人狼議事


18 星間回遊オテル・デカダン

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【人】 記号の妖精 ミーム

− 自室 →ロビー −

[ジェルマンが死んで、はじめての夜が明ける。
眠る前、ミツボシの載った冷凍ポッドの射出ボタンを押させてくれないかと交渉しに行くことも考えたが、やめた。

死んだ者たちは自分が仇を取ることなど別に望みはしないだろうし、あのとき沙羅が言ったように、何をしても気が済むとは思えなかった。

護衛の役には1ミリも立たなかった従者に身の回りの準備を全て任せ、自分はポーチひとつで部屋を出る。次の港に着くまでに、色々と根を回しておく必要があるのは明らかだった。例えばこの船で知り合った人々に、沙羅の死体の行方を訊かれても黙っておいてもらうこと、とか。

ロビーへと向かう。清掃ロボットは、今日は特定の部屋で忙しくしていることはないようだった。]

(21) jinrou465 2022/05/16(Mon) 22時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

jinrou465 2022/05/16(Mon) 22時半頃


【人】 記号の妖精 ミーム

― 六日目・朝/ロビー ― 

 おはよう、サラ。調子はどう?
 あら、まだ腫れてるわね。
 ……まあ、大丈夫。
 ちょっとくらい腫れてても、可愛いし。

[こちらもまた、呑気な友人の姿>>28を見つけると、あれだけ泣いたのが嘘のように―、とまでいかなかったことは、本人には不本意だったが―笑って挨拶を返す。
いつものきっぱりとした足音で友人に歩み寄り、遠慮のない手付きでその頬を包み、閉じられたままの瞼やその周りを指先で確かめた。うん、と何度か頷いて。]

 さぁて、忙しくなるわ。
 準備の時間はぜんぜんないのよね。
 ……って言っても、サラは……
 覚悟だけしてくれてれば大丈夫なんだけど。

(35) jinrou465 2022/05/17(Tue) 00時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[貴女もよ>>36、と返されると少し照れたのを誤魔化すように視線を逸らし、唇を小さく尖らせて。もごもごと返す言葉を探したが、出ては来ないようだった。]

 良いのよ。貴女、これからさらわれちゃうんだから。 
 せいぜい怯えちゃってなさい?
 ……頭が痛んだら、すぐに言ってね。
 また倒れたりしないかは、すっごく心配。

[悪戯っぽく、悪そうに微笑んで指を振る。――が、すぐに眉尻を落として沙羅の頭に視線を遣った。協力は不可欠といえ、そうなるに至るまで可能な限り、苦しまないでいてほしかった。

相談という言葉を受けると、少し間を置いて、向き直る。
大切なことを訊く、という覚悟を持った目が、あなたを見る。]

 じゃあ、サラ。
 ひとつ貴女に確認しておきたいことがあるの。
 あんまりいい気分のする質問ではないと思うし……
 知らなかったら、それでもいいのだけど。

 ……貴女って、”おいくら”なのかしら。

(37) jinrou465 2022/05/17(Tue) 01時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 
 そうよ。たいへんなんだから。
 
[くすりとわらう。]

 ……そう。そうよね。
 ううん、真面目に払うというよりは……
 確認しておきたくて。
 最悪、補填はお父様におねだりしなくちゃと思ってるだけ。
 ……ほら、運ぶ途中で星間取引法とかに引っかかったらまずいじゃない?……まずいのよ。だから、手っ取り早く解決する手段があるならそれに頼らなくちゃ。
 ジェルマンも、お父様を頼りなさい、って言ってくれたから。

[沙羅が首を傾げる>>38と、『”商品”にそんなこと訊くなんて、お嬢様と来たら』と。心の中に居座る誰かが苦笑った気がして、むずむずと眉を顰める。それを振り払うように頭を振る。

安くはない……勿論、誕生日プレゼントには些か高価すぎるかもしれない。でも、一生分のプレゼントと引き換えにしたっていい。

自分が沙羅の身の上について知っているのは、あの医務室で語られたことばかりで。それ以上に彼女を縛るしがらみもあることだろう。それらを全て断ち切るには、もちろん相応の覚悟は必要だ。それを、しかし、叶えられる可能性がある。どんなに大変でも、その可能性こそ、彼の残した魔法なのだから。]

(39) jinrou465 2022/05/17(Tue) 02時半頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[眉を下げられると>>40、こちらも少し明け透けすぎたかと不安そうにしたが、言葉が続かないことにその気持ちを汲んだのか、安堵したように軽く息を吐く。
それから、その手を握って撫でる。]

 大丈夫よ。……きっと、大丈夫。
 私たち、生きてるんだもの。なんとでもなるわ。 

[あの5つの夜を超えて、二人で一緒に、生きている。きっとひどく細い可能性だった。それを乗り越えられたのだから、少しは前向きになってもいいはずだ。先へ歩めと。生きて、立派に、と。明るい未来を望んでくれたひとがいる。それを覚えていられる限り、きっとふたりとも、だいじょうぶ。]

 ……そんなひとのところに、黙ってサラをあげちゃうことにならなくて、よかったわ。
 わかった。じゃ、心配はおしまい。
 追っかけられたら蹴っ飛ばしておくから安心して。

[それだけは、はっきり告げておく。友人が眠っている間、心配することはなにもないのだと。]

(44) jinrou465 2022/05/17(Tue) 22時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 
 さ!それじゃ、意思確認も終わったところで。
 そろそろ準備に取り掛からなくちゃね。
 私の部屋にポッドを用意してあるから、
 あとはそこで。……行きましょ。

[そうして、微笑んで頷くと、その手を握ったまま立ち上がるよう促して。ひとときの眠りへと向かうために、誘う。

 ――生まれ変わる、とまでは大げさかもしれないが、次に彼女が目覚めるとき、きっと世界は一変している。

そこに立ち会えることへの喜びと、同じくらいの不安を、少女と握った手の間にいっぱい抱えて、歩き出す。

繋がれた道の先……未来へと向けて。]

(46) jinrou465 2022/05/18(Wed) 00時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― 寄港地到着前夜/ミームの部屋 ― 

[さみしい、会いたいと泣いた日が遠いような、つい昨日のことのような心地でパーティーを過ごして、夜になる。
気の良いイザカヤの店主とも、黄色く小さい宇宙人とも、あの夜、沙羅のそばにいることを尊重してくれた老婆とも。
生存のよろこびを分かち合い、それぞれの別れのつらさを共に見つめ、先へと進むことを祝福し合って。

 ……うまく笑えていただろうか?いた、と、思いたい。

自室に用意させてある、ハッチの開いた繭のような形状のポッド―仮死状態の間、移動のために使う無重力装置のついたものだ―に座らせた沙羅の前に膝で立ってその顔を見上げる。薬を打ったあとは、そのままこのポッドごと、ミームのだいじな”手荷物”になる予定だ。

果たして少女の慮る通り、緊張の面持ちを隠しきれずに小さく喉を鳴らして。けれど、不器用に微笑んで。]

 あら、不安?……大丈夫よ。
 自由になったって、あなたと私が友達だってことは、
 変わらないんだから。
 だからあなたはもう、ぜんぜん、安心して眠ってて。

(49) jinrou465 2022/05/18(Wed) 03時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[頷く少女>>50にだいじょうぶよ、と繰り返して、名残を惜しむように一度だけ抱きしめる。いくら言って聞かせても、きっと、恐ろしいだろうと思う。自分だって怖い。
あの日血溜まりの部屋を見て、あの格好つけの男が『本当は今日使おうと』>>4:54と言っていた訳に思い至ったとき、湧き上がる気持ちがあった。けれど、口には出せなかった。

もはや、その真実を確かめる術もない。
ミームらには知る由もないが……少なくとも、今は。

手の中にあるのは、逃げるのではなく、進むための希望だと。信じ、祈るしかない。与えられる救いにではなく、ただ自分たちが歩む道へ。]

 ありがとう、……私も。
 あなたに会えて、うれしい。

[――そうして、針と一体型になっている注射器を手に取る。何本ものか細い針はカバーに覆われていて痛みの想像こそさせないものの、その結果に何が起こるかを思えば薄く血の引く感覚がある。それを振り払って少女の細い腕を取り、針を宛がう。

魔法使いの用意した”希望”は、ゆっくりとあなたの身体をめぐり、心臓の動きを鈍らせて行くだろう。

せいいっぱい、笑ってささやく。]

 おやすみ、サラ。
 ……また明日。

(51) jinrou465 2022/05/18(Wed) 21時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

― ??? ―

[アシモフ記念港での危険生物侵入事件――並びに、高級回遊客船『オテル・デカダン』での星喰いアメーバ侵入事件は、はじめのうちこそ星間を揺るがす大事件として広まったが、それも長い長い宇宙の時間の中ではほんの一瞬の出来事だった。

星の輝きにも似た速度で、人々の記憶からは薄れていく。

とはいえ、当然。
渦中の当事者たちにはすぐに忘れられるものではない。
被害者の親しい者であれば、なおさら。

それでも、日々は積み重なる。
 
 時間は進む。

(54) jinrou465 2022/05/19(Thu) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[――とある星の星港ロビーに、勝ち気そうな顔をした、
身軽な旅装の少女がひとり降り立った。

萎れない花を飾った帽子を押さえる手と、
反対の手にはスーツケースがひとつ。
傍らに、自動反重力走行のポッドが、ひとつ。]

 ええと……なんだっけ。
 この、2248-933-……525区。
 そう!そのハルトヴィンさん、に会いに来たのだけど。

 まあ、ご親切にどうも。

[無事に手荷物の検査を終え、案内所で目的の場所について訊く。
旅客輸送ポッドの準備と直接の案内を申し出られれば遠慮なくそれを頼み、窓の外を流れる景色に、思ってたよりずうっと都会だわねえ、などと小さく呟いた。]

(55) jinrou465 2022/05/19(Thu) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム

 
 これ?……大事なお友達のベッド。
 この子を起こしてくださる王子様に会いに来たのよ。
 ふふふ。

[案内人に荷物について問われれば、楽しげに笑って。
大切そうに、友人の眠るポッドを撫でる。

もうすぐ。もうすぐ、また。話せる。
一緒に過ごせる。

その喜びを込めて。優しく。]

(56) jinrou465 2022/05/19(Thu) 02時頃

【人】 記号の妖精 ミーム


[やがて魔法使いの遺した魔法と――

その息子と、ンジ=ミェツカの人々の技術によって。

いまは繭のなかで微睡む少女も未来の夢から目を覚まし、
現実へと足をつけることになるだろう。

その友人であるところの吊り目がちなスキーム家の令嬢が、
とある仲買呪術師の息子へと弟子入りして、
それなりに宇宙に名を馳せるのは……


――たぶん、けっこう、もう少し、未来のお話。**]

(57) jinrou465 2022/05/19(Thu) 02時半頃

記号の妖精 ミームは、メモを貼った。

jinrou465 2022/05/20(Fri) 03時頃


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