23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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―― 2階図書室(少し前) >>39――
[天井のスピーカーから、いや上階から、ピアノの旋律が零れ落ちてきた。 防音設備が機能していないのか、聞き慣れた音源の優しい音色より、随分力強く響いてくる。]
……桐野だ。
[傍で聞きたいとお願いしたのは、その手を見ていたかったから。奏者の手はきっと、自分の足の肉刺と同じ、努力のあかし。桐野の筋肉は正直物足りないけれど、その手は、称賛の対象になると思う。]
[慌ただしく机を押しやって出来た空間で、曲が終わらぬ内に踊り出した。]
(114) 2023/04/24(Mon) 16時頃
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[プログラム5番 鷹羽虹乃 『エリーゼのために』
会場に響くアナウンスの幻聴が耳奥でこだまする。 五年前に滑ったプログラムだけれど、シーズン中は何百回と繰り返し聞くのだ。身体は勝手に動いた。 大きなリンクでなく地上で舞うそれは、バレエに似ている。スリーターン、スピン、鷹の翼のように両腕を広げたスパイラル。
観客は居ない。――否、カメラの向こうにいると知っている。 悪趣味な舞台を仕組んだ者たちまで、魅せてやろうと挑む心地で。
スタンディングオベーションは望めないと知っていても。最後の一音まで、演じきった。**]
―― 回想・了 ――
(115) 2023/04/24(Mon) 16時頃
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─ 1階・用務員室 ─
[雨を振り切るように小走りで校舎に向かう。 屋根の下に逃れたところで確認すると、野々花からの返信が届いていた。手早く約束を取り付ける。
到着は予想通り、俺の方が先だった。]
今のうちに家探しでもしてましょっかねえ。 言うて"使える"もんがあるとも思えねえけど。
[味気の無いスチールデスクにキャスター付の椅子。畳敷きの小上がりの隅には、如何にもな煎餅布団が一組畳まれている。……女の子を呼び出すには不適切な場所だったかな。まあいいか。気付かなかったことにしよう。
然程気も入れずに見て回りながら、のんびりと待った。]
(116) 2023/04/24(Mon) 16時半頃
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ニジノは、ヤマトのLINEをブロックしようか真剣に悩んでいる。
2023/04/24(Mon) 17時頃
ニジノは、NGワードが増えた。**
2023/04/24(Mon) 17時頃
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[ふと思い付いて、何件かLINEを送る。
この端末の出し入れもすっかり馴染んでしまった。 リアルな空間の中で、最もリアルでない現象。
まあ食事や排泄の必要がないことも違和感ではあるが、空腹などを感じなければ気になるものでもない。 それでいて身体を繋げられる仕様はご丁寧に用意されていることに関しては、非常に思うところがあるのだったが。]
…………2日目、か。
(117) 2023/04/24(Mon) 17時頃
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ニジノは、LINE画面を見ながら、指を震わせている。
2023/04/24(Mon) 17時頃
キリノは、何故だかわからないが、ニジノが心配になってきた。
2023/04/24(Mon) 17時頃
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―― 1階・用務員室 ――
[校舎の階段を降り、廊下を急ぐ。 指定の部屋に着くと、中に気配がある。 数度ノックをした。]
……鮫島先輩? 野々花です。 [声をかけ、招きがあるならそのまま中へ。]
(118) 2023/04/24(Mon) 17時半頃
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ニジノは、7ペナ、8ペナ、とカウント中。
2023/04/24(Mon) 17時半頃
サメジマは、不穏な空気を察知した。
2023/04/24(Mon) 17時半頃
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>>118 [遠慮がちなノックに続いて、声が掛けられる。 開けちゃっていいのに、律儀だな。くすりと笑って、戸を開いて招き入れる。]
椅子1個しかないし、使ってよ。
[勧めて、上がり框に腰を下ろした。]
最初に謝っておこうと思って。
ゲームが始まる直前にさ、 リアルの連絡先交換、打診してくれたじゃん。
あれ、はぐらかしてごめんね。
俺さあ、同期させてないんだよね。 つか今リアルでスマホ持ってねんだわ。 解約したから。
(119) 2023/04/24(Mon) 17時半頃
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ありがとう。 雨、降っちゃった ね。
[扉を開けてくれたので、ひとつ頭を下げて室内へ。 用務員室に入るのは初めてで、物珍し気に周囲見回しながら勧められた椅子に腰かけ]
…そうだったんですか。それで。 解約してしまうと、今だと不便じゃない です? あ、わたしも、高校に入るまで持ってなかったので、 なくても何とかなるかな…?
そうすると、連絡取れませんね…残念。
(120) 2023/04/24(Mon) 17時半頃
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ニジノは、他のLINEの返信をいったん止めて、流れてくる文字を追う。100行越えるかな。
2023/04/24(Mon) 17時半頃
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>>120 バイトの連絡なんかは プリペイドの携帯で用が足りるからさ。
調べ物ある時はネカフェ行くし。 割かし快適よ? 情報に振り回されなくて済むし。
[持ってるとつい弄っちゃうよね、と手首の一振りで端末を呼んで、すぐにまた消す。]
そういや、願いを入力しろみたいな アナウンス流れてたっけ。
ノノカちゃんはもう決まってんの?
(121) 2023/04/24(Mon) 17時半頃
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[言われてみれば代替になるものが多い。頷きつつ。]
ゲームも、画面と睨めっこしている時間が 思った以上に多くて…… 楽しいこともあるんだけど。
[鮫島先輩の手から出ては消える端末を目で追った。 願いについての問いは、何度目かのデジャヴ。]
アナウンスあったのに、わたし入力忘れてます。 …というか……今の時点で入れられるような ものじゃなくて、実は困っちゃってるの。
[用務員室に来る直前にか、キルロイさんから届いたLINE。 その返答にも少し繋がる…と 頭の隅で思いつつ、 困ったように眉を下げた。]
持ち帰って考えられるものだとばかり……
(122) 2023/04/24(Mon) 18時頃
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ニジノは、ヤマトLINEをブロックした。咄嗟に。
2023/04/24(Mon) 18時頃
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>>122 [話している間もずっと、野々花の唇は常にふわりと持ち上げられていた。オレンジ色のパーカーが目に鮮やかで、頷いたり、僅かに持ち上がったりする腕の動きに合わせて視線が追ってしまう。]
そうなんだ?
俺の話した何人かは、内容までは聞いてないけど 予め決めて来たってのが多かったからちょっと意外。
俺自身もそうだったしさ。
……そうだった、ってのは、まあ、 今になって考え直す必要が出て来たからなんだけど。
(123) 2023/04/24(Mon) 18時頃
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ニジノは、素数を数えて落ち着こう……。**
2023/04/24(Mon) 18時頃
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―2F:図書室―
[玄関口でぱらぱら振る小雨の音をBGMに しばし微睡んでいた。 明滅する通知。幾つかLINEを返して、階段を上る。
>>73 そこに彼女はまだいただろうか。 少女Aが消えた今、まだ会っていない最後の一人。**]
(124) 2023/04/24(Mon) 18時半頃
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[考え込まないで話せているおかげか、 普段より饒舌になっている気がする。 或いは鮫島先輩の纏う雰囲気や、 会話のリズムがそうさせているのかもしれない]
強い望みがあるから参加する、 って人が多いかも、こういうゲーム なら。
……うん。鮫島先輩はそうだと思ってました。 なんて言うのかしら…… 『自分』がある? っていうのかな…?
……心境の変化があった?
[気になる言い回しに、自然、身を乗り出してしまった。]
(125) 2023/04/24(Mon) 18時半頃
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>>125 [片手を上げて断って、さっき消したばかりの端末を操作する。すぐに済ませてから、やっぱ弄っちゃうよね、とはにかんだ。]
……心境の変化、は残念ながらまだで。 本当はこんなの捨てられたら良かったんだけど。
…………。
ちょっとね、気になる話を聞いちゃって。 考え方を根本的に変えないといけないかもしれない。
[手ぶらになった手を、膝の上できつく組み合わせた。]
…………ノノカちゃんはさ、 どうしてこのゲームに参加しようと思ったのか、
聞いてもいいかな?
(126) 2023/04/24(Mon) 18時半頃
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んっ……。
[VRの中でも、眠る事もあるのね。]
[どの位眠っていたのだろう。 目を覚まして、身を起こせば、かけられていたらしいシャツがパサリと落ちる。 傍には、シャツを脱いだ状態の桐野の姿。
シャツが落ちたその下から出てきたのは、乱れた制服。]
きゃっ!!
[慌てて制服を直し、ありがとうと言ってシャツを返す。 勿論、顔は真っ赤だ。] [可愛かった>>113と言われたら、もう限界で。 両手で顔を隠した。
こういう時、何て言えばいいのだろう。言葉が出てこなくて。]
(127) 2023/04/24(Mon) 18時半頃
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鮫島さん? うん。分かったわ。 気を付けてね?
女子……。 私、野々花と話たいと思っていて。
[それは、ニジノともそうだったのだけど。 話したい事があって、でも、女子会が楽しくて時間切れになってしまって、話せなくて。 そのまま、その場を後にしたんだ。]
[彼女とどこかで会えないかと、スマホを表示させたら、来ていたメッセージに、僅か目を見開き。]
私は、火浦さんに会いに行くかも。 そうでなければ、野々花とニジノに連絡を取ってみるわね。
(128) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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……?
[気になる話。 鮫島先輩の言葉が緊張感を帯びた気がして わたしも少し唇を引き締めて、耳を傾ける]
どうして…… ええと、 わたし、姉を亡くしていて。 それ以来、学校に行けなくなってしまって。 リハビリ、みたいな形で勧められたの。 賞金や、望みが叶うらしいということよりは …もちろんそれも大事なんだけど、
歯車外れた「わたし」をどうにかしたい、 だったと思う。…今思えば。
[答えになってる?と小首を傾いだ。]
(129) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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[>>127 仕草がいちいち可愛らしくて 一時も離したくなくなってしまう。]
……そか、女子と居るなら安心しとく。 [重ねて言うが大和は女子換算していた。
サラからシャツを受け取ると、 敷いていた学ランと共に上着を整えて。 彼女の頭を撫で、微笑んだ。]
……身体、辛かったりはない? …ありがと。
じゃあ行くね。サラも気を付けて。*
(130) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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あの。ね。 どこか変だったり、しない?
[立ち上がって、服装とか髪とか、見た目に何かおかしい所が無いか確認してもらい。]
あ、あと。ね。 ……とっても、幸せ、だったの。 だから、ありがとう……。
[って言ったらやっぱりまた、顔が真っ赤になってしまって。 両手で顔を隠したけれど。]
……でも、少し寂しい。 現実の身体に戻ったら、消えてしまうのね。
(131) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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>>129 …………そっか、お姉さんを。
[身内を亡くしてる奴は参加者の中に何人かは存在するだろうと予想していた。「どんな願いも叶えられる権利」と聞いて、それに縋りたい人間は必ずいる。
しかし、野々花は"それ"を望んでいる訳ではないようだ。]
…………リハビリで、だと……? そいつはどういうつもりで──
[思わず溢れた疑問は低く、低く落ちた。]
…………。
……歯車、外れてるみたいには見えないよ。 本の話してくれた時、ちゃんと楽しそうだった。
きっかけがなかっただけで、 ノノカちゃんはちゃんと快復してるんじゃないかな。
(132) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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女子? 大和子?
[玄関での女子会?を思い出していたら。>>130 頭を撫でられて。]
……うん。大丈夫よ。
行ってらっしゃい。
[小さく笑んで手を振り、見送った。]
(133) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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…そう? そう、かな。 それなら嬉しい、です…
[「ちゃんと回復してるんじゃないかな」 その言葉に、背を押された心地になる。 思わずぱっと顔を上げるけれど、 少し前の低い呟きを思い出し]
……え…と。
[本能的に、恐ろしいと感じた。 先輩の知る何かを、問いかけるのが。]
思い違いが、あった……?
(134) 2023/04/24(Mon) 19時頃
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>>134 ────うん。
[一度、瞼を下ろす。 赤は消えていなかったが、それを上書きする何かの片鱗は、燐光のようにちらついて思えた。]
それについては、 もう少し確認したいことがあるんだ。
後でまた連絡する。
[目を開けて立ち上がる。]
あ、一方的に話しちゃったけど、 ノノカちゃんから言っておきたいこととかあった?
(135) 2023/04/24(Mon) 19時半頃
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…――はい。
[後の連絡をと言われれば、 問いを呑み込んで素直にこくんと頷き]
言っておきたいこと…… ってそんな、最後みたいな…
……、なら。 さっきも、少し言ったけど、 やっぱり、縁 無くなっちゃうのは寂しいですよ。 折角会えたのに。
[スマホを持てばいいのに、ということではないし、 それどころの状況ではなさそうでも、やっぱり、 言っておきたいことは言っておこうと、 無理に口許上げて、文句のような態でひとつ。]
(136) 2023/04/24(Mon) 19時半頃
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[一人の音楽室。 離れるのは、本当はちょっと寂しかったけど、それは言わない。]
[玲が触れてくれた感覚が、熱が、まだ私を包んでくれている様な気がして。 一人じゃない気がするから。大丈夫。]
[そしてその場で暫く、メッセージに返信を返していた。*]
(137) 2023/04/24(Mon) 19時半頃
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>>136 [予想していなかった苦情に、目を瞠った。]
…………そ、れは、 ありがとう。
なんつか、光栄です……?
[何故だか敬語になる。]
えっと。 うん、
…………。
わかった。考えとく。
[要領を得ないままもごもごと返して、戸惑ったままに部屋を後にした。]
(138) 2023/04/24(Mon) 19時半頃
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よろしい。
[勝った。みたいににんまりと。]
… なんて。 [出来るか出来ないかは別なのはわかってる]
何かわかったら連絡ください。
[居住まい正して、見送った。 背が見えなくなってから、踵を返して移動を始める。*]
(139) 2023/04/24(Mon) 20時頃
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─ 2F・職員室 ─
[鮫島と連絡を取り、職員室へ。 雑然とした教員たちの机の上。 何か、ゲームの手掛かりになるようなものが無いか? 埃を払いながら、教科書やテスト答案などを 確認してみた。*]
(140) 2023/04/24(Mon) 20時頃
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>>140 [引き摺った動揺に急かされるように、階段をずだだっと駆け上り廊下をずだだっと走り抜ける。]
キリノォオオオオオ!!!!!
[ダァン!]
おっ前…………、
サラちゃんに手ぇ出すとか 神罰が怖くねえのか!?
(141) 2023/04/24(Mon) 20時頃
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ー三階空き教室(約束)ー
[バーチャルスマホを弄りながら少年は教室に入った。ここ数日ーーリアルでは数時間、あまりに色々がありすぎた。本当に大変だった。まだ、ゲームとしては始まったばかりなのに。]
……
[しんどさが込み上げたので、想いを寄せた。 今すぐ逢って、抱き締めたい。 そうしたら、救われるのに。
机に腰掛け、人を待つ。]*
(142) 2023/04/24(Mon) 20時半頃
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[>>141 すごい勢いで入ってきた鮫島の声を聞くと、 顔が赤くなったり青くなったりした。]
……ちょっ、ばッ… ……声が!大きい!!
[口に人差し指を当てて、しーっ!!の仕草をした。]
(143) 2023/04/24(Mon) 20時半頃
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