人狼議事


27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】

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忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 06時半頃


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 06時半頃




  ――西門さん以外、まだ誰も目覚めてないんですって。
  ――この子なんて、外傷はたいしたことないのになあ。


  ――あら……?
  ――今、この子、一瞬、目が開いたような……?


[302号室。ベッドに横になる銀の姿。
ああ、きっと私のケガはたいしたことないんだ。
覚醒しかけた意識をすんでのところで引き留めたのは

               ―――――声。>>*2]


[――――夢?
   
そうか、私は夢を見ている。
どんな夢だっけ。酷く悲しい。

  悲しいなら、目を覚ましてしまえばいい。
  そうすれば、忘れてしまえるかもしれない。

それはそう。

予感がある。記憶は鮮明とは言い難いけれど。
それでも、この夢にはこれまでもこれからも
哀しみが詰まっている。]




  ………………。


[悲しいことが好きなわけではない。
けれど、この胸に刻まれたばかりの傷は
すぐに手放していい類のものではない。

ぎゅ、とベッドの上、身体の横で拳に力が篭る。**]


メモを貼った。


に……く……じゃが……

[ぼんやりと光の滲む世界。
オレは尚も縋りつく骨の手を振り払えぬまま、
重い重い瞼を持ち上げるのを拒絶する。

だって、まだ留まっていたい。
あの世界でしかもう会えない。



死んでしまっている、誰かさんとは。]


[災害とやらから何時間経ったのか、
オレたちは一番乗りだったはずだけど。

救急搬送されたらしき病室、
眩いのはLEDの冷たいまでに白々しい灯。

軋む金属フレームのベッドに横たわった
オレの腕には点滴の針が刺さっていた。]


――うぅっ……、つっ、

[未だ色々混乱していて、
上半身を起こすにも難儀する。
後頭部にツキツキと疼痛。
そして、頬にはガーゼがあてられ
湿布の匂いが鼻腔を突いた。]


[生き残ったオレには、まだ責務がある。
タカナル先輩の言葉が重く刺さる。

オレはもう夢の世界の住人ではない。
九人目の彼女にフられたてほやほやの、
惨めで薄情な男。]

スケッチブック、は……?

[オレはベッドに寝たまま、
視線だけで黒のザックを探す。

見つけたところで、夢の世界で
加筆したものは消失しているだろうけれど。


――脳内で、黒い翼が吠える。]


[全身が怠くてたまらなくて、
瞑目してとろとろ微睡めば、
以前より薄ら頼りなく、夢の光景がオレを包む。

あの、暖かな湯気に包まれたカフェの。
オレが陣取っていた席に、オレは居ないけれど。

また何やら作り始めたノッ君。
ラギ君が口にしていた肉じゃがだけでなく、
ハンバーグやらデザートやら。

夢の中で食べられないのが口惜しいけど、
生きてるなら振る舞って貰える機会もあるだろう。

果たしてあれは、誰の晩餐になるのか。

大食いのトサカ先輩が平らげ積み上げた
皿の山を見ながら、この平皿たちは
幸せものだなあと、妙に暢気な感想を
抱いてしまったことを、思い出して。]




[そうして未だ、惜しむように夢を搖蕩う。*]


メモを貼った。


忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 22時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―鏡の中―

[田端先輩が子供を連れて去ったあと、姉は色違いのシュシュを身につけた。
とても上機嫌だ。
・・・もしもわたしが人並みにおしゃれでもする女の子なら、本当はお揃いとかしたかったのかもしれない。

現実の姉は死んだ。
家のすぐそばで、ストーカーに刺された。
傷のひとつひとつは致命傷には至らず、
けれど救急車はまにあわず、血を流し続けて死んだ。
青白い顔。
弱っていく声で、大丈夫、まだ死なないよ、と掠れた空気をもらしながら、力尽きた。

――これが変わらない現実だ。

死者を迎えに来た死神がいる世界なら、或いは本物の姉の可能性もあるけれど。
目の前の希華は、私の後悔が生んだ都合の良い幻かもしれない。]

(138) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 ――ごめんね。
 のっかのこと、ちゃんと 好きだったのに

[触らないでが最後の言葉になるなんて。

希華は鏡の中にしかいないから、必然的に自分が映る。
ああ、だからあえて鏡の中にしか出てきてくれないのかな。
なんて思いながら。
わたしは触れたいというのに。]

 ぜんぜん慣れないけど……、
 可愛く して くれて、ありがとう

[自分で言うのとか死ぬほど恥ずかしい。

括っているけど長いわけでもないから
サイドの編み込みのハーフアップでアクティブなのに女の子っぽく仕上がっていて、
姉の手は"魔法"のようだと子供の頃から思っていた。]

(139) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[喜ぶ姉は、喜ばせたい自分が見たいもの。
自己満足だ。
謝罪も感謝も、本当の姉には届かないだろう。
それでも]

 わたし、のっかを描くよ

[ほんとは出掛けないでって、言いたい。

けれど、姉とわかれる準備をする。
夢の中でくらい結末を変えたいといくら願っても、わたしは変えようのない現実を知っている。

既にそう認識してしまった。
こうなってはもう無理だ。

欲張ってこの続きを見れば、私はまた姉の死を目にすることになるだろう。
明晰夢は、そんなに都合が良くないのだ。]

(140) 2023/07/31(Mon) 22時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

 すっかり落ちてるなあ

[上着をつけおきしていたはずの濁った水は、すっかり綺麗になっている。
流していないのに、解せぬ。]

 じゃあ、いくね。

[貴女がもう一度死ぬ前に。]

 ・・・身だしなみ程度には、ちゃんとする。

[満足げにうなづく姉は、外出の準備を始めた。
あの日の服、あの日の靴、あの日のカバン
      ――違うのは、お揃いのシュシュ。

姉のいない未来は変わらないけど
貴女を描きたいから もう少しだけ、夢を見る**]

(141) 2023/07/31(Mon) 23時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

―回廊―
[湿ったジャージを小脇に抱えて回廊に入ったところで
無事な二人が判明する。>>0]

 柊くんとノリくんスか。 ・・・よかった。

[つぶつぶいちごの兄弟が揃って無事ならおめでたい。
可愛い後輩と同級生が帰れるんなら良いことじゃないか。
骨谷先輩や銀先輩も、どうやら無事に目覚めたらしいし。
いや、現実がどの程度無事なのかはそれこそ神のみぞ知るのか。]

 みられても恥ずかしくない絵に仕上げねば。

[姉に。みんなに?
先輩の最後のラインを思い出して、スケッチブックをキュッと抱く。
仕上がりにはこだわりたい。
何せ描きたいもので。大好きなもので。リクエストでもあるのだから。
画材とハンガーないかなーとミュージアムショップへ**]

(157) 2023/07/31(Mon) 23時半頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/07/31(Mon) 23時半頃


【人】 忘我共同体 ニトカ

―ミュージアムショップ―

[到着したところでLINEに気付く>>71>>187
肉じゃがにハンバーグ、デザートまであるらしい。
写真付きでなんとも美味しそう。

でも、食べ納めかもしれないな、と考える。

ノリくんは目覚めたらいなくなる。
運命の一人が自分なら、今あるごはんがノリくんの最後のごはんだ。
ふー、と息をひとつはく。]

   ・・・ここにかけとこ

[誰かが購入していったらしい空いたハンガーで湿ったジャージを干す。
断じて売り物ではない。
でも、ここに"一般人"が来ることはないから。]

(189) 2023/08/01(Tue) 16時頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[美術館や展示品をモチーフにした鉛筆やボールペンくらいしかなかったけれど、数本をもらう。
鏡の中で姉にまで会っておいて、今更ここが現実だとは思っていない。

――美術館の限定バッグを見つめていたら、売り場の鏡に映る自分に気付く。
結われた髪と、田端先輩がしてくれたメイク。
どうにも見慣れなくて、落ち着かない。]

 んうぅー。 もどろ・・・

[でも、編み込みとか久々だ。
触ると崩れそうだし自分で直せないから触れない。
田端先輩がくれたシュシュも可愛い。
私がつけてていいのかと改めて恥じ入るが、なんかちょっと嬉しくもあるのだ。
一番落ち着かないのは初めてのメイクかもしれない。]

(190) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

―エントランスー

[中に入って衝撃を受けた場所。
木目と光が暖かく、フレームの配置が人工的なのに調和している。
計算されつくした設計――美しいと思う。]

 林檎・・・?

[あんなオブジェあっただろうか。
広く伸びた枝の下に転がる林檎。>>2:266

木には――今は3つのリンゴが生っているだろうか。
転がる林檎は7つ。
内、一つは腐り落ちたかのように潰れている。

眉根を寄せる。
偶然なのか、まるで――いや、考えすぎか。]

(191) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[そう思ったのに]

    ――え

[その内の2つの林檎が逆再生のように浮かぶ。

林檎の木には5つの実が生っている。
落ちた林檎は5つ。

1つは、つぶれている**]

(192) 2023/08/01(Tue) 16時半頃

忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。

2023/08/01(Tue) 16時半頃


[ アリババの声が、命ある者の声を告げる。

では皆も、銀と同じ場所で眠っているのだ。
彼の話では後遺症の残るものではないらしい。
少なくとも身体には。
――――きっと、喜んでいいことなんだろう。]


[意識ひとつでカメラが切り替わるよう視点が変わる。
カフェに、ロータリーに、どこかの部屋に
点在する彼らの姿をひととおり確認した後で。

和を意識したレイアウトの部屋に視点は移る。
茶器や漆工芸品の展示された部屋を、
銀はまだちゃんと鑑賞したことがなかった。]

  こういうの、子供の頃って
  全然興味持てなかったから。

[書画や仏像の類も、後回しにしがちだ。
目が覚めたら、見に行ってみようか。
今度は別の美術館でもいい。
銀にはその機会が与えられているのだから。

"今度"のない者のことが過るの仕方のない。
溜息を吐いて、彼らの声に意識を傾けた。**]


【人】 忘我共同体 ニトカ

[転がる林檎と茂る数。

     ──潰れた林檎は一つだけ。

非道いオブジェだ。
10人に1人、7人に1人、5人に1人と頭で描く数字は
視覚で認識するだけで急に怖くなる。]

 心臓、ってことスかね。

[ため息をつき、膝を折って潰れた林檎に手を伸ばす。
面白いとは感じないが、悪趣味とも言えない。
これが一種の砂時計なら、いっそ美しいとも思えるのだ。

けれど、ソレに指が触れる寸前に静止した。

誰が死ぬかは決まっている。
コレに触れようが触れまいが結果は変わらないのに

これ以上、手を近づけることができない。]

(201) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[黒翼の彼が死神かはわからないが、仁科にとって死神は忌避する神ではない。
死神がいるから人が死ぬとは考えていないからだ。

  死の運命にあるものを迎えに来た。

死神の或るところに死が在るのではなく、
死の在るところに死神が或る。
創作でも空想でも、仁科が描く概念はそれだ。

それは数秒だったのか数分だったのか
林檎をさわれないまま、胸元にスケッチブックの角が食い込んで痛みに我に帰る。]

 った、

[血が出ることはないけれど、多分肌が凹むんでいる。
点で突かれるとなかなかに痛い。]

(202) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[何分の一、ではないけれど。
まだ目覚めないことへの焦燥はある。
否、先ほどまではなかったはずだ。]

 怖い……?

[死にたいわけではないが、死ぬなら仕方ないと思っていた。
この世界は慈悲であり、ならば死ぬまで描きたいと思った。

希華に会ったから?
飾ることの楽しさを思い出したから?
命を示唆するオブジェを見たから?

少なくとも、今自分は生きたいと思っている。]

(203) 2023/08/01(Tue) 20時半頃

【人】 忘我共同体 ニトカ

[心の持ちようが変わろうとも、
願おうとも、
意志ではどうにもならないというのに。

生きたくなってしまったことを少しばかり恨む。]

 ここで描けたらそれでいいなんて
 思い上がりだったなあ。

 生きてたらもっと描けるのに。

[まあ、死ぬなら描けるのはここしかないのも事実だ。
誰が死ぬのかわからないシステムに、今更ながら文句を言いたくなった。

立ち上がり、ふらりと廻廊に入る。
どのみち、ここでやることは変わらない**]

(204) 2023/08/01(Tue) 21時頃

――病室207号室――

[夢見が浅く、あちらの世界から
拒絶されているかのようだ。

幾つかの場所を、場面を、人を、
垣間見ることはできるのにはっきりと、
これは"オレの夢"ではないと感じる。

だからもう、あの冷蔵庫から
ご馳走を取り出すことも、
誰かに話しかけることも、
オレと認識して貰うこともできない。]

…………駄目やな。

[無理矢理寝ようとしても、
睡魔すら訪れなくなってしまった。
仕方無しにベッドから起き上がり、
ナースコールのボタンを押す。]


[すぐに回診の医者がやって来て、
点滴の針からは解放して貰えた。
もとより、軽い貧血と脱水症状で
栄養を送っていただけらしい。]

こんなんでも、腹は減るんやなぁ。

[トサカ先輩ほど旺盛ではないけれど、
夢で食べたにぎり飯で現実の胃は満たされず、
第一声も肉じゃがだった。
今も、夢の中のハンバーグを想うと
腹の虫とヨダレが止まらない。

『もしよかったら』と看護士さんが
差し入れてくれたのは、
綺麗に皮を剥かれ串切りに揃った林檎だった。]

……………………っ、


すみませ……、
今はちょっと林檎は、

[食べたくない。
真っ二つに割れた美術館の入口、
ぐしゃりと無残に潰れた果実が一つ。

看護士さんには、単に林檎が苦手なのだと
受け取られたようで、オレは肩を竦めて謝った。]


[一通りの軽い検査を終えて、
帰宅用の書類も書かされた。
念の為、二日後にもう一度検査がある旨も。
何なら一番酷い外傷は、彼女に撲たれた頬だった。]

多分、連絡したら親が迎えに来るんで、
保険証はその時に、ハイ。
しばらくは待機ですね、分かりました。

あ、西門先生のところに、報告に行っても?

[ついでに、同じタイミングでシロマちゃんも
目覚めているはずだ。
他は、アリババ氏は語ってくれなかった。
ただ、夢の中なのに、生者の宣告だけは
はっきりと脳裏に刻まれていた。]


ツブツブいちご教は存続か。

お袋の味ならぬ、ノっくんの味が
失われんくて良かった。
今度ちゃんと教わらな。
味噌汁も、肉じゃがも、
そん時に食べたらええよな。

[気の抜けた西訛りでぼやく。
我が家の台所は、兼業主婦の母と
同居の母方の祖母が占拠していて、
オレも親父も殆ど入れて貰えないのだ。

そんな家風はもう時代錯誤、
今回の夢で、料理できる男もいいなと、
ひしひし実感したから、本気で取り組んでみよう。

自作の器に、相応しい手作り料理を盛って
お茶を淹れたら、次の彼女には少しは
オレの趣味も受け入れて貰えるかも、なんて。]


メモを貼った。


[そして漸く、離れ離れになっていた
相棒の黒のザックが返ってきた。
勿論最初に取り出すのはスケッチブック。]

…………なるほど?

[バス内での走り描きは残っているけれど、
それ以外は綺麗サッパリだ。
吊り橋の向こうがない、とLINEにあったから、
トンネルか吊り橋が夢の世界との架け橋なのかと
思案したこともあるけれど、
記憶が曖昧になってアリババ氏を見た辺りから、
現世ではなかったようだ。]


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