33 桜森高校同窓会
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[秘密ね、というのには頷いて。 ゲームコーナーから持ち帰って膝に居た🐰を テーブルの上に座らせると、 隣にいる沙羅の頭を引き寄せて、額に口付けた。 酔っているわけではなく通常運転である。]
やっぱり目を離すと心配だなあ… もうずっと一緒にいる。
[と、そこまで言って、 先程沙羅>>63に言われたことを思い出し "……あ。"と小さく呟いた。 しばらく目を閉じ、考えるものの。]
うーん、家族風呂は隣だし、大人しく待ってるか。 何かあったら声出して呼んで。
(87) 2024/02/18(Sun) 00時半頃
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[とは言え、風呂場で失神でもしたら 声も出せないわけなので。 変な物音がしないか注意はしておこうと 心に決める。 これは決して下心で聞き耳を立てるわけではない。]
俺はもう少し休んでから入るから、 沙羅は準備出来たら行っておいで?
[そう言うと、もう一度ぎゅっと引き寄せる。 沙羅の提案を受け入れて別々に入る事にした桐野だが、 他の2組とも一緒に家族風呂に入っていたと知って 壁にパンチする後日談があった──。]*
(88) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[半裸の素肌にぽつぽつ灯る感触も、大型犬に舐め回される夢と重なり、此方もじゃらすようにわしわしなでなで。 ただ、起床した彼の体温が遠ざかると、追い縋るように手を伸ばして空を掴む。数度スカスカと空振りを繰り返し、怪訝そうに目蓋を持ち上げた。]
…………はぇ? 大和はどこ??
[パチパチと瞬きを数度。焦点が結ばれれば、確かにそこに大和の顔はあるのだが、探しているのは犬の方で、何度も問いかける。 その内に、此処がシアトルでないこと、旅行で同室に放り込まれたこと、ついでに昨夜の無体な為打ちまで思い出してきて。]
――――み゛ゃ! おはよう!!
[シャッキリ背を伸ばすも、前面がはだけまくってる痴態に気付くと、すぐに掛布団の巣穴に戻って隠れた。]
(89) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[そうして、沙羅がお風呂に行っている間に スマホの通知をチェックした。 まずはニジノ>>48に。]
💬 『うん、持ち出せる楽器があるかどうか 旅館の人に聞かなきゃだけど。 今日は遅いから、明日確認するよ。 俺は素人なりのピアノだけど、 ニジノの舞?、みんな観たいと思う!
🐰ぬいはいくら増殖してもいいんで ありがたく受け取ります!』
[と、返事をしたものの 本当に楽器が借りられるだろうか? 無理ならリラックスルームに移動するのも 悪くないのかもしれないが。]
(90) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[籠城した布団の塊から、にゅっと手だけ出す。]
スーツケースに着替え入ってるから、 取って。渡して。
ストライプのシャツワンピと、ジーンズ!
…………と、下着……を ……っ、
[言いかけて、58秒沈黙。]
(91) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[それから大和>>62にも。]
💬 『手紙かあ、 本格的にタイムカプセルっぽいな。 もっとも、温泉施設に勝手に埋めて、 途中で掘られたら笑っちゃうけど…
ま、手紙はマストとして、 他に何か入れるもんないか考えてみるよ。』
[送信ボタンを押しつつ、考える。 未来の自分への手紙? 未来の沙羅への手紙? 前者はちょっと考えてしまう、というか 特に言うことがないんだよな…… 真面目に頑張ってるか?とか、そんな処か。
未来の沙羅宛ても、 言う事はひとつしかない、ような気がしている。]**
(92) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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――やっぱり、着替えるから出てってー!!!!
(93) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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家の近くにも源泉かけ流しの 大型の温泉施設があったわよね。街中なのに。 詳しくないけれど、掘ってみると意外と 温泉って湧いたりするのかな……
[なんのことはない、家にも温泉欲しいな、 という他愛もない雑談だった。 とはいえ、何時でも入れるより、たまに来るから 感動できるのかもしれないわねと笑って。 冷茶のリクエストに頷くと、彼のグラスに注いで わたしも隣に腰掛けてお茶で唇を湿らせた。]
おいし。
(94) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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屋上!VRでも屋上は…というか 2階より上に行かなかったから―― 屋上がどんな風だったかは知らなくって。
[行きたい場所を数え上げる彼の言葉に>>78 微笑みながらひとつひとつ頷く。]
もちろん、お土産屋さんも。 さっき通り過ぎたときに色々置いてあるのが見えたから 奏人くんの気に入るものも、見つかるといいわね。
[クルーエル社グッズの想像は未だに頭にあるものの。 何か思い出に残るようなものがあれば 買って帰ってもいいなって思っていて。 そうなればもちろん、宝物入れの仲間入り。]
(95) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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浴衣? ふふ、そう?
[胸元の合わせを直しながら、微笑んだ。]
奏人くんも、似合ってる。 って……旅行に行く度に毎回、思っていることだけど。
[付き合い初めて早4年近く。 旅行にも何度も一緒に行っているし、 浴衣を着るイベントももう何度目かになっている。 それでも、初めての場所に立つたびに新鮮に思えて なんだか眩しいような気持ちになる。 嬉しそうに、瞳をゆるっと細めた。]
(96) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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ええ。あったかくして寝ましょうね。 永年無料の野々花湯たんぽをご使用ください。
[自宅とは違うベッドに ごろんと寝そべって、両腕を伸ばす。 いつものように彼の身体に収まれば 温泉よりも効果は抜群、心まで温まれるはずだ。] おやすみなさい。
[すり、と彼の身体に頬を寄せ就寝の挨拶。 寝入る前に、お休みのキスをひとつ強請って。**]
(97) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[彼の気配が室内から消えるまで、頑としてベッドの中から出るつもりはない。 待って待って、扉の閉まる音が聞こえてから、こそこそ這い出す。密偵のように周囲を窺いつつ。
女の仕度にしては最低限の17分後。
ドライヤー片手に寝癖と奮闘中、「もういいよ」と入室許可を出すのだった。 改めて本日のスケジュールを聞き流しながら、]
…………髭、剃っちゃった?
[少し残念そうに、手を伸ばす。*]
(98) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[寝る前にスマホを確認。>>62>>71 大和くんのメッセージには、彼らしいなって笑顔になる。
手抜かりなく防水は考えてくれていそうだけど 段ボールだと地中で土に還ってしまうかも………? 幼稚園の時に姉と埋めたタイムカプセルの 悲劇を思い出し、一瞬、遠い目になった。
案はとっても素敵だと思うので、了解の意と 「OKです」の札を首に下げる猫スタンプを返信。 こちらでも何か考えられたらいいなと思い、画面を閉じた。**]
(99) 2024/02/18(Sun) 01時頃
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[虹乃がお菓子を作っていたとも、言ってはいけなかったかなと、申し訳ない気持ちになるのだけれど。 ぼかして伝えるにも、私にはこれが精一杯で。 元は虹乃から玲に話をしたので、この位は許容範囲なのだと信じたい。]
[気絶してしまったと言うと、玲は驚いて。 私が話をする間、おでこに手を当てたり、脈拍を測ったりしていた。]
うん。驚いてしまっただけだから、 全然、大丈夫よ。
[出会った時、私は病人で、死の淵にいたからというのも大きいのだろう。 私の身体の事は、とても心配してくれるから、 今日の事を話したら、心配をかけてしまうのも、分かっていたのだけれど。
頭を撫でられると、目を細めて笑んで、ありがとと言った。]
(100) 2024/02/18(Sun) 01時半頃
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[そうして、玲が取った兎のぬいぐるみの行方を視線で追っていると、頭を引き寄せられて、額に口付けを受けて。]
心配してくれるのは嬉しいけれど、 大丈夫よ。
火浦さんとか、玲に会えるの、 多分内心で、とても楽しみにしてると思うし。
[言いながら、くすくすと笑う。 ずっと一緒、と言ってくれるのは嬉しいけれど、玲と時間を過ごしたい人も居るのじゃないかしらと内心で。
ずっと一緒、がお風呂も一緒、の意味だと気付いたのは、続く言葉を聞いてからで。 頬が赤くなってしまったけれど。]
……う、うん。行ってくるわね。
[そう言って、お風呂の準備をすると、部屋を後にして家族風呂へ。]
(101) 2024/02/18(Sun) 01時半頃
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[玲を待たせているし、長風呂をすると心配させてしまいそうなので、ゆっくりはせずにお風呂を済ませて部屋へ戻る。]
お待たせ。 玲も入ってくる?
[身体の調子はどうだろう。酔いは、少しは醒めてきたかな? 様子を伺って、じっと見つめ。]
玲も、何かあったら呼んでね?
[そう、小さく首を傾げて、お風呂に入るなら見送った。]
(102) 2024/02/18(Sun) 01時半頃
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[一人になると、ぽふっとベッドに寝転んで、天井を仰いで。 玲を待つ間、VRの廃校での事に、思いをはせたりしていたのだけれど。 やがて、少しうとうとし始めた。*]
(103) 2024/02/18(Sun) 01時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2024/02/18(Sun) 02時半頃
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[大和とニジノにLINEを送ったり、 サイドテーブル(机)にあった館の案内を見ていると そのうち沙羅が帰ってきた。 温泉の、いつもと違う石けんの香りがする。]
うん。ささっと入って来るね。
[沙羅が着ているのは備え付けの浴衣だろうか。 気にしつつ、タオルと下着、小銭とスマホを持って 家族風呂へ向かった。]
(104) 2024/02/18(Sun) 03時半頃
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[更衣室の張り紙を見ると、ちゃんと温泉のようだった。 風呂の中では眼鏡を外しているので、あまり周囲が見えず 窓から見える夜空を眺めながらのんびりと浸かった。
男一人の風呂などカラスの行水に近く、 15分ほどで出て来たが。 部屋には真っ直ぐ帰らず、階段を降りて 2階奥のゲームコーナーへ行く。 幸い、まだギリギリ稼働しているようだった。
UFOキャッチャーの前に来て、再チャレンジ…… ……ガコンと落ちて来たのは、3]
(105) 2024/02/18(Sun) 03時半頃
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キリノは、うわ、🐺きた!!と誰も居ないゲームコーナーでガッツポーズ
2024/02/18(Sun) 03時半頃
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── 301号室 ──
[部屋に戻ると沙羅はベッドの上、 仰向けに寝ころんでいて。 静かな寝息が聞こえる。どうやら眠ってるようだ。]
あれ? 疲れちゃったのかな。
[くすりと笑って、布団をそっと掛け直した。 寝顔の隣に、つい今しがた獲得した🐺ぬいを差し込む。 その様子を見て、くすりと笑いつつも。]
……ぬいだけ添い寝するのはさすがにズルくない?
[そう呟くと、🐺ぬいと反対側のスペースに潜り込み まんまと、沙羅と同じベッドで眠る事に成功した。 起こさないように前髪を撫でて、額にキスをすると 寝る努力をするため目を瞑る。]**
(106) 2024/02/18(Sun) 04時頃
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― 14日/朝 ―
[玲がお風呂から戻るのを待っている間、いつの間にか寝落ちてしまっていたみたい。 かけ直してくれた布団の中、ぼんやりと瞼を持ち上げると、目に映ったのは、いつもの玲の寝顔ではなくて。]
…………。
…………!!
[それが何かを認識すると、完全に目を覚まして、手に取った。 視線の先、隣のベッドに、玲の姿は無かったけれど、 同じベッドの中、反対側を向いたらその姿があって>>106、小さく安堵の息を吐いて。]
〜〜〜〜〜っ。
[ぎゅーって抱き着きたかったけれど、起こしてしまうので我慢をして。 狼ぬいをぎゅっと抱き締めながら、玲の胸元に、すりすりするだけで我慢した。]
(107) 2024/02/18(Sun) 05時頃
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すきぃ……っ。
[小さく呟いて、少しくっついていたけれど。 上半身を起こすと、玲の頬にそっと口付けた。
そうしてベッドから出ると、水回りは部屋には無かったので、着替えをしてから部屋を出て、顔を洗ったりと身支度を整える。 玲が目を覚ましたのは、どんなタイミングだったかな。] おはよ。 昨夜は、寝落ちてしまったみたいでごめんね。 あと、これ、取ってくれたの……?
[狼ぬいを手に取ると、両手で、口元付近まで持ち上げて問い。 肯定の言葉が返ってきたら、 すごいわね、ありがとう、って狼ぬいをとてもとても嬉しそうに抱き締めた事でしょう。]
(108) 2024/02/18(Sun) 05時半頃
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[それから、玲も身支度を終えた後。 朝食を食べに行く前に、ハンドバッグからリボンで封をした黒い小箱を取り出すと、玲の服をつんつんっと引いて、それを差し出して。]
玲、あのね。これ、バレンタインのチョコなの。 旅行中だし、 家に帰ってからの方が良いかとも思ったのだけど、 やっぱり、当日に贈りたいと思って。 ……貰ってくれる?
いつもありがとう。 だいすき。
[毎年贈っているというのに、やっぱり今年も、贈る時には頬が赤く染まってしまうのでした。**]
(109) 2024/02/18(Sun) 05時半頃
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[どうやら彼女は本日の予定よりも無精髭を生やす少年の方が気になるらしい。顎を撫でられると擽ったそうな顔をした。
まだ剃ってはない。顔をバシャバシャ洗い歯を磨いただけだ。
大体普段朝のルーチンはこう。
起床→トイレ→洗顔歯磨き粉→水を飲む→朝風呂(風呂場で髭を剃る)→朝飯→身支度→出勤
とはいえ旅館では風呂場での髭を剃るわけにはいかないだろう。]
まだ寝惚けてる? 甘えてんのか?
朝飯バイキング行くか?
昨日は貸切に入ったから、今日は露天風呂行ってもいいかと思ってんだよな。 夕方からはみんなでバイキングとキャンプファイヤーだし。
(110) 2024/02/18(Sun) 08時半頃
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[彼女だってまだ完全に部屋を出る準備を終えた訳でもなかろう。お化粧はなくても綺麗だよといつも言ってるがするのかな。
ちなみに少年はまだ露天は裸の混浴と思い込んでいる。 水着はお土産屋に販売しているから問題はないが。
まるで猫をもふるように少年を撫でる彼女を好きにさせたまたあれこれスケジュールを考えて、満足して貰えたら行動を開始しよう。]
そうだ、ニジノも手紙書く? 未来の……旦那様へ? いや自分にかな?
[タイムカプセルに入れる手紙も書かないと。少年はタイムカプセルに入れるアイテムを思い付いていたが、手紙も入れたい。紙とペンは部屋にあるようだ。
彼女がどうするかはお任せし、身支度を終えたら1日を開始しよう。
バレンタインが少年の命日なるかもだが、まだその時は訪れないのか?]*
(111) 2024/02/18(Sun) 08時半頃
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―― 14日:明け方 ――
[眠りに就いてから数時間。 夜明けの気配もない頃合いに、 わたしはそっと室内を抜け出していた。
起こしてしまわないよう、 奏人くんの寝顔を確かめながらそろりと身体を離し 布団の隙間から外気が入らないようにベッドから降りて 音を立てないように……忍び足でドアを閉めた。
廊下に出れば、肩がふるりと震えた。 全館空調はきいていても、窓が多いからか寒さは感じる。 羽織りの上に更にストールを巻いて来て正解だった。]
(112) 2024/02/18(Sun) 10時頃
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[まず、フロントへ降りる。 冷蔵室で保管して貰っていた包みを二つ 受け取って、大事に抱えて家庭科室へ。]
…… ゲームの時は真っ暗で怖かったけど 今はちゃんと廊下にも階段にも灯りが点いているのね。
[旅館として、過ごしやすいように整備されている。 それでも、窓の外は明け方前の薄暗い空の色だったし 人気のない廊下は少し心細く、自然早足になってしまう。 家庭科室の灯りは全灯で点けさせて貰うことにしよう。]
(113) 2024/02/18(Sun) 10時頃
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ちゃんと届いていて良かった。 状態も……うん、大丈夫ね。
あとは、あれと、これと………
[小包の荷ほどきと、必要な材料の準備。 なるべく急いで進めているのは、もちろん V.Dのチョコ――本命チョコの方の準備だ。]
(114) 2024/02/18(Sun) 10時頃
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[大学に入ってから、 同じバイトをずっと続けている。
キャンパスの近くにある、レトロな趣のカフェ。 壮年のマスターがこだわりの一杯や 店内で作った焼き菓子、ケーキを出している。 お客さんは長年通う常連さんであったり 一人で訪れる社会人や大学生が中心で 落ち着いた居心地の良い空間を 気に入って貰えているらしい。 ただ、昨年末にレトロ喫茶特集のTV取材が入り 客足も増え、客層の幅が広がったために 最近は、新メニューを開発中。]
(115) 2024/02/18(Sun) 10時頃
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[回転率が高いわけではないから、 平時はマスターともうひとりいれば十分に回せる。 だから、元々アルバイトはわたしと主婦さんの たった2人しかいなかったのだけど、 最近入った新人のアルバイトくんが接客修行に入ると同時 わたしは暫くスイーツづくり専任を命じられ、 新作の模索に鋭意取り組んでいる。
……最近は、 バレンタインが近いことを名目にお店の設備を借りて 本命チョコの模索の方に力が入っていたのだけど。 奏人くん専用のシークレットメニュー。 もちろん、仕事はきちんとしています。]
(116) 2024/02/18(Sun) 10時頃
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