人狼議事


14 冷たい校舎村10

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【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

 

  …………。


[何が起きたか把握できず。
とりあえず廊下へと一歩踏み出した俺の足先に、
何かが当たった。
下を見れば、何の変哲もないただの卵がひとつ。>>2


  こんなもん、さっきあったっけ……?


[周囲を見直せば、華やかな文化祭の飾りに混じって
カラフルな卵がいくつか転がっていた。
怪訝な顔をしながら、片腕で暗幕を抱え直し、
ひとまず拾い上げようと手を伸ばした、その時。]

(198) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  「なんで───みたいにできないの?」

 

(199) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[その声に、拾った卵を取り落した。
廊下に落ちた卵は簡単に割れたが、中身はからっぽ。]


  ……今のは、


[残ったのは何の色も塗られていない、真っ白な卵の殻。
一瞬聞こえた声は、幻だったのか。
卵の声が耳の奥にこびりつき、指先が冷えていく感覚。
突っ立ったまま、足が動かない。]

(200) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

[ふと、どこかで重そうなものが落ちる物音が聞こえ。
続いて微かに、ざわつく何人かの声がした。

内容までは聞こえない。
それでも卵から聞こえたのと違うそれに、しばらく耳を傾け。
ゆっくりゆっくり、息を吸って、吐きだした。

暗幕を抱え直し、身体が動くのを確認して。
敢えて卵を見ないようにしながら、
俺はまだ若干重い足を動かして、その場から離れた。*]

(201) 2021/11/09(Tue) 23時頃

卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 23時頃


【人】 泥炭採り ユンカー

オレがやらなきゃ

オレがただの人だって、バレちまう

(202) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 泥炭採り ユンカー

 血、拭こうかって。

[詳しい説明はせず、モップを使う真似をして、倉庫のある方角を指さす。
この血の出所。
その話を耳にすれば。]

 へへっ、ただのマネキンなんだろ?
 虎次郎もそのうち出てくるって、なぁ?

[その言葉端は、ほんの僅かに震えていて。]

 誰も居なくならねえって、言ったもんな?

(203) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 泥炭採り ユンカー

みんな

       みんな


  俺の前から、消えちまう。

(204) 2021/11/09(Tue) 23時頃

【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 回想・一寸先は闇な将来 ――

[ 和歌奈ちゃんは笑ってたけど、>>1:412
 やっぱりあたしは宇宙なんてピンと来ない。
 星空を見上げて自分の卑小さを痛感する
 ……なーんてこともない。
 キレーだなー流れ星ないかなーって思うだけだ。

 例えばの話、和歌奈ちゃんが星空に没頭したのが
 逃避のためだったと知ったとしても、
 やっぱりあたし、すごいなーって思ったと思う。
 天文学に逃げ場を見つけようなんて発想、
 やっぱりあたしにはないもんねえ。
 あたしはなんとなしに学校の勉強頑張ってただけだった ]

(205) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ あたしとは違うなあ、って思ったのに、
 続く言葉にあたしは瞬く。
 でも、言われてみれば、確かに。
 天文学をお仕事に結びつけるのは狭き門って感じがする。
 プラネタリウムに就職するとかさ。
 まあそれでも大学で勉強したいことがあるっていうのは
 羨ましいんだけどね。

 口をつぐんだあたしに、和歌奈ちゃんが続けたのは、
 就職の話じゃなく、未来の話。
 和歌奈ちゃんの選んだ言葉があたしは引っかかって、
 つい、尋ねちゃったんだけど ]

 ……そう?そっかー。

[ 考えすぎだったのかな。
 「ひとりになりたい」は
 「独り立ちしたい」だったらしい。>>1:413
 そっかそっかってあたしは頷いたけど、
 でもね、やっぱりちょっとだけ引っかかってた ]

(206) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 「はやくひとりになりたいなあ」>>0:593
 その言葉になんだかすごく心がこもってた気がしたから。
 「家を出たいなあ」でも
 「一人暮らししたいなあ」でもない、
 「ひとりになりたい」
 和歌奈ちゃんがその言葉を選んだことに、
 何か意味がある気がしたから ]

(207) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ 面倒見のいい和歌奈ちゃんは、
 相談には乗るよって言ってくれる。>>1:415
 あたし、笑ってお礼を言った。
 まだちょっとべしょっとしてたけど ]

 ありがとー。
 多分、進学するとは思うんだけど、
 やりたいこととか勉強したいことっていうのが
 コレ!っていうのが思いつかなくてさー。
 進路指導室とか行ってみるつもりだけど、
 またアドバイスあったらちょうだいー。

[ 別にあたしは就職でも全然いいんだけど、
 きっと両親はあたしに進学してほしいと思うからさ。
 多分あたしは進学することになるんだろうと思う。
 だけど、どうやって大学を選べばいいのか、
 まださっぱりわかんないんだよね ]

(208) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ へらーっと笑ってたあたしは、
 和歌奈ちゃんが掴まれたと思ったことも、
 掴み返したいと思ったことにも、
 もちろん全然気づいてなかったし、

 心当たりを聞き返されていたとしても、>>1:411
 この時はメールの送り主が9人の中にいるとは
 夢にも思っていなかったものだから、>>1:400
 全然わっかんない!!って返したと思う。
 荒木君に疑問提起された後なら?>>1:437>>5>>6
 みんながいるところだったら、
 すっとぼけたんだろうな。
 じゃあ、和歌奈ちゃんと2人っきりだったら?
 ……どうだろうね? ]*

(209) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ

── 1F教室 ──

[ひとまず、暗幕を抱えたままだし。
3年1組の教室に戻れば誰かいるかもしれないと、
廊下を歩いていれば。
一つの教室から話し声が聞こえてきた。]


  誰かいるのか?


[扉の開いた隙間から、顔を出して声を掛ける。
そこには古香と夏見がいただろうか。
呑気に声をかけた、そのすぐ後。

二人の制服が赤く染まってることに気づき、
動揺に赤塗れの等身大人形が目に入り。
ぎょっとした拍子に腕が緩み、暗幕が足元に滑り落ちた。]

(210) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 卐黒帝會卐 ハルミチ



  ……なぁ。
  これ、どういう状況なんだ?


[さっき立ち寄ったお化け屋敷にも
あんな人形は使われてなかったはずだ。

さっきの悲鳴といいチャイムといい、卵といい。
更に不気味さを増す校内に眉を潜めながら、
この状況を問いかけてみた。*]

(211) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……そうか。

[>>203血を拭こうとしていると聞けば、
掃除用具を取りに行くところだったのだろう。
じゃあ、さっきの現場は見たのだろうな、と察しがつく。]

 俺も、そう思う。

[虎次郎がいなくなったわけじゃない、と。
雄火に同意した俺の言葉も、僅かに震えていた。
もう、心の底からそう信じられるわけじゃあない。]

(212) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


 ……掃除、お前がやんなくてもいいだろ。
 こんなおかしな状況なんだし、放っといて休めって。

 掃除してもしなくても、何も変わんねえと思う。

[校舎の掃除をするなどと、まるで日常の学校生活みたいじゃないか。
そう感じて、雄火に率直に伝える。

混乱するのはわかる。だから責めるつもりも何もない。
もし心が疲弊しているなら、休むのも立派な選択だという意味合いで。*]

(213) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

卐黒帝會卐 ハルミチは、メモを貼った。

2021/11/09(Tue) 23時半頃


【人】 七星拳 ナツミ

 ―― 現在・1F教室 ――

[ 入口の方からよく知ってる声がして、>>210
 あたしはナイスタイミング!って振り返った ]

 荒木君!
 ちょーどお呼び出ししようと思ってたとこだったー!
 ……あ。

[ あ、そうだ。今あたしたち血まみれだった。
 ばさばさばさーっと暗幕が落ちていく音に、
 あたし「やっちゃったなー」って顔をする ]

(214) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ 甘いばっかりでも、ときどき渋くても、
 うちにしびれるほどの毒を秘めていたとしても、
 わたしは好きだよ。君たちのことも、わたしのことも。]
 

(215) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ

[ どういう状況?って聞かれて>>211
 あたしは路子ちゃんと顔を見合せたと思う。
 えーっと ]

 悲鳴が聞こえて、現場に駆け付けたら、
 日食君にそっくりなマネキンが、
 血だまりでし……倒れてたんだ。
 そのままにはできないから、ここまで運んできたの。

[ 死んでたって言いかけて、なんとなく言い直しちゃった。
 それからもう一回路子ちゃんと顔を見合わせて ]

(216) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 七星拳 ナツミ


 石頭君は日食君を探しに行ったよ。
 ……けどあたしと路子ちゃんは、
 日食君がマネキンになったんだと思ってる。
 暗幕、掛けてあげたくてさ。
 荒木君を呼ぼうと思ってたんだ。
 来てくれて、よかった。

[ クラスメイトがマネキンになったって言われて、
 納得できるもんなのかな?
 でも、そうとしか説明しようがないんだよ! ]*

(217) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ

 ── 現在・1階教室 ──

[ 見方を変えれば、そう。
 今のわたしたちにはかわいい猫ちゃんより、
 暗がりのおばけ役が適職だろう。>>181

 そういえば、先ほど見たエレベーター、
 それ以外にもシャワーや放送室や諸々、
 校内設備は問題なく使えるのだろうか。

 確認していなかったなあと頭の隅で考える。]
 

(218) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  例外はなににでもあるからねえ。

  ……わたしはねえ、
  多くの場合とか、半数以上はって言われたら、
  それなら大丈夫だって思うことにしてるよー

  大丈夫。
  わたしツイてるし、勘もよく当たるから。


[ 知ってるでしょーとわたしは言う。>>182
 あのとき張ったヤマは、
 勘といえる代物ではなかったかもしれないけれど。]
 

(219) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ なっちんは殊更明るく、
 わたしの心配を否定して笑った。>>183

 その笑顔に嘘偽りはなさそうで、
 その言葉を疑ったわけではない。

 半日程度の時間の間に起きた心変わりに、
 わたしも、くすくすと笑みを漏らして言う。]
 

(220) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  なっちんはー、
  明るくて元気でそそっかしくてー
  そのうえ強がりだから、心配。

  でも、そんなとこもかわいくて、好きだよ。


[ いなくならないでほしいよ。
 そんな思いをめいっぱい込めて。]
 

(221) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  そんななっちんだから、
  わたしが無理やり押し入っちゃうわけだ。


[ なっちんの微妙な表情にも構わず、>>186
 わたしはいつもみたいに悪戯っぽく笑った。]


  だから、そこのほんの隅っこにでも、
  わたしが存在しているなら、
  わたしはねー、すごく光栄だよ。

  だからね、いつもじゃなくていいから、
  なにかの拍子に思い出してほしいなあ。
  わたしが君の力になりたがってること。

 

(222) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ずかずかと君のこころに押し入って、
 わたしはそこを退く気もさらさらない。
 ずいぶん賑やかになっただろう、君の内側は。

 いなくなってほしくないから、
 甘やかしてしまおうと言っているのに、
 なっちんの申し出はなんだか奇妙だった。>>188
 君のこころの中、と仮定したんだろうに。でも、]


  あはー、わたし、
  甘やかされるのだーいすき。
  ……知らなかった?


[ わたし、充分に甘やかされてると思うけど、
 さらにというなら受け取らない手はない。
 あっけらかんと言いながらスカートで手を拭く。]
 

(223) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ



  ……さて、
  問題は山積みだけど、
  なにから片付けようかねえ。

  コジローのこと、教室に書いてくる。
  なっちんは? 先シャワー行ってていいよ。


[ これからの行動を確認したところだった。
 聞き覚えのある声にわたしは振り返る。>>210
 どさりとなにかを取り落とすのが見える。]
 

(224) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

【人】 季節巡回 こころ


[ ……そうだった。
 わたしたち血みどろガールズ。
 眉を顰めるハルミチーに、なっちんが説く。>>216]


  ……帰ったんじゃないかなあ。
  コジローは、元の世界に。
  遺書の送り主じゃなかったんだと思う。


[ 信じることにした仮説を付け足して。
 一通りのことはきちんと説明するから、
 その取り落とした暗幕を一枚貸してほしい。*]
 

(225) 2021/11/09(Tue) 23時半頃

季節巡回 こころは、メモを貼った。

2021/11/10(Wed) 00時頃


【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ

— 回想:破談の後 —

 ユイは、いませんか。

[どうしても納得のいかなかった俺は、彼女の自宅を訪ねた。
インターホン越しに用件を伝えれば、
家政婦さんが淡々とした声で、今は留守にしていますと答えてくる。

日を改めて、これで5回目だ。
嘘に決まってる。
この時間はいつも家にいることを、俺はよく知っている。

会いたくないという意思表示。分かり切っていた。
それでもしつこく訪ねてくる俺に、向こうもそろそろ呆れているらしい。]

(226) 2021/11/10(Wed) 00時頃

【人】 頭蓋骨と骨 ヘイタロウ


「あのぉ、本当に困りますので。
 これ以上は然るべきところに相談させてもらうと、旦那様が……。」

[家政婦さんが申し訳なさそうに切り出してきた。
ユイの父親のこともよく知っている。
尋ねるたびに歓迎してくれて、「社長さんによろしく」と言っていたのに、
縁が切れてからはもう、こんな扱いに変わるのかと。

俺たちの婚約は、会社同士の関係を結ぶものでしかなかった。]

(227) 2021/11/10(Wed) 00時頃

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