人狼議事


10 冷たい校舎村9

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視点: 人


【人】 明仄∴暁星 クロエ



[ 姉が消えたその日から、なにもかも変わってしまった ]
 
 

(0) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ まるで、繰り上がり当選みたい。
 ほとんどいないものみたいに扱われてた、
 なんの期待もされてなかった私は、
 黒沢家の出来の悪い方だったはずの私は、
 その日から「私たちの子はお前だけだ」って
 言われるようになってしまった。
 母が、明日の朝ごはん、何食べたい?って聞くから、
 試しにサンドイッチって言ってみた。
 姉は和食が好きだったから、それまでずっと、
 黒沢家の朝ごはんは和食だったから。
 軽い気持ちで、ちょっと試してみたくなっただけ。
 次の日から、朝ごはんはパンとコーヒーになった。
 お味噌汁も、納豆も、焼き魚も、
 完全に朝の食卓から姿を消してしまった。
 まるで最初からなかったみたいに ]

(1) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ だけど、そこそこ出来が悪くない、程度の私が、
 姉になれるわけがない。
 どんなに努力したって、私は私だ。
 進学したのは豊高で、
 役職は副会長で、
 成績は上位に食い込んでるけど、トップはとれない。
 姉のような人望だってない ]

(2) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 姉でさえ、両親に見放された。
 姉より出来の悪い私に、そんな日が来ないわけがない。
 その日は明日?明後日?今日かもしれない。
 失望のため息を一つつかれるたびに、
 私の残機が減っていく。
 ねえ、私の残機はあといくつ?
 見放されるXデーまであと何日?
 カウントダウンはどこまで進んだ? ]

(3) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 失敗をするたびに、焦燥感に襲われる。
 呼吸がしづらくて、胸が苦しくて、心が痛くて。
 ねえ、物理的な痛みってすごいの。
 そっちに気を取られてる間だけ、
 心の痛みがどこかへ行くの。
 そうやって私は、心の痛みを物理的な痛みにすり替えて
 誤魔化す方法を覚えた ]

(4) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 最初は一回だけのつもりだった。でも駄目だった。
 半年に一回になり、三か月に一回になり、
 一か月に一回になり、二週間に一回になり、
 今はもう、一週間に一度はしないと耐えられない ]

(5) 2021/06/08(Tue) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 廊下に落ちているカッターナイフが増えている。
 剥き出しの替え刃もばら撒かれているから、
 怪我をしないように気を付けてほしい。

 相変わらず誰かが自分に向かって
 ため息をついたような気がする?
 大丈夫。そのため息の本当の行き先は――――* ]

(6) 2021/06/08(Tue) 00時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 00時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:1階保健室 ――

[ 見つかった予備の毛布に、
 ベッドから回収した毛布を足せば、
 なんとか人数分の寝床は確保できそうだった。
 きっと保健室は女子に譲ってもらえると思うので、
 男子の人数分、5枚の毛布を抱えて、
 保健室を出ようとした時だった ]

(40) 2021/06/08(Tue) 01時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 えっ、

[ チャイムが鳴った。>>#2
 朝鳴ったっきり一度も鳴らなかったのに。
 いや、それよりも、
 チャイムの前にかすかに聞こえたのは、

 「もしなんかあったら大声で呼べよな」>>1:263

 わかったって返事しながら、
 そんなこと起こるわけないって、どこかで思ってた。
 それなのに、どうして悲鳴が聞こえるの? ]

(41) 2021/06/08(Tue) 01時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 毛布を思わず投げ捨てようとして、思いとどまった。
 だって廊下にはカッターナイフが落ちて……
 こんなに落ちてたっけ?
 剥き出しの替え刃なんてあったっけ?
 いや、今はそんなことよりも、
 優先すべきことがあって。
 
 とりあえず、刃物が落ちてて危ないから、
 毛布は廊下に投げだせない。
 私は毛布を抱えたまま、声のもとを探そうとする。
 いったん毛布を保健室に戻せばいいっていうのは、
 頭から完全に抜けてしまってた* ]

(42) 2021/06/08(Tue) 01時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 回想:文化祭当日 ――

[ 綿見さんの眉が寄った。>>7
 やっぱり私は綿見さんの気に障ったみたい。
 それでも、綿見さんは返事をしてくれたから、
 私はちょっとだけ肩の力を抜いた ]

 すぐ戻るって言ってたから。
 柊君、ずっと忙しかったし、

[ そもそも客引きは本来柊君の仕事じゃない。
 柊君が快く引き受けてくれたから、
 お言葉に甘えているだけ。
 そんな優等生な回答をするけど、
 実際のところ私に客引きなんてできないし、
 抱えたチラシを持て余しているので、
 柊君には早く戻ってきてほしいところなわけで、
 私って、本当に口だけだ ]

(64) 2021/06/08(Tue) 01時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 内心で自嘲しながら、
 綿見さんの視線に混じる棘には気づかないふりで、
 大丈夫、って言葉を続けようとして、固まった。

 何かあるなら、言えば。>>8
 吐き捨てるように言われた言葉 ]

(65) 2021/06/08(Tue) 01時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 綿見さんは、私の返事を求めていないように、
 そのまま背を向けて、さっさと行ってしまう。
 私は心臓がうるさくて、
 およそ盛況な屋台にふさわしくない顔をしていた。
 綿見さんは、気づいてる。
 私が、気づかないふりをしてるだけだっていうこと。
 そして、それを不快に思ってる。

 気づかないふりをするのが
 最善だって思ってた。>>0:490
 真正面からぶつかっても、
 きっと、余計こじれるだけだって。>>0:651
 でも、それって間違いだった?
 私、また間違えた? ]

(66) 2021/06/08(Tue) 01時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……私、綿見さんに、何かした?

[ もうとっくに綿見さんはいなくなったのに、
 私はぽつんと呟いた ]

 それなら……その方が、いいな。

[ 綿見さんに、なにか不快に思われるようなことを
 してしまっていたなら。
 その失態に落ち込むけど、私は素直に謝るだろう。
 だけど、もし、もしも、私が何かしたわけじゃなく、
 私という人間を綿見さんが嫌いなのだとしたら。
 私の人間性そのものが問題なのだとしたら。
 やっぱり私はどうしようもない出来損ないだ** ]

(67) 2021/06/08(Tue) 01時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 02時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:廊下 ――

[ 毛布を抱えた私の機動力は低い。
 聞こえた悲鳴も声が遠くて、どこから聞こえたのか
 よくわからなかった。
 でも、鳩羽君のうろたえた声が聞こえて>>72
 その後階段を駆け上がっていくのが見えたから、
 ああ、上の階なんだっていうことはわかった。

 カッターナイフ塗れの廊下に、
 絶対に毛布を落とすわけにはいかない。
 だから私は毛布を慎重に抱えて、
 あっという間に見えなくなった鳩羽君を追いかける。
 上履きの底の耐久力を信頼して、
 足元はあんまり見てない。
 というか、毛布を抱えてると見えない。
 時々、ばきっと踏んだ替え刃が折れる音がした ]

(97) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 途中、休憩所で毛布をおろして>>1:651
 ようやく私はまともに動けるようになる。
 廊下に人影が見えた。向井君と炭蔵君だ。>>93
 あそこは、3-9の教室の前?
 教室で何かあったの? ]

 何があったの?

[ 声をかけながら、私は二人に近づいていく。
 まだ私は、悲鳴の発生源が、
 もう一つ先の10組の教室であることには
 気づいていなかった** ]

(98) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 11時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-9前廊下 ――

 隣?

[ 炭蔵君が示したのは、隣の教室、3-10>>119
 そんなところで一体何があったんだろう?
 私たちの教室のすぐ隣で、悲鳴を上げるような
 何かがあったなんて、あまり考えたくない。
 そんな思考は保健室と聞いていったん途切れた>>120 ]

 保健室?
 向井君、怪我したの?

[ 向井君は元気がなさそうだけど、>>96
 ぱっと見た感じ、大きな怪我はなさそうだった。
 だけど、なにしろ廊下はカッターナイフだらけだし、
 怪我をするのも無理もないと思う ]

(122) 2021/06/08(Tue) 13時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 私は、
 ……うん、確認してくる。

[ 向井君の様子も気になるけど、
 大きな怪我ではなさそうだし、
 付き添いは一人で十分でしょう。
 こういう時、かける言葉ってなにが相応しいのかな。
 お大事に……あまりぴんと来ない ]

 気を付けてね。

[ 足元のカッターナイフに。
 悲鳴を上げるような何かに。
 朝、教室を出ていく人にかけた時より、
 その言葉はずっと現実味を帯びてしまっていた* ]

(123) 2021/06/08(Tue) 13時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-10教室 ――

[ 悲鳴を上げかけて、必死で飲み込んだ。

 3-10は異様な光景になっていた。
 教室の真ん中に椅子が一つ。>>#6
 そこには、血を流した誰かが座っていて、
 柊君が教室のカーテンを必死で外していた。>>121
 もつれる舌で、私は必死に、喘ぐように声を出す ]

 なに、これ……何があったの? 

[ 血を流した誰かは、女子の制服を着ていた。
 上を見上げるような格好のその子は、
 九重さんによく似ていて、
 だけど、目も鼻も口もない、のっぺらぼうだ ]

 マネ、キン?

[ でも、それならどうして血を流してるんだろう? ]

(124) 2021/06/08(Tue) 13時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 足が震える。床に座り込みそうになって、
 でも廊下にはカッターナイフだらけで、
 必死でこらえた私は、ふらっと教室内に足を踏み入れた ]

 ……手伝う。

[ 何か作業をしたかった。
 柊君とは反対の端からカーテンを外していく。
 まだ足はがくがくしていて、
 外すというよりカーテンに縋りついているみたい ]

 柊君は、何があったか、知ってる?

[ 外し終えたカーテンを柊君に差し出しながら、聞いた** ]

(125) 2021/06/08(Tue) 14時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 14時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私は全然ちゃんとなんかしてないんだけど。
 向井君の目に、ちゃんとして見えたなら、>>147
 それはきっと、喜ぶべきことなんだろうと思う ]

(154) 2021/06/08(Tue) 16時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-10教室 ――

[ 柊君は今でも私を副会長って呼ぶ。>>142
 もうとっくに後輩たちと代替わりして、
 今の私は副会長じゃないのに。
 そんなことを考えたのは、きっと現実逃避だった ]

 ううん。何か、してたいから。

[ 座っていた方がって柊君は気を使ってくれた。>>151
 さすがにこんな時まで気を使わせてしまった、なんて
 落ち込んだりはしない。
 でも、今は動いた方がずっと良かった。
 じっと椅子に座っているなんて、
 そっちの方がずっとしんどい。 
 何か没頭できることがある方が良かった。
 カーテンを外すなんて、
 没頭できるほどのことでもないし、
 実際割とすぐに終わってしまったけど ]

(155) 2021/06/08(Tue) 16時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 柊君がここに来たのは、
 私が来る少し前だったみたい。
 マネキンだっていう意見は一致したけど、
 柊君もそれ以上のことは知らないみたいだった。>>152
 と思ったけど ]

 上?

[ 上って言われて、反射的に見上げそうになって、
 閲覧注意って言葉に慌てて止める。
 そういえば、このマネキン、上を見上げてる。
 視線の先に何が……ってすごく気になるけど、
 閲覧注意とか、お札とか聞いちゃうとすごく怖い ]

(156) 2021/06/08(Tue) 16時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 えええ……すごく気になるんだけど……。

[ 鳩羽君のラピュタほどじゃないけど、
 柊君の言い方も気になる。
 他の言い方があるかというと、
 私も思いつかないんだけど。
 でも、ホラーは正直得意じゃない。
 すごく気になるけど、見ない方がいいんだろうな。
 血を流してる九重さんのマネキンだけで十分だ ]

(157) 2021/06/08(Tue) 16時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 これが、九重さんのマネキン、だとして、
 九重さんはどこにいるのかな。

[ 朝、教室に集合した時会った九重さんは、
 断じてマネキンなんかではなかった。九重さんだった。
 なぜかマネキンが現れたけど、
 人間の、本物の九重さんはどこ?
 柊君、どこかで見かけた?なんて聞こうとした時だった ]

(158) 2021/06/08(Tue) 16時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 樫樹君!?

[ 柊君が名前を読んだのと、>>153
 ごめんという声に私が振り向いたのは>>133
 多分同時だった。
 ショッキングな光景だもの。ちらっと見ただけでは
 人間かマネキンかなんて判別も
 できなかったかもしれない。
 無理もないもないと思う。
 柊君と顔を見合わせた ]
 
 注意書きはあった方がいいかも。

[ そういう時に字を書いてくれるの、
 樫樹君が適任なんだけどな。
 走り去ってしまった書記の様子を思い浮かべた。
 無理強いは良くない ]

(159) 2021/06/08(Tue) 16時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 廊下から、大した怪我じゃないって向井君の声がしたら
 油断は大敵だよって声をかけておいた。>>148
 消毒はするみたいだから、大丈夫だと思うけど ]

(160) 2021/06/08(Tue) 16時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 柊君は優しいね。
 よく気が付くし。

[ マネキンがカーテンに覆われる。
 最初の数枚は血を吸ってしまったけど、
 枚数を重ねれば血もほとんど見えなくなった ]

 私、こんな状況目撃したら、
 なんとかしなきゃとは思うけど、
 何したらいいかわからなかったと思う。

[ とっさにカーテンを外そうなんて、きっと思えなかった。
 マネキンをカーテンで覆って、
 入口に注意喚起の貼り紙を思いつく柊君は、
 よく気が付く人だ** ]

(161) 2021/06/08(Tue) 16時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 20時半頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 気を付けて、って私も言ったのに、
 炭蔵君に足元に気を付けるように言われて、>>163
 私、初めて気が付いた。
 カッターナイフ、私危ないとは思ってたけど、
 怖いとは全然思ってなかったなって。
 そんなこと、わざわざ言うことでもないから、
 ありがとうとだけ返事したけれども。

 その時左手首は解放されてた。>>164
 だって、私が失敗したと考えるようなこと、
 私視点では起こってなかったもの ]

(243) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:教室 ――

[ 柊君も、九重さんの所在を知らないようだった。
 鳩羽君が探してる。>>224
 そう聞いて、ようやく私にも、
 遠くから何となく聞こえていた音が、
 意味を持って聞き取れるようになった。
 鳩羽君が九重さんを呼んでる。>>192

 声は近づいたり遠のいたりしても途切れなくて、
 ああ、まだ見つけられてないのか、と思った。
 疲れはてた鳩羽君が教室に戻ってくることになるとは、
 その時の私には知る由もないことだけど ]

(245) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 九重さん、のマネキンがカーテンで見えなくなった後、
 柊君はポスターの裏を使って警告文を書いた。>>234
 あの時みたいな丁寧な字じゃなくて>>1:301
 伝わればいい、って感じで。
 このカーテンの下にいるのが九重さんなら、
 私はその表現に異議申し立てをするところだったけど、
 ここにいるのはただのマネキンだ。
 だから、何も言わなかった ]

 怖がり?

[ 優しいね。
 それは今朝、向井君にも言った言葉だった。>>0:313
 あの時は自己チューなだけって返された。>>0:354
 そして今、同じ言葉を柊君にかけたら、
 怖がりって返ってくる ]

(246) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……うーん。

[ 人が嫌な気持ちでいると、息が詰まりそうになる。
 人が上機嫌でいてくれるなら、その方が楽。>>236

 柊君の説明に、私は首を傾げる ]

 それは、優しさじゃないの?
 
 他の人の機嫌が良ければ嬉しくて、
 他の人が悲しければ苦しくなる。
 だから、そうならないように気を使える。
 そういうのを優しいって言うんじゃないの?

[ それが優しさでないのなら、
 柊君の言う優しさって何だろう。
 それも、他の人のこと思っての行動じゃない?>>235
 その結果、自分自身の心も守れるなら、
 そういうの、win-winっていうんじゃないのかな* ]

(247) 2021/06/08(Tue) 21時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-10教室 ――

[ 優しいっていうのは、
 一般的には褒め言葉の部類に入るものだと思う。
 少なくとも、私はその性質を好ましいものだと思って、
 柊君に伝えたつもりだった。
 だというのに、柊君はあまり納得していないというか、
 作り物めいた笑みを浮かべた。>>263
 私だって柊君ほど鋭くはないけど、
 それくらい察せないほど鈍感でもないよ ]

 気に障ることを言ったならごめんなさい。

[ 謝ったけれど、それはあくまでも
 柊君の気分を害したかもしれないことについてだった。
 発言を撤回するつもりはなかった。
 一度口から出た言葉はもう消えないから、
 軽々しく撤回なんかしちゃいけない ]

(275) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 柊君から返ってきた言葉には少し棘があって、>>264
 ちょっとまくし立てるような響きもあって、
 ああ、多分この話題は、
 柊君のどこかデリケートな部分に触れるのだろうな、と
 思った ]

 私的には?
 ……そうね、自分のことを気遣ってくれる人のことは
 優しいと思う。
 その気遣いが見当違いだったりしても、
 気を使ってくれた事実は変わらない。

[ 気を使わせてしまった、と感じることは、
 私にとっては恥じるべきことであり、
 避けるべきものだけど、
 その気持ちそのものは感謝すべきものだ ]

(276) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 その対象が私じゃなくても、誰かのこと気遣ってる人は、
 優しいと思う。
 他の人のことを気遣える人は、優しいよ。

 柊君の気遣いで、他の誰かが気持ちよく過ごせるなら、
 それは、素敵なことじゃないの?

[ そこまでは、良かった。
 私は言葉を選びながらも、自分の思う優しさについて、
 話せたと思う。
 思いやりがあること。情が細やかなこと。
 優しいというのは、そういうことのはず ]

(277) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ だけど、優しくないの定義を聞かれて、
 私は少し、足が震えた。
 そう言われて、
 真っ先に思い浮かんだイメージがあったからだ。
 駄目だ。駄目だ。
 それは、尊敬し、感謝しなくちゃいけない対象のはずだ ]

 やさしくない、ひと、は、
 ……じぶんかって、で……
 じぶんのおもいどおりにならないと気がすまなく、て……
 
[ 違う。私はあの人のことを、
 そんな風に思ってるわけじゃない ]

(278) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 他の人に気を使わずに、
 自分のことを気を使われる側だと思ってる、
 自分の思い通りにならないことは、
 全部他の人のせいにできる人のことだと思う。

[ 言い切った私は、多分ちょっと顔色が悪い。
 でも、言い切ったし、撤回するつもりもなかった ]

(279) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 始まりは、そうしないと生きてこれなかったから
 だったとしても。
 もう染みついて柊君の一部になっているんじゃないの?
 例え生きていくための処世術から始まったとしても、
 それが自分の心の一部になっているなら、
 それは優しさと呼んでもいいものだと思うけど、
 違うのかな?* ] 

(280) 2021/06/08(Tue) 22時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ いつか、炭蔵君に話したことを思い出した。>>1:265

 「これが正解だ」って押し付ける人もいる。
 「これが正解なのになぜやらない」
 「これが正解なのになぜできない」
 そんな風に強要する人も、いる。

 その話に、具体的なイメージなんて、ないはずだった。
 でも違った。
 あれは、私の父だった。
 私は父から、強要されていると感じていた。
 優しくないと思ってた。
 自分勝手だと、思ってた。思ってたんだ。

 だけどそう思ったとして、
 どうして父に逆らうことができただろう?* ]

(295) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-10教室 ――

[ 自分に自信があるなんて思われていたと知ったら>>307
 多分、私は笑っちゃったと思う。
 私はいつだって自信なんかなかった。
 でもそうね、自信があるふりはしてたかもしれない。
 だとすれば、私のふりも板についたってことかな。
 私は、ただ誠実でありたかっただけだった。
 出来のいいふりをしているだけの私に、
 差し出せるものなんてそれしかないもの ]

(316) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 人に認められたくて、愛されたくて、
 他人の顔色に怯えたことなんてないように見える?
 私は今でもそのためにもがき続けてる ]

(317) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ ムキになっていたのは、柊君のはずだったのに、
 いつの間にかそれは私の方になっていたのかな。>>308
 静かに頷かれて、私はちょっと冷静になった。
 冷静なつもりだけど、必死だったかもしれない、って ]

 ……そうだった、のかな。

[ 私、怒ってたのかな。理不尽だって思ってたのかな。
 わからない。それを認めることには勇気がいる。
 だけど、一つだけわかることがある ]

(318) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 別に比較して、“だから柊君は優しい”って
 思ったわけじゃないよ。
 他の人を不愉快にして喜ぶ人とか、
 身勝手な人とか、優しくない人は色々いるけど、
 そういう極端な人以外は優しいかというと、
 そういうわけじゃないでしょう。

[ 極端じゃない優しくない例って何だろう。
 無関心とか?
 ああ、そうだった。
 私の父は、姉を見限るまで私に対して無関心だった。
 やっぱり私の優しくない像は父に帰結する ]

(319) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……ふふ。でも、柊君のあんな顔、初めて見たかも。

[ 柊君は、いつも機嫌が良さそうな、
 愛想のよい笑みを浮かべていた。
 カーテンを外す時だって、
 浮かない顔はしてたけど、私のことを気遣ってくれた。
 文化祭の時に取り乱した顔を見たことはあったけど、
 あんな怒りを秘めた顔を見たのは初めてだった。
 それすらも、
 制御されたものだったのかもしれないけれど>>264 ]

(320) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 不愉快に思わせたのはごめんなさい。
 不愉快にさせておいて言うことじゃないけど、
 もっとそういう顔、出せばいいのに。
 柊君のそんな顔見ても、
 いつも笑ってなくっても、
 誰も嫌な気持ちになったりなんかしないよ。

[ だから、柊君が息が詰まりそうになることなんて、
 起こらないよ。>>236
 少なくとも、このクラスの人たちは。
 むしろ珍しいものが見れたって興味を持つんじゃない?
 私はそう思うけどな* ]

(321) 2021/06/09(Wed) 00時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……そろそろ、いこっか。
 柊君、この部屋のこと色々考えてくれてありがとう。

[ 柊君のその行動が、
 たとえ柊君の言うように、
 怖がりがゆえのものだとしても>>235
 私が助かったのは事実だもの。
 私には思いつかなかったことばかりなんだから。>>161
 だからお礼を言うのは当然で、
 こればっかりはきちんと受け取ってもらいたいと思う。

 代わりと言っては何だけど、
 休憩所に毛布を運んでおいたお礼は
 素直に受け取ってもいいよ?** ]

(341) 2021/06/09(Wed) 00時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 01時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-10教室 ――

[ 私が頑固で、>>396
 あんなに言い募って、
 あんなにわかってもらおうとしたのは。
 柊君に自分のことを優しいって認めさせようとしたのは。
 きっとそれは、私の中にある、
 打算じみた感情だったのだろうと思う。

 柊君が自分の優しさを
 打算からのものだと思ってるなんて知らない。
 だけど、打算で行動する人間の最たるものは、
 きっと私だと思う。

 出来のいい人間のふりをするために、
 できることを探してばかり。
 床の掃除をして、毛布を運んで、
 これ見よがしに頼りになる優等生を演じようとしてる。
 私なんて、全然頼りにならないのに。
 頑張っても頑張っても、目指すものには届かないのに ]

(484) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 他の人に機嫌よく過ごしてもらうための気遣いが
 優しさでないのなら、
 私のこの行動はどうなるの?
 浅ましくて、醜い、自分を取り繕うためだけの努力。
 それに名をつけるとしたら、
 きっと、薄っぺらな見栄というのだろう ]

(485) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ そんな私のことを、
 きっとまたデリケートな場所に触れたせいで、
 柊君の眉を下げさせた私のことを、>>396
 柊君はいい子と言うから笑ってしまう。>>397
 私はこんなに浅ましいのに ]

 私は、いい子じゃないよ。
 でもそうか、「誰も」はちょっと分母が広すぎたかな。
 「このクラスの人たちは」くらいにしとく?

[ 「優しい」と言われて否定する柊君に、
 「いい子」と言われて否定する私。
 お互い否定してばっかりだなって、
 私はやっぱりちょっと笑っちゃう ]

(486) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ いつも頑張ってる。>>398
 その言葉も、否定すべきものだった。
 私のしていることは、
 本来なら努力などいらないはずのことだから。
 出来のいい人間なら、努力なんかしなくても、
 息をするより自然にできるはずのことだから。

 でも、出来のいい人間のふりをしているだけの私は、
 頑張らないと、できなくて。
 そっか、やっぱり頑張ってるの、バレちゃってるかー。
 ……なんだか、そんな気持ち ]

(487) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 続く言葉の返答には、少し迷った。
 だけど、柊君のデリケートな部分に触れたのなら、
 私のことにも触れないとフェアじゃない気がした ]

 ……そうだね。
 そんなこと言われたら、
 ちょっと途方に暮れるかもしれない。
 でも多分その理由は、
 柊君の想像してるような理由じゃない。

[ 今までずっとそんな風に生きてきたから、
 どうしたらいいのか戸惑う。
 そんな理由じゃなかった。
 そんな理由なら良かったな ]

(488) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 私がそんなことを言われる日が来るとすれば、
 それは私が見限られて、捨てられたってことだから、
 見放された後、
 どうやって生きてけばいいのかわからない、かな。 

[ だって、そうだもの。
 見限られるその日まで、きっと私は努力を強いられる。
 頑張らなくていいなんて、そんな言葉をもらえる日が
 来るわけがない。
 今でも私は、求められた場所に遥か届かないのだもの ]

(491) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ ああ、少ししゃべりすぎたかもしれない。
 でもここまで来たら今更かな。
 だから、私は柊君の私は優しいっていう指摘に>>400
 苦く笑って首を横に振る ]

 私はね、そういう風にしなきゃいけないの。
 頑張って、親切にして、みんなのことを気にかけて、
 力になろうとするような人間であることを、
 求められてるの。

[ 言ってから、なんかこの言い方だと、
 すごく自意識過剰みたいに聞こえる?って気づく。
 だから、言い直した ]

(493) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……命令されてるの。
 「優しくない人」に。

[ これ、大した愚痴だと思うんだけど、>>401
 親近感湧いたかな?
 ドン引きされるだけのような気がしちゃうな ]

(496) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 だからね、自分のためであっても、
 他の人が機嫌よくしてると気が楽っていう柊君、
 いいと思うよ。
 私はね、他の人のために頑張らないと、
 捨てられちゃうかもって思いながら頑張ってるんだもん。
 ね?ヒドいでしょ?

[ ふふって笑った。笑わないと話せないよこんなこと。
 それから、はい、この話おしまい!って。
 いつぞやの鳩羽君みたいに、
 今度こそ上手に空気変えられたかな。

 最後はお互い笑って10組から出られたから、>>402
 多分それで良かった* ]

(497) 2021/06/09(Wed) 18時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 18時半頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 現在:3-9教室 ――

[ そうして、私は一つ隣の自分のクラスに戻ってきた。
 教室にいた面々に、ただいまって声をかけながら、
 真っすぐに向かったのは黒板。
 チョークを手に取る。

 ・休憩所に体育のマットと毛布が運んであります
 ・女子は保健室を使わせてもらえると助かります

 毛布を運んだお礼を言ってもらったけど、>>402
 マットを運ぶ方が絶対大変だった。>>105
 私って本当ヒドい。
 チョークを置いて、指先を払いながら、
 黒板に書かれた連絡事項を眺めて、
 綿見さんの作ったクレープ、>>254
 私も食べていいのかなとか考えた ]

(509) 2021/06/09(Wed) 20時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ それから、
 あ、そうだった。教室を出る時に書いた伝言
 消しておかなきゃって思って、それに気づく。
 私の伝言の横に書かれた、芽衣からの返事。>>350
 思わず目を丸くして、芽衣の方に振り返った ]

 昼過ぎにお弁当は食べたよ。
 晩ごはんは忘れてた。

[ 廊下を拭いたり泊まる段取りをしたりする合間に、
 お弁当を食べた。
 私がいつもお弁当を持ってくること、芽衣は知ってる。
 今日ももちろん例外ではなく、私は母の作ってくれた
 お弁当を持参していた。
 でもそうだった、泊まる段取りをしてる途中で、
 あんな騒ぎが起こって、
 晩ごはんのことすっかり忘れてた。
 家では食べられないようなジャンクなもの、
 食べるチャンスだったかもしれなかったね* ]

(510) 2021/06/09(Wed) 20時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 20時頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 回想:文化祭打ち上げ ――

[ クラスの様子が見れて楽しかった。>>480
 その言葉には、きっと私への配慮もあったと思う。
 でも「その中に自分がいないことは寂しくなかった?」
 なんて聞くのは無粋にもほどがあるし
 なにより無神経すぎる。
 だから、私はその言葉をありがたく受け取って、笑った ]

 ありがとう。
 だったら嬉しい。

[ これでも、文化祭広報が始まった直後に比べたら、
 写真の腕もあげたんだよ、とか。
 客引き3人組の写真なかなか良かったでしょ?>>1:166
 あれ、向井君も入ってるバージョンを
 グルチャに送ったけど見た?とか。
 そんな話をしてたからかな。
 私があまり写ってないことに
 気づかれちゃったのかも>>481 ]

(540) 2021/06/09(Wed) 21時半頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 私はいいよって言いかけて、気が変わった。
 文化祭にほとんど参加できなかった樫樹君。
 準備期間はともかく、文化祭当日に写った写真は、
 きっと少ない。
 だったら ]

 一緒に写ってくれる?

[ 文化祭当日の、樫樹君の写った写真。
 それが一枚増えるなら、いいかなって* ]

(541) 2021/06/09(Wed) 21時半頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 21時半頃


【人】 明仄∴暁星 クロエ


  [ それは、私にとって死に近づくことじゃなくて、
   むしろ、生きていくために必要なことだった ]
 

(542) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 少し先の話:真夜中 ――

[ 正直、泊まることになるのは予想外だった。
 家に帰ってからにしようと思ってたのに、
 予定が狂っちゃった。
 みんなが寝静まった夜更け、
 私はそっとベッドから抜け出す。
 物音を立てないようにしたつもりだけど、
 もしも誰かに気づかれてしまったら、
 ちょっとお手洗いに入ってくるって囁いた ]

(543) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 廊下に出たら、カッターナイフが嫌でも目に入る。
 でも、床に落ちているものを使うのは
 やっぱり抵抗があったから、私は購買に向かった。
 私は上履きの底の強度を信用してるけど、
 あまり物音を立てないように、
 極力カッターナイフを踏まないように床を選んで ]

(544) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 最初からそのつもりだったから、
 ちゃんと制服のポケットに財布は入れてあった。
 目当てのものを手にレジに向かうと
 買ったもののメモやお金がカウンターに置かれていた。
 さすがにメモは残せなくて、
 私は小銭だけ追加する。
 ここはどうやら現実じゃないみたいだから、
 お金を払う必要があるのかは、
 正直もうよくわからなかったけど、
 番代さんに万引きは良くないと言っておいて、
 支払わないわけにもいかないでしょう ]

(545) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 購買の近くの空き教室に入って、明かりをつける。
 ドアはもちろんきちんとしめた。
 椅子に座って、左袖を少し捲る。
 
 私、死ぬつもりなんかない。
 むしろ、生きていくために必要なの。
 だから、私の手首に刻まれているのは、
 手首の皺みたいな線。
 3年分のそれは、皺にしてはだいぶ数が多いけど。
 これでも、あまり増えないようにしてるんだけどな。
 同じ線をなぞるように気を付ける、とか。

 カッターナイフの刃を出して、
 いつものように手首に滑らせた* ]

(546) 2021/06/09(Wed) 22時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

 ―― 少し前:3-10教室 ――

[ どこかこちらを揶揄するようだった柊君の顔が>>548
 神妙な顔に変わっていく。>>551
 だから私、やっぱりドン引きさせちゃったなって思った。
 思わず左手首に手が伸びかけて、
 だけど、違ってた ]

 いっしょ?

[ 今度はこちらがオウム返し。>>548
 ドン引き案件だと思ったのに。
 まさか共感されるだなんて思ってなかった ]

(605) 2021/06/09(Wed) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ 見限られたくなくて、
 捨てられるのが怖くて、
 そうしないと生きていけない。>>552
 柊君の言葉は、私には心当たりがありすぎる ]

 一緒だね。

[ 一緒の私たちは、多分同じ種類の笑みを浮かべてた。
 私たちは、同じだと思った。
 ただ、求められていたものの種類がちょっと違っただけ ]

 早く、大人になりたいね。
 大人になったら、見限られたって捨てられたって、
 自分で別の場所を見つけて生きていけるかもしれない。

[ 求められているのが絶対に達成不可能な目標でも、
 いくら理不尽だって思っても、
 今の私には、他に生きていける場所がない ]

(606) 2021/06/09(Wed) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ


 ……じゃあ、柊君も
 自分のこと「悪い子」なんて言わないでよ。

[ ヒドいって自分のことを笑った私に、
 柊君は必死なだけだって言葉をくれたから、>>553
 私は柊君の言葉の方を否定させてもらうよ>>552 ]

 約束する。私は、ありのままの柊君を嫌わない。

[ 私の感情に、私の約束に、
 どれだけ意味があるかなんて私にはわからない。
 柊君にとっては、
 あってもなくても変わらないかもしれない。

 それでも、私は約束するよ。
 きっと、柊君のためじゃなく、私自身のために。
 だって私たちの背負うものはきっと一緒だったから* ]

(607) 2021/06/09(Wed) 23時頃

【人】 明仄∴暁星 クロエ

[ ただ、一つだけ違うとすれば、
 柊君は求められた人間らしく振舞うことができたけど、
 私は要求に追いつけなかった。
 スペックが足りてなかった。
 
 それだけ、って言ってしまえばそれまでだけど、
 その差って、どうなのかなあ……?* ]

(617) 2021/06/09(Wed) 23時頃

明仄∴暁星 クロエは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 23時半頃


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