人狼議事


17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から

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視点: 人


この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。


【人】 かみさま パルック

ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。
いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。

中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。

(0) 2022/03/01(Tue) 21時頃

天のお告げ (村建て人)

  


 ひとりって、寂しいよね。
 でももう、行かなくちゃいけないな。

 たとえ、この扉の先が、また。
 ひとりぼっちの世界だったとしても。

  

(#0) 2022/03/01(Tue) 21時頃


お散歩隊長 アシモフが参加しました。


【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

  …………。

 

(1) 2022/03/01(Tue) 21時頃

天のお告げ (村建て人)

 
広い広い宇宙のどこか。
あなたが今存在しているのは、
ガラス張りのドームのような場所。

ドームの天井、そして外側には
暗い暗い宇宙が見えていて、
天井から吊り下げられた人工的な白い光が、
真っ白な硬い床を照らしています。
 
端から端まで見えているのに、
あなたはどう歩いても、
ドームの端にはたどり着けないでしょう。
そんな不思議な空間です。

暖かくも寒くもない、不思議な場所です。
お腹は空きません。
トイレにも行きたくなりません。
 

(#1) 2022/03/01(Tue) 21時頃


天のお告げ (村建て人)

 


 そうですね、まるで夢を見ているかのような。

 

(#2) 2022/03/01(Tue) 21時頃


天のお告げ (村建て人)

 

あなたの目には、いくつかの扉が映るでしょう。

本能的にあなたは
“あなたの扉”がどれなのか、分かっています。

そして「その扉をくぐることができたら、元の世界に帰れる」ことも。
 

(#3) 2022/03/01(Tue) 21時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
[そんな不思議な空間の中には、
ぽつんとひとつ、カウンターがあり、
その「上」には白い生き物が座っています

……上です。
椅子も何脚かあるようですが、
椅子なんかに座ったら、この小さな生き物は
カウンターに埋もれてしまいますからね]


 なんだもうちょっと近くへ来い
 そしたらおれが見えるじゃろ


[どうやら手招きをしているようです
もちろん、近寄っても近寄らなくても自由です
近寄らなかった場合には
きっと、露骨にしょんぼりするでしょう]
 

(2) 2022/03/01(Tue) 21時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

 どうしてネズミが話しているのかって?
 そうかおまえのせかいではおれの姿を
 ネズミとよぶのか、なるほどなあ

[もし近づいてくれた暁には、
やっぱり露骨に嬉しそうな顔をして
簡単なこの世界の説明を始めるでしょう
言葉が通じるのはなぜかって?
この世界では、そういうこともあるんです]
 

(3) 2022/03/01(Tue) 21時半頃

天のお告げ (村建て人)

 

  望むもの。
  探しているもの。
  忘れていたもの。
  思い出すきっかけとなるもの。
  前に進むきっかけとなるもの。
 
  ここは何でも現れる場所。
  あなたに必要な何かが、
  突然目の前に現れることがあるかもしれない。

 

(#4) 2022/03/01(Tue) 21時半頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

 ……ほら。こんなふうにして。

[いつのまにかカウンターの上には
大きなチーズがひとつ、載っています]
 

(4) 2022/03/01(Tue) 21時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

 おまえのせかいでも
 ネズミはチーズを食べるものなんだって?
 いやはや、それは、奇遇じゃのう。 **

 

(5) 2022/03/01(Tue) 21時半頃

天のお告げ (村建て人)

 

 それからカウンターの上には何枚か
 紙とペンが置かれているようでした。
 手紙を書きたくなったなら、
 白い生き物に、なにか伝えてくださいね。
 そのとき、手紙の説明もあるでしょう。

 あなたは誰かに手紙を書きますか?
 書くとするなら、そうですね。
 その書き出しは ────────

 

(#5) 2022/03/01(Tue) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)

 


  「 前略、扉のこちら側から 」

 

(#6) 2022/03/01(Tue) 21時半頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/03/01(Tue) 21時半頃


お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2022/03/01(Tue) 21時半頃


村の設定が変更されました。


お針子 ジリヤが参加しました。


【人】 お針子 ジリヤ

 
 
[ こつ、っと足音ひとつが空間に響いた。
  耳に届いたその音に、まるで意識が飛んでいたように
  はっと瞼を上下させる。

  私は、なにをしていたんだっけ。
  記憶の糸を辿ろうとする前に、視界に入る光景に
  首をゆるく振って周囲を確認する。

  ……ここはどこ? ]
 

(6) 2022/03/02(Wed) 22時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 
 
[ 自分以外の人は他にもいただろうか。
  不思議で奇妙な出来事に、不可解げに眉を下げて。

  空を見上げて見える、見慣れた人工的な光と
  見慣れない、深い色の世界に。

  心が踊る前に訪れる困惑。
  声を上げることなく、立ち尽くしていた。** ]
 

(7) 2022/03/02(Wed) 22時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2022/03/02(Wed) 22時頃


瀑布昇竜道 バキュラムが参加しました。


【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

 
[ 透明な半円の向こうには、暗い宙が広がっています。
 天井に吊り下げられた光はまるで星のようでした。

 広い空間にぽつんとひとつ、カウンターがあり、
 その「上」には白い生き物が座っていました。]
 

(8) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

 
[ もしここにネズミと呼ばれる者がいたのなら、
 白い生き物は、違う存在を指していたことでしょう。

 けれど、カウンターの「上」には
 ”それ”しかいなかったものですから。
 そして、間違いを正す者もおりませんでした。

 もし、この世界のことを語る小さな存在>>3
 変わらずいたとしても、
 白い生き物の名を譲ったうえで、
 ただ”それ”が傍らに佇むだけです。]
 

(9) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 生き物というにはいささか異質で、
 座っているというには幾分か細長い身体。

 ”それ”は白い骨組みの内に星空に似たインクを揺蕩わせ、
 何かを探すように、顔に似た窪みが刻まれた頭を
 ふらふらと揺らすばかりでした。]
 

(10) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 何か気づいたように動きを止めた”それ”が
 カウンターの「上」を這います。
 その先には数枚の紙とペン>>#5が置かれていました。

 ”それ”よりも白い生き物が話をしてくれるのであれば、
 頷くように頭を縦に揺らした後、
 一枚の紙の上に身を乗せます。]
 

(11) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

 
[ ペンは必要ありません。
 頭と反対にある尾の先を紙に押し当てると、
 不思議な色をしたインクがじわりと紙に広がります。

 まるで意思を持つようにぷるりと震えた液体は、
 それが別の誰かの目に入る瞬間、
 相手の知る文字へと姿を変えるでしょう。

 百万年自動筆記具――通称”万年筆”と呼ばれる”それ”は、
 一枚の手紙を書きました。]
 

(12) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム



 『あなたは今、どこにいますか。』**

 

(13) 2022/03/02(Wed) 23時半頃

瀑布昇竜道 バキュラムは、メモを貼った。

2022/03/02(Wed) 23時半頃


聖愛色同胞 ノッカが参加しました。


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ ─── 夜の底が白くなった。

有名なあの冒頭部分が頭を過った。
ぱち、と瞬きを二度。
ゆっくりと辺りを見渡せば、さっきまで私が居たはずの
見知った自室では無くなっていて。 ]


 ええ……ここ、なに?


[ ドーム状の天井が見える。
その向こうも、外も、真っ暗で。
白い光が照らす床は、真っ白で。
     ───────そして、扉。

すうぅ、と息を吸い込んで、目を閉じた。 ]
 

(14) 2022/03/03(Thu) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[剥がしても剥がしても厚みを増していく黒い記憶は、
なんの脈絡もなく突発的に私を襲う。
どれだけ忘れたふりをして目を背けても
突如として舞い降りる闇は、吐泥の如く
私を飲み込もうとするから
先の見えない洞窟の入り口みたいな闇に
連れて行かれないように、
迷い込んでしまわないように、
ベッドの上で膝を抱えて、
必死で目を閉じて眠ろうとしていた、はずなのに。 ]


 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった……

 ─── いや違うやん。
 そんなん言うてる場合ちゃうやん。
 ここどこ?ええぇ……マジか、また??
 

(15) 2022/03/03(Thu) 16時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ はぁぁぁぁ、と長めのため息をひとつ。
理屈や常識では、説明のつかないことが
この世の中には存在するってこと、
私は嫌と言うほど知っている。

夢を見ているにしては、妙にリアルで、
だからそう、きっと、もしかしたら。

彷徨わせた視線の先、
目に止まったカウンターの上からちいさな手招き。
ちょっとだけ驚いたけれど、
ゆっくり足を動かして近づいて、
大きなチーズにふ、と緩んだ口元で、 ]


 こんにちは。


[ そんなありきたりの挨拶を。 ]**

(16) 2022/03/03(Thu) 16時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2022/03/03(Thu) 16時半頃


双生児 ホリーが参加しました。


【人】 双生児 ホリー

  …………!


[ 『どこ?』それとも『なんで?』
  どう言うつもりだったのか自分でもわからない。
  あまりにもびっくりして声がでなくて
  ただ口をぱくぱくさせるだけでだったからだ。
  
  目の前には細く小さな手のひら
  言うまでもなく自分のものだ。
  何かを捕まえたかったのだろうか?
  空を掴むように手を伸ばした格好で
  わたしはただ突っ立っていたのだった。]

(17) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 伸ばした手のひら
  指の隙間の先には
  硝子の繭のようなものが映る
  まるでランタンの中に閉じ込められたような
  そんな不思議な感覚に襲われる。

  そういえばこの明かりはなんなのだろう?
  陽の光には及ばない
  けれど、月明かりやランタンの灯火よりも
  ずっとずっと明るい光
  穏やかだなのに、なんだか優しくない
  気のせいなのだろうけど、少し肌寒さを覚える。
  振り払うように小さく身震い。 ]

(18) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 部屋は思ったほどには広くなく>>#1
  木々のように立ち並ぶ扉は
  まるで本で読んだおとぎ話のよう>>#3
  わたしはあまり好きじゃないけれど
  きっと■■■■なら喜びそうな…

  そこで首をかしげる。

  誰が喜びそうなのだろう?
  霞がかって名前も顔も出てこない。

  思い出そうと『うーん!』と頭をめぐらせれば
  そこだけ世界が違うように佇む空間>>2
  
  残念ながら遠いからしろいもの≠ヘ見えなかった。
  見えていたら、興味も覚えたのかもしれないけれど…
  けれど人の気配には気づくことができた。>>16
  きっと異国の人なのだろう。
  華やかに映る姿に目を見張って……それから回れ右 ]

(19) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 気にならないといえば嘘になるけれど少し■■
  だから先に他の場所を見てこようと。

  あるく あるく どこまでも
  くまなく巡るつもりで まったく巡らないこの部屋を
  どこまでも近づかない部屋の端
  どこまでも遠ざからないカウンター
  それでも あるく あるく あるく

  疲れることはなかったはずだから
  きっと飽きるまで歩いて
  途方に暮れるまで飽きてしまってから
  あのカウンターへ向かうのだろう。

  もしかしたらさっきの異国の人や
  やっぱり異国の立ち尽くす人と>>7
  徒労の最中に目があったかもしれない。

  その時は立ち止まり困ったように眉をへの字に曲げて
  苦笑交じりに小さくお辞儀をしただろうか ]**

(20) 2022/03/03(Thu) 18時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2022/03/03(Thu) 18時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

 


 今日はな、賑やかじゃの


[それを告げた相手は
カウンターに近づいた“誰”だったのでしょうか
いいえ誰でも構いませんでした
誰かの存在が増えれば、
きっとそういう言葉を発したのでしょうから

誰かの存在が増えるたびに
この世界には扉が増えます

ええ、その誰かがここからでていくまでは]
 

(21) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
[あ、だけどそうですね
可愛いお嬢さんにこんにちはなんて言われたら>>16
思わずチーズからちいさな手を話して、
ぽかん とそのぱっちりとした瞳を見つめ返しながら]

 
 ゆ!ゆっくりしていくとよいぞ


[ほんの少しだけ声がついうっかり上擦りました
なにか聞かれたらこの世界のことを答えるでしょうし
彼女が新しいお客さんと話し始めるのなら
大きなチーズと格闘でも始めたでしょうか

だってほら、白い生き物はそういうものですから]*
 

(22) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[それからこれはきっと別のとき
それはあのお嬢さんと会った前だったのか後だったのか
いいえ、それはここではとても曖昧で、
それでいてどちらでもよいことです

ええ、ええ、その日に限って
カウンターの上にいたのが、ふたつだった日>>9]


 珍しいのう


[ここにはたくさんの存在が集まってきます
だからそれがどんな形をしていても
あまり驚くことはなかったのですが
それでもその存在は少々異質ではありました

やはりどちらかというと
ここに来るのは人間、と呼ばれる生き物が多いのです
どうやら何らかの問題を抱えやすい種族、なようですから]

(23) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
[だから白い生き物は、自分と同じくらいか
ほんのすこし小さくて、そして細い生き物を眺めます]


 ああ、それは手紙…


[説明する間もなく、それは紙にインクを落とします
だから白い生き物も、それを食い入るように見つめました]
 

(24) 2022/03/03(Thu) 18時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 
[あなたは今、どこにいますか。
そう書かれた紙に、新たな文字が綴られないことを知ると
白い生き物はそれに手を伸ばします

伸ばすだけです
手を差し伸べて、ちいさな手でそれに触れ
そうしたら、その手紙は、きっと
それを必要としている存在のところに届きます

もしかしたら必要としていなくても
気まぐれで誰かのところに届いてしまうこともありますが
それはそれ、ってことにしておいてください

白い生き物は、そこまで万能でもないのです]**
 

(25) 2022/03/03(Thu) 18時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2022/03/03(Thu) 18時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2022/03/03(Thu) 19時頃


【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

 
[ ”それ”を生んだのは、隻腕の男でした。
 ”それ”の役目は、彼の妻に手紙を書くことでした。]
 

(26) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 彼は器用な男でした。優秀な魔術師でした。
 人々の助けを求める手を拒まない、優しい人でした。

 彼の妻は病弱でした。
 優しい土地でしか生きられない人でした。
 家を離れる彼の背を押す、強くて優しい人でした。

 二人が共に在った日々は多くありません。
 二人が重ねた時間を”それ”は知りません。

 ”それ”が生まれたのは、眼下で炎が踊った日でした。
 白い骨組みの内に同じ色の液体を湛えていました。]
 

(27) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”は、何通も手紙を書きました。

 彼のたったひとつの手は、人々のためにありました。
 彼の口は、人々を守る呪文を紡ぐためにありました。
 彼の眼は、人々が生きる未来を見据えていました。

 ”それ”は、彼の想いを幾度も綴りました。

 たとえ、彼女からの返事が来なくとも、
 やがて、封筒が部屋の隅に積み重なっていっても、
 何度も何度も、彼の心をインクに解かしました。]
 

(28) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 炎は途絶え、世界に平和が訪れました。]
 

(29) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 安堵と歓声の間には多くの悲嘆があったでしょう。
 それでも時が過ぎれば、眼下には活気が戻ります。

 老人は、穏やかな表情を浮かべていました。

 彼は優秀な魔術師でしたが、英雄ではありません。
 彼自身もまた、その称号を望みませんでした。
 悪を倒したのは彼ではありませんでしたから。

 彼は器用な男でしたが、もしくは、本当は。]
 

(30) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 人々のためにあった片腕を彼は”それ”に向けます。

 「お疲れ様」と彼は言いました。
 「ありがとう」と彼は言いました。
 「もういいよ」と彼は言いました。

 届くことのない想いを綴り続けた”それ”は、
 ぱたりと倒れて、動かなくなりました。]
 

(31) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

― カウンターの上にいたのが、ふたつだった日 ―

[ ”それ”の顔に口はありません。
 だから”それ”より白い生き物の声>>23
 返事をすることはできませんでした。

 細長い身体を這わせ、”それ”は紙に触れます。
 星空に似た色が文字になって解けていきます。

 ”それ”には耳もありませんでしたが、
 手紙と告げる声>>24に動きを止めたものですから、
 紙の上にはひとつ、大きな丸が滲みました。]
 

(32) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 終わりを告げる声はありませんでした。
 けれど、伝えられるだけの間はありました。
 だってここの時間は曖昧で、
 それでいてどちらでもよいことでしょうから。

 まるで、夢を見ているかのような。

 ちいさな手が紙に触れると>>25
 一通の手紙はどこかへ旅立ったようでした。]
 

(33) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 見送るかのように頭に似た部位を上向かせた後、
 ”それ”は同じカウンターにいる相手の方を向き、
 白い骨組みの内側から星空を溢れさせます。]

   ありがとう

[ 紙ではなく、中空へ浮かんだインクは、
 相手が目を通した端から色をなくしていきました。]
 

(34) 2022/03/03(Thu) 21時頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”には口も耳もありません。

 けれど、ここによく来る人間というものを、
 あるいは心というものをよく知っていましたから、

 白い生き物へ贈った言葉の最後に、
 人の笑顔に似た形を綴るのでした。]*
 

(35) 2022/03/03(Thu) 21時頃

瀑布昇竜道 バキュラムは、メモを貼った。

2022/03/03(Thu) 21時半頃


調律師 ミケが参加しました。


【人】 調律師 ミケ

 

 これはまた、随分と
 不思議な場所に来てしまったようだ


[ 転移などは慣れたものだが
  今までの場所とはだいぶ異質で、
  いつものそれ、とは違うことが分かる。
  硬い靴底がこつりと床を鳴らせば
  思いのほか、それは大きな耳に響いた。 **]
 

(36) 2022/03/04(Fri) 02時頃

営利政府 トレイルが参加しました。


【人】 営利政府 トレイル




  目が、開いた。



 

(37) 2022/03/04(Fri) 02時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 02時頃


【人】 営利政府 トレイル



 んー?……んー


 [  まず発音した言葉は意味すらなさそ。
   強いていうならば、…………うん?みたいな?
    
 
   次に、あたりを見渡して
   ここが雪原の上でないことに
   ほんの少しの安堵と、喪失感?

   理由は……んー、わかんない。

   掌にはなんにもない。
   ただなんとなく眺めて数分。 ]

(38) 2022/03/04(Fri) 02時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 02時頃


【人】 営利政府 トレイル







   ―――さて、ここで問題です。


   おれはだれでしょーかっ




 

(39) 2022/03/04(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル



 [  答えなんか返ってくるわけがない。
   解答者がいないんだ。

   そして出題者すらちゃんとこたえをしらない。 


   ああ、
   でも。

   もひとつだけわかったことが、みつかった。 ]

 

(40) 2022/03/04(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル






  ――――思い出せなくてもいいや。




 

(41) 2022/03/04(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル




  [  そうしたいって思ったきがするんだ。

   だって、そうしたら。 ]


 

(42) 2022/03/04(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル




   さよなら しないなら 



   ―――――さよなら、しないなら?




  

(43) 2022/03/04(Fri) 02時頃

【人】 営利政府 トレイル



   んー …… 




  [  自分のなのに、途切れ途切れの思いに
     首を傾げて。


     そして漸く見えてる宙に気づく。
     そこにおちるひかりも、
     スノードームのような天井も。


     どこだ、ここ。  ]
     

(44) 2022/03/04(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル



  [ 不思議で、奇麗で
      かなしくて、やさしい。


    君に見せたらなんて言うかな? ]



     きみ……?



  [  疑問が口の音声を支配したら
     そういえば、ポケットにある筈の物を


     ―――思い出した。  ]

(45) 2022/03/04(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル




  [  宝石みたいな 飴玉 ひとつ  ]
 
 
 

 

(46) 2022/03/04(Fri) 02時半頃

【人】 営利政府 トレイル




  …………おれ以外にも、誰かいるのかな



  [  居てもいなくても、構わないけど
    なんだか呼ばれてる気がしなくもなくて。

    いってみよっか。
    たぶん 時間はたくさんある。

    ―――そうしなきゃいけない理由も、
    きっと、どうやら、


    おれには あるみたいだから ]**

(47) 2022/03/04(Fri) 02時半頃

営利政府 トレイルは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 03時頃


【人】 調律師 ミケ

 

 高度というか、なんというか。
 

[ それはネズミから話を聞いた後だっただろうか
  私はその白い空間をただ、歩き回っていた。
  向かう宛など無かったが、
  一度向かった先に佇んでいたひとつの扉、
  どこか見覚えのあるそれに手を掛けるものの
  ドアノブはびくとも動こうとしなかった。 ]


 必要なものが出てくる?
 ならば全て出してくれればいいというのに。


[ あの土地を復興させるために、
  必要なものは無限にある。
  それなのに一向にそれらが出る気配はない ]

(48) 2022/03/04(Fri) 08時頃

【人】 調律師 ミケ

[ 滅びてしまった文明も。
  無くなってしまった科学技術も。
  失われてしまった尊い緑の木々も。

  自分を憶えていてくれる存在もいない、
  自分を待っていてくれる誰かもいない、
  そんな世界で、ただ。

  どこかに居る仲間を求めて、
  どこかで出会える友人を探して、
  私は、転移を繰り返す。

  ……と言っても今回に限っては、
  気づいたらこの場所に居たんだ、
  どこか夢の中のような、この世界に。 ]

(49) 2022/03/04(Fri) 08時頃

【人】 調律師 ミケ

 

[ それでもあの扉、だけは。
  かつてあの世界にあったものと同じカタチをしていた
  かつて私が自由に開き、自由に出入りしていた、
  それ、と同じカタチを。 ]

 

(50) 2022/03/04(Fri) 08時頃

【人】 調律師 ミケ

[ やがて結局足はカウンターのほうへと戻ってきていた
  そこには小さな白いネズミの姿があって、
  チーズを食べるのに勤しんでいたかもしれない >>22
  もしくはほかのだれかお客さんの姿もあったかも 

  それを見ながら、久しく
  お腹いっぱい食事を摂るということをしていないなと
  そんなふうに思いだしたら ─── おいおい、
  カウンターの上にたくさんのサプリメントが現れた
  私の世界では、日常的な食事だったそれを見ながら ]


 本当に必要なものは出してくれないくせにな。
 まるで食いしん坊みたいじゃないか…


[ と呟いた言葉は、
  どこかのお客さんに、聞かれていたか居なかったか。
  腹は減らずとも、私はそのひと粒を、口にする。 **]

(51) 2022/03/04(Fri) 08時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 08時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ちいさなネズミさん(どう見てもネズミなのに、
どうしても"さん"をつけたくなってしまう!)が
返してくれた声は少し上擦っていて
それが予想外に可愛くて(失礼かな?)>>22
またほんの少し、緊張が緩んだ。

 『 ゆっくりしていくとよい。 』

ネズミさんの言葉は、そう、
ちゃんと私の知っている言語で
頭に入ってきて、理解もできて。

そうか、私ゆっくりしていっていいんだ、って
そんなことを思った。 ]
 

(52) 2022/03/04(Fri) 11時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ ここは、何ですか、と
尋ねなければいけないのはきっと
そんなことなのだろうか。

けれどなんとなく、聞かなくてもいいような気がして。

ただ大きなチーズと格闘する手つきに目をやって、
やっぱりかわいいなぁって思って、 ]


 ありがとうございます、
 あの、チーズ、大きかったらカットするの
 手伝いますよ。


[なんて言って、くす、と笑うだけにした。 ]
 

(53) 2022/03/04(Fri) 11時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[微かに室内の空気が揺れた気がして
振り返れば、人の気配。
歩いているのは、女の人かな。>>20
何気なく、その揺れる髪を目で追っていた。

その人と目が合って、小さなお辞儀が私宛だとすれば
慌ててこちらからもぺこりと頭を下げるだろう。
への字に曲がった苦笑いは人好きのするもので、
私の緊張を緩めてくれただろうから
私も似たような顔をしていたのかもしれない。

カウンターには椅子があったから>>2
そこへなんとなく座ろうとするけれど、
もしほかの人の姿>>51やなんかが
カウンター周辺にあれば邪魔にならないかなぁ、と
一瞬戸惑ったと思う。 ]
 

(54) 2022/03/04(Fri) 11時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



[何処にいても、ここに居ていいのかと
仄暗く不安になるのは、あの時からずっと。

月日だけ流れて、ちっとも成長していない。 ]
 

(55) 2022/03/04(Fri) 11時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……こんにちは。


[結局また、そう口にした。 ]


 座っても、いいですか。


[誰かに向けたようで、
特定の誰かに向けたものではないような。
我ながら不思議な挨拶に、
返ってくる言葉はあっただろうか。

そういや朝か、夜か、わからへんのに
こんにちは、でええんかな?と
どうでもいいことに自分でつっこみを入れたのは
関西人の魂みたいなもの。 ]*

(56) 2022/03/04(Fri) 11時半頃

宝珠 コーラが参加しました。


【人】 宝珠 コーラ

[広いひろいドームの片隅で、どさっと小さな音がした。
 誰もが見向きもしなければ、耳も澄ませぬそんな片隅の音。

 そこに捨て犬くらいの大きさの、
 赤黒く変色して元の色や形、姿も判別不明な肉塊が、
 無数の剣や矢の刺さった状態でぴくりとも動かず横たわっていた。
 (元気なら動くこともできたかもしれないが、
  剣や矢の他にも、何本もの鎖で幾重にも縛られ厳重に動きを制約された状態だ)

 清潔な白い床に、赤黒い血がどくどく流れ汚れて広がった]

(57) 2022/03/04(Fri) 14時頃

【人】 宝珠 コーラ




  ……………………。


[遠目から見れば、赤黒く薄汚いゴミにしか見えないモノ。
 ソレが薄く目を開け最初に思ったことは、

   『綺麗な床を、汚してごめん。 ころしていいよ』

 そうして「みんな」の迷惑にならない場所に捨ててほしい。
 カラン、と、ソレが望んだ一本の剣が宙に現れ床に転がる。

 うっすら開けた目はまた閉じて、また動かなくなった。**]

(58) 2022/03/04(Fri) 14時頃

宝珠 コーラは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 14時半頃


【人】 双生児 ホリー

[ 果たしてそれはどれほどの時間だったのかな。
  此方なのに彼方の端は変わらずに
  足踏みをするように見渡す景色は変わらない。

  いや、まるで変わらないわけではないみたい。
  いつも間にか増えていく扉たち>>21
  もしかしたら気づかないうちに
  消えていった扉もあったのかな?
  そんなことを思いながら端っこを目指す。 ]

(59) 2022/03/04(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[ あるく あるく 彼方を目指して

  …ちょっとだけムキになっていたのはあったと思う。
  さっき多分? お姉さん>>54 と目があってしまったし
  お話もしないで離れたから、すぐ戻るのも可笑しいし
  だから端っこを目指してみた。

  無駄な努力と思い至ってからもずっとあるいた

  でも、それ以上の理由はなかったから
  じきに飽きてしまったかな? ]

(60) 2022/03/04(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

 ……もう!

[ 終いは唐突に立ち止まって、糸が切れたように
  ぱたりと、地面に足を投げ出して寝転がる。

  疲れはないから息は切れない。
  その代わりに大きな大きなため息をこぼして
  深呼吸をするからのように深く 深く
  息を吐きだしてぼんやりと天井を見上げた。 ]

(61) 2022/03/04(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

 そら とおいそら

[ 硬い透明の繭の向こう側は夜の世界
  ううん? これは夜じゃないかもしれない。
  だって、夜はもっと優しい≠フだから。
  生の息吹があって、風は歌って
  星たちはささやくもの。
  夜の色はもっと彩りに満ちている。
  安らぎの帳 宵の色 ──

  今見上げるこのそらは、なんだか寂しく
  そして窮屈にも思えた。

  星は瞬く けれどそらに囚われたよう
  そらの色はは宵より深い遠い色で
  まるで世界のすべての色をまぜこぜにして
  できあがったような遠い遠い色のような…… ]

(62) 2022/03/04(Fri) 16時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 『どさっ』とも『どちゃっ』ともつかない音が
  すぐそばで響いたのはそんな時だった。57 ]

 …………!

[ 視線の先には新鮮そう? 肉の塊?
  飛び起きて瞬きしながら遠巻きに眺めていると
  目? があって 肉が喋りだした>>58

  なんだろう? 大きいとかげだろうか?
  目を凝らしてみてもどうにもわからず
  仕方ないのでゆっくりと近づいていく]

(63) 2022/03/04(Fri) 16時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 ……私か?


[ ── と、聞いていた。

  隣に居たひと≠ェ、誰かに向けて
  座っても良いのかと尋ねたから>>56
  無論机の上の生き物が返事をするなら
  こんな返事はしなかったのだろうが
  少なくとも、今、先に返事をしたのは私だった。 ]
 

(64) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 


 構わないよ。
 と言ってもここは私の家ではないが。


[ ほんの少しサプリメントを遠くに押しやる
  そのひとが何を食べて生きているのかは知らないが
  少なくとも山ほどのサプリメント≠ヘ
  私の国ではこいつは大食らいだ≠ニ言うに等しい。 ]
 

(65) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ 似たような肌の色、似たような姿かたち
  五本指に、体毛ではない髪の毛。
  どうしてか伝わる言葉、はこの際気にせず
  違うとすれば、そうだな、
  私は耳が、上向きに生えていることくらいか。
  ちらりと白い生き物を見る。
  耳の向きや形は、かれに近しいのであろう。

  なおネズミがネコを怖がる≠アとなど
  私は知るはずもなかったけれど
  そういう価値観で育ったひと≠ノとって
  この状況をどう見るのかは、神のみぞ知る。 ]
 

(66) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ さて目の前の明るい色の服のひと、に。
  何を話しかけようかと思案し、 ]


 そうだな、せっかくの縁だ、
 名乗っておこうか、あー・・・


[ そうしてもう一度思案する。
  なぜなら私の名前は相当に長い。
  時にはファーストネームを名乗り、
  時にはミドルネームを名乗り。
  さまざまな土地で、さまざまな名前を名乗ってきたが
  ここではどう、名乗ろうか。と。

  ………そう、思案した結果。 ]
 

(67) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 


 コロムミケレシアだ。
 ミケで構わない。
 あなたは?


[ これは、私のファミリーネームだ。
  ファミリーネームすら長いのだから、
  どうしても略して呼んでもらうことのほうが多いが。 ]
 

(68) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ 尤も。

  もうこのファミリーネームを名乗るのも
  私ひとりだけなんだ、

  そろそろ名前にしがみつくのも、
  頃合いなのかもしれないな。 **]
 

(69) 2022/03/04(Fri) 16時半頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 16時半頃


【人】 双生児 ホリー

  …………

[ 目がある肉が語りかけてくる。>>58
  「ころしていいよ」と。
  わたしは眉間に皺を寄せながら見下ろして ]


 お願いなら聞いてあげてもいいけれど……
 許しをもらってもわたしのその気はないのだし?


[ 小首をかしげてその願い? を突っ返した。 ]

(70) 2022/03/04(Fri) 17時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 目のある肉が怖いとか不快だと思うことはない。
  強いて言えば『■■そう』なのかな?
  面と向かってそんなことはもちろん言わないけれど。

  冷めた目でしばらく見下ろして
  その瞳が閉じたなら、小さくため息をひとつ。
  串のように刺さっている剣やら矢を引っこ抜く。
  
  遠慮の欠片もなく力任せに抜いては投げ捨てる。
  飛び散る血糊が服や頬にくっついても気にしない。

  ……鎖はどうだろう?
  わたしはとてもとても力持ち≠セけど
  引きちぎることはさすがにできなかったと思う。

  ほどけるならばほどいてあげて
  そうでなければそのままに
  ひょいと持ち上げて胸に抱く。 ]

(71) 2022/03/04(Fri) 17時頃

【人】 双生児 ホリー

 困ったな…迷惑だなんて思わないし
 連れて行ってあげるのがいいのかな?

[ 捨てろと言われても、どこがゴミの集積場なのか
  わかるわけもない。

  結局考えたところでどうにもならないので
  誰かに聞くしかないなさそうと歩き出す。
  これくらいの重さなら苦でもない。
  でもまとわりついた血のせいで、歩いていると
  ずるずると滑っていくのが面倒だった。

  何度か抱きかかえ直して手を袖で拭う。
  それから拭った拍子に口元についてしまった血を
  ちろりと舐め取り]

(72) 2022/03/04(Fri) 17時頃

【人】 双生児 ホリー

 ……やっぱりおいしくない

[ ちょっと顔をしかめてひとりごちてから
  再び歩き出した。]*

(73) 2022/03/04(Fri) 17時頃

【人】 双生児 ホリー

 あの…これ……

[ やがてカウンター付近にたどり着いた時
 『どうしましょう?』と困った顔で見渡しながら
  誰ともなく呼びかけることになるけれど

  果たして妙な肉塊にしか見えない物をを抱えた
  血まみれの私の姿は
  皆にどう映ったことだろうか? ]**

(74) 2022/03/04(Fri) 17時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 17時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[いくら、苦しいのは私だけじゃないと
言い聞かせ宥め、無理矢理に口角を上げてみても
忌まわしいあの時の記憶はぬめぬめと這い上がり甦る。

不条理に奪われた時間。
苦しんだ人たち。
会えなくなった友達。
どう足掻いても取り戻せない─── わたし。

吐泥の正体は、自分自身の闇。
怒りと悲しみと、壮絶な孤独感。 ]
 

(75) 2022/03/04(Fri) 18時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ 私か、と>>64
返ってきたのはそんな言葉だったから。
ああ、邪魔だったかな、って一瞬びく、と
足を止めかけたのだけれど。
続いた声は>>65、相席を断られるものではなかったから
すぐにホッとした。

寝ていたはずが、目が覚めたら不思議な場所へ
来ていたことより、誰かに拒絶されることのほうが恐ろしい。
たとえばその対象が、
見ず知らずの人であったとしても。
……人? ]


 あ、ありがとうございます。


[にひ、と口元を弧の形に変えて、
ぺこりと頭を下げる。 ]

(76) 2022/03/04(Fri) 18時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[カウンターの上のものを少し
避けてくれたところを見ると、
隣に座っても良いのだろうと都合良く判断して
椅子を引いた。
自室のように、床を噛む音はしなかった。
その方のお隣にちまっと腰を下ろして。 ]


 あ、そうなんですね。
 ってまぁ、私の家でもないんですよこれが……。


[綺麗な色の髪だなぁ、と、親切そうなその人に
目をやって。
そうしてすぐにその頭のてっぺんに、
ぴょこんと飛び出た獣耳に気づく。 ]

(77) 2022/03/04(Fri) 18時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ( ……コスプレ?)


[まずそう過ったけれど、いきなりそんなことを
口にすることがマナー的に是が非かくらいは
理解しているつもり、だから。
なにも言わずに、視線をカウンターの上に戻す。

余談だけど、そんなはずないのに
私にはその親切な人が、
どこかほんとの猫、みたいに見えた。
だから、心底申し訳ないことに
カウンターの小さなネズミさんと相まって、

『 トムとジェリー、仲良く喧嘩しな! 』

ってタイトルが浮かんでしまって、
慌てて俯いて誤魔化したのは内緒。 ]

(78) 2022/03/04(Fri) 18時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ コロムミケレシア。

たぶん、ぜんぶ片仮名みたいな言葉が
間違いじゃなきゃそう聞こえた。
名乗っておこうか、って台詞が無かったら
名前だとは思わなかったはず。 ]


 ……ミ、ケ、さん。


[聞き返そうと思ったら提案された呼称は、
今度こそ完全に、日本における猫さんの
most popular nameそのものだったから
やっぱりびっくりして、眉が上がった。 ]
 

(79) 2022/03/04(Fri) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 あ、 っえと、私、みずきです。
 いび、みずき。
 変わった苗字でしょう?


[カウンターの上にあるものは、
私の知っているものと同じであれば
薬のような錠剤だっただろうか。
たくさんのそれに触れないように注意しながら、
井樋、という漢字を指で書いた。
通じても、通じなくても、なんでも良くて。 ]
 

(80) 2022/03/04(Fri) 18時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 これは、ミケさんのもの?
 ……お薬?ですか?


[書き終えた指でそのままカウンターの上を指して
聞いてみる。
こんなにたくさんの薬が必要なら、
どこか身体が悪いのだろうか、と
はじめましてにしては込み入ったことを思う。
けれどどこか穏やかな空気も、同時に感じていた。 ]*
 

(81) 2022/03/04(Fri) 18時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 18時半頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

[白を濡らす赤が見えた時には
流石に少しだけ白い生き物は顔を顰めたでしょう
その小さな表情の変化は、小さすぎて、
相手には見えなかったかもしれませんが>>74

なにか色を纏ってやってくる者も
決して居ないわけではありませんが、
生き物的にはこの空間は白であって欲しかったので
その小さな手を2回、パンパン、と叩き合わせました

そうすれば、その肉塊が落ちた場所も>>57
そのひとが歩いてきた軌跡も>>72
すっかり色は、元の白
これで生き物と同じ色になりました

白い生き物は満足そうに微笑みます
その小さな表情の変化は……… 以下略としましょう]

(82) 2022/03/04(Fri) 19時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

 これ、と言ってもの
 それも、なにかの生き物じゃろ
 それが増えたときにの
 やっぱり扉はひとつ増えているようだから

[さて、まだその塊も、目の前のひとも
赤い液体が付いたままだったとは思うのですが
ええ、ここは何でもできる世界ですから
それを取りたいと願えば拭い去ることだって
きっと容易かったでしょう

綺麗な床がまた汚れるようなら
白い生き物が2回、その手を叩くだけですからね]**

(83) 2022/03/04(Fri) 19時頃

お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 19時頃


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 19時頃


【人】 お散歩隊長 アシモフ

[ちなみに

三角の耳のついたその人を最初に見た時に>>66
白い生き物は怖いはずなんて決して無いのに、
なぜだかびくり、と背筋を伸ばしてしまいました

何故でしょうね
この姿の生き物は総じて、
三角の耳の生き物を怖がるように
本能で刷り込まれているのでしょうか]**

(84) 2022/03/04(Fri) 19時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 
 
[ 立ち尽くすこと何秒か、何分か。
  時間が経っても状況に変化はなく。
  人が見えた気もしたけれど>>20
  目を向けてもそこには誰もいなかった。

  すぅ、と息を吸って、吐いて。
  人工的な光の下、足を進め始める。

  困惑に立ち止まっていてもいいけれど
  見慣れない深い色を>>7
  もう少し、知りたかったから。 ]
  

(85) 2022/03/04(Fri) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

  

[ 辺りを見渡しながら、ものからものへ
  視線を移動させて。

  ぽつんとカウンターがあるのも見えたもの
  >>2そこに行くのはもう少し後にする。

  他に空間にあるのは、いくつかの扉。
  やがてその中にある、遠目から見ても薄汚れた
  灰色の扉に、目を惹かれる。 ]
 

(86) 2022/03/04(Fri) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 

[ ───…… これは、私の扉だ。
  理由もなく確信を心に持つ。

  汚れて、煤けて、きっと本当は
  もっときれいだったはずの扉。
  
  目の前まで来て、立って。

  ……でもそのノブを回す気には、
  どうしてもなれなかった。 
 
  開いたらどうなってしまうのか、
  なんとなく、わかってしまったから。]
 

(87) 2022/03/04(Fri) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 

[ 最初の困惑はどこへといったのだろう>>7
  時間が経っても危険なことがないから
  慣れてしまったのか。

  ……それとも、夢でも見ている気持ちに
  なっているのか>>#2

  そっと後ずさりのように足を引くと
  そのまま扉へと背を向ける。

  帰ることができそうなのはわかった。
  だから、もう少しだけ。
  この空の色の意味くらいは、
  知っても悪くはないんじゃないだろうか。 ]**
 

(88) 2022/03/04(Fri) 19時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 19時半頃


【人】 調律師 ミケ

 
[ まさか私の姿が >>78
  コスプレだと思われているとは思わないが
  この世界には色々な姿の人が居るのは
  私は、よーく、知っていた。

  すべてが音声や視覚で事足りていた星。
  文明が、科学技術が、全て失われ
  その世界に残ったのは
  欲を出した者たちの成れの果て。

  多くの人が荒廃した土地を捨て
  外へと飛び出していった。

  本当に数少ない生き残りは
  今もこうして、様々な星へと飛び、
  その星々の種子や技術を持ち帰ることで
  あの星を、復興させようとしている。 ]
 

(89) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ いくつか文明が発達した星があったが
  そうだなきっと目の前のそのひとがいる星も
  そんな星のひとつなのだろう。

  文明が発達しすぎる前の私の国にもよく似た、
  緑と、人々と、やさしい文化に溢れた ─── ]
 

(90) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 いび・みずき。


[ 私はそのひとがそうしたように>>79
  そのひとの名前を繰り返す。
  変わった苗字だと言うのなら首を横にふり。
  その人の指先を見ていた。

  残念ながら、ごちゃごちゃに描かれた線が
  何を意味していたのかはわからない>>80
  もちろんそれが、漢字であることも。
 
  ……きっと不思議な手紙は読めても。
  相手の言葉を理解することはできても。
  理解できないものだってどうやらあるようだ ]
 

(91) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 いび、も。
 みずき、も。
 短くていいな。


[ 私がその名前に対して抱いた感想は
  たぶん、それだけ。
  私の世界では、いびも、みずきも、
  馴染みがない文字の並びだったから。 ]
 

(92) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 おくすり?
 ああ、いや、ごはんだ。
 ぜ、全部食べるわけではないぞ

 たくさん食べたい、と願ったら
 こんなに出てきてしまったんだ。


[ 寧ろひと粒で丸一日過ごせるくらいには
  充分な栄養量は含まれているものだから。
  そもそもこれ以上、食べる必要はないのだが!

  あたふたと弁解する様子で、
  穏やかな空気を与えることは叶っていたのだろうか ]
 

(93) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 ………みずき、の世界では、
 ごはんはこういう形ではないのだろうか。

 ああ、たとえば、その。
 白い生き物が食べているもののような。


[ 指さした先に黄色い塊。
  それがチーズと呼ばれるものであるのは
  どうやら私も、知っている。 ]
 

(94) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ けれど匂いがあって、咀嚼が必要で、
  量を食べないとお腹が膨れず、
  ひとつでは栄養も偏っているようなごはんは
  私の星では、……星自体が滅びる前の話だが
  随分と昔に廃れてしまっていたから。

  嗜好品、娯楽品として、
  一部のひとは好んでいたようだったけれども。 *]
 

(95) 2022/03/04(Fri) 20時頃

調律師 ミケは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 20時頃


おひめさま タルトが参加しました。


【人】 おひめさま タルト


[目を開けると、未知未踏の新世界が広がっていました。

その時の気持ちを表現するなら、
まずは素直な驚きがあり、それから、
見過ごせない、確かな好奇心がありました。

その、好奇心にしたがって、この、だだっ広い、
ドーム状の空間の中を歩いてみることにしました]
 

(96) 2022/03/04(Fri) 20時頃

【人】 おひめさま タルト


[ところがなんということでしょう、
歩けども歩けども、端には辿り着けませんし、
見える景色も、あまり変わったような気がしません。

具体的に言いますと、ガラス張りの空間のむこうには、
ずっと宇宙がひろがっているばかり。

これでは……これでは、
窓の外からずっと同じ景色を眺めているだけなのと、
さほど変わりはありませんよね。
だんだん悲しい気持ちになってきました]
 

(97) 2022/03/04(Fri) 20時半頃

【人】 おひめさま タルト


[……そもそも、こうして悲しい気持ちになっている、
この“自分”はなんなのでしょう。
ようやくそれを考えはじめます。

今さらな疑問にも思われましょうが、
未知未踏の世界への好奇心と――それからかすかな期待の前には、
自分自身の定義など塵芥にも等しかったのです]

タルトはタルトです。
それ以外のなにものでもありません……。

[このようにして、自分の名前を言うことはできました。
どのような文字でこの名前を書くのかも……、
できる、ような気がします。
ただ、それを試してみようという気持ちは、
悲しい気持ちを上書きするようには、沸き起こりませんでした]
 

(98) 2022/03/04(Fri) 20時半頃

【人】 おひめさま タルト


[タルトはタルトであり、
ガラスのむこうからずっと同じ景色を見ることを悲しいと思っております。

ようやく外に出られたのにこんなことってあるのでしょうか。
そんなことも思いました。いまさっき。

ですが、依然、
ここが知らない場所であることに変わりはありません。
そのことはタルトの心にいくばくかの救いをもたらしました。

そもそも、端に辿り着けないほど広いドームなのです。
違う方向に歩いてみれば、
違う景色が見えることは道理である――そんな風にも思いました]
 

(99) 2022/03/04(Fri) 20時半頃

【人】 宝珠 コーラ

[ぼんやりとこちらを見下ろす人間の目を見て思う。
  おかしいな、僕の体は小さな山くらいには大きいから
  いつも人間なんて僕のほうが見下ろしてるのに。

 この人間が大きいのかな?
 それとも、僕が小さくなったのかな?

 なんて考えてる間にぶちぶち抜かれてく剣や矢。
 本来なら豆粒程度の大きさのソレらが大きいのです。
 そうか、僕小さくなったんだな。納得]

(100) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[人間が無遠慮に矢や剣を抜く度、血や肉片が飛び散りますが
 とくに、なにも。
 痛いとか苦しいとか、酷いとか。
 そういう感覚が千年ほど前はあったものの今は亡く。

 人間が何かするのを夢見心地で身を任せ。
 鎖は解けないまま人間の胸に抱かれて運ばれていく。
 小さな人間に抱かれて運ばれるのは初めてだ。
 赤子の頃なら、お母さんがいたけれど……]

(101) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 おひめさま タルト


[不思議ですよね。端から端まで見えているのに、>>#1
辿り着けないなんて。
それでもタルトのお部屋より広いですし、
色んなものが見えることに気がつきました。
ずっと外の景色ばかり見ていたせいで、
中がどうなっているのか、見ることが、おろそかになっていた結果です。

いくつかの扉があります。>>#2
ぽつんとひとつ置かれたカウンターもあります。>>2
カウンターの席に座って注文をすればものが出てくる、
そういう知識はタルトにもありましたが、やってみたことはありません。
ですので、タルトのお部屋にも当然ない、
そのカウンターの方へ行こうという気持ちになったのです]
 

(102) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[カウンターにどしゃっと置かれ。
 どうやら僕の処遇を人間たちが話し合うらしい。
 人間はよく僕の処遇を話し合う。

 首をはねても蘇る。火炙りにしても蘇る。
 毒を使おう、生き埋めにしよう、体を細切れにしよう。
 心臓を抉り出してから■■■■■■晒し■■■■■

 色んな方法を何百、何千回とやったなあ。
 その度に蘇るから人間、怒ってたな]

(103) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[『クソっまた殺せなかった!早く死ねよこの邪竜め!』

  『お前のせいだ!お前のせいでみんな不幸になるんだ!』

 『村を荒らした!大勢の人間を殺した!
  子供を攫って喰った!おぞましい悪魔め!』

 『この世界を滅ぼそうとする邪竜を決して赦すものか!
  私たちがいつかお前を殺してやるからな!』]

(104) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[僕は悪い竜らしい。
 僕がいるからみんな不幸になるらしい。

 災害や疫病や飢饉や天変地異や、
 その他諸々の人間に降りかかる不幸は全て僕のせいらしい。
 そうして、人間は僕が世界を滅ぼすと信じて戦う。

 世界平和のために人間たちは手を取り合って邪竜と戦う。
 僕がいれば、人間たちはみんな喧嘩しないで仲良しだ]

(105) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[えへへ、よかったあ。
 僕が頑張ればみんな仲良しで喧嘩もなくて幸せなんだ。

 なら、僕は痛いのも苦しいのも我慢するからね。
 お母さんもそうやって僕を守ってくれたもの。
 だから、僕もがんばるっ!!!!

 僕は悪い邪竜だぞ!!!!がおがお!!!!]

(106) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[バキバキバキバキッ!!!

 豪快な音をたてて僕は鎖を引きちぎる。
 竜の怪力、並外れた再生能力。
 時間の経過と共に、惨めな肉塊のようだった傷だらけの体は刺傷、裂傷、凍傷、火傷、打撲痕に鎖の擦過傷、全ての傷が何事もなかったかのように再生し滑らかな皮膚となり、やがて皮膚の上から新緑の息吹を思わせる瑞々しい緑の鱗が体を覆い、肉塊は美しい竜の姿へと変貌した]

 『がおー!』

[僕はカウンターの上で一声鳴いて竜の威厳を示す。
 大抵の人間たちはそれだけで恐れ戦き武器を掲げて駆けてくる。
 ……、大きい姿の時はだが]

(107) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[竜の尾をふりふり。
 僕をここまで運んだ人間に呼び掛ける]

 我は邪竜ディアボロス。
 世界を破滅へと導く悪の権化、全ての不幸の起源なり。
 人間よ、我にあの場でトドメをささなかったことをあの世で後悔するがよい!

[なかなか邪竜らしい言葉選びだとほれぼれしつつ。
 うーん、これからどうしよう?
 いつもなら人間たちが襲いかかってくるから流れでなんとなく戦っていい感じに僕が負けてあげるんだけど………]

(108) 2022/03/04(Fri) 21時頃

【人】 宝珠 コーラ

[ひとまず、両脚で立ち上がり両手を頭上で威嚇の姿勢。
 どこかの星にいる動物、レッサーパンダの威嚇によく似た風情(に見えるが僕はそのレッサーパンダを知らない)]


 さあ!かかってくるがいい!!!がおー!!!


[とりあえず、威嚇で前足をシャッシャッして、
 牙を見せてシャーと吼えておいた。
 これで大抵の人間はイチコロだ!!!**]

(109) 2022/03/04(Fri) 21時頃

天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 21時頃


村の設定が変更されました。


宝珠 コーラは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 21時半頃


【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”を起こしたのは、宝石の目を持つ子たちでした。
 ”それ”の役目は、彼らに文字を教えることでした。]
 

(110) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ そこは教会と呼ばれる場所のようでした。
 嵐に見舞われた旅商人を助けた時、
 お礼に”それ”を置いて行ったのだそうです。
 どこかの国で手に入れた珍しいモノなのだと。

 色鮮やかなガラスから降り注ぐ光に似た、
 黄金色の瞳を持つ少年が教えてくれました。

 ”それ”には耳も口もありませんでしたが、
 返事をしようと宙に文字を書きました。

 子どもたちは”それ”が動き出したことに驚いて、
 おどろいて、それから、
 ”それ”のうごきをふしぎそうにみつめました。

 ”それ”がかいた こがねいろのもじは、
 だれによまれることもなく きえていきました。]
 

(111) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ こどもたちが くらすきょうかいは まちからとおく、
 みどりいっぱいのとちは とてもおだやかでした。

 シスターもまた、おだやかでやさしいひとでした。
 めじりのしわがやわらかい、つよいひとでした。

 さいしょ、こどもたちは”それ”のことを
 じぶんたちだけのひみつにしようとしました。

 うらにわのたからばこに かくそうとする すがたを
 シスターがみつけてくれなければ、
 ”それ”はつちに うめられてしまうところでした。]
 

(112) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ こどもたちのはなしをきいたあと、
 シスターは はこのなかから”それ”をとりだすと、
 ”それ”にいくつかのといかけをしました。

 ”それ”はさきほどとおなじように、
 ちゅうにもじをかいてこたえました。

 なんどめかのやりとりのあと、
 シスターは めじりのしわをふかくして、
 ”それ”をこどもたちの”せんせい”にしました。]
 

(113) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ たいようがのぼって あさのおいのりをささげて、
 ごはんをたべて きょうかいをぴかぴかにして。
 おひるごはんまでのみじかいあいだが、
 ”せんせい”とこどもたちの じかんでした。

 さいしょは へやのなかでおしえていたはずが、
 いつのまにか きょうしつは
 こどもたちがすきな うらにわになっていました。

 やわらかなくさのうえに こしかけて、
 おもいおもいのペンをもったこどもたちが、
 てづくりのだいのうえ にいる”それ”をみあげます。]
 

(114) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”がしることはおおくありませんでした。
 もじのかきかた そのいみ をおしえるかわりに、
 こどもたちもたくさんのことをおしえてくれました。

 くさのうえで ねころがることのここちよさ、
 たいようのしたで ほしたシーツのにおい、
 つめたいふゆにみる ほしぞらのうつくしさ、
 きせつにいちど しょうにんがおとずれたひ の
 ゆうしょくに あまいおかしがでること。

 ”それ”はたべることもねむることもありませんが、
 こどもたちがしらないことをおしえてくれるたび
 ありがとう≠ニもじをかきました。

 こどもたちのほうせきが もじをおったはしから
 ひのひかりのように インクはとけて きえました。]
 

(115) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

 
[ それから どれだけのつきひがたったでしょう。

 すっかりおおきくなった こどもたちが、
 いろとりどりのめをかがやかせていた みんなが、
 おなじいろのふくを きているひがありました。

 ”それ”はめのようなくぼみで そらをみあげます。
 ふくとおなじくらい、くろく、くらいそらでした。]
 

(116) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ みんなですわった、はるのくさみたいに
 やわらかなみどりいろの ひとみをもつ しょうじょが
 「今までありがとう」と いいました。

 なつの おおきくてふわふわのくもにまけない、
 あざやかなあおいろの ひとみをもつ しょうねんが
 「ずっと楽しかった」と いいました。

 うらにわでいちばんおおきなきが あきにそまる
 あかいろのひとみをもつ しょうじょが
 「元気でね」と いいました。

 こがねいろのひとみをもつ しょうねんが
 ゆきのようにしろい ”それ”にふれました。
 ”それ”のなかにある こがねいろが たゆたいます。]
 

(117) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”が彼らに文字を教えたように、
 彼らは”それ”に多くのことを話してくれました。

 だから、ここが彼らの永遠の家でないことを、
 ”それ”は理解していました。

 ”それ”が異質であることも、
 シスターと子どもたちが大切にしてくれたことも、
 外に出れば、どうなるか分からないことも。

 だって”それ”は、この国を傷つけた魔物たちに
 よく似ていましたから。

 ”それ”は、ぜんぶ、ちゃあんとわかっていました。]
 

(118) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 少年——だった彼の瞳もまた、
 ”それ”の内側に湛える色のように揺れています。

 ”それ”は文字を書こうと尾を上げて、
 まるで悩むように動きを止めてから
 少年の手に頭のような白色を押し当てました。

 何者かも分からない”それ”を”せんせい”と呼び、
 子どもたちは小さな手で”それ”をよく撫でました。

 ”それ”には耳も口もありません。
 目のような窪みも形を変えることはありません。

 けれど、身の内から滲ませた黄金色で、
 にっこりと笑ったような線を描きました。
 子どもたちに教えた文字とは違う形でした。]
 

(119) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 黄金色の少年も他の三人も、
 宝石が液体になったみたいに揺れていました。

 もう、子どもじゃないのにね。
 遠くから彼らを呼ぶ声が聞こえます。

 旅立ちの時です。]
 

(120) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 優しい彼らが”それ”のことで傷を負わぬよう、
 最後にもう一文だけ言葉を贈りました。

 少年が唇を噛み締めます。
 それから深く息を吐いて、すっかり固くなった
 親指で、”それ”の輪郭をなぞりました。]
 

(121) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ ”それ”は、食べることも眠ることもありません。
 寒さに凍えることも暑さに倒れることもありません。

 けれど、彼らは宝箱の中に多くの物を残しました。
 暖かな毛布、お気に入りのぬいぐるみ、
 年季の入った虫眼鏡に、みんなで読んだ本まで。

 大きくなった身体には不釣り合いな物を全部、
 ”それ”のために置いて行ってくれました。]
 

(122) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


[ 誰もいなくなった裏庭の、秘密の場所で、
 朽ちていく教会を眺め、”それ”は尾を動かします。

 手紙を書く≠ニ言いました。
 「どうか幸せに」と黄金色の少年は言いました。

 宝箱の中には、いつしかたくさんの紙が溢れました。
 あの時、部屋の隅に積まれた封筒の意味を
 ”それ”はようやく理解しました。]
 

(123) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム

— カウンターの上 —

[ ”それ”はまた一通の手紙を書きました。

 透明なガラス張りのドームの中、
 吊り下げられた白い光と真っ白な床があり、
 遠くの果てにはひとつの扉が見えます。

 ぽつんとあるカウンターには、白い生き物と
 白色を譲った”それ”が佇むだけです。

 白い骨組みの内側に、炎の色も黄金色もありません。
 星空に似たインクが微かに揺れるばかりでした。]

(124) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 瀑布昇竜道 バキュラム


  『あなたは今、幸せですか。』**
 

(125) 2022/03/04(Fri) 21時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[その人───ミケさんが、私の名前を口にする。
変わった苗字だと言った私に首を振ってくれたけれど
漢字が伝わったかどうかはわからない。
そして贈られた感想は結構、意外なもので。>>92]


 ……んふふ、そうですか?
 短い方がいいです?
 あそうか、ええとなんだっけ、
 コロムミケレシア、さん……たしかに長いもんね。
 苗字、とかの区切りってあるんですか?


[ミケさん、と気安く呼称で呼ぶことを許してくれた
その人が、名前について思うことがあるなど
知るよしもなく>>67、私はそんなことを尋ねる。]

(126) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ええ?これごはんなの?


[薬のようなものの正体を聞いて驚いたら
うっかり敬語が何処かへ飛んでいってしまった。 

触っても?と尋ねて、問題無さそうなら手に取ろうとする。
ぜんぶ食べるわけじゃない、と
なぜかあたふたした様子のミケさんにふ、と笑んだ。
粒だもの、これぜんぶ食べてもきっと
お腹いっぱいにはならなそうなのに。
一粒で栄養素が含まれている、という説明は
聞けたのだったか、もしそうなら、
いいな、と思っただろう。

食べると、吐いてしまう。
忘れようとする、いつかの日々が浮かんだ。]

(127) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 えまって、食べたいって願ったら、
 出てくるの?ここに?


[青い猫型ロボットのお話みたい、って
ぶつぶつ呟いていたのだけれど
続いたミケさんの、とても不思議な質問に>>94
え、と息を呑んだ。]


 あ、ええと、うん、そう。
 こういうのは、薬だったり、
 サプリメントだったりで……


[訥々と、言葉を探す。
どういうことなんだろう、錠剤が食事って、
なんだかとっても、現実離れしてる。
なにかの本で読んだ、未来の話みたい。]

(128) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 食事ってこういうのじゃなくて、
 私の国だと、主食はお米で……
 ええと、 ごはん。白米。

 そうね、ネズミさんが食べてるのは、チーズ。
 私は、とろける方が好きなんやけど……


[ちょっと思いついて、カウンターをじぃ、と
見つめてみる。
ちょっと笑いそうになりながら、
でも魔法使いみたいに念じてみて。]

(129) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 出た!ミケさん見て!すごない?


[思わず声が弾む。
上手くいったなら、きっとそこには
ほかほかと湯気が揺れる、白いごはんと、ピザ。
それから。 ]


 これ、ごはん。
 こっちが、チーズの乗ったピザ。
 それからね、これが、カルピス。


[ふふふ、って笑って、一つずつ紹介してみるけれど。
さて、ミケさんの反応はどうだったかな。 ]**

(130) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 おひめさま タルト

[タルトはそう短くもない足を動かして、
カウンターのある所に辿り着きました。
乾いた世界でオアシスを見つけた旅人とは違い、
その表情は疲れ切ってはおらず、むしろ甘い笑みを振りまいています。

端っこの席にちょこんと座って、誰に注文を頼めばいいのかを思案します。
誰もかれも、カウンターの向こうにはいないように見えます。
タルトと同じ、おきゃくさまのような立場にいそうな“ひと
”たちと――

カウンターの上という、
さながら境目のような場所にいる“いきもの”たち。
二本の足で立ち、自分の存在をアピールするようなポーズをとっている(タルトにはそのように見えました)若葉のような緑と、
このドームの床や、天井から降るひかりのような真っ白を、
タルトの目がとらえました]

(131) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 そう。生き物。
 ほら目がある。さっきお話もしていた。

[ ゆっくり置くつもりが手が滑って落っことした。
  派手な音を立てて肉が落ちれば>>103
  少しカウンターが震えたりもしただろうか?

  滑らせたときは『あっ』小さな声は出たけれど、
  それ以上は気にもとめない様子で肉の目を
  指差したり、口と思しき場所を引っ張ったりして
  カウンターの上のねずみに>>83説明を始めた。 ]

(132) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 扉? 望むもの?
 ふぅん…

[ ねずみの言葉にわかったようなわからないような顔。
  実際理解は追いついていないのだけれど
  そういうものなのだと深く考えるのはやめにした。

  ちなみに、しゃべるねずみに対しては
  ことさら不思議がることもなく
  少しの間じっと見つめて
  『いてもおかしくないよね』とつぶやきながら
  納得したように頷いてみただけだった。 ]

(133) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 あなたは、ここの住人……住…獣?
 ずっとここにい……
 ……あら?

[ 問いを重ねようとした時、軋みをあげる大きな音
  バキバキと壊れる鎖には流石に驚いて>>107
  目を見開いて眺めていたか]

(134) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 邪竜? ああ、竜…
 本のお話だと思っていたのにちゃんといるんだ。
 ディア……なんて?

[ 呼びかけてくる元肉塊に、怖さより興味が勝った。
  無論、ミニサイズの今だからというのはあっただろう。
  身を乗り出してまじまじと見ようとしたら
  万歳するような格好で威嚇? された>>109]

(135) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 双生児 ホリー

 ……ちょっとそのまま
 ほら動かない
 世界を破滅へと導く龍ならでんと構えてなさい

[ 慣れた手付きで前足を避けて
  いつの間にか手に持っていた白い布巾で
  体に付いた血糊を引き取ろうとした]

 それだけ元気ならもう治療も
 ゴミ捨てもいらないね

[ 拭き取ることができたかどうかわからない。
  ただ、どちらにせよ先の様子から回復を見て取れば
  少しだけ表情を緩めもしただろう ]**

(136) 2022/03/04(Fri) 22時頃

【人】 おひめさま タルト


[緑のいきものも真っ白ないきものも、
ひとのことばを話すようです。

タルトはそれを疑問には思いませんでした。
そのようないきものに慣れ親しんでいるという実感が沸き起こりました。

タルトの世界には奇跡も魔法もありませんが、
進んだ技術ならあります。
その技術は、電脳世界を現実とは違うもうひとつの世界とすることを可能にしました。

そこには緑の竜や白いねずみよりも、
もっと奇怪な姿をしたいきものもいます。
狼や兎の頭をしたひと、だっています。そういう設定のアバターが]
 

(137) 2022/03/04(Fri) 22時半頃

【人】 おひめさま タルト



さすがに、真っ白なねずみというアバターは、
あちらでも見たことはないです……。

あなたも中にひとがいるんですかー、……なんてね。


[白いねずみにこのようなことを問いかけてみましたが、
答えはあったでしょうか。

ここが電脳の世界と似たようなものならば、
先程から続く不思議な出来事だって、もっとすんなり受け入れられる。
そんな気がしました**]
 

(138) 2022/03/04(Fri) 22時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

 

 中に人?おらんよ?
 おれはおれだ。
 名前は、えーと、えーーと
 たぶん、アシモフという

 お嬢さんはお嬢さんでない人が
 ほかにもうひとりいたりするのかの?

[話しかけてきた少女に向かって、
耳のタグを示して、そう答えましょうか>>138
隣ではなにやら緑のいきものが威嚇を始めています>>109

白い生き物は屈しません
威嚇なんかに屈しませんからね]**

(139) 2022/03/04(Fri) 22時半頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ 名前の区切り、には首をかしげておこう>>126
  生まれたときからコロムミケレシアだった
  コロ・ムミケレシアでもコロム・ミケレシアでもない

  なんなら私の名前はあと四倍ほど長いので
  それ以上追求し始めると、私もみずきも
  おそらくここに来た意味なんて
  どうでも良い程に時間が過ぎてしまうだろうから

  だからごはんのことに話が移れば
  珍しいか?などと聞いて錠剤を触らせたりする
  それは、みずきの世界でも見たことのあるような
  丸くて小さくて、いわゆる薬≠フような形の。 ]
 

(140) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 ごはん。白米。
 ああ、コメか。
 栽培するのに1年近くかかるんだろう?
 古い書物で読んだことがあるな。
 
 チーズは知っているぞ。
 食べたことはないがな。
 嗜好品として好んで食べる奴らがいたんだ。


[ ただしそのチーズが、
  みずきの言うチーズと同じなのか
  そこの生き物が食べているチーズと同じなのか
  ほんの少しだけ、不安にはなったし、
  実際ほんの少し違うことを、私は知るよしもない。
  私の国には、家畜は居なかったものだから。 ]
 

(141) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ それはともかく。

  本当にこの世界は念じたものが目の前に現れるらしい
  みずきが念じたのであろう。
  目の前には温度の高そうな白い固形物と、
  強い匂いを発する丸い物体、それから白い液体。

  みずきが感嘆の声を挙げるのを>>130
  目を細めて見守ろう。 ]
 

(142) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 


 なるほど…興味深いな
 1年もかけて育てた植物が、
 最終的にこんな形で食物となって提供されるのか
 湯気が上がっているが、これは熱いのか?
 熱いと口の中に入れにくいだろう。


[ みずきを見守ったあと、
  私は興味津々でカウンターのそれらに視線を移す ]
 

(143) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ 食べ物≠食べたことがないわけではなかった
  星から星へ旅を続ける中で、
  さまざまなもてなしを受けることもあったから。
  ほんの少し前に訪れた、緑豊かな土地では、
  たくさんの木の実を目の前に並べられたりもした。
  ……… 木の実を持つ、小さな手を思い出す。

  ただ… そうだな
  わざわざ手を加えた食べ物を
  摂取する機会はめったになかっただろう。 ]
 

(144) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ それから。飲み物という概念だけは私にもあった。
  飲み物を摂取しないと生きられないわけではないが
  それでも気温の高い日には喉だって乾く。

  それでも、私はこの白い飲み物を
  見たことはなかったんだ ]


 カルピスとやらは、飲み物、なのだろうか。
 それとも白米やピザ?とセットなのか?
 

[ だから飲み物≠ニいう単語を挙げて
  私は、みずきに問う。 ]
 

(145) 2022/03/04(Fri) 23時頃

【人】 調律師 ミケ

 
[ そうしてそれが、飲み物だって分かるなら ]


 そうか。
 白米もピザも、カルピスも。
 みずきの好きなごはん≠ネのか?


[ 私は、そんなふうに尋ねた。 **]
 

(146) 2022/03/04(Fri) 23時頃

おひめさま タルトは、メモを貼った。

2022/03/04(Fri) 23時頃


【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[白い湯気がほわりほわりと異質な空間をのぼっていく。
夢だとしたらあんまりにも良い匂いで、
水蒸気のヴェールの向こう、
目を細めたミケさんが少し霞んで見えた。

古い書物>>141、と言う言葉が耳に残る。
お米やごはんを見るのが単に初めて、というような
様子とはどことなく違う気がした。 ]


 うん、炊きたてって死ぬほど熱いよ。
 ほふぁぁ!ってなる。
 ミケさん、もし炊きたてごはん食べるなら、
 気をつけてね。
 

(147) 2022/03/05(Sat) 07時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[くすくす笑ってそう忠告する。
なんとなく、ああ、この優しそうな人は、
私と同じ時代の人ではないのかもしれない、と
感じていた。
もしかしたら同じ星の住人でさえ
ないのかもしれない、と、
かつての現実主義な私では
到底認めないようなことをすんなりと受け入れて、
受け止めて、楽しんでさえいた。 ]


 あ、そうです、飲みもの!
 色々な種類があるの、水とか、お茶とか、
 ジュース、お酒も。
 んんん、白米とカルピスはちょっと
 おぇ、ってなるかも……
 ピザとマリアージュするのは
 コーラかビールじゃないかな……
 

(148) 2022/03/05(Sat) 07時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[ピザとセットはいいとして、
白米でカルピスはちょっと、と眉間に皺を寄せた。
大袈裟に顔を顰めて、うぇ、と変な顔をして見せる。 ]


 ……─── ううん、ほんとは、
 食事、あんまり好きじゃない。
 今は、でもちょっと食べるよ。
 生きるために、食べないとだめやから。
 あ、カルピスは好き。
 これね、濃くて甘い原液を自分で
 グラスに入れて、お水で割るんやけど
 お母さんが作るとだいたい薄くて、
 自分でわざと濃くして叱られるの。
 

(149) 2022/03/05(Sat) 07時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[飲み物、と一括りにするミケさん。>>145

よかったら飲んでみませんか、と
カルピスをミケさんの前に動かした。
からん、と氷がぶつかる小気味良い音がする。
グラスの表面を伝う滴に目をやって、
ふ、と顔を戻して。]


 ……ミケさんの故郷では、ごはんは、
 ぜんぶこういうもの?
 だれかと、食卓を囲んだりはしない?
 

(150) 2022/03/05(Sat) 07時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[カウンターの上の錠剤をそっと指して
私は静かに問う。

この気の良さそうな人が、
誰かと笑いながら食事をしていればいいな、って
自分勝手にそんなことを思った。
はじめてあったばかりの人なのに。

皆と一緒には食べられなかったあの頃。
誰にも会いたくない、と思いながら
一人でいることがどれだけ寂しいか
私は少し、知っているから。 ]**
 

(151) 2022/03/05(Sat) 07時半頃

聖愛色同胞 ノッカは、メモを貼った。

2022/03/05(Sat) 07時半頃


【人】 双生児 ホリー

 それにしても、世界を破滅へと導くにしては
 随分な格好だったけど、もしかしてそういうのが趣味?
 あの刺さってた剣とか、飾りだったりした?

[ 自称邪竜の肉塊…もといディアなんとかさんは
  先程まで生きているのが不思議な有様だったのに
  今は元気を取り戻したご様子で…

  恐ろしいまでの回復力なのかやせ我慢なのか?
  勿論そんなこと聞かなかったけど、想像はつくのかな?   
  それが敵意の産物なのも 加害者がヒトなのも

  わたしもそれには覚えがあったから ]

(152) 2022/03/05(Sat) 09時半頃

【人】 双生児 ホリー

 ほら、じゃらじゃらしたの好きなヒトっているし

 もし、そうだったらごめんなさい。
 きみが落ちてきたところに捨ててきちゃった。
 持つのに邪魔だったし、あんまり趣味じゃなかったし。

[ そう言いながら来た道を指さそうと振り返った時
  『…えっ?』と小さく声を漏らした。
  己が足跡を刻むように描かれたはずのどす黒い血の道が
  きれいさっぱり消えていたからだ。>>82 ]

(153) 2022/03/05(Sat) 09時半頃

【人】 双生児 ホリー

 この世界はきれい好きなのかな
 けれど……
 わたし 白はあまり好きじゃないの

[ 始まりの色 絶望の色だから

  固唾と共に言葉を飲み込んで
  『あなたがしたの?』と、この世界の住民らしい
  白ネズミへ視線を向けて

  そこでカウンターに置かれた紙に気がついた>>13 
  最初からそこにあったのだろうか?
  ディアなんとかさんの方に意識が行って
  今の今まで気づかなかったのかもしれない。 ]

(154) 2022/03/05(Sat) 09時半頃

【人】 双生児 ホリー

 あなたは今、どこにいますか ?

[ 覗き込み短い文章をぼそりと読み上げた。
  『どこなの?』と困ったように首を傾げて
  ネズミとディアなんとかさんを交互に見つめる。
  それから考えるようにそらを見上げて
  嗚呼…と吐息を漏らした ]

 そうね。白は好きじゃないけれど
 あの色はもっと好きじゃないかな

(155) 2022/03/05(Sat) 10時頃

【人】 双生児 ホリー

『 前略、扉のこちら側から 
  扉の向こうの見知らぬあなたへ

  ここは終わりが見下ろすはじまりの場所
  白から黒へと積み重なる扉への道を
  星が寂しそうに見つめています
  
  あなたは今何を見ていますか? 』

(156) 2022/03/05(Sat) 10時頃

【人】 双生児 ホリー

[ 走り書いた手紙を折り曲げ虚空へ投げる。

  「こうやって折ると遠くへ飛んでいくの。
   どこまでも どこまでも
   紙飛行機っていうんだよ」

  そう言って教えてくれたヒトがいた ような気がする。
  飛行機とやらがなんなのかはわからないけれど
  どこまでも飛んでいくのなら、きっと届くのだろう。
  たぶん きっと そうだといいな ]

(157) 2022/03/05(Sat) 10時頃

【人】 双生児 ホリー

[ ふわふわとぶ紙飛行機は
  ゆっくりと虚空を彷徨うように進み
  やがてどこかへ消えていった ]**

(158) 2022/03/05(Sat) 10時頃

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