人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘終了後 相談─

[戦闘終了後、康生は一旦は皆と同じ場所へと降ろされた。皆がそれぞれに七尾千映の死を悼む中、康生は点滴台を曳きながら、静かに加賀先生の元へと向かう。彼女の死を悼んでいない訳ではない。ただ、嘆くよりも先に、どうしてもしておかなけければ事が在った。]

──加賀先生。

[周囲に気付かれまいとしたのだろう、小声での呼び掛け。声色も表情も、いつもの康生らしからぬものだ。真剣で、何処か冷たささえ孕んでいる。]

……相談があります。すごく大事な相談が。
他のパイロットには絶対聞かせらんないから、加賀先生が来てください。
俺、あと二日は入院してますから。
ハロに頼めば、一瞬で来れると思います。
時間は、そっちで決めてくれていいです。来れる時で。
長い話には、ならないと思いますし。

[そうして加賀先生から了承を得てから、康生はハロに病院へと再転送されて行った>>2:668。]

(0) 2023/08/17(Thu) 00時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 00時頃


─こちらの世界線の私─

こちらの世界線の私も、基本的には変わらない。
大和命くんのことが好きで、アストロのことがないからきっと同棲して恋人──なんて事にはなってない。
それでも、好意を自覚はしていただろうし、毎週のお菓子作りから毎日のお弁当作ってきても良い?くらいにまでレベルアップはしていたかもしれない。
お付き合いしていてくれたら嬉しいんだけどな。
その場合はやっぱり私から告白したんだろうけど…。

とにかく、それでもこの世界も平和とは言えなかった。
私たちが知らないところでロボットはやってきて、合宿所の近くで戦闘があった後、今度は学校で。
お陰で学校が休みになっちゃったから、大和くんにはお弁当を学校で渡せない。
待ち合わせして私でも良い?なんて聞いてる頃合いだろう。


そんな中、私は七尾ちゃんにメッセージを送っていた。


『七尾ちゃんちの方大丈夫?
 今度雑貨見に行きたいんだけど一緒にどうかな?』**


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘のあった日 病院─

[康生の元に、安否を心配する連絡は無かった。当然だ。対外的には、病院に居た事になっているのだから。まさか、その時学校のすぐ傍どころか渦中に居ただなんて、誰も想像していないだろう。安否確認は、康生が皆に送る側だった。学校から然程離れてない家に住まう母親、学校の友人達。皆一様に、大丈夫だし心配無いだとか、近くで見たロボットが如何に強大であったかだとかを語った。真っ白な病室のベッドから、ひっきりなしに返信する。]

[それらが一段落付き、夕食も終えた辺りだろうか。親友からの電話があった>>18のは。すぐに取る事は出来ないから、通話可能なエリアにまで移動する。その間に切れてしまったなら、改めて掛け直した。]

もしもし。
ケイ、どした?

[コックピットで普通に話していたくらいだ。声は淀みない。話す調子もいつも通りで──そこは少し、不自然だったかも知れなかった。*]

(19) 2023/08/17(Thu) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘の翌日 病院─

[「明日、昼過ぎに」と言われ>>@2、康生は了承した。その翌日。昨日とは打って変わって、康生は笑顔で加賀先生を出迎えた。]

わっ、見舞いとか全然よかったのに。
でも、すげー嬉しい。サンキューカガセン!
後でゆっくり飲む!
あ、気ぃ利かなくてすみません! 座って座って!

[子供の様に無邪気に出迎えて、椅子を指し示す。点滴自体も取れていた。今日した検査の数値が問題無ければ、明日退院なのだとも伝えるだろう。]

[だが話を切り出されると、相談を持ち掛けられた時と同じ表情になった。ベッド上ながら居住まいを正し、口調も改まる。]

はい。相談…なんですけど。
今から、多分わけわかんないこといっぱい言います。
わかんないとこあったら、どんどん聞いてください。
俺、説明下手なんで。

でも、嘘は一個も言わないから……信じて欲しいんです。

(27) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そう前置きして、康生は話し始めた。恐らく、信じ難いであろう話を。]

一番大事なとこから言います。

俺、二人分契約してました。
コックピットの六脚の椅子に、座るべきとこが二つあったから。
一つはもう見ただけではっきりわかって、もう一つがベッドだった。
だから、最初に聞いた>>348んです。
俺以外に誰か「実は身体弱い」って奴が居て、そいつがベッド使ってくれたら数が合うから。

……けど、そうはならなかった。
座るはずのところに、違う奴が座って。でも、ベッドも間違いなく俺の席だったんです。
つまり、パイロットは確かに六人だけど、俺が二人分で、そいつは契約してないんだってわかりました。

そいつが死ななくて済むってのは、嬉しくて。よかったと思ってます。
本人が、契約してないってことに気付いてるかはわかりません。
俺も二人分ってのは、予想はしてても椅子見るまでは確信してなかったですし。
そいつも、自分の椅子が見当たらなかったから適当なとこ座っただけなんだと思います。

(28) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

俺らの中に、契約してない奴が居る。
そんなの多分、気付いたらみんな動揺するし、パニックになると思います。
そいつも、理不尽に責め立てられるんじゃないかなって。
……だから、他のパイロットに聞かれたくなくて、呼んだんです。

問題は……俺の番が来て死んだら、多分バレるってこと。
アストロに、光ってるとこあるの気付いてましたか?
六個あったのが、七尾が死んだら五個になってました。
今、何人が気付いてるかわからないけど、俺が死んだら二個減ります。
そいつと俺が最後まで残るなら隠せるけど、きっと無理です。
俺二人分だから、その分確率デカいはずだし。
今当たってないの、正直めちゃくちゃ運いいなってくらいだから。

(29) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

それと…………こっちのが、多分おっきな問題で。
俺、二人分契約してるけど、どっちがパイロットになっても死にます。
二つ枠取ってるのに、一回しか戦えない。

[声が震え、表情が歪む。泣き出しそうなのを堪える様に、奥歯に力が入る。]

だから、敵が残り五体居るなら────足りないんです。
俺は、俺のせいで、あともう一人契約させて、殺さないといけなくて。
でも、誰も殺したくなんてない。
殺したくないけど、殺さないと、七尾も他のみんなも、無駄死にになるんです。
相談……いつもなら、一番頼れる人にするんです。
でも、一緒にパイロットになっちゃったから、どうしようもなくて。
どうしよう、って……。

[そこまで言うと、康生は項垂れた。*]

(30) 2023/08/17(Thu) 01時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 01時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘のあった日 病院─

気にすんなって。消灯までもーちょいあるし。
確かに、全然話せなかったな〜。
せ……状況が状況だったから、仕方ねーけど。
明後日には退院予定だし、そしたらまた会って話そうなー。

[「戦闘中だったし」と言い掛けて、やめたのだろう。康生自身が避けたかったからではなく、自分よりずっとナーバスになってる親友を気遣ったに違いない。コックピットという単語の前に挟まれた空白>>20>>21からも、容易に推測出来た。]

伝えたいこと……?
わかんねーけど、わかった。
困るとかは多分ないと思うし、聞くよ。

[唾を飲む音が聞こえて来た。親友である彼は、相当緊張しているのだろう。康生は、静かに────そして真剣な顔で、その告白>>22>>23>>24>>25>>26に耳を傾けた。視線を彷徨わせたり、口を小さく開いたり閉じたり。スマホを握り直したり。そうしつつも、最後まで口は挟まなかった。彼が「恋してる」と告げた後、漸く康生は口を開いた。]

(45) 2023/08/17(Thu) 03時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

……別に、秘めなくてもいいのに。
全部しっかり理解できたか、ちょい自信ねーけどさ。
ケイが俺のことめちゃくちゃ好きで、それは友達としてじゃなくて恋なんだって言ってるのはわかった。
それがわかっても、全然困ってなんかねーし、好きって言ってくれるのすげー嬉しい。

……けど俺、ほんとどうしようもない奴だよ。
キスもできねーし、手だって繋いだら洗わなきゃだし。
多分、なんにも恋愛らしいことできない。
できるとしたら…………いや、でもそれもな。うん。えっと。
ケイの為にできること、何でもしたいのにな。
俺、できることほとんど無いんだ。

一番酷いのは、俺がケイのこと裏切ってる…じゃないけど。
説明下手だし、言えないこともいっぱいあって……。
ケイ、言ってたじゃん。「人が死ぬって事は、その人と話せなくなること」>>2:147だって。
俺は話せるけどもう死んでるから、ケイは全然俺のことわかってくれないって思って、勝手に拗ねてた>>2:279>>2:280
……でも、間違ってたのは俺の方だったんだと思う。
俺はなんか、生きてるみたいだから。

(46) 2023/08/17(Thu) 03時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

えっと、どう言ったらいいんだろうな? これ。
ケイは俺より、俺のことわかってるよなって。
俺は死んでなかったから、死ぬまでケイの傍に居るよ。
…………それくらいしか、できねーけど。それで、いいか?

[それは、恋ではないのかも知れない。けれど、康生なりに一所懸命考えて捻り出した答えだった。*]

(47) 2023/08/17(Thu) 03時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 03時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘の翌日 病院─

そういうのが一番有難いんだって!
衛生的にちゃんとしてるからさ。

[康生は、スポーツドリンク>>@4を笑って受け取った。一度開封すると早く飲み切らないといけないし、飲み残しは廃棄しなければならなかったりするから、一旦ミニ冷蔵庫にしまった。これから話すだろう今開けるより、後で美味しく飲む事にしたらしい。]

[内緒話>>@5について聞くと、康生は顔を上げ、幾分安堵した様子を見せた。]

知ってたんですか……。
じゃあ、やっぱり俺の勘違いでも何でもなくて、そいつは助かるんですね。
加賀先生が知っててくれるなら……いや、そう思って俺も話したんですけど。
俺が居なくなった後も、酷いことにはならないのかなって。
できるだけ、みんな仲よく居てほしいって、俺は思ってるから。

[生死が掛かっていると言うのに、そして全員の死が避けられないと言うのに、随分と甘い事を言っていると思われるかも知れない。だが、これが康生なのだ。]

はい……。偶々ランプの故障で消えたとかでなければ、そうだと思います。
あんなすごいロボットが電球切れするっていうのは、多分無くて。
……次も同じように消えたら、確定だなって考えてます。

(48) 2023/08/17(Thu) 04時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[「次回のマガジンに入ればいい>>@7」──その言葉を聞き、康生の両眼からボロボロと涙が溢れた。]

やめて、やめてくれよ……。
俺、カガセン殺したくないよ……。
……でも、お願いしますって言うしかない。
七尾の願い、世界が続いて欲しい>>2:602だったから。
どんなことしてでも、絶対に>>2:616、俺は叶えなきゃいけないんだ。

[しゃっくり上げながら、康生は罪悪感を吐露する。]

……俺が、一番に契約した>>1:25んだ。
俺がしなかったら、みんな、しなかったかもしれない。
ケイなんて、俺がするなら>>1:31って言って、して。
俺は、俺なんて、もう死んでるはず、だったのに。

一番に契約して、全員が契約するとこ、ちゃんと見てた。
そいつだって、みんなと同じように契約して……だから、ほんとに何も知らないか…………ううん。
俺、こういうの考えるの苦手だから、やめとく。

[サイドテーブルに乗っているティッシュで涙を拭き、鼻を噛み、ゴミ箱に捨てた。]

(49) 2023/08/17(Thu) 04時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[躊躇する様子に、康生は首を傾げた。]

俺、言えないことって基本ないよ?
……や、今の話はみんなには言えねーけど、それ以外は。
秘密にしたいんじゃなくて、説明が下手なだけ。
全然わかってもらえないし、伝わんないの。

[康生はそう言って、加賀先生が疑問>>@8を口にするのを待った。それから、至極あっさりと答えを口にする。]

俺が、もう死んでると思ったけど、死んでなかったから。
だから命が二個あって、二個あるから、二人分契約できたんだと思う。
俺の心臓、とっくに止まってるけど……なんか俺、生きてるって扱いみたい。

[……その答えは、やはり説明が下手だなと思わせかねない物だったが。*]

(50) 2023/08/17(Thu) 04時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 05時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─七尾千映と瑠璃川珊瑚の死─

[七尾千映の死は、秘匿された。アストロと名付けられたロボットの隙間に隠されるのだと言う。彼女の両親は、それをどう思うのだろうか。子が自分より先に死ぬ等考えたくもないが、万一そうなるのであれば。せめて死に目に会いたいと、会えないなら遺体と対面したいと考えるのが親ではないだろうか。彼女本人がそれを希望した気持ちも解らなくはないからこそ、複雑だった。康生は恐らく、それを選びはしないだろう。]

[瑠璃川珊瑚の死の報は、本当に突然だった。康生が暫くぶりに制服に袖を通す事になったのは、瑠璃川珊瑚の通夜に向かう為だった。死因は転落死だという。それも、事故とは言え、突き落とされての事だったという。あのコックピットの中で、次の死者が彼女であると予想した者は、恐らく一人も居なかっただろう。]

[康生は通夜にも告別式にも出席したが、参列するの自体が初めてだった。だから、焼香も何もかも見様見真似だった。まだ皆高校生なのだから、珍しい話ではないだろうが。遺影の中の瑠璃川珊瑚はいつもの様に笑っていて、けれど棺の中の彼女は瞼を閉じたままだった。青い瞳が見えないのもあり、随分印象が異なる。]

(51) 2023/08/17(Thu) 06時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな中、気になったのが瑠璃川海星と大和命の様子だった。瑠璃川海星は、搬送された時に治療を担当してくれた>>2:25>>2:26>>2:39医師だった。]

瑠璃川先生…………あの時は、お世話になりました。
お陰で俺、退院間に合って……、…………。

[康生はそう声を掛けたが、憔悴しきった様子の彼>>2:673は言葉少なだった。ただ、康生が彼女の友人であった事は覚えていた。そして、あの時に娘から貰ったメール>>2:40が最後の感謝の言葉だったと呟き、静かに泣いた。康生もそれ以上は言葉を続ける事が出来ず、礼を告げて席を辞した。子に先立たれた親を見て、康生が何を思ったかのは判らない。]

(52) 2023/08/17(Thu) 06時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そして、大和命だ。彼はずっと、瑠璃川珊瑚の棺の傍に居た>>39>>40>>41。棺の中に、何かの包みを入れてもいる様だった。康生の生の字も、彼の命という名も、死が色濃いこの場とは対極の物だ。彼の名付け親は、何を想いその名を付けたのだろうか。]

命……。 その、大丈夫…か?

[康生はそう声を掛けたが、斎場という場ではあまり長い話も出来なかったか。彼は霊柩車にまで乗って行った>>42のだから、瑠璃川珊瑚と親公認の仲だったのは間違いない。コックピットに瑠璃川珊瑚を呼んだのも、きっと彼だったのだろう。康生は、霊柩車の姿が見えなくなるまで其処に居た。*]

(53) 2023/08/17(Thu) 06時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 06時頃


メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘のあった日 病院─

[親友は、康生の退院予定を聞いて我が事の様に喜んだ。実際、我が事なのかも知れない。会いたくて堪らないという想いが、声色に乗っていたのだから。]

なんかって何だよ〜。
俺だって、「俺なんか」って思うことあるけどさ。
同じこと言ったら、ケイだって「なんかじゃない、すごく嬉しい」って言うだろー?

[からからと康生は笑う。時間が欲しい>>61と言われれば、あっさり了承した。]

そうだなー、会えねぇんじゃどうしようもないんもんな。
ああ、いいよ。
俺のやりたいことって、生きること…って言うとちょい違うか。
この世界に居て、見たり聞いたり話したりが全部「やりたいこと」だからさ。
ケイに時間あげたからって、できなくなるわけじゃないから気にすんな。

……ん? すごく恥ずかしい……?
え、なにその振り。めっちゃ気になんだけど!?
言えねぇほどって…………いや、LINEでいいけどさぁー。
一体何することになんの? 俺。

(86) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

や、次は俺じゃないと思うけど。
あれって、選ばれたらすぐわかんの?

[この時点で康生は、七尾千映が“声”を聞いたとは知らない。彼女がそれを明かしたのはミーティング中>>2:83で、康生は七尾千映がパイロットだという事実だけをハロから知らされていた>>2:310>>2:337からだ。返答がこれであるという時点で、康生が隠しているという可能性は完全に消えるだろう。]

……わかった。“俺が死ぬ番になったら”、必ず言うよ。約束する。

[パイロットになったら、とは言わなかった。康生自身がパイロットにならなくても、死ぬ可能性があるからだ。康生が言う「言えないこと」>>46の一つが、この二重契約>>62についてだった。話せば、芋蔓式に未契約者が居る事がバレてしまう。残りの五人中、二人分が康生なのだ。彼が想定しているよりも、状況は余程悪かった。今回は違った。けれど、次に康生が死ぬ事になる確率は既に二分の一なのだ。此処まで六分の二と五分の二を引かずに済んでいる時点で、運が良いと言えるくらいなのだから。]

(87) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

大丈夫だって。
結果的に、今は生きてるって思えてるし、助かってるんだからさ。

[軽く言う事で、ニュアンスを暈かしたのだろう。彼が事実に気付かず、理解もしていなかった>>63からこそ、二重契約の件を隠しおおせている。そのお陰で、今の康生は確かに救われているのだから。まさか、七尾千映の死を見たからではなく、椅子が二つ在ったからというのが理由だとは思うまい。]

(88) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[だからこそ、彼の諦めていない言葉>>64を聞いて康生は言葉に迷った。]

…………、……諦めてるわけじゃ、ねーんだけどさ。
俺は死ぬわけにはいかないけど、んっと、どう言ったらいいんだろうな。

ほら、俺、身体弱いじゃん?
小さい頃から何度も死に掛かってて、さ。
なんだろうな? 死ぬって言われても、「またかー」みたいなノリ?
今度も何とかなったらいいな〜、みたいな?
何とかならなかったらそりゃ死ぬんだろうけど、今生きてんのが既に運いいしなー的な?
死ぬってことがわかってねーわけじゃないんだけど、ってか臨死体験ってやつは結構してるけどさ。
だからこそ、うん。ケイみたいな発想は出て来なかったな。

[……今更怖れたり抗ったりするには、康生にとっての死はあまりに身近過ぎたのだ。死ねない理由はあっても、死にたくないという気持ちは無いと。つまりは、そういう事だった。*]

(89) 2023/08/17(Thu) 12時半頃

メモを貼った。


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘の翌日 病院─

[返って来た頷きと、光点に関する見解への同意>>@9。“大人”の意見も自分と同じだと知れたのは、康生にとって幸いな事だった。加賀先生に相談する気になってくれて、良かったと思う。ただ頼りになる先生に掛けられた言葉>>@9がそれだったから、康生はより一層大泣きし始めた。]

俺、どうしよう、ってだけで、解決してくれ、って言ってないぃ〜……!
カガセンのバカァ〜。

[先生にそんな言葉を使ったら駄目だ。駄目なのだが、わっと泣き出してしまった康生は、暫く手が付けられなかっただろう。これでは小中学生どころか、幼稚園児だ。差し出されたティッシュ箱からは、相応の量が消費された。だから、以降は殆ど言葉にならなかったけれど「柊木が殺す、なんて考えは持たないで欲しい」という言葉>>@10には、はっきりと頷いてみせた。康生らしからぬ冷たい雰囲気>>0の理由は、殺さなければいけないという決意と覚悟であったから、もう纏う事は無いだろう。]

撫でてくれんの?
頭だったら大丈夫だよ、俺。

[落ち着いたら、泣き腫らした目を細めて笑った。実際、粘膜や傷口に触れなければ、洗えば問題は無い。余程不衛生な物でない限りは。]

(103) 2023/08/17(Thu) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

や、謝らなくていいよ。
多分、わかんねぇ方が普通なんだと思うし。

[謝罪と断り>>@12にそう返す。泣いた事ですっかり敬語が崩れてしまっているが、本人は自覚してないのだろう。]

[見据えられ、康生もまた真っ直ぐに見返した。その様子からは、何かを隠そうとする意図は感じられないだろう。]

一は合ってるけど、それだと俺五人くらいになっちゃう。
だから、二で大体正解。

実感はあんま無かった。
俺は、俺がもう死んでるって思ってたから。
動いてるのが俺の心臓じゃなくて、命が一個なら、俺はもう死んでるだろ? だから。

[康生は胸元へと手を当てる。いつもの仕草。そして、反対の手で自らの蟀谷を指した。]

俺はこっち。
脳の俺と、心臓は別人。
椅子が二脚分ってことは、契約は二人ともしてるって扱いなんだと思う。

(104) 2023/08/17(Thu) 14時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[感染症のリスクを冒してまで免疫抑制剤を飲み続けるのは、康生自身の免疫が、異物である心臓を攻撃してしまわない様にする為だ。それもあり、康生は体内の心臓を自分の物だとは考えていない。]

普通、命って言ったら心臓だろ?
でも、脳だけでも命の判定になってるらしい。
頭で考えて動かすロボットだから、ってのもあんのかな?
だから、もう一つ懸念はあるけど……これは、そうなってから考える。

脳死したら心臓はいずれ止まっちまうし、心停止したら脳は死ぬ。
だから、命は二個だけど一個。
実感って言うより、理屈がそうって感じ。
……これでわかる?

[少し不安そうに、康生は尋ねた。*]

(105) 2023/08/17(Thu) 14時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 14時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─瑠璃川珊瑚の告別式 命と─

[目を腫らし、けれど涙は枯れ果てたのか泣いてはおらず。笑みさえ浮かべ>>79、気丈…と言っていいかは分からないが、通常通り振舞う。その表情には覚えがあった。康生の母親にも、そんな顔をしていた時期がある。過労が心配になるが、こういう時は無理に休ませようとしてはいけない。心の方が先に、ぽっきり折れてしまいかねないからだ。忙しく、慌ただしい方が気が紛れるのだ。そこは、康生も承知していた。葬式というのがその為のものであるという事までは、理解していなかったが。]

調子が……そっか。なら、いいんだ。
俺は、全然大丈夫。珊瑚の父さんのお陰もあって、すっかり。
運ばれた時に診てくれたの、瑠璃川先生だった>>2:25>>2:26>>2:39んだよ。

[康生はそう言い、一度瑠璃川海星──瑠璃川医師の方へと視線を向けた。瑠璃川珊瑚から康生の無事の連絡があった>>2:40理由も、容易に察せるだろう。彼は娘の傍に居られなかったが、その時間の多くを使って人を救って来たのだ。其処には、康生も含まれている。]

命も、その…………無理だけはすんなよ。
調子よくても、程々にな。俺、それで結構やらかしてるし。

(113) 2023/08/17(Thu) 16時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[休めとは言えず、康生はそれだけ返した。そして、彼の忠告>>81を聞くと難しい顔になった。]

ん、サンキュ。
……でも、多分駄目だ。俺の親は、俺から離れない。
母さんなんて多分、本当の事伝えたら毎回足元まで来ようとするよ。
俺も一緒に街から離れる、って手もあるけどさ。
ケイに「死ぬまで傍に居る」って約束した>>47から、それもできないんだ。
何も言わないのが多分、一番安全だ。
コックピットには…………来て欲しくない、し。

[来て欲しくない理由を、康生は口にしなかった。それは、大和命にも言えない物であったから。連れて来てしまえば、二人分契約しているとバレてしまう。事前に話して口止めしていたとして、実際に順番が回って来た時に、取り乱さずに居られるだろうか? 康生の母親は強い女性ではあるが、致命的な内容を口走らない保障は何処にも無い。つまり、八方塞がりだった。大和命に避難を待つつもりが無いという事は、知らないし予想もしていない。*]

(114) 2023/08/17(Thu) 16時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/17(Thu) 16時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘のあった日 病院─

瑠璃川ならわかるけど、俺は宝石>>97って柄じゃないだろ〜。

[康生はケラケラと笑った後、落ち着いた声で話し始めた。]

嫌なわけないだろ。俺がそんな素振り見せたことあるか?
男同士ってのは、気にする奴も居るんだろうなーってのは思う。
女の子は柔らかくていいとか、男は硬いからちょっととか……えっちなことするなら、身体の造りがどうとかってのもあるだろうし。
でも俺、そういうの何もできないから逆に関係がないって言うか、そんな感じ。
書類上結婚できるかどうか、くらいしか違わなくね?
となると、後はもう性格の合う合わないじゃん?

[そう言って、康生は笑う。成程、恋愛に於いて身体的ハンデがあるからこそ、同性愛への忌避感が低くなっているのか。]

だって、本当に毎日新鮮だし、嬉しいし、楽しいから。
……俺、中学の途中までずっと入院しててさ。
世界がこんなに色に溢れててキラキラしてるって、知らなかったんだ。

はは、わかったLINEな。

(115) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そんな風に康生はいつもと変わらぬ調子で会話していたが、脳内だと聞けば言葉を途切れさせた。すぐに会話を再開させたが、スマホを握っていない方の手は胸元へと当てられていた。]

…………、……そっか、脳内か。
五日ってのは、ココペリが言ってたこと>>1:@44考えると、当てになるかは正直微妙だな。
早まったり、遅くなったりする可能性普通にありそう。

……サンキュ。

[彼は、自分が選ばれたら伝えてくれるのだと言う。声のトーンは、明確に落ちた>>99。康生は短く返した。彼の報告を聞くより、自分が報告する可能性の方がずっと高いと予測しているからだろう。]

[嫌いだから隠しているのではない。寧ろ逆だ。実は二人分選ばれる確率が高いなどと言えば、彼の心は千々に乱れるだろう。未契約者が居ると知り、その際に康生がもう命を落としていれば? ……どんな精神状態になるかは、想像に難くない。その事を考えれば、康生はもしかしたら────先に彼の番が来る事さえ、願っているのかも知れなかった。]

(116) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

わかってる。
だから俺、ケイに言った。「死ぬわけにいかない」って>>1:213
悲しませるのやじゃなかったら、本当に死んでもいいって思ってたら、キスでもその先でも受け入れてたよ。

病気なら仕方なくて、ゲームなら理不尽とは思わないけどな。
どっちも理不尽だって、俺は思ってる。
でも多分、俺は理不尽なこと受け入れるの慣れ過ぎてるから。
…………俺の分まで、ケイは足掻いて。

おー、また…………え?

[何か言い掛けて、彼は通話を切る。聞き間違いでなければ、“恋人”という単語を口にしていた様な気がするが。おまけに、盛大に噛んでいた。]

……? 変なケイ。

[首を傾げて呟くと、康生は点滴台を押しながら病室へと戻って行った。*]

(117) 2023/08/17(Thu) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─恵一とのLINE─

[病室に戻ってから少しして、LINE>>102の通知音が鳴った。指は、滑らかに返信を綴る。]

『海な〜、了解!』
『入るのは無理だけど、見に行くなら大丈夫!』
『確かに、海の家とか俺食べらんないや。なんか持ってく。コンビニ近かったら買ってもいいな』
『近くになんかあんの?』
『(首を傾げるハムスターのスタンプ)』
『ん、現地でな。楽しみにしとく』

『やべ、そろそろ消灯だ! またなー』
『(「Good night☆」の文字の書かれた手を振るギティちゃんスタンプ)』

[返信を終えると、康生はベッドに横になり、胸に手を当てて呟いた。]

……ケイが、海行こうって。
なんか内緒らしい。楽しみだなー。

[間も無く消灯時間になり、病室の明かりは落ちた。*]

(118) 2023/08/17(Thu) 18時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ヒイラギ 解除する

処刑者 (5人)

ヒイラギ
41回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび