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![]() | 【人】 夜笑国 メイ— 朝、渡り廊下を離れてから — (6) 2021/06/12(Sat) 00時頃 |
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![]() | 【人】 夜笑国 メイ
(11) 2021/06/12(Sat) 00時頃 |
![]() | 【人】 夜笑国 メイ— 夜、チャイムが鳴る直前 — (12) 2021/06/12(Sat) 00時頃 |
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![]() | 【人】 夜笑国 メイ
(13) 2021/06/12(Sat) 00時頃 |
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— 病院・集中治療室前 —
[どうやら手術による傷の修復は済んでいて、
後は意識が回復するかどうかの瀬戸際であり、
集中治療室で可能な限りの処置を行なっているところらしい。
聞いた話では、自殺に使用したものはカッターナイフ。
それは知らなかったはずなのに、知っていた気がした。
だって、あの校舎の床に散らばっていたものが印象に残らないはずがない。
校舎の中での乃絵ちゃんにおかしなところはなかった。
利美ちゃんともそれは見解が一致していた。
……いや、思い当たるなら、むしろそれ以前から。]
[夏でも長袖を着ている乃絵ちゃんを、
長袖族だーと呼んで笑ったことがあるけれど、
衣服の自由なんて当たり前だし、気にしないようにはしていた。
夏でも肌を出したくない子なんてよくいる。
だけど今にして思えば、そうだ。
カッターナイフといえば、手首を切るあの行為。
ずっとその傷を隠していたのなら……?
想像するだけで血の気が引く。
私にはそんな覚悟が無かったし、やろうとしたらぼたんが止めていただろうから。]
[利美ちゃんとの話が終わって、
落ち着かない気持ちを抱えたまま周囲を見たら、
見知らぬ大人の女性がそこにいた。
もしかして、と思ったので、
私は先に自己紹介をする。]
3年9組の番代ひとみです。
乃絵ちゃんのクラスメート、です。
あなたはもしかして……。
[黒沢乃絵の母親、とその人は教えてくれた。]
[乃絵ちゃん、家族が心配してるじゃない。
早く帰って来なきゃだめだよ。
……家族からの愛を知っている私は、
最初、能天気にそんなことを思った。
でも、よく考えたら、
乃絵ちゃんの父親らしき人は、見当たらない。]
[それ以上、余計なことを聞くのは憚られた。
黙りこくって、静かに佇んで待ち続ける。
利美ちゃんはあの校舎にいた他の皆にも連絡してくれていたらしいので、
きっと皆も帰って来て、集まってくれると信じている。
でも乃絵ちゃんが帰れるのかどうか、
それだけは、私にもまだ分からない。**]
![]() | 【人】 夜笑国 メイ[太陽は地球を回って休む暇がないけれど、 (41) 2021/06/12(Sat) 01時頃 |
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「なんで俺の世界じゃないと思うの?」
[ 聞けなかったから、慎一は自分で考えた。
正解なんて結局わからないままだけどね。
単純に先に有力候補がいたせいだとか、
まっさらな手首のせいだなんて知らず。
あの校舎に迷い込んだ最初の日。
保健室に向かう道中話してて思ったんだ。
もう疲れちゃったなあ。
世界の主にその自覚がないのなら、
慎一の可能性だってあるかもしれない。]
[ きっかけなんて日常にいくらでもある。
朝、卵を切らしてたかもしれない。
うっかり右足から靴を履いたかもしれない。
購買のパンが売り切れてたかもしれない。
筆箱に混ぜ込んだままの10円玉と、
ふとした瞬間、目が合っちゃったかもしれない。
そんな些細なことが今も慎一の首を絞める。
気づいたらぽたぽたと水をこぼしていたりする。
何がそんなにつらいか自分でもわからないのに。
なんで? って繰り返してきた自問自答に、
仕方ない。慎一はそういうふうにできてる。
治らない。それが慎一の生まれ持った形だ。
何かの拍子にそう答えを出しちゃったなら、
その瞬間から慎一は死にたかったんだろう。]
[ でも、違うよって言われたから、
今度は死なない理由を探してた。
死にたくなっちゃった慎一が、
それでも死ななかった理由を。
先を越されちゃった、とかはナシにして、
それでも踏みとどまる理由を見出すなら、
たぶんそれって、さみしいからだ。
死んじゃったらその先ずっとひとりでしょ?
それはさみしいなあって踏みとどまった。
……いや、幽霊も天国も地獄も、
慎一は信じちゃいないんだけどさ。
漠然とした死後のイメージで語ってる。]
[ エラ呼吸が下手なくせ、水の中は好きだったな。]
[ …………。]
── 現在・家 ──
[ バタバタと騒がしい物音で目覚めた。
自宅の自室。自室というか、共同部屋。
部屋の数が足りないから、
慎一は弟たちと大部屋に押し込まれてる。
妹はひとり部屋でいいなあって思うけど、
「女の子だから」って一蹴されたのだ。
やむなし、男子高校生3人で、
ハンガーラックや本棚を駆使して壁を作り、
年から年中陣取り合戦をしている。
それが、慎一の育った家の話。]
[ 慎一はふつうにベッドに寝ていた。
体を丸く縮こまらせて眠るのは癖。
ゆっくりと手足を伸ばして起きる。
物音は部屋の外からしてるみたい。
寝起きの足元はちょっと覚束ない。
閉じていたドアをふつうに開いた。
電気の消えてた部屋から顔を出し、
慎一は目の前に広がる光景に言う。]
ヨースケ、なっちゃん、
うるさい…………。
[ 互いの髪や服をひっつかんで、
取っ組み合ってたふたりがこっちを見る。
きょうだい4人の中で喧嘩が起きるのも、
喧嘩に混ざってないときの慎一が、
その声や物音に苦言を呈するのも、
この家族には珍しいことじゃないから、
何も驚くような顔することはないんだけど。]
[ いつもはこれでもかと言い返してくるのに、
ふたりはしげしげと慎一を見つめてから、
代表して弟のほうがこちらを指さしてきた。
「血ぃ出てるよ、そこ」……はて。
どこだろうかと指先を自分の肌に這わせれば、
首の正面あたりに違和感と、触れたときの痛み。
あわせて、理由なんてわからないし、
今の今まで気がつかなかったけれど、
ぽたぽたと涙がこぼれっぱなしだった。
弟も、妹も、それ以上なんにも言わない。
慎一がベッドでめそめそ泣いているなんて、
別に、珍しくもなんともないもんな。
慎一が黙って袖口で目元を拭っただけ。]
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