人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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全く



[ため息]




いや、心配というものをしているだけだから。


大丈夫だよ。ワカナさん、



 私たちが知らされるより前から、
 鮫島もずっとずっと悩んできたんだろうね。
 キルロイも。

 私は、共鳴LINEでわーーーーって大和に喋られて
 埋もれてわけわかんない間だったわ……。


メモを貼った。


サメジマの言葉に咽せた。げほっ


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


>>=0
 マシンの型番……?

[膝を抱いた三角座りのまま、周囲を観察する余地もなかった。
 共鳴LINEに示され、右見て、左見て、上見て、]

 ん〜〜〜〜これ、違いそう。どれだー?

[機械系に激弱なのをすっかり忘れていた。]


 キルロイ、助けてー。
 桐野がこのマシン? の型番?
 を知りたいらしいんだけど、
 どこか書いてあるかな、見つけられる?

 ……個人ごとに枝番が違ったりはするのかな。

[それから、あちらに伝える手段。
 そんなものがあれば最初から駆使しているだろうに。]

 同期したスマホ……!
 もダメだ、ここから手が届かない。


ごそごそ奮闘中。助けてワカナてんてー。**


メモを貼った。


 とにかく、ここを出なきゃ――!

[背凭れのシートを押したり、天井を叩いたりしても、ビクともしない。
 そもそも、まだ全身が痺れるような痛みが引かず、全力が出せない。ちょっとだけ暴れて、諦めた。]

 こーゆー力仕事はキルロイに任せよう。
 野々花は女の子だし、柊はきっとまだ――、

>>=1
 モールス信号なんて履修してないわ!!!!!!
 バカ言ってないで、待ってて。分かったら
 LINEで絶っっっっ対送るから!!


メモを貼った。


  ―その時―

[廃校の、ヒビの入ったプールサイド。

静かな夜だ。
ただ校舎から、漏れ聞こえてくる旋律と
二つの呼吸音だけ 在った。

夜に光るマリーゴールド。
その優しさを識っている。それでも怖い。

殺して欲しい、痛みを知りたい
そう願ったのは自分自身なのに。]
 




  ――――――― っ。ア



[喉元に穿たれた瞬間、
思考する余裕はなくなった。

    熱い熱い、痛い、痛い痛い痛い痛み? 
    これが?
      ――――――――――――…… 、]
 




     アああぁあああああああああああッ、



[聞いたこともない叫び声。
こんな叫びが己の中に在ったのか。
声帯がある間、咆哮は止むことはなく。
耳障りな悲鳴が夜のプールに響く。

溢れ出る涙。
いつ以来だろう、痛みと哀しみと喜びの証。]
 



[何度も何度も何度も貪られた。
それでいい。
無残な抱擁 こそが求めていたもの。

飛び散る肉片
感覚がマヒしていく。
僅かたりとも逃したくなくて、
最期の瞬間まで

研ぎ澄ませようと努めた。
狂詩曲はもう聞こえない。*]
 




  う、アァァァァァァッァァ…………ッ 


[耳を打つ声は先ほどとは違う響きを伴って。

何かに閉じ込められている
そんな体の不自由さ。
帰還したことを知る。

まだ涙は流れていた。
痛みは残っていた。
印は見えない。感じる熱。
では、ここはあそこと続いている、
繋がっている。]
 




  …………………。



[周囲に気を配る余裕は、まだない。
深い呼吸を吐いて、静かに目を閉じた。**]
 


メモを貼った。


―― 回想 ――

[手術後の経過は思わしくなかった。大腿骨も、靭帯も、脛骨も、移植と鋼線で補強され、宛らサイボーグにでもなった気分だ。リハビリ後も、スケートを滑ることはおろか、杖なしで歩行することも難しいと告げられて、目の前が真っ暗になった。
 それでもアスリート気質の賜物か、一か月も経てば寝台から降りて驚異的なスピードで機能回復訓練をこなせるようになった。両親も幼馴染も、何度も見舞いに訪れてくれた。そんな折り――、

 「見つけた――っ、よくも、よくもウチの子をおぉぉ!!!!」

 看護師の制止を振り切って突進してくる、一人の中年女性。猛然と掴みかかられ、もみくちゃになって二人倒れた――あの時のように。
 その後輩の母の罵倒で、彼女が失語症と感覚障害で入院していることを知った。今まで周囲は隠してくれていたのだ。]


[事故の目撃者はコーチと門下生と保護者たち十数名。より重篤だった側、後輩の母親が大声で虹乃を責めたてれば、世間は容易く被害者と加害者を入れ替える。
 新聞にこそ名は載らなかったが、ネット界隈では酷いものだった。本名で検索すれば誹謗中傷の嵐。実力のある後輩を妬んで再起不能に陥らせた性悪女として、"鷹羽虹乃"の名はすっかり知れ渡ってしまっていた。
 あまりのショックに、それからネットには触れられなくなった。情報集めをしていなかったのも、HNを名乗ろうとしたのも(失敗したが)そのせいだ。

 杖をついて歩けるようになっても、学校に通えるはずがなかった。
 衆目を集めるのが怖くなった。卑怯者、人殺し、と視線が突き刺さるように感じる。
 リンクに立てなくなった。衝突の痛みが、鋭いエッジが肉に食い込む感触が、まざまざと蘇ってくる。
 滑り出せば今度こそ――自分は誰かを殺してしまうのではないか?
 塞ぎがちになり、唯一拠り所だったスケートもできず、その時偶然目にしたのが、]

 ――ああ、ここじゃないどこかに、逃げたい

[『Lycanthrope Game』のモニター募集に、応募を決めた。**]


メモを貼った。


というかさ。
ヤマト。


ちょっとさすがに、 は、ないんじゃないか?


お前、蜜柑のこと、全然大事にしてないやん。
腹立ったわ。


 こーゆーヤツだよ、大和は。
 いつも全力で本気で自分の思い込みで突っ走って、
 ちょっと、いやかなり無神経。

[さんざ振り回されて、もう慣れましたって顔。]


人を駒とか道具とかに考えてないか?


ふざけるなっての。


なるほどね。

こりゃ、本当、ラプターも大変だ。


ちなみに、型番の話、なるほどと、思って探ってる。


まず、椅子とかゴーグルとか、替えがきく備品にはそのものの型番はあっても、マシンの型番はないだろう。
だか、備品、替えがきかない部分を探そうと。


おそらく、マシン自体はすべて同じ構造だと思うから、ラプターも探してみてくれ。


 自分の中で色々考えて出した結論だけで、
 相手の気持ち置き去りにしちゃうとこ、あるよね。

 殴りたくなったら殴っといてよ。私の分も。


 私じゃ手に負えなかったわ。
 大和がモテると言うよりは、
 私がチョロいだけだったんだけど。


ちなみに声は届かねえだろうが、言っとく。

>>*9
そんな自信つけるな。アホンダラ


 オッケー助かる。
 私、機械系、ほんっとダメだから、さ、――

[外したヘルメットを手に取って目を凝らす。]

 それと、あっちに連絡するために
 ここから出たいんだけど、
 どこかに開閉スイッチとかないかな?

[手荷物を置いた台が遠い。]




殴るなんて、優しいことするかよ。

[殴り合いは愛情表現らしい]

ただ、あんまり俺の仲間に無礼旋盤なら、
あり得なくはないがな。


赤ログ気になるう(ワカナに追従 黒


ああ、開閉スイッチらしきものは、ないが、
こういうのは、非常の脱出方法は設定されてると思う。
あと、息はできてるので、密閉空間ではない。

ちょっも、それも探ってるわ。


 殴るが優しい……?

[鮫島とのじゃれ合いを思い出した。めっちゃ痛そうだった。]

 せめてバスケくらいで平和にいきたい……。
 キルロイは拳で語る系の人なんだ?

 まあ、私に言い寄ってた時も、
 大分鮫島に酷いこと言ってたね……
 あそこで諫めてノータッチを貫いておけば、

[遠い目。]


 なるほど、緊急脱出ボタン! それっぽい!

[シートの背面や台座部分、逆さまになって覗き込んでみる。]


というか、あれだけ、鮫島に露骨な好意みせつつ、
ラプター口説いていたのにわりとビックリなんだが。


まあ、あいつらに近づくと、火傷するってことだな。


いや、散々さがしてるんだけど、
そういうのが、



って、そっか。
非常事態。

[カプセル上部から壁面を眺めて]


非常事態ってのは、
急激に温度があがる(火災)
逆に下がる(水没)
もしくは、中にいるものの生存が危うくなる(窒息)

前回、キリノの話では、
意識不明者は救急車で運ばれたときいた。

つまり、この施設自体には、高度な医療設備ない。


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