人狼議事


28 僕等(ぼくら)の

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視点: 人


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 00時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─プロローグ 花火(天道・命)─

[「何度でもやってそう」>>0:383という言葉に、康生はケラケラと笑った。]

嘘じゃねーって。マジで去年が初めて!
今年やって気付いたんだけど、花火って同じ場所でも、何回やっても、その度に綺麗だって思うし楽しいんだなーって。
だから、命が俺見てそう思うのは正解だな!
実際、何度でもやりたくなってるわけだし?

[そんな話をロケット花火の前にして。余韻の中、「新学期始まったら、僕も天文部入ろうかな」という言葉>>0:319を耳聡く聞き付け、康生は即座に食い付いた。]

えっ、天道入部してくれんの!?
やった〜! えー、めっちゃ嬉しい!
あ、よかったら天道のことも名前で呼んでいいか?
これから部活仲間になるんだし、嫌じゃないなら。
天道って、下の名前、なんだったっけ?
連絡先の交換、多分まだだったよな? しようぜ!
天文部のグループLINEにも招待するからさ。

[そして、怒涛の勢いで距離を詰め始める。最近は多少マシになって来ていたが、一年生の頭なんかは常にこんな調子だった。去年天文部に入った同級生達は、この勢いで連絡先交換させられた事を思い出すかも知れない。]

(17) 2023/08/13(Sun) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[尤も、康生はこの後ベンチへ向かう事になった>>0:316ので、この場では連絡先の交換と下の名前を聞くくらいしかできなかっただろうが。尚、後程天文部のグループLINEへの招待もしっかり飛んで来る。受けるかどうかは別として。]

あ、連絡先と言えば命もさ、番号変わった?
前掛けてみた時、繋がらなかったからさ。
もしかして変わったのかなって。
もっかい聞いてもいいか?
変わってんなら、瑠璃川にも連絡先教えて大丈夫?

[実際は連絡が取れてるし番号も変わってないのなら、お節介になってしまうが。一応確認はして、康生は結果を彼女宛のLINEに報告するだろう。*]

(18) 2023/08/13(Sun) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─天体観測からの帰り道─

え、ゲーム!? 面白そうじゃん!
ロボットって、レヴァンゲリオンとかそんな感じのやつ?
だったら俺、やってみたい! 登録するする!

[ゲームの話>>@0>>@1>>@2を聞いて、咄嗟にロボットアニメのタイトルを上げる。康生自身は世代からズレるし熱心なファンでもないが、家にBlu-rayBOXがあったものだから通しで見た事はある。熱心なファンでもないのにやりたがったのは、いつもの好奇心と積極性か、男の子だからか……或いは、他に理由があるのかも知れなかった。*]

(21) 2023/08/13(Sun) 01時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 01時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─プロローグ 天体観測─

[ベンチでの話が終わった後、皆の元へ戻り天体観測をしていた訳だが。終了時刻より前に、軽く集合の声>>@8が掛かった。何でも、加賀先生は一足先に戻らなければならなくなった>>@9のだという。]

え、カガセンもう戻るの?

[相手が若い先生だからか、校内ではないからか。康生はきょとんとした様子で疑問を溢す。ただ、体調不良の部長>>0:@58への言及があれば、心配そうに眉を下げた。]

三千院部長……。 体調も心配だし、きっと気にしてるよな。合宿のこと。

[小さく呟いた後、「よし!」と顔を引き締める。]

わかりました!
火の始末の確認は俺達でちゃんとやりますから、早く行ってあげてください!

[こんな風に請け負うから、陰で次期部長にされる話が進んでいる>>0:375>>0:386のだが、康生本人は知る由も無い。兎も角、加賀先生を笑顔で送り出そうとして、言葉を探す様子>>@10に首を傾げた。]

……カガセン?

[その疑問の声は、待ち受ける運命への抑止力になる事は無く溶け落ちた。立ち去る先生を見送って、康生は天体観測を再開したのだから。*]

(23) 2023/08/13(Sun) 02時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─丸太小屋にて─

[「怪我のないよう気を付けろ」と言われていた>>@9ものの、案内人たる少年を微塵も疑ってない康生は、道を外れても不安な顔一つしなかった。]

わ、小屋だ!
ここって、自分で建てたのか? ココペリの家?

[康生はその不思議な響きが気に入ったのか、案内人の少年をずっとココペリと呼んでいた。きょろきょろと、忙しなく辺りを見回す。秘密基地だなんて康生は持った事も無いし、概念があるかも怪しいが、この場所が持つ秘密めいた魅力は充分に理解しているようだった。画面に写るロボットに気付けば、其方へ顔を近付けて、まじまじと見つめた。]

すげぇー……! マジでレヴァみたいじゃん!

[実際のレヴァとは当然異なるのだが、康生は通しで一度見ただけのライト層だ。加えて、人型のロボット(レヴァは正確にはロボットではないのだが)に見えるものだから、こういった感想が出たのだろう。著名な創作物に類似しているだなんて、創作者によっては侮辱とも取られかねない言動だが、悪意は微塵も無いのだから許してやって欲しい。]

(24) 2023/08/13(Sun) 03時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

氏名と、IDにPWか……。
これって、覚えてられるんなら何でも大丈夫なんだよな?
……ほいっと。登録完了〜♪ 次どうぞ〜。

[念の為の確認を入れたが早いか、康生はササッと……氏名とID、PWの入力を済ませてしまった。次の人の為に、すぐに席を譲る。]

次はこの板だな! すげー雰囲気出てるじゃん!

[康生は躊躇う事無く、ペタッと手の平を置いた。]

わ、すごっ! 光った!
なぁココペリ、これどういう仕組みになってんの?!

[興奮でテンションを上げながら、そのまま他の面々の登録作業を見守るだろう。*]

(25) 2023/08/13(Sun) 03時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 03時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─プロローグ ベンチにて─

[康生が恋愛に関して熟達していると思われている>>34のなら、それは全くの誤解だ。確かに康生には思慮深い面があるし、頭だって良い方だ。そして、ある面に於いては酷く大人でもある。だがそれは、経験の偏りに因るものだ。康生の経験は、偏りが非常に激しいのだ。]

[つまり、何処かが突出しているという事は、別の何処かが大きく欠けているという事だ。純白で居られるのは、穢れを知らないからだ。真っ直ぐで居られるのは、曲がる事が出来なかったからだ。希望だけを瞳に宿すのは、絶望を映す余地が無かったからだ。そして、康生自身にそうである自覚は恐らく無いだろう。無いからこそ────問題は複雑な様でいて、至極単純なのだ。答えは、いつだって此処にある。傍に居るけれど、見えていないだけだ。]

ああ。本当にケイのことが嫌いなら、雨竜先輩と結婚してるって。
そっちの方がこう、「勝った!」って思えるじゃん。
大体、嫌いな相手をただ避けるだけって……なんか匡先輩らしくなくね?
ケイが大事だから傷付けたくなくて、落ち着くまで離れてるんじゃって気がする。何となくだけどさ。

(41) 2023/08/13(Sun) 08時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

雨竜先輩だってケイだって、生きて動ける人間な以上、なんかの偶然でバッタリ出会うことだってあるだろうしさ。
そうなってから慌てるより、先に考えてた方がいいだろうなって俺は思うぜ。

[隠されている感情や衝動>>37までは見抜けないから、康生は朗らかに笑って励ました。康生自身が持ち合わせていれば推察も可能だったかも知れないが、生憎とそうではなかった。]

[胸を押さえる仕草と言えば、一般的には不安や苦しみを感じたり、辛い時にするもの>>38だろう。だが、康生のそれは少し異なる。特定の事象や対象について思いを馳せたり、考え込んだりする時にそうしているだけで、必ずしも負の感情に起因しない。もっと、判り易く簡潔明瞭なのだ。]

だってケイ、言ってただろ。
「独りの身体じゃないんだよ」って。>>0:37

[康生の顔に悔しさは無いが、疑問を感じているという点では同じだ。きっと互いに暫く、わからないという顔をしていた>>38筈だ。唯一つ、たった一つ、固定観念を捨てればいいだけなのだが。その前に投げ掛けられた訴え>>39に、初めて康生は悲し気な表情をした。今までは合っていた視線が下がり、両肩にあった手から力が抜け、滑り落ちた。]

(44) 2023/08/13(Sun) 08時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

────……違うんだけど、わかんないよな。
伝わらないよな。

俺の心臓なんて、俺だってどこにあるのか知らないよ。
……多分もう、どこにも無いし。

[傷付いた顔。鼓動は多くの悲しみと少しの動揺を刻んでいるけれど、それがどれだけ伝わっているのだろうか。言葉からすると、康生は伝える事を諦めてしまったのかも知れなかった。]

ごめん。 ……頭ではわかってんだけどさ、仕方ないって。
今の、ちょっと、結構…………ショックだった、のかも俺。
ケイ全然悪くねーのに、なんか、全部否定されたみたいな気がして……。

[胸に触れようと腕を上げ掛けたけれど、まだ其処には相手の手が在ったからか、静かに下ろした。暖簾は、確かに押せたのだろう。そっと触れたかった物を殴り付けてしまうくらいの勢いで。]

[心臓が止まってしまっても、人は死なない。死なないで済む方法はある。現に、康生は生きている。]

[中から居なくなることによって。
      ────その中に、康生は居ない。]

(45) 2023/08/13(Sun) 08時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 08時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─丸太小屋にて─

[後にして思えば、康生に止まるチャンスは幾らでもあった。例えば、案内人の少年が道を外れた際>>@14に難色を示すだとか。親友に止められた際>>30に、思い留まるだとか。だが……]

ケイは心配性だな〜。大丈夫だって!
銀行口座とか、支払いアプリ登録するわけじゃないんだからさ。
IDやPWを、他で使ってない物にすれば問題無いって!

[最初の一人が契約してしまえば、残りの者は断り辛くなる。その一人が、集団内に於いて声と影響力が大きな者であれば尚更。それどころか、康生の身を案じて契約に至った者>>31まで出てしまった。]

[……何も言い逃れが出来ない。康生は、この件に於いて完全に“戦犯”だった。案内人の少年との結託を疑われてもおかしくないくらいに。けれど、本当は……本当の“戦犯”は]

[──いや。今更、何を言っても仕方あるまい。既に、賽は投げられたのだから。*]

(53) 2023/08/13(Sun) 09時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 14時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─ベンチから合宿所前に至るまで─

[手を当てていたのだから、鼓動の位置が普通の人間と同じなのは判った筈だ。在るべき所に、在るべき物は収まっている。]

……や、ごめん。わかってる。
ケイにそんなつもり、無かったんだって。
俺が、うまく説明できてないってだけで──。

[ショックを受けて動揺している状態で、理路整然とした説明をするのは難しい。康生としては、これでもずっと説明をしていたつもりだったろうから余計に。何一つ嘘も吐いてなければ、難解な事を言ってるつもりも無くて、ただただ真実を並べているだけなのだから。それが逆に、親友を混乱させてしまう>>66結果になってしまった訳だが。]

[康生は、抱擁を止めようとはしなかった。動揺した直後で動作が緩慢になっていたというのもあるが、それだけではない。康生の心に壁は無いから、拒むという発想にさえ至らなかったのだろう。相手が大切な親友であるから、尚更に。何事も無ければ、拍子抜けするほどあっさりと彼の腕の中に収まっていた筈だ。伝わらない事を理解したというだけで、寧ろずっと受け入れているのだから。]

(106) 2023/08/13(Sun) 16時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

……ああ。

[けれどそれは叶わず、康生は短く答えると素直に腕を引かれて歩き出した。細いけれど、自分よりもずっと力強い手。痛いくらいに握られていたけれど、それは気持ちの表れなのだろう。大切に想われている事に、疑いの余地は無い。良い親友を持った、そう思う。]

[戻るまでの間、引かれているのと逆側の手が胸元に在った事に、彼は気付いていただろうか?]

[皆の輪に戻る頃には、康生はもうすっかりいつもの康生だった。花火がまだ残っていればテンション高くはしゃいだし、天体観測に打ち込む様子も、加賀先生が抜けた時>>23だって、案内人の少年にゲームの提案をされた時>>21だって、小屋に着いてから>>24>>25>>53だって、普段と何一つ変わらなかった。話し掛けられれば、何の蟠りを感じさせる事も無く応対した。些細な事ではなかったし、忘れた訳でもないだろうが、康生はあまり落ち込む事自体が無いし、基本的に前向きだ。彼が卑屈を感じた>>71事なんて、想像だにしてないだろう。]

[そうこうしている内に、合宿所の前まで瞬間移動をする事態に至ったのだった。]

(107) 2023/08/13(Sun) 16時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─合宿所前─

……へ?

[その景色が視界に入った際、此処が何処なのか理解するのに多少の時間を要した。康生は、周囲を見回す。混乱している様子の後輩の女子>>52、比較的落ち着いて見える、同級生の少女>>79、固まっている少年>>88……。]

[全員を視界に収め切る前に、酷く動揺した声>>73に呼ばれる。親友は息を荒げ、脂汗まで流していた。]

ケ、ケイ……? 大丈夫、じゃないよな?
大丈夫、助けるよ。助けるから、な?

[康生とて、動揺してなかった訳ではないだろう。それを示す様に、片方の手は胸元に在った。常よりは、強く脈打ってしまっている。その状態で縋り付かれたから、手が挟まる形にはなっただろうが、康生に拒む様子は無い。逆の手を親友の背中へと回し、支えようとさえした。この辺りで、疑問を溢す声>>105や帰還を促す声>>79が耳に入って来た。]

えっと……悪いけどみんな、先に戻ってくれ。
俺は、ケイ落ち着かせてから戻るから。
……こんなん見たら、先生たち心配するだろうし。

[普段落ち着いている生徒がこれ程までに取り乱していたら、事情を聞かれる事になるだろう。そう周囲に声を掛け、康生は親友との時間を取る事にした。*]

(108) 2023/08/13(Sun) 16時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 16時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─合宿所前にて─

え? ココペリ居ねぇの?

[うっかりしていた。全員を視界に収める前に縋り付かれていた>>74>>108から、案内人の少年が居ないという事実に気付くのが遅れたのだ。康生は、そのままの姿勢で慌てた様に周囲へと視線を巡らせる。 ……確かに姿が見当たらない。]

連絡先は、知ってるけど……。
誰か、代わりに頼んでいいか?

[康生の腕は、現状完全に塞がってしまっている。そして、こうした連絡は早い方が良い。周囲に頼る事を躊躇する性格ではないから、呼び掛けて頼んだ。]

本郷、悪い。七尾のこと、頼むな。

[酷く動揺している後輩>>112>>113も気に掛かっていたが、生憎と康生の身体は一つしかない。比較的落ち着いている様子の同級生>>122が同行してくれるなら、安心だ。才媛という言葉が似合う彼女なら、きっと説明役もしっかりとこなしてくれるだろう。]

[そうして場の事を任せると、康生は皆と離れ、親友とブナの木の方へと歩いて行った。*]

(132) 2023/08/13(Sun) 18時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─ブナの木の下で─

ケイ、恵一、しっかりしろって。
ゆっくり、ゆっくり……な。

[過呼吸のような症状を起こしている親友を気遣いながら、康生はブナの木の下へと移動した。縋って来る親友を支え続けられる程の筋力も体力も無いから、背中を木に預ける形で受け止める。これで、普通に立っているよりは大分持つだろう。清潔を気にする方ではあるけれど、背中側なら多少汚れるくらい問題無い。後で洗えば済む話だ。]

[彼が心中を吐露する間も、片方の手は胸元に在った。勿論、彼が崩れ落ちそうであれば、其方へと手を伸ばす事を優先するだろうが。取り敢えず今の所、その様子は無さそうだ。全て聞き終え、康生はゆっくりと口を開く。言葉を探す様に。]

……気のせいじゃ、ないと思う。
俺もなんかこう、ワープしたみたいだって思ったし。
皆もびっくりしてたから、全員そうなんじゃないかな。
安心しろって、ケイだけじゃないから。
気のせいじゃないけど、さ。大丈夫だって。
ワープしたってだけで、どっか怪我したとか、なんかどうにかなったってわけじゃねーんだし。な?

(145) 2023/08/13(Sun) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[そう、元気付ける様に笑ってみせた。自分に言い聞かせる意味合いも、多少はあったのだろう。ただ究極、「元気なら何とかなる」といったポジティブさを持ち合わせているのが康生だ。彼を励ます意味合いの方が強かった。]

ココペリが居なかったのは、ちょい心配だけど……今頃、誰かが連絡してくれてるだろうし。
七尾と本郷が先生たちにも伝えてくれるだろうから、きっと何とかなるって!
悪いことなんて起きたりしないって。な?

[この辺りで、メッセージの到着を報せる音が一度鳴った。]

あ、ちょい待って。
文面だけ確認するから。

(146) 2023/08/13(Sun) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[親友を放置してメッセージのやり取りにかまける程、康生は薄情ではない。ただ、状況が状況だけに緊急の連絡の可能性もある。胸元に置いてた手は実質空いてるようなものだったから、其方を使ってスマホを取り出し、届いた文言>>135を読み取った。合宿に参加できなかった瑠璃川珊瑚からのものだ。この内容なら、急ぎで返さなくても後で謝れば良いだろう。康生もそう判断したのか、改めてズボンのポケットへとスマホを仕舞い直した。つまり、既読だけが付いた状態だ。]

[康生は手が空いてればすぐに返信するが、何かに夢中になっていたり、みんなで楽しんでいる場では其方を優先するものだから、返信は遅れる事があるし、既読すら付かない事もある。不義理をする質ではないから、後で必ず返信はするのだが。結果的にこの既読スルーは、取り込み中という事実を彼女へと示す事になった。]

[時間にすれば、ほんの数秒の事だ。その間だけ、康生の意識は目の前の親友から逸れていた。*]

(147) 2023/08/13(Sun) 18時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 18時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 19時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─ブナの木の下で─

[時間にして、ほんの数秒だったはずだ。だが、スマホをポケットに突っ込むと同時に、両肩と背中に衝撃と痛みを感じた。]

い゛ッ……!

[康生の顔が歪む。康生と違い、彼はしっかり鍛えられている。仮に不意打ちでなかったとしても、到底敵わなかっただろう。康生は、暴力に晒された事など一度も無い。大切に、大切にされて来た。自分の身に何が起きたかだなんて、理解出来る筈も無い。ただ、経験した事の無い種類の痛みを受け止めるので、精一杯だ。]

け、いち……? ぐッ……!

[先程まで怯えていた親友が、一変して吠え立てる>>153理由がわからない。康生は、戸惑いながら彼の名を呟く。両肩に指が食い込んで痛む。左肩──彼にとっての右手側は少し痛みがマシな気もするが、どの道抜け出すだけの力は無いし、其処に気を回している余裕は康生にも無かっただろう。]

[狂気を瞳に宿した顔が迫る。殴られる、と思った。康生は反射的にぎゅっと目を閉じ、次の痛みに備えようとしていた。]

[していた、のだが……]


[────は?]

(174) 2023/08/13(Sun) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[予想していた痛みも衝撃も、来なかった。それはいい。寧ろ喜ぶべき事だろう。だが、代わりに口の中にぬるりとした……これは、舌か? 舌を挿れられている?]

んぐ、っ……んッ、ん………!

[口の中に、彼の舌が? 口の、中────拙い]

ん、ふっ…………んぅ、んッ!!

[薄く開かれた視界に移る光景は、推測が正しかった事を裏付けていた。漸く何が起きていたのか理解した康生は、全力で彼の身体を突き飛ばした。初めての、拒絶らしい拒絶の行動。傷付けるかも知れないが、康生にはそうせざるを得ない事情があった。それは、感情以前の問題だった。]

[キス病というものが存在するのを、知っているだろうか。知らなくても問題は無いし、康生に直接関係がある訳ではない。ただ、キスというのが様々な病気を媒介する危険な行為だという事だけ理解してもらえればそれでいい。通常問題にならないのは、免疫の働きに因るものだ。免疫力さえあれば、キスが問題になる事はそうそう無い。]

(175) 2023/08/13(Sun) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[問題は、康生の免疫力が通常よりかなり低い状態にある事だった。だから風邪や胃腸炎に罹り易いし、重症化し易い>>0:284。通常口を通る食べ物でさえ、様々な制限が掛かっている>>0:261>>0:301のだ。キスなんて、安易にできる訳が無かった。]

[康生がお付き合いを長く続けられない>>0:112>>0:113理由の一つが、これだった。キスすらしてくれないのだから、彼女達が康生の愛を疑うのは当然だろう。仮に康生が上手く事情を説明出来たとしても、普通に過ごす分には健康に見えるのだ。理由付けをしてまで、キスを避けているのだと思われるだけだった。そして、康生の説明下手に関しては、今更語るまでも無い。異性にでさえ、そうなのだ。同性の彼に、キスが出来ない理由なんて語る筈も無い。]

[だから、この事態は防ぎ様の無いものだった。彼は青褪めていたけれど、まだ康生は何一つ事態の深刻さを伝えられてなかったのだ。もし聞けば、今以上に青褪めたのだろうが。少なくとも今はそうならなかったし、それどころではなくなった。彼が不自然に蹲ったからだ。]

────……ヶィ、ケイ?
具合、悪いのか……? え、なに……?

(176) 2023/08/13(Sun) 21時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[解放されて自由になった手が、胸元に置かれる。声色からは、混乱と動揺が感じ取れた。キスは出来ないが、康生だって思春期の男子だ。性に関する知識が無い訳ではない。独特の臭いに、混乱しつつも何とか事態を吞み込んだ様だった。]

だ、大丈夫。大丈夫だ、ケイ。俺、着替え持って来るから。
その間、待てるか? さっき、独りは嫌だって言ってたけど……。

[色々とズレている気もするが、康生は康生でいっぱいいっぱいだった。動揺していた。沈み掛けている親友に手を伸ばそうとしてはいるけれど、それだって正しいのかは何もわかっていなかっただろう。*]

(177) 2023/08/13(Sun) 21時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 21時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 21時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─ブナの木の下から、恵一の部屋へ─

[康生の申し出を、彼は拒んだ>>193>>194。陽が落ちて人目に付き難いとは言え、宿泊施設の明かりが届く距離だ。いつ誰に見られるか分からない場所で脱ぐのは、抵抗があったのだろう。その言い分は康生にしたって納得の行くものだった。]

あ、ごめん……。 そうだよな。
ケイの部屋、戻ろうぜ。裏から回ろう。

[人通りの少なそうな経路を選んで、親友の部屋へと向かう。途中誰とも擦れ違わなかったから、呼ばれて来た加賀先生>>@34とも、小屋を探しに行って戻ってきた二人>>181>>189とも入れ違いになった筈だ。]

……俺、出てなくて大丈夫か?

[康生は一応そう声を掛けたけれど、彼はシャワー室に飛び込んでしまったか。]

(211) 2023/08/13(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─瑠璃川への返信─

[親友がシャワーを浴びている間に、手近な椅子を借りて腰掛けスマホを取り出すと、康生はメッセージ>>135への返信をした。]

『返信遅れてごめん!』
『(猫がごめん寝してるスタンプ)』
『今は大丈夫だけど、これから壊すかも』
『まだちょい立て込んでるから、後でまた連絡する!』

[手短に入力すると、ポンポンと送信し、ついでに音と振動も切った。先程の激昂を考えると、話は遮らない方が良いと判断したのだろう。何かしらの返信がある前に、シャワーを終えた彼が出て来る気配がした。康生は、ドアが開く直前に、スマホをポケットの中へと収める事に成功した。]

(212) 2023/08/13(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─現在 恵一の部屋─

[男同士とは言え、あのやり取りの後でタオル一枚で出て来た事には少々面食らったが、康生は動じる様子も無く彼の隣へと移動し、座り直した。]

好きって……俺のことを? 雨竜先輩と、同じようにか?
共通点、全然無いと思うけど……。

や、俺の方こそ、突き飛ばしちまってごめん。
でも、気持ち悪いとか、怖いとかが理由じゃないからなってのは先に言っとく。
それより、もっと別の理由があったから。

……なあ、その強い衝動って、そんなに抑えるの難しいのか?
難しくなかったら、多分ケイはそんな悩んでねぇとは思うんだけど……思うんだけど。

抑えてもらえなかったら、俺…………最悪、死ぬかも。

いや、最悪ってだけで、簡単に死ぬわけじゃないんだけどな!?
もしかしたら死ぬかも〜ってだけで。
でも俺は死ぬわけにいかないから、どうしようなーってなってるだけで。
ん〜……どう言ったらいいんだろ、これ。

(213) 2023/08/13(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[やはり康生は、説明が下手だ。胸元に手を当て、思案する。事前に説明するならまだしも、今回は既に事が起きてしまっているのだ。その結果自分の身に起こるかも知れない事態を、どうすれば彼を傷付ける事無く伝える事が出来るのか。 ──そんな、ありもしない方法を探して思考を巡らせる間が暫し。]

俺、普段は元気だし、普通に生活できるんだけどさ。
抵抗力が、他の人よりちょっと低いんだよ。
瑠璃川のお菓子食べないのも、アレルギーじゃなくてそっちが本当の理由で。
食べ物とかも、実は結構制限あってさ。
だから、その……キスって、食べ物よりヤバいから、何とかなんねーかな〜って……。

[なるべく、明るく軽く話そうとしてるのだろう。「大した事では無いけれど、気を付けて欲しい」程度の話として伝わる様に。彼がそれを、どう受け取るかは未知数だが。]

(214) 2023/08/13(Sun) 23時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

俺がこんなじゃなきゃ、好きなだけしたらいいって言えるんだけどな。
……俺の方こそ、ごめん。「いいよ」って言えなくて。

[そう言って、困った様に康生は笑う。その間ずっと、手は胸元に添えられていた。綺麗な世界で育った、綺麗な子供。“普通”の生き方が許されない子供。それでも、過ごせる範囲で明るく楽しく生きると決めた子供。 ────それが、康生なのだ。心に壁なんて無いから、身体の問題が無ければ、彼の事もきっと受け入れていたのだろう。*]

(215) 2023/08/13(Sun) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/13(Sun) 23時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 00時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─就寝前 恵一の部屋─

[親友の返答を、康生は時に真面目に頷きながら、時に笑いながら聞いた。彼が焦って弁解し始めた時なんて、噴き出した後「え〜、しただろさっきぃ〜」なんて、普段の冗談のノリでケラケラ笑っていたくらいだ。]

何も知らないの、当たり前だって。
俺、言ってなかったし。
だから、そんな気に病むなって。

[言うと、康生は彼のまだ水分の残る髪をわしゃわしゃと撫でた。今は、シャワーを浴びたての彼の方が余程清潔だから気にならない。そうしていると、彼は至極真っ当な疑問>>228を溢した。]

? 俺、ケイの事好きだけど?
ケイだって、雨竜先輩に対する感じじゃなくて、匡先輩に対するのと似た感じで、俺の事好きなんだろ?
そういう意味でなら俺、ケイの事好きだよ。

……恋愛とかは、正直よくわかんないけど。
ケイがオレのこと好きで、俺に何か求めることがあるなら、叶えたいって思ってるよ。
ただ、やっぱできねぇことってのはあるからさ。

(248) 2023/08/14(Mon) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[キスはしないと言われれば>>230、康生はほっとした表情を浮かべた。此処で安堵するのも酷な話ではあるのだが、素直過ぎるが故の振る舞いだ。説明が通じた事、理解と了承を貰えた事に安堵を覚えたのだろう。]

……ん、そうだな。
いっぱいはしゃいだし、俺ももう眠くなって来たや。
ケイも、ちゃんと髪乾かしてから寝ろよー。

[そう言って扉へと向かった所で、背後から懇願するような言葉>>232が聞こえた。康生は振り返り、満面の笑みを浮かべた。]

嫌わねーって。約束する。
おやすみ、ケイ。また明日な〜。

[軽くひらりと手を振ると、部屋を出た。*]

(249) 2023/08/14(Mon) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─就寝前 廊下→合宿所前─

[親友の部屋を出た康生は、スマホを取り出し通知をオンにする。ついでに内容もチェックした。瑠璃川珊瑚からは既読だけ付いていた>>216。夜も遅いから、少し指が彷徨う。ただ、何も連絡しないのもどうかと考えたのだろう。一言だけ、メッセージを入れた。]

『ごめん、今は大丈夫。けどもう遅いから、詳しい事はまた明日。俺が腹壊さない様にだけ祈っといて』

[就寝中であれば邪魔しない様にと、通知が一度になる様に用件を手短に纏め、送信した。]

[他にも恐らく、何件か通知が来ていた筈だ。実質行方不明になっていて連絡を取るよう手配されていた>>@42訳だから。それらに無事である旨と、体調を崩した乾恵一を部屋まで送っていた旨を返信しながら歩いて行き、最後に合宿所前を確認した。]

[連絡の中には、加賀先生が合宿所前で自分達を待ってると記載したものもあった筈だ。だから、まだ待ってたりしないかと念の為確認を。まだ居れば声を掛けたし、居なければ、翌日にでも改めて報告するつもりで居る。*]

(250) 2023/08/14(Mon) 01時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─就寝前 自室─

[様々を済ませ、自室でシャワーを浴びる。裸の胸に手を当てて、一人呟いた。]

今日はなんか、すげー色々あったなー……。

後は帰るだけだし、大丈夫…だといいんだけど。

[他愛も無い、他に聞く者も居ない言葉を溢すのが、康生のもう一つの癖だ。こちらは仕草と違って、人の目がある所ではしないけれど。]

…………どうすっかなぁ。

[シャワー室を出て、手にするのはPTPに包まれたカプセル。一日二度飲んでいる、本来であれば悩む必要なんて無いだろうそれ。]

[暫く悩んで、康生は────結局それを、飲んだ。*]

(253) 2023/08/14(Mon) 01時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 01時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─最終日の朝 食堂─

[普段は朝から割とテンションの高い康生だが、この日は少しだけ大人しく思えた…かも知れない。疲れが溜まっていたり、眠れなかったりした学生も多いだろうから、大して目立ちはしないか、或いは、相対的に元気に思われていた可能性もある。]

結局、ココペリとは連絡取れてないのか……。
無事だといいんだけど。

[康生は昨夜席を外していたから、案内役の少年からは既読しか付かないだとか、小屋が無くなっていた等の情報の殆どは、このミーティングで得たものだ。]

既読は付いてるなら、スマホの故障でもなさそうだよな……。

[──外から大きな音>>#1がしたのは、そんな事を呟いたタイミングだったろうか。]

わっ!? 地震……じゃないな!?
何だよ、あれ……!

[窓の外に、巨大な何者かの脚だけが見えた。これだけでは、何が何だか判らない。判らないが…………現実離れした光景に、レヴァンゲリオンの1シーンを思い出していた。夢でも見ているのだろうか? ある意味ずっと、夢の中に居るのかも知れないが。]

(256) 2023/08/14(Mon) 02時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

兎に角、えっと……俺、ちょっと見て来る!

[康生はそう言って、外へと向かった。ただ、走り出したりはせず歩いて向かったから、もし誰かが同行しようと思えば簡単に追い付けただろう。]

え、なに……?
マジでレヴァみたいなの居るんだけど!?

[外に出た康生は、驚嘆した声を上げる。レヴァではない。レヴァではないが、確かにデジャヴを感じる光景がそこには広がっていて…………いつの間にか、小さな謎の生き物が近くを飛んでいた>>239。]

わッ!? 喋ったぁあぁぁ!?!!?
え、永ってココペリだよな?
あれ、じゃあここってゲームの中……?

[そんな訳は無いのだが。]

(257) 2023/08/14(Mon) 02時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─転送先 コックピット─

[康生がそう溢した次の瞬間、いつの間にか全く違う場所に居た。七脚の椅子が並ぶ、見知らぬ空間>>#3。中央に座しているのは、連絡を取ろうとしていた案内人の少年>>@44だった。]

ココペリ!?
え、ゲーム……? 現実……? どっち!?

[康生は胸に手を当てた。言いたい事は解るが、解らない。現実に敵が攻めて来た? そんなレヴァみたいな事が現実にあって堪るかと一蹴したい所だが、先程目にした光景が「これは現実だ」と訴えて来る。もう一度外に出られれば、或いは更に実感が得られるのかも知れないが。少なくとも、見える範囲にこの場所の出口らしき物は無かった。見落としでなければ。*]

(258) 2023/08/14(Mon) 02時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 02時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─就寝前 廊下─

[幾つか来ていた連絡>>250の中には、天道縁士からの物>>181もあった。康生は諸事情で通知を切ってたから、既読が付くまでに時間が経ってしまっていただろう。]

『返信遅くなってごめん! 写真サンキュ
 縁士が確認してくれて助かったよ
 今日は遅いから、明日の朝一で共有しとくな!
 てか、マジで跡形なくね? 消えたってことか……?
 明るくなってから確認してみたいけど、時間無いかなぁ
 や、縁士を信じてないってわけじゃなくて
 明るかったら、なんか小屋建ってた跡とか見えねーかなって思ってさ

 てか、マジでココペリが心配だな。どっかで遭難してなきゃいいけど
 探すにしても、明るくなってからかな……。

 通知で起こしてたらごめんな。
 おやすみ、また明日
 あ、俺はもうちょいする事あるし起きてるから、連絡してくれても大丈夫だぜ〜』

[夜遅い時は、通知が一回で済むように用件を全部入れるのが康生の方針だ。入力終えたものに抜けが無いか黙読して、送信ボタンを押した。]

(259) 2023/08/14(Mon) 04時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 04時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 04時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─早朝 瑠璃川─

[昨夜の瑠璃川珊瑚からの返信は、短いものだった。もう寝る所だったのかも知れない。通知で起こしてしまった可能性もある。康生もそう考えたのだろう。既読だけ付け、翌朝改めてメッセージアプリを開いた。常識的な時間には少し早いが、彼女は確か随分と早起きだった筈だから問題は無いだろう。]

『おはよ〜』
『(Good morning!と片手を挙げてるウサギのスタンプ)』
『昨日は遅くにごめんな。起こしてねぇ?』

[まずはそれだけ送った。返事が無いなら、忙しいのだろうからそれでいい。*]

(302) 2023/08/14(Mon) 07時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 07時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─食堂 ミーティング─

[席に着いて暫くすると、乾恵一が隣に座り挨拶をして来た。康生と彼との間には、昨夜は割ととんでもない事があった訳だが。そして、彼は明らかに思慕と言うか恋慕と言うか……兎に角、康生に対して明らかに特別な感情を持った目を向けている訳だが。康生の態度は、常とそう変わらないものだった。]

おはよー、ケイ。
あれからちゃんと眠れたかー?

[要するに、笑顔を浮かべて彼を気遣った。若干、テンションが低めだなとは思われたかも知れない。ただ疲れもあるし、これから始まるのはミーティングであって遊びではないのだから、寧ろ普通の範疇だろう。ミーティングの間もちらちらと視線を送られていた様だが、康生は特に気にする様子も無かった。寧ろ、他の参加者が気にし始める方が早いのではないか?と思ってしまう程に。]

[ただ、一度だけ。彼が案内人の少年に対して冷たい言葉を放った>>266時、康生は驚いた顔をして其方を見た。違和感があったのだろう。何かを言おうと口を開いたが、上手い言葉が見つからなかったのか、結局言葉を発する事は無かった。そして、何かを考え込む素振りを見せたが──この時は、胸に手を当てる事は無かった。]

(316) 2023/08/14(Mon) 08時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[後の顛末は、前述>>256>>257>>258の通りだ。自分の身を案じてくれた事に「悪い」と笑う様子も、爆弾と聞き慌てる様子も、概ね普段通りだったと言えるだろう。*]

(317) 2023/08/14(Mon) 08時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて─

[康生は先程、間抜けな疑問を放った>>258訳だが。それは、ある意味尤も平常に近い反応だったと言えるだろう。昨夜の騒動では落ち着きを保っていた女子さえも、案内人の少年に対し声を荒げた後、疑念をぶつけている>>282>>283>>284。昨夜動揺していた後輩は、悲鳴に近い声を上げた>>302。親友は不信感を露わにし、過激な発言をしている>>313>>314>>315。へたり込んでいた少年が持ち直した様子>>298>>303>>304>>305>>319>>320なのが、まだ救いと言えるか。]

ちょ、ちょっとみんな落ち着こうぜ! な?
なんで、そんな険悪な感じなんだよ。
確かに心配したし、わけわかんないこといっぱいだけどさ。
ココペリが無事で、怪我もしてなくてよかったじゃん。だろ?
別に、俺らをここから帰さないーとか、そんなこと言ってないじゃん。
怒るとか疑うとかはさ、もうちょっと話聞いてからでもよくね?
叩き潰すなんて可哀想だろ。
こいつだって、俺らに危害加えるつもりは……ない、よな?

[康生の言い分は、良く言えば穏やかで、悪く言えば楽観的過ぎた。場の混乱を収める程の説得力は持たないだろう。例え、康生の疑問を謎の生き物が肯定したとしても。*]

(325) 2023/08/14(Mon) 09時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─早朝、瑠璃川と─

[スタンプのみの返信、そして最後の黒猫を見れば、康生も状況に気付いた。ジャンルに寄りはするが、こういった方面の察しは悪くない。]

『あ、悪い料理中か』
『もうすぐミーティングだから、終わったらまた連絡する』
『(送られて来たのと同じ、料理をするギティちゃんスタンプ)』
『(ポンポンを持って応援する様な仕草のギティちゃんスタンプ)』

[これらを送って、一旦切り上げる事にしたらしい。まさか、腹を壊すかも知れない原因が察される>>307とは知らずに。元々康生は自分の事に対する説明が下手なので、却って良かったのかも知れないが。]

[尚、ミーティングの終了予定時刻を過ぎても、恐らく康生からの連絡は無かっただろう。*]

(328) 2023/08/14(Mon) 09時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 09時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─昨晩 合宿所前─

あ、すみません待たせちゃって。
はい、ケイ……恵一も一緒で、ちゃんと帰って来てます。
怪我もないです。すごく取り乱しはしてたけど、今は落ち着いてるし。
先に、部屋で休ませてます。

[康生は素直で明け透け過ぎるきらいがあるが、流石に親友の恥部を露呈しない程度のデリカシーは持ち合わせている。だから、取り乱していたという事だけを口にした。]

転移ってか、ワープ?みたいなことは、確かにあったんですけど……。
カガセンは、そういうの信じてくれるタイプ?

[正直、実際に体験してなければ信じ難い話だ。若いとは言え加賀先生は成人男性なのだし、信じてもらえずとも已むを得まい。崩れた口調にはきっと、“先生”としてではなく“加賀周”がどう思うかを尋ねる意味合いが込められていた。ただ、もし返答が否定であっても、康生は失望したりしない。「だよな〜」なんて笑うだけだ。]

俺は今んとこ元気だし、全然大丈夫。
でも、ココペリ──七星が居なくなってて、連絡も取れないみたいで。
怪我したり、遭難したりしてなきゃいいんだけど……。

(379) 2023/08/14(Mon) 14時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[早々に離脱したから、全員の心理状況を把握している訳でもないが。恐らく、巻き込まれた生徒の中で康生が一番平常に近い状態に見えた筈だ。案内人の少年を心配する余裕があるくらいなのだから。加賀先生は知る由も無いが、瞬間移動に加えて、親友との間にも衝撃的な事件があったにも拘らずである。ただ、後で体調を崩すかも知れない懸念はあるので「今んとこ」という表現にはなった。合宿の引率を任されている教師なら、医学的な詳細は解らずとも、康生が健康上注意を要する生徒であるのは把握しているだろう。この報告に、安堵と不安のどちらを感じるかは別として。*]

(380) 2023/08/14(Mon) 14時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 14時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて─

[親友も矛を納めた>>329し、同級生の少女も頷いた>>335。悲鳴を上げていた後輩も、(実際は無防備過ぎて心配に思うべき場面だが)謎の生物と触れ合っている>>332>>372。状況に安堵したのだろう、康生はほっと息を吐いた。 ……だが。]

え? 宇宙?
地球を消滅させる敵に負けて、地球が消滅すんのはわかるけどさ。
なんで宇宙? 急にスケールでかなりすぎじゃね?

[案内人の少年の言葉>>@48には、疑問を溢した。天文に興味を持つ康生だから、宇宙の規模に対して地球なんて塵の様な存在だというのも当然知っている。地球が消えた所で、宇宙全体に影響が出る筈が無い。より巨大な天体だって、生死を繰り返しているのだから。彼は、この疑問に答えてくれただろうか。或いは、そんな間もなく戦闘に突入したか。]

念じるだけで動く……?
頭になんか付けたりしなくても? 訓練とかしなくても?

[レヴァを観てるが故の感想だろう。更に付け加えるなら、康生の母親は健在である。そうであっても、このロボットは動くと言うのか。確かに、案内人の少年の思う様に動いている様に見えるが……。康生は、食い入る様に画面を見つめている。]

(382) 2023/08/14(Mon) 15時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[その眼前で、敵が二体に分裂した。]

一体だけど二体で、急所は一つ…か。

[ぞくり、と背に走るものがあった。得も言われぬ感覚。もしかしたら、康生が初めて危機感を抱いたのは、この瞬間だったのかも知れない。*]

(383) 2023/08/14(Mon) 15時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 15時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 16時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─昨晩 合宿所前─

恵一のこと、見ててくれるなら助かります。
大丈夫かなとは思ってるんですけど……もし俺に何かあったら、ケイはすごく気に病むだろうから。

[この言葉には、「もし俺が寝込んだりしたら」程度のニュアンスしか込められていない。康生は、この後に巻き込まれる────否、既に巻き込まれてる事態がどういったものなのか、何も知らないのだから。彼の事はずっと自分が見ておくつもりで、けれど体調の事だけはどうしようもないからフォローは頼むつもりで、こう言っただけだ。]

[康生は、人に頼る事を躊躇しない。友達であれ、先生であれ、家族であれ。自分一人で出来る事の範囲は、よく知っているから。思春期の男子なら多少なりと持ち合わせているであろう反抗心や奢りは、綺麗さっぱり見当たらない。手の掛からない子ではあるが、必要な時はちゃんと助けを求める事が出来る。本当の意味で“心配の要らない子”というのがもし居るのなら、それはきっと康生の様な子を指すのだろう。精神面に関しては殊更に。]

(415) 2023/08/14(Mon) 17時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

あ、そうだ七尾! 七尾、どんな感じでしたか?
本郷は大丈夫かなって思ってるけど、七尾もケイの次くらいには取り乱してたから。
カガセンが二人の言うこと信じてくれたなら、あれより悪くはなってないのかな……。

[そうであって欲しいという願い込みの推測。この結論に至った時点で、返された言葉>>@64>>@65が“加賀周”の本心だと捉えたというのは伝わるだろう。]

こん中で、一番ふざけそうなのは俺だけどさ。
ケイや七尾にあんな顔させるようなこと、絶対しない。
反省文だって嫌ですし〜。
もし、今回の件が俺の仕業だって後でバレるようなことがあったら、100枚だって書きますけどね!

[1枚1000文字らしいから、合計100000文字だ。小説にしても、長編の部類ではないだろうか。そんな反省文、読む方も重労働だ。要するに、それだけ「俺は違う」と言いたいのだろう。]

(416) 2023/08/14(Mon) 17時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

でも、そっか……なんで起きた、か。
俺、あんま原因って考えない方だから、その視点は無かったです。
余裕あったら、ちょっと考えてみます。

[此処で「余裕あったら」と挟む辺りが、康生らしいと言えるだろう。大人の加賀先生が考えた方がより良い結論に至る可能性が高いし、自分はこれから体調を崩す可能性もある。されど任せきりにするのではなく、余裕があれば考えようと。そう考えての言葉だ。]

あ、既読は付いたんですね。
俺、連絡付かなかったってとこまでしか知らなくて。
電波が届いてる範囲に居るなら、万が一の時はGPSで探したりもできるのかな……。
明るくなってからになるでしょうけど。
はい、ありがとうございます。

[康生は、噤まれた不穏に恐らく気付かない。あって、遭難だとか死だとかの暗い考えを暈かしたのだと思うくらいだ。基本的に、人を疑う事を知らないから。純粋に、今も案内人の少年を心配している。]

(417) 2023/08/14(Mon) 17時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

はい、無理は────え?
次期部長、って……俺が?
三千院部長みたいに、ってこと?
え、初耳なんだけど……瑠璃川もケイも居るのに?
命は忙しいから無理だろうし、縁士はまだ入部してないからわかるけど…………ほんとに、俺ってことになってるんです?

[パチパチと急に増えた瞬きが、康生の驚きを物語っている。胸に手こそ当てないものの、暫し考える間があって。]

────びっくりしたけど、俺、がんばります。
もちろん、無理しない範囲で。
相談も遠慮なくさせてもらうんで、改めてよろしくお願いします。加賀先生。

[康生は、いつものあだ名ではなく、きちんと副顧問の名を口にする。それからはにかんで、軽く頭を下げた。*]

(418) 2023/08/14(Mon) 17時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて─

[康生が潰される家屋を見て、人々の心配をしなかった理由は、大きく二つ。一つは、持ち前の楽天的な思考で「きっと廃屋だ」とか「人が住んでるとしても、避難は完了してるはず」等と考えていたであろう事。もう一つは、単純にメインの戦闘以外の部分に割ける集中力が、今の康生には無い事だ。胸元に手を置き、言葉少なく画面を見つめている。]

…………、……。

[その様は、妙に真剣な顔をしていると捉えられた>>395筈だ。打って変わって、らしくもない明るい声援を送り始めた親友>>389とは、実に対照的だっただろう。*]

(422) 2023/08/14(Mon) 18時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 18時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─コックピットにて─

え…………戦闘機?

[ミサイルが当たったと聞いて、康生は視線を巡らせる。煙を上げながら墜落していく小さな機影に、目を見開いた。視認出来ていなかった。今まで飛んでいたあれは、あの中には、確実に人が……。]

────……嘘、だろ?

[胸元に唯乗せられていた手に、力が籠る。鼓動がやけに五月蠅かった。これが夢ではなく現実なのだと、脈打つ毎に思い知らされた。身体が震える。だが、目を逸らす訳にはいかなかった。]

[矢の様に飛んで行く棒を、それが命中する瞬間を、只管目に焼き付け続けた。*]

(434) 2023/08/14(Mon) 18時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘終了─

……今は。

[気遣ってくれた親友>>439に、康生は不自然なくらいに短い言葉を返す。或いはその先があったのかも知れないが、それ以上の言葉は発されなかった。戦闘が終了したからだ。]

[急所が取り出された瞬間までは、確かに視界に収めた。ただ、それが潰される瞬間は直視に堪えなかったのだろう。康生は両眼を閉ざした。彼が見た>>441のは、そんな横顔だっただろう。]

[けれど、ここからが重要──そう言われれば>>@75目を開き、案内人の少年を不安げな顔で見つめた。そして…………]

命を、消費……?

[何を言っているのか解りたくない単語が、彼の口から零れ落ちる。解りたくない。解りたくないが、解ってしまった。康生は、恐らく誰より把握が早かっただろう。これ以上ないくらいに目が見開かれる。]

(445) 2023/08/14(Mon) 19時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

待っ────!

[胸に当てているのとは逆の手を、案内人の少年へと伸ばす。喪われるであろうそれを繋ぎ留めようとするかの様に。けれど、元より立ち位置が近かった訳ではない。おまけに、康生には駆け出せない理由があった。だから、到底届く筈も無く────次の瞬間、ロボットの外観が見える外に居た。*]

(447) 2023/08/14(Mon) 19時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 19時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘終了後 外─

[破壊された家屋、無残に踏み潰された風景。それらは、確かに康生の瞳に写っていた。だが、実際に見てはいなかっただろう。掻き消えていくロボットの姿に、届かなかった手の先に居た少年>>@75を重ねていたから。力を失い、伸ばされていた手が落ちる。]

ココペリ……、…………。

[機体がすっかり消え去れば、次に襲って来たのは歯の根が合わない程の震えだった。胸に当てた手はそのままに、逆の腕で自分の身をきつく抱く。人の命を消費するロボット。 ────契約。視界が巡り、この場の全員を一人ずつ映していく。案内人の近くに居た少年>>435。大人を探す少女>>466。合宿所へ視線を向ける少年>>465。後輩の少女…………そして最後に、親友>>460を映す。『コウがそうするなら』──そう言って契約した>>31彼の姿を。康生は、自分のした事に気付いてしまったのだ。]

[あの時入力した文字。画面。一番に契約した。渋る親友>>30を一蹴して>>53。この件の戦犯は────]

(477) 2023/08/14(Mon) 20時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[自分だ。]

────ごめ、ごめん……。
ごめん、ごめん……ごめ、ごめん。
俺、ごめん、ごめん、ごめん、ごめんなさい……!

[胸元に当てられていた手が、服を握り込む。この謝罪を理解出来た者は、一体何人居ただろうか。完全に理解出来ていたのは────康生自身を除けば、恐らく一人だけだっただろう。両足から力が抜け、身体は頽れた。*]

(478) 2023/08/14(Mon) 20時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 20時頃


ヒイラギは、グループLINEに既読を付ける余裕さえ無い。

2023/08/14(Mon) 20時半頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 20時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─戦闘終了後 外─

[強い呼び掛け>>486が鼓膜を打つ。肩で息をしながらも、視線は其方へと向いた。上手く焦点が合わない視界に、眼鏡を掛けた同級生が映る。天道縁士だと判別出来た。康生は微かに頷く。]

……、…………ああ。

[康生は脚に力を入れ、立ち上がろうと────]

…………ごめ、縁士……立てない、かも。

[彼は恐らく、康生の抱える身体的問題を何も知らない。けれど、ふらつく身体を支えるなりしようとすれば、恐らくすぐに発熱していると気付けるだろう。康生らしからぬ動揺の理由の一つが、この発熱だった。平常時であれば、ここまで取り乱す事は無かっただろう。]

さむ……。

[真夏の屋外で、凡そ有り得ない呟きを康生は溢した。*]

(491) 2023/08/14(Mon) 20時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 21時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─外から宿へ─

やっぱ、熱、ある……?
戦闘中、から……やな感じは、してたんだけど……。

[悪寒>>383に集中力の欠如>>422、震え>>477。言い出すタイミングが無いまま、此処まで来てしまった。]

まだ寒い、から……多分、もうちょい、上がる。
マジで、動けなくなる前に、戻らないと……。
ありがと、助かる……。

[支えてくれる彼>>495に「大丈夫」とは言わなかった。そのまま、何とか宿泊施設までは戻れるだろう。身体が鉛の様に重いし、寒い。ソファは一つ後輩が使っている様だから、自分まで横になってしまったら座る所が無くなってしまうんじゃないだろうか。そんな心配があったものの、言葉にはならない。そのまま横たわらせてもらうと、康生は身を縮めた。半袖シャツから覗く二の腕を、温める様に擦っている。親友の声>>498>>499も聞こえたが、薄い膜の向こう側で話しているかの様だった。それでも、耳元で話された声>>505は届いた。]

(507) 2023/08/14(Mon) 21時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

薬、具合、悪くなった時のは、なくて……。

[持っているのは常備薬だけだ。説明しきれてないので仕方の無い事だが、この状態はある意味飲んでいる薬のせいと言っても過言では無い。追加で飲んで良くなる事は無いだろう。実際に康生に出ている症状は、風邪の重症化か、或いは常在菌の日和見感染か。風邪であるならば、特効薬なんて存在しない。それが、本当に恐ろしいところだった。*]

(508) 2023/08/14(Mon) 21時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 21時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─野戦病院となったラウンジ─

[部屋の鍵は掛けてしまっているが、問われればポケットから鍵くらいは出せる筈だ。]

保険証……バッグの、内ポケットにある、から……。

[実際に病院に行く事になるのか救急車を呼ばれるのかはわからないが、保険証自体は手元に置いておいた方が良いのは確かだ。万一の為に、コピーは引率の教師に預けてあるが、不在なら意味が無い。*]

(518) 2023/08/14(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─野戦病院と貸したラウンジ─

[康生はぼんやりと視線を彷徨わせていたが、謝罪の声>>520が聞こえると視線を其方へ向け、首を小さく左右に振った。]

……ケイの、せいじゃ、ない。
違う、タイミングで、のかも、しれないし。
言って、なかったから……。

[言葉を聞いて、康生は両の二の腕を擦っていた腕を片方離すと、胸元に置き直す。顔色は悪いかも知れないが、確かに康生は微笑んで見せた。]

ん……、サンキュ

[「欲しいものあったらすぐ言って」>>521という言葉にも、小さく頷く。こういった時、周囲の助力に遠慮しないのが康生の長所だった。頼れる所は、きっちり頼る。でないと、もっと人を悲しませる事になるのだと知っていた。]

水か、スポドリ……。
あと、なんか……掛けるもん、あれば……。

[そんな感じで依頼して、康生は軽く目を閉じた。眠った訳ではないが、ある程度情報を遮断した方が楽だったから。*]

(522) 2023/08/14(Mon) 22時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 22時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 22時半頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─加賀先生が戻る少し前─

[横になって暫くしたのもあって、無理矢理身体を動かして戻って来た直後よりはまだマシな体調になった。まだ治った訳でも何でも無いが。頼みを快く了承してくれた>>528のを見て、康生は口を開いた。]

助かる……。 ほんと、サンキュな。

[彼が部屋の方へ向かうのを、見るとはなしに眺める。熱のせいで、大分思考がぼんやりとしていた。瞼もほとんど落ちかけていた。だから、そのとんでもない叫び>>526も一旦は何処かへ流しそうになって────いやいや、と思う。ややあって、瞼がハッと開いた。幾度か瞬く。]

ケイ……?

[名だけ口にしたが、彼はもう飛び出して行ってしまった後だろうか。先程までとは違い、思考する為に瞼が閉じられる。先程から胸に手を当てたままだったから、姿勢はそのままだが。特に今は当てるタイミングでもないだろうと思えて、身体は怠くて重いのに、何となくおかしかった。*]

[視線を感じて開かれた目には、「マジか」といった顔の同級生男子>>530。返す言葉が思い付かなかったのだろう。康生は、力無くへらりと笑い返した。なんて言ったらいいかわからない、そんな顔で。*]

(532) 2023/08/14(Mon) 22時半頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 23時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─加賀先生到着後 ラウンジ─

[加賀先生声がした>>@81。開かれた視界には、生徒を心配する教師の顔が映っていた。]

すみません……心配、掛けて。
多分、このままだと、帰れないから……呼んでもらって、いいですか……?

[去年は無事に帰れたけれど、今年はどうやら迎えに来てもらう事になりそうだ。それも病院に。携帯基地局の混乱さえ収まれば、保護者に連絡を取る事は容易だ。康生の母親はこういった事態を予測して、いつでも迎えに来れる準備は整えている。道路が無事なら、迎えに来られるだろう。]

みんな、俺、別行動になるけど……。
……ほんと、ごめんな。

[この謝罪には、恐らく色々と含まれている。先生への状況の説明を任せる事。旅路を共に出来ない事。それから、例の契約の件も。]

あ……ケイ。も一個、頼み。
俺のバッグ持って来て。

[頼み通りバッグを持って来てくれるなら、康生は中からご当地ギティちゃん>>0:148のストラップが入った包みを取り出し、託すだろう。]

瑠璃川に、渡しといて……約束、してたから。*

(538) 2023/08/14(Mon) 23時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/14(Mon) 23時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─ラウンジから、救急車に─

普段通り、飲んでます……。
……免疫抑制剤、って言えば、大体察してくれる…から。
……はい。ありがとう、ございます。

[加賀先生の質問>>@86には、簡潔明瞭な答えを。宥めるような言葉に、康生は少し笑ってみせた。]

ああ。サンキュ。 ……命も、無理すんなよ。

[同級生の気遣いの言葉>>539には、そう返す。それから、バッグを持って来てくれた親友>>541>>542>>543に包みを託した。]

……バーカ。戻らないわけ、ないだろ。
俺は……こんくらい、慣れてるんだから、さ。

[そうしている内に、サイレンの音が近付いて来るだろう。救急隊員は、手際良く康生をストレッチャーへと移す。責任者でもある顧問が付き添ってくれる事になり、結果的に加賀先生が後を任される事となった。]

そんじゃ、またな。

[そのまま、ガラガラと康生は搬送されて行った。走り出した瞬間は五月蠅い程だった救急車の音も、いずれ皆の耳には届かなくなるのだろう。]

(548) 2023/08/14(Mon) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

[……さて、その後だが。康生にLINEすれば既読も付くし、返信も帰って来る。ただ、次に皆と顔を合わせるのは────恐らく、コックピットでの話になるだろう。*]

(549) 2023/08/14(Mon) 23時半頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ

─救急車の中で─

[病院に着く前に、康生はスマホを取り出す。電源を切ろうとして────その前に、一つだけメッセージを打った。宛先は、案内人の少年だ。]

『背負わせてごめんな』

[処置を受けながらだったし、すぐに電源を切らなければならなかったから、時間が無かった。康生が送れたのは、目的語も何も無いその一言だけだ。]

[ただ恐らく、彼にはきっと伝わっただろう。康生が、この先に待ち受ける運命を理解してしまったのだという事が。*]

(552) 2023/08/15(Tue) 00時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/15(Tue) 00時頃


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─搬送されながら─

[言葉>>554は、確かに届いた。]

それなら、よかった。
待っててな。

[心から嬉しそうに笑って、そのまま康生は運ばれて行った。*]

(556) 2023/08/15(Tue) 00時頃

超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/15(Tue) 00時頃


超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。

2023/08/15(Tue) 00時頃


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