人狼議事


8 Solo Assembly Letters

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


ケイト2人が投票した。
レックス1人が投票した。

ケイトは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
レックスが無残な姿で発見された。


村人達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の食事を済ませると、新たな犠牲者を求めて無人の村を立ち去っていった。


【人】 奏者 セシル

[全てのフィールドに、木製の扉が突然出現する。
 それはキミの目の前にかもしれないし、どこか遠い地点にかもしれない。
 ともあれ、いずれの扉にも、生成りの便箋が折りたたまれた状態で挟まっている。
 初めてこの世界に落とされた時に目にした便箋と全く同じ材質のそれには、次の内容が記されている。]

(0) sakanoka2 2021/04/19(Mon) 10時頃

【人】 奏者 セシル



 やあキミたち、待たせたね!
 世界の修復が無事完了したのでお知らせするよ。
 もしキミに急ぎの用があるなら、今すぐに元の世界に帰ってくれてもいい。
 だがもし時間があるなら、折角だから、この扉の先の宴会場にでも立ち寄ってくれたまえ!

 フィールドの行き来も自由にできるようになっている。
 霧の壁とかどこかしらの戸口とかを潜れば移動できるはずだし、ただ「ここに行きたい!」と念じるだけでもいい。
 まあ、宴会場からも行けるようにはしてあるがね。

 キミたち選手どうしで顔を合わせて歓談するも良し。
 なんなら一戦交えて大暴れしても良し。
 ああ、文通の続きを楽しんでくれたって良い!
 ともあれ、好きなように過ごしてくれたまえ。


機械だって操れる旧き地母神の末裔
グラーツィア

(1) sakanoka2 2021/04/19(Mon) 10時頃

【人】 奏者 セシル

[また、扉の出現と同時に。
 キミがこれまでのフィールド滞在の中で“死亡に近い状態”になっていたなら、初めにこの世界に来た時のように復活する。
 その際「生き返った」「よみがえった」という感覚を覚えることもあるかもしれない。

 なお、この間に故障したポストが復帰するか否かについては、ポストごとに個体差がある。
 爆散。投函口の封鎖。失踪。入水。打ち上げ花火。水没からのハングドマン。
 これらのポストも元通りに復活するかもしれないし、しないかもしれない。]



[そして扉を開けば――その先には“宴会場”が待っている。]

(2) sakanoka2 2021/04/19(Mon) 10時頃

天のお告げ (村建て人)

――ようせいさんの宴会場――


[そこは陽光が燦燦と差し込むガラス窓と瀟洒な調度品、そして数多の絵画に彩られた食堂。
 ゆうに20人は入れる程度の広い部屋の中央に、大きなテーブルが1台、小さなテーブルも1台。
 大小テーブルの上には、様々な食べ物や飲み物が並べられている。]

(#0) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[大きなテーブルの上には――。
 素材の味を生かしたかぼちゃのスープとにんじんのポタージュ。
 フィッシュアンドチップス。クリームチーズを挟んだベーグル。小さなどんぶりに盛られた湯葉丼。
 採れたての生のにんじん(水洗い済み)もしっかり用意されている。

 そして、主催のひとりによる手作りの一品も存在する。
 それこそが、レタスとベビーリーフ、チコリー、豚のベーコンが無残に叩き刻まれ、半吉[[omikuji]]程度の味と香りのパルメザンチーズ入りオリーブオイルドレッシングがかけられたサラダである。
 そのサラダボウルは大テーブルの中央にどんっと鎮座し、キミの挑戦を待っている。]

(#1) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[大テーブルの上にはさらに、甘味と飲み物も用意されている。

 プレーン、紅茶、にんじん、バナナ、などなど様々な風味のクッキーとスコーン。
 カステラに金平糖、あんこ入りの饅頭にかりんとう。
 さらに、黒光りするリコリスキャンディー(アイスランドの菓子)。

 無論、ティーセットと様々な銘柄の紅茶の茶葉もここにはある。
 茶葉の中には、どこかのポストが大量に淹れ直しさせられたもの、また地上の銀河《ミルキーウェイ》に暮らす者たちに知られているものも含まれている。
 和食に合わせての煎茶や抹茶も、また用意されている。]

(#2) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[小さなテーブルの方にあるのは――。
 炊き立ての白米が入った炊飯器に、大粒からひきわりまで様々な種類を取りそろえた納豆。
 納豆のタレは勿論、お好みで醤油、からし、生卵、刻み海苔もどうぞ。

 ちなみに納豆メニューだけ別テーブルに分けるのを提案したのは、納豆の匂いに慣れずにいるセシルである。
 もっとも、納豆を大テーブルの方に移して食べたとしても、特にペナルティはない。


 上記以外の食べ物や飲み物も、欲すれば出てくるだろう。
(ただし酒類は未成年には提供されないのであしからず)
 ちなみにスターゲイジー・パイは、主催側からのメニューリストには載っていない。
 が、この世界の仕様上、このパイが出禁にされている訳では特にない。
 誰かさんが取り寄せれば、件のパイはきちんとこの空間にやってくるだろう。]

(#3) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[――ああ、約束されたベーコンサラダは、
 “清くないもの”を拒まない者にとっても冒涜的な見た目だ!

 とはいえ、見た目及び食物規定に関してこそ冒涜性が認められるものの、味はそこまで悪くはない>>#1
 セシルは調味料の使い方に関して少し成長しているようだ。

 さあ、改めて、キミの挑戦を待っている。]

(#4) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[宴会場の壁に掛かった数多の絵画は、油彩や水彩のみならず、書画、草花のコラージュ、はたまた立体的なホログラムなんてものも。
 その中には、参加者たちのフィールドの風景を描いたものもある。
 不思議と、キミには直感的に判るだろう。
「フィールドの風景画に触れれば、そのフィールドへと移動できる」ことに。

 また宴会場に掛けられた絵画のうちには、「雨に打たれている洋館」を描いた小さな油絵も存在する。
 この絵は、月明かりが燦燦と降り注ぐピアノの広間(またの名を、バグ対策本部)へと通じているのだが、今はその部屋には誰もいない。

 ちなみに「《赤》の控室」「《青》の控室」とのパスも一応復旧はしているのだが、元々の仕様上、宴会場が出現してからはこれらの部屋へ通する道は現れない。
 もしもキミが望むなら控室への案内もあるかもしれないが、それはその時の話だ。]

(#5) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)


[宴会場の壁に掛かった数多の絵画は、油彩や水彩のみならず、書画、草花のコラージュ、はたまた立体的なホログラムなんてものも。
 その中には、参加者たちのフィールドの風景を描いたものもある。
 不思議と、キミには直感的に判るだろう――「フィールドの風景画に触れれば、そのフィールドへと移動できる」ことに。

 また宴会場に掛けられた絵画のうちには、「雨に打たれている洋館」を描いた小さな油絵も存在する。
 この絵は、月明かりが燦燦と降り注ぐピアノの広間(またの名を、バグ対策本部)へと通じているのだが、今はその部屋には誰もいない。

 ちなみに「《赤》の控室」「《青》の控室」とのパスも一応復旧はしているのだが、元々の仕様上、宴会場が出現してからはこれらの部屋へ通する道は現れない。
 もしもキミが望むなら控室への案内もあるかもしれないが、それはその時の話だ。]

(#6) 2021/04/19(Mon) 10時頃


天のお告げ (村建て人)

[宴会場の壁に掛かった数多の絵画は、油彩や水彩のみならず、書画、草花のコラージュ、はたまた立体的なホログラムなんてものも。
 その中には、参加者たちのフィールドの風景を描いたものもある。
 不思議と、キミには直感的に判るだろう――「フィールドの風景画に触れれば、そのフィールドへと移動できる」ことに。

 また宴会場に掛けられた絵画のうちには、「雨に打たれている洋館」を描いた小さな油絵も存在する。
 この絵は、月明かりが燦燦と降り注ぐピアノの広間(またの名を、バグ対策本部)へと通じているのだが、今はその部屋には誰もいない。

 ちなみに「《赤》の控室」「《青》の控室」とのパスも一応復旧はしているのだが、元々の仕様上、宴会場が出現してからはこれらの部屋へ通する道は現れない。
 もしもキミが望むなら控室への案内もあるかもしれないが、それはその時の話だ。]

(#7) 2021/04/19(Mon) 10時頃


【人】 奏者 セシル

[そしてこの宴会場の片隅に、抱えられるぬいぐるみ程度の大きさの赤いポストを抱えたセシルが立っている。
 主催者責任としてこの場に顔を出しているこの青年の顔は、なぜか、大変蒼褪めている。
 特に誰かに声を掛けられなければ、そのまま静かに場の様子を見ていることだろう。

 ――主催であり主犯である妖精は、ひとり、ひょいっと『月明かりの倫敦』へと爪先を下ろしている。
 宴会場へと促す文言を手紙にしたためておきながら、さくっとおのずから「会いに行く」という約束を果たしに行く、そんな妖精なのだった。]

(3) sakanoka2 2021/04/19(Mon) 10時頃

【人】 奏者 セシル

[ともあれ、キミはどこかのタイミングで、元の世界へと帰還する。
 それは主催側の合図を受けての帰還かもしれない。
 あるいは、突然、気が付いた時にはもう帰還していた――なんていう夢落ちのような形かもしれない。

 この世界でキミが得たもの――記憶、思い出、品物、そして手紙。
 そういったものを、元の世界に持ち帰れているか否か。
 それは、キミだけが知ることだ。]

(4) sakanoka2 2021/04/19(Mon) 10時頃

村の更新日が延長されました。


村の更新日が延長されました。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2021/04/19(Mon) 10時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2021/04/19(Mon) 20時半頃


【人】 救星隊 アマルテア

 あ、あれっ、
 だめでした!?

[>>4:+27絶叫にびっくりして、ハグの手を緩める。
 独り言はよくわからず首をかしげるも、
 続く名前と腕の力に、身体が熱くなる。
 もう味わうことがないはずだった
 人のぬくもりにまた涙が出そうになる]

(5) fortmorst 2021/04/19(Mon) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ――わっ、???

[>>0>>1そうして、永遠とも感じる時間が過ぎた後。
 目の前にいきなり扉が現れる。
 同時にふわりと、身体が新しい何かに変わるような感覚。
 ――生き返った、とまでは感じなかったのは、
 自分は死んでいるという強い意識のためか]

 あ、扉に手紙が挟まってますよ!
 えーと、なになに…………、
 宴会場!
 デアドラさん、そっちで話しませんか?

[目をきらきらと輝かせながら、手を取って引く]

(6) fortmorst 2021/04/19(Mon) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[夜の静寂と邂逅のぬくもりの中、ヴィクトーリアがふいにあげた声>>6にデアドラはぱちくりと瞬いた。
 ――瞬いた理由はそれだけではない。
 ハグする腕の力だけではない、明らかな重力を身体に感じた。]


 うぃ? ……へ?
 え? え?? もしかして、これって――。


[「生き返った????」という言葉が口をつく前に、ヴィクトーリアから扉と手紙の存在を聞く。
 彼女が手にした便箋をひょいっと覗き込んで、またもやぱちくりぱちくりと瞬き。その文面の内容を全て吞み込む前に――しっかりと「宴会場」に反応した。]


 うん! 行こ行こ!
 こんなホラーな異界よりそっちでいっぱい話したいさ!
 宴会場なら、美味しい食べ物もいっぱいあるはずだし!


[こうして互いに目をキラキラさせながら、ヴィクトーリアに手を引かれて扉を潜り抜ける、その瞬間まで。
 まさかその宴会場に“それ”が待っているとは、デアドラは思っていなかった――。]

(7) sakanoka 2021/04/20(Tue) 11時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[

  “それ”――すなわち、

      納 豆 で あ る !!


 ……予測していなかったといえば、それは噂のリコリスキャンディー>>#3、そしてそれらよりも遥かに恐るべきかのベーコンサラダ>>#2についてもそうだったのだが。
 それらに気づくよりも、まず最初に、納豆のほうに意識は寄せられた。
 小さなテーブルに置かれた炊飯器に、カルデアで見覚えのある藁の包みや、小分けのパック>>#3
 そして微かに伝い来る、やはりカルデアで嗅ぎ覚えのある独特の匂い!]


 ねえ、もしかして。もしかして。あっち。
 ――水戸名産の納豆、だったりする?


[手を引いてくれているひとの故郷の味への興味と、
 改めて“それ”の匂いと邂逅してぶり返す不快感。
 いつかの紙飛行機に記した通りの「苦手」を示すように、デアドラはしかめ面を浮かべていた。]

(8) sakanoka 2021/04/20(Tue) 11時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[若干躊躇いがちにではあるが、ヴィクトーリアに引かれていない方の手で納豆のテーブルを示し、そちらへ行くことを促す。

 そんなデアドラは、宴会場の片隅に立っている、青ざめた顔のセシル(withポスト)には目もくれなかった。
 ヴィクトーリアと出会えたこと、そして「生き返った」ような感覚のみずみずしさの中、「妖精殺す」の念はとりあえず引っ込んでいた程度の明るいマインドになっていたという。]

(9) sakanoka 2021/04/20(Tue) 11時半頃

【人】 奏者 セシル



 ―――――――…、

[このままあのベーコンサラダには気付いてくれないといいな、と。
 主催の一人であり、サラダの作り手(作らされ手)である青年は、息を殺した蒼い顔でデアドラとヴィクトーリアを見守っていたのだった。]

(10) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 11時半頃

【人】 対面販売 クリスマス


[――その丸められた手紙>>4:-17>>4:-18が、まるで妖精の悪戯でもはたらいたかのようにデアドラの元に落ちてくるのは、もう少し後の事。]
 

(11) sakanoka 2021/04/20(Tue) 11時半頃

対面販売 クリスマスは、メモを貼った。

sakanoka 2021/04/20(Tue) 11時半頃


【人】 秘術販売 ハロウィン

お?

[どうしようかな、このままここでひとりぼっちはやだな。
そう思っていたら、家の扉が変化した。]

なんなんだぞ?

[よくわからないけど、何か変わるかもしれない。
そう思い、手をかけた。]

(12) reil 2021/04/20(Tue) 13時半頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

ほわーーーーーっ!!

[見たこともない調度品にたべもの!
キラキラと目を輝かせてそれらに駆け寄り]

これ!これ食べてもいいのかあ!?
ごちそうなんだぞ!!

(13) reil 2021/04/20(Tue) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

[宴会場の片隅のセシルの瞳は、調度品や食べ物に駆け寄る暖琴の姿>>13を映している。
 キラキラと輝かせた子供の瞳にほっこり和む――には、ちょっと、だいぶ、懸念材料がこの場にはあった。主に例のサラダとか。
 故に、セシルが暖琴に向ける顔にも声にも、いまいち覇気がない。]


 ああ、勿論だよ。
 君たちにぜひ楽しんで貰えたらと思って用意したごちそうだから、遠慮なく食べていって。


[それから、一度辺りを見回して、グラーツィアがその場にいないのを確認してから]


 テーブルの真ん中のサラダ>>#1>>#4以外は、うん。
 どれでも好きなだけ取って大丈夫だからね。


[そう付け足した時、セシルはなんとか緩く笑みを作ることができていた。]

(14) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 18時頃

【人】 奏者 セシル


[なお、「食べるなよ? 絶対に食べるなよ?」的なノリでの「サラダ以外は」という付け足しが、言われた側にどんな影響を齎すのか、この時のセシルは全く考慮していない。
 額面通りに素直に受け取って貰えるもの、とこの時のセシルは考えている。]
 

(15) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 18時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

お?
……あ!あのときいた人なんだぞ!

[声をかけられ、指指して叫ぶ。
あのとき、とは落ちたときにチラッと見えた一瞬だった。]

なんであれはダメなんだぞ?
置いてあるのに食べちゃダメなのか?
なんでなんだ?
なあなあ?

[子供特有の質問責め。]

(16) reil 2021/04/20(Tue) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[さて、倫敦ツアーにさっさと出て行ってしまったグラーツィアに先んじて、セシルはその手紙>>4:-8>>4:-9を既に読み終えていた。
 青いインクで綴られた内容にぱちりと瞬き、いつかの妖精の供述>>3:2に思い至り、深くため息を吐いたのも幾らか前のこと。]


( 本当、何のアドバイスしていたの……。
  っていうか何だか僕が蹴られているような
  妙な感じがするのは何でなんだろう…… )


[なお、青になれと命じられても赤くなりたがっていたというそのポストの末路は知らない。
 きっとベルモントパークの空を翔けるロケットとなって散った――なんて当然考えている訳もない。]

(17) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 18時半頃

【人】 奏者 セシル



( まあ、体を動かすっていうだけなら
  今からでもできるけれど――… )


[『ベルモントパーク競技場』という、「速さを競う」戦場の存在。
 そしてグラーツィアがわざわざそれに縁ある者を呼んだ、ということ。
 それに関してセシルなりに抱いた思いはあったが、それについてはもう少し先の話。

 ……なお“選手”の選出基準については、「だって面白そうだったし」以外、グラーツィアからは特に何も聞かされていないようだ。]

(18) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[そしていま 目の前にある 窮地である>>16 。
 選手たちがこの世界に落とされてきた際に、まさか自分の(情けない)姿を見ていたとは思っていないこの主催の人間は、「あのとき」という言葉に心当たりがなく、一瞬きょとりとはしていた、が。
 今は、その件について気にしているどころではない。]


 …………………えっと、ね。 その。その。それは。


[子供の質問攻めにたじろぎ言葉を濁す大人の図。
 結局21秒ほどうろたえた後、この主催の人間は、今にも死にそうな顔で白状する。]


 琴ちゃん。あのサラダは、その。
 すごく 不味い んだ ……。
 不味いから作りたくなかったんだけれど、
 グラーツィアの意向で……ね……。


[……なお、「不味い」とは、あくまで人間の感性による評価である。
 現にグラーツィアがばりばり頬張っていたように、ヒトならぬモノの味覚では捉え方も異なるかもしれないが、それは食べた当人(?)次第だろう。]

(19) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 19時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

なんでまずいのに作るんだ?
たべもの粗末にしちゃいけませんってかーちゃんゆってたぞ。
なんでそれだけまずくしたんだ?

[子供特有の質問責め、その2
もったい!とむんずとおはしを掴みぶすっと刺して1口。

65(0..100)x1点かな。]

(20) reil 2021/04/20(Tue) 19時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

……うーん、まずくはないんだぞ?

[比較的おいしい寄りかな?]

(21) reil 2021/04/20(Tue) 19時頃

【人】 奏者 セシル

 ッ、――――――!
 僕だって! 好きでこんな! 食材を闇に葬るような!
  冒涜的な料理! 作ってる訳じゃッ!!

[子供からの率直な指摘>>20に主催の大人は涙目です。だからといって「そのお箸を止めてー!」も、料理を用意した側の主催としてはできません。どうしてくれるんですかグラーツィア。

 ……けれども悲観に反して、そこまで反応は悪くないようだ>>21。]


 ……、………………。

  そっか、そうだった、ね。
  君は、鬼火だ。 人間とは味覚が少し違うのかも。
  ちゃんと食べられるモノになってるなら、良かった。


[だということに(セシルの脳内で)して、ひとまず暖琴に不味い思いをさせずにすんだことに胸をなでおろすセシルなのであった。]

(22) sakanoka2 2021/04/20(Tue) 19時頃

【人】 救星隊 アマルテア

――宴会場――


 納豆だーーーーーーーー!!
 納豆があるじゃないですかーーーーー!!

[示された先を見て歓声を上げる]

 確かにこのパッケージは水戸のものですね!
 主催さんも気が利いてます!

 あ、デアドラさんは苦手なんでしたっけ。
 あれなんかどうです?
 におい控えめの中粒納豆。
 このしそのたれは香りもいいし、
 ちょっと甘めの味付けになってますから
 食べやすいと思いますよ!

[どうぞどうぞ、としか目面に満面の笑顔を向けて]

(23) fortmorst 2021/04/20(Tue) 19時半頃

【人】 研修生 キリシマ

[ふいに、軽いものを落としたような音が背後で響く。
振り返れば封筒がぽつんと床の上に落ちていた。
ポストがなくても手紙は届くらしい。
あるいは主催者顕現だろうかと封筒を拾い上げて思うのは、
男がこの場に来てしまってから最初に見た封筒と同じ色をそこに見たからだった。

男は何の疑問もなくこれを良い報せの類だと思った。
世界の修復が順調に終わったなどの類である。
最初は期待一杯という表情をしていた男だったが、
少し大きめの封筒から、出した覚えのある手紙が出てきた途端に顔色が悪くなった]

これはまさか……。

[結論から言うとそのまさかであった。
確かに追伸にはいい報せと呼べそうなものもあったが、
それも吹き飛ぶ気持ちでいた]

(24) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

…………。


[果たして今、素直に泣きたい気持ちなのか、自棄になって笑い出したい気持ちなのか、
全てを怒りたい気持ちなのか、全く分からなくなっていた。
そんな男の内心を示すように、
顔色はひっきりなしに赤くなったり青くなったりしている。
点滅したと思ったらすぐ変わる歩行者信号機のようである。

アラサーどころかアラフォーも通り越してる、
つまりはそれなりに長く生きて修羅場(主に命が危ないという意味で)も潜った男ですら、
撹拌された情緒が許容量を超えた《キャパオーバーした》結果――]

(25) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

よし、この庭に墓穴を掘って埋まりましょう。


[真っ先に考えたのがこれである]

(26) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

[そうして外に出たところである程度冷静になった]

いや死んだらいけませんよ私!?
何を差し置いてもマーゴのためになりませんから!

[なんとか地面に倒れ込むのも抑えたが、
頭を抱えて庭中をうろうろしている]

………な、なんということだ、
内容に関するツッコミが存在しない方が却っていたたまれない気分になるとは……!

[否、いたたまれなさについてはどっちもどっちか。
ただ、ツッコミがあった方がまだ開き直れる気分になれると思ったのだ]

(27) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

…………。
と、とにかく。
あの二人の性格は想像するしかありませんが、
セシルが何を思おうが私は私ですよ。


[あの二人のうち、より実直なのはセシルである、
というのは手紙の文面からの推測にすぎない。
実は内心では興味津々なのかもしれないがあえて抑えている可能性もある。
疑心に塗れだしたらキリはないが、]

それに、彼が、
できる限り迅速に世界を治せるよう頑張っているでしょうに、
それを無碍にして勝手に死ぬわけには……いきますまい。

(28) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

[そんな風に色々思いとどまった男だったが。
その後突然現れた扉と手紙とにいざなわれてやって来た大宴会場で、
ついつい主催の姿を視界の端に見かけて若干挙動がおかしくなったのは内緒である。


今はテーブルのひとつから好みの紅茶を汲んで早々、
隅の方に引っ込んでは参加者がくつろぐ様子を眺めている]

(29) Akatsuki-sm 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[デアドラ、納豆に対するリアル水戸民の歓声>>23を目の当たりにする。
 しかも彼女曰く、本当に地元水戸の製品らしい!]


 ――…愛。愛。愛だ。
 ヴィクトーリア、すごくすごく愛してるんだね納豆!
 そっか、これが、水戸のヒトの愛。


[歓声へと零すそんな呟きには、純粋に眩しさが滲んでいた。
 ジェニファーの所属するカルデアにどの程度水戸出身者がいるかはここでは置いといて、ジェニファー/デアドラの中での水戸民像がこれで一部固まることになる。]

(30) sakanoka 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[そんなデアドラは、けれどしかめ面のまま、けれども「におい控えめの中粒納豆」の存在にぱっと目を見開き]


 えーっと、じゃあ。うん。
 まずはそれから、いってみる。
 そういえば、しそ?もあんまり食べたことなかったし。


[一応ここで入門者の選択をする程度の理性はあった。
 満面の笑顔のヴィクトーリアの前で、ごくり、と固唾を飲んで。
 その中粒納豆パックの中身を小さな椀に移し、しそのタレをかけて、箸をつけ――]

(31) sakanoka 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[固い面持ちで口元に運び、

 ぱくり、一口食べ、

 もぐもぐ。

 もぐもぐ。

 真顔でもぐもぐ。
 もぐもぐもぐもぐもぐもぐ。]

(32) sakanoka 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス

 ……、いける。
 このたれ、確かに甘くて、ちょっと不思議な匂いがする。
 あれ? あんまり納豆っぽくない匂いかも。


[真顔のまま1パックを完食した。]


 ありがと、ヴィクトーリア。
 ちゃんとプロ……じゃなかった、
 地元のヒトのオススメが聞けて良かった。
 これ、カルデアで取り寄せて貰っちゃお。


[実際のところもう取り寄せ済みか否かは兎も角として、おそらく5日くらいで食堂のピックアップに追加してくれるかなとか無責任に考えた。]

(33) sakanoka 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 対面販売 クリスマス



 ―――…うん、カルデアで。わたしの家で。


[死んだと思っていたら生き返った感覚。
 そして扉に挟まっていた手紙――元の世界に帰れる、ということ。
 異変の主犯である(デアドラ視点)妖精たちをこれからどうするかは置いといて、とりあえず生きて帰れることは保証された、と考えた。
 ――「生きて帰れる」。少なくとも、自分は。]


 そういえばさ。
 ヴィクトーリアは。
 元の世界に帰ったら、そのまま、死んでいなくなっちゃうの?


[紙飛行機の手紙に対しての相手の答えは知らぬまま、ふっと問うた。]

(34) sakanoka 2021/04/20(Tue) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

――宴会場――

[会場の片隅、野菜のコーナーを陣取って、
 ひたすらぽりぽりぽりぽりエンドレスに
 音を立て続けている女性が一人。

 野菜スティックというスティックは、
 今まさに滅亡の危機に瀕していたのだ。
 ぽりぽり。
 にんじんにんじん。ぽりぽり]

(35) tamamh2 2021/04/20(Tue) 21時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 
 そう! 愛!
 納豆を愛していない水戸人はいません!
 
[>>30クソデカ主語だが、女は心からそう信じている。
 にこにこしながら、デアドラの箸の行方を見守り]

 やったー!
 合ってよかったですよう!
 ええ、ぜひぜひ良き納豆ライフを!

[我が子とのように喜んで]

(36) fortmorst 2021/04/20(Tue) 22時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[家、という言葉にはたと笑みを消す]

 …………。
 生き返れるという話も聞きませんし、
 私はこのまま元のとおりに命絶えるのでしょうね。

[ふと、天使の先進的オルゴールを思い出す。
 復活。
 今すぐ生き返れるのなら、
 きっと、きれいに終わったことも気にせず、
 なりふりかまわずその権利を求めるのだろう。
 だが、そんなものはない]

(37) fortmorst 2021/04/20(Tue) 22時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[だから、ほんのちょっと我慢して。
 笑顔を作るのだ]

 でも、潰えたはずの私が、
 こんなボーナストラックをもらったんですもの。
 手紙だけというのは不便でしたが、
 とても楽しかったです。
 
 ……最後のとき、私が願ったのは、
 私のサーヴァントに、私を覚えていてもらうこと。
 そうしたら、私はそのひとの中で生きていられる。

 …………、
 デアドラさんも、私のことを覚えていてくれますか?

(38) fortmorst 2021/04/20(Tue) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



[ それから幾何の間も経たない時、
 倫敦の夜空を飛ぶ一通の
『一縷の蜘蛛の糸めいた』>>3:+20白い影────

 それに気付いた御使いはその飛行物、
 つまりは紙飛行機をぱしりと手に取って、
 宙に羽根伸ばしながらそれに目を通し、 ]

            ・・
      ... あはは、誤解ですよぉ。


[ ゆるりと微笑んだ。 ]

 

(39) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス



( だぁって。 
  手が汚れてしまうでしょう? 戦争って。 
  ──おろかなひとたちがするのを眺めても、
  主から役目をお授かりでもしないかぎり────
  “自分でするもの”じゃあありませんから、ね。)  


          ・・・・
[ なお、しでかしたお膳立ての話は
 それ以上微塵もする気はなかったのだが。

 ただ手紙のさいごのほうを
 見てゆるやかに目を細めかけたところで、

 ふと、目の前に現れたのはこの倫敦にある
 さまざまな空間のひずみや“門”──────
 ではない、異質な木製の扉。]

(40) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス




[ ぱち、と瞬いたあとに気付いた─────
 見覚えのある“生成りの便箋”を手に取ると
 にこやかに御使いは微笑んで ]

 

(41) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス


[ ひとひとりいない倫敦のどこかに>>3
 爪先降ろす音を聞いた天使はその目前に
 ( ...と言うにはそれなりの距離を取って )
          翼震わせ、降り立った。 ]


 ───あなたがグラーツィアさん、ですかぁ?
  直接お会いするのははじめまして、ですね!
          ええと...
       

( 本には載っていなかった白いドレス姿は、
 >>0:12“一瞬だけ”見覚えはありましたけど、
 きっとこの表現でよいとおもいますし────
 それに、“もっと大事なことがありました”から。)

 

(42) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス



 もうお一方はご一緒じゃあないんですねぇ。
 ...うん。 でも、そちらの方は宜しいでしょう〜。

 あらためてこの度はあなたの催しに
 お招きいただき、まことに有難うございました。

    それでは───────。

 

(43) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス



[ 貼り付けたような絵柄はそのままに、
 くるりと手のひらで回すのはタロット・カード。

 絵柄はもちろん、最初にかれらに
 贈り付けたものとまったく同じ────。 ]

 

(44) 雨京 2021/04/20(Tue) 23時半頃

【人】 代執筆 レックス

     懺悔はもうお済みですか?
        ・・・・・・・・


[ あかあかと明る双子月を隠すようにも
 空にははやばやと流れだしてゆく暗雲。

 それに誘われるように倫敦の何処かへと
 一条の稲妻が “ 先んじては ” 落ちる。 ]

 

(45) 雨京 2021/04/21(Wed) 00時頃

【人】 代執筆 レックス



  していらっしゃらないのなら
  どうぞ────今すぐなさってくださいね。

          裁いて差しあげますから!


( もっとも、しようとしなくても
 ジャッジは有罪なんですけれども─────
 言い分くらいは聞いて差し上げようと思うのでした。

    ボクは”やさしい” 御使いですから、...ね? )

 
 
 

(46) 雨京 2021/04/21(Wed) 00時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[リアル水戸民(のひとり)によるクソデカ主語>>36は、デアドラの中の「水戸:納豆愛」の概念を揺ぎ無いものとした。
 きっとこの先、このデアドラが本当に英霊の座に還った時も、「水戸の民」に関するこの認識は記録として座に刻まれるだろう――。
 この認識に疑問が生じるか否かは、ジェニファー/デアドラの元の世界の水戸出身者に掛かっている。

 ともあれ、「良き納豆ライフ」にサムズアップしたこの納豆ビギナーの爽やかな笑顔は、ふっと零した問いへの答え>>37に、彼女と同じように笑みを消した。]


 ……、そっか。


[参加賞として妖精が願いをかなえてくれる、なんて話があった訳でもないが故に。
 ヴィクトーリアが答えた通りの宿命《Fate》になるのだろう、とデアドラは理解する。]

(47) sakanoka 2021/04/21(Wed) 11時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[それでも彼女は笑顔を見せて、この「ボーナストラック」を「楽しかった」と答えた>>38
 その後に続けられた「願い」は、その言から察するに、当初の願い>>4:+4とは異なるものかもと思えど――。
 そんなさいごの願いだけでも聞くことができたから、デアドラは屈託なく笑った。]


 もっちろん!
 わたしも、あなたのこと、絶対覚えてるから。
 それに、わたしとあなた、
 ここで出会った縁があれば――…


[「神霊等の依り代として、あなたがわたしの世界に来ることもあるかも」。
 口には出さなかったこの思考は、実際にそういう事例がジェニファーの世界のカルデアであった――しかも「切り落とされた世界」の子供が来た、という事実を知っているが故のもの。
 その可能性をここで伏せたのは、「きれいに終わった」ことを台無しにしてしまう、という思いを抱いたからでは無い。
(寧ろこのデアドラという女は、宿命を理解しながらも「きれいに終わらせない」側に属している)
 単に、今のこのバーサーカーの頭では、話せば長くなる“ロングストーリー”をきちんと纏めきれなかったというだけのことだ。]

(48) sakanoka 2021/04/21(Wed) 11時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 とにかく、ヴィクトーリア!
 わたしが生きている限り――ううん、座に還っちゃってからも。
 あなたのこと、わたしの中でも、生き続けさせるから。


[「も」という語には、「一緒に戦ったコ」もきっと、というデアドラの願望が暗に含まれている。
 そのサーヴァントがまさか、ジェニファーの知るデミ・サーヴァント――シューベルトの縁者とも(おそらく)言い得る存在だとは、この時のデアドラは考えていない。
 今後、かのアーチャーに対してのヴィクトーリアの願いが叶ったかの答え合わせが実際にできるか否かは、きっと神のみぞ知る。]

(49) sakanoka 2021/04/21(Wed) 11時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 縁。縁。縁――。
 わたし、いっぱい縁を繋げたのかな?


[腰帯に差した聖剣のチャーム。左手首のミサンガ。未だ淹れぬままのティーバッグ。そうしたモノだけでなく、懐に収めたままの手紙の数々。
 そうしたモノと――何より文字を交わした思い出という“縁”を思う。
(ポストの爆散によってロストしたアーチャー(の亡霊)の塵について惜しむ気持ちは未だ残れど、それは一旦脇に置いた)

 そんな時に、ふっと視線を周囲に向けて――。
 この宴会場に来ていたセシル、暖琴、キリト、セクレタリアトの姿に漸く気付く。]


 わ! わあ! みんないるんだ!
 ううん、みんな、じゃないけれど、
 みんなとやっとちゃんと会えたよ!


[そう言って、その場からぶんぶか大きく手を振って]

(50) sakanoka 2021/04/21(Wed) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[――まず、暖琴の纏っている「おようふく」を、
 頭のてっぺんから爪先まで、
 ものすごく 不躾に
 じっくりと まじまじと
 興味津々に 見つめた。]


 ほむ。ほむ。ほむほむほむほむ……。
 すごい! きれい! カラフル!!
 確かに提灯お化けっぽくてジャコランタンっぽくてでもキラッキラなのになぜかワビサビな感じもして本当に全然おっきすぎる感じもちっちゃくもなくて体型にぴったりでひらっひらでツインテールの青い炎のゆらゆらも日本の幽玄にしてエリンの幽幻――お母さんの愛! 愛! 愛! なんだね!


[最後は服ではなく髪の毛のことなのだがそれは深く気にしていない。 
 デアドラは、相手が現在形で「親子三人(?)で暮らしている」と思い込んだ状態で、ハイライトたっぷりの碧眼で感想を零していた。
 なお、その暖琴が食べていたサラダについては、特に気に留める様子がないこのデアドラである。]

(51) sakanoka 2021/04/21(Wed) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

それから、はっとしたように碧眼は移る。
 会場の片隅で野菜スティックの数を着々と減らしていた女性>>35へと。]


 あ。
 あ。
 あ。


[そういえば妖精からの手紙に記されていた。
「フィールドの行き来も自由にできるようになっている」と。]


 セクレタリアト!
 ねえ、ねえ、セクレタリアト!
 

(52) sakanoka 2021/04/21(Wed) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

 勝負しよ!!!!


[壁に掛けられていた一枚の絵画――ベルモントパーク競技場の風景画をびしっと指差して、笑顔で告げた。
 どの程度この世界に居られる時間が自分たちに残されているか否か、それについては、この時デアドラは完全に度外視していた。

 そしてこの時、もしかしたら、この場の者たちの目には映っていたかもしれないし、映らなかったかもしれない。
 ヒトガタのデアドラから、存在しない筈の馬耳と馬しっぽ(どちらも白波のような白馬)が生えている――そんな虚像、幻が――。]

(53) sakanoka 2021/04/21(Wed) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[ともあれ、ここで一旦デアドラの関心がベルモントパークで固定されたことにより――。
 キリトの手紙に綴られた愛《じゆう》と混沌《しあわせ》、そして彼自身の「愛する者」の存在について、デアドラが公衆の面前で嬉々として大声で叫ぶという事態は回避されたという。
 ついでに言えば、主催のひとりであるセシル(※人間)をこの場で一発殴っておくという事態も。]

(54) sakanoka 2021/04/21(Wed) 12時半頃

村の更新日が延長されました。


【人】 奏者 セシル

――月明かりの倫敦――


[双生の月が照らす街に、黒いピンヒールの爪先がかつんと降り立つ。
 人無き通りに立つ女は、「主の恩寵無き」、文字通りの人でなし。
 『空間の歪み』から出くわす怪物も魔物がいても、この妖精におのずから牙を向けることはない。

 ……『空間の歪み』の先を実装しなかった張本人(?)であるグラーツィアが、それらを探しに行くことは無い。
 敢えてそんな歪みの向こう側に突っ込んでみる、という気まぐれは、この時の妖精の思考の内には無かったようだ。]

(55) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃

【人】 奏者 セシル

[黒いカーディガンの下の、白いドレスの裾。
 セシルの髪よりも少しだけ明るい色味のボブカット。
 それらがふわりと微かに翻ったのは、それなりの間合いの場所に、翼もつ御使いが降り立った時>>42。]


『ああ、いかにも。はじめまして!
 ワタシがグラーツィアだよ、ガブリエル。
 ワタシとセシルをキミたちが見た時には、
 そういえばろくな挨拶一つしなかったものだが――。
 それでもちゃんとワタシの方だと判ってくれて何よりだ』


[無邪気な笑顔ひとつ崩さず返したこの言葉から、自分たちの姿が選手たちに垣間見られていた>>0:12ことをグラーツィアは認識していたことが解るだろう。

 そしてこの言葉は、文字通り、笑顔ひとつ崩さず――
 すなわち『くちびるを一切動かさずに』放たれている。
 丁度、頭の中、あるいは精神の中に直接声を送り込むような、テレパシーめいた形の言葉だ。]

(56) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃

【人】 奏者 セシル

[「もうお一方」>>43を何処に遣っているかは、グラーツィアの方からは告げない。
 ヒトの方の主催の出頭を仮に求められていたとしても、この時の妖精は答えなかっただろう。

 くるりと回るタロット・カード――『塔』の絵柄のそれ>>44を目にしても。
 貼り付けたような御使いの笑みに対して向けるのは、相変わらずの無邪気な笑みだ。

 月のひかりがふたつとも、流れる暗雲に遮られて弱まろうとも。
 倫敦のどこか遠くで、雷火が穿つ音が響こうとも>>45
 呑気とも捉えられ得るほどに、妖精の笑顔は何一つ変わらない。]

(57) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃

【人】 奏者 セシル



『そう言われても、どうしたものかなあ。
 何せワタシは“ザンゲ”する側の存在じゃないからね、
 神父、じゃなかった、御使い!』


[自称・地母神の末裔の、堂々たる宣言。]


『ともあれ、キミからの裁きというお礼、
 ぜひとも有難く頂戴しよう。
 こんな「バビロン危機一髪」な供物は
 滅多に無いから楽しみだ!』


[『塔』についての異なる解釈をこの時特に考慮していないのは兎も角として――。
 “刑務執行”を目前に控えながらなお、こんな能天気な調子でテレパシーめいた言葉を発する以外、グラーツィアは何もしない。
 この態度が「何もしなくても、大したことにはならない」と確信するだけの余裕(もしくは慢心)の表れだと気づくか否かは、キミ次第だ。]

(58) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 19時半頃

【人】 奏者 セシル

[もっとも、「大したことにはならない」が、実際のところどうなるかと言われれば――それは実際に裁きを下された時の話。
 少なくとも、主催者たち自身の存在や、この世界の存在自体に支障をきたすことにはならないだろう。


 ……そんなこの妖精は(そしてセシルも)、“お礼参り”の予告状すらない“刑務執行”の可能性>>54については、この時何の考慮もしていないのだった。]

(59) sakanoka2 2021/04/21(Wed) 20時頃

【人】 読書家 ケイト

[声をかけられた時>>52
 私はといえばぽりぽりもちろんぽり
 まだ野菜を満喫ぽりぽりしている
 ぽり最中ぱりぽりでしたぽりぽり。
 
 手を止めて、じぃと彼女を見る]
 
 勝負。
 勝負……いま、勝負とおっしゃいました?
 

(60) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

 聞き間違いじゃあ、ありませんよね。
 
[じんわりと、彼女に己と同じような
 特徴が幻視されれば、さらにその笑みは深まる]

(61) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃

【人】 読書家 ケイト

 やりましょう!
 やりましょう!
 マッチレースですか? 他に参加者は?
 います? いません? どうでしょう?
 
[にっこにこ。
 満面の笑みで、同じく風景画を見つつ、
 空へ人差し指を差し出す──
 
 かけっこするひと、この指とまれ!]
 

(62) tamamh2 2021/04/21(Wed) 21時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

かけっこ?
したいんだぞ!

[はいはーい!]

(63) reil 2021/04/21(Wed) 22時頃

【人】 研修生 キリシマ

おお、本当に勝負が実現しそうとは……。


[良かったじゃないか、と思う気持ちはなくはない。>>53
セクレタリアトに勝負を持ちかけたデアドラもノリノリのようで、
尻尾がぱたぱた動いているような…………ん????]

流石に疲れたのかもしれませんね……。

[何せ色々ありすぎた、とはいえ帰って寝るにはまだ早い。
少しばかり宴会場を見て回る余裕も出てきた。
相変わらずセシルからは視線を外す決意を固めているが]

(64) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃

【人】 研修生 キリシマ

[そんな感じで小さいテーブルに近寄る。
納豆をほかほかごはんにかけて食べるというのをやってみるためである。
テーブルの上にはなんだかポストに入りそうな気がしなくもない厚みの白いパックがある。
そのうちのひとつ(大粒のパック)を取って、
中身をこの目に晒そうと角からフタらしきものを取ろうとした。

ぺりっとフタらしきものは半分に割けた。

男の心に何らかの衝撃がはしった。
(いわゆるカルチャーショックである)]

(65) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃

【人】 研修生 キリシマ

[……その後残り半分も慎重にはがし、
中に入っていた小袋はいったん脇にのけて、
納豆本体を覆う薄いビニールを慎重にはがす。

納豆から伸びる糸がビニールにもくっついて、
しかもよく伸びる。思わず切れるまで伸ばしてしまった。

あとはこれを小皿に移し、脇にのけた小袋の中身を加えてシャカシャカと混ぜる。
混ぜる。
とにかく混ぜてみる。粘り気が増しているようだ……。

気が済んだところで大きめの茶碗によそったばかりのご飯の上に納豆をかけ、
彩りを求めて細く刻まれた海苔やら細かく刻まれたネギやらを乗せた。
準備万端]

(66) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時頃

【人】 研修生 キリシマ

……む。
…………おお。
……………………。

(確かににおいもねばねば感も独特なものですが、
ドン引きするほどのものではありませんしとにかく白いご飯に合う! ……至高では?
 しかしこれが本来なら水戸に行かなければ食べられないとは……)

[ともかくこの出会いに感謝しなければ。もぐもぐ]

(67) Akatsuki-sm 2021/04/21(Wed) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア


 ……よかったあ。

[>>49心の底からほっとした表情を見せる。
 >>48彼女が言わなかった可能性は想像もできず、
 されど実現したならさぞ愉快なことになるのだろう]

 なんだかすごく安心しちゃいました。
 もう死んでも大丈夫かも。えへへ。

[少し目尻に涙を浮かべながら笑う]

 ここに来て、短い時間なのに
 たくさんご縁をいただきましたね。
 理不尽な「事故」のはずだったのに、
 最後には楽しかった!って言えるの、
 ちいさな奇跡みたいです。

(68) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア


 変な言い方かもしれませんが、
 皆さんがちゃんといるって実感できて嬉しいです!

[デアドラに続いて自分も手を振って。
 誰かと話そうと思ったのだが]

(69) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 レース!? します!!!!

[このゆびとーまった]

(70) fortmorst 2021/04/21(Wed) 22時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[ヴィクトーリアが見せたほっとした表情>>68は、偽りないものであるとデアドラの目にも映った。
 涙交じりの笑顔のその人に、思い出したように、言葉を付け加えた。]


 あなたのこと、覚えてるから――、
 ヴィクトーリアも忘れないでね。
 わたしは「かなしい」やつなんかじゃないんだって!


[(相手に届いていたとは知らぬ)紙飛行機に記していた想いを、デアドラはこの場で改めて告げる。
 屈託ない笑みにウィンクを載せるデアドラの胸中には、いまはもう、ヴィクトーリアへの殺意や不愉快さはない。

 事故から生まれた、ちいさな奇跡。
 神の御業に(おそらく)因らないそんな奇跡を思えば、自然と頬は緩み――。
 うまく言葉にできずじまいの未来の(愉快な)奇跡の可能性をも思い、えっへへ、と声を零したのだった。]

(71) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[そして殺意無きデアドラがいま抱くのは、紛れもない闘争心。]


 もっちろんさ!!!!
 うん、うん、マッチレースでもいいけれど――


[ノー聞き間違い。ノー詐欺。ノー正体不明。
 そう言わんばかりの「この指とまった!」を、セクレタリアト>>60>>61>>62の人差し指にタッチして宣言する。

 ちなみにデアドラのぴんと立った馬耳とぱたぱた馬しっぽの幻像の存在はかなり“正体不明&詐欺”めいていたが、これはあくまで“ライダーの武器のレプリカ”めいた現象であり、スナーク・マグレガーは無実である。おそらく。
 この謎耳と謎しっぽに対する誰かさんの言葉>>64は、てんで耳に入らぬまま――。]

(72) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃

【人】 対面販売 クリスマス



 きん! ヴィクトーリア!
 あなたたちとも勝負できるんだね!
 やった! やったッ!! やったーッ!!
 おっしッ、みんなで一斉に競走しよッ!!


[そうはしゃぐなり、今度はすぐさま、ベルモントパークの絵にタッチ!

 こうして、絵に触れたデアドラの姿は、競技場のフィールドへと転移し――。
 転移した丁度その時に、どこからともない頭上から、丸められた手紙が一通、ぽてんと落ちてきたのだった。
 なお、手紙は馬耳の虚像を貫通した。虚像は虚像だった。]

(73) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃

【人】 対面販売 クリスマス

――ベルモントパーク競技場――


[――という訳で、レースに出場しようとしていたら手紙>>4:-17>>4:-18を読んでいた、という状態にデアドラはなっていた。
 頭上から落下してきたモノを無視できる程の猪突猛進では流石になく、気になるものは気になる、といった態だ。]


 …………うぇ。


[急いで書かれた痕の見受けられるこの手紙が、キリトからの返事であることは冒頭の内容で理解できた。
 その冒頭部、二重線の下敷きにされた、「思い出せた」の文字。
 頑張って消した心算の「忘れてた」をキリトに読まれたことは明白だ!
 これからレースだというのに、このばつの悪さである。
(なおそのキリトも別の誰かに何かを読まれてしまっていた次第のことは、デアドラは知らない)]

(74) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[ともあれ、気を取り直して読み進める。
 記された本題、キリトとセカイの確かな「幸せ」の存在を思えば、よしよし、なんて満足の声が口から零れたのだけれど]


 うぃ?
 ―――…あなたも?


[「悪い人」。キリトもそうなのだ、ということをデアドラはここで初めて知る。
 それも、セカイを裏切ってでも愛する者を救う、ということ。
 デアドラは暫し、まるであたかも眠りでもするように、両の碧眼を閉じた。]

(75) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス



( ――…、ニーシャと一緒にまた暮らせるなら。
  わたし、家も友達も、全部捨てて、
  異聞帯を守るくらい、できちゃうんだろうな。 )


[ここでの「異聞帯」とは、このデアドラが住む正史としての人類史とは全く異なる成長を遂げたセカイ、くらいの意味合い。
 そして異聞帯が存在するだけで、デアドラの住むの世界は崩壊する、とも――。
 もっとも、異聞帯未満の「切り落とされるべき世界」の存在にカルデアが触れたことこそあれ、異聞帯そのものについては知識でしか知らない。これはあくまで仮定の話だ。

 カルデアという「家」を持ち、ジーナをはじめとした「友達」をも持つようになったジェニファーの中には、けれども“ニーシャをどこまでも愛した”デアドラとしてのこんな意志が、確かに有り続けている。]

(76) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[再び目を開けて読み進める便箋。
 手紙の主たる「悪い人」は、けれども確かに《蒼い鳥》の祝福を受けているのだろう、と。
 そう思いながら、問いかけの言葉に、笑って首を横に振ろうとして――。

 その手紙の締めくくりに、不意に、目に熱いものが湧き出でる。
 それはきっと、このデアドラの身が、かりそめであれ「さっき死んだばかり」だったからだろう。]


 〜〜〜〜〜〜〜…、やだなぁ。
 勝負前に泣いてちゃダメだっての。
 こんなんじゃ、力入らなくなっちゃう。


[真紅のマントで顔を拭ってから、丸められた便箋を折りたたんで懐に仕舞った。
 ――生き続けていれば、いつかは。
 そう、思いながら]

(77) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[綺麗に均されているダートを、どんっ と踏みしめ
 力強く鼻息をあげた。
 白馬の耳は凛と立ち、高揚を示すように尾は高く上がる。

 デアドラは やる気だ!!!!]

(78) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃

【人】 読書家 ケイト

── そしてベルモントパーク ──

よい、しょっ、とぉ……!

[がらごろ、ごろごろ、がごん。
 綺麗に整地されたダートに深い轍。
 …はスタート位置にゲートを押しやっていた。
 ……無事完了。

 馬ならぬウマ娘たちが入るにちょうど良さそうな、人サイズのゲートはきっときっちりしたスタートタイミングを保証してくれるだろう。
 そして]

(79) tamamh2 2021/04/22(Thu) 12時半頃

【人】 読書家 ケイト

♪〜♪♪

[会場を流れるのは、レコードだろうか?
 古い音源のニューヨーク・ニューヨークに、
 それに合わせたかのような会場の姿なき観客たち、その合唱。
 そして全員が会場入りすれば、ほどなく、
 ファンファーレのラッパが鳴らされる。

 そして、もちろんこの娘は、やる気だ]

(80) tamamh2 2021/04/22(Thu) 12時半頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

─べるもんとぱーく─

おー

[見たことない風景。
広い広いおにわ?に、たくさんの腰掛けの場所。
確かにかけっこにはぴったりかな?]

おー?

[目の前の降りている何かをぺちぺち。

きんは よくわかっていない!]

(81) reil 2021/04/22(Thu) 13時頃

【人】 奏者 セシル

――ようせいさんのいない宴会場――


[セシルは宴会場の片隅から、ウマ娘たち……もとい選手たちがベルモントパークへと飛び立っていくのを無言で見送っていた。]


( グラーツィアが居たら、彼女も――
  いや、僕が走らされていた気がする…… )


[この華奢なピアニストには、無論、参戦する意思は全くない。
 小さなポストを抱えたまま、ひとり安堵のため息を吐き、改めてその場を一瞥したのだが――]

(82) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[当然と言うべきか、案の定と言うべきか。
 キリトがこの宴会場に来てから>>29今に至るまで>>64、彼とろくに視線が合わさった覚えがない。
 彼の挙動がおかしく見える理由は凡そセシルにも察せられた(つまり自分が原因だ)ため、セシルもまた、いささか視線をキリトから外しがちになる。
 ……あの『死と生者の森』の庭に墓穴が一つ掘られかけていた>>26とまでは考えていなかったが]


( 彼、大丈夫……だった、ね?
  デアドラもいけるみたいだったけれど>>33
  僕も工夫すれば、いけるん、だろうか。 )


[そういう現場>>65>>66>>67はちらっとしっかりちゃっかり目撃していたのだった。]

(83) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[こうして、グラーツィアがガブリエルを訪ねに行き、ベーコンサラダに関しても(少なくとも暖琴からは)安全性が証明され、いまにも競馬レースという試合が始まろうとしていた中、セシルはひとり、「雨に打たれている洋館」>>#5の絵に触れた。
 キリトに敢えて一礼はせず、そっと場を辞する、この主催である。]

(84) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

――バグ退治の終了したピアノの間――


[窓から月明かり降り注ぐ、ピアノのそばのマシン、そのさらにそばのテーブル。
 そこに便箋を一枚広げて、セシルはペンを走らせた。

 選手たちと直接顔を合わせることが叶ってなお、セクレタリアトにこうして手紙を綴っていたのは、彼女たちが競技場に出て行ったからというのもあったが――。
 直接口で伝えるにはいささかこそばゆい内容だったから、という方が大きかった。

 セシルは少し迷ってから、己が持ち歩いていたポストの投函口へと封筒を入れた。
 直接の手渡しも考えたが、渡す機を逸する、ということも案じられたから。

 彼女のすぐそばにポストの姿は見えなかったが、ポスト以外のものが手紙を運ぶこともある、というのはセシルも知っていた。
 実際にきちんと届くか否かは(誤配の事例に直面している身でもあるが故に)定かにいは知れなかったが――。
 まさかレース中に手紙が降ってくる、なんて可能性までは、セシルは考えていないのだった。]

(85) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[グラーツィアの姿が見えないのをいいことに、かなり好き勝手な追伸をつい付け加えてしまっていたセシルであった。
 ――付け加えてから、そういえばあの妖精の姿をセクレタリアトは知っているだろうか、という疑問が湧いたのだけれど]


( ………、いや、もしかしたら。
  選手たちには、どこかで僕らのことが
  垣間見えていたのかも )


[暖琴のあの一言>>16を改めて思い出し、大分遅ればせにそう推察した。
 推察してから――まさかものすごく情けない様を見られてしまっていたのでは、という居心地の悪さが出てきてもしまったが。

 ちなみに、この時セクレタリアトに宛てた手紙に記した内容の一部が、彼女の方からセシルに問おうとしていたこと>>2:-56の一部への答えになっていたことには、勿論セシルは気付いていない。]

(86) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[さて、ここで宴会場に再び戻ろうかと考えて――。
 思い立ったように、セシルは二通目の手紙に取り掛かった。

 相手はそれこそ、文字通りに直接面と向かったならば、互いに大変ぎこちなくなることが予想できる相手である。
 故に現状、手紙で言葉を伝える、以外の選択肢が思いつかなかった。黙ったままでいるという選択も採れたが、それはそれで、気まずい。]

(87) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[「無二の友を裏切って、人類を、世界を敵に回しても」という文言は、本当にキリトがそういうことをしたと考えて書いた訳ではない。
 これは、単純に。
 セシル自身に、そういうことをしてまで護ろうとした人がいた、というだけのことだ。
 ……その結果がハッピーエンドかと聞かれたならば、答えはNoになってしまうけれども。

 こうして、一筆認めた後]


 ポスト。
 できるだけ早く。速達だ。


[もとよりタイムラグつきで届くのが仕様のこのポストが、果たしてどの程度「速達」を果たしてくれるかは謎だったが――。
「キリトへ、キリトへ、キリトへ―――」としっかりと念じてから、セシルは手紙をポストに放り込んだ。]

(88) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

――再び、ようせいさんのいない宴会場――


[こうしてぬいぐるみ大のポストと共に戻ってきたセシルは、蒼褪めてはいないものの未だ気まずさの残る面持ちで、宴会場の片隅に控えるのだった。]

(89) sakanoka2 2021/04/22(Thu) 16時半頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2021/04/22(Thu) 16時半頃


【人】 救星隊 アマルテア

――ベルモントパーク――


 うわああーーー
 競馬場ですよう競馬場!
 それも賭ける方じゃなくて走る方としているんですよ!
 感激です!

[ゲートに収まりつつ辺りをきょろきょろ。
 おばあちゃんの家で聞いたことがある気がするレコードの音に上機嫌]

 ――今こそここが、戦さ場ですね!

[強化魔術を掛ける。もちろんやる気だ]

(90) fortmorst 2021/04/22(Thu) 20時頃

村の更新日が延長されました。


【人】 対面販売 クリスマス

――ベルモントパーク、ゲート前――


[競技場に流れてくる楽曲は、リマスター版ではないと思しき古い音源>>80。確か所長が口ずさんでいた覚えがあるようなメロディを響かせる、どこか温かみのあるレコードの音響を、馬耳……ではなくヒトガタの耳で捉える。
 もっともデアドラにとって、いまは音楽鑑賞の時間ではない。
 求める音楽はただ、ファンファーレのラッパ!]


 っと、セクレタリアトは準備ありがと!
 ふっふっふー、やるぞ、わたしはやるぞッ!


[と、ぺしぺしする音が暖琴>>81のほうから聞こえてきていたので、ちらっと一度そちらを向いて]


 きん! きーん!
 その扉が開いたら! れっつごー! だよ!


[このアバウトな説明で通じるかは定かではないが、とにかく、デアドラはそう告げた。]

(91) sakanoka 2021/04/22(Thu) 21時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 ヴィクトーリアだって
(ジーナちゃんみたいに強化魔術でビルドアップする能力だって持ち合わせている魔術師であって)
 ただの人間じゃないはずだし、油断できないし!


[魔力の気配を感じた気がして>>90、そんな言葉も口に出る。

 さて、そんな馬耳・馬しっぽのデアドラの疾走スキルといえば、何のことはない、ただの 地の脚力(敏捷B程度) と 意地 である。
 残念ながら、速さに有利に働くスキルの持ち合わせはない。
(なおデアドラの宝具はその性質上、確実に競馬のルールに抵触するため、ここでは使えない)

 マスターでもありサーヴァントでもある現在のデアドラが、右手に三画刻まれた令呪のブーストを、自分自身に掛けるという発想は――
 1. 出てくる
 2. 出てこない

 1]

(92) sakanoka 2021/04/22(Thu) 21時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[このマスター 自分に令呪を ぶち込む気 満々だ !!

 そしてゲートが開いた瞬間――]

 令呪を以て命じるッ、
“デアドラの脚よ、マナナンの白馬《アンヴァル》となれ!”

[この馬めいた娘は、ただの詐欺馬耳・詐欺馬しっぽの持ち主に終わることなく、本当に馬になろうとした。
 あくまで開幕後に用いた令呪のため、その分の出遅れはあるもの、一度ブーストが掛かってからは、その瞬発力でダートを駆ける!
(なお脚のカタチ自体は、あくまでヒトガタのままである。
 あくまで馬みたいな娘だからネ!)]

(93) sakanoka 2021/04/22(Thu) 22時頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

れっつごー?
あ、走るってことでいいのか?

[ぶんぶんと手を振り返す。
どこを走るとかもよくわからないが、多分一周だと思う。
なにしろ けーば わからない]

よーーし!
いっくぞーー!!

[ぐ、と足に力を入れ、地を蹴る。
走る、というよりは跳躍した。]

(94) reil 2021/04/22(Thu) 22時半頃

【人】 研修生 キリシマ

[納豆食いに励んでいるうちに、
女性陣がウマ娘と化して(※化してはいない)どこかへ行ったことにも、
ついでに言うと、納豆食いの様子をセシルにしっかりちゃっかり目撃されていたことにも、>>83
ばっちり気付いていなかった男である。


なお納豆ご飯をほおばった後に紅茶を味わってみたのだが、
男の感触的には63(0..100)x1点相当にそれはマッチした]

(95) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 00時頃

【人】 研修生 キリシマ

悪くはないですか……。


[欲を言えばもうちょっと口内を洗い流す感触が欲しかった……などと思いつつ、
賑やかさが減ってなんとなく広さが増した気がする宴会《パーティー》の舞台を巡る。
壁にかけられた数多の絵画に目を奪われるまでにそう時間はかからなかった]

(96) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 00時頃

【人】 研修生 キリシマ

…………ほーう。

私にも観光の機会が巡ってきたということですね!
とりあえず……、と。


[視線は絵に描かれた様々な地を滑っていく。
水戸の屋敷。走って競うにはうってつけの草地。
緋い桜の咲く場所。影踊る聖杯戦争とやらの舞台。
それから――月明かりに照らされる時計塔の街。

観光気分を味わいたい男に迷う隙間はなかった。
とはいえ観光案内は受けていたものの土地勘はないため、
触れた絵画の先に続く場所をうろうろする事態にはなったのだが]

(97) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 02時半頃

【人】 研修生 キリシマ

―― 月明かりの倫敦 ――


さて、双つの月ですか。


[男のセカイには月がふたつある。
その、月にまつわるなんとも愛ある謂われを思い出すが、
こちらの月にも何らかの謂われがあるのかは――ひとまず置いておく。
考えたところで妄想の域しか出るまいし。

ところでこの男、当然のように、
この地に人外が大集合(といっても二人だが)していることは知らないでうろついている]

(98) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 03時頃

【人】 代執筆 レックス

   ──── 月明かりの倫敦 ────



  ええ、だって。
 ” 直々にお会いしてくださる ”
  と言うのはあなたのほうだったでしょう〜?


[ それと──────。

 どちらも女性にとれるお名前でしたが、
 >>56”まともな挨拶”も頂かなかったときに見た
 男性と女性のうちなら彼女がそうでしょう、と
 ゆるやかに微笑みました。 ]

         ・・・・・・・・
(  ...ふうん。 知ってたんですねえ? )

 

(99) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス


 ・・・・・・・・・
[ つまりは知っていて挨拶ひとつ寄越さなかった、と
 言うことに対して何も言うことはなかったし
 せいぜいが目の前の妖精が口を動かすこともないことに
 それを深めただけであった。 ]


 (  ...すでにこれ以上の”失礼”もありませんし、ね。 )

 

(100) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス



[ あまりにも御使いの前で堂々と言い切るその姿に
 表情はそのままに眦を細めた天使はいっそ
 拍手でもしそうな調子でのんびりと
 念話めいたことをする”相手に合わせる”....こともなく ]


    わぁ、そんなに裁きをお望みでしたか?
   うん、そうじゃないかって思ってたんです。


[そう声を発しては、手にしたカードを天に放り投げた。]

 

(101) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス



 
 .......ボク、大っっ嫌いなんですよねえ。 

            あなたみたいなのって。


 

(102) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス


[ そんな、隠すこともなく慢心の垣間見える、
 むしろ楽しむようでさえあるような─────
 吐き捨てるよう一寸低く下がった声も束の間のこと。 ] 


    あはは、それじゃあ楽しんでいってくださいね!


( ...主の威光ある世界であればその表情をするのは
  ボクのほうでしたが────── さすがに
  ここがこの方の創り上げられた舞台と言うことは
          ボクだってわかってますから。 )


[せいぜい、と”この場に置いては
”めいいっぱいの『嫌がらせ』をするつもりで
腕を掲げた直後、空には幾条もの閃光と轟音が奔り───]

 

(103) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス



[  それらの雷火は同時、見るものによっては
 一条の巨大な裁きの雷めいては妖精めがけ、下る。 ]

 

(104) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 代執筆 レックス




[ >>98そうして、 ]


              ....おや?



[ もうひとりこの世界に来たものに気付き
 その姿を認めることになったのは
 白雷の閃光が晴れたころだっただろう。 ]

 

(105) 雨京 2021/04/23(Fri) 06時頃

【人】 奏者 セシル

――月明かりの倫敦――


[選手たちに姿を見られていたと判っていながら一言も“声”を寄越さず、置き手紙の挨拶文で済ませてしまうという、相手が御使いでなくとも十分に無礼なこの妖精。
 主催を見分けた根拠>>99を耳にして『えらいえらい』と褒め言葉零してみせる程度には、やはり不遜だった。]


『それにしても、キミはまるで、
 ・・・・・・    ・・・・
 ヒトみたいに喋るしかできないのだね?
 そなたの心に直接語り掛けているぞ〜とか
 御使いならできると思っていたのだが』


[相変わらず「声を発して」告げる御使い>>101に対して、非常に呑気な言葉を紡ぐ。
 グラーツィアは、相手が本当にテレパシーなど「できない」と考えてこんなことを発した訳ではない。
 煽りともいえるこの発言は、けれど、大して深く考えずに紡いだ刹那の享楽でしかなかった。]

(106) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[――そう、これはまるで、「もっと嫌ってみろ!」とでもいうかのような、戯言。
 事実、少し低く下がった声で放たれた一言>>102>>103に対しても、妖精の顔色には微塵の陰りも見られなかったのだから。
 そんな、言葉通りに「楽しんでいく」といわんばかりの余裕を見せるこの妖精だった。

 天に放られたカード、御使いの掲げた腕、
 静電気どころでない規模の、閃光と轟音。
 それらに直面してなお、余裕――慢心は変わることなく。


 天より裁きの白雷が妖精に下されても>>104
 叫び声ひとつその場に響き渡ることはなく、
 白いドレスと黒いヒールで立つ女のカタチが崩れることもなかった。]

(107) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[――――、が。]


『ん? んんんんんんんん?
 これは新手の電気療法というやつかな?
 バグ修正で弾きっぱなしだった身体の
 凝りが取れたような気がするよ!』


[そんな戯言を、相変わらずの笑顔で悠然とのたまう妖精。
 その髪は、真っ黒に焦げた、ふわっふわでちりちりのパンチパーマと化している。
 黒いカーディガンも白いドレスもところどころ焼け焦げており、顔や手足は黒い煤まみれ。
 まるで漫画のように、身体から黒い煙をぶすぶすと立ち上らせる無残な姿で、グラーツィアは軽く両肩を回していた。]

(108) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル



『いやあ、裁きというのは良いものだね!
 こんな愉快にして慈悲深き礼に
 感謝しよう、ガブリエル!』


[この世界の創り手という立場にある妖精は、無残な姿のまま、テレパシーめいた声で平然とそう言ってのけた。
 それまで形一つ変えていなかった笑みは、「にぱっ☆」という効果音でもつきそうな、実に満足げな笑みへと変わっていた。

 ……なおこの妖精、自分の今の姿について解った上でこうのたまっているという余裕ぶりである。]

(109) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル



『さて、宴会場でベーコンサラダでも――
 おや? キリト、キミも来ていたのか。
 この倫敦の観光かい?
 それともワタシと同じく約束の会合かな?』


[キリト>>98の気配に、ガブリエル>>105に遅れる形で、煤だらけの笑顔をぱっと向ける。
 たった今思いっきり丸焦げになりました、と言わんばかりの姿で平然と佇むこの人外。
 彼に掛ける言葉も相変わらず、テレパシーめいた形で発せられるものだ。

 なお、ガブリエルに手紙で薦める程にセシル手製のベーコンサラダを主張するこの主催だが、選手が食べないなら食べないで特に問題ないと思っている。
 “セシルがベーコンサラダを振舞う”というところまでが、この妖精の約束だ。]

(110) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

――一方、宴会場では――


 …………、……遅い。


[キリトもまた絵の中に入り込んだ>>97のを見届けた後、セシルはひとりその場に留まっていた。
 そのキリトが向かった先である『月明かりの倫敦』に、グラーツィアも行ったっきりだった。]


( これ絶対やらかしてる。
  やらかしてるっていうか、絶対、
  裁かれてるに決まっている……。 )


[予想できる事が事だった故に、自ら倫敦に赴いてガブリエルに弁明なりグラーツィアを回収なり――ということはセシルには出来ずにいた。
 手紙を送るということも一瞬考えたが、瞬時に送れるものでなければそれこそ後の祭りやも、と過り、手は動かない。

 なお、薄紅色の封筒の中の“ラブレター”については、グラーツィアには一切見せていない。
 故に、そちら方面でグラーツィアがキリトに何かしでかす心配は、セシルは特にしていなかった。]

(111) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 11時頃

【人】 読書家 ケイト

 スタートはここ!
 ゴールは、まあだいたいここ!
 
[と、暖琴に告げたのはスタートした前だったか、
 それとも後だったか。
 レース条件はベルモントステークスとほぼ同じ。
 すなわち2414m、距離にしてだいたい一周。
 きっと戻ってくる頃にはゲートは帰ってくれるでしょう!]

(112) tamamh2 2021/04/23(Fri) 11時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ところで。
 彼女が不滅といっても差し支えない記録を出した、
 この地でのレースでは最初から先手を取ったわけだが。
 実際のところ、彼女には出遅れ癖があるといわれた。
 むしろ珍しく逃げたとか書かれたりするくらい。
 
 で、今回のレースはどうなったかといえば、
 どうなったんです?
 
 0~50:[!]出遅れ
 51~80:普通のスタート
 81~100:コンセントレーション(好スタート)
 17(0..100)x1

(113) tamamh2 2021/04/23(Fri) 11時半頃

【人】 読書家 ケイト

[出 遅 れ(知ってた)

 最初、各位の背中を見るスタートで、
 この競走は始まる──]

(114) tamamh2 2021/04/23(Fri) 12時頃

【人】 研修生 キリシマ

[目的地を見つけることは困難ではなかった。
遠雷と呼ぶには当然生ぬるい、
双生の月明かりの降る晴天にはあまりに似つかわしくない、
怒りの鉄槌めいた雷《いかづち》のくだった先に向かってみれば]


ほう、これはこれは、……。


[見えたふたつの人影に挨拶をする前に、>>105>>110
男は双方をまじまじと見比べた。
片方は無傷の青年。
もう片方は見るも無残な姿。服装と声からして女性だろうか。
数秒考えて、ふたりともパーティー会場にいなかった誰か、と消去法であたりをつける。

――成程、あっちの方は文字通り”黒い女”になったわけだ]

(115) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 12時半頃

【人】 研修生 キリシマ

良い夜ですね、ガブリエル、グラーツィア。
私は……ただの通りすがりの観光客ですよ。

[懇切丁寧に頭を下げるこの男、
無残な姿を展開する彼女を見ても驚きひとつ零さない。
人外だからこれくらいできても不思議ではないだろう――という思考はオマケみたいなもので、
その実彼女がどうなろうと割とどうでもよい、というのが本筋]

それにしても驚きだ、
……まさかいつの間にやら逢引きなどする中になっていたとは。
私はお邪魔でしたかね? いやしかし――

[勿論これがただの逢引きでないとは、
うすうす分かっているがあえてである。
言葉の途中で無傷の青年の方を見て]

(116) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 13時頃

【人】 研修生 キリシマ

これが貴方の仕業と言うなら、
『ありがとうございます』くらいは言っておくべきでしょうね。
十分非日常を味わったとはいえ、
主催の方には思うところがなかったわけではないですから。

[男からすれば、思いもかけずグラーツィアの黒焦げた姿を見ることができて、
溜飲が下がった気持ちですらあった。
結果《終わり》良ければすべて良し――
それでもセカイは回ることを男は知っているが、
まあ、それとこれとは別、というやつである]

(117) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 13時頃

【人】 研修生 キリシマ

[ちょうどこの瞬間――
宛先を間違えることなくとある手紙が、
コートのポケットの中にしっかり入り込んでいたわけだが、
男がそれに気付くのはもう少し後のことになる]

(118) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 13時頃

【人】 代執筆 レックス

  ─── 月明かりの倫敦 ───



        ......。


(『かちーん』、と言う擬音が似合いそうな
 笑みが過ぎ去っていったのは─────
 きっと気の所為です。 うんうん。)
 

(119) 雨京 2021/04/23(Fri) 13時半頃

【人】 代執筆 レックス



 だぁって。 お呼びでもなければ
 必要でもないのに土足でこころに
 呼びかける方なんて... 失礼でしょう〜?


[ 仮にも“神のみことばを伝えるもの”がそういう力を
 使えないのかと言うと───勿論そうではないが。
 挑発にこみあげかけたものは、閑やかに飲み込んだ。 ]


 ────御使いたるもの
     不躾な真似はなりませんから、ね。

 

(120) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス



 (  ...こういうかたがたは
    戯言がお好きなようですから。  )


[>>107>>108
 ならば過ぎた口ごと罰してあげましょう、と
 下った雷鳴はしかし────文字通りの
 『黒い女』に色直しされただけで
 その形が崩れることもなかった。]

 

(121) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス



         ......ふうむ。


( あわよくば滅せたらいいなぁ、なぁんて
 勿論... ちょぉ〜っと。思ってましたけどねぇ? )

 

(122) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス

              
 ...あは。     ・・・・
 お疲れが取れたならなによりです。

 でも... 
 姿見は御覧になったほうが宜しいかと〜?
 と〜っても“お似合い”な
 ご衣装になっていますから。


[ あいかわらず相手に合わせるような真似もなく、
 笑みのなかでもとくにその冷めたいろの玻璃だけは
 別に笑ってはいなかった。

 が、────ひと息吐くと、ゆるりと三日月。 ]

 

(123) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス


  ・・・・・・
  主の恩寵ある世界であれば─────
  より裁きを体感していただけるんですが...
  今のボクにはこれが限度のようですから。

       いつかご招待したいですね!

 

(124) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス


[ と、御使いがひそやかな決意をしたところで
 くるりともう一枚新しいカードを指で翫ぶ。 ]


 ...あれ。 
 ほんとうに観光に来てくださったんですか?

 ごめんなさい! 
 ちょーっとお天気が悪かったですよね。
        でも、もう終わりましたから。


( “観光客”を名乗るそのかたのほうに
 に〜っこり向き直ったときでした。

 『とあるお言葉が』聞こえるとひらめかせていた
 占札を一度止めて───────。 )
   

(125) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス

 あはは、彼女みたいな方はお断りです。
 第一、ボクはグリゴリたちとは違いますし...。


[ と、言っても。
 わかるかどうかは御使いにもわからなかったが。
 その言葉だけはきっぱりと否定しながら、
 礼を言われた天使はきょとん、と瞬く。 ]


 ...いえいえ。 ボクの主のいない世界では
 この方を滅することはできないようですから〜。

 

(126) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス



  あ、 折角ですからあなたもされますか?
      ボク、お手伝いしちゃいますよ。


 ( ちなみに『電気療法』のほうではなく
     裁きのほうのお誘いです。 )


[ まるで遊びにでも誘うような気軽さで
 声をかけた天使がこの時持っていた
 カードは例の『吊るされた男』。

 ...ポストを縛り上げたハングドマンである。 ]

 

(127) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 代執筆 レックス



[ 焼いても駄目なら吊るしておくか、と言うような
 物騒な思考は────しかし、彼が断れば
 果たされないだろう。 おそらく。 ]

 

(128) 雨京 2021/04/23(Fri) 14時頃

【人】 奏者 セシル

[「なにより」と告げる御使いの、その玻璃のごとくみえる目だけは笑ってはいない>>123
 冷めたいろを前に、焦げたて熱々の妖精は、視線の色も含めて能天気に笑み続けていた。]


『そうだなあ、後で一応きちんと見ておくとしよう。
 治療ついでにファッションコーディネートまでしてくれるとは、至れり尽くせりというやつだな!』


[自分の姿を解っていて、「お似合い」か否かには触れない辺り、この妖精なりに一応それなりの自覚はあるらしい。]


『うむうむ。「土足で心に呼び掛けない」御使いの気遣いと慈悲深さ。
 大会の主催たるもの学ばないといけないな〜』


[傍から聞いても本気とは思えないようなのんびりとした口調で、しかもしっかり「心に呼び掛ける」形で、うんうんと言わんばかりに頷いてみせて]

(129) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル


             ・・
『……とはいえ、主催をキミたちが担当して
 大会を開く機会があるならば。
 その時はぜひ、ワタシも参加したいものだ。
 ああ、その可能性を夢見ようじゃないか!』


[「主の恩寵ある」世界への招待が何を意味するのか>>124
 御使いのひそやかな決意>>-101までは知らずとも。
 異なる世界をこうして繋ぎ合わせたグラーツィアに、まるで見当がついていない、ということはない。
 彼女なりに理解した上で、偽りなくこう言ってしまう辺りが、戯言を好み、刹那的で、そして「乱暴な」妖精だった。]

(130) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル


[そうこうしているうちに、この人外ふたりに気づいたキリト>>116
 通りすがりの観光客のほうだという彼に向き直りながらも、くるりとおどるカード>>125をも横目に捉え――。
 その上で、「にぱっ☆」という効果音つきの笑顔をみせた。]
 

(131) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

『ああ、とても熱々で魅惑的なデートだったよ!
 しかしお邪魔ということは無いのだよ、キミ。
 ワタシはグループ交際でもWデートでも大歓迎だからね!』


[人外ふたりの証言は思いっきり食い違っている>>126
 たったひとつの真実は一体どこにあるのか。
 それを見抜くのは、キリト、薄々でもこの状況を解っているキミの目に掛かっている――!

(なお、雷火で丸焦げになったという点において、「熱々」という言い回しは、妖精なりに告げた真実ではあった)]

(132) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル



『さて、キリト。どういたしましてだ。
 通りすがりのばったりついでに直々に感謝して貰えるなんて、主催として鼻が高いというものだよ』


[「十分非日常を味わった」という言葉>>117をスルーする形で、満面の笑みで(焼け焦げた)胸を張るこの妖精。
 この姿を前に溜飲を下げられた、ということまで気付いた素振りはグラーツィアからは特に見られないが。
 仮にキリトの内心を全て見通していたとしても、多分この妖精、平然とした笑顔でいる。]

(133) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[そして、このけろっとした妖精は――]


『この世界の観光旅行の思い出――、
 彼女とのアッツアツなデートの時の
 自慢話にでも加えてくれたまえ!』


[大変爽やかな笑みで戯言を吐いた。
 繰り返すが、グラーツィアは、誤送された件の“ラブレター”を一字たりとも読んでいない。
 つまり、本当にただの素で、戯言を吐いた。

 そんなこの丸焦げちりちりの妖精は、意味がわかると怖いお誘い>>127をキリトに持ちかけるガブリエルを前に、やはり特に何をするでもない余裕の佇まいを見せている。
 なお仮に、倫敦に散ったポストが如くグラーツィアが吊るされたとしても、キミたちの元の世界への帰還に支障は(多分)ないから大丈夫だ、問題ない。]

(134) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

――一方その頃宴会場では……――


 ……っ、 ダメ、だ。
 僕には、この東洋の神秘は、
 ダメだった、みたい、だ――。


[涙目のセシルが、それでもなんとか頑張って、小粒納豆1パックを完食していた。
(遠目だったが故に、ヴィクトーリアがデアドラに薦めた納豆がどれだったのかをよく解っていなかった)

 このセシル、納豆の匂いを誤魔化す目的で、しそダレではなくからしを 大 量 投 入 した結果、余計に甚大なダメージを喰らっている。
 そしてキリトがしたのと同じように、紅茶を口に含んではみたものの、何とも言えない感触は残り続けていたという。]

(135) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[そんなセシルは、倫敦入りしたグラーツィアがまさかの別件でやらかした>>134とは知らぬまま
(そして速達が確かに速達されていた>>118ことも、また知らぬまま)
 涙を拭ってから、「雨に打たれている洋館」の前に立った。]


 そろそろ“終演”の頃、かな。
 主催者として、きちんとした挨拶は
 した方がいいとは思うけれど――。


[グラーツィアはそういうのには拘らないかも、とセシルは考える。
 まるでナンセンスな児童小説のオチのように、何の挨拶も締めくくりもなく、気が付いたら元の世界に帰還していた――そんな“公演の終わり”だってやりかねない、と。
 実際のコンサートでそれをやったら、観客はぽかんとするだろうけれども。]


 ああ、遅れないようにする方が大事だ。


[グラーツィアが未だ不在の今、セシルは単身、元バグ対策本部へと。]

(136) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[ひとつの楽譜を前にして、ピアノの鍵盤を押し、ペダルを踏み――“元の世界への帰還のタイマー”を設定する。
 これにより、どこかしらのタイミングで、選手たちは自動的に、それぞれの元の世界へと帰還する。
 勿論そのタイマーの時刻よりも前に、主催たちの合図によって帰せる可能性もあるけれども。

 ……競馬レースの最中に「夢落ち」めいた帰還が生じたらクレームものかな、とは一応セシルも考えていた。
 それこそキリトの世界以外の“世界どうしを繋げられる”存在の力を以て主催たちへの殴り込みが決行されることも考えられたが――。
 それでも、そうなったらそうなったで致し方ない、と。]

(137) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[なお、自動帰還にせよ、主催側による手動帰還にせよ。
 いつかの手紙>>3:-24に綴った通り、この世界で過ごした時間に関わらず、元の世界への帰還時にはたった1分しか経っていなかった、とすることは可能である。
 自動帰還タイマーでも、“元の世界での1分後”の時間軸への帰還、として設定はしてある、が――。
 この設定がきちんと正常に作動するかは、実際に帰還してみないと分からない!

 こうしてやるだけのことをやってから、セシルは再び、宴会場の片隅に戻っていく。]

(138) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[……ところで、このグラーツィア>>133
 キリトがガブリエルのほうを見て『ありがとう』を口にしていた>>116のを見ていながら、その言葉>>117をガブリエルに対してではなく、自分に対してのものだと受け取って胸を張っている。

 この能天気な妖精は どこまでも 調子に 乗っている!]

(139) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 16時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 あー! 令呪いいなー!!

[敏捷Bに令呪のブーストが加われば最強に見える。
 跳躍する琴、出遅れているものの大本命のセクレタリアト]

 ――くうっ!
 みなさん疾いですね……!

[半周回ったところで順位は
 0-25 4位
 26-50 3位
 51-75 2位
 76-100 1位 →98(0..100)x1]

(140) fortmorst 2021/04/23(Fri) 19時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 我が足は駿馬のごとく!

[どうせ死んでいるならば、
 体の限界を気にすることはない。
 最大の強化魔術をつぎ込んでいく。
 さらに思いついて、両の刀を引き抜き、後方に向ける]

 爆刃・華炎乱舞!

[どおん!と大きな爆音を立てて刀が爆発した。
 その爆発力で一気に走り抜ける]

(141) fortmorst 2021/04/23(Fri) 19時頃

【人】 対面販売 クリスマス

――ラプソディ・パーティ・
    エキシビション・ダービー(仮称)――


[暖琴の地を蹴る跳躍がコースを彩り>>94、身体強化の勢いでヴィクトーリアが駆ける>>140
 その一方でセクレタリアトの姿はデアドラの前方にはなく、後方に迫る気迫も(少なくとも間近には)感じない>>113>>114
 ……最高峰の競走馬たる彼女の逸話を知らないが故の「????」が頭に過るも、今のデアドラはそれどころではない。
 自身の少々の出遅れも気にしない勢いで、令呪ブーストを受けた裸足で、白波の白馬の如く駆け抜ける。]


 コース! はん! ぶん―― ッ!?


[詠唱と爆音が響くや否や、ヴィクトーリアが一気にトップに躍り出る!>>141
 かたやデアドラは、最初のブーストが切れかかっている頃で]

(142) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 わ、格好いいないいな――じゃなくって!
 まだまだッ! あるさ!
 令呪を以て命じるッ、
“デアドラの脚よ、鮭の如く跳ねあがれ!”


[知り合いのような知り合いでないようなデアドラ的には使えないやつだったような、そんなアルスターの勇士の逸話をヒントにした大跳躍。
 多分無意識のどこかでちょっと暖琴の跳ねっぷりを意識していたこのマスターは、「いいなー!」の声にも構わず、惜しみなく2画目の令呪を切る。
 ひらり、くるりと一回転を決め、軽やかにダートに降りてまた駆ける!

 そうしてコースも残り4分の1を切った終盤の頃、デアドラの順位は――

 0-25 4位
 26-50 3位
 51-75 2位
 76-100 1位 69(0..100)x1]

(143) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[ 上には上が いる!
「あいつの話を借りるならズルい競争の方借りれば良かった」というワルい思考は脇に避けて――]


 令呪を、以てッ、命じるッ!
    “優勝せよ、デアドラ!”


[もはや具体的な命令でもなんでもない、令呪の最後の1画。
 約束されざる“優勝”を叶えるべく。
 純粋な加速だけのブーストを以て、とにかくがむしゃらに走りぬく――!]

(144) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[……なお、このダートで追い抜かれ後方に置かれる度に、デアドラの体力は消耗している>>#5
 傍目にはそのダメージは目に見えなかったかもしれないが、蓄積自体は着実にしている。
 そしてデアドラ自身もまた、令呪の勢いもあって、己のダメージには鈍感なままだったのだ。

 そしてこれは非常に肝心なことなのだが――。
 彼女自身がどう意志しようと、アイルランドではトゥレンの子供たち・リールの子供たちと並ぶ悲劇の存在であり、『哀しみのデアドラ』として知られる存在。
 そんな英霊としてのデアドラの幸運値は、燦然たるE-。
 即ち、最低クラス、である。

 こうしてデアドラは、コースの最後の最後で、
 0-90 転んだ
 91-100 転ばなかった 87(0..100)x1]

(145) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[
  ――デアドラ優勝の夢は、藻屑と消えた―― 
                         

 ……というナレーションを覆さんと、痛む身体を起こそうとする、蜘蛛糸を掴まんとするこの意地である。]


 〜〜〜〜〜〜〜〜、まだ、まだ ……ッ!!


[それでも、何かしらの余程のことが無い限り、デアドラはこのまま追い越されっぱなしでダートに這いつくばることになる――。]

(146) sakanoka 2021/04/23(Fri) 20時頃

【人】 研修生 キリシマ

…………。

[当初数十秒こそ、主催者の片割れの言に対して沈黙を貫いていた男だったが、]

自慢? 私がそれをするとでも?
私が彼女に、私しか知らない世界の話をさも得意げに?
そのようなことをするくらいなら次のデートの舞台を本当のこの場所にしてやろうじゃあないですか。
セカイを創りあげたり移動したりする戯れができるのが貴女だけとは思わないことですね。

[売り言葉に買い言葉じみて宣言したわけだが、
男自身にはそのような能力はない。
男はポケットの中の手紙の内容も知らぬうちに、
今まさに男の知る「超越的な手合い」>>-86のことを思い浮かべていた。
コネの多寡とか知ったことではないのだ]

(147) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 21時頃

【人】 研修生 キリシマ

[そう、男自身が魔術師とはいえ超越的な手合いではないため、
グラーツィアを滅せられたら自分が困る、と強く思っていた。>>126
当の彼女はこの有様だし、死んだくらいでは死なないのかもしれないが――いや万一死んだら蘇生してもらえばいいのでは?

色々考えたが男はガブリエルの提案については首を横に振った]


私はあくまで観光に来ただけですから。
それに……ここだってあちら側の舞台に過ぎない。
こういう手合いは己の舞台から引きずり落としてやった方がより良いのではないかと思いますがね?

(148) Akatsuki-sm 2021/04/23(Fri) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[この妖精が気楽にぶっぱなした戯言に対してのキリトの返答>>147
 その買い言葉に含まれていたとても重要な内容に、グラーツィアは笑ったまま、ぱちぱちと瞬いてみせた。]


『ん? もしかしてキミもワタシの同類だったのかな?
 いやあ、それは知らなかった。失礼したね!
        ・・
 であれば、キミたちからの招待もぜひ受けたいものだ。
 そしてキミのデートを優雅に見守る。
 ああ、それも楽しそうだ!』


[大変ふざけたことをのたまうこの妖精は、実際のところ、その類の“超越的な”力がキリトにあるとは思ってはいなかった。
 けれども「そういえば」という心当たりがあったが故の、「キミたち」という言葉。
 そしてそんな妖精は、「己の舞台から引きずり落として」>>148という危機的な言葉を耳にしてもなお、まっくろくろすけのまま笑うのだった。]

(149) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 21時半頃

【人】 奏者 セシル



『っと、お礼はきちんと貰ったことだし。
 ワタシはそろそろ戻るとするけれど――。
 供物はさっきの電気療法でお終いかい、ガブリエル?』


[その手の内にあったカード>>127の存在をきちんと見ていたグラーツィアは、物騒な「お手伝い」の誘いがへし折られた>>128>>148様を目の当たりにしながらも、一応、といった態で問う。
 特に何もなければ、文字通りのこの「黒い女」は、 そ の ま ま の 姿で、宴会場に戻る心算でいる。]

(150) sakanoka2 2021/04/23(Fri) 22時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2021/04/23(Fri) 22時頃


【人】 読書家 ケイト

[出遅れた彼女は、そりゃあ最後尾から始まる。
 そうして前のデッドヒートを見つつ、徐々に前へ──
 徐々にダメージを負いつつも、頑健な肉体に任せて、
 只々前へ。
 
 そうして半分、いやさ4分の3が終わっても、
 まだ前がいる、というのは面白い話であり。
 
 ──さあ追い上げの脚を切ろう、と、
 1~50 :4位
 51~100:3位
 18(0..100)x1から強く踏み込み──アメリカの砂土が、
 高く高く、爆撃を受けたかの如く踏み込み足で
 蹴り上げられる──]

(151) tamamh2 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



 いえいえ、──────
 学ばれなくったってよいと思いますよぉ?

[ >>124
 まったくと言って“そう思ってはいなさそう”な
 そしてあいかわらずこころに土足で踏み込む
 妖精の境地にはもはや御使いと云えば、
 ほほえむだけであったのだが─────。 ]
     
 だぁって、 “ まさか ”
 もう一度同じことをされたり...

       なんてことはないでしょうから。
       ・・・・・・・・

 

(152) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



[ ね、と 瞳は弧を描いた目蓋に隠されて。 ]

 

(153) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



    ...でも、楽しそうですよねぇ。


 (ボク、見物し甲斐があるものは好きなんです。)

 

(154) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



   ... それでは、その際には
   “ ぜひ ” お招きいたしますねっ!

 

(155) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



[ ────さて、何らかの“ もしも ”が
 起きるかどうかはいまはまだ分からない話。
 その御使いはいままでで一番の笑みを浮かべた。 ]


( >>131>>132...とはいえ、や〜っぱり
 今すぐ滅したくなっちゃいましたけど... 
 我慢我慢、です。
 どうせできないのでしょうから。 )

 

(156) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



[ そのかわりいままで笑み隠していたぶんの
 呆れかえった目をわざとらしく突き刺して、
 >>148丁重にお断りされてしまった“お誘い”には
 「そうですかぁ...」と(こころなし残念そうに)
 カードをぱっ、と手放した。

 手元を離れた占札は吹き抜けた風に浚われ、
 テムズの流れに落ちてゆく。 ]


     でも、それもそうですよねぇ。   

 

(157) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[最後尾であったこと、その幸いは、
 前で転倒事故があったとして、
 「その対策を取る時間がある」こと。

 はたして、転倒したデアドラを見てから、
 するりと外に抜け出したは自分だが──
 その前の人たちが反応できたか否かは、まあ別の話。

 鉄の蹄を土に叩き付けながら、前を追う]

(158) tamamh2 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



( ...あ。 倫敦塔にでも放り込んでおいても
 よかったのかもしれませんね。)

[後からそう思ったものの、“そう思っただけ”だ。
何を言われようとも。]

 

(159) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



  あはは、残念ですか?
  ざんねんながら、
          ・・・・
  あなたにこれ以上捧げものをしたら
  帰ったとき、ボクが主から
  怒られちゃいそうですので─────。
      

 

(160) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



         ...またいつか。


( 『“ 主の恩寵ある ”舞台で
  お会いするかもしれませんしね。』 )

 

(161) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時頃

【人】 代執筆 レックス



( なぁんて言えば、特に“そのまま”彼女が
 戻ろうと特にボクはお止めはしませんでした。
 “ お似合い ”って言いましたし、ね? )


[ そうして残った時間で気まぐれに、
 観光に来た客人に『ご案内しましょうか?』
 なんて、それこそ水先案内人めいたことを
 申し出もしたものの。

 もし断られたところで、
 “宴会場”の方に行くのも興が冷めた天使は
 時間まで、───“ つくりだされた ”
 双子月の赫く倫敦の夜を眺めていただろう。]
     
 

(162) 雨京 2021/04/23(Fri) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[人外ばかりのこのレースでは優位はいつまでも続かない。
 追い抜かれたのが誰だったかもわからなくなるほど、
 レースに集中し感情が透明になっていく。
 デアドラが転倒するのを見ても、ただ走るのみ]

 ぁあああああああアアアアッ!!

[声を上げて、土を蹴って、力の限り、
 限界を超えて悲鳴を上げる身体を振り絞り、
 魂を燃やして]

(163) fortmorst 2021/04/23(Fri) 22時半頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

きゃははははっ!
たのしーんだぞ!

[ぴょんぴょんという軽い動きからは考えられない速さの跳躍を繰り返し、コースを走る。
本来得意なのは障害物が多かったり細く入り組んでいたりする悪路を飛び跳ねる方なのだがそれはそれ。
たのしい!]

なんだぞ?
それ、すごいんだぞ!
陰陽師の術かあ?

[令呪なんて知る由もないので、そういう類のものだと思い囃し立てる。
それなら、ただ走るだけではつまらない]

よーっし

(164) reil 2021/04/23(Fri) 23時半頃

【人】 秘術販売 ハロウィン

全力だぞーっ!!

[着地の瞬間、勢いよく足元に炎が燃え盛る。
思い切り脚に力を込め、更に強く、強く]

どーーーーーん!!!!

[力の限り噴射される焔を推進剤にして、ゴールへと最後の跳躍を飛ばした。]

(165) reil 2021/04/23(Fri) 23時半頃

【人】 救星隊 アマルテア


 ぁあああああああアアア!

[魔力を推進力に進むも、限界はある。
 >>164同じ炎、されど異質な輝きを追いかけて駆けるも、
 彼女らがゴールを踏む方が早い]

(166) fortmorst 2021/04/24(Sat) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[勝てなかった。
 それでも、よかった。
 ゴールを踏み越えても、女の走りは続く。
 その先に光があるように、
 走り――そして、
 消えていく]

(167) fortmorst 2021/04/24(Sat) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

(あ、私終わるんですね、わかっていましたよ、
 さびしいけど、かなしいけど、仕方ないですし、
 今は、とても、)

(楽しいなあ、楽しかったなあ、って思えたから)

(この想いを抱いて、いられるから――)

(168) fortmorst 2021/04/24(Sat) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

 、ッ、っ──まだまだァッ!!
 
[踏み込み足は、さらに深く。
 跳ぶ、飛ぶ、実に結構。
 ただしかして、私はこの両の脚で駆けるのみ。
 生前の如く、この一世一代の大舞台にて──
 
 ああ、そのなんと幸せなことか。
 今回、戦闘こそ実現しなかったが──]

(169) tamamh2 2021/04/24(Sat) 00時頃

【人】 読書家 ケイト

 ……ふふっ
 
[競走という無血の争いを以て、
 彼方の人々とふれあいを得た。
 それは英霊が特異点に降りるが如き、
 未知との遭遇。
 
 私が──司令の位置にいた私が、
 長らく失っていたもの。
 笑みを浮かべて、最後の直線を駆け]

(170) tamamh2 2021/04/24(Sat) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト

[並んだか、それとも躱したか──
 ゴール板を駆け抜けたその瞬間に、
 セクレタリアトという英霊の姿も、
 またこの舞台から消え去る]

(171) tamamh2 2021/04/24(Sat) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト



[そして]

  

(172) tamamh2 2021/04/24(Sat) 00時半頃

【人】 読書家 ケイト

[ひらりひらりと、
 一葉の手紙だけが、
 ダートに深く刻まれた蹄跡の上に落ちる]

(173) tamamh2 2021/04/24(Sat) 00時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[蓄積された負傷と不運を抱えてダートに這いつくばるデアドラを、ウマ娘たち、もとい競走相手たちが(ひとりは本当に馬で娘なのだが)追い越していく。

 あれだけの最後尾にいたセクレタリアトは一気に追い上げ>>151、そして難なくこの転倒者を避けていく>>158
 この競技場に爆撃でもあったかのような地響きが、倒れ伏した身体に、じん、じんと伝わっていく。]


 ……へへ。すごいや。
 やっぱり、“人類史に刻まれる程の”馬なんだね、あなた。


[ぽろっと零れた賞賛は、けれど負けを認めてのものではない。
 あくまで、痛む身体を起こそうと、腕に力を籠め――]

(174) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[暖琴のあかるく楽し気な声、そして疑問形>>164もヒトガタの耳に届いてはいた。
 ついカルデア内の陰陽道関係者の顔を振り返ってしまったりもしたが、無論その思考に耽る余裕もなく――。
 幾らか後、倒れ込んだ状態のまま、デアドラは口を開く。]


 ……たぶん、似たような、やつ、だけど!
 極悪陰陽師には、引っかからないように、ね!


[元の世界の誰かさんに「酷い女」と評されていながら、「極悪陰陽師」への警告を発するこのデアドラ――ジェニファーである。
 暖琴の世界の陰陽師たち、その末裔たちに、果たしてどの程度「極悪」な程の力の持ち主がいるかはデアドラには知れなかったが――。

 ゴールへの道筋を跳躍して翔けていく、全力の焔>>165
 その炎熱と輝きを、背に頭に、虚構の馬耳と馬しっぽに感じながら、腕に力を籠め――]

(175) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[ヴィクトーリアの魂の叫びと疾駆の響き>>163が、またダート越しに身体を伝う。
 身に染みる熱さは、文字通りの炎か、あるいは炎が如き気迫からか。
 先んじる暖琴に続いていくその足元>>166を地から睨み――。
 漸く、ようやく、デアドラは立ち上がった。]


 わたし、はッ!
 かあああああああああああああああああああああああああああつ!!!


[最後の直線、裸足のデアドラは、自らに掛けた最後の令呪に従うが如く、駆ける――!]

(176) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[――その結果は、けれども最下位だ。
 そしてその最後尾の両目は、ゴールを駆け抜けて消えていく者たち>>167>>171を、確かに捉えていた。]


 ………、……。

 いなく、なっちゃっ、た。


[悔しい。ひたすら悔しい。その筈なのだが――。
 まるで夢から現へ引き戻されるかのように、立ち消えてしまった者たちの立っていた場所を、デアドラ暫くぼんやりと眺めていた。]

(177) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 そ、っか。
 もうすぐ“帰る時間”って、ことなんだね。
 わたしも、そろそろ、なのかな――。


[主催たちが具体的にどう“選手”たちを帰すかの説明は特に何も無かったが>>1、すぐ近くにいた者たちの消失を前に、デアドラは漠然と察した。]


 ――…、勝負、付き合ってくれて、ありがと。
 大負けしちゃったけれど、さ。
 それでもなんか、すごく、燃えたし。


[セクレタリアトもヴィクトーリアも既にいないと悟っていても、口にせずにはいられなかった。
 この時暖琴がまだ消失していなかったならば、彼女にはこうしてちゃんと、「ありがと」を伝えることができた訳なのだけれど]

(178) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス



 …………、……。
 そうだ、キリト。
 ちゃんと一言言っておかなくちゃ。


[それは、この競技場で拾い上げた手紙のこと。
 その手紙の主が倫敦に行ってしまったことは未だ知らぬまま。
 置き手紙にグラーツィアが記していた通りに、宴会場の風景を念じてみる。]


 ガブリエルもそろそろ来てるかも。
 せっかくちゃんと生き返れたんだから、
 いろいろ尋問――じゃなかった、聞きたいことがあるし。


[結論から言えば、未来視の魔眼の力に因らないこの予測は外れる。
 件の“お膳立て”の話を微塵もする気が無いことも>>40、ついに宴会場に足を運ばなかった、ということも>>162
 何も知らぬまま、デアドラは、元いた宴の場所へと転移し――]

(179) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス

――そうして、再びの宴会場――


 ………………。

  ………………………。


[経緯は色々とすっ飛ばそう。
 そこには、マンガめいた形で「綺麗に焼けました☆」と言わんばかりの姿をした女がいた。「天☆罰」でもいいかもしれない。「研究所で爆発が起きました☆」でもいいかもしれない。急に技術部のメリッサのことが心配になった。
 兎に角、その女が一応「落下の際に一瞬だけ見えた妖精」だろうとは、直感的に解った。
 いかにもふざけたその姿は、「ごめんね!」>>14のノリの文面とも違わない。多分。]


 ………………、お疲れ様?


[もう片方の主催――宴会場に控えていた青年のほうともども(ともども)、せめて宝具――“イチイでできた巨大な舟”で殴ってやる、とふつふつと思っていたこともあったのだが。
 この見るも無残な姿の妖精を前に、その気は、失せた。
(もうひとり、この姿を前に溜飲を下げた者>>117がいたことは、知らない)]

(180) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス

[そして、この件ですさまじく脱力してしまった所為か。
 自分の存在が薄れていくような――“帰る”ような感覚が意識を占めていく。]



 あ。
   ……わたし、まだ、


[伝えていない、訊けていない。
 そんな悪あがきが、この期に及んで胸を占める。
 まだ、まだ――その思いでバーサーカーの頭は混乱していて、最善策を導き出せない。
 ――導き出せないなりに]

(181) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス

 わたし、生き続けるから!


[手紙に綴る余裕ももはやない叫び。
 キリトが宴会場の外にいるなら、きっと届かない。
 それでも、消失の間際に、叫ばずにはいられなかったのだ。


 ――もうひとつの心残り、“訊けなかった”ほうについては、この世界において間に合うことは結局無かった訳だが。
 帰還後、デアドラはひとつの“蜘蛛の糸”を見つけることになる。]

(182) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス

――カルデア:医務室――



 ―――――、―――…

[ジェニファーの目がぱちりと開く。
 視界に真っすぐに映ったのは、白く平たい天井。
 そして両脇から覗き込む、ヒトガタの顔ふたつ。
 くろの瞳を赤く腫らした、老爺めいた白髪の精悍な若人と
 みどりの瞳を真ん丸にした、ローアンバーの髪の童顔の若人。]

(183) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃

【人】 対面販売 クリスマス



 「「マスター!!」」

「マスターっ、ご無事ですか! マスター!!」
「このバカっ、どこ行ってたんだ! バカっ!!」


[低いトーンの涙声と、高くも低くもないトーンの罵倒とが、ステレオでジェニファーの鼓膜を直撃した。]


 やっかましいあなたたち!


[そう叫んで思いっきり勢いよく身を起こした時――。
 ばさり。ばさり。ばさばさばさ。
 ジャケットの内側から、これでもかというくらい、紙束が滑り落ちてきた。]

(184) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 キャスターもランサーも、モーニングコールなんて頼んだ覚えはないってば!
 いやなんか飲みすぎて寝落ちた覚えはものすごくあるしなんかもうお酒はご遠慮ごめんなさいごめんなさい自重します禁酒のゲッシュまた立てますって感じの夢も見ていた気はするけれ ど ……。


[眼下に広がる紙束――手紙の山。その中にはティーバッグもひとつ紛れ込んでいる。
 腰のベルトに差さっている、剣型の小さなチャーム。
 左手首には、栗毛色のミサンガ。
 そして、右手の三脚巴の令呪は使い切られていた。]


  ………え?
   夢、じゃ、ない ―――?

(185) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[それから聞かされた、事の次第はこうだ。

 マイルームで寝落ちたジェニファーをキャスターが医務室に強制搬送した後。
 少しだけ目を離した間に、ジェニファーの姿がベッドからいなくなっていた。

「この酔っ払い目覚めたか……」だとかなんとか愚痴りながら、キャスターはジェニファーの行方を探ろうと、太陽系全ての現在を見渡せる千里眼をちょっと用いてみたところ。
 カルデアはおろか、“この太陽系そのもの”からジェニファーが消失していた――。
 そんな事実が視えてしまい、“天使らしく”感情を抑制されているキャスターにしては珍しく、本気で動揺したとのこと。
(酔っ払いマスターや正体不明や詐欺師相手にはよく感情を露わにしていますよね、とか言ってはいけない)]

(186) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 対面販売 クリスマス

[いつも通り鍛錬でシミュレーターに籠っていたランサーにも話は伝わり、こうして駆けつけてきたものの、キャスターともども手の打ちようがまるで無い始末。
 この騒ぎをライダー(や、アロハのアーチャー)がどう聞いていたのかは置いといて――。
 キャスターもランサーも「パスが途切れているような気はしなかったから」、とりあえずマスターの生存を信じることはできていたらしい。
 あと何故か一瞬だけ、(土足で他者の心を覗き込む)キャスターがくしゃみしていたとかなんとか>>120

 こうして30分ほどの間、ジェニファーはこの世界からロストしていた。
 そして突然、搬送先のベッドに(様々なものを携えて)出現して目を覚ました、ということ。]


 ………………、……そう、か。
 とりあえず、あなたたちには、
 すごく、心配、掛けちゃったね。
 

(187) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 対面販売 クリスマス



 えーっと……話せばそれこそ長くなる、
 ロングストーリーになっちゃうんだけれど。


[不思議とアルコールは抜けていたジェニファーから語られる、中止された『ラプソディ・パーティ』の話。
 その話の中には勿論、におい控えめのあの中粒納豆(withしそダレ)の存在もあり――。
 早くも5日後に見事食堂のメニューに追加されたのは、天下のルーラーの采配の賜物に違いない。]

(188) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 奏者 セシル

――月明かりの倫敦――


[ガブリエルが手にしていたハングドマンのカードは、テムズの流れの中におちていく>>157
 産業革命只中のそれにわざわざグラーツィアが手を突っ込むことはなく。
 主のお叱りに相当しかねない“供物”を捧げない御使い>>160の声を、ぱちぱちと瞬いてみせながら聞いていた。]


『なるほど、それもそうだ!
 であれば残念だが、まあそれも良いよ。
 ああ、またいつかの時を楽しみに――…』


[言葉を一度止め、キリトの方を一瞥したのちに]

(189) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 奏者 セシル



『もしかしたら、次にキミと出会えるのは
 キミの唯一の神の恩寵ならぬ方の世界やも
 しれないがね?
 夢は膨らむ――ああ、良いものだ!』


[と、不穏(?)なフラグ乱立を助長して立ち去っていくこの主催であった。
 ようせいさんとみつかいさんときりとさんの明日はいずこに――!]

(190) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 09時半頃

【人】 研修生 キリシマ

ふむ……招待?
それはなかなか面白そうな趣向ですね。
ただデートは見守らないでよろしい。


[あと別に同類ではないのだが……まあいい。>>149
それにしても――もしやガブリエルとも、招待がどうのこうのという話をしていたのか、と、
男が二人に出くわす前にあった会話の断片を拾い上げつつ。
やっぱり……なんというか……自分の舞台から引きずり降ろされればいいのにとは素直に思うわけで。

しかしまあどこの世界も、
神様に連なるモノは一筋縄ではいかないのか――]

(191) Akatsuki-sm 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 研修生 キリシマ

[などと思いつつ、結論から言えば、
男は笑みを浮かべたままこのかりそめの倫敦における修羅場じみた現場を後にした。
男がひっそり水先案内人とみなしていた相手には]


  十分面白いものは見れましたし満足ですよ。
  それに――気のせいかもしれませんが、
  貴方からは知己の方に似た雰囲気がある。
  案外何かの弾みでまた会えるかもしれないですね?

[と意味深なことだけ告げたわけだ。
なお、その「知己の方の名前」――すなわちルシフェルないしルシファーの名を出さなかったことで、
地雷原を疾走する事態にならなかったことは流石に自覚はしていなかった。

あちこちで建設されたフラグが回収されるか否か、>>160
それは神のみぞ知る。たぶん]

(192) Akatsuki-sm 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 研修生 キリシマ

[やがて男は終わりを知る。
さて宴会場に戻ろうか――と思っていたのだが、
うまい具合にタイマーが作動して、いつの間にやら元の路地裏に戻っていた。
今度は転げ落ちることはなかったが、
男が受け取った手紙やらお土産やらがばさばさと落ちた。

いかにも短い舞台であった。
知らないままのこともあった。

虚空に響くように声が聞こえた気がして、>>182
振り返ったがそこには誰もいない]

  生き続ける……、

[まさか、とは思ったが、
図らずも恋文よりもある意味青いそれを読まれることをこっぱずかしいと思う段階は過ぎたので、
男はただ虚空に手を振った。
それから手紙を拾い集め、
そうしてポケットにしまおうとした時に、そこにあらかじめ入っていた手紙の存在を知った]

(193) Akatsuki-sm 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 研修生 キリシマ

まったくこちらの方は本当に律儀ですねえ……。
とりあえず殴り込みに行く事態は回避できそうですので、
どうぞご安心を。

[その、セシルからの手紙パート2を読んだ感想がこれである]


  そうでしょう、カント?


[地面に置かれたビニール袋の傍で猫は鳴いている]


それでは帰りましょう、
あの誰もいない森ではなく、我々の生きる森へ。

(194) Akatsuki-sm 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 奏者 セシル

――月降るピアノの間――



[これは、選手たちがみな帰還を終えてからのこと。
 中止になった大会の跡地たるこの世界の“店じまい”を控え、妖精と人間はそれなりのせわしなさで後片付けを進めていく。]


『うむうむ。大会中止が決まってなお、選手たちどうしの戦いは叶ったのだね!
 セシル、キミもダービーを(戦う方で)楽しめば良かったものを』


 そうだね。僕もそう思う。
 ……いや、最後のだけは同意できないけれど。


[セシルが既に読んでいたセクレタリアトの手紙と、競技場のダートに残されていた手紙>>-125>>-126>>-127>>-128>>-129
 そのふたつを読みながら、グラーツィアは満足げに笑みを深めていた。]

(195) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 奏者 セシル



『ポストへの教育的指導も上手くいったようだし。
 ともあれ、この愉しい思い出を
 座にもカルデアにも持ち返ってくれるなら。
     ・・・・・・・
 ワタシがいつか呼ばれた時にも
 思い出話に華が咲こうというものだ!』


  …………。


[この「呼ばれた」は、グラーツィア自身が為したような形での「異世界同士の接続」のことではない。
 無論、セクレタリアトの世界の――あるいは他の世界の――カルデアへの召喚のことを指している。
 それがこのグラーツィアに相当する“妖精のキャスター・リャナンシー”か、あるいはまさかのグラーツィア本人(?)かはさておいて。]

(196) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 奏者 セシル



『セシル、そんな苦い顔をするんじゃない。
 アメリカンドリーム! アメリカンドリームだぞ!?
 大いなる海原の先、遠い大陸へ懸ける夢!
 ああ、キミだってレティーシャとのそんな旅路を夢見ていたじゃないか』


 グラーツィア。
 この話の流れで彼女の名前は出さないでほしい。


『おや、失礼したよ!』


[暫く気まずいようなそうでもないような空気が、ピアノの前に漂う。
 ややあって、後片付けの手を動かしながら、グラーツィアはおもむろに口を開いた。]

(197) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 奏者 セシル



『そうそう、この世界であったことは、“記録”として、セシル[[who]]ケイト[[who]]の世界の間辺りにでも残しておこう。
 そうすれば、ワタシと同じことを考えた者たちの目に留まって、参考にしてくれるかもしれないからね?
 いやあ、失敗事例をきちんと教訓として残しておくワタシはえらいなあ!』


[そう呑気にのたまいながら、“記録”を残す作業を進めていく。]


 ………いいの?
 あの御使いとかに使われたら、多分、君、
 今度こそ本当に滅されるんじゃ――。


[相変わらずのまっくろくろすけのグラーツィアの姿を前にセシルが零した懸念は、けれども、彼としての本気でもあった。]

(198) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 研修生 キリシマ

[そうして袋の中身――すなわち限定商品のケーキを分け合いながら、
幸せな時に添えるように不思議な話を愛する者へとするのだ。


  そうしていつか異世界を二人で旅できるのか、
  これもやっぱり神のみぞ知る。きっとね**]

(199) Akatsuki-sm 2021/04/24(Sat) 10時頃

【人】 奏者 セシル



『別にそれならそれで楽しかろうさ!
 ああ、キミをひとり遺していくことになるのが、
 気がかりでない、といえばウソにはなるかな』


 ……………。
 グラーツィア。
 君にもちょっとばかし、人の心があるって
 信じてみてもいいのかな。


[妖精は特に何も答えない。
 答えないまま、相変わらずの笑みで“記録”作業を進めていく。
 自分からの「リベンジ開催」の気は、少なくともこの時には無かったが。
 ――こんな愉しいお祭りがまた実現するなら、と!]

(200) sakanoka2 2021/04/24(Sat) 10時頃

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