人狼議事


14 冷たい校舎村10

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メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・夜 ──


  缶詰。
  あはー、ひもじすぎて似合わないー
  ひもじいヘータローが切ないから、
  明日はなにか作ったげるー魚料理ねー


[ 魚……食堂にありました?>>388

 炭水化物をむさぼるわたしに、
 ヘータローの指摘はなかなかに刺さる。
 それでもめげずに焼きそばを口に運んだ。

 実のところ、わたしに料理の習慣はなく、
 明日作るつもりでいるのも、
 食事というよりおやつなのだけれど、
 やればできるだろう、とわたしは大口をたたく。]
 

(0) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 結果、軽口が飛んできた。>>390
 チョークを手にしたまま、
 わたしは声の主を振り返って言う。]


  今年のバレンタインは、
  手作りにしようと思ってたよー
  喜んでくれたと思うなあ。
  実現してたら、ねー


[ 去年は市販のチョコレートで済ませたけど、
 みんながおいしいって言ってくれたから。]
 

(1) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ えへへ。とわたしは笑う。
 もう存在しない未来の話をして。

 悲劇的な何かがそこにあったわけでも、
 喧嘩別れをしたわけでもない、
 ただ、その道を選んだだけだから。

 悔いはなかった。
 ……じゃあ、ここにあるのはなんだろう。]
 

(2) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 罅の入るちいさな音がして、
 チョークの先が少しだけ欠けた。*]
 

(3) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ──それから、]


  平気ー
  わたし、どこでも寝れるからー


[ 結局、女子は保健室を使えたんだっけ?

 だとすればわたしはそう言って、
 簡易なベンチに横になっただろう。
 暗幕でばさりと体を覆って。

 文化祭クッキングチャレンジ杯。
 挑戦者がいるなら一緒にやろうよ。>>386
 それじゃあ朝ごはんじゃなくって、
 お昼間にしようかってわたしは笑った。]
 

(4) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 足元には明日の着替えを。
 畳んで置いた布と布の間に、
 わたしはポケットに入れていた卵を、
 そうっとくるんで忍ばせていた。]
 

(5) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ まだ孵らない。

 なにかを訴えかける卵。
 それを拾ってはじめに考えたのは、
 いつか孵るのだろうかということだった。
 この手で大切にあたためていれば。いつか。*]
 

(6) 2021/11/11(Thu) 00時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 朝。ぱちりと目を覚ます。
 目覚めはいいほうであるわたしが、
 ここから動きたくないなあと思うこと。
 わたしは毎年、まずそのことに冬を感じる。]
 

(18) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 冬の朝だった。
 しぶしぶベッドから抜け出して、
 わたしはクローゼットの扉を開く。

 そのとき視界に入ったのだ。
 昨日までは気にならなかったのに。
 クリーニングに出したあと、
 丁寧に畳んでおいたマフラー。
 わたしのために、きみが選んだ。

 クリスマスにはじまって、
 誕生日の前に終わったから、
 唯一のいかにも≠ネ贈り物。

 わたしは冬に立っていた。]
 

(19) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 笑って終わらせられると思っていたのに。]
 

(20) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ クリスマスの装飾にあふれた町で、
 きみがそわそわとした様子でお店に入って、
 誰かに似合う色のマフラーを真剣に選ぶ。

 そんなところまで想像して、
 涙があふれて止まらないのだ。

 耐えられない。
 きみがこの先、わたしじゃない誰かに向けて、
 照れたように片側の口角だけで笑ったり、
 強がった口ぶりで少しだけ鼻をひくひく動かすのが。]
 

(22) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 耐えられない。こころが痛いの。
 誰の身にでも起こりうる喪失が、
 こんなに痛みを伴うものだなんて知らなかった。]
 

(23) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ きみは、ふつうの男の子。
 わたしもふつうの女の子。
 
 こんなにもありふれた顛末で、
 これほどにこころをかき乱されるなんて、
 人間とは、なんと不自由な生き物なのだろう。]
 

(24) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ これ以上の痛みなんて想像がつかない。
 これから先を生きていける気がしない。
 
 またなにかを失うくらいなら、
 わたし、その前に死んじゃいたかった。]
 

(25) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・朝 ──

[ ──保健室に立っている。

 学校があるなら間違いなく遅刻だった。
 動きたくないなあという気持ちに従ったせいだ。

 もしもこれが現実なら、走って走って、
 1階に教室があるのをいいことに、
 ローファーのまま窓から乗り込むところだ。

 けど、スタート地点は保健室だし、
 昨日のことを鮮明に思い出せる程度には、
 わたしの目はもうぱっちり冴えている。]
 

(26) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちん? りのきちー?
  ……みんな、早起きだねえ。


[ とぼけた声を上げて室内を見回しながら、
 わたし、その瞬間を恐れていたのかもしれない。]
 

(27) 2021/11/11(Thu) 01時頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ……チャイムが鳴った。**]
 

(28) 2021/11/11(Thu) 01時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 01時半頃


【人】 季節巡回 こころ

 ── 回想・夜 ──


  ──うん、残念。
  バレンタインもクリスマスも、
  なーんにも関係なくなっちゃった。

  でも、もし現実のわたしが、
  失踪? してるなら、
  心配させなくて済んだ、ともいえるねえ。


[ たとえば、わたしが死にかけていても、
 肉体や精神がなんらかの形で、
 失踪≠オている状態だったとしても、
 きみにすぐ知らされることもないだろう。

 そのことを好ましく思った。
 夜に軽口を叩きあいながら。>>34]
 

(61) 2021/11/11(Thu) 16時頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……ヘータローは、
  心配かけちゃうねえ、許嫁ちゃんに。
  泣かれちゃってるかもよー?
  クリスマスは盛大にやらなきゃ。


[ わたしはチョークを手放し、
 軽く払えばまた割り箸を取った。

 別に、このまま修学旅行の夜のように、
 コイバナで夜を明かしてもわたしよかった。

 けれど、おそらくそうはならず、
 わたしは保健室のベンチに体を横たえる。**]
 

(62) 2021/11/11(Thu) 16時頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/11(Thu) 16時頃


 ―― げんじつせかい ――

[ コンコン。
 ノックの音が聞こえて、あたしははっと顔を上げた ]

 ふあっ!?

[ あたしの声は返事になってなかったし、
 なんなら返事じゃなかったんだけど、
 ドアを開けてお母さんが入ってくる ]

 「寝てたの?」

[ お母さんはあきれ顔。
 手にはトレイを持ってて、そのトレイには、
 レンチンの焼きおにぎりが2つと
 具沢山のお味噌汁が載ってる。 
 お母さん、よく夜食を持ってきてくれるんだよね。
 あたしが真相を知った日以降、特に。
 あたしが何かやらかさないか、きっと心配なんだと思う ]


[ あたしはというと、机の上に参考書とノートを広げて
 寝てた。寝てた……んだ。
 なーんだ、夢かあ。
 夢……だった? ]

 「七星?」

[ お母さんが怪訝そうな声であたしを呼んだ。
 トレイを机の端に置いて、
 あたしに手を伸ばしてくる ]

 「首、どうしたの?痣になってる」

 …………え。

[ お母さんの手があたしの首に触れた。
 ポーチから手鏡を出して確かめてみれば ]



 うわっ。

[ 怖いんだけど!
 指で首絞められたみたいな痣ができてるんだけど!
 あれはただの夢なのに!
 そうでしょ?
 だって、ただの夢じゃなかったら、それって ]


[ ぴこーん。
 聞き慣れた音がしたのは、その時だった。
 スマホのメッセージ受信音だ。
 条件反射みたいにあたしは確認しちゃう。
 送信者は……日食君?
 こんな時間に珍しいな。
 日食君といえば猫だけど、
 こんな時間に猫写真を撮ったわけでもなかろうに。

 そんなことを考えながら、メッセージを開けば ]

 今、病院に着いた……?

[ 病院?なんで病院?
 よくよく見れば、グルチャに送られた
 日食君のメッセージは、それだけじゃなかった。
 あたしは瞬きを忘れて、
 ついでに目の前にいるお母さんのことも忘れて、
 慌ててメッセージをさかのぼる ]


[ 病院って不穏な単語に、お母さんが首を傾げて、
 話の途中だっていうのに口を挟まずに待ってくれてるの、
 気づく余裕は今のあたしにはなくて ]



 『帰ってきた。病院行く』
 『今家を出る』

[ 帰ってきた?帰ってきたって、どこから?
 日食君のメッセージは要領を得ない。
 イラっとしそうになったけど、
 他にもメールが届いてることに気づいた。
 飯尾先生?と、和歌奈ちゃん?
 
 グルチャにメッセージじゃなくて、メール。
 首を傾げながらあたしはまず
 和歌奈ちゃんからのメールを開いて ]


[ 血の気が一気に引いた。
 和歌奈ちゃんから送られてきたメールは、
 あの校舎で読んだ遺書だった ]



 お母さん、

[ がくがくと体が震えて、
 あたしは忘れてたお母さんのことを都合よく思い出した。
 片手にスマホを持ったまま、もう片方の手で、
 お母さんの腕をつかむ ]

 お母さん、どうしよう。
 和歌奈ちゃん、和歌奈ちゃんが、死んじゃう。

 「七星。七星、落ち着きなさい」

[ 空いてる方の手で、お母さんが背中をさすってくれる。
 でもあたしは落ち着けない。落ち着けるわけない。
 どうしよう。止めなきゃ。行かなきゃ。でもどこに?

 ……病院!
 そうだ、病院って、さっき読んだ! ]



 ……病院!日食君、着いたって……。

[ どこの病院かは書いてなかった。
 っていうか日食君はどうして知ってるの?
 誰から聞いて……あ。
 先生からのメール!
 あたしは慌てて先生からのメールを開く ]



 ……お母さん。

[ メールを読み終わって、あたしはお母さんに向き直った ]

 友達が、病院に運ばれたの。
 あたし、行きたい。

[ 先生からのメールには、
 和歌奈ちゃんが望高の屋上から飛び降りて、
 望月病院に運ばれたって書いてあった ]


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