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【人】 ASIOS キリノ [チャイムの音にびくりと反応した。 (0) 2023/04/26(Wed) 00時半頃 |
戻った、か。
[その瞬間のことはわからない。
まあ、気持ちが悪かったことは確かだ。
そして、メット被ったまま、
身を動かそうとして、
まず、もちろん、コックピットみたいなものに身体固定されているのに気づく。
まずは、無茶せず、じっと、考える。
そののち、目の前のモニタ、あきらかなゲーム画面、そして、
知らない誰かもその隅に映った]
・・・・・・。
おたく、誰だ?
[まさか、コンタクトがこんなにアッサリできるとは、思ってなかった。
そして、周りの様子を目出て観察。
身体がダルい。
多分、寝起きみたいな感じだ]**
メモを貼った。
[
共鳴なんて噛まれない、と彼は言った。
狼は占い師や守護者を噛みたいのだから、と。
それは、全うに人狼ゲームをやっていた場合のセオリーで。
既に大きく歯車の狂った盤上で、気休めにもならない言葉だった。
鮫島と、桐野と、大和が、話し合いながらこのゲームの裏に轟く闇と戦っている。知恵を絞り、犠牲を伴う取捨選択を、きっと、何度も何度も苦悩しながら。
自分にできることなど、もうあまりない。
最終盤面に残れないなら、せめて痛くないように彼の手で吊って欲しいと――どうしても言い出せなかった。
送られてくる情報を受け止めきれぬまま、『以心伝心』の彼の言葉を信じ切れぬまま。
――だってあの男は、何度も拒絶し跳ねのけたのに、熱烈に口説いて告白してきたくせに、一時でそれを翻したのだ。分かっていて受け入れた自分も、同罪ではあるけれど。
VRの世界で、束の間の夢をみた。
自由に動く身体と、普通の学校生活と、甘い恋の夢。]
きーーーん!
[想像した10倍大きな悲鳴に眉を顰めつつ、
ここは、慎重にと思う]
最初から、観てたと、
名前は、るーむえーさん?
色気がないから、本当の名前教えてよ
【人】 ASIOS キリノ─ 2F・図書室 ─ (47) 2023/04/26(Wed) 08時半頃 |
【人】 ASIOS キリノ [こんなすごい技術、 (48) 2023/04/26(Wed) 09時頃 |
ワカナさん、か。
おたくは、どういう立ち位置の人?
俺、何もわからないからさ。
できればお姉さんにいろいろ教えて欲しいんだけど。
[まずは、こちらは袋のねずみなのだから、
いきなり暴れるわけにもいかない。
ちなみに、襲撃されたラプターのことは、今は頭から抜けてた]
あと、おたくとだけ話しとかできるの?
あっちの世界のLINEみたいにさ。
【人】 ASIOS キリノ サラが起きたら、話さないと。 (49) 2023/04/26(Wed) 09時頃 |
[おっさんの方がする。
ああ。こちらがフルナガサン、か]
こんにちは古永さん。
ヤマト君の学校の、先生、すか。
[そして、こちらは無機的に接してくる。
先生、にしては、無骨だな]
死ぬ?
ああ、あのゲームで、死ぬ、ってことか。
[思い出している]
少し、混乱しているから、
ちゃんと思い出したら、あんたにだけ伝えるよ。
古永さん。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[多分俺視点で読める寂しそうな独り言が見えた]
はいはい、見てる見てる。
ま、頑張れよ。
[そして、ゴーグルも外し、カプセル内の構造をら確かめ始める]**
こーやって、普段見れないとこ見ると、
本当にお盛んなんだなあ。
定番なのか。
俺、コミュニケーションとるだけで必死だったわ。
ちょっと返事くるだけで嬉しかったなあ。
[健全]**
【人】 ASIOS キリノ …今日明日のこと、相談したいんだ。 (94) 2023/04/26(Wed) 13時半頃 |
【人】 ASIOS キリノ ……最初に会った時から言っていることだけど、 (96) 2023/04/26(Wed) 13時半頃 |
【人】 ASIOS キリノ 俺は前回人狼だったから、 (97) 2023/04/26(Wed) 13時半頃 |
【人】 ASIOS キリノ ………俺は最終日に残って、 (98) 2023/04/26(Wed) 13時半頃 |
【人】 ASIOS キリノ [そこで言葉を止めると、 (101) 2023/04/26(Wed) 14時頃 |
―― 襲撃 ――
[
誰か一人にだけLINEを送れるとしたら」
そう、桐野は言っていた。
助けてくれる信頼する相手を作れ、という意味だったのだろうけれど。
何をどう、助けて貰うのか。
『以心伝心』で共鳴する大和は、
誰が人狼か知っている。
自分も、襲ってくる相手を知っている。
心当たりは二つ三つあった。恩情であろうとも。
保健室から出て幾許か。
運動神経に自信はあったけれど、システムには逆らえないし、生身でだって襲われたら勝てない相手だ。
増して破瓜の直後に軋む両足で、満足に逃げることもできず、後は、――――]
[全身で感じた喪失と悦楽の記憶を塗り潰すように、縦横無尽に奔る爪の、牙の、鋭い痛み。血潮に塗れながら、体組織が剔られ、壊され、引き裂かれてゆく。
現実の体には傷一つつかずとも、シェルターに括りつけられた身体がビクビクと跳ねる。間を置かず、ガタガタと震え出して、仰け反った。]
――――あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛や、やあああぁぁ!
やだっ、やだあああぁああぁ!
[VRの中で上げられなかった悲鳴が、喉笛を破るほどに迸る。
――あの事故の時は、過度の痛覚は脳がシャットアウトしてくれたけれど。ヘルメットとウェアラブルデバイスで直接送られてくるそれは、何度も、何度も、神経を焼き切るほどに、ダイレクトに襲いかかる。死の間際まで、想像を絶する痛みと苦悶と恐怖と、紅く、黒く、存在をズタズタに切り刻まれて。]
――――――――っ
[急速に身体が弛緩した。
頭の後ろの遠いところで、フツリと何かが途絶えた。
糸の切れた操り人形のように、崩れ落ちる。
滂沱の涙と洟と涎で、顔から胸元まで濡れそぼって。
小さく胸が上下する以外、指一本動かせない。]
――――――――…………。
[そのまま気をやって、数十分が過ぎる。]
[自動的に鎮静剤が打たれて、ピクン、と肩が痙攣した。]
――、―― はぁ、 あ、 ん、 さん、、
おかああさあぁぁん たす、けて、
やだ、 も、も、もういやだ、 帰る かえりたい
おかあさん、 おかあさーん――……
[シェルターの中で胎児のように身を縮こめて、ずっと啜り泣いている。**]
メモを貼った。
[記憶が曖昧だったけど、
キリノの言葉に、そっかと。
死亡時は、ゲームからログアウトしました。
だけ]
ああ、あいつらだ。
[鮫島と柊の姿に目を細めた]**
うん。そうだよ。
俺、あんなに居心地がよかったのははじめてだった。
本音をいうと、
もうちょっと話していたかったな。
[母を呼びながら泣き続けて。
漸く涙も枯れて、ひくっと小さくしゃくりあげ。
何かを護るように丸くなっていた四肢をほどいて、のろのろとヘルメットを外す。
目の前にはモニタ。モニタ室で見たそれと、モニタ室と、別の個室が映されている。
虚ろな瞳が画面上を彷徨い、ふと見つけた彼女の顔に、ぶわっと涙が溢れ出た。]
ワカ、ナ さ……ん?
っふ、 ううぅっ、 ぅゎかな、さぁん、
……たすけ、て たすけてよ、 ねぇ、――
[どこにも傷痕などないのに、心も、身体も、痛くて痛くてたまらない――。**]
[ラプターの様子はこちらからはわからない。
男は、ウェアラブルも確認して、パワーオフできるこおを確認した。
それは、容易にはずれる]
キリノの言った通りだな。
[モニタはゴーグル外しても見えるし、その周辺機器も浮かび上がる]
確かにロック解除は、中からできそうにないな。*
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