人狼議事


14 冷たい校舎村10

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メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 夜・3-1教室 ──

[動き回るにも荷物になるので
増えた暗幕を抱えて教室に戻れば。]


  おー。食いもんこんなにあったんだ。
  ありがとな幣太郎。


[一仕事終えた幣太郎と。
ジャージに着替えた古香や夏見もいただろうか。
黒板前の教卓の上へ、どさっと暗幕を置き。
ついでに書き加えられた文字らを一瞥してから>>2:281


  『↓暗幕は自由に使用可』


と、短い一文を追加しておく。]

(7) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[そうして段ボールの中から、
手に取ったのはフランクフルトとクレープ。]


  毛布代わりに集めてきた暗幕、
  好きに使っていーからな。

  他のやつらは、まだ戻ってきてねぇ、か。


[演劇部の倉庫を漁るなら、
平塚には一応断った方がいいだろう。
適当な机に腰かけて行儀悪く食事をしつつ考える。]

(8) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[もう夜も更けてきたし、今から探しに出ても
行き違いになる可能性の方が高そうなので。
とりあえず待てばいいかと、焼きそばにも手を伸ばし。
腹ごしらえを済ませてしまおう。

保健室は女子が使うようだし、
拘りもないから今夜の寝床は教室でいいだろう。

満腹になれば自ずと欠伸がこぼれ出て。
暗幕にくるまり気づけば教室の隅で寝落ちていた。**]

(9) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 朝・食堂 ──


  ……あれ。平塚いねぇのか。


[起きたら目に入った黒板の文字が、
平塚ぽかったから。>>2:438
食堂に行けば会えるだろうときてみたけれど
夜に引き続きすれ違ってしまったらしい。]

(30) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[欠伸を噛み殺し、冬眠明けの熊のようにのそのそと。
床で寝たせいで少し痛い首をさすりながら
テーブルの上を見れば用意されていた朝ごはん。
美味そうな匂いの誘惑に抗えず、座って手を合わせた。]


  ……いただきます。


[トーストを口に放り込んで咀嚼するうち、
だんだん脳も起きて頭がはっきりしてきた気がする。
こんなちゃんとした朝食を摂ったのはいつぶりだろう。
なんて、呑気に手を伸ばした先には春雨スープ。]


  うま……こんだけ料理作れるのすげぇな。


[会ったら礼を言わないと。
冷たい校舎の中、新たな人形にはまだ気づかないまま。]

(31) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ




[そして程無く、
午前8時50分を告げるチャイムが鳴った。>>#0 **]

(32) 2021/11/11(Thu) 01時半頃

卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 01時半頃


 ―― げんじつせかい ――

[ コンコン。
 ノックの音が聞こえて、あたしははっと顔を上げた ]

 ふあっ!?

[ あたしの声は返事になってなかったし、
 なんなら返事じゃなかったんだけど、
 ドアを開けてお母さんが入ってくる ]

 「寝てたの?」

[ お母さんはあきれ顔。
 手にはトレイを持ってて、そのトレイには、
 レンチンの焼きおにぎりが2つと
 具沢山のお味噌汁が載ってる。 
 お母さん、よく夜食を持ってきてくれるんだよね。
 あたしが真相を知った日以降、特に。
 あたしが何かやらかさないか、きっと心配なんだと思う ]


[ あたしはというと、机の上に参考書とノートを広げて
 寝てた。寝てた……んだ。
 なーんだ、夢かあ。
 夢……だった? ]

 「七星?」

[ お母さんが怪訝そうな声であたしを呼んだ。
 トレイを机の端に置いて、
 あたしに手を伸ばしてくる ]

 「首、どうしたの?痣になってる」

 …………え。

[ お母さんの手があたしの首に触れた。
 ポーチから手鏡を出して確かめてみれば ]



 うわっ。

[ 怖いんだけど!
 指で首絞められたみたいな痣ができてるんだけど!
 あれはただの夢なのに!
 そうでしょ?
 だって、ただの夢じゃなかったら、それって ]


[ ぴこーん。
 聞き慣れた音がしたのは、その時だった。
 スマホのメッセージ受信音だ。
 条件反射みたいにあたしは確認しちゃう。
 送信者は……日食君?
 こんな時間に珍しいな。
 日食君といえば猫だけど、
 こんな時間に猫写真を撮ったわけでもなかろうに。

 そんなことを考えながら、メッセージを開けば ]

 今、病院に着いた……?

[ 病院?なんで病院?
 よくよく見れば、グルチャに送られた
 日食君のメッセージは、それだけじゃなかった。
 あたしは瞬きを忘れて、
 ついでに目の前にいるお母さんのことも忘れて、
 慌ててメッセージをさかのぼる ]


[ 病院って不穏な単語に、お母さんが首を傾げて、
 話の途中だっていうのに口を挟まずに待ってくれてるの、
 気づく余裕は今のあたしにはなくて ]



 『帰ってきた。病院行く』
 『今家を出る』

[ 帰ってきた?帰ってきたって、どこから?
 日食君のメッセージは要領を得ない。
 イラっとしそうになったけど、
 他にもメールが届いてることに気づいた。
 飯尾先生?と、和歌奈ちゃん?
 
 グルチャにメッセージじゃなくて、メール。
 首を傾げながらあたしはまず
 和歌奈ちゃんからのメールを開いて ]


[ 血の気が一気に引いた。
 和歌奈ちゃんから送られてきたメールは、
 あの校舎で読んだ遺書だった ]



 お母さん、

[ がくがくと体が震えて、
 あたしは忘れてたお母さんのことを都合よく思い出した。
 片手にスマホを持ったまま、もう片方の手で、
 お母さんの腕をつかむ ]

 お母さん、どうしよう。
 和歌奈ちゃん、和歌奈ちゃんが、死んじゃう。

 「七星。七星、落ち着きなさい」

[ 空いてる方の手で、お母さんが背中をさすってくれる。
 でもあたしは落ち着けない。落ち着けるわけない。
 どうしよう。止めなきゃ。行かなきゃ。でもどこに?

 ……病院!
 そうだ、病院って、さっき読んだ! ]



 ……病院!日食君、着いたって……。

[ どこの病院かは書いてなかった。
 っていうか日食君はどうして知ってるの?
 誰から聞いて……あ。
 先生からのメール!
 あたしは慌てて先生からのメールを開く ]



 ……お母さん。

[ メールを読み終わって、あたしはお母さんに向き直った ]

 友達が、病院に運ばれたの。
 あたし、行きたい。

[ 先生からのメールには、
 和歌奈ちゃんが望高の屋上から飛び降りて、
 望月病院に運ばれたって書いてあった ]



 行かなかったら、あたし多分一生後悔する。
 夜食は、持ってく。

[ あたしは、なんていうか、ぐちゃぐちゃだ。
 認める。あたしにはそういう部分がある。
 多分あたしの言動で、お母さんはあたしの友達が
 病院に運ばれた理由を察したと思う。
 ぐちゃぐちゃなあたしを、自殺を図ったであろう友達に
 関わらせたくないと思う。
 でも、行かなきゃ。絶対行かなきゃ ]



 ……あのね、あたし、夢の中でひめちゃんに会ったの。

[ ひめちゃん。
 その言葉に、お母さんの肩が震えたのがわかった。
 だけど構わずあたしは言葉を続ける ]

 ひめちゃんに死んでって言われたけど、断った。
 あたしは生きたいって。
 ちゃんと言って、ちゃんと決別できたよ。
 だから……あたしは、大丈夫だから。

[ 実際のところ、そんな簡単な話じゃないと思う。
 今でもあたしのどこかはやっぱりぐちゃぐちゃだし、
 カウンセリングとか、多分そういうの、
 あたしには必要なんだと思う。
 だけど、今は。今だけは。
 大丈夫だから行かせてほしい ]


[ お母さんは大きなため息をついた ]

 「食い意地が張ってる間は大丈夫そうね。
  お味噌汁はスープポットに入れていけばいいでしょ。
  お父さんに車を出してもらいなさい」

[ お母さんの言葉に、あたしは目を見開いて、
 それから抱き着いた ]

 うん、ありがと。
 ……あのね、あたし、お母さんのこと、大好きだからね。
 お父さんのことも。
 


[ コートを着て、マフラーを巻いた。
 首が隠れるように、しっかり。
 玄関のドアを開ければ、そこは雪景色じゃなくて、
 だけど冷たい空気がほっぺたを冷やす。
 
 お父さんは、もう車のエンジンを掛けてくれてた。
 乗り込んでシートベルトを締めて、
 そしてあたしはグルチャにメッセージを送る ]

 『ただいま!夏見、帰還しました!
  今から病院へ向かいます!』**
 


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 朝・校内 ──


[同じように黒板の書き込みを辿って
食堂まできたやつはいただろうか。

もし春雨スープのおかわりを見咎められたりしたなら
早い者勝ちじゃねぇの、と平らげて。
使った食器を洗い場へ片せば、食堂を後にした。]

(77) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  ……昨日と変わんねぇな。


[今日も校内は、文化祭一色。
けれど、昨日ほど不気味だと思わない俺がいた。

一日経って、開き直ったのもあるが。
たぶん、この世界はメールの主が作り出したもので
それは俺らの中の誰かなのだろうと
各々の話からおおよその仮説が立ったのもある。

もしかすると──それが俺である可能性だって
ゼロではないということも。]

(78) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[なんとなく、あちこちに転がる卵は避けながら
廊下をぶらぶらしつつ。
体育館の方からやってくる真梛を見つければ
片手を上げようか。>>59


  ……はよ。
  そっちの方には、なんかあったか?


[いつも通りの短い挨拶に返ってきた
平塚を降ろしてほしいという願いに、一瞬目を丸くして。
何故か、虎次郎のことがふと脳裏に過ぎった俺は
わかった、と短く答えて体育館へ足を向けた。*]

(79) 2021/11/11(Thu) 21時半頃

 ―― 望月病院 ――

[ お父さんは、車を病院の正面入口の前じゃなくて、
 夜間入口の近くに停めてくれた。
 あたしはありがとうってお礼を言って、
 トートバッグを持って車を降りる。
 お財布とかハンカチとか、
 ラップに包んだ焼きおにぎりとか
 お味噌汁の入ったスープポットとかが入ってる。
 スマホはすぐに気づけるようにコートのポケットの中だ。
 帰る時は迎えに来るから連絡しなさいって言う父に、
 あたしはもう一回ありがとうを言った ]

 日食君。

[ 夜間入口を入ってすぐ、
 自販機コーナーに日食君がいた。
 思わずあたし、大きな声を出しそうになって、
 慌てて口をふさぐ。
 いけないいけない。ここは夜の病院だ ]


[ メッセージは届いてたんだからさ、
 無事なのはわかってた。
 あたしだって、あの世界で死んだけど、
 こうやって生きてるんだし。
 だけどやっぱり無事な姿を見ると安心するね。
 おかえりって言ってくれる日食君に、
 あたしはうんって頷いた ]

 日食君も。無事でよかった。
 日食君、マネキンになってたんだよ。
 あたしと路子ちゃんで運んであげたんだから。
 感謝しろよな!

[ 血まみれになって云々はさすがに言わないけど、
 恩はしっかり売る!
 両手に花だったんだんだから!
 意識はなかっただろうけど!
 そしたら、ジュース奢ればいい?なんて
 自販機の方を向こうとするから慌てた ]



 なんでそーなるっ!
 ……そーだなあ。日食君といえば猫じゃん。
 
 和歌奈ちゃんさ、きっとすぐ退院ってわけには
 いかないよね。
 きっと退屈するだろうからさ、
 選りすぐりの猫写真、グルチャに流してよ。
 あたしも見るし。

[ 小6のあの日、飛び降りようかって言ったあたしを
 ひめちゃんは止めた。
 飛び降りだと、あたしの生死を
 コントロールできなかったからだ。
 飛び降りだと死ぬってひめちゃんは考えたんだろう。

 和歌奈ちゃんは、望高の屋上から飛び降りた ]


[ ……そーゆーことは今は考えない!!
 和歌奈ちゃんは、ひとりじゃない。
 ひとりじゃないから、大丈夫のはず。
 みんなが一緒に連れて帰ってきてくれるはず。
 なにしろあそこには、
 「持ってる」路子ちゃんだっているんだし ]


[ あたしはあの世界を夢だったとは思ってないし、
 日食君もそうみたいだった。
 こうやって話が通じるのが何よりの証拠 ]

 ……さて。先生来てるんだよね?
 和歌奈ちゃんのご家族とか。
 挨拶してくるよ。
 日食君はまだしばらくここにいるの?
 なら、誰か来るかもしれないし、出迎えよろしく!

[ あたしはそう言って、病院の奥へと足を進めた ]*


メモを貼った。


【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 体育館に向かう前 ──

[平塚を降ろすのを請け負えば、
真梛に謝られ、軽く息を吐きだした。>>84


  ……んな、謝ることかよ。
  やりたくてもできないってことくらい見りゃわかる。

  わかった、体育館だな。


[微かなひっかかりを感じながら
俺は車椅子の横を通り過ぎ。
体育館に向かって歩き出そうとした、のだけど。]

(107) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[聞こえた声に、思わず足を止めた。>>85


  ……はぁ?


[何言ってるんだ?
怪訝な顔を隠さずに振り返り。
まじまじと見た真梛の笑う顔はいつもと違っていて。
こいつもそういう顔もするんだな、なんて
ここにきて新しい発見をした気分になりながら。]


  そんな、今更なこと謝らなくても……
  っていうか、いつもみたいにへらへら笑って、
  礼言ってたのはどうしたんだ。


[口にしてようやくそれが、
さっきひっかかったことだと気づく。]

(108) 2021/11/11(Thu) 23時半頃

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