27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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―― 目覚めのお告げ ――
なるほど。了解しました。
[ そのとき、アリババさんの姿は見えたのだったか、 それとも声が聞こえただけだったのか。>>0
いずれにせよ、俺は自分が死んでいないこと、 そして、研究室の他の誰かが亡くなったことを、 事実として淡々と受け入れた。 ]*
(5) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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―― 2階・絵画『運命』の前→カフェ ――
[ さて、もうすぐここから消えるなら>>0 さっさと肉じゃが作らないとならない。>>2:6
まさか、骨谷先輩に惜しまれていたとは 俺は知らなかったけど、>>2:369 早速、俺は料理開始だとばかりにカフェに移動する。
カフェに着くまでの道中、 誰かしらに会えば、挨拶して 立ち話をすることもあったかもしれないけど、 俺の最終的な目的地はカフェで変わらない。 ]
(11) 2023/07/31(Mon) 00時半頃
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―― 現在:カフェ ――
お疲れ様ーっす!
[ と言いつつ、カフェに入ったけれど、 店内には誰かいたかな?
もし誰かがいて話すことがあれば、 会話はそこそこにしつつ、 会話が途切れたタイミングで、 俺はキッチンに向かっただろう。 ]**
(12) 2023/07/31(Mon) 00時半頃
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―― カフェ ――
あ、高祈先輩。さっきぶりっす。 お粗末様でした。お口に合ったようで良かったっす!
[ カフェに入って早々に会った高祈先輩に 挨拶しつつ、>>19 ]
俺、今から料理する予定なんすけど、 もしよければ、後で先輩とお会いする時間を 作ってもらえることって、できますかね?
[ この世界で先輩と話せる時間は残り少なくて 最後にお礼を言えたらと思ったんだけど、 先輩の返事はどうだったかな。 ]*
(46) 2023/07/31(Mon) 11時半頃
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―― 現在:カフェ・キッチン ――
おう、柊くん。ただいまー? うん、今から肉じゃがと目玉焼きハンバーグと、 あと甘いものでも作ろうかなあって。
[ シンクで洗い物をしている柊くんにも 挨拶をしつつ、>>37 俺はキッチンに都合よく現れたレシピ本を見て どれを作ろうか考える。
スイーツ作りはレシピ通りに作らないと 大変なことになるから、 普段はお菓子作りをしない俺は、 レシピ本を読みながら、うんうんと唸っていた。 ]
(47) 2023/07/31(Mon) 11時半頃
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よし、甘いものはスイートポテトと、 イチゴ牛乳寒天にしようかな。
ってことで、柊くんは手伝ってくれるなら、 野菜の皮むきとか、ハンバーグやスイートポテトを 丸める作業を手伝ってほしいんだけど、お願いできそう?
[ 比較的簡単に作れそうなスイーツを選びつつ、 手伝いの申し出には、そうお願いしたけれど、>>37 どうなったかな。 ピーラーは探している内に都合よく出てきたし、 そこまで手間ではないと俺は思っているんだけど。 ]
(48) 2023/07/31(Mon) 11時半頃
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俺さ、この世界に来た直後に やりたいって思ったことあったんだけど、 結局あんまりできた実感ないんだよね。
[ 柊くんが手伝ってくれていたかは分からないけど、 少なくとも肉じゃがができるまでは、 この場で待っていてくれたと思う。
だから、俺は世間話でもするように、 側にいる柊くんに話しかけた。
少しは本音でぶつかりたいと思っていたはずなのに、>>1:32 結局、俺は嘘と誤魔化しを続けていて。 ]
(49) 2023/07/31(Mon) 11時半頃
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でも、結局できてなくても 俺なりには考えて頑張ったつもりではあるんだよね。 だから、現実世界に戻っても 後悔することはたぶんないと思う。
きっと柊くんも、 この世界でやりたいことあると思うけど、 柊くんなりに頑張ったなら、 別にそれが達成できなくても、 努力したって事実は変わらないと思うんだ。
だから、この世界から出るまでの少しの時間、 お互いに気楽に頑張ろうって、伝えたくて。
[ どうかな? なんて柊くんに笑いかけながら。 この世界にいられる時間は残り少なくても、 あまり気負い過ぎないといいなと俺は思う。 ]*
(50) 2023/07/31(Mon) 11時半頃
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―― 少し前:カフェ ――
いや、だって、作るって約束したんすよ。 大津先輩もかなりの量食べてたので、 そろそろさっき作った分も無くなるかもって 思ってましたし。
あははー、ありがとうございます。 って、そもそもこれって先輩のせいでもないんだし、 先輩が“埋め合わせ”する必要ないんすけどね。 じゃあ、また連絡しますね。
[ 仮に高祈先輩が亡くなっていても、 勝手に“慈悲”を与えたのは神様だから。 おそらく冗談だとは思うけど、 本気で気にしてるならその必要はないのにとは思う。
会う場所や時間の希望は特にないため、 後でスマホで打ち合わせしようと思っていた。 ]
(61) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ 俺は誰も亡くなってほしくないし、 きっと誰が亡くなっていてもその死を悼むはずだけど。
災害を起こしたのは俺ではないし、 生きていることに申し訳なさを感じることはない。
そこまで生存欲のない俺が生き残るなんて 不健全な世界だとは思うけど、>>306 俺が何を思ったところで結果は変わらないのだし、 心が揺らぐことなんてなかったんだ。 ]**
(62) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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―― 現在:カフェ・キッチン ――
ありがとうございます。
[ 高祈先輩が使った器をキッチンまで 持ってきてくれたから、>>54 俺はお礼を言いつつ、先輩が立ち去る姿を見送った。
さて、そろそろ料理を始めようか。 ]
(63) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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電気圧力鍋って、火加減とか見なくていいから めっちゃ楽なんだよなあ。
[ まず始めるのは肉じゃが作り。
水洗いした白滝を沸騰したお湯で下茹でして、 皮をむいた人参とじゃがいもを乱切りにする。
それから、キッチンに都合よく現れた 俺の家にあるものと同じ型の電気圧力鍋に、 人参、玉ねぎ、豚肩ロース、白滝、 じゃがいもの順番に具材を入れて、
砂糖、醤油、料理酒、みりんを混ぜ合わせた 合わせ調味料を流し入れて、蓋をして、 圧力調理のスイッチを入れれば、 これで無水肉じゃががほぼ完成となる。 ]
(64) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ 肉じゃがを調理している間に、 みじん切りにした玉ねぎをフライパンで炒める。 フライパンから漂う、香ばしくて甘い香りが 俺の鼻腔をくすぐった。
玉ねぎがあめ色になったら、粗熱を取って、 ボウルの中に合いびき肉とあめ色玉ねぎ、 パン粉、牛乳、塩胡椒を加える。
それから、ビニール手袋をした手で、 ボウルの中の材料をこねこねと混ぜる。 タネの独特の粘り気のある柔らかな感触が 手袋ごしに伝わってきて、何となく気持ちいい。
それからタネを楕円型に成形し、 左手から右手へ、右手から左手へ、 ポンポン軽く投げて空気を抜いて、 タネの真ん中を軽く押さえてバットに並べ、 一旦ラップをかけておいた。 ]
(65) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ それから、皮をむいたさつまいもを輪切りにして 水にさらして、電子レンジで温めて柔らかくする。
さつまいもをマッシャーで潰したら、 バター、砂糖、塩を加えて、 さらに生クリームを少しずつ加えて、 ゴムベラで混ぜ合わせる。
タネが滑らかな感じにまとまったら、 一口サイズに成形し、表面に卵黄を塗ったら、 予熱したオーブンに入れて焼き上げる。 ]
(66) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ ここで、加圧を完了した電気圧力鍋が 鍋の中の圧力が下がったサインを見せたため、 蓋を開けると肉じゃがを煮詰めていく。
木べらで鍋をかき混ぜると、湯気が香り、 甘辛いような和風の匂いが広がった。
十分に煮詰まったら、肉じゃがは完成で、 俺は再び電気圧力鍋の蓋をして 保温スイッチを押した。 ]
(67) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ 次はイチゴ牛乳寒天作り。
鍋に粉寒天と水を入れて、ゴムベラで混ぜ合わせて、 沸騰直前まで火にかけて温める。 それから、角切りにしたイチゴ、砂糖、 牛乳を加えて、さらに混ぜ合わせた。
鍋の中で、ほんのりと甘酸っぱい香りが濃くなって、 色味もわずかに薄桃色に変化する。
そして、バットに鍋の材料を流し入れて、 少し寒天が固まり始めたら、 半分に切ったイチゴを寒天の上に並べて、 そのまま冷蔵庫で冷やし固めた。 ]
(68) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ さて、いよいよハンバーグを焼いていく。 まずは片面を焼いて、ひっくり返すと 蓋をして蒸し焼きにする。
焼き上がって蓋を開ける頃には、 弾ける肉汁の香ばしい匂いが辺りを漂って。 竹串を刺して焼き上がっていることを確認した後、 ハンバーグを皿に取り出した。
それから、フライパンに残った肉汁に、 ケチャップ、ウスターソース、醤油を混ぜて 煮詰めていけば、デミグラスソースが完成する。
出来上がったソースを、スプーンを使って ハンバーグの上にかけていく。 ]
(69) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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[ 最後に目玉焼き作り。
フライパンにサラダ油をひいて温めた後、 玉子を割入れ、水を加えて蓋をして温めると、 半熟目玉焼きが完成した。
目玉焼きをハンバーグの上に乗せれば、 目玉焼きハンバーグが完成し、
オーブンで焼き上げたスイートポテトは、 粗熱を取った後に、一つ一つラップで包んだ。
イチゴ牛乳寒天は冷やし固まると、 包丁で8等分に切って、 ラップをかけて再び冷蔵庫に保管する。 ]
(70) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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さて、完成っと。 ちょっと休もうかなあ。
[ 俺はカフェの椅子に腰かけると、 スマホを開いて、
『カフェで肉じゃが・目玉焼きハンバーグ・ スイートポテト・イチゴ牛乳寒天を作りました』 『イチゴ牛乳寒天は冷蔵庫に入れてます』
と、グループLINEにメッセージを送信した。 ]**
(71) 2023/07/31(Mon) 14時半頃
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――西門さん以外、まだ誰も目覚めてないんですって。
――この子なんて、外傷はたいしたことないのになあ。
――あら……?
――今、この子、一瞬、目が開いたような……?
[302号室。ベッドに横になる銀の姿。
ああ、きっと私のケガはたいしたことないんだ。
覚醒しかけた意識をすんでのところで引き留めたのは
―――――声。>>*2]
[――――夢?
そうか、私は夢を見ている。
どんな夢だっけ。酷く悲しい。
悲しいなら、目を覚ましてしまえばいい。
そうすれば、忘れてしまえるかもしれない。
それはそう。
予感がある。記憶は鮮明とは言い難いけれど。
それでも、この夢にはこれまでもこれからも
哀しみが詰まっている。]
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―― 高祈先輩へお電話 ――
[ これはカフェでのご飯が完成した後の>>71 少し未来の時間軸のお話。
館内の廊下を歩きながら、俺はスマホを取り出し、 高祈先輩へ電話を掛けていた。 ]
すみません。今お時間大丈夫っすか? さっきカフェで話した件なんすけど、 これからお会いすることってできます?
[ 先ほど了承された件であることを伝えて、>>53 今から会えないかと確認してみたけれど。 ]*
(83) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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………………。
[悲しいことが好きなわけではない。
けれど、この胸に刻まれたばかりの傷は
すぐに手放していい類のものではない。
ぎゅ、とベッドの上、身体の横で拳に力が篭る。**]
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―― 神々の絵画の前 ――
[ これもカフェでのご飯が完成した後の>>71 少し未来の時間軸のお話。
俺はこの世界にやってくる直前まで眺めていた 絵画の前>>0:355まで足を運んでいた。
じっと絵画を眺める。 絵の中の神々は、微笑みこそ浮かべていないけれど、 幸せそうで、それがさも当たり前のように その場に立っている。
神とはどんな存在で、天使とはどんな存在なのか。 考えたところで、結局俺には分からないけど―― ]
アリババさん、少しお話しませんか?
[ 何もない空間を見上げながら、 俺は黒翼さんの仮名を呼び掛けた。 ]**
(84) 2023/07/31(Mon) 15時半頃
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―― 神々の絵画の前 ――
うわっ!
[ 急に隣に現れたアリババさんに、>>93 俺は思わず飛びのいて。
それから、気を落ち着けるように こほんと一つ咳払いをして、 ]
この絵が、というよりも、 慈悲としてこの世界を作った神様って、 俺たちがどんな風に過ごす姿を想像してたんだろうって 思ってました。
[ きっと、亡くなった人に 最後の思い出を作ってほしいと こんな世界を作ったのだろうとは思うけれど、 現状、俺は大して貢献できている気はしない。 ]
(104) 2023/07/31(Mon) 20時頃
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俺にはここが慈悲と思えない面も色々とありましたが、 それは、俺がこの世界の脇役だから 仕方ないんだろうなとは思っています。
[ 誰が生きていて誰が死んでいるか分からない世界で、 少しでも失言すると深い傷を負わせそうで、 いつも以上に神経を使って、 常に薄氷を踏んでいる気分だった。 ]
せめて、亡くなった人には、 この世界は慈悲深かったと思ってもらえるといいですね。
あの世に連れていく直前になっても 「こんな世界、なければ良かった」なんて言われたら、 さすがにあなたもやるせないのではありません?
(105) 2023/07/31(Mon) 20時頃
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[ 違いますか、と言って、 俺はアリババさんに小さく首を傾げた。 ]*
(106) 2023/07/31(Mon) 20時頃
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に……く……じゃが……
[ぼんやりと光の滲む世界。
オレは尚も縋りつく骨の手を振り払えぬまま、
重い重い瞼を持ち上げるのを拒絶する。
だって、まだ留まっていたい。
あの世界でしかもう会えない。
死んでしまっている、誰かさんとは。]
[災害とやらから何時間経ったのか、
オレたちは一番乗りだったはずだけど。
救急搬送されたらしき病室、
眩いのはLEDの冷たいまでに白々しい灯。
軋む金属フレームのベッドに横たわった
オレの腕には点滴の針が刺さっていた。]
――うぅっ……、つっ、
[未だ色々混乱していて、
上半身を起こすにも難儀する。
後頭部にツキツキと疼痛。
そして、頬にはガーゼがあてられ
湿布の匂いが鼻腔を突いた。]
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