18 星間回遊オテル・デカダン
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― 自室 ―
[端末の通知音で女は目を覚ました。 昨晩は少女の部屋前に張り込み、冷凍ポッドが射出されるのを見届けてから自室に戻った。それから今の今までずっと眠っていたのだ。
目をこすりながら端末に手を伸ばし、通知の内容を確認して……跳ね起きた。]
まさか、あの店員殿が……!
[思い出されるのは、迷子になっていた時に手を差し伸べてくれた優しい姿。 昨日の議論でPJを思い、ひどく取り乱していた姿。 それが、星喰いアメーバだったなんて。]
……PJ殿の検査結果が真であるなら……よく迷子になった時に襲われなかったのう、我……
[呟きながら部屋に備え付けてある通報端末を操作して、通報ボタンを押した。 こんな時、合理的な行動が取れる程度には冷静になっていた。]
(20) 2022/05/10(Tue) 13時半頃
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[――救いとはなんだろうか。
実際のところ、本人もよくわかっていないのかもしれなかった。
自分が何を求めているのか。
何を求めて手を差し伸べ続けていたのか。
手を、伸ばし続けていたのか。]
[ポッドの冷却処理が始まる。
星喰いアメーバの体は冷凍には耐えられない。
凍りついた髪の先、指の先から組織が壊れ、砕け、崩れていく。]
[恐怖はさほどなかった。
恐れているのは死そのものではなく、かつて見た、焼き殺される同胞の断末魔だ。
死後の世界も生まれ変わりも信じていないアルクビエレにとって、死はただの終わりでしかない。大抵の命には終わりがあるものだ。
自分がいずれ死ぬことは想定して教団を動かしていたし、後のことは"こどもたち"にしっかりと教え込んである。当然のこととして。
だから、終わりだな、という実感と。
痛かったらいやだな、という不安くらいのものだった。]
[顔が崩れ、腕が崩れ、脚が崩れた。
ポッドの中には、粉々になったきたない肉色の組織片が増えていく。
星喰いアメーバには急所というものが存在しない。
体の一部が残っている限り、意識も思考も続く。
急速に冷えてゆく感覚と、末端から崩れていく痛みがあった。ただ、冷やされ続けているためじきに麻痺して、わからなくなった。
焼かれるよりはましだったのかもしれなかった。
全てが塵と化す直前、最期の意識がふと、思った。]
[この瞬間、手を伸ばしたとして、
もしも、誰かがその手をとってくれたとしたら、
もしかしたら、それが、――]
[手をとる者などいない。
誰にでも優しく、誰にでも微笑み、
誰の手もとろうとし続けた"慈悲深い"教祖には、
最期に思い浮かぶ誰かの顔すらも、なかった。]
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─ 客室 ─
[ジェルマンと、サラからの連絡をそれぞれ受け取る。 ジェルマンに対しては、昨日3人だけでいた時に言ってくれれば、という思いも若干あったが。まだ検査されていない自分の前で言うのは躊躇われたのだろう。]
……しかし、あの教祖殿がアメーバのう。 店員殿といい、人は見た目によらぬの……恐ろしい話じゃて。
[複雑な思いはあれど、ともかく冷凍ポッドを正しい者に使えたことに安堵する。 昨日感情任せにPJの追放に同意しかけた負い目があるから、なおさら。
ともあれ、サラやPJから詳しい話を聞きたい。まだ少女のサラ、エフと親しかったPJにそれを求めるのは酷かもしれないが。 ロビーに行けば誰かいるだろうか、と腰を上げた。]
(91) 2022/05/11(Wed) 10時半頃
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ミツボシは、ロビーに向かう途中、ハロからのメッセージ(>>90)を受け取った。
2022/05/11(Wed) 10時半頃
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― ロビー ―
ハロ殿は……おるな。来たぞ。 おお、居酒屋の店員殿にPJ殿も。……。
[メッセージを受け取った端末を片手に、ロビーへと顔を出す。 PJにもう大丈夫なのかと尋ねたかったが、やめておいた。昨日の今日で心の傷が癒えるわけもないだろうと思ったので。]
(107) 2022/05/11(Wed) 17時半頃
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─ ロビー ─
む、良いのかの? では有難くいただくとするかの。
そうだのう。同族に比べれば食う方ではあるが、別に独り占めはせぬよ。 美味いものは皆で分け合うべきじゃて。
[パイを勧めてくれたPJ(>>108)に礼を言い、ハロの問いかけに答えて(>>110)。パイを一切れもらって齧る。さくさくで美味しい。]
なんと。酒までもらって良いのか?飲める方ではあるが。 何から何までなんだか悪いのう。
[礼を言いつつ、遠慮する気はないらしかった。]
(116) 2022/05/11(Wed) 20時頃
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[PJの厚意に甘えて(>>118)(>>120)、以前カジノで飲んでいたものを注文する。普段飲み慣れない味だったが、美味しかった覚えがあるので。 そうしてグラスが来るまでの間に。]
む、ジェルマン殿は我を推薦するか(>>127)。別に構わぬよ。 検査を断ったのには他意はないんじゃが、疑われるとは思わなんだ。検査されることで潔白が証明されるならそれで良いわ。
ちなみに我はハロ殿を推薦しておこう。彼も検査を渋るようなそぶりを見せておったし、船員のアンドロイドから疑いを掛けられておったようじゃしの。
(128) 2022/05/11(Wed) 21時半頃
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[ジェルマンの問い(>>140)に、ゆるりと首を振ってこたえる。]
我は別に、何も恐れてはおらぬよ。 しいて言えば、これ以上人が減るのが恐ろしい。故に守りたいと思う。おぬしも含めてな。 それに、潔白の証明がどうしても欲しいわけでもない。ただ疑うのなら検査してもらっても構わぬ、というだけじゃ。
[それから、サラの意見(>>150)を聞いてううむと唸る。]
……確かに。こう言っては何だが、アルクビエレ殿はうまく隠しておったと思う。検査こそ否定したが、疑う材料と言えばそこだけじゃったろう。 そのアルクビエレ殿が、同胞に危険が及ぶような噂を振るじゃろうか。
……そうなると、我から見た残りのアメーバ候補はデリクソン殿しかおらぬな。 ミーム殿は、サラ殿を守るよう言うてきたから違うと思うしのう。
(155) 2022/05/11(Wed) 23時半頃
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