人狼議事


13 【身内RP村】ヒュプノスの白昼夢

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- 礼拝堂 -

───ん…

[ステンドグラスが眩い。
埃の被った長椅子から上体を起こしてみるが、意識が不安定のようだ]

…現実、―――ゆめ?



ユンカーくん!
……起きないかァ…?

[呼ぶ声はそろそろ諦めをつけて。
やれやれ、なんて風に窓際で力無く凭れる。]

誰も彼も寝てるのかァ?
それともはのんちゃんの箱でも探す?

[同行する彼女はまだ落ち着きなく周囲でも見ていたか。
ゆるゆると顔はそちらの方に向けて、さて探し物は何処に探しに行くのが適切だっただろう。
彼女の家から足取りを辿るのか、はたまた関係もない神様に"見つけてください"なんてお祈りを捧げるべきか。

大人としてどうにも格好が付かず、先程撫でられたばかりの顎を摩ったら、彼女からの接触を思い出して暫し照れた。]


[誰かを幸福を祈るなら正しい場所と作法が必要だったか。
なら、礼拝堂に向かってみるのも良かったかもしれない。]


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[意識が途切れる前に見たのは、大きく手を振る少女の背中だった。

手に握られたバレッタの反射がきらきら光って、
もう陽が傾き始める頃だろうかなんて思って、
ああ、夕陽が見たいなあ だとか。

そんなくだらないことを考えて ──────…、]


 


あ、────────…………、

[目が覚める。夢が途切れる。意識を取り戻す。
暗闇に放り出されて跳ね起きる。

覚醒を表す言葉は多くあれど、
目を開く なんてその言葉だけは、自身には当てはまらない。]


…あ、  ッあれ、
         …………おかしいな …、

[瞳は開いてる。重い前髪だって世界の全てを遮断するには至らない。
それなのに世界は閉ざされたままだ。
目蓋の裏よりなお昏い常闇の帳が降りる。

柔らかなシーツも差し込む陽光も。
見下ろす自分の手の甲も、皺のついた寝巻も。
窓から覗き込む男の姿さえ。

見渡すように顔を回したところで映らない。]


[急激に冷めてゆく頭が、形ばかり理解する。
慣れた良く知る世界だ。
だからここが在るべき場所だと、戻るべき場所だと、よくよく知って────知った上で戻ってきた。

大丈夫だって言い聞かせておいて、
戻らなくちゃなんて宣っておいて、
待っていると啖呵を切っておいて、
その上で混乱めくのは、
色彩に溢れたあの世界が眩しすぎたからだ。]

…………、ちょっと。
強がっちゃったな …、

[胸をきつく押さえて、早い呼吸を繰り返した。]


[だんだんと研ぎ澄まされて甦る。
遠くの風の音も、微かな野鳥の囀りも、開いた窓が軋む音も。

"目覚めた" 人間がまだ近くにいるなら、その衣擦れや呼吸音にも。]


[不思議な感覚、
どんなに繕っても気分がいいとは言えない]

恵愛で無慈悲な精霊よ、混濁の我に進むべき道を教えたまえ

[掠れてしまいそうな声で祈りを捧げる]

―――…、―――…――。

…―、、、

[捧げ続ける
妙に静かなこの世界に響き渡るように]



────────あれ …………、

[はた、と顎を引いた。
どこか遠くから誰かの声が聞こえたような気がして。
それに引き戻されたような感覚を抱く。

耳は良い。良いけど。
さすがに離れた場所の祝詞が聞こえるはずなんてない。
だからきっと気のせいだ。そう思うのに。

もしくは自分が祈りたいのか。
真面目に祈りを捧げたことなんてないんだけどな。]



グスタフさん?
と、……誰か、もうひとりいるかな。

ここにいて、動いてるってことは。
ちゃんと、……起きられた?

[窓越しの彼は何か言葉を発しただろうか。
そうでなくても風に乗って入り込む森の匂いに、見当をつけて声を掛ける。
一緒にいるもう一人は、その気配に覚えがあるような、知るものと違うような。
どうも曖昧な、妙な感覚だ。首を傾げた。]


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パルックに骨つき肉の端っこを分けてあげた。



あ、……あ……、
そう、そうだった、な……。

[何故忘れていたのだろう。
覚めて、冷めていたはずの思考は正しく現実に引き戻されて一気に血の気さえ引いた。
あの甘美な世界に浸っては全ての幸福を祈り過ぎて、誰かの不幸をないがしろにしたか。……敬虔な教徒でもない癖に。

彼が声で自身を特定するのは常だった。もしくは、自身には分からずとも向こうから名を呼んでくれることだって。
希望と現実の噛み合わなさに、暫し唇を噛んでから、ゆっくりと口を開いた。]



俺だ、グスタフだ。
……はのんちゃんも居るんだ。おいで。

[呼びかけたならまだ落ち着きのない彼女は傍に寄ってきてくれただろうか。
もしも寄って来てくれたのなら自身より幾分か低い背丈のその頭をぽんぽんと撫で、それは何より自身が落ち着きを取り戻すための行動でもあった。

彼女の髪が揺れる、窓から入り込む風にシャンプーの香が漂う。
意図は無くとも、例え目論見も無くとも、自身が、彼女はこの場にしっかりと存在するのだと思いたかった。]

村の様子が変なんだ。
何か、知ってないかな。

[この子が、困ってるんだ。なんて体で。
やけに落ち着いた、瞳も見せない癖に訳知り顔の彼に倣って大人としての冷静を気取る。
気取るのは、その実そうじゃないからだ。
あんな何も知らない、ただただ愛おしさを積もらせた感情だけで"彼女"の事を想いたかった。
望むべき世界はあそこにあったのに。*]


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─別行動軸、礼拝堂─

[散々だ。"あの世界"はあんなに幸福に溢れていたというのに、誰も彼もが笑えて過ごせるはずの世界だったというのに。
自身の焦燥は追い打ちをかける他者の不幸で募り深まった。

全貌は知らずとも、人生とは、"この世界"とは、惨澹に満ち溢れる。
じわじわと現実味を増していくのは、正しくこの世界の現状をゆっくりと理解し思い出してきたからに違いない。]

[虚ろに何かを誰かを探して、結局は当ても無く、何かを願う為に礼拝堂へと訪れた。
ぎい、と開く扉の先にステンドグラスに彩られた金糸を見たのは予想外だったけれど。]

驚いた。ここで起きてる人物に会うなんて。

[カツカツと光の元へと歩み寄り、彼女に並ぶその前、数歩後ろで立ち止まる。
神的な光の中に立ち入ったのなら澄んだ崇拝を濁し汚してしまいそうで、瞬時くらりと眩暈めく。]

……隣、良い?
神様は、俺の祈りなんて聞いちゃくれねえかな…。

[誰かの幸福を願う言葉くらい聞き入れくれて良いじゃねえか、なんて。それは利己より傲慢な罪に成り得たか。]


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[此処こそが血の通う世界だ。
間違っていようと、望んだ形でなかろうと、何を忘れることができなくたって、それでも。
こころをおさめる肉の器は、この場所から動かない。]

グスタフさん。あってた、よかった。

と────……、はのん…?
なんか、一瞬。違う人かと思っちゃった……、
へ、変な意味じゃなくって。ごめんね。

[ベッドから起き上がって、床をぺたぺた、裸足で踏み締めては窓辺へ近付く。
毎日暮らす家だ。彼らに向かい合う位置取りを得るのは難しくない。]



えーーーと、……さ。
僕、今、寝てた。 ……よね?

グスタフさんとはのんも、寝てて。
そんなに前じゃないよね、少し前に起きたばっかり。
…………で、あってる?

[言及すべきところが、解明すべきところが、わからないところが、きっと多すぎるから。
何から話せばいいのか なんて考え込んで。
自分よりも年長の彼に向かって、やんわり宥めるように語った。]

僕の憶測……なんてたいそうなことじゃないけど。
理由はわからないけど、きっと今、村のみんなが眠ってる。
眠って────……、ここじゃないところにいる。

[ずいぶん薄ぼんやりした解説ではあるけれど。
当事者だろう彼らなら、"どこにいたのか"、理解してくれるだろうと。
困ってるのはその子だけじゃないだろ、どんな大人だってきっと困るよ。]


[そうだ、あなたはずいぶん困って見えた。]

…………、大人ってさ。
悪い夢を見ても泣けなくて、かわいそうだなって。

いつも思ってたけど。

[悪夢に泣いて母親を探すのと、はたまた悪夢のような現実に絶望して泣き喚くのと、きっとさして変わらない。
失うことが悲しいことなら、失うことが幸せなことだってあるんだろう。
あなたの苦悩は測れない。自分は手に入れたいと願った側だから。]

グスタフさんは泣かないの。

[僕は泣きたいよ。わりとね。]


[思い返せば、仕事のやり取りも対話も同行も、何も困らないくらい彼の挙動とは自然だったのだ。
何なら段々と視力の落ちてきた自身より、此方の存在に気付くのが早いくらいだった。
ハンディキャップがあるというのは、他の器官が補うために強化されると言うが、そういうことだろうか。
……なんて、やけに冷静な解釈は今までも重ねてきた。]

───………、君が間違えるなんて珍しいな。
はのんちゃん、だよ。

[彼女に対する違和感 は、彼女を視覚で捉えた分彼より少ない。だからこそ、彼の感覚を信用するべきか。

それでも俺は、彼女は彼女だと、何かに縋り祈るように主張するのだ。]



ああ、冗談だろ、って言いたい気分だ。

[要領を得ない言葉たちに、早々に口を挟んだ。失礼だけれど。
周囲は笑顔が絶えなくて、暖かで穏やかで、自身の純粋な感情すら。
全ては紛い物の夢だって言うのか?
彼の語り口が性急だったなら、知人でなければ、もっと軽薄であれば、]


[彼の見た夢を想像出来なければ、
俺はもっと酷く否定し言い返してたって言うのに。]



ユンカーくんの言ってる事は正しい、そう、思う。
だから信じるけどな、

[そりゃ困るさ。
あの"夢"で自分自身が純情を弄んだことになるのも、行き場の無い落胆と憤りすらある。
でも俺は泣き喚けば誰かがあやしてくれるような赤ん坊じゃあないんだ。]

泣くわけねぇだろ。
こんな泣きそうになってるどいつもこいつも放っておいて。

[大人なのでね。
若い子たちを余所に自分の失恋を悲しい悲しいなんてしてるのも恥ずかしい訳よ。

エスパーチュアルじゃあないから、心の内は見て取れないが、窓越しに語る唇が震えた気がして、彼の頭をガッシリ掴んでわしゃわしゃと揺らし掻き混ぜた。今度は犬にするように。*]


[彼の顔を、移り変わる空の色を、季節に咲く花の色を、隣に立つ誰かの眼の色を。
それらを視線に通して飲み込めないことを、悲しいと、苦しいと、不幸だと、思ったことなんてない。
一度得てしまった夢を惜しむことこそあれど、だ。

要するに何が言いたいかっていうと。
あなたにはあなたの哀しみがあるってことだ。
それを恥じる必要なんてどこにあるだろう。]

んわ、 ……………んん、……ふふ…、
泣きそうに見えた……?

[掻き混ぜる手のひらに合わせてゆさゆさと身体まで揺れて。
はじめは弱く吐き出した呼気は、そのまま笑いを生んで含んだ。

……こうされるのは二度目だ、なんて。
ここじゃない場所で得た大人のてのひらの温度を思い返して。
夢であれ何であれ、あれも確かに自分にとっての現世だと識ろう。]



僕のことを放っておかなかったんだから。
そしたらグスタフさんも泣いていいと思うけど。

[というわけで、次に翳すのは正しい手順を踏んだから泣いていい なんて理屈だ。
別に泣かせたいわけじゃないんだけどね。

赤ん坊じゃない僕も宥められてるんだから。
あなただって、機嫌を取られる権利がある。

目の前の何をも捨ておけないくせに。
その悲痛なまでの優しさを、自分に向けてあげたって良いのに。]



…………僕はさ、夢の中で。
そこが夢だって気付いたから。
だからなんとか起きて、みんなを起こしてあげなくちゃって思ったんだ。

[窓枠にもたれかかって、ふたりの方へ身を寄せる。
こっちの方が声が聞き取りやすい。些細な感情の機微も。
こちらの感情もまた悟られやすくなるのばかりが欠点だけど、今更張るような虚勢もない。]

思ったんだ、…………けど。

グスタフさんは、それから、はのんは。
夢から覚めたくなかった……?

[誰から否定されても構わないと、そう言った。
同じく夢を夢だと共有した誰かに。

それでも少しだけ、声は弱まった。
酷く罵られることなんてないだろうと知るくせに、これも甘えかもしれない。]


ユンカーくん! よかった〜! 目が覚めたみたいだね。

[はのんは、撫でられた頭を自分でも撫でつつ、ユンカーに近付いた。]

ユンカーくん、大丈夫? 顔色が優れないようだけど…。うまく言えないんだけどね、はのんははのんだよ。はのんは優しい子でしょ? だから撫でてあげる。

[はのんは一方的にユンカーに身を寄せた。瞳は濁っている。]

ところで、何が起こってるのか知ってたの? はのんみてたよ。ちょっと最近ユンカーくんらしく無かった。

[自身の矛盾を省みず、淡々と少女は続ける。]

なんか知ってたら、教えてね。

[表情が不規則だ。]


ユンカーをじっと見つめた。


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だ、だいじょう────うん、ありがと……?、??

[少女の身体が寄せられたのには衣擦れの音で気付けども、避ける理由はないから。
続けて頭に乗せられる、形も温度も違うもうひとつの手のひらも甘んじて享受した。
そろそろ犬にでもなった気分だ。]

え、うん、……えっとね、そう。
僕はたぶん他の人より先に気付いてた、と思う。

はのんは────気付いてなかった、よね?
……いつもと同じように見えた。

[ "と、思う" がおそらく語尾につく。
彼女の瞳は "夢" で見た記憶のまま、真っ直ぐな青灰のまま、目蓋の裏で再生されるけれど。

濁る双眸も移ろう表情も見えずとも。
近まった空気がどろどろと緩んでは凝固し、捩れる感覚に、僅かばっかり警戒めいた。
……彼女は彼女だと主張するグスタフより、こちらの反応は素直だ。]



大人ってのは目敏いんだ。

[彼に伝わらないように、泣きそうに笑った。
もしも見えていたとしても誤魔化すように頭を揺さぶって紛らわせる。
自身だって現実を悲しいと、苦しいと、不幸だと思っていないんだ。君にはそう見えないかもしれないけどね。
夢に想いを寄せるから、それは叶わず儚い。]



泣きてえなんて言ってないだろ。

[あれは夢だから。あのまま輝く世界であれば良いのだ。そうして夢想する。

さて、彼は大の大人をどのように宥め、慰め、機嫌を取ったか。
それこそ自分で管理し制御するのが大人ってもんだろ。

この後悔は誰のものにも敵わない。
大切に描き閉じ込めたのだから、比べる事も誰に見せる事も無かった。

ああ、ひとり、覗いた奴がいたな。
あんな執着に満ちた醜態、誰にだって知られたくなかったのだが。]


[彼の言には、じわりと目を眇めた。
彼の行動は夢を妨げるものであったにしろ、目覚めるのを選んだのは結局自分自身だ。
それが彼の正義だったのなら、良い歳の大人が『余計なことをしてくれた』、なんて。
そんな酷い言い方があるか?

───それでも過った。]

ありがとよ。

[辛辣気な表情のまま、彼の頭を撫で繰り回して、お礼のように重たい髪をぐしゃぐしゃのぼさぼさにしてやった。復讐はそれで十分とした。]


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