人狼議事


29 constellation

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【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・乾と――

[今更だが大和はLINEを有してはいなかった。
相変わらずのガラケーであり使用できるのはショートメッセージだけである。
SNSとSMS。棒が一本あるかないかで大分使い勝手が違う。

 乾から送られてきたのはきっとSMSだった。
ガラケーは丈夫なので大体は何があっても使えるのがいいところだ。
届いたタイミングはご飯が終わって、珊瑚との話し合いが終わり一息がつけたかは定かではないが少し経過してからのことだろう]

(58) 2023/11/15(Wed) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  『ううん、珊瑚さんの家にいるよ。』
  『ご飯を御馳走になってた』
  『様子がおかしいというか……』
  『正常でいるほうが難しいからさ』
  『戦いに巻き込まれたのもあるし』
  『僕もそうだけれど、戦う理由がないんだ』
  『なあ、乾』

  『――生きる理由って何だろうな』


[送り返したのは哲学的な問題に近かった。
何もしなくても食べて寝ていれば生きていられるのだけれど、自分がこの世に生を受けた理由を考え始めればきりがないし。
ましてやこの宇宙のために死ねと言われて、疑問も苦悩も抱かない者なんていやしないだろう。
淡々と戦って生命の灯を落とすなんて――どうして生まれてきたのかって考えてしまうんだから**]

(59) 2023/11/15(Wed) 02時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

[ご飯をたくさん作ってくれるなんて>>69なんて嬉しいことなんだろう。
大和には瑠璃川 珊瑚しかこの世界での希望はないのだからそう伝えるのは当然なのに。

 まさか合宿に誘ったことが原因で巻き込んだと悩んでいるなんて言われない限りは気づかない。
大和としては合宿に行かなければ独りで日々を過ごしてすり減っていき、限界を迎えて――きっとロボットの戦いに巻き込まれて死んでいただろうから]

(87) 2023/11/15(Wed) 18時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  それは食費がすごいことにならない?
  僕は家に誰もいないから……。
  全然それは大丈夫なんだけれどね。
  それに着替えもないしさ。
  一つ屋根の下に一緒に住むって……。
  珊瑚さんが、大変でしょう?


[大和は廊下で寝てもいいけれど外聞とかもよろしくない気しかしない。
その辺りがとても心配だ。
自分なんかと一緒だと特にそうだ。

 何とか涙を拭いて落ち着いてくれたなら良いのだけれど、
と好きや恋といったことを考える時間もなかった大和は現在抱いている好意の昇華の仕方もわからないものだから料理を頂戴しているだけで十分幸福だった]

(88) 2023/11/15(Wed) 18時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[お揃いの物と望まれると、それはいいなと思う。
ほら、結束を固めるために同じものを着けるとかよくある話じゃないか。
仲間とかチームとか。
そういうのは結構憧れる。
皆が皆、戦う理由があるわけではないから不要って思う人もいるかもしれないけれどさ]


  うん、いいと思う。
  それだと何がいいかな。
  鉢巻とか?


[古典的な代物をあげることしかできないけれど、ギディちゃんグッズを返されると目を真ん丸にした。
ギディちゃんのことは詳しくはないからそれが何のキャラなのかもあまりよくわからないけれど星座をモチーフにしたものなことはわかる。
そこは少しだけ今回の合宿で覚えていた]

(89) 2023/11/15(Wed) 18時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  いいの? ありがとう。
  へえ、獅子座と蠍座なんだ。
  でも星座が同じだと混同しちゃいそうだね。


[皆で持つとすると同じ星座の被りができそうで、そこはどうなんだろうと首を傾げる]


  あ、でも僕と珊瑚さんの二人ならこれでいいね。
  それじゃあ僕は蟹座の方をもらっていい?


[自分の星座ではない方を、珊瑚の星座の方が欲しいと申し出よう。
その方が常に一緒に居てくれる気がするしとはにかんで――受け取れたらホントに嬉しそうにしげしげとそれを眺めよう**]

(90) 2023/11/15(Wed) 18時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・乾と――

[乾と柊木の間柄のことはあまり良く知らない現在。
一緒にどんぐりワゴン号で送ってくれた乾の両親にも誘ってくれた乾にも感謝していた。
どんな人物かなんて知る時間はもうあまり残ってはいないのかもしれないけれど、喜怒哀楽に激しいということは知っている。
それが今になってこうしてSMSでやり取りするようになるなんてと小さく笑い声を漏らしてしまう。

 瑠璃川珊瑚に誘われなければ、合宿に行かなければ一生そんな機会は訪れることはなかっただろう]


  『ううん、会ってないよ』
  『この前のですごく忙しくて帰ってこないかもって』


[やはり顔合わせもしていないのは問題がある気がする。
ご飯を御馳走になっているし、普通の親は子を心配してくれるだろうと思うから。
それは乾の家族を見ても羨望を覚えるくらいにわかる話だ。

 一般人以下の未成年の僕らに起こったこと。
滅茶苦茶だと伝えてくれる文章に画面の前で本当にそうだねと聞こえぬ相槌を打つ]

(91) 2023/11/15(Wed) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  『そういうの情報がないと動けないんだろうけど』
  『代われるなら代わって欲しいな』
  『もしかしたら別の世界ではそういう世界があるかもだけど』


[数多もあるらしい世界だからそういう世界もあるだろう。
その世界で自分がどうなっているかはわからないけれど、きっとロクな目には合わないのだろうなということは予感としてはある]


  『いやいや、乾はそんなんじゃないでしょ』
  『自分を卑下しすぎだよ、優しい両親もいるしさ』
  『好きな人もいるならいいじゃん』
  『気になるならそう伝えたらどう?』
  『言わないままだと後悔しそうだよ』


[怨念がおんねんと後悔を遺したままだと地縛霊にでもなってしまいそうだ。
間柄といえばキスしたことしか知らないので乾と柊木はそういう仲なのかもしれないが、そういう間柄もあるんだなというのが大和の達観した見方だった]

(92) 2023/11/15(Wed) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  『そうそう、そっちのほうがいいよ?』
  『乾はさ、ちゃんと伝えて?』
  『僕は……よくわからないんだけどさ』
  『今までそんな余裕もなかったし』


[そうして生きる理由は色々ある。
乾にも勿論ある。
どうしてか自分を卑下し続けているけれど、そんな人間あんまりいないと思うんだ]


  『僕の両親は借金を残してとんずらする人だけどさ』
  『乾はそういうのないじゃないか』
  『だからさ、生きる価値もきっとあるよ』
  『誰かに祝福されているんだから』
  『僕もほら、珊瑚さんのこと心配してる乾のこと』
  『誰かのために想える君が死んだ方がいいなんて』
  『そんな風には思えないよ』

(93) 2023/11/15(Wed) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

[それを言うならば大和の方が価値はない。
いや、認識もできない。
どうして自分を生んだのかと放棄していったどうしようもない両親を骨髄までも呪っているが全ては無駄なので気力もわかない]

(94) 2023/11/15(Wed) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  『死ぬ理由も、普通はないよ』
  『本当はさ、合宿にいかなかったら……』
  『全て捨てて逃げようと思ってたんだ』
  『そうしたらさ、僕は僕ではなくなって』
  『生きる理由も見つかったかもしれないじゃないか』


[それらも全ては水泡に帰している。
だって、この街に生きる意味を見つけたのだから]


  『僕が戦って死ぬ理由はさ、あるんだ』
  『珊瑚さんが一日でも長く生きられるようにって』
  『僕はそのためだけに戦うよ』
  『えと、それで珊瑚さんの様子が、だっけ』
  『何か一日三食作ってくれて住み込みOKだって?』


[うん、そういう話だったはずだ。
脱線してしまった気がするけれど乾もまた何か見えないものと戦っているのだろうから大和は自分の意志だけは先に見せておいた**]

(95) 2023/11/15(Wed) 19時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

>>96食費は大丈夫らしい。
大和の人生で一度は言ってみたい台詞の中の一つだ。
そう言えば一か月一万円生活というのがあるらしいがその辺に生えてる野草は食べられるらしい。
だが茸はダメだ、あれは手を出してはいけないものなんだ。

 着替えも借りれるらしいけれど流石にそれは申し訳なさすぎる。
一度取りに戻って戻ってくればいいならそうしようと思う。
どちらにしてもあの家は――抜け出るつもりだった。
適当な廃屋かどこかに住み込んで――学校でも良かったけれど見つかったら怒られるでは済まないのが難点だが渡りに舟ではあるのだ。
ただ倫理的にと考えてしまうだけ。

 それに、それに、それにが続く。
貰った蟹座のギディちゃんを受け取ってしまったからと言い訳をしよう]

(100) 2023/11/15(Wed) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ミサンガとか作ったこともないや。
  刺繍糸で作るんだ?
  それなら僕にもできるなら手伝うよ。


[自分にはもうあるけれど、皆とのもの欲しいしと苦笑交じりに答えると蟹座のギディちゃんはどうやって身に着けようかと悩んでしまう。
肌身離さずだとズボンのポケットだろうか]


  うん? どうかした?


[名前を呼ばれたので珊瑚の方を見ると何やら思いつめたような表情で、近づいてくるとその最中に先程それぞれ持っているようにと、遺したはずの自分の星座が落ちて転がっていっていた]

(101) 2023/11/15(Wed) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  えと……。


[抱きつかれると、言葉に詰ってしまう。
両手を伸ばされて避けることはできず、せず、碧い瞳が閉じて魅力的な顔が近づいてくる]


  待って、珊瑚さん、待って。


[なんとかと押しとどめよう。
肩に手を置いて、距離がゼロになるのを止める]

(102) 2023/11/15(Wed) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  ……ダメだよ。
  そういうのはちゃんと一番好きな人にしないと。


[うん、そうだ。
乾もそうだったけれどキスは本来好きな人とするべきものだし、流れで、環境で、雰囲気でと自分とするのは違う気がしたし――そんな感じでキスされるのも嫌だった。
キスするならちゃんと一番好きになってもらってからがいいし、もうそんな時間もないだろうし――とそこではたと気づく。

 自分が珊瑚に好いて欲しいと思っている。
もうすぐ死んでしまうだろうにそんな欲を抱いていて、ご飯だけではなくそれ以上の幸せを求めているなんて。
女神に恋するなんてきっと太陽に焼かれて死んでしまうかなと苦笑して、肩に留めていた手を珊瑚の背中に回して抱きしめた**]

(103) 2023/11/15(Wed) 21時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

[抱きしめたのは好きでもない相手にキスさせようとしてしまったことへの謝罪の意味をこめてのこと。
親愛なる相手に伝えたい。
大和には本当に、瑠璃川 珊瑚以外に生きる意味を見出していなかった。

 眉を寄せられた。
悲しませてしまったと悔いてしまうけれど、思いあっていない二人がキスする方がきっと後になって悔いてしまう。
初めてのキスが、最後のキスが、そんな思い出になるなんて嫌だったのは大和の我儘だろうか。

 押し返される。当たり前だ。
好きでもない相手の抱擁なんて鬱陶しいだけだろう。
だから大人しく離れるとこちらを見ることなく俯いてしまって、そんな表情も見せられないようにしてしまった自分を許せなくて唇に歯を強く立てていた。

 >>105謝られるなんて、嫌な気分だった。
振るなんて――あれ、振る?
今自分は珊瑚を振ったのだろうか、何時の間にと頭の中に疑問のクエスチョンを108つ程浮かべていく。
振るなら優しくしてはいけないらしいし、勘違いしているらしい。
何をどう勘違いしてしまったのだろう]

(106) 2023/11/15(Wed) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  えと……珊瑚、さん。
  一体何を勘違い、したんだろ。


[ほら、こんな赤貧貧乏で親もいない自分よりも余程に相応しい相手なんて山程いるだろうからと引いてしまった大和の自己評価は恐ろしく低く日本海溝の底を掘り進んでいる。
乾いた笑いが部屋に響くと室温が夏なのにぐっと下がったようだった。
目元を拭っているのは泣かせてしまったのだろうか。
認識すると途端にあたふたとしはじめてしまう。

 珊瑚は機械的に片付けをし始めて、どうにもできなくて、近づくことも怖くて立ちすくんでいたけれど小さく聞こえた声に咄嗟に足が動いていた]


  珊瑚さん!


[一息に近づくと食器を集めていた手首を掴んで身体ごとこちらに向かせてしまう。
乱暴な動作だけれど止められなかった。
テーブルに押し倒すような姿勢になって、碧の瞳を見つめる]

(107) 2023/11/15(Wed) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  えと……それは珊瑚さんが、僕のこと、好きって
  そういうこと?


[それだけはちゃんと聞きたかった。
もしもそうならそれ以上に幸せなことはないのだから]


  僕は、好きだよ。
  僕には珊瑚さんしかいないもの。
  僕の女神だもの。


[ずい、ずいと推してしまう。
今度は自分の方が止められなかった。
一番に好いてくれていないと思ったから押しとどめたけれど、逆に言えば一番に好いてくれているならば止まる理由なんてどこにもないのだから*]

(108) 2023/11/15(Wed) 22時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

>>111勢いのまま押し倒して珊瑚の目を白黒させてしまったけれど、>>110ほら、想いがすれ違っていると不幸になるだけだと思っていたのが違っていたものだからその反動だった。

 珊瑚はずっと悩んでいた。
>>112それは大和を合宿に誘ったからだと言うけれど、大和はその言葉を否定するように首を横に振る。
涙を流しながら訴える姿に大和は眉根を下げるばかりだった。

 別に巻き込まれたなんて思ってはいない。
だから首を横に振り続ける]


  違う、違うよ。
  僕が生きてるって実感できてるのはさ。
  珊瑚さんと合宿に誘ってくれるくらいに、
  近づけたからだからさ。

(129) 2023/11/16(Thu) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  僕独りなら遅かれ早かれ死んでたしさ。


[謝らないでほしい。
合宿に誘ってくれるまでの存在になれたことを喜んでいた自分を否定しないで欲しい]


  それは……そうでしょ?
  僕も珊瑚さんがいなかったら戦う意味を見いだせないし。
  珊瑚さんも同じなら、それ以上嬉しいことはないよ。

  良い子なんている必要ないじゃん。
  宇宙なんてどうせ遠い未来にその内消えるんだし。
  全部を全部背負うなんてできるわけがないよ。

(130) 2023/11/16(Thu) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  でも、それはそれでさ。
  それでも僕は珊瑚さんに僅かでも生きて欲しいから
  戦おうと思うよ。
  でもそれは戦ってもらうためじゃない。


[それは予感だ。
きっと大和の方が先にパイロットに選ばれる]


  勝てなくてもいいよ。
  誰も責めはしないよ。
  そして責められる言われもない。

(131) 2023/11/16(Thu) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  良いんだよ、僕らは好きにしよう。
  その時までさ。
  ……僕は、好きにさせてもらうね。


[良いじゃないか、別に世界が滅んでも。
許すとか許さないとかではなくて、義務だけを押し付けても無駄ってことだよ何事も。

 だから大和は無理にでもと珊瑚の唇を奪ってしまう。
自分の女神がこれ以上泣いてしまわないように、泣くなら自分のしたことで泣くように**]

(132) 2023/11/16(Thu) 01時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

[一緒に行きたくて誘ってくれたなら本当に嬉しいし喜んでしまう事柄であるし、大和としては本当のことを伝えているだけだからそれが珊瑚にとって嬉しいことだなんて思いもしていない。
戦えば死ぬ、戦わなくても宇宙が終わるならば願えることは僅かしかない。
珊瑚が願いごとを抱いているように、大和の願いは生きていた証を遺したいというもので――誰かと好きあえたらそれは互いに互いを覚えていることと思う]

(155) 2023/11/16(Thu) 12時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  好きだよ、この想いはきっと好きなんだ。
  ……珊瑚さんが、いいなら。
  僕も珊瑚さんが欲しい。


[唇を奪うと目を閉じて泣き出してしまったけれど、両手が伸びてきて添えられるとまた唇を奪っていく。
力が抜けているから受け入れてくれるのだろう。
それならもう、心を留めるものはなにもなかった。

 珊瑚のシャツの裾を捲りあげていき、両手を万歳の姿勢でシャツの布地を手首に留めて身動きが取れないようにしてしまおう。
両脚もテーブルの上に乗せてしまい、本来ご飯を食べるべき場所で珊瑚を味わっていく。

 それは酷く一方的な行為かもしれない。
珊瑚を自分のものにするべくと身体中を味わい尽くしていく間、外の事もこれまでの事も忘れて夢中になる。
思い残すことがないように。
大和は着実に死に向かって歩み始めいく。

 これで珊瑚が先ならば大和はきっと宇宙を滅ぼしにかかってしまうだろう。
その思いは今、積み上げている**]

(156) 2023/11/16(Thu) 12時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・珊瑚さんと――

[未来がなくても現在がある。
好きだと言ってくれる珊瑚がいて、こんな時でも汗くさかったらと気にしてくれる]


  いいんだよ、珊瑚さんの匂いがするから。
  僕も臭かったらごめんね。


[求めあい始めればそれこそ獣のように交わり合った。
それこそ四六時中、毎日のように求め合った。
性欲に溺れていくのは悦びしか感じなかった。
肉体的な悦びも、精神的な喜びも全て得られた。
生きている意味を知ることができたと言ってもいい。
僅かでも希望があれば人は生きていける。
それが何であれ大和にとっては十分な理由が得られた。

 >>162部室に集合した際も手を繋いで皆の前に姿を現わしていたしそういう仲であることは知られていたろう。
短くも太い幸せを噛みしめていく]

(165) 2023/11/16(Thu) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

>>163珊瑚の決意には大和は頷いて肯定するしかなかった。
僅かでも生きて欲しいと願っているから自分が先ならば珊瑚に順番が回るまで生きてくれたら嬉しいと思う。
逆に自分が後ならば一緒にと願われるのだから最後まで一緒にいよう]


  うん……うん……ごめんね。


>>164嫌だと泣きじゃくる珊瑚に大和は何もしてあげられることはない。
来るべき時が来たのだけれど、同時にそれが別れの時となる。]

(166) 2023/11/16(Thu) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  僕は、珊瑚さんのお陰で生きる意味が見えたよ。
  ありがとう、本当にありがとう……。

  その分だけ、珊瑚さんに負担をかけてしまうけれど……。


[だから、というわけではない。
泣きじゃくる珊瑚にキスをして、泣き止むまで何度も抱きしめながら宥めるように情愛を重ねる。

 大和は悩んでいた。
生きていて欲しいと願うのは自分のエゴで珊瑚にとてつもない負担をかけている。
だから、そっと白い包を手渡した]

(167) 2023/11/16(Thu) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  珊瑚さん、辛かったら、これを飲んで。
  眠ったまま起きなくなる薬だから……。
  僕の願いは、僕が死ぬ時に完遂しているからさ。


[だから、ごめんねと囁いてまたその日も身体を抱きしめて床に身体を沈めた]


[後日――。

大和 命は戦って、勝った。
シシアラシは強敵だったけれどアウェーに、相手の世界に行った大和 命は被害を最小限に敵ロボットだけを倒し切って――。

 やりきった笑顔を浮かべて珊瑚に微笑みかけて生命の灯を落としたのだった**]


  

(168) 2023/11/16(Thu) 17時頃

【人】 校庭番長 ヤマト

――IF・乾と――

[巨大ロボに乗って戦うなんて正気の沙汰ではないけれど、この後七尾の戦いを見た後でならば大和は必死に戦って勝利する。
話が事実であると知ったからこそであったし、この時とは異なる精神性だったからでもある。

 >>158ところで大和は乾がショタコンの気がある性欲魔人で失禁マスターであることは知らないわけだから普通に話し合っているが、この後性欲魔人となるので大和も大概人のことは何も言えない]


  『生きている証明をさ、探したいよ』
  『乾にもきっとあるからさ』


[うん? 彼?
そこで少し留まったが懸命なる大和は追求することはしなかった。
珊瑚には、『乾って彼氏がいるんだって』と伝えたかもしれないけれどそれで全てが察せられたろうか]

(169) 2023/11/16(Thu) 17時半頃

【人】 校庭番長 ヤマト

  『乾が謝ることなんて何もないよ』
  『僕の親が悪いんだし』
  『一時の下半身の欲望で生まれたんだし』
  『って考えたらさ、やるせないじゃん?』


[子どもができたら幸せなのだろうか。
それはわからないしわかるまで生きられないけれど――]


  『うん、護ってあげたい』
  『でも僕が幸せになるばかりだからさ』
  『珊瑚さんに辛い思いをさせてしまうのが』
  『どうしようもないのが悔しいな』


[乾にも頼まれたから、大和は――いや、欲望に溺れていくのだけれどそれは乾の方もだったろうか。
結局のところ約束を果たせたかはわからないが、パイロットを降りる方法を見つける間もなく大和は生命の灯を落とした**]

(170) 2023/11/16(Thu) 17時半頃

校庭番長 ヤマトは、メモを貼った。

2023/11/16(Thu) 19時頃


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