26 卒業試験の共存試験【R18ペア】
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[繰り出した爪は僅かに逸れて、ナルミと名乗った彼の袖を裂く。 ほつれた糸が爪に絡んで、なぜだか縛られるのを連想した。]
ああ、これはとんだ失態を。 怪我はないかい?
[肌に届いた感触はなかったから、傷がついたとしても血が滲むほどではないだろう。 それでも気遣う言葉を唇に乗せる。]
(4) 2023/07/21(Fri) 00時頃
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[絡んだ糸を外そうとする彼の手が指に触れる。 もっと触れてみたいと思わせる手だった。 しっとりと肌に馴染むようで、温かい。]
服を駄目にしてしまったね。 お詫びに新しい服を用意したい。 ホテルに部屋を取っているのだけれども、 来てくれるかい?
[せっかくなら一歩踏み込もうと、部屋へ誘う。 これは多分、逃すと後悔する出会いだ。**]
(5) 2023/07/21(Fri) 00時頃
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[絡んだ糸を外す彼の手付きは繊細で丁寧で、ずっと見ていたいと思わせる。 今からでも、もっと絡まってみたいくらいだ。
一礼した彼に誘いを向ければ、控えめな辞退の言葉が返る。 けれど、拒絶の色合いではない。 一度の誘いで承諾するのを恥とする謙遜の文化を心得ているとみた。 つまり、彼も乗り気だということだ。
……というのはこちらの欲目かもしれないが、彼からは何かしら親密さに似たなにかを感じるのは確かだった。 以前から知っているような、 会ったという以上のなにかがあるような、]
(8) 2023/07/21(Fri) 09時半頃
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構わないよ。私がそうしたいんだ。 このまま帰したとあっては、私の心が収まらない。
おいで。
[誘いの言葉と共に手を伸ばす。 柔らかな物言いの中に、拒否を認めない傲慢さも滲ませて、改めて彼を誘った。**]
(9) 2023/07/21(Fri) 09時半頃
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[手を取ってくれるようなことはなかったが、彼もまんざらでもない様子で同道を承諾する。 彼は彼でなにか思惑がありそうな気がしたけれども、構うことはなかった。]
捕まえておかないと、消えてしまいそうだったから、 ……なんてね。
[手を引っ込める代わりに、反対の手に持った煙管をふかす。 僅かに隠匿の魔力帯びた煙がふたりを包み込んだ。 ここは禁煙だなどと無粋なことを言う輩もいない。]
(12) 2023/07/21(Fri) 22時頃
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君に合う酒があると良いけれども。 やはりワインがいいかな。 もっと強い酒が好みかい?
[当然のように彼を先に立たせてエレベーターへ向かう。 どのみちエレベーターホールにはよく訓練されたボーイがいるから、向かう階に迷うことはない。 目的の階に着けば、フロアに常駐しているコンシェルジュが先導し、ドアを開けた。
部屋の中に入り、重い扉が閉まれば、他の者の気配はない。]
(13) 2023/07/21(Fri) 22時頃
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さて、先に脱ぐかい? それとも乾杯が先?
[聞きながらも、部屋のミニバーへ足を向ける。*]
(14) 2023/07/21(Fri) 22時頃
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おや。 君を雇うとは、目の肥えた雇い主だね。 機会があれば話してみたいものだ。
[雇い主から直接引き抜いても良い。 そんな意図を言葉の端に匂わせる。]
島は海よりも闇に閉ざされているようだよ。 曰くありげな品々に、魑魅魍魎もおののく参加者たち。 人間のひとりふたり消えても、驚かないよ。
[浮かべた微笑は、それこそ闇を纏う。]
(17) 2023/07/21(Fri) 23時頃
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[逸る心のままに危うく出かかった本性を収め、棚からロックグラスを取り出す。]
船乗りたちにあやかって、海を見ながらグラスを傾けたいという趣向かい? 開けてくれても構わないよ。 普段は外を見る習慣がないのでね。
[厚いカーテンが掛かったままの窓に、彼が首を傾げる。 彼が外を見たいのならと、開けるよう促した。 カーテンはそのまま日除けだったり、防諜のためだったりするけれども、煙の漂っている今ならカーテンがなくとも外からはあまり見えないだろう。]
(18) 2023/07/21(Fri) 23時頃
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地上からでも、シルエットくらいは見えるかな。 何をしているか、見せつけてみるかい?
[氷とダークラムを注いだグラスを窓際のテーブルに置き、そのまま手を彼の首筋に伸ばす。*]
(19) 2023/07/21(Fri) 23時頃
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律儀なのだね。 良い素質を持っている。
[仕事中に鞍替えはしないと宣言した彼に賞賛の言葉をかける。 ただ、待てと言われたのは商談だけなので、他は待たないつもりだ。]
風景より美術品より、 ひとを見ている方が面白い。
これほど愛おしくて美しい生き物も他にいないよ。
[開け放たれた硝子に、室内の様子は映らない。 視界を邪魔しない、良い素材を使っている。]
(23) 2023/07/22(Sat) 00時頃
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君も、ずっと見ていたい相手だ。 さて、知人に似ていたか、行きずりの誰かか、 確かめてみるには、もう少し知り合わないと。
[導かれた手が彼の胸元に触れる。 スーツのボタンが爪に掛かって、ひとつふたつと弾け飛んだ。**]
(24) 2023/07/22(Sat) 00時頃
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まだ噂のレベルだけれどもね。 興味を惹かれないかい? こんな場所で取引される"芸術品"だなんて。
[水を向けられて、何とは言わずとも同意する。]
――信じるかい? 私もこの手のオークションに出品されてみた事があるのだけれど、
あれはなかなか……良かった。
[秘め事のように囁いて、声を落とした分距離を縮める。]
(27) 2023/07/22(Sat) 09時頃
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[眉をひそめた顔もまた良い。 同時に、やはりどこかで同じ顔をみた気がする。 それほど昔のことではない。せいぜい数十年かそこらの間だ。
吸ってみればすぐ思い出すだろうか。]
行きずりは嫌かい? 私も、もっと深い関係になりたいと思っているよ。
[両手を彼の肩に滑らせてスーツを開き、囁きの距離からさらに耳元へと顔を寄せる。*]
(28) 2023/07/22(Sat) 09時頃
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[出品された話は彼の意表を突けたらしい。 驚いた顔を引き出せて嬉しい。]
なにが寄り道か本命かは分からないものだよ。 飾り物より実用のものに美しさを感じることもある。
おっと…
[耳元で囁くのを、彼の手が押し戻そうとする。 その動きのなかに鋭いものを感じ取って、反射的に守りの手を上げていた。]
(31) 2023/07/22(Sat) 22時頃
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[彼の手刀を手首で受ける。 柔らかく引いて衝撃を殺したが、なお骨に響くものがあった。]
いいものを持ってるね。 ますます欲しい。
[その一撃を賞賛しながら、彼の手首を掴みにかかる。 スーツごと後ろ手に押さえ込んで、襲ってしまおうという目論見だ。*]
(32) 2023/07/22(Sat) 22時頃
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[手刀を受けた瞬間、彼の瞳に喜びのようななにかが走るのを見る。 彼は触れあうほどぶつかり合うほどに心を開いていくタイプの人間だろうか。
なら、持って回った駆け引きよりも、直接押した方がいい。 身体に心が付いてくることもある。 きっと彼もそうだ。]
(35) 2023/07/23(Sun) 00時頃
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[彼が人間の範疇を守って動いていることなどつゆ知らず、こちらは徐々に本性を顕しつつあった。 抵抗されればなおさら燃え上がるというもの。]
謙遜することはないよ。 君の存在そのものが私の興味を引いてやまない。
金満家らしく金で買ってもいいのだけれど、 君はお気に召さないだろう?
もっとわかりやすい方にしよう。
[思わぬ強さで振り払われて、彼を捕まえ損ねる。 代わりではないけれど、スーツの袖を引きちぎった。 もはや修復不可能なそれを捨てて、微笑む。]
(36) 2023/07/23(Sun) 00時頃
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ますます君が欲しくなってきた。
[風を巻いて彼の横へと回り込む。 そこからシャツの襟に手を伸ばした。
ついでにそれも引き剥いでしまおうと。*]
(37) 2023/07/23(Sun) 00時頃
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[人外の技に驚愕を見せつつも、彼の行動は果断だ。 いきなり撃つあたり、荒事にも慣れている。 果断な彼もまた愛しい。
人間の速さであれば、相手の指が引き金に掛かるのを見てからでさえ簡単に躱せる。けれども彼の思いをすべて避けるのも惜しい気がして、右の掌で1発受けてみた。
とはいえ拳銃弾程度、当たったところで痛くもない。 聖性付与されていれば話は別だけれども。]
(41) 2023/07/23(Sun) 01時頃
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過去がどうあれ、今の君に記憶は塗り替えられているよ。 今宵出会う為に、これまでがあったのだろう。
忘れられない夜にするとも。
[銃弾を受けた後はそのままに、ボタンの糸が絡んだ爪を自分の唇に乗せる。 舌先と唇で糸を啄み、ぷっと吹いて飛ばした。
そして、改めて彼を手に入れるべく、ゆったりと歩み寄る。*]
(42) 2023/07/23(Sun) 01時頃
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私かい? ただの商売人だよ。今はね。
[悔しげな彼の表情にもそそられるものがあった。 もっといろいろな顔を見たい。 欲望に忠実に、真っ直ぐ彼を求めて歩み寄る。]
スーツを交換するなら、他もすべて合わせるべきだろう? まずはすべて脱いでもらわないと。
[戯れ言と本気の半々くらいでそんなことを言う。 もちろん脱いだら当然すべきこともあるけれど。]
(46) 2023/07/23(Sun) 09時半頃
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[銃口を向けられても、脅威には感じなかった。 先ほど受けた弾も、今は抜け落ちてどこかへ行っている。 だから、引き金に掛かった指に力が入った時にも、顔の前に手を翳しただけだった。
けれども、初弾が胸を射貫いた瞬間、認識が覆される。 衝撃と痛みが身体を叩き、思考が驚愕で硬直する。]
……っ
[それでも反射的に闇の衣を展開したが、銃弾は薄い守りをも貫いてきた。]
(47) 2023/07/23(Sun) 09時半頃
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――ああ …
[何発もの銃弾を受けてよろめき、膝を落とす。 俯いた口から嘆息のような声が零れた。 硝煙と血の匂いが混じり合って嗅覚を満たしていく。*]
(48) 2023/07/23(Sun) 09時半頃
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[薄い刃を手にした彼が、触れあう位置まで近づいてくる。 先ほどの無力な人間の姿は欠片もない。]
それがおまえの本質かい?
[上げた顔もまた赤く染まっている。 頬を抉った銃弾が眼鏡を弾き飛ばし、炯々と赤く光る瞳を露わにしていた。 流れた血に、背を支える彼の腕に興奮している。 欲しいと告げる彼の眼差しに、血が燃え立つよう。]
(51) 2023/07/23(Sun) 13時頃
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[視線が絡めば、すなわち邪視へと繋がる。 相手の動きを止める凝視が、完全に効かずとも良かった。 ごく短い間でも、彼の動きを止められればそれでいい。
自ら狩られやすくするかのように首を伸ばして彼に顔を寄せる。 警戒されるだろう首筋ではなく、唇を求めた。 牙を掛けて浅く裂いてしまう心づもりで。
同時に、刃を握った彼の腕に不可視の力を向けた。 片手間の技だったから魔物相手では振り払われるだろうが、時間は稼げる。*]
(52) 2023/07/23(Sun) 13時半頃
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