーー。

そんな最中、日本では全部で四回のロボット戦があり、被害が広がっていたわけである。

目覚めた僕はそれらを耳にして青ざめる。

学校や近隣に被害が出たなら僕の友達は。天文部員たちは。

僕の想い人はーー。]


すぐLINEを確認する。珊瑚や彼から連絡があった。
僕は音信不通になっていた事情をグループLINEに手短に書いた。]

(グループLINE)
『心配かけてごめん。

実は今ニューヨークの病院。
父さんたちと避難してきた直後倒れて、意識なくしてたんだ。

さっき目覚めたばかり。

取り敢えず元気だから。
必ず帰るからね。』


それから両親に告げる、固い意思を持って。]

 僕は日本に帰る。
 どうしても逢わなくちゃ、彼に。

 ーーコウに。

[僕は彼にだけ個人的にLINEをした。]

(康生へのLINE)

『帰国したら、すぐに逢いたい。ーー逢いたい。』**


メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ


 七尾さん。大和君。柊木君。乾君。

 あの夜、一緒に花火をした天文部員のみんなは、
 その場にいなかった三千院部長と瑠璃川さんまで含めて、
 誰もいなくなった。

 契約しなかった他の部員達も大抵はみんな、
 荒廃しきった学校と、この街を去ってしまった。


 ―――そして、天文部は跡形もなくなり、
 何も関係なかった私だけがパイロットとして残った。
 

(11) 2023/08/23(Wed) 01時半頃

メモを貼った。


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―その後 天道君へのLINE―

 『いきなりでごめんね』
 『この間かなりすごく熱く語ってたでしょ』
 『ゲームの話(>>5:192)ね』

 『私も少し自信あるんだ』

 『打ち合わせしたい話もあるし』
 『どこかで時間取れないかな?』
 『天道君の好きなやつでいいよ』
 『遊べるなら何でも』
 『もしよければ連絡ください』 
(手紙を差し出すクマ)*

(12) 2023/08/23(Wed) 01時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―その後 夏水さんと―

[彼女は人間の姿に戻ったわけだけれど、だからこそ今までのように気軽に呼び出したりすることはもうできない。天道君のLINEを借りるか、それとも彼女がハロだった頃にどこからか調達していたりしたのか…とにかく何らかの手段で連絡を取っていたわけだけれど]

 花火大会。中止になってないんだよね。
 場所、どこだったっけ。
 私も家にある浴衣見つけてきたから、一緒に行けるよ。
 
 二人で行く方がいいかな?
 それとも、天道君と……来てくれるなら加賀先生も、誘ってみる?

[そんな事を、何かの折に伝えたと思う*]

(13) 2023/08/23(Wed) 01時半頃

─天文部のグループLINE─

[五回目の戦いが済んだ後も、ネットでの誹謗中傷はあんま収まらなかった。避難所にも姿を見せてない俺がどこに居たのかなんてみんな知らないし、出現位置も離れてたとは言え、うちから近かったからそれはそう。『柊木康生と仲のいい奴の家がそっちに在る』とか『じゃあ今回はそこに居たんじゃね?』とか、俺だって根も葉もあるかどうかわからないような話がネット上に沢山流れてた。]

[いつの間にか顔写真まで流出してたから、両親も俺が外を歩くことを心配するようになった。だから俺は、登校日以外はほぼほぼ引き籠ってる。こうなると、病院も家もそんな変わんねーのな。]

[ただ、俺はそういうの自分から言う方じゃないし、天文部のグループLINEでは普通にしてた。役割分担がうまく行ってて、声掛けを除けば俺の仕事は家からネットやメッセージ通じてできるもんばっかだったから、天体観測会の準備が滞ることもなかった。声掛けだけ『ケイと連絡付いてからな〜』って感じで後回しにしてたけど。]


[で、そのケイから漸く連絡が入った。]

『意識なくしてたってマジ!?』
『(驚いてるコアラのスタンプ)』
『帰って来るのは嬉しいけど、無理すんなよ〜』
『まずは身体きっちり治せよー?』

[天文部のLINEに俺は、そんな感じで返した。多分同じような言葉が、他のみんなからも飛んだんじゃないかな。]


─恵一とのLINE─

[そんで、俺の方には個別でケイからの連絡が来てた。]

…………、……。

[俺も、ケイに会いたかった。会いたい。元気なのか心配だったし、話したかった。]

[でも、会ったら迷惑になっちまうんじゃねーかなって気持ちも同じくらいあった。ケイは多分、俺の今の状況を知らない。俺と会ってるの見られんのがどんだけリスク高いなんて、わかってねーはずだ。「俺は何もしてねーんだから堂々としてればいい」って気持ちと「ケイに迷惑掛けたくねーな」って気持ちで、ぐちゃぐちゃになった。]

『俺も会いたいよ』
『いつ、こっち帰ってくんの?』

[結局、悩んだ挙句にそれだけ送った。会うとも会わないとも書いてないメッセージ。ケイが帰ってくるまでに、少しでもネットの祭りが下火になってますようにって祈った。*]


【人】 白銀∴秘星 マユミ

―回想 喫茶店―

[私は、先生の顔を涙濡れたままずっと見つめていた。
他に遠くの方に来客もいたけれど店内はとても静かで、時間が止まったような思いもした。止まってしまってもいいと思った。

先生が口を開いて、紡ぐ言葉>>@44をじっと黙って聞いていた。聞いていると、再びこらえたはずの涙の堰が崩れたように湧き出てきた。]

 …知りませんでした。
 先生がパイロットになるつもりだったなんて。

 そう、ですよね。先生が行くのは、
 私だけのためじゃないですよね。
 先生にも大事なものがあって、
 そのために行くって言ってくれてるんですよね。

(16) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[先生の言葉>>@46を聞くと、自分の青臭さが露にされていく気がして、その場を逃げ出してしまいたいような気持にも駆られたけれど、スカートの裾を握りしめたまま、まっすぐ話を聞いていた。

先生が言葉を選んでいるのはわかるし、それは正解だった。もし口にしていたら、>>@47私は絶対に感情を爆発させただろうから。そんな仮定、私の人生には絶対にやってこないんだって言って、そこに付け込んで、思い通りにさせてしまったかもしれないから]

(17) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 …はい。確かに私が聞きたいのは、
 そういう言葉>>@46じゃ……ありません。
 証拠ないんだ。……そうですよね。 
 ……そう、ですよね……

 わかってます。先生が来てくれるの、
 私だけのためじゃないって。
 わかってて、またあの時みたいに
 先生の事困らせてますね。


 …でも、適当な耳障りのいい言葉でもよかった。
 刹那的な快楽でもよかった。
 嘘でも、かりそめでも、きっと私
 本当に嬉しく思っちゃったと思います。

 そういうの全然…経験すらなかったから。

(18) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 でも、そんな先生だったら。
 私は、先生の事ここまで好きには…
 ならなかったかもしれないですよね。

[私はそう言って黙って。それから何度かスカートの膝を黙って拳で叩いた。そうして、顔を上げた。なるべく、泣いたままでも笑顔で]


 ……はい。大丈夫。
 先生の言う事、わかってます。
 私が先生に思ってる事、そんなに軽くないから……だから。

[もう一度さっきと同じ事>>5:135>>5:133を言おう。
今度はもっと、澄んだ気持ちで。]

(19) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

 私と来てください、先生。

 私の戦いを、一番傍で、最後まで見ていてください。

 私が地球を救うのを見て、死ぬまで傍にいてください。

 それだけで構いません。


[そうすると言ってもらえるってことは、よく考えれば確かに、耳障りの良い言葉よりも。体だけの交わりよりも、ずっと愛の言葉らしいから]


 よろしく、お願いします。

 
[どうにか、一番いい笑顔を作って、笑ってみせた**]

(20) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

―それから―

[残りの1戦だけを残すまでになって、みんなとの時間とは別に、
私も自分の残り時間を過ごしていた。
私のリミットまでの時間は、ここに来てなぜか、他の誰よりも長く静かなものだっただろうけれど。
実際には両親は忙しい仕事の時間を縫ってやっぱり転校の準備を進めたりしていたから、
そういう意味での残された時間は多くなかった。

乾君のやった事が間違っていたとは思わない。
彼はあの形で最期を迎えるしかなかった。

でも、それなら他のみんなは。みんなは>>5:154抗わなかったのか。
七尾さんは、大和君は、柊木君は、部長は。
みんな流されたから地球のためにロボットに乗って戦って死んでいったのか。
私にはそうは思えなかった。

それなら、私は何を考えて、アストロに乗ればいいのか。]

(21) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

【人】 白銀∴秘星 マユミ

[私は、両親と…… 
 父さんと、話をしなければならないと思った**]

(22) 2023/08/23(Wed) 02時半頃

白銀∴秘星 マユミは、メモを貼った。

2023/08/23(Wed) 02時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


ーー帰国/康生と珊瑚ーー

[意識を無くしていた僕は、起きた直後、その間に起きたロボット戦についても、ネットの噂も何も知らなかった。

まず、天文部のグループLINEにて天体観測の予定を話しているのを見、みんなが無事であるのを確認し胸を撫で下ろした。

僕は長いことみんなからの連絡に応えられず心配をかけた。
だから、まずLINEで無事を伝えたわけである。

一番最初にグループLINEに書き込みがあったのは、親友の彼だ。
みんなからも来たかな。

僕はいつも彼が使う動物スタンプに微笑み書き込みをする。


(グループLINE)
マジなんだ。だから今浦島太郎なんだよ。

そっち大変だよね?父さんたちからざっとは聞いてる。

僕は大丈夫。みんなに早く逢いたいよ。

彼からは個人的LINEも返ってきた。

逢いたい、の文字に胸がきゅ、となった。
僕はーー僕はずっと、彼のことを。

でも、彼は僕の気持ちを知らない。

本当は今回の合宿中、ブナの木の下で告白する予定だったのだが、勇気を振り絞る事が出来なかったから。

彼の"逢いたい"は親友としての意味だ。理解している。

それでも僕の心は躍って止まない。]


[帰国については両親と相談が必要だから一旦返事は保留、僕はまずネットを調べて脱・竜宮城を目指す。

まず見たのは、ロボットが街で暴れる様子のニュース映像や動画。

合宿で僕が唯一目の当たりにしたロボットの爪痕をまざまざと思い出して、身体が震える。

その後何体ものロボットが僕らの街に現れたなど、現実感がない。

ネットの情報も漁る。すると、
『搭乗者はこの街の住民だ』『日暈学園高校の生徒だろう』
なんてものが。

眉唾な匿名掲示板のものだが、随分尾ひれがついて話が広がっている。

更に調べると、康生の写真や実名までもが出てきて驚く。]


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