人狼議事


29 constellation

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【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

戻していくのに。
>>159その合間に電話があって、私は恵一くんと少しだけ話をして。
でも。
…それで少し泣いたんだ。
だから少しだけ目が赤かったかも知れないけど。


「どうぞ、お野菜とかお肉とか、
 家に残ってたのしかないけど…。
 食べてくれると、嬉しいな。」


いつも通りの元気が出ないのは、七星くんの死体を見たから。
街の惨状を見たから。
それに狼狽えていたから。

(217) 2023/11/13(Mon) 19時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

私もいただきます、と手を合わせてお箸を手にする。
でも、口に運んだご飯はいつも通りの味のはずなのに。

私にはなんだか味を感じられなかった。**

(218) 2023/11/13(Mon) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─乾恵一の部屋─

[乾恵一は、康生に救いを求めた。そして期待通りの救いが得られない事を怖れ、壊そうとしている。康生は私の息子だから、当然壊して欲しい等と思う筈も無い。]

[だが仮に、私が全く関係の無い赤の他人であったなら。乾恵一はもっと早くに柊木康生を壊すか、若しくは離れておくべきだったと言っただろう。彼はどうしようもなく生を望んでいて、自分を生へと引き上げてくれる相手を求めていた。けれど柊木康生は、他者を生へと引き上げる事は出来ないのだ。天地がひっくり返ろうと、「一緒に生きて」なんて言う筈が無い。]

……そうだよ、ケイ。俺、持ってない。
持ってないから、言えねーんだ。

[康生の心臓は、四年も前に止まっているのだから。]

[椅子が康生の生を証明した所で、コックピットに在る以上、早晩消えるのは確定している。死の床の形をした椅子に座る康生は、誰より早く運命を理解し受容した。抗う事無く諦めた──否。潰えたら其処までだと、運命を突き付けられる前から受け入れていた。]

(219) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


愛してるから……。
ケイの求める愛じゃねーのは、わかってるけど。

[その瞳が映す希望も、魂の輝きも“死ぬまでは”という限定付きだ。乾恵一が生臭い溝なら、康生は消毒液の川だ。どんなに美しく澄んだ色をしていても、其処に命は無い。生を奪う事しか出来ない。流し込めば、溝の命は終わる。康生にはその自覚があるから“できることしかできない”のだ。激しく求められようとも。]

……ごめんな。ケイのこと、好きで。
好きで、好きなのに。ごめん。
俺、ケイのこと傷付けるしかできなくて、きっと──。

[血液は乾くのが早い。塗られれば水分を奪う。言い淀んだ言葉は、零れる事無く共に喰われた。縮こまっていた舌は簡単に追い付かれ、絡め取られる>>210。]

んーっ、んー……!

[垂れる赤>>211に、康生はぎゅっと両眼を閉じた。視覚を自ら遮った事で、与えられる感触がより鮮明になる。舐め回される歯茎に、ぞくり、ぞくりと背を走るものを感じた。息苦しさに鼓動が強まる。酸欠の頭が生んではいけない多幸感に浸かり始めた頃、漸く唇が離れた。]

(220) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


ぷはっ……はぁっ、はぁっ…………

[頬が熱いのは、殴られた箇所が腫れてきたせいだ。熱っぽいのは骨折したせいで、悪寒は衣類を身に着けていないせいだ。若干兆している様に感じるのは気のせいだし、仮にそうだとしたら生命の危機に陥っている事による本能的な反応だろう。そうに違いない。]

舐め……?

[掛けられた言葉>>212に薄く開かれた視界は、すぐ丸くなった。唇に押し当てられたそれから顔を背ける事で、康生は何とか言葉を紡ぐ。]

んッ……! ダ、ダメだ、ケイ……!
それしたら、ほんとに俺、傍に居られ──!?

[言葉が途切れたのは、指輪を抜き取られたからだ。何が起きたのか把握すると、康生は愕然とし……みるみる内に視界がぼやけた。]

ッ、だから……だから俺、聞いたのにィッ!
ほんとに俺が貰っていい物か、って。
いつかこうなるって、でもこうなってほしくなくて
ケイに後悔してほしくないから、ちゃんと聞いたぁッ!!

(221) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[幼子の様にぐずり、わんわんと泣き出す。康生が言っているのは、指輪を貰った時の事だろう。あの時点で、彼の言う「プレゼント」が指輪である事は、私も康生も知らなかった。けれど、態々「受け取って欲しいんだ」と前置きされたそれが重要なものだというのは察せたのだろう。康生は、確かに念押ししていた。]


        『プレゼント、さ。
         それ、ほんとに俺が貰っていい物?
         渡すの俺で、後悔しねぇ?
         ケイが、本当に俺でいい、
         俺に渡したいって言うなら
                    ──貰うよ』


……でも、やっぱ俺じゃダメなんじゃん!!
ケイが渡したの後悔して、俺から取り上げるってんなら
「返してほしい」なんて言えるわけないだろッ!?

ケイの「愛してる」も「好き」も「欲しい」も
やっぱ、お、俺じゃダメで、俺じゃなかったんじゃん!
取り上げるなら、なんでくれたんだよ?!
なんでだよ、ケイのバカァ……!

(222) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[宝物を取り上げられた子供の様に、涙と鼻水を流して身も世も無く泣き叫ぶ様は、彼が期待した反応とは恐らく違っていただろう。指輪を取り上げるという行動は、彼の想定以上に康生にダメージを与えたし、康生はもう限界に近かった。あと一押しで、壊れてしまいかねないくらいに。]

──……ほんと?
ほんとにケイは、俺がいい? 俺がいいのか?

[彼が溢した言葉>>213は、康生にとって蜘蛛の糸だった。千切れると解り切っていても、手を伸ばさずには居られない程に。]

ほんとに俺がいいならさ……。

(223) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

“これ”で俺が死んだら────死んでくれよ、一緒に。

[彼の返事を聞かずに、康生は死を齎す陰茎を咥え込んだ。独特の臭いと苦味が口に広がる。喉を突きかねないそれを、悪戦苦闘しつつ頬張る。]

ふぐっ……んー……、…………?

[咥え終えた所で、其処からどうしていいか判らなくなったのだろう。少し困った様に眉を寄せ、彼を見上げた。**]

(224) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

──if・恵一くんと、料理中>>217──

「恵一くん?どうしたの?」


この会話、私側は大和くんに聞かれていてもおかしくない。
でも、隠すような相手でもないから料理をしながら普通に出てたんだ。


「うん、大丈夫…今は、ご飯作ってるとこ。
 混乱はわかるよ、わかるけど…。」


私はグッと言葉を飲み込む。
そして深呼吸してから、お味噌汁の鍋の水面を見つめながら続けた。

(225) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

「私は──全て真実として受け止める。
 それで何もなければ笑い話で済むけれど
 もし、全てが真実だったとしたら。
 もし、その一人目に選ばれていたのだとしたら。

 …覚悟を決めておかないといけない、でしょ?」


言っていて、私は少し声が震える。
じわりと涙が滲んできて、そっと涙を手の甲で拭いた。
ふつふつと、お味噌汁の薄茶の水面が動き始める。
もうそろそろ火を止めないといけない。**

(226) 2023/11/13(Mon) 19時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 19時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 19時半頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 20時頃


【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・瑠璃川 珊瑚と――


  ……そう、それなら。


>>214お誘いに乗ってしまってもいいだろうか。
正直誘われることは嬉しい。
一緒に居られると心が温かくなる人で――この気持ちが何なのかはわからないけれど、珊瑚も一人でいると悩んでしまうなら猶更にと応じることにした。
悩まないはずがない。
自分の生命がかかっていて、そこにさらにこの世界の運命ものしかかってきているのだ。

 七星に対する反応もハロに対する反応も各々異なる気持ちを抱いているだろうしけれど大和はそこまで皆のことを知らないので尋ねることもできない。
それは珊瑚に対しても同じで深くは知らないのだ。
ただ、そう、誕生日にプレゼントを贈るくらいの仲で――]

(227) 2023/11/13(Mon) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  えっ、う、うん、いいよ!
  えっと……作ってくれる料理は全部美味しいからさ。
  簡単なものでもすごく美味しいと思うよ!


[珊瑚の家はマンションで、中に入ると自分の家とは異なる匂いがする。
親父さんと一緒に住んでいるはずだけれど珊瑚の匂いしか感じない気がする。

 荷物を置いて手洗いうがいをすると一瞬で手持ち無沙汰になる。
台所に立つ珊瑚を惚けたような眼差しで見つめていると手際よく料理を作っていってくれる。
きんぴらはいつでも美味しいしアスパラベーコンなんて御馳走で、ほうれん草が絡んだ卵なんてもう優勝決定である。
それだけでも十分なのにお味噌汁もご飯もある。

 大和が手伝えることは少ないのでお皿を出したりくらいはできるけれど、そこは全部珊瑚の指示に従うことにした]

(228) 2023/11/13(Mon) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  そんなことないよ?
  すごく美味しそうだ。
  えっと……珊瑚、さんはさ。
  料理が上手だし、うん!


>>225先程掛かってきた電話は乾からのものだったことはわかる。
連絡をしあって情報を交換して――少しずつ折り合いを付けていくことを大和は聞いていたけれど言葉を挟むことはなかった。
ただ、珊瑚が泣いていたことだけは気づいてる。

 手を合わせて元気な声で『いただきます』と唱えると作ってくれた料理に箸をつけていく。
卵はとろりとしている中に香りのいいほうれん草が入っていて触感もいい。
アスパラベーコンはアスパラのシャキシャキ感とベーコンのしっとりしながらも塩味と脂の味、肉感がとても美味しい。
一口食べるたびに、美味しい、と言える。
きんぴらはいつ食べても美味しい。
ご飯と一緒に食べてもいいし、合間に挟んでも美味しい。

 大和は美味しいと感じながら食べていたけれど珊瑚は>>218表情が浮かないままだった]

(229) 2023/11/13(Mon) 20時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……本当に、おいしいよ。
  こんな味噌汁だったら毎日飲みたいくらい、美味しいよ。


[でも、それは贅沢かなって苦笑して見せる。

 死は間の当たりにしたし街の惨状も見たけれど――今の自分はまだ生きていて、何のために戦うのかも考えられてはいなかったから**]

(230) 2023/11/13(Mon) 20時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

  ーー君を好きだと自覚するまでの僕は
  ーーみんなのように振る舞えない、
  前向きになれない、
  卑屈で意気地無しで、
  男らしさも強さも欠片もない僕は

  機会があるなら何時死んでもいいと思ってたんだよ。

  僕に生きる価値なんかない。
  僕が死ねば兄も喜ぶと思っていた。

  ーー僕が死にたくなくなったのは

(231) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

  君を愛したから。

(232) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

  君を愛し僕は、人生初めて生きたいと願った。
  生に焦がれた。
  なんとしても幸せになりたいと、
  天に祈った。

  僕の最愛、唯一無二。
  君だけを愛してる。

  ーー君と生きたかったよ、コウ。

(233) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ーー僕の部屋ーー

彼の言葉に僕は今更落胆はしない。判っていたことだから。
心臓の意味までは理解はしていないが、望んだ答えが得られないなら結果は同じだ。

でも、愛してるとか好きという言葉を、結ばれる事がない関係で聞き流せるほど僕は強くはなかった。

眼を臥せて、見ないようにするしかない。
僕らは決して交わらないのだと言う事実から。

二度目のキスの際、彼の反応がやや変化したことに僕は気付く。抵抗がないのは同じだが、彼は何処かーー。

唇を離した際に赤みが差す頬を見る。殴られて腫れているにも関わらず、その朱は白磁の肌に引き立ち、まるで秋の紅葉を思わせる美しさでーー見惚れる。

怪我した顔に美を見出だすなど異常だ。でもそれだけ僕は彼が好きなのだ。

(234) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ちらと下に視線を向けた際、彼の男性自身が緩く鎌首をもたげているように見えたのは気のせいか?

彼は当たり前に口に押し付けられたものを拒絶した。
僕が指輪を奪ったのは、いじめっ子みたいな気持ちと、彼の想いを試すためだ。

そんなのいらないって言われたら、愛してるも好きも嘘だとわかるから僕は、楽になれるんだ。

ない所に希望を見出だすのが一番辛いのだから。

ところが、彼は僕の予想外に騒ぎ立てた。

「……ッ、コウ?!」

なんで泣き出す?!やだやだと玩具を取り上げられて泣く子供みたいな彼に僕は気圧される。

その必死さ、火がついたみたいな喚きと嘆きに冷徹を貫く事が出来ない。

(235) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

「違うよッちゃんとすれば返すって言ってるじゃないかッ
奉仕だよ、奉仕ッ」

子供同士の言い合いみたいになる。
馬鹿馬鹿と責め立てられた僕は眉尻を下げ困惑を深める。

そんなに大事なの?!
なら、僕の事ーー

だから僕はポツリと漏らしたのだ。

君がいい、と。

愛して欲しい。それはーー
それは僕がずっと求めてきた根幹だ。

ただ、彼の反応はまた、なんとも言えないものだった。

彼は言葉の裏と言うものをいつも全く読まない。まんまの意味を飲み込み、すぐに喜ぶ。

(236) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

なんで普段はあんなに頭がいいのにたまに赤ちゃん返りみたいになるんだ!

     ……可愛い。

違うだろ!剥き出しで怒張した性器を口に押し付けながら考える事じゃない。

そうだけど、こんなのどうしろと?!

思わず僕が脳内ボケ突っ込みに夢中になっていると、彼は聞き返してきた。

僕は彼を陵辱しようとしている。花嫁だ初夜だとプレイめいたことに興じ、乱暴で残虐に徹しなければ壊すなんて出来ない。

弱虫でウジ虫な僕は。
強がり、自分を鼓舞してやってきたが、彼の前にそれが崩れていく。

「……君が、いーーあッ」

答えようとしたのだ、僕は。
だけど彼はもう子供みたいではなかった。

(237) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

彼が言った言葉の意味が、快楽の上を上滑りする。

柔らかでぬるりとした肉はふっくらした唇。それが根元を咥え締め付けている。

押し寄せる怒涛の快感に全身が震えた。

「は、ッーー……」

駄目だ蕩ける。雨竜先輩はしてくれなかった行為だ。僕は腰を捩って息を荒げた。

ーー彼は言った。自分が死んだら死んでくれと。
勿論それは自殺ではなく、パイロットとして死ねという意味だろう。

コックピットでもみんなが言っていた。

(238) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

頑張れ!(頑張って死ね)
ありがとう!(死んでくれて)

死ね死ね死ね死ね死ね。
地球のために、みんなのために。

お国のために万歳。
立派だね!

嗚呼やっぱり彼は僕と。
ーーいや、みんなと僕は違うんだ。

でも、彼は自身の死を掛けて言っているのだから。
そこまで彼が、僕を殺してみんなを救いたいなら。

「待って、待ってコウ。
止めて。止めて良い。」

奉仕を、という意味だ。
このまま快楽に沈んだら有耶無耶になる。

(239) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

僕は僕の意思で答えたかったから、行為を中断させて言った。

「……良いよ、それで。」

君が僕より地球やみんなが大切でも。

「君を殺して、僕も死ぬ。

パイロット席という死刑台で、散ってやる。
……一緒に死のう、コウ。それでいいんだろ?」

僕は微笑んで彼の頭を撫でた。
殴ったり引き倒したりしたから綺麗な髪がボサボサだ。

彼は僕のイチモツを咥えてどうしたらいい?みたいに上目遣いで見つめてるから。

「指輪、返すよ。君にあげたものだからーーほら。死ぬまで付けといて。」

そう言い、指輪をベッドの上、彼の肩口の上あたりに落とす。

(240) 2023/11/13(Mon) 21時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

そして彼の口から陰茎を引き抜いた。

「コウ、君は言ったね。僕に抱かれたら死ぬんだと。

ーー死んで。

僕の腕の中で。
僕に犯されながら。

僕と繋がり、1つになりーーセックスして、死んで。」

僕の言葉の意味を彼は理解するだろうか。*

(241) 2023/11/13(Mon) 21時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 21時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 21時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

──if・珊瑚と>>225──

彼女が自宅で料理中であり、すぐ傍に想い人である大和がいるなんて僕はまるで知らない。

合宿中の様子だけでは二人の関係を察する事は出来なかったし、どんぐりワゴン内でもそんなイチャイチャは多分なかったはずだ。

もし二人がそんな関係なのを聞いたなら、諸手を挙げて祝福する。ただそれはーー僕らがパイロットになるなんて運命になければ、だ。

もし僕らが全員死ぬのなら、それはむしろ悲劇でしかない。
愛し合って結ばれたのに、直ぐ様死に引き裂かれるなど。

ともかく僕はまだ彼女と大和の事情は知らない、現段階。

(242) 2023/11/13(Mon) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

「覚悟ーー珊瑚待ってよ、死ぬ、覚悟だよ?
僕らはまだ高校生だよ?
人生半ばまでも生きていない。
君がーー君やコウみたいな人間が死ぬなんて、駄目だろ!」

こういう言い方なのは、この段階僕自身はまだ康生に対する恋心が確定しておらず、告白もしていないからだ。

むしろ無理やりキスをし康生を病院送りにした最低野郎だから(※ついでにお漏らしもした)僕なんて死んだ方が良いわけで。

とはいえ、騙された形でワケもわからない敵と闘い死ぬなんて簡単には受け入れられないが。

「珊瑚、諦めたら駄目だ。あんな契約なんか破棄しよう!
クーリングオフとか出来ないかかな?」

馬鹿な事を口走る僕。
しかし、まだ様々な情報が足りないから仕方ない。

(243) 2023/11/13(Mon) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

「君は……君が死ぬなんて、絶対駄目だ。

もしパイロットの交代が出来るなら、僕が死んだ方がましだよ……。

君が死んだらみんなが悲しむ。」

彼女の決意は立派だ。康生も珊瑚も、何故こんなに光輝いているんだろう、強いのだろう。

僕は、そんな二人を失いたくなくてそう言った。
だがーー彼女がパイロットとなるなら僕は、止めることは出来ないのだ。
今はまだ、それを知らないけれど。*

(244) 2023/11/13(Mon) 21時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2023/11/13(Mon) 21時半頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

──if・大和くんと──

味はしなかった──けど。
>>229本当に美味しそうに大和くんが食べてくれるから。
だから、少しだけ味が戻った。笑顔になれた。よかった、と思えた。
思えてしまった。

思えてしまったから、また味がしなくなる。
──私は救われちゃいけないのに。


「それなら毎日食べに来る?
 この騒動が毎回近所で起きるんなら
 父さんの仕事、無くなりそうにないし…。
 多分、鉢合わせることも無いもの。
 鉢合わせたとしても、仲良い男子って言えば
 多分大丈夫だから。」

(245) 2023/11/13(Mon) 22時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

──大和くんがそう望んでくれるならそうしたい。
そんな気持ちが私にあった。
それが、私が唯一望むことで、唯一の贖罪…かも知れない。
彼を巻き込んでしまったことと。そして。


「ね。大和くん。
 ──宇宙が消滅しちゃうまで、そうしない?」


穏やかな顔でそう提案する私は、何かズレてるんだろうか。

だって。
私には戦う理由が、見つからない。
戦ったとして勝てるビジョンが見えない。
私が死んでしまう世界に。

私は価値を見出せてなかった。**

(246) 2023/11/13(Mon) 22時頃

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