人狼議事


10 冷たい校舎村9

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視点: 人

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【人】 架空惑星 レン

 
[ それからもう一つ。
  3-9の教室の黒板の目立つ場所に
  ひとつだけ「寄せ書き」が増えている
  目立ちたがりの誰からしい、
  やたら主張した、綺麗じゃない字。
  署名はなくとも誰のものかは、すぐ判る。

  
  『 じゃあな、いってくる! 』


  そしてその言葉の意味を知っている友は、
  この世界には、おそらくもう、居ない。 ]
 

(497) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 架空惑星 レン

 

[ もしも8:50にさ、
  その部屋に誰かがすでに居たのなら
  多分「文字は急に現れた」はず。

  まるで今までそこに誰かがいたように。
  白いチョークが宙から落ちて、床を汚した。 ]**

 

(498) 2021/06/13(Sun) 23時頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 23時頃


【人】 夜笑国 メイ

— 深夜:食堂 —

[わたしたちは綿見さんの話をした。
 鳩羽くんと話した向井くんのことを思い出す。
 ここからいなくなった人たちのことを話すのは、
 寂しさを埋めるような行為だったのかもしれない。

 さっきと違うのは、わたし以外の二人の関係性。
 ここに来る前まで、わたしは乃絵ちゃんと
 こんな話ができるなんて思ってなかったよ。

 乃絵ちゃん>>465が何を考えているかは分からないけど、
 素直な頷きが返ってきたから>>466
 わたしはそれだけでいいと思った。
 決して捲られることのない袖>>467だって、いいよ。]

(499) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ


[わたし、きっとラクな方に逃げてる。]
 

(500) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[結局誰にも打ち明けられなかった疑念>>3:151
 わたしの中だけでぐるぐる回るから、
 同じ答えばかりを吐き出す。

 もうちょっと、あとちょっと。
 わたしの勘違いかも。間違ってたら傷つける。

 いろんな言い訳を考えて、わたしは結論から逃げた。
 弱くなったなぁと思う。
 わたし、前の方がきっと強かった。
 もっと割り切って、はっきり言えたかもしれない。

 でもそんなわたしは幻想で、もうどこにもいない。
 乃絵ちゃんが居心地の悪さを感じているなんて
 知らないまま、わたしたちは作業に取り掛かる。]

(501) 2021/06/13(Sun) 23時頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 23時頃


【人】 夜笑国 メイ

[お互い可愛い>>466にピンとこなかったわたしたちの
 クレープ作りは、それはそれは愉快なものだった。

 粉が飛び、生地が緩くなりすぎて粉を足し、飛び。
 当初の予定から2倍程に膨れ上がった生地を焼くの、
 ちょっと大変だったね。
 成功率はまぁ……おなかに入れば一緒だよね!

 わたしは乃絵ちゃん>>468と同じ結論に達した。

 乃絵ちゃんの好きな苺はあったかな。
 もし和菓子>>469の話を聞けたなら、
 わたし「いいお母さんだね」って言ったと思う。

 乃絵ちゃんからお姉さん以外の家族の話を聞くの、
 初めてだったんじゃないかな。
 だからわたし、素直にそう伝えた。]

(502) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[生クリーム限界チャレンジの結果がどうなったかって?
 保健室に戻った時間で察して欲しい。
 おかげで明日の朝>>458には、
 ちゃんと綺麗な食堂に戻ってるはず。

 わたしは洗い物、乃絵ちゃんには台周辺を頼んだっけ。
 最後まで、袖を捲ったのはわたしだけだった。]

  寒くない?

[わたしは片づけの途中、一度だけそう伝えた。
 気をつけても捲らない袖はちょっと濡れちゃうでしょ。
 昔、暑くない? って聞いたのと同じトーンだった。
 乃絵ちゃんはどう答えたかな。]

(503) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[余ったクレープ生地は冷蔵庫の中。
 出来栄えが出来栄えなので『食べてね』とは書けず、
 わたしは少し悩んでから『黒沢・くれいし』って
 ラップの上に書き残すことにした。]

  じこせきにん。

[うん。わたしは頷く。]

  一蓮托生ね。

[わたしは乃絵ちゃんの方を振り向いて、笑った。
 ちゃんと、笑えたと思う。]

(504) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 夜笑国 メイ

[夜に慣れないわたしは、
 保健室に帰ったらすぐに寝てしまうと思う。

 ポケットにお守りと、お財布の中に10円玉と、
 借りたダッフルコートと、お腹に入ったクレープと、
 いくつかの約束と、二夜の秘密と、私の弱さと。
 
 いつの間にか多くのもの抱えて、わたしは眠りにつく。

 何もなければきっと、次のチャイムまで目覚めずに。]*

(505) 2021/06/13(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

― それから ―

[鳩羽と出て戻ってきた後は
毛布にくるまって比較的穏やかに時間を過ごしていた。

休憩室の炭蔵は起きていたのか
起こしてしまったのならごめんって謝って
おやすみ〜って声をかけたりしただろう。>>447>>457

普段寝付きがいいはずの俺は
浅い眠りと覚醒を繰り返しながら
朝日が昇るまで毛布にくるまっていた。]

(506) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

夜笑国 メイは、メモを貼った。

2021/06/13(Sun) 23時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

[はた、と目が覚めれば
同じ部屋で寝た筈の二人の姿はそこになかった。

目を擦って、コートを羽織って、休憩室の外に出る。
しんと静まり返った校舎。

ふと思いついて、
廊下に無数に貼り巡らされている写真から、
一枚剥がしてポケットに入れる。
最後に皆で撮った打ち上げの時のものだ。

静かな校舎内をぺたぺた歩いて、階段を上って3Fへ。
そこでふと、妙に寒いなってことに気付いた。
いつの間にか窓が開いていて、
外から雪が舞い込んでいる。]

(507) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[閉めようと窓に手をかけて、異変に気付く。
誰かが窓の外に立っている…いや、
浮いているのかなって最初は思ったんだけど。

気付けば一面雪景色みたいな
真っ白な空間の中に俺は立っていて。
すぐ近くに誰かの人影があった。

そこに居る筈なのに、よく顔は見えない。
くるくる姿形を変えるその影は
妙齢の女性のようにも、中年の男のようにも、
学生の女の子のようにも見えた。]

(508) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


『話しかけないで』 

  『どうしていい子に出来ないんだ』

              『顔も見たくないよ』

(509) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



     『―――大嫌い!!』


 

(510) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ぐるぐるとどこからか響く声に、足が竦むのが分かった。
上手く息が出来なくて、はくはくと浅い呼吸を繰り返す。

何だろう、これは。
何を見ているんだろう、俺は。

今すぐ踵を返して逃げ出してしまいそうになるのを
必死に堪えて顔を上げた。口を開いた。

ちっとも笑ってない顔で
あやふやな誰かに向けて、震える声を絞り出す。

――――嗚呼、そうだったね。
これが俺の痛くて苦しい、ままならない『現実』。]

(511) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[ごめんね。傷付けてごめんね。
上手く出来なくてごめんね。
自分のことで精いっぱいで、
他の人のことまで上手く
考えられなくてごめんね。

愛するのも愛を受け取るのも
へたくそな俺でごめんね。]

(512) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


   [………でも。]

(513) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[世界の人間には二種類いて、
俺のことを好きな人とそうじゃない人。
雑にラベリングして、怖がって何もかも見ない振り。
でも、そんなに世界は単純じゃなくて。

居場所を作りたいと言ってくれた奴がいた。
俺で良かったと言ってくれた人がいた。
一緒に泣いて笑いたいと言ってくれる奴がいた。
嫌ったりしないと約束してくれた人がいた。

たくさん、たくさん、上に挙げた以外の人たちだって
自分だって悩み事だって辛いことだってあるはずなのに、
もっと前から今まで、色んな気持ちをくれていて、
俺はそれに気づかなかったね。ずっと。]

(514) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



[人影を見る。
ちっとも笑ってない顔で
あやふやな誰かに向けて、震える声を絞り出した。]

(515) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



………でも、 でも。

俺は好き、だった。好きだったよ。ごめんね。
好かれたかった。

……………ごめんね。

(516) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[馬鹿で怖がりで身勝手な俺だけど、
たったそれだけのこと、
言うくらいは許して貰えないかな。

こんな俺でもいいよって、
力になりたいって、話を聞きたいって、
言ってくれた奴らがいたんだ。


……だから、俺。ちゃんとやるよ。
今すぐには無理かもしれないけどさ。
ちゃんと誰かの痛みにも、向き合えるようになるよ。]

(517) 2021/06/13(Sun) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[自分でも気づかないうちに
いつの間にか泣いているみたいだった。
しゃくりあげながら人影に向けて、
手を伸ばせばがくんと上体が揺れた。

気付けば窓から身を乗り出すようにして立っている。
なるべく下を見ないようにして、そのまま。
一思いに地を蹴った。]

(518) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[朝の8時50分。
チャイムが鳴り響いた直ぐ後に。



――――――どしゃ。


どこからか鈍く、
大きな塊が落ちたような音がする。]

(519) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[きっと窓から外を覗きこんでも
何かを見つけることは出来ないけれど。

けれど、3Fの廊下のどこか、
何故か開け放たれた窓のすぐ近くに
手足の折れ曲がったマネキンが
雪を僅かに積もらせて倒れている。

顔の部分だけがまるで溶けたように
ごっそりと抜け落ちていた。]

(520) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[世界の主さん。
きみの正体を、俺は少しだけ勘付いてもいるけど。
感謝も心配も何もかも、もう少し後にとっておく。

バイバイは言わない。
楽しかったよ、また後で**]

(521) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 夜の食堂 ――

[ きっと芽衣は気づいてる。
 さすがに気づかれてないんじゃないかなんて、
 そんな生クリームより甘い可能性がないことくらい、
 私にだってわかってた。>>501

 複数人から指摘された私の癖に、
 芽衣が気づいてないわけがない。
 袖を濡らしながら、それでも頑なに捲らない私に、
 何も言わないことこそが、気づいてるってことだろう。
 私の嘘に一番付き合わされたのは、
 きっと芽衣なんじゃないかな。
 それでも私、素知らぬ顔をするの ]

(522) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 牛乳を入れすぎたせいで粉を足したら、>>502
 当然焼き上がる生地はその分増えるよね。
 夜食にしては多すぎる量を食べて、
 芽衣の空腹が満たされても、
 食べきることはできなくて、明日に回される>>504 ]

 うん。
 責任を持って食べようね。

[ 食べ物を粗末にしてはいけません ]

(523) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 母の話をぽつぽつとした。>>502
 苺大福を昔作ってくれたことや、
 夜食を作ってくれることなんかを話した。

 私の好きな食べ物も知らない母。
 完璧な主婦であろうとする母。
 しつけに厳しい母。
 でも、本当は私、薄々気づいてた。
 母もまた、父に支配されてるってこと。
 父に求められて、完璧な妻、完璧な母、
 完璧な主婦であろうとせざるを得ないこと ]

 ……うん。立派なお母さんなの。

[ いいお母さんだね。
 芽衣の言葉を、私は否定しなかった。
 小さく小さく頷いた ] 

(524) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ お料理初心者によるクレープ大会は、
 深夜にまで及んだ。>>503
 片づけるまでがお料理です。
 白い粉で薄化粧された台は、きちんと綺麗にします ]

 大丈夫。

[ 何気ない調子で、芽衣が寒くない?って聞く。
 それが本当は、冷たくない?って意味だって、
 もちろん私は気づいてる。
 何気ない調子で芽衣が聞くから、
 私も何気ない調子でさらっと答えた。
 これくらい、なんでもない。ほんとだよ。
 むしろ腕まくりをして芽衣に手首を見られたら。
 そんな想像をした時の方が背筋が凍るの ]

(525) 2021/06/14(Mon) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 後片付けを何とか終えて、
 保健室に帰ってきたら既に芽衣は眠そうだった。>>505
 おやすみを言い合って、ベッドに入ったら、
 きっと芽衣の方が先に眠ってしまう。
 隣のベッドから寝息が聞こえるようになったら、
 私、小さな声で呟いた ]

 また明日ね、芽衣。

[ きっと、私にも芽衣にも明日が来るって、
 何の根拠もないのに、私、なんとなくわかってたの* ]

(526) 2021/06/14(Mon) 00時頃

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