人狼議事


32 Zug Zwang

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点: 人


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 お散歩隊長 アシモフ

とたたたたんっ。

めざましい速さで木の洞に駆け込むと、じっと潜んだ暗闇に瞳がふたつ。
いちど大好きな閉所に収まると、そうかんたんに出てはこないのだ。

(0) 2023/12/15(Fri) 23時頃

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


犬ゾリ遣い ヴィーシャが参加しました。


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ

― ??? ―

 [幾つものカプセルが並ぶ室内を闊歩する。
  似た様な面持ちの顔を中に浮かべるそれは
  静かに稼働し、中で眠る人間に
  安らかな永遠を齎している。

  古くなればなった先から棄てられ
  また新しい依り代の器となる
  保管機

  ……維持費もあるだろうのに気狂いなものだと
  何度眺めても思うし、呆れる。
  いっそ今電源を落としてやろうかとも。


    …まあ、そんな事をすれば
    コイツ等の廃棄時に
    俺の死体も並べられる事になるのだろう。]
 

(1) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [目的地点に着き、足を止める。
  其処にあるのは一つのカプセル。
  見下ろせば中では
  帽子の無い£jが横たわっている。

  ……溜息を吐いて、
  横の操作盤を操作しスリープモードから
  稼働モードへと切り替えを行う。

  意識の無い人間なら最小電力で足るが
  意識を戻すなら更に電力が要る。
  …これで後は、GM用の端末から
  電脳世界へとパスを繋げば、この身体の主は
  向こうで目を覚ます事ができるだろう。

  最も、これはこの施設に限られた仕組みだが。
  他のカプセル保管庫での扱いは知らず、
  興味すら無い。]
 

(2) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [低くした姿勢を戻し、
  踵を返して部屋を去ろうとして


  ………、…

  思い止まり、進めた歩を戻す。
  手を戻すなんて不愉快な番ではあるが、
  千日手にはまだ2回足らない。なら良い。 

  改めてそのカプセルに向き直って…笑ってやる。]

 

(3) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


                 ・・・
     どんな顔するんだろうな、あんた。

 

(4) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



 [こうして無理矢理起こされる気分はどうだ?と
  聞こえもしないだろうその投げ掛けを
  目の前の男 ―――『ルーカス』へと放つ。

    また、
    あのうんざりした顔で迎えられるんだろうか。



                    それとも?]

 

(5) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

重ね合せ猫のユニタリ変換 (村建て人)


 [そうして眠る北極の幕が開けられる。
  重く閉じた緞帳は開かれ、身を刺す様な冷気が全てを招き入れる。
  白い氷床に異物として屹立する基地は輝きを潜め、
  周囲を暗く閉ざす極夜の中ただ圧と重とを周囲に放つ。

  生物が動く気配はこの暗闇の中何処にも無い。

                       ……筈だったが、 ]
 

(#0) 2023/12/15(Fri) 23時半頃


三等兵 ロバートが参加しました。


【人】 三等兵 ロバート



  ――― ワン!

 

(6) 2023/12/15(Fri) 23時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ

― 北極基地付近 ―

 [厚い靴裏が凍る氷上を踏む。
  手持ちのランプだけが周囲を照らすのを見て、
  基地の照明は着けたままの方が良かったか?等、
  逡巡したが、止まらず 進む。

  立ち込む夜気に白い霞を吐き落としながら
  その場所… ――― 食堂裏へと辿り着く。


  周囲を照らしながら見渡し、
  極限の夜の中その姿を見つけ出し。
  言葉も発さずに近付いたが、
  果たして『それ』はもう目覚めていただろうか。

  …それとも、
  凍死寸前という様子でまだ眠っていただろうか。]

 

(7) 2023/12/16(Sat) 00時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [眠っていたならその身体を揺り動かし。
  それでも目覚めないなら、…何か、
  犬の舌の様な感触をその顔面へと齎しただろう。

  どうにしろ『それ』が目覚め
  此方と目が遭ったのなら

  楽しそうに笑み、決めていた言葉を投げかける。]


  目覚めの気分はどうだ?
  …おはよう、ルーカス



          [ 二言目は、
            幾らか声を柔らかにして。]*
 

(8) 2023/12/16(Sat) 00時頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 00時頃


良家の息子 ルーカスが参加しました。


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年は永く夢を見ていた。
 ひとつが終わればその次へ、
 それも終われば更に次へ。

 これは数多の旅をしている最中の出来事。
 
 夢の世界に突如、
 リアルな感覚が紛れ込んだ]
 

(9) 2023/12/16(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年の耳に初めに届いたのは、辺りを巡る風の音。
 次いで骨の髄まで沁み通るような冷気。

 それでも青年の意識は微睡の中にあり、
 得た感覚は見ていた夢に混ざり込んでいた。

 歩み寄ってくる足音らしき物音があった。
 人間らしきものと、動物らしきもの。

 それが間近で止まったかと思えば、
 身体を揺り動かされる感覚と、
 顔に触れる温かく湿ったなにか。>>8

 それで漸く意識が醒め始めたところへ、
 聞き覚えのある声に名を呼ばれ、
 青年は薄らと目を開いた]
 

(10) 2023/12/16(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 

  ……ヴィーシャ、……夜?


[青年を覗き込む顔は、耳に届いた声の主に相違ない。
 そう認識して名を呼び返してから、
 辺りの暗さと体を蝕む寒さでここが屋外と察する。

 眠る前の出来事が脳裏に甦ってくるのを感じながら、
 青年は緩慢な動作で身を起こした。
 眠りに落ちたのはごく最近のような気さえする]
 

(11) 2023/12/16(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[耳に残る少しばかり柔らかい呼びかけと、その直前、
 『目覚めの気分』と問うた言葉を、記憶と考え合わせ]


  起こしたんですか……?
  なぜ……。


[声の主へと向ける表情には強い戸惑いが浮かび、
 問いかける声には困惑が強く滲んでいた]
 

(12) 2023/12/16(Sat) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[辺りは夜闇に包まれていたが、
 ランプの明かりが周囲を弱く照らし、
 白い氷雪が暗さを紛らす。
 
 ここが眠る前にいた場所なら、と
 青年は緩い動作で周囲を見回した。

 ここで永遠に眠り、二度と目覚めぬつもりだった。
 だから死地にすべく選んだ場所があった。

 果たして視界に、その理由が
 ──『白銀の盤』が入ってくれば、
 青年はゆっくりと立ち上がる。

 もう一度、全貌を視界に収めようとして]**
 

(13) 2023/12/16(Sat) 09時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 09時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [生憎だがその目に盤の全ては映らないだろう。
  何故なら灯りの主導権は此方にあり、
  ランプの光は周囲を照らしきるには足らない。

  だが、其方が正確に染められたマス目の数を
  覚えていたのだとしたら…、
  幾らか増えている事には気付けたかもしれない。


  そうして盤に目が行ったのを見止めれば、
  ランプの灯を後ろに回し、
  全貌を望ませない様にしただろう。
  意図はそんなに無い。ただ、   ]
 

(14) 2023/12/16(Sat) 10時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  起こした…?
  …さあ、どうだろうな。
    ・・
  俺がお前を起こす理由が無い。
  だから、


  これは夢だよ。
  お前が見ている夢。
                 ……ふ、

 

(15) 2023/12/16(Sat) 10時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [自分で口にしながら滑稽な事を言う、と
  思わず自嘲の吐を溢す。

  実際、夢と何ら変わらない事象だ。
  何故なら此処から蘇る訳でも無い。
  だからこれは唯の夢。

  それも、]


  お前が俺の夢を見るなんてな。
  再度問おう、どんな気分だ?

 

(16) 2023/12/16(Sat) 10時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [訊きながら立ち上がる。
  興味で聞きはしたが、然程返答に興味はない。
  …大体予想の範囲内だろうから。

  白い息を吐き闇夜の先を見遣る。
  ランプの灯から暫く目を離せば星くらいは見える。
  それにしてもこうも暗がりでは、と ]


  中にでも入るか?
  そのままが良いなら止めないが。
  これくらいは着ると良い。


 [反対側に手にしていた上着を放る。
  白夜よりも気温はぐっと落ちている。
  電脳空間でも体感は丁寧に仕組まれているのは、
  このゲームの悪趣味さを際立たせるだろうか。]
 

(17) 2023/12/16(Sat) 10時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  ……まあどうせ、
  夢だから、死にもしないが…。


 [現実的な用意を投げてからはたと気付き、足す。
  まあ、夢でないと気付かれても、まあ。

  返事を待ちながら、鳩尾付近を撫でる。
  其処に立つ足は既に2本のみ。


  …こんな氷床に、
  ずっと立たせる訳にはいかないから、な。]*
 

(18) 2023/12/16(Sat) 10時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[盤を見たくても、ただでさえ弱い明かりが遮られ、>>14
 どのマスに色がついているかは判然としなかった。

 それでも眠りに就く寸前、ずっと眺めていた対象。
 記憶と少し異なっている感覚はあった。
 
 その詳細にまでは気付けぬまま、夢だと念を押され>>15


  夢……、から、
  醒めたときのような感覚がするんですけれどね。
  
  
[そう呟いてはみても、ここが仮に夢でないとしても
 眠る前にいた場所──電脳世界であるようだから。
 
 「目醒めた」という表現も正確ではないのだろう。
 現実の世界に戻ったわけではないのだから]
 

(19) 2023/12/16(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……わざわざあなたの夢を見ているのだとしたら、
  ……まあ、そういうこともあるのかもしれません。
  
  
[先刻呼びかけられた声が夢だったと言われれば、
 青年にとっては随分納得のいくものではあった。
 
 放り投げられた上着を受け取り、
 用意の良さを意外に感じて僅かに目を見開く。>>17
 
 やはりこれは夢なのかもしれないと思うほどには
 彼の行動として不可解なものでもあった]
 

(20) 2023/12/16(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[青年は上着を羽織ろうとして気付く。
 ここへ来たときは防寒具を着込んでいたはずだと。
 
 ひとまず袖を通してから、頭に手をやって、
 馴染みの帽子が“無い”ことにほっと息を吐いた。
 
 上着の前を閉めてから自分の首に手をやる。
 そこに何か特異なものがあるかを確認するように]
 
 
  ……命の心配があるかはともかく、寒いので。
  建物の中には入りたいですね……。
  
  
[答えながら話し相手を見やると、
 何かを抱えて撫でるような仕草に気付く。>>18
 
 連想するものは犬だったが、今は問わないままにして]
 

(21) 2023/12/16(Sat) 10時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[闇の中、そばに聳える建物に目を向ける。
 そこにあるのはただの黒い塊にも思えたが、
 青年の記憶が確かなら、そこは北極基地のはずだった]
 
 
  ……どこもかしこも真っ暗ですね。
  
 
[そのことにどんな意味があるかまで思考が巡らないのは、
 青年が寝起きだからなのか、寒さのせいか、
 それとも未だに夢の中にいるのか。
 
 答えはすぐには出そうになく、寒さは切実。
 暖を取りたいという思いが増して、
 青年は足を一歩踏み出した。
 
 記憶の通りなら、建物の周囲を半周もすれば
 入口があるはずだったから]**
 

(22) 2023/12/16(Sat) 10時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [起きた地点があの最後から、ならば。
  着ている物もそのままだったろう。
  ともあれ以前とは違い今は冬 ――― 極夜。
  更に着込むのも問題では無いだろうよ、と

  帽子?
  ……さあ、何処に飛ばされたのやら。
  元の帽子を指しているのなら


  今は何処を歩いてるのやら。]

 

(23) 2023/12/16(Sat) 12時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  そうか。
  随分リアルな夢を見るんだな。


 [醒めた感覚が、という言葉に素っ気無く返す。
  続いての『返答』には、…煮え切らなさを覚える。

  目覚めて間もないからだろうか。
  もう少し険の籠ったものでも返されるかと
  想定していたが…。
  
  暫く顔を眺めてしまってから、
  自覚したか興味を失くしたかのタイミングで
  帰路の方向へと視線を戻す。]
 

(24) 2023/12/16(Sat) 12時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  今は極夜だからな。
  このフィールドは白夜と極夜を繰り返す。
  暫くすれば地平の方が赤く染まりもするが…
  観たければ後で観ると良い。

  この地は美しい。


 [そう設計する様に頼んだからこそ
  心根の底から景色の素晴らしさを説き、伝える。
  タイミングが良ければオーロラにも逢える。

  先導している為此方の表情は窺えないだろうが…
  恐らく、見る奴によっては楽しそうには
  映るんだろう。
  
  事実だしな。]**
 

(25) 2023/12/16(Sat) 12時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ

― 北極基地:内部 ―

 [道行く中で何か他にも話したかもしれないが
  …寒さでそんな気も起らなかったか。

  そもそも話す事なんて浮かばなかったか。

  先程通った凍れる道筋を戻り
  基地の入口へと辿り着く。
  ドアの横にある操作盤に手を触れ
  一つ目の扉を開け、中のフロアで靴の雪を払う。
  少し進んだ先にある操作盤に再び触れ、
  暗がりの施設の中へと帰還する。

  間接照明を辿って電源盤の元へと着けば
  施設内の全ての電気を点けた。
  多少は見慣れただろう景色が明るく浮かび上がり、
  外の気温や暗さと比べれば随分と温かな光が
  帰還者達を迎え入れる。]
 

(26) 2023/12/16(Sat) 12時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [自然、暖房も点けられ室内は暖められる。
  元より寒さを逃さない造りだ、
  始めから寒くはないが。

  それでも暫くは着込んだ服もそのままに。]


  応接室に行くか?
  ……それとも、  食堂に行くか?


 [寛ぐ先を問う。
  必要も無い為他の生物は一切用意していない。
  ロビーからは展示室が見えるだろうが
  中には何も居ない。

  その事から、食堂にも誰も居ない事は
  気付けるかもしれないが……さて。     ]*
 

(27) 2023/12/16(Sat) 12時頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 13時頃


【人】 良家の息子 ルーカス


[拍子抜けしたとでも言いたげな視線は、
 それこそ“リアルな”反応だった。>>24
 
 青年の内では夢でないという考えが増しつつ、
 どうしても起こされた理由だけは解が出なかった]
 
 
  極夜……、冬でしたか。
  
 
[語る声を聞きながら背を追って、問うような呟きを返す。

 以前この空間にいたとき、青年には
 風景に意識を向ける余裕が無かった。
 
 せっかく呼び戻された、あるいは夢に見たのなら、
 この機会に風景を眺めていくのもいいだろう]*
 

(28) 2023/12/16(Sat) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

― 北極基地:内部 ―

[青年からは特に語る言葉は無く、
 考え事をしながら後を追って歩くのみ。
 
 何を考えていたかと言えば、もちろん
 これが夢かどうか、夢でないならなぜこうなったか。

 答えは出ず、考えもまとまらないまま入口へ着く。
 相手に倣って靴の雪を払い、施設の中へ入った。
 
 冷気の遮断された屋内の空気に安堵し、溜息が漏れた。
 明かりが点き暖房が入ったらしいのも察すると、
 辺りを見回して、展示室が空なことに気付く]
 

(29) 2023/12/16(Sat) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  食堂、……に、人は?
  
  
[行先を問われて問い返す。
 青年の記憶が正しければ、そこには人がいるはずだった。

 が、場所の希望は返答によらず決まっていた]
 
 
  応接室にしましょう。入ったことがありませんので。
 
 
[食堂は連想する事柄が多い場所。
 そこへ近寄る気が青年には起きなかった。
 
 白銀の盤が食堂から見えるかは興味があったのだが、
 それは折を見て自力で試すかもしれない]
 

(30) 2023/12/16(Sat) 13時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ところで、ヴィーシャ?
  
  これが夢でも、あなたがぼくを
  起こしたことにはなると思うのですが……。
  
  何なんでしょうね、理由は。
  チェス盤が完成したわけでもないようですし。
  
  
[夢ではない気はしつつも、否定するだけの根拠も無い。
 だから夢の可能性も考えながら、問いかける。

 答えを得る間に応接間に案内されるのであれば、
 おとなしくついていくだろう。
 
 やがて暖房で暖められれば、冷え切っていた身体は
 痒みを覚えることになるのかもしれない]**
 

(31) 2023/12/16(Sat) 13時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 13時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 19時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 22時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  寒いだろう?以前より。
  …まあ、もう2度目なんだが。


 [ぽつりと何事かを溢す。
  その意味を問われても返す事はないだろう。

  夢だと伝えた癖に
  夢ではない事を実感させる様な事を訊く。
  …再度の矛盾にまた自嘲した笑いが零れるが、
  寒さと冷風の中ではその音も
  届かなかっただろう。]*
 

(32) 2023/12/16(Sat) 22時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ

― 北極基地:内部 ―


  居て欲しかったか?
  ……残念だが、此処には俺達しかいない。
  望めば何かしら生えるかもしれないが ―――


 [言いながらか、移動先が応接室に決まれば
  話は其処で切って部屋へと導く。

  …先の返答への反応はどうだったろうか。
  ゲームの主催者であるからにして
  基地で起こった全ての事象を把握している。

  訊ねる様からして何か感じるものはあったのだろう。
  業とその二択を聞いたのだと知れば
  今度こそ腹でも立てるだろうか。
  まあ、それならそれ、だが ]
 

(33) 2023/12/16(Sat) 22時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 […戸を開けた先。
  応接室は極一般的な様相をしていただろう。
  北欧デザインの皮張りのソファに腰掛け足首を組む。
  ソファは向かい合わせにもあるだろうし、
  それ以外の場所にも座る場所はあっただろう。

  尋ねられた内容にはただ無表情を返し。

  ………‥否、
  尋ねられたままの表情で暫く固まった。
  思わぬ沈黙を挟んでしまいながら、………]


  …ン。目覚めたか。

 

(34) 2023/12/16(Sat) 22時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [徐に着込んでいた上着の前を開けて、
  自ら中を覗き込む。
  …暫くして、

  シュナウザー犬の頭が
  寛げらえた上着の口から飛び出しただろう。]


  暖かくなったから熱くなったか?
  よく眠れたなら何よりだ。


 [語りかけながら犬の鼻頭を撫でやり、
  暫くその姿勢のまま犬と戯れ始める。

  振られた話題と、
  目の前の男の存在をそっちのけにして。
  ………意図的にかは、さておいて。]*
 

(35) 2023/12/16(Sat) 22時半頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 22時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 

  ……あなたと二人きり……?


[食堂に誰もいないことよりも、
 青年の胸中にはまずそちらへの抵抗感が湧いた。
 問い返すと言うよりは呟きだったが、
 表情には感じた思いがそのまま表されていた。

 その後に誰もいないことについて、
 少しばかり考えはしたが。

 ここで永遠の時を過ごすことになるよりは、
 眠らされたほうがマシだろうと、
 青年の思考はそこに行き着く。

 故に何も言うことはなく、ただ少し、視線を落とした]
 

(36) 2023/12/16(Sat) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[応接室へと向かう間に尋ねた問いに、答えは無かった。

 それが意図的に無視したものなのか、
 返す言葉が無かったのかは青年には察せず、
 飛び出してきた犬と戯れる姿を眺めることになり]


  ……見慣れない子ですね。
  犬好きは相変わらずのようで。


[彼が犬と触れ合う姿を間近に見るのは初めてで、
 物珍しさに暫し視線を送ったが。

 そのうちに青年の視線は応接室の内装に向き、
 身体が暖まり始めると、冷え切っていた手足を
 上着の上から軽く摩った]
 

(37) 2023/12/16(Sat) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[外を歩いていた間に返された言葉を思い返す。>>32
 2度目。
 極夜が、なのだろうか。

 白夜と極夜を繰り返し、極夜が2度目と言うならば、
 それだけの月日が流れたということで。

 ゲームのたびに切り替えているのなら、
 4度行われた──あるいは、これから4度目、
 ということになりそうだった。

 白銀の盤はどうなっていたろうかと思い返しても、
 正確な現状はわからなかったが。
 違和感はきっと、血塗られたマスが
 いくつか増えたことに由来するのだろうと、
 そこまで推測することはできた]
 

(38) 2023/12/16(Sat) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[そこまで考えてみても、やはり青年には
 起こされた理由に見当などつきはしない。

 これが夢で、何の脈絡もないのなら仕方がないが。

 眠る前の記憶と繋がることは随分多く、
 鮮明な五感もまた、夢でないことを
 訴えかけてくるように思われた。

 結局、ソファには腰を下ろさないまま、
 青年は窓辺に向かって外を眺めた。
 やはり食堂にすべきだったかと後悔しながら。

 考え事に耽って何も言わずにいてしまえば、
 室内は沈黙していただろうか、それとも?]**
 

(39) 2023/12/16(Sat) 23時半頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/16(Sat) 23時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 00時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  二人きり、でも無いが。
  ……


 [正確には二人と一匹だ と
  告げた所で然して変りもしないかと口を噤む。

  浮かべた表情を見て、笑う。
         ・・・
  そうだよなと。あんたはそうだろう、と
  ようやく合点が行くような反応が得られて
  何処か安堵の様な感情が湧いた。

  俺の事が嫌いなんだよなと
  勝手に決めつけ納得し、歩を進め。]

 

(40) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  ああ。新しく迎えた。
  無闇に増やさない様にはしているんだが…
  良い境遇に居なかったみたいでな。


 [聞かれば犬の境遇を答えただろう。
  多頭飼育の果てに衰弱しきっていた事。
  伸びた毛を手入れする順を回され、
  最後にある程度整えられた頃には
  貰い手が捌けきってしまった事。

  人間不信で世話に手を焼かせていた、
  といった点も伝えただろうか。]


  好きなんてものじゃない。
  愛しているよ、…チェス程に。
 

(41) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [一瞬言い淀んだ、のは、自分にとって
  チェスもそれ程に愛する対象であるからで。
  …それでも、万一の時には
  犬達を優先するのだろうなとは思考して。]

  ・・・
  あんたは犬は嫌いか?


 [上着の中から犬を取り出し
  膝の上に座らせながら問いかける。
  俺は目線も送らず、代わりに
  犬はじっと其方を見つめていただろう。
  
      返答がどうあれ然して気にはせず。
          不意に言葉が柔らぐのは
          犬に振れているから で。 ]
 

(42) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [そうした細やかなやり取りも終わりを告げ、
  室内に沈黙が訪れたなら
  先程の問いかけについて思索に耽る。


  こうして場を設けるまでにも
  幾度となく脳裏に過ぎり、
  その度まとまらずに過ぎ、
  判然としないままに
  幾らかの月日を経過していた。

  あの後すぐに問い質せば良かったのだろうか。
  ……そんな気が起こる気もしなかったが。
  そうして気に留めたまま に


   白銀の盤が完成する目前まで来てしまった。]

 

(43) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [意を決する、でも無いが

         口を開く。]

 

(44) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



    …お前にとって、俺は何だったんだ?

 

(45) 2023/12/17(Sun) 08時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



      [……聞いておきながら、
       これが本当に訊ねたい内容なのかは
       自分の中でも消化しきれてないままで。

       悩み過ぎながら問うている為か、
       視線は唯々虚を見つめたまま。  ]*
 

(46) 2023/12/17(Sun) 08時頃

犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 08時頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 08時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
[「二人きり」を否定する言葉を聞けば、
 当時すぐに理解はできずとも、
 犬の姿を見た後に得心しただろう。
 
 犬のことでなら饒舌になる彼へ話の続きを促せば、
 よく懐いて見える犬の昔の話が次々と出てきた]
 
 
  ああ、そういえば『愛』と表現していましたね……。
  
  
[青年が返した言葉は単なる相槌であって、
 それ以上の意味はなかったが。
 
 年月の経過を思わせる物語だとは感じていた。
 それも、相応の長さの]
 

(47) 2023/12/17(Sun) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[懐かしくも思える二人称を聞けば、>>42
 思わず彼の顔をじっと見つめることになる。
 その後に犬と目が合って、ほんの僅かに目元を和ませた]
 
 
  ……父が犬好きでしてね。
  どうしてもそのことを連想します。
  
  その子は可愛らしいと思っていますが。
  
  
[青年が父親について語る言葉は硬く冷たい。
 かつて彼に向けた棘とも
 また質の違うものであったろう。
 
 何もかも閉ざしたような失望の音。
 それも犬の話になれば少しばかり和もうか]
 

(48) 2023/12/17(Sun) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[沈黙の間は窓辺で考え事に耽っていた。
 その後、さらに考えを進めて一応の結論が出たところで、
 一言、問いかけを聞く>>45
 
 
  ……何、とは……
  
  
[声に誘われて視線を向ければ、彼は虚空を見つめるのみ。
 
 まさかそれが気になって起こしたとでもいうのか。
 青年の脳裏に過ったのはそんな考えだったが]
 

  ……難しいですね。
  正直なところ、ぼくにもよくわかりません。
  
 

(49) 2023/12/17(Sun) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[これが現実──否、夢でないというなら、
 近々再び眠るときが来ることは青年の想像に難くない。

 だから今いくらか言葉にしてみようと思うものの、
 青年自身、その思いは掴み所の無いもので]
 
 
  あなたは死すべき存在だとは思うのです。
  
  が……、味方……、ううん……、
  ……ぼくの偽らない思いを明かせるのも、
  あなただけだと……思うのですが……、
  
  ……それはいったい、何なんでしょうね。
  
  
[彼の姿を視界に収めながらも、じっと見つめるでもなく、
 己の心中を探るように言葉を重ねて、一度切って]
 

(50) 2023/12/17(Sun) 09時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  今はあれから数えて3度目のゲームが終わって
  少し経った頃……で、合っていますか?
  
 
[考え続けて出た答えを呟く。
 
 ゲームが終わる頃、白夜と極夜が入れ替わり、
 今は極夜のまま静まり返っているのなら。
 
 そして、それが2度目だと……
 白夜と極夜が入れ替わったのが2度目だと言うのなら、
 青年がたどり着く答えはそれにしかならなかった。

 1度目の切り替わりは青年自身見ているのだから。
 当時、その意味合いまで理解せずとも]**
 

(51) 2023/12/17(Sun) 09時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 09時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  俺の周りに居て、
  俺を無心で慰めてくれるのは犬達だけだ。
  だから俺も愛するし、愛と呼ぶ。


 [問われた訳でも無いが解を呟く。
  『だから』と付けたが、その実既に
  彼等から愛されなくとも彼等を愛す存在には
  なっているのだろう。

  其れは既に依存に近く。
  他者から見れば偏重や違和にも映るかもしれず。
  それでも元より外聞も気にしない性格なれば
  然して他者からの評価も意に介さず。]
 

(52) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


              ・・
  本当に父親と仲が悪いな、お前。


 [犬を可愛らしいと褒められれば
  その分だけは得意げそうにして。
  膝上の犬の腰の辺りを撫でやりながら
  青年の父の話を思い出す。

  事業に失敗し、自身の代わりにと
  息子をゲームに参加させた父親。
  汚職や罪を重ね、相当無理矢理な
  事業回しをしたのだろう。

  第1戦目が終わった後、ほんの興味を持って
  彼の人物のその後を追ってはみた、が…。
  息子の『望み』を見事叶えてはいた様には見えた。]
 

(53) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  言い付けを聞いて参加者になったくらいなのに。
  聞かなければならなかったのか、
  までは知らないが。


 [この親子の破綻は何処からなのだろうか。
  思考を巡らせつつ、…そこまで解き明かしたい
  内容でも無いので、話が切れるならばそのままに。]

 

(54) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  「死ぬべき」と考えてる癖に
  「嫌い」にならないのか。

  …そもそもに、
  俺が死ぬべき理由もわからないが。
  俺は単にゲームを作っているだけで、
  参加者達はそれも良しとしてゲームに参加し、
  そうして参加者同士が℃Eし合うだけだろうに。

  戦意喪失者を除外する事は確かにある、が
  それだって当人が、参加をしておきながら
  勝手に諦め自殺しにいった様なものだ。

  俺が悪だと論じるには間接過ぎる気もするが。

 

(55) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [逆に問い返されながらもその回答を保留し、
  先に沸いた疑問を突き付ける。
  この流れに既視感を覚えながらも
  疑問に思う事には変わりも無い為そのままに。


  そもそもにそうして望み通り死んだとして。
  …忌むべき理由で無事死んだ者を
  「待っている」と言い遣られた事も甚だ疑問で。

  先程納得した筈の『嫌われている』という認識と、
  問い質し、また不意に出てくる言動から感じる
  『そうではない』という要素に
  脳内での処理が阻まれ、混乱し、廻りに廻り、
  思考が定まらなくなる。

  手があると感じるのに一番の有効手が浮かばない。
  チェスで偶に陥るその感覚に似ていて
  ずっと 落ち着けず。]

(56) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



 [不意にか、思索に耽る中質問される。
  その問いは的を得た指摘であって、  ]


  …ああ。
  お前達のゲームから更に2度ゲームを開いた。
  恐らく次のゲームが最後になるだろう。


 [素直に事実を告げた。
  GM役になれてしまったからか、
  答えの用意されている質問に関しては
  こうして淀みなく回答出来るし、してしまう。]
 

(57) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



    ………だとしたら、なんだ?


   [答えてしまいながら、
    開き直る様に問い返す。

    結局これは夢ではなく現実の延長線だと
    肯定したとして何が変わるんだ?と、
    問い返したげに笑い、其方を向いて。


    それともそうではなく、
    単にゲームを積み重ねていた事を
    咎められるのだとしたら、
    また違う反応を見せるのだろう、と ]*

 

(58) 2023/12/17(Sun) 11時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  慰めを求めてのことなのですか?
  
  
[不意打ちで得た、彼が犬へと向ける思いの解。>>52

 それが相当に予想外だったのか、
 青年は目を見開いて問い返した。
 
 その様子から、彼が向ける愛情は真なるものと
 思い込んでいたのが窺えるだろう。
 そうではないのだ、と考えたことも。
 
 それ以上の言葉は出て来ず、
 何も言われないならこのまま話題が途切れるだろう]
 

(59) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 

  仲良くなれる理由が無いんですよ、何一つ。
 
 
[そうきっぱりと告げる声に迷いは欠片も無い。
 父がその後どうなったか、も目の前の彼が
 知るわけが無いだろうと、問う気も起こしておらず。
 
 ただ、次いだ言葉には少し視線を迷わせ]


  ……ここへ来たくないのなら来なければよかった。
  そう思ったのは、ここへ着いた後でしたね。
  来ないことが正解ではあったのでしょう。
  
  
[未だ蟠る思いがある部分を、極力さらりと話して。
 問いが続かなければ、今新たに語ることは無いだろう]
 

(60) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[「死ぬべき」相手は「嫌い」かどうか。

 その問いについて考えているうちに、
 続いた言葉が青年の心を揺るがした。
 
 殺し合うのは集った参加者たち。
 ゲームマスターはその場所を用意し誘うだけ。
 
 それは事実であって、青年も理解していることだ。
 ゲームが繰り返されてきたというなら、
 それだけ参加したい者がいて、実際に集ってきたのだ。
 
 個々の事情はさておき、
 青年もかつてその場にいて、実際に殺し合ったのだから]
 

(61) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[結局のところ青年が気に食わないのは
 人を殺してでも己の願いを叶えようとする者や
 それを刺激する者、人を人とも思わず
 使い潰そうとする者、そういった人間の悪性なのだ。
 たまたま目についた具体例が目の前の人物というだけ。
 
 彼その人が憎くて嫌いというよりは、
 忌まわしい要素を持つ存在の具体例だから死を希う。
 それだけの話なのを青年は自覚していた。
 
 そして個別の事情を知れば抱く思いが変わるのも
 青年が実感してきたことであって、
 目の前の彼も例外ではないだろうことも予想できた]
 

(62) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[思索に耽り二の句が継げずにいる間に
 その話題は一度流れ、先の問いへの答えを得た。>>57
 
 その整然とした回答は、
 かつてゲームの中で何度か質問を投げかけたときに
 答えてくれた姿を思わせるもので。
 
 懐かしさからなのか、それとも
 隠そうとしていただろうことをすんなり明かす
 滑稽さからなのか、青年の口からは失笑が漏れる]
 
 
  ふふっ、……いえ、なんでも?
  どうせなら完成してから起こしてくださいよ。
  
  
[意図せず笑い合う形になりながら、
 青年は窓辺から離れ、ソファに歩み寄った]
 

(63) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[暖房のある場所にそれなりに長くいたからか、
 上着を着込んでいる必要は最早感じず、
 防寒具とともに外して空いている座席に置く。

 その後、彼の真正面ではなく、テーブルの角を挟んで
 斜めに向かい合う位置を選び、静かに腰を下ろした。
 無理に向き合う必要が無い、
 会話するのに気楽な位置取りだ]


  あなた個人のことを、ぼくはよく知りませんからね。
  あなた個人を毛嫌いしているというよりは、
  嫌いな要素を持つ人の代表格なだけなんでしょう。
  
  
[頭の中ではまとまっていた考えを穏やかな口調で話し、
 緩く両手を組んで、ちらりと彼に視線を向け]
 

(64) 2023/12/17(Sun) 14時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  「嫌い」だったほうがよかったですか?
  そういうわかりやすい思いだったほうが。
  
  ……あなたの命は弄びたいですが、それは結局、
  ぼくもそういう人間だということなのでしょう。
 
 
[本来面と向かって言う内容ではないだろうが、
 過去に正面切って伝えた内容の言い換えに過ぎないため、
 なんでもないことのように話して聞かせる。
 
 それも「偽らない思いを明かせる」うちに入るのだろう、
 青年に後ろめたさは見られない。

 諦め切ったような希望の無さは
 見て取れるかもしれないが]**
 

(65) 2023/12/17(Sun) 14時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 14時頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  …………?
  いや、…違う。
  慰められたのは過去の話であって、今じゃない。
  今は単に、好きなだけ、だ。


 [問い返され一瞬何を問われたのか理解できず。
  漸く理解して否定を入れる。
  が、妙に動揺して、
  ぎこちない声で答えてしまった。

  きっかけがそうなだけ≠ナあって
  ずっと≠ナはない。

  そもそもに
  慰めを求めた事自体無い…筈、なのだから。]
 

(66) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [父親の話についてはそうか、と言って済ませる。
  拘泥する様子も無い事柄なら掘り起こす価値も薄い。
  ただ次の言葉には、ふぅんと目を細めた。]


  此処に来なければ、
  お前はどうなっていたんだろうな。


 [今頃何をやっていたのか。
  此処で出会った者達以外に囲まれ、
  どうした人生を送っていたのだろうか。

  ともあれ其れこそ正に夢物語。
  其の問いは単に相槌と同じ響きをしており、
  回答が無くとも気には留めなかっただろう。]
 

(67) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



 [笑い返されたのなら
  不機嫌そうに眉を顰めてみせて。]

         ・・・
    …なんで。あんたは、
    別に盤の完成に興味なんて無いだろ。


 [「完成してから」等と言われる理由がわからず、
  思わず素の反応で聞き返してしまう。

  少しか距離のある位置から歩み寄られ、
  向かい合わせでも無い位置に座られると
  何故か落ち着かない心地に襲われた。

  犬を撫でていた手は止まり、
  気付かれない限度でそっと抱え込む。]
 

(68) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [顔も其方に向けたままに、]


  ……別に、人に好かれたいとは思わない。
  分かり易い方が、やり易い。
  手順を組み易いから、な。

  それに「嫌い」以外の感情を向けられた事も無い。
  形の大小はあれど、皆俺を嫌うか邪魔に扱っていた。
  だから、そうした相手への対応くらいは
  学びはしたし…扱えるから。


 […けれど次第に目線は逸れていき、
  最後の言葉を吐く頃には
  誰も居ない正面へと流れついていた。]
 

(69) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [「命を弄びたい」というのなら
  やはり『嫌い』の内に入るんじゃないのか?と
  自分の中にある基準だけでその本心を
  推し量ろうとする。

  けれど噛み合わない気がして、
  また自身の思考の中で廻り始めては
  糸口の見えない盤面を眺めている心地に襲われ
  視線を落とした。


  その希望の無い様子は見取る余裕もなく。
  折角答えを持つ筈の当人がすぐそこに居るのに
  聞き出す言葉にも悩み、黙り込んでしまった。 ]
 

(70) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [膝の上の犬はといえば、
  室内の温かさと撫でられた心地よさからか
  膝の上で再度の眠りに落ちている。

  時折無意識に触れられる所を撫でてやると
  小さな反応を示して、けれど起きる様子は無く。]*
 

(71) 2023/12/17(Sun) 17時半頃

村の設定が変更されました。


犬ゾリ遣い ヴィーシャは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 18時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ああ、……きっかけ。……
  
  
[ぎこちない声の言わんとするところを理解はし、
 それだけを返したが。
 
 青年が思い返すのは、前に彼から聞いた言葉だった。
 孤独なんて身に沁みている、と。
 
 単純に昔から愛好していただけかと思っていたのが、
 もう少し意味深いきっかけであるらしいと思えば
 いくらか興味を惹かれもした。
 
 それでも今は聞き漁る気にはならず、そっとしておく]
 

(72) 2023/12/17(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[ここへ来なければどうなっていたか、
 ……掴めなかった“正解”の人生。
 
 それを掘り下げるのは青年にとって
 苦痛が大きく、答える気にもならない内容で]
 
 
  どうなっていたんでしょうね。
  
  
[相槌に相槌だけを返したのが、
 話題を終える合図にでもなっただろうか。
 
 思い浮かびかけたものは全部、
 この後の会話で浮かんでいくもので
 押し流してしまうつもりだった]
 

(73) 2023/12/17(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ええ、いっそ邪魔したいぐらいですが……
  どうせ無理矢理に起こされて機会に恵まれるなら、
  途中のものよりは完成品のほうが見たいので。
  
  
[盤が完成したときに彼はどう誇っていたろうかと、
 想像すればやはり忌ま忌ましい思いは湧くのだった。

 それでいながら素っぽい言葉遣いを聞くと、
 そうでないときは何かを取り繕っているのか、
 という思考が浮かび。
 
 青年の脳裏には、眠る前、別れ際の会話が
 どうしても思い起こされるのだ。
 
 あのときも最後は素でない言葉が主だったから]
 

(74) 2023/12/17(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ……要するに、御せなくて困っていると。
  
 
[話しながら誰もいない場所へと逸れていく視線を追い、
 彼の言葉の咀嚼を試みる。
 
 そういうことだろうと理解をした内容を呟いたが、
 彼からしたら異論はあるかもしれない。
 
 青年もまた自分の正面、テーブルの端や壁などを
 ぼんやり眺めながら、何を話したものかを考え込み]
 
 
  ……ぼくの父は、ぼくを褒めたことが無いんですよ。
  
  
[唐突にも思われるだろうことを、ぽつりと話しだした]
 

(75) 2023/12/17(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ぼくに何かをやらせて、それができればその上を、
  できなければ別の何かをやらせる、その繰り返し。
  
  ぼくが何に使えるか、能力の確認だったのでしょう。
  
  いろいろな教育を受けさせられましたが、
  できたからといって喜ぶでも讃えるでもなく、
  できないからといって叱るでもなく。
  
  期待されているわけではないのだ、と
  気付くのは早かったです。
  
  
[これを話して何になるのか、青年自身掴めてはいない上、
 行き着くところは『彼の言葉が嬉しかった』という話。
 その結論まで聞かせてやる気にはならず、
 言葉はここで切って彼の様子を窺うことになった]**
 

(76) 2023/12/17(Sun) 18時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 18時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2023/12/17(Sun) 19時半頃


【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  盤を見せる為に起こした訳じゃないからな。
  そんなに興味を持ってるものでも無いと…、

  ……もし完成していたら、
  何か祝いでもしてくれたか?


 [呆気に取られた所はあったが
  最後にはいつもの調子に戻り、
  意地の良くない笑みでも浮かべて問うてみる。

           その裏で何を考えているかは
              到底思い至りもせずに ]
 

(77) 2023/12/17(Sun) 20時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [手慰みにと犬の前足を撫でようとして
  不意に語られる内容に、つい耳と視線とを向ける。
  黙ったまま聞き遂げれば      首を傾げて。]


  …何もできないよりは有能で
  物事を組み立て有効手を怯まずに
  打てる器量もあり、結実させる事が出来る
  人間に育て上げたと云うのに、
  随分杜撰な態度を取る父親だったんだな。

  本当に親子なのか?あんたとその父親は。


 [全ての親子が似るものでは無いとはいえ
  ただただ疑問に思え、比較的流暢な速度で
  ありのまま全文を口にした。]
 

(78) 2023/12/17(Sun) 20時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


  そんな息子をゲームに使おうとするのは
  クイーンを無闇に動かすのと一緒だろうに。
  ……いや、だからこそ使ったか?


  ………まあ、一つだけわかるのは

  あんたの父親はチェスが下手そうだな。


 [等と、元の話題も何処にやら
  見ず知らずの他人へとマイナス評価を下す。

  そうして言い終わった後には再度首を傾げ、
  果たして何の話だっただろうかと視線を送った。
  
       ……察しが悪いと言われるのならば、
              まあそうなのだろう。]*
 

(79) 2023/12/17(Sun) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  起こしたことは認めるのですね。
  
  盤を見せるためでなかったのなら、
  何のためだったんです?
  
  “最大の殺戮”でも達成しましたか。
  
  
[相手が認めるのを聞いて、すかさず問い返す。
 別れ際の会話に出てきた単語を言い添えて。
 表情は意に介さないまま、次いで言葉を付け足す]
 
 
  祝いはしなかったでしょうが……、
  嫌気は差したでしょうね、
  あのゲームに集う者の多さに。

 

(80) 2023/12/17(Sun) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[それは回数を重ねたと知った今も抱く思いではあった。
 
 ゲームに招く者がいても、
 参加者が集わなければ開けないのだから。
 
 それだけあのゲームに興じる者が多いのだと思えば、
 かつての参加をきっかけに青年の心を蝕んだ思いに
 劣らないような昏い思いが湧き起こりもして。
 
 それから目を逸らすのが難しそうなのは、
 自分もまた参加者だったゆえ、なのだろう]
 

(81) 2023/12/17(Sun) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
[父親のことを話してみれば、
 咄嗟に取り繕った内容ではなさそうな流暢さで
 青年とその父親への評価が紡がれた。
 
 クイーンにまで譬えるのが彼の評価かと思えば
 青年は目を丸くし、しばし唖然として
 彼をまじまじと見つめることになる。
 
 彼が何に繋がる話かを察知していないらしいのは
 青年にとっては微笑ましく思えることで、
 首を傾げるさまには薄く笑って見せて]
 
 
  ……実の親子だそうですよ。
  母もそう言うのだから間違いないのでしょう。
  
  
[彼の疑問の答えのひとつを呟き、視線を壁に戻した]
 

(82) 2023/12/17(Sun) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
  
  もっとも、母は一時の浮気相手だったそうで、
  正妻がほかにいるものですから。
  ぼくが捨て駒扱いなのはそういう理由です。
  
  チェスは家に無かったですし、
  学ぶ機会もありませんでした。
  少なくとも、父に興味がないのは確かです。
  

[育てる手間がかかる代わりに、給金は不要な駒。
 自身の位置づけはそうだと青年は思っている。
 
 そして青年がチェスと無縁に育ったのも事実だった。
 父親はチェスが本当に下手な可能性もありえるが、
 無関心なだけかもしれず、今から確かめる術はない]
 

(83) 2023/12/17(Sun) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 
 
  ぼくにとって、駒扱いとはそういうものなんです。
  
  あなたはぼくを人間扱いはしていないのでしょうが、
  いくらかマシな気がするんですよ……父に比べたら。
  
  
[何の話かと問うような視線を受けて、
 そこまで語ってみはしたが、
 では、このチェス盤の主は自分にとって何なのか?
 
 その答えは相変わらず、青年にとっても
 掴みきれないものであった。
 
 それが好意に繋がっているのかといえば、
 そうとも言い切れない気もするのだから]*
 

(84) 2023/12/17(Sun) 20時半頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [口を滑らせてしまった事実に眉を顰める。
  自業自得であるのに不機嫌だと顔に浮かべながら、
  …また一度起こした理由を考え、答える。]


  ……ただ会いたくなっただけだ。あんたに。


 [最後に手向けられた言葉へ抱いた
  違和感を解消する為に。
  あれから2戦を経て、更にプレイヤーと出会えども
  誰からも似た様な感情を向けられはしなかった。

  流してしまえば良いのに
  妙に気になって頭から離れず、
  あと一度のゲームで目標を達成する…、
  もしもすればこのゲームから離れる可能性もあり
  決行するに至ってしまった。]
 

(85) 2023/12/17(Sun) 22時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [マス目が全て埋まったとしても
  満足できる結果が生まれなければ
  GMを続ける心算はあった。…が、元の契約は
  自らが申し出た「盤が完成するまで」である。
  更新が利くかもわからなければ、子の機会こそが
  最後のチャンスになるのだろう、と。

  ……端的ながら簡潔に伝えようとしたその返答は
  幾らも言葉足らずだっただろうが気も付かずに。


  祝言には遠い言葉を聞けばふ…と、
  目を細め笑みを浮かべてやった。

  形は違えど、自身と似た様な
  人間不信の形を見た様な気がして、気分も良く。]
 

(86) 2023/12/17(Sun) 22時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ


 [こちらの返答内容に目を丸くし、
  更には話の意図を掴みあぐねいている様を
  笑うその様子には更に疑問を深め。
  また些か怪訝も生じて。
  なんだと言いたげにじ、と睨みやった。]


  チェスを学べなかったのは不幸だな。
  こんなに奥深く、また楽しいゲームを知らないのは
  人生の半分を損していると言えように。


 [大袈裟な言い振りだと言うなかれ。
  そもそもに全ての発言を通して、
  この男は誇張した表現を好んで遣っている。

        惜しむ必要も無いだろう、と。]
 

(87) 2023/12/17(Sun) 22時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ



  それに駒扱いも悪いものでも無いだろう。
  と、言うとあんたの父親に助け船を
  出す羽目になりそうだが。

  俺はチェスの駒も愛している。
  こいつ等の動きには一切の無駄がない。
  どれもが個々の役割を持ち、揮い、戦場を切り開く。
  逃げ続ける王ですら、いざという場面で自ら動き
  自軍の勝利を齎してみせる。

  駒を動かすのはプレイヤーだが、
  元より駒が無いのではゲームは出来ない。
  駒が決められた働きをしなければ
  ゲームは崩壊する。

  それだけ、チェスには駒自体も重要なんだ。

 

(88) 2023/12/17(Sun) 22時頃

【人】 犬ゾリ遣い ヴィーシャ




  俺に人間扱いされたい、というのなら
  それはチェスの駒以下の待遇になるんだが…
  それが望みなのか?


 [尋ねる内容は話の流れのほんの些細なもの。
  特別な意味が込められたものでも無ければ、
  そう聞こえかねない事にも気付いてはいない。]*
 

(89) 2023/12/17(Sun) 22時頃

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