27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[身近にとてもよく似た境遇の後輩がいると>>0:402 今のあたしが知ることはないのだが。
彼女と違うのは、あたしと妹が 中途半端に似ていたことかもしれない。 似ている上で、明らかにあたしの方が下だった。
80点のテストの答案。 母の日に頑張って作った料理。 綺麗にお洒落した晴れ舞台。 どれもこれも単体ではそんなに悪い出来じゃなかったけど、 あの子の隣にいると色褪せて霞んでしまう。
みんなあの子を見てパッと顔を輝かせて心からの賛辞を述べたあと、 あたしを見て一瞬間の抜けた顔をして、取り繕うような笑みを浮かべる。 何度も、何度も、何度も。 繰り返しあたしはその表情を見てきた。]
(28) 2023/07/31(Mon) 09時頃
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[姉にとって妹は可愛いものだって? そうだね、小さい頃はそうだったかもね。
お姉ちゃんお姉ちゃんと慕って、 なんでもかんでもあたしの真似をして。 そうして無邪気な顔をして、 あたしの居場所を横からかっさらっていく。
初恋の男の子は妹のことしか見てなかったし、 次に好きになった人は下位互換だと嗤った。 その次に好きになった人もーー...]
(30) 2023/07/31(Mon) 09時半頃
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[ここではないどこかに行きたかった。 だから勉強して、親を説得して、無理矢理家を出て、 晴れて遠くの大学に来た。
自由になったと思った。 ここにはもうあたしとあの子を比べる人はいない。 これがあたしの望んでいたものだと思った。
まるで何もかもがうまくいくような、 ーーそんな錯覚さえしていた。]
(31) 2023/07/31(Mon) 09時半頃
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[ばかだな。 そんなわけないのにね。**]
(32) 2023/07/31(Mon) 09時半頃
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[ロータリーに着く少し前。 黒い羽の男の声が聞こえた。>>0
骨谷と銀は一足先にこの世界を去り、 次に目覚めるのは福原と柊らしい。 やはりそうなんだ、良かったな、とどこか遠くに思う。
還る時はどんなふうに消えるんだろう。 まるで跡形もなく消えてしまうんだろうか。
―――最後、ここに一人残された人は。 どんな風に"死"というものを迎えるんだろうか。*]
(43) 2023/07/31(Mon) 10時半頃
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― →ロータリー
[どこからか歌が聞こえる。>>26
最初はまた幻聴の類かと思ったが 近づいていくうちにそうではないと悟れた。
歌の事なんてなんにも分からないけれど、 甘さを孕んだ中低音が身体に心地よく響く。 邪魔をしたくなくて、少しその場で立ち止まって声を聞いていた。]
(44) 2023/07/31(Mon) 11時頃
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[歌が途切れるか、彼がこちらに気づくかすれば 小さく頭を下げ、ゆっくりとそちらに歩み寄って声をかける。]
初めて聞きました。先輩が歌ってるの。 お上手なんですね。
[ふふ、と自然と表情が綻ぶ。 彼にあまり人前で歌うイメージはない。 何か心境の変化でもあったんだろうか。]
……どういう歌なんですか?
[尋ねてみたら教えてくれたかな。**]
(45) 2023/07/31(Mon) 11時頃
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[周囲に響いた歌声が 数秒程の残滓を残し、消えていく。 歌の意味を問えば大藤が教えてくれた。>>59]
…………へえ。 何だかずいぶん前向きな歌ですね。
[彼の口からそんな言葉が出てくるとは 少々意外だった。いや歌詞だけれど。 いつでも夢を見ている。誰かの待つ未来――……
今の状況とリンクするような気がしないでもなく どうしてそんな歌を、と僅かに思ったけれど]
(72) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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……ん?
[ロータリーの真ん中。 上から四角形の光が差し込んでいる。
手を伸ばす彼を見つめれば 桜が、雨が、葉が、雪が。 ゆるやかに四季を描いていく。
どこか幻想的な光景は その場に佇む彼含めて それこそ絵画を切り取ったようで 口を開けてぽかんと魅入ってしまい。]
…………、 きれい。
[唇から小さく言葉が零れ落ちる。]
(73) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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綺麗ですねえっ!!
[改めて口にし、ぱあっと顔を輝かせた。 すごい、やろうと思えばこんなことも出来るんだ。 ここに来るまで色々考えていたことも一瞬だけ忘れ きゃっきゃっと彼を見上げてはしゃぐ。]
えー、もしかして先輩がやったんですか今の! すっごい素敵じゃないですか! あ、せっかくだし撮ったらよかったのに!
[いや何度も見られるものかどうかは分からないけど。**]
(74) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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――西門さん以外、まだ誰も目覚めてないんですって。
――この子なんて、外傷はたいしたことないのになあ。
――あら……?
――今、この子、一瞬、目が開いたような……?
[302号室。ベッドに横になる銀の姿。
ああ、きっと私のケガはたいしたことないんだ。
覚醒しかけた意識をすんでのところで引き留めたのは
―――――声。>>*2]
[――――夢?
そうか、私は夢を見ている。
どんな夢だっけ。酷く悲しい。
悲しいなら、目を覚ましてしまえばいい。
そうすれば、忘れてしまえるかもしれない。
それはそう。
予感がある。記憶は鮮明とは言い難いけれど。
それでも、この夢にはこれまでもこれからも
哀しみが詰まっている。]
………………。
[悲しいことが好きなわけではない。
けれど、この胸に刻まれたばかりの傷は
すぐに手放していい類のものではない。
ぎゅ、とベッドの上、身体の横で拳に力が篭る。**]
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へえ〜〜…… つまり、ここからの風景を見るために 今回参加したってことですか? 先輩にとってそんな思い入れあるものなんだ。
[四季の移ろいというオプションこそなくとも 設備自体は元々の美術館に同じものがあるのだろう。 美術館見学に来た彼の目的を意外な形で知る。>>79
まあ、その結果事故に巻き込まれたことを思うと ちょっと複雑ではあるのだけど…。]
あ、「好きなもの」って もしかしてこれのことですか?
[結局バスの中では教えてくれなかった「秘密」に ふと思い当ってそう口にしてみたけど。]
(85) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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あ! 今ちょっと笑いませんでした!?
[ごくごく微細な変化だったけれど、 僅かに口角が動いた気がして。>>79 絶対そう、なんて言いながらにこにこ笑みを深める。
褒められているのか呆れられているのか 言葉だけではイマイチ判定し辛い評価も 今は上機嫌に受け止め、 そうです今は元気なんです、と答えよう。]
(86) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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[そうして撮らないのかと尋ねてみれば 彼が光の柱にカメラを向ける。
するときらきらと輝いていたそこから たちまち鮮やかな色彩は失われ。 どこか空虚な印象を思わせる空が広がった。>>82]
………あれ、ほんとだ。なんでだろ。 どういう仕組みなんですかねえ、これ。
[仕組みと言うか、 何某か彼の認知がそうさせているのでは。 心当たりはあるのだろうかと不思議そうにその顔を見て。]
(87) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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………… ―――、
[当然のように続いた台詞にドキリとした。 決して頭で理解していなかったわけではない。 この中の誰かが死んでいる、そしてそれは彼かもしれない。
でも、目の前の状況に順応するので 精いっぱいだったあたしは。 多分本当の意味ではそのことについて 無意識に深く考えるのを避けていて―――]
…………やだ、………なあ。
[淡々とした口調に、 却って現実を突きつけられたようで。 灰色の空を見つめながら、ぽろりと零れる。]
(88) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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先輩が死んでたら、やだな。
[他の誰なら良いという話でもないけど。 ただ嫌だな、と言う気持ちのままに口にした。**]
(89) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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[ようやっと知ることが出来た答え合わせ。>>90 えっ嘘、絶対笑いましたって!と追及しながらも 視線は取り出された白のアルバムに向く。 差し出されたそれを受け取り、ぱらりと捲る。]
へえ〜、夏生まれなんだ。 じゃあもしかして誕生日とか近かったです? わー。なんかこの夕焼けとかいいですね。ノスタルジックで。
[アルバムのページには 何の変哲もない背景写真が続いている。 青や黄色。夏を切り取った一欠けら。 ごく素朴な日常風景なのだろうが、 彼の視界が写したものなのだと思うと興味深く。
暫くそれを見ていたが、話は死云々へと移り。]
(94) 2023/07/31(Mon) 18時頃
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……いいですよお。 今更先輩にそんなの期待してませんもん。
[彼らしい言い様に苦笑した。>>91 大藤の言うのはただの客観的事実で、 自分だってそれは分かっているつもりだ。
いやだ、と駄々を捏ねた所で 何も変わらないことだって分かってる。 こんなのただの我儘だ。
でも、緩く頭を撫でながらの言葉には 弾かれたようにぱっと顔を上げて。]
(95) 2023/07/31(Mon) 18時頃
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よっ……良くないですよ!全然ッ…よくない……
そ、そんなこと言うなら、あたしだって。 あたしなんかの方が、何にもない、しょーもないやつで…… 生き返ったところで……仕方ない……
[だんだんと声が小さくなって震えた。
あたしだって別に死にたいわけじゃない。 崇高な自己犠牲精神なんて持ってない。 似たようなことは思っていたくせに、 人の口から言われると理不尽に感じるのは何でなのか。
優しく出来ないと言いながら 頭を撫でる手は酷く優しく感じて。 何だか泣きたい気持になった。]
(96) 2023/07/31(Mon) 18時半頃
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………ず、ずるい、です。 そんな、そんなこと、言われたって………… あたし………
[言い含めるような声がもどかしい。 そんなのまるで別れの準備みたいじゃないか。
全然納得できなくて、 でも反論も思いつかなくて、 結局押し黙ってしまう。
拗ねたようにスンと鼻を鳴らし、 ややあって少し涙目で彼を見上げた。]
(97) 2023/07/31(Mon) 18時半頃
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………じゃあ、 何でも教えてくれるって言うなら教えてくださいよ。
どんなふうに育って、どんなことに怒って、 どんな時に心が動くのか。とか。…それから、…
[いつも無表情に見える彼だけど、 別に何も感じてないわけじゃないこと、知ってる。 みんなやあたしと同じような好き嫌いも悪戯心も 綺麗なものを綺麗だと思う心もある。 考えてることはあって、ただ分かり辛いだけなんだって。*]
(98) 2023/07/31(Mon) 18時半頃
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に……く……じゃが……
[ぼんやりと光の滲む世界。
オレは尚も縋りつく骨の手を振り払えぬまま、
重い重い瞼を持ち上げるのを拒絶する。
だって、まだ留まっていたい。
あの世界でしかもう会えない。
死んでしまっている、誰かさんとは。]
[災害とやらから何時間経ったのか、
オレたちは一番乗りだったはずだけど。
救急搬送されたらしき病室、
眩いのはLEDの冷たいまでに白々しい灯。
軋む金属フレームのベッドに横たわった
オレの腕には点滴の針が刺さっていた。]
――うぅっ……、つっ、
[未だ色々混乱していて、
上半身を起こすにも難儀する。
後頭部にツキツキと疼痛。
そして、頬にはガーゼがあてられ
湿布の匂いが鼻腔を突いた。]
[生き残ったオレには、まだ責務がある。
タカナル先輩の言葉が重く刺さる。
オレはもう夢の世界の住人ではない。
九人目の彼女にフられたてほやほやの、
惨めで薄情な男。]
スケッチブック、は……?
[オレはベッドに寝たまま、
視線だけで黒のザックを探す。
見つけたところで、夢の世界で
加筆したものは消失しているだろうけれど。
――脳内で、黒い翼が吠える。]
[全身が怠くてたまらなくて、
瞑目してとろとろ微睡めば、
以前より薄ら頼りなく、夢の光景がオレを包む。
あの、暖かな湯気に包まれたカフェの。
オレが陣取っていた席に、オレは居ないけれど。
また何やら作り始めたノッ君。
ラギ君が口にしていた肉じゃがだけでなく、
ハンバーグやらデザートやら。
夢の中で食べられないのが口惜しいけど、
生きてるなら振る舞って貰える機会もあるだろう。
果たしてあれは、誰の晩餐になるのか。
大食いのトサカ先輩が平らげ積み上げた
皿の山を見ながら、この平皿たちは
幸せものだなあと、妙に暢気な感想を
抱いてしまったことを、思い出して。]
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[言葉にされない未来の約束を知ることはない。 今更のように後悔を口にする彼に苦笑した。>>119]
ほんとですよ〜。 まあお喋りな先輩ってのも想像つきませんけど。
[しかしあくまで自分は後回しでいいと主張する彼には 納得できないと食い下がった]
いや、だから、 あたしはそれがやだって言ってるんですけど…!!
[別に自分たちの意思で 誰が生き残るかを決められるわけじゃない。 だからこんな問答にそもそも意味はない。 でも、言わずにはいられなかった。
その口から語られる名の由来にも 眉を下げて困ったような視線を向ける。>>120 ―――そんな、そんなの、]
(144) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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[ぽつぽつと語られる内容はささやかな、 あまりに人間味に溢れた微笑ましいもので、 それだけに彼の輪郭を形作るよう。
あーわかります、とか、寒いの苦手なのそれっぽい、とか 時々相槌を打ちながらひとつひとつ頷いて聞き。
ぽつりと零したあと、少し考えるような間があって。]
………、
[返って来た答えに一瞬目を丸くし 何度か瞬きをして彼を見つめた後。 ぱ、と頬を紅潮させて口を開いた。]
(146) 2023/07/31(Mon) 23時頃
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