人狼議事


10 冷たい校舎村9

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視点: 人


【人】 真向一気 シンイチ


[ 思わず両手で耳を塞いだ。]
 

(26) 2021/06/08(Tue) 00時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・2階廊下 ──

[ 急に大きい音がするから。
 音というか、人間の声だった。
 ……ということは慎一にもわかる。

 それから、聞き慣れたチャイムの音。
 規則正しく鳴るはずの音。

 規則正しいものって慎一は好き。
 そのはずなのに、今ばかりは落ち着かない。
 なんで? ってまた頭をよぎる。

 だって、今はもう夜だった。]
 

(27) 2021/06/08(Tue) 00時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ そうっと慎一は両手を下ろし、
 それから恐る恐る慎重に歩き出す。

 せわしなく周囲を見回していたら、
 足元の確認が疎かになっていた。

 裸足につっかけたままだった上履き。
 踵にピリッとした痛みが走って、
 そのときはじめて変化に気がつく。>>6

 さっきまで、こんなになかったはずだ。
 さっきまで、剥き出しの刃なんてなかった。]
 

(28) 2021/06/08(Tue) 00時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ヒッと小さく息をのんで、
 慎一はひどく顔をゆがめている。

 皮膚のほんの表面をなぞった程度の、
 浅い、浅い切り傷を視認して、泣きたくなる。

 精神世界。九重の言葉を思い出す。
 これが誰かの心の中だというなら、
 かわいそう、というか、悲しいな。

 泣きたい。から、ひとりでいるべきなのに、
 慎一は今無性にみんなの顔が見たい。
 どこにいるんだろう。誰の居場所も知らない。

 だから、3年9組の教室のあるほうへ歩いてく。**]
 

(29) 2021/06/08(Tue) 00時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 00時半頃


【人】 真向一気 シンイチ


[ うん。
 今にも泣きだしそうな顔を隠す間もなく、
 向井慎一はそこにいる。見つけられる。>>44]
 

(92) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・2階廊下 ──


  ユーガ。
  かかと、切った……、


[ ひっかき傷程度にね。
 というか、猫に引っかかれたほうが、
 よっぽど深い傷ができると思う。

 でも、今にも泣きだしそうな、
 あるいは呆然としたような感じで、
 慎一はやってきた委員長に報告をする。

 気にしないでほしい。
 不穏で大きな音がして、
 鋭いものを踏んづけて、
 ちょっとびっくりしているだけだから。]
 

(93) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ しきりに何かを指先でなぞって、
 気分を落ち着かせるだけの時間もなかった。
 だから──まあ理由なんてそれだけ。

 成長したって言ったって、
 慎一は昔も今もずっと些細なことで溺れる。
 どうでもいいことで泣きだしそうになる。
 それを息ごと飲み込む術を覚えただけ。
 たまに、飲み込むことすらできなくなるけど。

 まあでも、一回泣いちゃえば落ち着くかもね。
 そっちも一回泣いとかなくて大丈夫?
 ……とは、慎一は聞いたりしないんだけど。]
 

(94) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 別にため息のつもりもないんだけど、
 慎一はよく息を詰めてるから、
 ため込んで吐き出して「はあ」って言う。

 声をかけてきた男の方を見るけど、
 前髪が重たくっていけない。

 その下で泣きそうだったりしない?
 声が震えていたりはしない?
 しないんだろうなって慎一は思う。
 勝手にそう信じている。
 君が炭蔵祐駕だから。

 だから、震えを押し殺した声で言う。
 慎一もなるだけ表に出さないようにと。]
 

(95) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  そ、それに、声……
  声したから……、


[ 別に声の主を探してたというより、
 慎一が不安だったから、
 みんなの姿を探しただけなんだけど。

 どっちともとれる言い方をして、
 周囲を見回してみれば、
 その場所は見つけられたかな。
 人の声や出入りする音で少し騒がしい。

 慎一は耳ざといほうであるから、
 ふいとそちらに顔だけを向けた。
 歩き出すのは、まだ少し躊躇うように。**]
 

(96) 2021/06/08(Tue) 10時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 10時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・2階廊下 ──


  …………。


[ 「保健室」というワードが聞こえて、>>115
 慎一はとっさに首を横に振っていた。

 騒ぎ立てるほどの怪我じゃないことは、
 慎一が一番よくわかっている。

 ただ驚いただけ。ヘーキヘーキ。
 それを口にできればいいんだけど、
 そこまでの余裕はなかったので、
 ボディランゲージに頼った次第だ。]
 

(143) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……別に慎一だって、
 何も転んで擦り傷を作るたびに、
 こんな顔をしているわけじゃない。

 普段なら「いてー」とか、
 「やっちゃった」って終わらすはずが、

 カッターの刃なんて危険なものが、
 床に無造作にばらまかれていたせいだ。
 それがいつしか増えたりするせい。
 誰かが悲鳴みたいな声を上げるからだ。

 ……つまりこの世界のせいだよ。
 ってことにしたいんだけれど、
 どうやら泣きそうなのは慎一だけだなあ。

 炭蔵も、やってきた黒沢も、>>98
 目に涙をためてるわけでもない。]
 

(144) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ そうこうしているうちに、
 黒沢にも保健室の件が伝わって、
 「怪我したの?」って聞かれて、>>122
 ……平気ですと言うタイミングを失った。

 慎一がもう少し落ち着いていればな。
 炭蔵が「連れて行く」と言う前に、
 「驚いただけです」って言ってれば。

 ……なんでかな。
 そのとき急に少しだけ落ち着いた。
 心の中がすうっと静かになる感じ。

 慎一よりも背の低いふたりが、
 普通に会話をしているのを聞きながら。]
 

(145) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……あーー、うん。
  今度は気ぃつける……。


[ 気を付けてね。かけられた言葉に、>>122
 慎一っぽい返事だったと思うんだけど、
 やっぱり、あんまり元気は出なかった。*]
 

(146) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 頼りになる人たち。ちゃんとした人たち。
 それを目の当たりにするとき、
 慎一の心はときどきすうっと凪いでいく。

 慎一は、誰かに頼りたいんじゃなかった。
 何も誰かを支えに生きたいんでもなくて、

 ……あの目には何が見えているんだろう。]
 

(147) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室へ ──


  ……マジで大した怪我じゃないよ。
  消毒液借りて、バンソーコーもらうだけ。


[ 3年10組を通り過ぎる際、
 慎一は予防線を張るように言う。

 声の震えはほとんどおさまっている。
 明るく元気とまではいかないけれど。

 あの叫び声が気にならないわけじゃない。
 10組から漂うあわただしい空気に、
 通り過ぎながらちらっと中を覗けたなら、
 ナニカにふわっと布が被せられる様子とか、
 そんなものくらいはチラッと見えただろうか。]
 

(148) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ひとりでも平気だよ。

 そんなニュアンスを含ませつつも、
 頭からさっきの悲鳴が離れなくて、
 ふと炭蔵に向けて言葉を吐いてしまう。]


  ……九重が、ここ、
  誰かの頭ん中だって言ってた。


[ まさか騒ぎの中心にいるのが、
 九重──のような人形とは知らず、
 ただ慎一は少し悲しいなって思っただけ。]
 

(149) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  学校が文化祭なのは、
  大事な思い出だから……として、

  カッターナイフが落ちてたり、
  あんな悲鳴が上がったりすんのな、
  ……頭ん中で。かわいそう。


[ そのことを考えると、
 慎一の足取りは余計に重たくなる。

 突っかけた上履きは歩きづらいし、
 地面に擦り付けるようなやり方で、
 不格好に保健室への道を歩いてく。**]
 

(150) 2021/06/08(Tue) 14時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 15時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・2階廊下 ──

[ たしなめられてた。>>162

 おかしいなあ。
 慎一のことは慎一が一番わかるはずなのに。
 淡々と「大丈夫じゃない」と言い聞かされ、
 慎一は保健室に行くことを了承してしまう。

 大丈夫だと思うんだけどなあ。
 本当にたいした怪我じゃないし。
 自分のことくらいは自分でするのに。

 そんなこと考えながらぼんやりと、
 炭蔵と黒沢が役割分担をするように、
 二手に分かれるまでを見ていた。>>163]
 

(200) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一は唐突に思ったりもする。
 文化祭には慎一の役割が、
 わかりやすくあってよかったなあ。]
 

(201) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  見て楽しいモンではなさそ……、


[ ……保健室への道中。
 あとで確認するという言葉に、>>165
 異論はないが憂鬱に相槌を打った。

 布に染み出した赤い色。
 慌ただしく出入りするクラスメート。

 ……どうせあとで見るなら、
 いきなり見つけちゃうよりは、
 心の準備ができてよかった気もする。]
 

(202) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 九重の話。
 ……というよりは、
 慎一がしようとしたのは精神世界の話だった。

 けど、返ってきたのが九重への心配で、>>166
 慎一は一瞬「そうだったっけ」って思う。
 話の内容は覚えてるんだけどな。どんな顔してた?]


  ……ああ、そういえば。
  すぐどっか行っちゃったんだよな。


[ 慎一も思い出して──、
 確かに変だったなあなんて漠然と思う。
 慎一もまさかあの布の下だなんて思わない。]
 

(203) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ かわいそう。

 慎一がこぼした言葉を拾って、
 炭蔵がそれとは別に言い方をする。>>168

 カッターナイフ。叫び声。
 模造紙を切るのに使ったなあとか、
 お化け屋敷から響いてたなあとか、
 なにもそういう話じゃなくって、

 刃物がたくさん散らばってるのは危ないし、
 あの叫び声はまあ、楽しそうではなかったし、
 頭の中がこんな状態になっちゃうんなら、
 そりゃあつらかろうと慎一は思う。

 つらいし、かわいそう。それが誰であっても。
 ここにいるほかのみんなでも。慎一だとしても。]
 

(204) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……持っていきたいのは文化祭だけって、
  メールに書いてあったし、想定外じゃね。

  大事なはずの思い出が、
  なぜかこうなっちゃってるなら、かわいそうだけど。

  ……つか、つらくない人は、
  あんなメール書かないと思う。


[ なので、後者に一票。
 ……なにも多数決じゃないけどね。

 重たい足取りをしながら言葉を紡ぐ。
 時々、5cmほども低い目のあたりを見て、
 ほとんど思ったままを口にしながら、
 保健室の道のりを歩いてく。もたもたと。]
 

(207) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ そこまではよかった。

 漠然とした誰か、としての世界の主の話。
 かわいそう、かわいそうって慎一は言う。

 そこに深い意味なんてない。
 悲しいのもつらいのもかわいそうだ。

 ……ちょっとだけ思うんだけど、
 炭蔵のその思考そのものが、
 人よりも上の立場にいることを、
 自覚したことがある人のソレじゃない?>>168

 ……ああ、いや。
 別にそうだったとしても、
 何も不思議なことはないんだけどさ。]
 

(208) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ なんだか改まったふうに言うなあ。>>169

 慎一はそんなことをぼんやり思ってた。
 「深い話はして来なかった」、うんそうだね。

 慎一は、必要がないと思ったというより、
 しようと思ったことがなかった、だけど。

 楽しい話がはじまる空気じゃないなあって、
 さすがの慎一も身構えはしていたんだけどな。]
 

(209) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……なんでよりによって、
 その言葉を選んじゃうかなあ。]
 

(210) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「それって、送り主探しのための質問?」
 ……って、おどけて聞き返せばよかったかな。

 残念ながらその瞬間に慎一は、
 なんていうか、「あーー……」って感じ。

 言葉にしないほうがいいものもあるんだよ。
 例えば、すうっと頭の中が落ち着いたあと、
 膨らんでくるもやもやとしたものについて。]
 

(211) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……逆に、
  「生きやすそうだなあ!」って人に、
  ユーガ、そういう聞き方すんの?


[ いいんだけどさ。慎一はへらっと笑う。
 ……冗談じゃないんだよなあ。
 炭蔵が冗談を言っているようにも見えない。

 言葉にしたら全部本当になっちゃう。
 認めなきゃいけなくなる気がしてヤなんだけど、
 もう今さらだしなあって慎一は思う。

 それじゃあ、真面目に聞いてるふうだし、
 慎一も真面目に答えるよ。だから聞いてね。]
 

(212) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ずっと生きづらいよ。
  いつも息はしづらい。
  でも仕方ない。それが俺だから。
  生きるなら、それに付き合ってくしかない。


[ ヤだなあ。ふんわりと抱えてたものが、
 言葉にするとはっきり輪郭を帯びるようで。

 少しずつ受け入れてきたつもりなんだけど。
 うまく付き合う術を探してきたつもりだった。

 それでもこう言葉として並べ立てると、
 慎一はなんだか自覚するし考えちゃう。
 なんでこうなんだろう。生きるのは疲れる。]
 

(213) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……たまに思うけどね。
  みんな俺とは違う世界を見てるのかもって。

  ユーガにはどんなふうに見えてんの?
  いろんな音とか光とか情報が、
  一つひとつ順番に流れてきたりでもすんの?

  次にやるべきこととか、
  困ってる人が浮いて見えたりでもする?

  疲れない? 泣いたり、後悔しない?
  なんでうまくできないんだろうって、
  自分自身がしたはずの行動や思考に、
  うんざりしてヤになっちゃうこともない?

 

(214) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……本当に気になるんだ。見てみたかった。
 この世界を、ほかの人の目を通して。

 八つ当たりする気も、責める気もなくって、
 ただ慎一にはずっと不思議だった。

 ほかの人が見ている世界って、
 本当に慎一が見てるのと同じなのかしらん。

 だって、そうでもなきゃ、
 慎一ばっかり泣きたくなる理由がつかない。

 ……「ところで、そちらにお心当たりは?」
 送り主探しであるならそう聞くべきだろうに、
 慎一の頭に、そんな言葉は浮かばなかった。]
 

(215) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……たぶん、君が炭蔵祐駕だったせいだ。*]
 

(216) 2021/06/08(Tue) 19時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 20時頃


真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/08(Tue) 20時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室へ ──


  夕方くらいに一瞬会った。
  あっちの非常階段のとこ。
  それっきり……だけど、


[ 「なんで?」とは聞けなかった。

 鳩羽が九重を知らないかと、
 通りすがりに尋ねてきたときのことだ。>>190

 鳩羽があまりに本気で九重を探してるようで、
 知ることを少し先延ばしにするようにして、
 慎一はその背中を見送ったんだった。]
 

(296) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ さて。メールの送り主の話に戻そう。

 確定させようのない可能性ばっかり。
 炭蔵の並べたふたつを、>>267
 慎一は歩きながら脳内でこねくり回す。]


  ……かもな。
  なんか、やろうと思ってできること、
  じゃないみたいな話だったし……、

  ……たとえば、で済んでほしい話だけど。
  死んじゃおうと思って、メールも送って、
  それでこんなとこいったらすげえビビりそう。


[ 九重からの伝聞として、
 まずひとつめの可能性への返事としよう。]
 

(297) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……だから、
  気づいてなくてもおかしくないんじゃない?

  それに、みんな、
  気づいてたら、教えてくれんじゃねえかな。
  その──、自分だって自覚してたら。


[ さて、これでふたつめの可能性への回答。

 驚かせてゴメン、俺だよ私だよ。
 ……みたいなことを慎一は考えたけど、
 どうだろう。みんながそうとは限らないし。]
 

(298) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 淡々と可能性の話をする炭蔵は、
 慎一には今までどおりにしか見えなかった。

 つまり──、子どもたちの群れの中、
 先頭で。あるいは真ん中で。
 慎一とは異なる意味で異質な存在。

 わかりやすい目印、指標として、
 気づいたときには慎一の視界に、
 完成された形で存在していたもの。]
 

(299) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 肯定ととれる言葉を受けても、>>269
 慎一は「だろうね」と思うばかり。

 ぐちゃぐちゃに散らかって、
 どこに何があるんだかもわからない頭の中、
 その一角を整理していくみたいに言葉にする。]


  そう見えててほしかったんだから、
  ユーガにそう見えてたんならよかった。
  うまくなったろ、取り繕うの。


[ ふふん。とそれだけは得意げに言ってやろう。
 「思い違い」って言われてそれもどうかって?
 まあ、それについては悲しい話なんだけど、]
 

(300) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ホントにちゃんとできりゃよかったけど、
  ……俺はそういうふうにできてねーみたい。


[ 一つ、ひとつと言葉にしていく。
 何かを確認していく作業みたいに。
 言葉にするごとに気持ちは凪いでく。

 はたと炭蔵が立ち止まり両手を広げる。>>271

 広げられた両手の範囲は、
 たぶん慎一が同じことすれば変わらないくらい。

 なんだか子どもみたいな表現をするなって、
 慎一は思って、それが少しだけ愉快だった。]
 

(301) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……そっか。
  当たり前に見えてるわけじゃないんだ。

  なんでもオミトオシみたいな顔してるから、
  千里眼かなにかでも隠してんのかと思った。


[ 大真面目なふうに炭蔵が言うから、>>272
 慎一も、半ば本気でそんな返事をしよう。]


  手の届く範囲に注意を払えるなら、
  ジューブンえらいと思うけどね。


[ ぽつ、ぽつと言葉をこぼしながら、
 ゆっくり歩いていても保健室はもうすぐ。]
 

(302) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 炭蔵がポケットに手を突っ込んで歩く。>>272

 ……案外行儀悪いことするなあ。
 慎一はそうも思うけれど、言わない。

 同じようなテンポで隣を歩いて──、
 「疲れもする」そんな言葉には、
 意外そうな視線を返しておこうか。]


  ……隠すのうまいなあ。
  「悔しい」も「疲れた」も。


[ 見せてくれればよかったのに。とは、
 取り繕ってばかりの慎一は言わないけどさ。]
 

(303) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室 ──


  ……自分でできるんだけど。


[ そして、
 速やかにピンセットを持ち出され、>>274
 慎一はちょっと腰が引けてしまう。

 でも、今くらいはまあいっかって、
 慎一はお言葉に甘えて裸足のままの足を差し出そう。
 ……もちろんその前に一度洗うからちょっと待って。]
 

(304) 2021/06/08(Tue) 23時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 救急箱からバンソーコーを漁りながら、
 世話を焼かれてるのってなんか変な感じ。

 それでさ、その手先を見つめながら、
 疲れもするし悩みもする、
 ひとりのクラスメートとしての炭蔵に聞こう。]


  さっきの話。
  もし、本人に自覚がないとしたら、
  ユーガもさ、「自分かもなあ」とか、思う?


[ その世話焼きな腕に起動ボタンがついてりゃ、
 そんな心配する必要もなかったんだろうけど。*]
 

(305) 2021/06/08(Tue) 23時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 00時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室へ ──


  ンー、でもほら、
  こんなことなってるし、
  ビックリさせてゴメン! って──、
  …………なんねえか、な。


[ なんとなく当たり前に思いかけたのを、
 口にして──炭蔵の反応で保留にした。>>359

 わかんない。慎一なら言う気がしたけど、
 そのあとを考えると言い出せないかも。

 確かに文化祭の思い出が大事なら、
 混じる物騒な異物が想定外なら──、
 なおさら言い出せないかもしれない、とも思う。]
 

(366) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 踏み荒らされる。というより、
 均されるという感じだから気にしないで。

 ぐちゃぐちゃに放置されてた頭の中が、
 整理されて真っ平に。見やすくなるだけ。]


  マジ? 目指しちゃおっかな。
  アドリブきかないから、
  かんぺきに脚本書いてもらわねえと。


[ 慎一のこれは冗談だった。
 にやっと笑って軽口をたたきながら、
 楽観的な将来を語ろうとして──、して、]
 

(367) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  や、でも。ムリムリ。
  もっと単純なものでいいや。


[ あちこち場面が切り替わったら、
 慎一は疲れ果てちゃいそうだしさ。

 慎一のまま何者かになること。
 想像するの、億劫になっちゃって、
 へらっと笑って首を横に振った。]
 

(368) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 見下してくれてても別によかった。
 今さらそんなので傷つくこともないし。>>360

 物理的には真一が見下ろしているワケだしさ。
 ……少々ね。身長の5cmは結構大きな差だけど。

 ……それは冗談としても、
 本当に大丈夫。どんなに遅れを取ってても、
 慎一は慎一なりにがんばってるし、えらい。
 そう思えてるのもえらいって自画自賛する。

 まあ、慎一のほうがそんな感じ。
 今だってひどく不格好に歩きながら、

 ふと差し向けられた問いの意図なんて、
 かんぺきに遠い慎一には汲めないけど。>>361]
 

(369) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……俺にはユーガがそうだったよ。

  疲れてても、悔しがってても、
  ちっともわかんなかったしさ。
  きっと、これからもおんなじ。

  ……あ、でも。
  いちいち過去を掘り返してくる、
  ああいうときのユーガは、嫌い。


[ あとね、
 歩くときはポケットから手を出すべき。
 小学校で習わなかったっけ? なんて、
 些末なことすぎるから見逃してあげよう。
 大事なのは枝葉の部分じゃないんだろう?
 慎一はついそこに囚われてしまうけど。]
 

(370) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……それがプレッシャーで疲れた。
  とか言われたら、ゴメンって感じ。


[ そうじゃないといいなと慎一は思う。

 これに限らず、劣った慎一の存在が、
 誰かの疲れる理由にカウントされてなきゃ。

 ……まあ、どっかではされてるよなあ。
 だから、自分の面倒は自分で見るくらいの、
 努力はしてきたつもりだったんだけれど。]
 

(371) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  もし、それがヤなら、
  たまにはちょっと考えて、
  あ、疲れたなーって顔してくれたら、
  疲れるねーって相槌くらいは打つ……、
  打つと思うよ、気づけたときはさ。


[ 相槌のバリエーションは、
 そのときどきになるかもしれないけど。]
 

(372) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ えらいえらいって、
 慎一が炭蔵に声に出して言ったこと。
 ついさっきまで、なかったでしょ?
 なかったはずだ。たぶん。

 人の話を聞く努力をしてえらいね。
 ちゃんと立とうとしててえらいね。
 自分を取り繕えてて、えらいね。

 そういう対象じゃないと思ってた。
 あたりまえに無意識になんだってできる、
 そういうふうに見える人には言いづらいしさ。]
 

(373) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……なんで今思い出しちゃったんだろう。]
 

(374) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……慎一のなりたかったものの話。

 あの店頭によくいるロボットってのも、
 あながち完全に冗談ってわけでもない。
 屋台の接客は思ったより大変だったしね。

 ハナから決まった対応しか期待されないモノなら、
 慎一はたぶん、もう少しラクだろうなあって思う。

 それかね、水族館にいる魚。
 区切られた箱の中、ぐるぐる泳いで、
 ある日自分よりデカい魚に食われたりする。

 ……あ、いや。深い理由はないよ。
 真一は水族館って好き。年パスも持ってる。
 部活や塾の時間と相談して、ふらっと行って、
 同じ水槽を2時間くらい眺めるのが趣味だった。]
 

(375) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 水槽の中でひたすら同じように、
 すいすいと泳ぎ続ける魚を見るのが好き。
 何の音楽も流れてないイヤホンを両耳にさして、
 ぼうっと水の中を眺めてると、慎一は落ち着く。

 なんの話だっけ。
 そう。明るく元気な高校生らしくない趣味の話。
 誰に見せる気もなかった慎一の一部分。

 ……そうじゃなくて、
 慎一のなりたかったものの話。]
 

(376) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 何になりたい? って話すとき、
 慎一に笑って挙げられるのは、
 人間じゃないなにかばっかり。

 でも、もし本当になんにでもなれるなら、
 慎一はよくできた人間になりたかった。]
 

(377) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 些細なことでいちいち動揺せず、
 日常の情報量にすぐ溺れたりしない。
 自分のことで精一杯にならないで、
 当たり前に他人にも手を伸ばせる、
 ちゃんと完成された人間になりたかった。

 ……ずいぶん高望みかもしれないけど。]
 

(378) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 慎一が水族館の魚を眺めるみたく、
 遠くから様子をうかがってるとき。
 炭蔵祐駕がそういうよくできた存在で、
 外から遠巻きに見てるだけの慎一にも、
 見つけられるくらい異質だったせいだ。

 ……なんていうと責めてるみたいだな。
 つまるところ、到達点、ゴール、とか。
 最終的に行き着くところ。みたいなね。]
 

(379) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ まあ、だから。夢≠ナもいいよ。>>0:929
 慎一は否定もしなかっただろ。訂正はしたけど。

 自分の面倒をようやく見れる気になって、
 でも、他人に目を向ける術もわからなくて、

 ……ほら、炭蔵に限らず委員とか生徒会とか、
 自分以外の何かの面倒みるのが役目だろ。
 そういう、わかりやすい役職を得たら、
 真似事くらいはできるかなって思ったんだけど。

 それで、今。どういうわけか、
 教室の端からでも、ガラス越しってんでもなく、
 机ひとつ分の隔たりさえなく触れられる距離で、
 同じ空間の中で、そいつの旋毛を見ている。]
 

(380) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室 ──

[ 失敬な。慎一もそのくらいの気は回す。
 足は洗ってありました。>>363

 廊下であんな深い話≠オたわりに、
 当たり前に保健室で保健室ぽいことするの、
 なんかちょっと不思議な感じって慎一は思う。

 かかとにできたほんの浅い切り傷。
 それを差し出しながら、
 慎一は炭蔵の上に言葉を降らせている。

 「否定は、しない」そっか。と言いかけて、
 聞き返された問いかけの内容に、一瞬の間。]
 

(381) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……えー、悲しい。
  さみしくて悲しいから、
  ……たぶん泣くけど。


[ ふざけてるように聞こえる?
 これでも慎一は大真面目だった。

 気づけなかった後悔とか、
 救えなかった無力感より先に、
 きっと慎一は、
 その事実が受け入れがたくて、
 わんわんと泣いている。気がする。

 ……よく泣くのバレてるんだから、
 安い涙だなあって言われるかもだけど。]
 

(382) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ああ、あと。
  ……ゴールが見えてないと、
  俺がラクできないし、困るかもな。


[ 完成見本がないと動きづらいんだ。
 はじめの一歩をどこに向けるか、
 それもわかんなくて途方に暮れちゃう。

 これについては意味わかんなけりゃ、
 わかんないままにしててくれていい。]
 

(383) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 熱い友情コールみたいなの、
 パッと出てこない人間でゴメン。
 ふわふわとした答えを返しながら。

 ……それと、
 一足飛びに勝手に想像しないでほしい。>>365
 まだ慎一はどちらとも言ってないじゃないか。

 ……でも実際、想像できちゃうんだよなあ。
 お風呂場でカッターナイフ握りしめて、
 わなわなしてるのとか、似合っちゃって困る。]
 

(384) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ だから答えは似た感じ。
 炭蔵の堅い言葉を水でふやかしたみたいに。]


  ……かもね。
  少なくとも自覚はないけど。


[ 終えられた治療に、「サンキュー」って。
 添えつつ慎一はまだ腰かけたまま、
 いつもと違う角度から炭蔵を見上げてる。]
 

(385) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ああ、でも。
  カッターナイフ。


[ 床にたくさん落ちているものの名称。
 それを口にして、慎一はなんとなく考える。

 あれは、最後に使った道具的な何かだろうか。
 それとももっと別の意味合いを持つものか。]


  あれ、使ったのかなあ。
  あのメール、みんなに送ったあとに。


[ だから落ちてる。と解釈することもできる。]
 

(386) 2021/06/09(Wed) 04時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……試してみる?
  何か思い出すかもよ。


[ 慎一か炭蔵のどちらかが、
 もし本当にメールの送り主ならね。

 ……ああ、でも。
 護身なんか考えなかった慎一は、
 カッターナイフを拾ったりしなかった。

 だから、あながち冗談でもなくそう言って、
 でも、それだけ。刃物を取り出したりしない。

 何もなければ立ち上がって、
 上の様子を見に行ってもいいころかと。**]
 

(387) 2021/06/09(Wed) 04時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 04時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室へ ──

[ 自覚さえあれば名乗り出ただろう2/10。>>412
 まだ過半数には満たないので、
 自覚があるけど黙ってる説も捨てきれず。

 確定させようのない仮定の話から、
 自分たち自身へと話題が移ろったころ。

 得意げな言葉が返ってくるもんだから、
 くつくつと笑ってひとつ指摘してやろう。>>414]
 

(427) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  うまいねえ、嫌味なくらい。
  まあ、俳優目指すんだったら、
  もうちょい表情筋を鍛えれば。


[ もう少し頻繁に声を上げて笑うとかね。

 取り繕うのじゃトントンか劣勢だとしても、
 慎一はそういうの得意だから、
 「俺を見習うといい」なんて、
 ふざけた調子で付け足しながら。

 ……あ、あと助詞に気を付けなよ受験生。
 「ああいうときは=vって慎一は言ったろ。]
 

(428) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「休ませてもらっても──、」>>415
 いったい誰に許しを請うっていうんだろ。

 今日の今日まで知らなかった顔して、
 炭蔵がらしくもなく聞くもんだから、

 慎一もらしくもなく上から目線で、
 落ち着いた調子で返事をしてあげようか。]
 

(429) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  いいよ。許してやりなよ、自分で。
  それを許さない′利なんて、
  ほかの誰も持ってるはずがないし。


[ お休み慣れしてる先輩からのアドバイスだ。
 生き抜くコツは、自分にベタ甘になること。

 それでも不安なら、たまにくらい、
 5cm上から肯定してやってもいいけれど。

 ……そのときムカつきを上回って、>>415
 慎一にほめられたくなったっていうならね!]
 

(430) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……それに、ほかの誰に認められたって、
 自分で許せなきゃどうにもならないと思う。
 どうにもならないから、まあ気を付けてね。]
 

(431) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・保健室 ──

[ 世話を焼かれたいわけじゃなかった。
 自分のことは自分でできるほうが、
 慎一にとって良いはずだった──けど、

 慎一は今、きれいに整理された頭の中身に、
 ほとほと嫌気がさして疲れているから、
 何もできない子みたいに足を差し出しちゃう。

 言葉少なに返される言葉たちに、>>417>>418
 慎一は「そうだよ」とか「さあね」とか、
 ゆるゆると笑ったまま短く返事をする。]
 

(432) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  そうそう、その調子で、
  せいぜい俺にラクさせてくれ。


[ 冗談めかして紡いだ言葉。>>419

 でもこれは本当に冗談だから、
 その背負いがちな癖、抜けばいいよ。]
 

(433) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ さて。

 ほんの思い付きで口にしたモノが、
 当たり前に炭蔵のポケットから登場して、
 慎一はロボットじゃないんだから。と思う。
 ほら、あの青い猫だか狸だかの。>>420

 カチカチと自然な流れで伸ばされた刃。
 見せつけられて、それで──、
 「どう使う?」なんて人に聞いといて、
 炭蔵はそれを自分の手首に当てがった。>>421

 さすがの慎一も──というか、
 しょせんは慎一なのでそれにはびっくり。]
 

(434) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ──ちょっ、ユーガおまえさあ!
  いや、思い切りよすぎ、こわぁ……


[ うっすらって言ったって、>>421
 慎一の踵の傷くらいの深さはあるんでしょ?

 思わず立ち上がって、手首を引っ掴んで、
 その薄い一本線以外はきっと、
 なんにもないであろう皮膚を見つめた。

 びっくりしたので、心臓がばくばくしてる。
 驚かせないでほしい。長い付き合いのくせに。
 炭蔵は平然とカッターナイフを揺らしてる。]
 

(435) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「本当に死んじゃったらどうすんだ」とか、
 慎一の喉元までせりあがってきたんだけれど、

 ……本当に死んじゃうかもしれない。
 って話をしているんだったな、今は。
 そう気づくと言えなくなっちゃって、
 なんだか冷水でもかけられた感じがして、

 無言のまま、視線を炭蔵の手首から、
 ゆらゆらしてるカッターナイフに移した。

 「どう使う?」そう聞かれたんだった。
 揺れてるカッターナイフを右手で取る。
 黙ったままカチカチと刃をしまった。

 シャツとセーターを捲って、
 傷一つない左手首を炭蔵に向ける。
 そこに、もう危なくないソレを当てて、]
 

(436) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……こっちじゃなくて、


[ 真横、水平にカッターナイフを引く。
 刃は出てないから、何色も浮かない。

 それから、また同じように持って、
 今度は縦に、腕を走らせるように下ろす。]
 

(437) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  こう。
  ──って聞いたけど、
  試したことねえからわかんない。


[ 炭蔵の傷はどっちだったんだか。

 刃物のシェアハピは遠慮したので、
 慎一に新しい傷はできない。えらい。

 これでいい? ってふうに、
 カッターナイフを炭蔵に返して、
 ……新しい傷の手当については、まあ。]
 

(438) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ユーガこそ。
  ひとりじゃ消毒できなーいってんなら、
  手伝ってやってもいいけど。


[ あんまりその気じゃないのは、
 口ぶりで伝わっちゃうかもしれない。

 自分でけしかけたくせして、
 慎一はまさか本当にやるなんてって、
 ちょっと怒ったような気持ちでいる。

 なので、せいぜい片手で消毒して、
 不格好にバンソーコーを貼ればいい。]
 

(439) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……見てくるかあ、上。


[ もう少し片していくという炭蔵に、
 慎一はひらりと左手をあげて応えた。

 捲れた袖から覗く手首。
 そこにあるのは浮いた血管と、
 傷ひとつないつるりとした肌だけ。**]
 

(440) 2021/06/09(Wed) 14時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 14時半頃


【人】 真向一気 シンイチ


[ かくして物騒な張り紙の前にいる。>>234]
 

(447) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・3年10組 ──


  注意っつわれても、いや……


[ 気遣いあふるる張り紙を設置し、
 中のことにも対処してくれた人たちが、
 そのお仕事を終えたころだったかな。

 扉の前に立ち尽くし、
 慎一はちょっと困惑しちゃう。

 さっき、通り際に見た赤色。
 布で覆い隠された何か。

 ……が、中には待ち構えてるんだろう。
 いくら不意打ちよりはマシといっても、
 こうも警告されてしまうと尻込みする。]
 

(448) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ とはいえ、足踏みしてても仕方ない。
 だって、ここに「なにか」はあるんだろ。

 注意書きに心の中で感謝しながら、
 意を決して教室の中へと足を踏み入れる。

 尚、ホラーは……、
 ビックリ要素と痛い要素がなければ、
 まあ、なんとか…………?

 苦手なのがわかりきってるから、
 お化け屋敷とかは避けてた。文化祭も。
 だから、ドキドキしちゃうなあ……なんて、]
 

(449) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……冗談めかすような話でもなかったな。

 部屋に足を踏み入れれば、
 中央にこんもりとした塊。

 ……カーテンがかけられてるせいだ。
 それに染み出す赤。ヤなにおい。

 いくらじっと見ててもそれは動かない。
 そのことを確かめてから、恐る恐る、
 ようやくのことでその布に手を伸ばす。]
 

(450) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……鳩羽が九重を探してたなあ。
 つまり、九重ではないはずだな。

 黒沢は見た。鳩羽も見た。
 炭蔵は今ごろお片付け中。

 ……とにかく、願わくば、
 この下に誰もいませんように。

 そんな願掛けをしてから、
 いったん目を瞑って布をめくる。
 隙間から覗きこむようにして見たのは、]
 

(451) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ



  う…………、に、人形。


[ その肘の関節が人の形をしてないこと、
 早々に慎一の視界に入ってくれてよかった。

 裂けた首とか、おびただしい血液とか、
 そういうのにオエッとなりかけながらも、
 かろうじて自分に言い聞かせる。

 これは人間じゃない。人間じゃない。
 九重みたいに見えるけど、ただの人形。

 ……どうして鳩羽が必死で探してたか、
 そのとき慎一はようやくわかった気がする。]
 

(452) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 凝視することを早々に諦めて、
 慎一は元通りソレに布をかけておいた。

 ただのこんもりした塊に戻ったのを見て、
 慎一はこれが何なのか考えだす。
 何が起きて、こうなっているのか。
 いつもの癖みたいに、「なんで?」って。

 探してたってことは、
 少なくとも近くに九重はいなかったんだなあ。

 なんでだろうね。
 ここが誰かの精神世界だっていうなら、
 なんでこんなことになっちゃうんだろ。]
 

(453) 2021/06/09(Wed) 16時頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ なんでかなあ……って。

 ──ふと上を見上げたのが、
 人形の姿勢のせいだったかも定かじゃない。

 ただ、確かに慎一はそのとき上を見て、
 小さく「ひいっ」と悲鳴を漏らした。]


  ……グロだけじゃねーじゃん。


[ オカルトやホラーの注意喚起もほしかった。

 一瞬で爆発しそうになった心臓を抑え、
 とりあえず、また教室にでももどろっか。**]
 

(454) 2021/06/09(Wed) 16時頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 16時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 少し前 ──


  善処って……セージカか。


[ せっかくの上から目線だったのに!

 返ってきたその言葉って、
 はぐらかしたいときの常套句でしょ?>>461
 少なくとも慎一の常識の中ではそう。

 なので、こんにゃろーって具合に、
 一か所だけ言わせてもらったんだっけ。

 そういうときは「ありがとう」とかのが、
 高校生らしくてかわいげがあると思う。
 ……炭蔵に言うのも変な話だな、これ。]
 

(500) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「見返りが欲しい」と、
 冗談とも言い切れないふうに言われて、>>462
 慎一はちょっと笑った。ちゃっかりしてんな。]


  ……いーよ。
  ホントに任されてくれたらな。


[ そんなことありえるかなあ。とか、
 今はあんまり考えずにいておこう。

 慎一はゼンショするとは言わなかった。
 有言実行してくれる気があるなら、
 ジュースと言わず高級アイスだって奢ってやろう。]
 

(501) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 炭蔵に冗談が通じないこと。>>463
 慎一はそりゃあ知ってるけど、
 それとこれとは話が別じゃんか。

 それを言うなら炭蔵だって、
 慎一に配慮して「切りますよー」くらい、
 事前に予告してくれたってよかった。

 ……昔からなんで慎一が泣いてるか、
 わかってないんだっけ。にしてもひどいよ。]
 

(502) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 「深く突き刺せない」>>464
 それっぽい理由を示されて、
 慎一は肯定っぽく笑っておいたけど、

 慎一が知ってるのはそうしたほうが、
 死にやすいらしいってことくらいだった。

 なるほどね、そういうことかあって。
 ひとつ賢くなって保健室を出ていこう。

 足元への注意にわかってるよって、
 ひらひらと左手を振りながら。>>466*]
 

(503) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ つまり慎一はちゃんと学んだ。
 上履きはちゃんと踵まで履くべきってこと。]
 

(504) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在 ──

[ 慎一は一瞬教室に顔を出した。
 「九重、いた?」って恐る恐る尋ねに。

 それから、黒板をざっと眺めて──、
 もうこんな時間なんだなあって時計を見る。

 もう22時近いじゃないか。
 黒板のクレープの文字は魅力的だし、
 寝る場所だって、たぶん必要。
 どこで寝ればいいんだろう。

 慎一にとって必要な情報が、
 そのときどれだけ得られたかはさておき。

 九重の行方と人形について以外にふたつ、
 慎一の頭に特に残るものがある。]
 

(505) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ どうやら食堂は使えるらしい、って推測と、
 たぶん今夜はここに寝泊まりするって予測。]


  ……俺、食堂行ってくる。


[ そこに誰が残っていたとして、
 会話もそこそこに慎一はまた出てく。

 クレープを食べに行くと解釈してもらえれば、
 それも嘘にはならないので構わないんだけど、

 万が一用を聞かれたら、「米を炊く」とだけ。
 ……炊飯タイマー設定できるかなあ。
 それが目下の心配事として残るけど。*]
 

(506) 2021/06/09(Wed) 19時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 19時半頃


真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 20時頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・食堂 ──

[ 冷蔵庫チェックのお時間だった。
 ……いえ、こちらはいたって真面目に。

 慎一は今度は足元によく気を付けて、
 足を引きずるんじゃなく歩いていった。

 ……やっぱり増えてるよなあ、これ。
 明日も増えていたらどうしよう。
 いつか足の踏み場がなくなっちゃったら?

 そもそもいつまでここにいるのか、
 それさえわからない慎一だけれど、
 永遠には続かないような気もしてる。]
 

(511) 2021/06/09(Wed) 20時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ここが死んじゃおうとしたやつの世界なら。

 九重は「生きて帰れることが多い」って言った。
 「多い」……に引っかかる部分はあるけれど、
 それってつまり、そいつが助かるか、死んじゃうか。
 ……って話なんじゃないかなあ。たぶんね。

 そんなことを慎一はぼんやり考えてて、
 そんなことを考えてた自分にちょっと驚いた。

 いつもより少しだけ思考がクリアだ。
 ……あるいは、「ヤだな」みたいな感情が鈍い。

 なんで? なんでだろうなあ。なんて、
 自分でうっすらとわかりかけてること、
 わざとらしく考えてたら、食堂の扉の目の前だった。]
 

(512) 2021/06/09(Wed) 20時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ここで夜を明かすというなら、
 慎一は朝ごはんの準備をしなくっちゃ。]
 

(513) 2021/06/09(Wed) 20時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ クレープの材料はあったみたい。
 だから……牛乳、卵はあるんだろう。
 綿見が使い切っていないといいなあ。

 食堂なんだから、米くらいはあるだろう。
 ヨーグルトは……購買にあったっけ。

 三食きっちり食べる派の慎一だから、
 おなかはちゃんと減っていた。

 牛乳と卵を探すため開いた冷蔵庫から、
 おかず系のクレープをひとつ取った。>>141

 お行儀悪くそれをかじりながら、
 炊飯器の類を探して食堂を物色したりして。*]
 

(514) 2021/06/09(Wed) 20時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 20時半頃


【人】 真向一気 シンイチ


[ クレープ片手にふらふらしてた。
 あんときみたいって慎一は思う。
 ……文化祭のあとの打ち上げ。]
 

(570) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 回想・打ち上げ ──


  ……カミサマもたぶん、
  別ンとこで忙しかったんだよ。
  そのぶんそのうち埋め合わせあるって!


[ へらっとつくられた笑顔がどこかぎこちなくて、
 おー、よしよしってしたくなっちゃうな。>>479

 18歳の慎一はそんなことしないけど、
 カミサマなんて当てになんないからなあ。

 口先では調子のいいことを言いながら、
 きっと明日も明後日も生きづらい友人に、
 せめて好きなジュースかお菓子でも、
 慎一が買ってきてやればよかったと思った。]
 

(572) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……あ。なんだっけ。
 樫樹はなにが好きなんだったっけ。

 もし慎一が気の利く男で、
 「樫樹が階段から落ちたらしい!」
 「でも打ち上げには来るらしい!」って時点で、
 なにかそういうことを思いついたとして、
 買い出しに行ったときに何か手に取れたかな。

 迷わず何かを手に取れるほど、
 君のことちゃんと見ていられたかな。

 ……浮かびかけた思考は、
 悪気なさそうな労いの言葉に遮られた。]
 

(574) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ……えー、ヘーキヘーキ。
  暮石の作った秘密兵器もあったから。


[ そりゃあもうバッチリ……、
 一瞬頬がこわばりかけたのを堪えて、
 いつもみたいに、へらへらと笑う。

 右手にはかじりかけのクレープ。
 左手はポケットに突っ込んで、行儀が悪い。

 ポケットの中で硬貨の縁をひっかいて。
 じっじっじって。短い爪をひっかけてる。]
 

(576) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ



  ──っていうかリツ、
  ちゃんと目玉クレープ食った?
  食っとけよ、一回は。な?


[ 今持ってるクレープらしかぬ形のそれは、
 たぶん……というか絶対に違うよね!

 そうっと話題をすげ替えて、
 ほら。きれいな浅瀬で水遊びしてよう。*]
 

(577) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ

 ── 現在・食堂 ──


  ……うま。デカ。


[ 静かな食堂でクレープを咀嚼している。
 もうほとんど食べきっちゃった。
 慎一がひとりで2個食ってもいいかな。

 目の前には家のとはずいぶん勝手が違う、
 たぶん、なんか、すげーーー量が炊ける、
 でーっかい炊飯器……だよね……でけー。
 慎一の家はなんせ7人ぎゅう詰めだから、
 そこそこ大きいの見慣れてる気でいた。

 幸いなことにタイマー機能はあるみたい。
 朝6時。自分の起床時間に炊けるように、
 慎一は粛々と自分が生きるための準備をする。]
 

(578) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 寝床は休憩室だよってメモ、>>509
 慎一は見ることができたんだっけ。

 ……なんにせよ、寝れないだろうな。
 いつもと違うから、慎一は寝れない。

 だから守れる手順を守らなきゃ。
 ひとつでも多く。息がしやすいように。

 そうやって自分の機嫌を取るのが、
 18年間で慎一はだいぶじょうずになった。

 自分の機嫌を取るために、
 明日の自分の気持ちが波立たないように、
 今も群れをはずれて米を炊いてる。]
 

(580) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ 楽しい≠ニラク≠ェ、
 本当の意味で両立できたらよかった。

 でも、そういうわけにもいかないから、
 付き合いきれないなあって慎一は思う。*]
 

(581) 2021/06/09(Wed) 22時半頃

真向一気 シンイチは、メモを貼った。

2021/06/09(Wed) 22時半頃


【人】 真向一気 シンイチ

 ── 夜・休憩室 ──

[ 休憩室には毛布が運び込まれてて、
 つまりここで寝なさいってことだった。

 はじめはいい子に横になったんだけど、
 ……案の定、慎一はちっとも寝付けない。

 被った毛布から慣れないにおいがする。
 いつもよりだだっ広い部屋の空気に、
 すぐ近くにある他人の気配。寝れない。

 与えられた毛布の端っこを、
 指先でもてあそんでいる夜だった。
 ……うるさくはしないから許してほしい。]
 

(618) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ ……うるさくは、しなかったはずだ。

 そのうちに慎一はするりと寝床を抜けて、
 人の気配のしない校舎の中を歩いていく。

 そのまま、3年9組の教室まで歩いてって、
 じっと、自分の席から窓の外を眺めてた。
 それが落ち着くと昼のうちに学んだから。

 上体を机に預けて、机の角を撫でながら、
 変わってく空の色と舞い続ける雪を見る。]
 

(621) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

【人】 真向一気 シンイチ


[ …………そんな夜だった。*]
 

(623) 2021/06/09(Wed) 23時半頃

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